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【種別】 “[[紅世の徒]]”、[[通称]] 【初出】 XIII巻 【解説】 [[真名>真名(まな)]]は“朧光の衣”(ろうこうのきぬ)、[[炎]]の色は灰白色。 [[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[捜索猟兵>捜索猟兵(イエーガー)]]。白衣の女の姿をしており、どことなく人を食った風な物言いをしていた。 [[オロバス]]と共に[[シュドナイ]]の副官として従軍してきた[[自在師]]で、能力は元より、場の空気を読む周旋の才に長けている点でも重宝されていた。 『[[星黎殿]]』帰還後の作戦会議にも出席していた。使用する自在法は防御用の『[[ニムロデの綺羅]]』。 割と正反対ともいえる性格のオロバスとは、酒保で酒を酌み交わすほどに仲は良い。 [[フレイムヘイズ]]陣営との戦争では、西部戦線の第二軍に従軍し、オロバスの副官として補佐しているが、指揮官自ら突撃して戦うオロバスを、総司令官である[[デカラビア]]と共に諫めていた。 XIX巻で『星黎殿』へ撤退するに当たって、オロバスが撤退中の西部方面各軍の総指揮官となってからも、その役目は変わっていなかった。 テヘラン近郊のイラン軍基地で[[サーレ]]たちの追撃を受けたときには、自身の『ニムロデの綺羅』に途中合流した[[マモン]]の『[[貪恣掌]]』の力を借りて、[[炎弾]]の弾幕をはね除けていた。 [[フレイムヘイズ兵団]]に大勝した後に『星黎殿』に合流した。[[御崎市>御崎市(みさきし)]]決戦では、オロバスとともに井之上原田鉄橋に北部守備隊の陣を張り、『[[大地の四神]]』の一人[[ウェストショア]]と交戦に入った。その後、さらに膨大極まる数の“徒”が遅れて流入してきて以降は、対処にかかり切りになっているウェストショアにオロバスと共に『ニムロデの綺羅』でウェストショアが操る水の干渉を防いで奇襲を仕掛けるが、ウェストショアに上手く捌かれてしまった。 前進しないウェストショアの意図を訝りつつ、戦線は膠着状態に陥った。そして新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造によって戦火が止むと神殿のベルペオルらの元に引き揚げ、オロバスを初めとする他の将兵達と共に『[[天梯]]』を通って新世界へ旅立った。 新世界へ渡り来た後もオロバスと行動を共にしているようで、先の戦争での戦功からオロバスと共に“[[王>紅世の王]]”と認められるようになった。そして、新世界へ渡り来てから一年後の春までの間に“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”から新世界へ渡り来た大量の新来の“徒”たちが結成した集団のなかでも極めて厄介な集団[[[マカベアの兄弟]]]の一派とチェンマイで小競り合いを引き起こしていた。しかし、そこに現れた[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]に共闘を持ちかけられ、オロバスが承知したことで共闘した。しかし、坂井悠二に対しては[[ピルソイン]]ほど明確ではないが少々警戒心を抱いており、[[リベザル]]に自分たちから先に[マカベアの兄弟]と小競り合いを起こしたことを報告しなかったようだ。 新世界へ渡り来てから二年弱、オロバスと共に豪華客船ロード・オブ・ザ・シーズ号を占拠していた人間の武装集団の一部と遭遇し、対処に困っていたオロバスに両手足を折って行動不能にした上で通信機を全部壊しておいてとアドバイスした。そして貴賓室の[[ベルペオル]]の下にオロバスと共に参上し、[マカベアの兄弟]の内部で[真なる神託]という小さな一派が発生し内部抗争を起こしていることを報告した。また、オロバスが軽々しく「人喰い」を口にしたことをベルペオルと共に窘めていた。騒動の終結後、ベルペオルたちと共に[[修復]]と改装の完了した『星黎殿』へ空を飛んで戻っていった。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタは、ソロモンの72柱の悪魔 “射手の公爵”レライエ(Lerajie)と思われる。 序列14番の悪魔で、緑の服を着た狩人で、弓矢を構えて現れると言う。 召喚の際は、味方の傷を癒し、敵の傷を化膿させると言う。 「朧」は、月光が薄ぼんやりと霞んだような様を言う。「光」と一塊と見るべきであろう。「衣」は当然衣服のことであり、それは内側のものをくるみ覆い隠すものを意味する。 真名全体で、「薄ぼんやりと霞んだ光によって内部の本質を覆い隠すもの」という意味だと思われる。自在師である彼女の特性は、欺瞞隠蔽に向いているのかもしれない。 【コメント】 ☆オロバスや[[ストラス]]とも対等に口を聞いてるので、結構古株と思われる。 ☆彼女は[[巡回士>巡回士(ヴァンデラー)]]ではなく[[捜索猟兵>捜索猟兵(イエーガー)]]であることがはっきりした。 ☆炎の色は薄香色ではなかった。この色は上海[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]総本部を襲撃した時の[[封絶>封絶(ふうぜつ)]]の色だった。 ☆↑少なくとも後ろの方で引っ込んでる“徒”に封絶張らせるべきだからな。 ☆↑レライエも描写されてる限りはシュドナイの背後に居るだけだ。後ろで引っ込んでる“徒”とやってる事自体は大差ないから、レライエが張ってもおかしくは無い。 ☆↑大規模な戦闘で封絶を張るのは雑兵レベルの役目なので、指揮官補佐が出来るほど有能なレライエの炎の色が薄香色というのは根拠が怪しくなった。 ☆仮に真名の解釈が正しいとするなら、彼女がシュドナイの[[気配]]を隠していたのかもしれない。そうでなければ、シュドナイほどの“[[王>紅世の王]]”の接近に討ち手たちが気づかないはずはないだろう。 ☆[[[轍>轍(ラット)]]]や[[[狂気の城]]]とも小競り合いを起こしてそうだな。 ☆『ニムロデの綺羅』に色の描写があれば、その時点で炎の色も分かっただろうに……。公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』で判明した。 ☆[[アニメ第3期]]で登場した。 ☆番外編『[[かぐやひめのしゃな]]』では、天人の一人として登場している。 ☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、[[[黒い蛇>祭礼の蛇]]団]の一員として登場している。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、カレー総督[[ドレル>ドレル・クーベリック]]の副官として登場している。
【種別】 “[[紅世の徒]]”、[[通称]] 【初出】 XIII巻 【解説】 [[真名>真名(まな)]]は“朧光の衣”(ろうこうのきぬ)、[[炎]]の色は灰白色。 [[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[捜索猟兵>捜索猟兵(イエーガー)]]。白衣の女の姿をしており、どことなく人を食った風な物言いをしていた。 [[巡回士>巡回士(ヴァンデラー)]][[オロバス]]と共に『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』[[シュドナイ]]の副官として従軍してきた[[自在師]]で、能力は元より、場の空気を読む周旋の才に長けている点でも重宝されていた。 『[[星黎殿]]』帰還後の作戦会議にも出席していた。使用する自在法は防御用の『[[ニムロデの綺羅]]』。 割と正反対ともいえる性格のオロバスとは、酒保で酒を酌み交わすほどに仲は良い。 [[フレイムヘイズ]]陣営との戦争では、西部戦線の第二軍に従軍し、オロバスの副官として補佐しているが、指揮官自ら突撃して戦うオロバスを、総司令官である[[デカラビア]]と共に諫めていた。 XIX巻で『星黎殿』へ撤退するに当たって、オロバスが撤退中の西部方面各軍の総指揮官となってからも、その役目は変わっていなかった。 テヘラン近郊のイラン軍基地で『[[鬼功の繰り手]]』[[サーレ]]たちの追撃を受けたときには、自身の『ニムロデの綺羅』に途中合流した[[マモン]]の『[[貪恣掌]]』の力を借りて、[[炎弾]]の弾幕をはね除けていた。 [[フレイムヘイズ兵団]]に大勝した後に『星黎殿』に合流した。[[御崎市>御崎市(みさきし)]]決戦では、オロバスとともに井之上原田鉄橋に北部守備隊の陣を張り、『[[大地の四神]]』の一人[[ウェストショア]]と交戦に入った。その後、さらに膨大極まる数の“徒”が遅れて流入してきて以降は、対処にかかり切りになっているウェストショアにオロバスと共に『ニムロデの綺羅』でウェストショアが操る水の干渉を防いで奇襲を仕掛けるが、ウェストショアに上手く捌かれてしまった。 前進しないウェストショアの意図を訝りつつ、戦線は膠着状態に陥った。そして新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造によって戦火が止むと神殿のベルペオルらの元に引き揚げ、オロバスを初めとする他の将兵達と共に『[[天梯]]』を通って新世界へ旅立った。 新世界へ渡り来た後もオロバスと行動を共にしているようで、先の戦争での戦功からオロバスと共に“[[王>紅世の王]]”と認められるようになった。そして、新世界へ渡り来てから一年後の春までの間に“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”から新世界へ渡り来た大量の新来の“徒”たちが結成した集団のなかでも極めて厄介な集団[[[マカベアの兄弟]]]の一派とチェンマイで小競り合いを引き起こしていた。しかし、そこに現れた[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]に共闘を持ちかけられ、オロバスが承知したことで共闘した。しかし、坂井悠二に対しては[[ピルソイン]]ほど明確ではないが少々警戒心を抱いており、[[リベザル]]に自分たちから先に[マカベアの兄弟]と小競り合いを起こしたことを報告しなかったようだ。 新世界へ渡り来てから二年弱、オロバスと共に豪華客船『[[ロード・オブ・ザ・シーズ]]』号を占拠していた人間の武装集団の一部と遭遇し、対処に困っていたオロバスに両手足を折って行動不能にした上で通信機を全部壊しておいてとアドバイスした。そして貴賓室の[[ベルペオル]]の下にオロバスと共に参上し、[マカベアの兄弟]の内部で[真なる神託]という小さな一派が発生し内部抗争を起こしていることを報告した。また、オロバスが軽々しく「人喰い」を口にしたことをベルペオルと共に窘めていた。騒動の終結後、ベルペオルたちと共に[[修復]]と改装の完了した『星黎殿』へ空を飛んで戻っていった。 外伝『ローカス』では、ロード・オブ・ザ・シーズ号の戦闘指揮所で行われようとしている『[[両界の嗣子]]』[[ユストゥス]]の御披露目の式典を妨害しようとする“徒”たちへの対処を、LotS統括として対応している。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタは、ソロモンの72柱の悪魔 “射手の公爵”レライエ(Lerajie)と思われる。 序列14番の悪魔で、緑の服を着た狩人で、弓矢を構えて現れると言う。 召喚の際は、味方の傷を癒し、敵の傷を化膿させると言う。 「朧」は、月光が薄ぼんやりと霞んだような様を言う。「光」と一塊と見るべきであろう。「衣」は当然衣服のことであり、それは内側のものをくるみ覆い隠すものを意味する。 真名全体で、「薄ぼんやりと霞んだ光によって内部の本質を覆い隠すもの」という意味だと思われる。自在師である彼女の特性は、欺瞞隠蔽に向いているのかもしれない。 【コメント】 ☆オロバスや[[布告官>布告官(ヘロルト)]][[ストラス]]とも対等に口を聞いてるので、結構古株と思われる。 ☆彼女は[[巡回士>巡回士(ヴァンデラー)]]ではなく[[捜索猟兵>捜索猟兵(イエーガー)]]であることがはっきりした。 ☆炎の色は薄香色ではなかった。この色は上海[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]総本部を襲撃した時に展開された[[封絶>封絶(ふうぜつ)]]の色だった。 ☆↑少なくとも後ろの方で引っ込んでる“徒”に封絶張らせるべきだからな。 ☆↑レライエも描写されてる限りはシュドナイの背後に居るだけだ。後ろで引っ込んでる“徒”とやってる事自体は大差ないから、レライエが張ってもおかしくは無い。 ☆↑大規模な戦闘で封絶を張るのは雑兵レベルの役目なので、指揮官補佐が出来るほど有能なレライエの炎の色が薄香色というのは根拠が怪しくなった。 ☆仮に真名の解釈が正しいとするなら、彼女がシュドナイの[[気配]]を隠していたのかもしれない。そうでなければ、シュドナイほどの“[[王>紅世の王]]”の接近に討ち手たちが気づかないはずはないだろう。 ☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の“[[棺の織手]]”[[アシズ]]や『[[九垓天秤]]』[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]や[[ソカル]]や[[ウルリクムミ]]や[[チェルノボーグ]]や[[モレク]]や[[ジャリ]]や『[[両翼]]』の[[メリヒム]]や[[[宝石の一味]]]の[[コヨーテ]]や[[フックス]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆[[[轍>轍(ラット)]]]や[[[狂気の城]]]や『[[色盗人>色盗人(いろぬすびと)]]』とも小競り合いを起こしてそうだな。 ☆『ニムロデの綺羅』に色の描写があれば、その時点で炎の色も分かっただろうにな……。公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』で判明した。 ☆[[アニメ第3期]]で登場した。 ☆番外編『[[かぐやひめのしゃな]]』では、天人の一人として登場している。 ☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、[[[黒い蛇>祭礼の蛇]]団]の一員として登場している。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、カレー総督[[ドレル>ドレル・クーベリック]]の副官として登場している。

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