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鏡像転移 - (2008/01/12 (土) 01:31:36) の最新版との変更点

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【種別】
行為

【解説】
『[[暴君]]II』が人間の感情サンプルを収集する一連の行為を指す言葉。
強力な感情を察知すると『暴君II』は当該地に自身の分身を転移させ、分身は周辺の人間を動力源とした、察知した感情の発生源たる人間の感情を受けるための受信機となる。
感情の主の願望を忠実に実行することで、『暴君II』は人間の感情とそれに伴う行動を収集する、という次第である。なお、収集の際には呼び出した人間に呼び出した感情に応じた姿を幻視させている。
採集された感情の断片は『[[吟詠炉>吟詠炉（コンロクイム）]]』に蓄積されていた。

【コメント】
☆マージョリーが銀と会った際にもこれがおきたとするとかなりつじつまが合いそうな気がする。
☆ⅩⅥ巻で確認。銀はマージョリーの仕業です。
☆「強い悲しみの感情」を持った人間の代行者として現れた“銀”を想像して、泣けた。
☆↑同感。時分も泣けた。

【種別】
現象

【初出】
XIII巻

【解説】
［[[仮装舞踏会>仮装舞踏会（バル・マスケ）]]］の『[[暴君II>暴君]]』が人間の感情サンプルを収集する一連の現象を指す言葉。

強烈な感情を察知すると『暴君II』は当該地に自身の分身を転移させ、周辺の人間を動力源として“[[存在の力]]”に変換して吸収、『暴君』本体の一時的な受信機を形成する。
形成された分身自体には何の意思も無く、呼び出した感情の主の欲求や願望に忠実に、まるで鏡のように「やりたかったこと」を行う“代行者”となり、行動を忠実に再現することで感情の在り様を写し取り、『暴君II』は人間の感情とそれに伴う行動を採集した。
これが『鏡像転移』であり、強い感情を持った人間と『暴君』の引き起こす『現象』であった。

なお、採集の際には呼び出した人間（[[マージョリー・ドー]]など）に呼び出した感情に応じた姿を幻視させていた。なお、採集された感情の断片は、坩堝型[[我学の結晶]]『[[吟詠炉>吟詠炉（コンロクイム）]]』に蓄積されていた。
XIV巻の終盤で、この蓄積された感情の断片を『[[大命詩篇]]』最後の[[式>自在式]]で繋ぎ合わせて、[[創造神>神]]“[[祭礼の蛇]]”の[[仮想意思総体]]が完成した。

【コメント】
☆[[アニメ版]]から、マージョリーの回想の中で発現していた。
☆[[アニメ第２期]]では、原作通りに[[清秋祭>清秋祭（せいしゅうさい）]]の終了間際に発現した。
☆状況からマージョリー以外にも、この現象で[[フレイムヘイズ]]となった者がいてもおかしくなかったな。
☆[[ティス]]がこの現象に絡んでいたら面白そうだったのにな。