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バルマ」を以下のとおり復元します。
【種別】
“[[紅世の徒]]”、[[通称]]

【初出】
XVIII巻

【解説】
“[[紅世の王]]”。[[真名>真名(まな)]]は“化転の藩障”(かてんのはんしょう)。[[炎]]の色は若苗色。
巨象の姿をしているが、この体は様々な配色の糸で織られたものである。そのため、状況に応じて体を解いたり、体の一部のみを再構成する[[自在法]]『[[羅梭]]』を使用する。
[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の一員で、兵科は[[巡回士>巡回士(ヴァンデラー)]]。中国中南部で勃発した[仮装舞踏会]と[[フレイムヘイズ]]陣営との戦闘にて、『[[星黎殿]]』直衛軍の部隊長に任ぜられた“王”。
[[ゾフィー・サバリッシュ]]率いる[[フレイムヘイズ兵団]]が『星黎殿』に接近してくるのを察知した[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]征討軍総司令官[[デカラビア]]の命令で、直衛軍の左翼部隊を任された。
戦局の進展により、地上部隊を下げ、『星黎殿』前に防衛線を築くよう、デカラビアから命令された。
[[創造神>神]]“[[祭礼の蛇]]”本体たちの帰還後は、掃討部隊を率いる[[シュドナイ]]と行動を共にして残敵掃討に当たり、シュドナイが[[シャナ]]たちとの戦闘に突入した後は包囲部隊の指揮権を委ねられた。

[[御崎市>御崎市(みさきし)]]決戦では[[オセ]]と共に南側の鉄道橋に陣取るが、高速で襲来して来た[[シャナ]]たちに突破された。
以後は、シュドナイに後方で陣を固めて体制を整え直す様にと命じられ、オセと共に外周統括の責任者となった。
それを不服として[[マモン]]に[[創造神>神]]の身許での戦いを願うが、本来の命令に身命を賭すよう諭され却下された。
やがて、新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造によって任務終了となり、『真宰社』の神殿に引き揚げた後、オセ達と共に『[[天梯]]』を通って新世界へ旅立った。

新世界へ渡り来てから二年弱、オセと共に[[ベルペオル]]を迎え出て『星黎殿』の[[修復]]と改装が完了したことを報告した後、[[ヘカテー]]と面差しが似ている[[セレーナ・ラウダス]]を見て驚いていた。そして、ベルペオルたちと共に空を飛んで『星黎殿』へ戻っていった。

【由来・元ネタ】
堕天使バルマ(Barma)。元熾天使で、召喚者またはその望む者を変身させ、異国に運ぶことが出来るという。
「化」と「転」はそれぞれ「姿を変える、妙な形になる」ことと「次々と移り変わる」ことを意味し、「藩」と「障」はそれぞれ「かきね、転じて外敵からの防衛」「進行を妨げる存在」を意味する。総合的に考えて「次々と変化することで防衛する障害」という意味だと思われる。由来の堕天使のように変身系の自在法『羅唆』を使うことができるからだと思われる。

【コメント】
☆こいつの職種は[[巡回士>巡回士(ヴァンデラー)]]だった。
☆オセを呼び捨てにし、“王”であるオセから「バルマ殿」と呼ばれていた。
☆[[オルメス]]や[[クレメンス・ロット]]や[[アルマ]]や[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の“[[棺の織手]]”[[アシズ]]や『[[九垓天秤]]』[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]や[[ソカル]]や[[[宝石の一味]]]の“[[瓊樹の万葉]]”[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[トンサーイ]]や[[イナンナ]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』や『[[内乱]]』や[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]覆滅戦には参戦していたのかな。
☆[[アニメ第3期]]に登場したが、CVが誰か判明しなかった。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で炎の色と兵科が判明した。
☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、ベルペオルの乗騎として登場している。

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