【種別】 “[[紅世の徒]]”、[[通称]] 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』 【解説】 “[[紅世の王]]”。[[真名>真名(まな)]]は“勘破の眼睛”(かんぱのがんせい)。[[炎]]の色はセレスト。 『枢機の向き手』[[ボード]]と契約し、[[フレイムヘイズ]]としての力を与えていた。聖遺物箱型の[[神器]]“[[フォッセ]]”に意思を表出させていた。 VIII巻でボードが[[パウラ・クレツキー]]と共に[[シュドナイ]]に殺害されたことで、“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”へ帰還したようだ。 【由来・元ネタ】 「勘破」とは見抜くこと、看破することという意味である。「眼睛」は日本語では黒目のことだが、中国語では目を見開くという意味になる。 併せて考えれば、真名は「全てを見抜く見開かれた瞳」という意味だと思われる。おそらく視覚系の[[能力>特殊能力]]を持つ“王”だと思われる。 「フェイ」は、アーサー王の異母姉「モルガン・ル・フェイ(Morgan le Fay)」の省略形であろう。ケルト系女神がキリスト教的物語であるアーサー王伝説に取り込まれるに際して葛藤が起こった結果、魔女として扱われるようになったという説がある。 【コメント】 ☆当然として[[アニメシリーズ>アニメ版]]には未登場。 ☆[[ハルファス]]や[[ジェヴォーナ]]とは仲良かったのかな。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』で名称と詳細が判明した。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、観客の一人として登場している。