【種別】 “[[紅世の徒]]”、[[通称]] 【初出】 外伝『ジャグル』(名称は公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』) 【解説】 “[[紅世の王]]”。[[真名>真名(まな)]]は“爛班の炉”(らんばんのろ)。[[炎]]の色は鴨羽色。硬玉の耳飾り型の[[神器]]“[[アルシアー]]”に意思を表出させていた。 『燿暉の選り手』[[デデ]]と契約し、[[フレイムヘイズ]]としての力を与えていた。 本編開始の二年前、デデが[[サブラク]]に殺害されたことで、“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”へ帰還した。 【由来・元ネタ】 ゾロアスター教の善神の一柱「シャフレワル(Šahrevar)」。鉱物の神で、最後の審判においては高熱の溶鉱炉で世界を焼き尽くし浄化するという。真名との関連が見られる通称である。 「爛」とは焼けただれることで、「班」は組み分けである。通称も合わせて真名は「次第に浸食しながら世界を焼いていく炉」という意味だと思われる。作中では、デデは名称不明の小さな盾を操る[[自在法]]しか使っていなかったが、炎系の能力も持っていたのかもしれないと思われる。 【コメント】 ☆[[アニメシリーズ>アニメ版]]には未登場。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明した。 ☆[[相柳]]や[[窮奇]]とは面識があったのかな。 ☆ゾロアスター教つながりで[[アラストール]]と関係していたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、刺客の一人として登場している。