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トライゴン - (2018/01/15 (月) 05:03:42) のソース

【種別】
[[宝具]]

【初出】
VIII巻

【解説】
[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]が所有する、『巫女』“頂の座”[[ヘカテー]]専用の錫杖型宝具。
三角形の錫杖頭に三角形の遊環を持つ大杖で、普段は『[[星黎殿]]』に置かれた大竈『[[ゲーヒンノム]]』に、他の『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』専用の宝具と共に突き立てられており、[[シュドナイ]]の『[[神鉄如意>神鉄如意(しんてつにょい)]]』や[[ベルペオル]]の『[[タルタロス]]』と共に、『[[大命]]』の遂行時においてのみ使用が許されていた。
他の『三柱臣』の宝具と同様に[[創造神>神]]による特別製の宝具であった。

具体的な能力は不明だが、ヘカテーが『[[大命詩篇]]』を扱う時に常に用いられた。恐らくは“祭礼の蛇”の意志や力を受信・伝播するアンテナとなるのが本来の用途だと思われる。
『大命詩篇』を受信する際に無数の三角形を放出したり、遠隔地の『大命詩篇』との共振(実行はされなかったが、それによる破壊)、イレギュラーな形で[[鏡像転移]]した『[[暴君]]』の退去、『[[零時迷子]]』への刻印打ち込みに使われた。
武器としても、『[[贄殿遮那>贄殿遮那(にえとののしゃな)]]』との打ち合いなどに使われていた。

最終巻で(はっきりとは描写されていないが)、ヘカテーが[[創造神>神]]“[[祭礼の蛇]]”の[[神威召喚]]“[[祭基礼創]]”の生贄となって消滅したと同時に、『トライゴン』も明るすぎる水色の火の粉となって消滅したと思われる。

【アニメ版】
『大命』遂行用宝具の中で唯一、[[アニメ第一期>アニメ版]]では登場しなかったが、[[第2期>アニメ第2期]]でようやくその姿を見せて使用された。
アニメ版の[[自在法]]『[[星>星(アステル)]]』は、『トライゴン』の遊環が音を奏でることで発動するようだ。

【由来・元ネタ】
ギリシャ語由来の言葉で三角形(trigon)のこと。幾何学では、「トリゴン」と読む。
八面体ダイヤモンド原石表面の{111}面上に成長過程で形成される、小さな正三角形のくぼみのことも「トライゴン」と呼んでいる。
これは通常、研磨によって取り除かれる。このくぼみは、天然ダイヤモンドであることの証拠と見なされる。

【コメント】
☆やっぱり“[[祭礼の蛇]]”が創った宝具だった。『[[トラヴェルソ]]』とは違って、頻繁に使用された。
☆[[アニメ第3期]]でも原作通りに使用された。
☆そういえば、[[ドレル・クーベリック]]の“[[ブンシェルルーテ]]”もステッキ型の[[神器]]だったな。