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戒禁(かいきん) - (2011/08/26 (金) 01:16:16) のソース

【種別】
[[自在法]]

【初出】
IV巻

【解説】
[[宝具]]の入れ物である“[[ミステス]]”を守るために稀に組まれている、防壁や罠に相当する自在法。制作者が“ミステス”を支配下におくための自在法から派生した。
この自在法は“ミステス”に収める宝具を守る為、“ミステス”の製作者が“ミステス”を作った直後に組み込むもので、『戒禁』を必要とする宝具は主に戦闘用か危険度の高いものに限られる。
『戒禁』の強度はかけた者の意思の強さに比例し、優れた『戒禁』は“[[封絶>封絶(ふうぜつ)]]”の中でも“ミステス”の活動を可能にするとのこと。
一口に『戒禁』といっても発動の際の効果は色々あり、[[メア]]によれば、中に干渉するものを捕らえたり、逆に力を吸い取ったり、ダメージを与えたりするものがあるらしい。
『戒禁』破りの自在法として、メアの『[[ゲマインデ]]』が存在する。

【作中で確認されたもの】
・[[ヨーハン]]:[[フィレス]]以外が封印に触れた際、攻撃を加える。
・[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]:かかった“[[徒>紅世の徒]]”の力を奪い、吸収する。
・“[[天目一個>天目一個(てんもくいっこ)]]”:かかった目標の動きを封じる。

【補足】
“[[トーチ]]”坂井悠二が“ミステス”として収める『[[零時迷子]]』は、坂井悠二が元から“ミステス”として作られた訳ではなく、宝具『零時迷子』が何処からか転移してきたものである。にも関わらず、“ミステス”坂井悠二は『戒禁』持ちだった。
加えて云えば、その『戒禁』の強度は強大なる“[[紅世の王]]”、“千変”[[シュドナイ]]の腕すらももぎ取る程に強固な物だった。
さらに、フィレスがかけたと思われていたそれは、彼女自身にも効果を発揮した。
“屍拾い”[[ラミー]]の分析によると、“徒”の力を吸収する機能は、元は『[[大命詩篇]]』を打ち込まれた『零時迷子』が変容しつつあった『[[暴君I>暴君]]』に備え付けられていた『吸収』の[[自在式]]によるもの。 稼働している原因は長らく不明だったが、休眠状態にあったこの式と、『戒禁』が相互干渉を起こし「吸収機能を持つ『戒禁』」へと変じた可能性が高いと予測されていた。
しかしそれは、『零時迷子』に封じられた状態のヨーハンが意図的に改変した結果であることがXXI巻で判明した。

【[[アニメ版]]】
第1期では、坂井悠二の『戒禁』は[[シュドナイ]]に対し発動しなかった。
[[第2期>アニメ第2期]]2話では、『戒禁』のことを知らず、『戒禁』破りの自在法も持っていない設定に変えられたメアに発動した。

【コメント】
☆『[[異形の戦輪使い]]』にはかけられてなかったんだろうな。