「碑堅陣」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

碑堅陣 - (2018/05/22 (火) 04:22:10) のソース

【種別】 
[[自在法]]

【初出】
外伝漫画『[[Eternal song ‐遙かなる歌‐]]』第二話

【解説】 
[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の『[[九垓天秤]]』先手大将である“[[紅世の王]]”の“焚塵の関”[[ソカル]]の使う強力な防御陣。 石で出来た巨木を周囲一帯を覆う規模で生み出し黒森とする。
森の樹木は自在に動かすことが可能であり、味方の軍団のサポートの他、巨大な手や棘などに自在に変化させ、内部に入り込んだ敵や上空の敵を直接攻撃することも可能。更には、黒森自体を前進させて、敵軍を飲み込み崩壊させることすらできた。
この森の内部に潜んだ本体のソカルは自在法の中核となっており、姿を見せずに『碑堅陣』内部の情報を把握し操ることが可能で、探すことは困難。
「陰険悪辣の嫌な奴」とは、同じ先手大将の[[ウルリクムミ]]によるソカル評だが、その評価はこの自在法にもそのまま当てはまるようだ。

軍隊規模の多数の敵を遮り止める強力な自在法で、[[主>アシズ]]を守る不破の関とされ、実際に中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』まではソカルの戦運びの上手さもあって負け無しであった。
しかし[[フレイムヘイズ]]『[[極光の射手]]』[[カール・ベルワルド]]の無謀な指揮・無謀な突撃・無謀な孤立した上での一騎打ちに油断し、カールの力を見誤り本体を出現させた上での直接攻撃を行ってしまったことで、[[神器]]“[[ゾリャー]]”の力と『[[グリペンの咆]]』と『[[ドラケンの哮]]』により敗れた。

【由来・元ネタ】
「碑」には石に文を刻んで立てたものという意味以外にも、立てるように据えた庭石という意味があり、この自在法の場合はこちらの意味だろう。
自在法の名前全体で「堅牢なる立石の陣」という意味になると思われる。石の木で出来た不破の防御陣には相応しい名前と言えるだろう。
また「碑」には墳墓の標式としての石の意味もあり、この自在法の高い攻撃性も表しているのかも知れないと思われる。
付け加えるなら、遣い手ソカルの名の由来は、エジプトの墓場の神である。これもまた、ふさわしい符号と言えよう。

【コメント】
☆[[アニメシリーズ>アニメ版]]には未登場。
☆効果範囲の広さや、黒森の中を完璧に把握できる辺り、[[モレク]]の『[[ラビリントス]]』以上に強力だったのかもしれないな。
☆『[[大地の四神]]』の一人[[センターヒル]]の『[[トラロカン]]』や[[ティリエル]]の『[[揺りかごの園>揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)]]』と対決させたかったな。