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真紅 - (2023/05/22 (月) 18:56:00) のソース

【種別】 
[[自在法]] 

【初出】
XVIII巻

【解説】
『[[星黎殿]]』攻防戦の最中で、[[フレイムヘイズ]]『炎髪灼眼の討ち手』としての『強さ』の象徴を悟った[[シャナ]]の「[[炎]]の“具現化”」の力の[[顕現]]の仕方が変化した自在法。名前は「『真』の『紅』」という意味で名付けられた。
炎を「炎であって炎でない」力として具現化させるところはそれ以前と変わっていないが、具現化できる範囲が幅広くなり、[[紅蓮の巨腕]]の描写から精度も上がったようだ。
それまでの『[[紅蓮の双翼]]』同様、望めば通常の炎と同じ性質を発現させることもできた。[[シュドナイ]]との戦いでは握力の限界で炎に変換することで、握り潰して爆砕するという攻撃方法として使った。

それまでシャナが具現化したものは飛翔のイメージによる[[紅蓮の双翼]]、III巻から[[深夜の鍛錬]]でシャナが練習していた「鉤爪を指と尖らす、鎧とも生身ともつかないフォルム」の巨腕だったが、自身のフレイムヘイズの力を顕現させる「強さのイメージ」が明確になってからはシャナを包み防御に力を発揮する炎の衣や、巨大な[[魔神>神]]の脚、シャナの口と連動して拡声を可能とする巨大な炎の顎などを顕現させていた。

本質的にはアラストールの炎による具現化、つまりマティルダの『[[騎士団>騎士団(ナイツ)]]』と同じ理屈の自在法。シャナは主にアラストールの体の一部を具現化しての白兵戦に使用し、使い方次第では全身を象ることで擬似的にアラストールを外界に現すことも出来る。

【コメント】
☆同時に『[[審判]]』と『[[断罪]]』と『[[飛焔]]』も会得した。
☆XVI巻でも名称の無い不完全な状態ながら、紅蓮の巨腕を具現化して“[[祭礼の蛇]]”[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]に一撃を喰らわせた。
☆XX巻では顕現させた巨大な魔神の足で、[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[バティン]]を周囲の“[[徒>紅世の徒]]”諸共に蹴り潰した。[[マティルダ・サントメール]]の『[[騎士団>騎士団(ナイツ)]]』に匹敵したな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の“[[棺の織手]]”[[アシズ]]や『[[九垓天秤]]』[[チェルノボーグ]]や[[モレク]]や[[ウルリクムミ]]や[[ジャリ]]や[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]や[[ソカル]]相手にも使用してほしかったな。
☆外伝『ホープ』では、[[天罰神>神]]の疑似[[顕現]]として使用された。
☆[[アニメ第3期]]で発現・使用された。