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曠野の手綱 - (2024/01/01 (月) 09:35:23) のソース

【種別】
“[[紅世の徒]]”、[[真名>真名(まな)]]

【初出】
公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』

【解説】
真名の読みは「こうやのたずな」。[[炎]]の色は若草色。
『玉紋の騎手』[[ナム]]と契約し、[[フレイムヘイズ]]としての力を与えていた女性の“[[紅世の王]]”。[[通称]]は名乗らず、名称も名付けなかった手綱型の[[神器]]に意思を表出させていたようだ。
『[[神]]殺しの戦い』にも、ナムと共に参加していた古い“王”の一人。ナムは[[イルヤンカ]]との交戦で戦死したが、その瞬間に[[創造神>神]]“[[祭礼の蛇]]”[[伏羲]]が[[両界の狭間]]に飲み込まれ、契約者ナムの[[意思総体]]もその余波に巻き込まれて、[[両界の狭間]]に引き込まれた。その後、空っぽになったナムの体を神器の手綱で完全に覆って、“曠野の手綱”自身がナムの体を操って「ナム」として活動していた。

その後は中央アジアの[[外界宿>外界宿(アウトロー)]][[[故崖窟]]]を運営していたが、本編開始直前、[[サブラク]]の襲撃によってナムの体と神器が破壊されたことで、“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”へ帰還した。

新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』が創造された後、新世界へ渡り来てから数年後の外伝『ローカス』では[[秩序派]]の“王”の一人として活動している。
豪華客船『[[ロード・オブ・ザ・シーズ]]』号における『[[両界の嗣子]]』[[ユストゥス]]のお披露目の式典に出席していたが、[[[故崖窟]]]にいた頃と同様にラウンジフロアのバーカウンターで忙しそうに働いていた。

【コメント】
☆当然として[[アニメシリーズ>アニメ版]]には未登場。
☆「&bold(){荒野}の手綱」と誤記される事がある。原作の『ローカス』でも誤記されていた。
☆[[ベヘモット]]や[[タケミカヅチ]]や[[ウァラク]]や[[ウィツィロポチトリ]]や“[[冥奥の環]]”[[アシズ]]や[[シャフレワル]]や[[相柳]]とは、面識があったのだろうな。
☆[[[百鬼夜行]]]や『[[約束の二人>約束の二人(エンゲージ・リンク)]]』ともナムとして親しくしていたから、世話好きな性格のようだ。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の“[[棺の織手]]”[[アシズ]]や『[[九垓天秤]]』[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]や[[ソカル]]や[[モレク]]や[[チェルノボーグ]]や[[ウルリクムミ]]や[[[宝石の一味]]]の“[[瓊樹の万葉]]”[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[トンサーイ]]や[[イナンナ]]や[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]の[[サラカエル]]や[[ドゥーグ]]や[[ハリー・スミス]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆“嚝野の手綱”も新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』へ渡り来て、[[秩序派]]の一人として活動している。
☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、終幕で観客の一人として登場している。