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ラハブ - (2021/08/22 (日) 01:27:46) のソース

【種別】
“[[紅世の徒]]”、[[通称]]

【初出】 
S巻(通称と真名は公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』)

【解説】
[[真名>真名(まな)]]は“澳汨肢”(おうこつし)。[[炎]]の色は腐った藻のような暗い緑色。
海洋上で人間を食らう『[[海魔>海魔(クラーケン)]]』の一体。
その姿は、原作では巨大な蛸、うねり蠢く化け物と表現されており、[[アニメ第2期]]では旅客船より巨大なタコのような姿の化け物として描写された。

1930年代に[[ユーリイ・フヴォイカ]]の一家を乗せてヨーロッパからアメリカに向かう移民船を襲撃し、乗客やユーリイの家族を喰らったが、[[フレイムヘイズ]]として契約した直後のユーリイに一撃で討滅された。

【由来・元ネタ考察】
「澳」とは沖の別字であり、岸から遠く離れた場所のことである。「汨」とは水の流れる様を表す。「肢」は手足のことである。併せて考えれば、「沖合にて流れる水のように手足を動かすもの」という意味だと思われる。海魔以外にはなれそうもない真名である。

「ラハブ(Rahab)」は、『旧約聖書』「詩篇」や「イザヤ書」に登場するユダヤ教の海の怪物。混沌の象徴と見なされる。天使[[ラジエル>ラツィエル]]が知識をまとめアダムに与えた書が、他の天使たちによって海に捨てられた際、神の命を受けて回収したといわれる。

【コメント】
☆アニメ第2期では、ユーリイの回想の中で登場した。
☆雑魚さでいえば、[[ウコバク]]や[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[捜索猟兵>捜索猟兵(イエーガー)]][[ザロービ]]や[[メア]]や[[カシャ]]や、[[[百鬼夜行]]]の[[セムルヴ]]やその乗客だった[[ギヴォイチス]]や[[[マカベアの兄弟]]]の[[カルン]]や[[ダーイン]]や[[[轍>轍(ラット)]]]の[[ギータ]]や[[ケレブス]]や『[[色盗人>色盗人(いろぬすびと)]]』の[[バロメッツ]]と同レベルだな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の[[アシズ]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆ハワイ奪還戦では『[[輝爍の撒き手]]』[[レベッカ・リード]]や[[フリーダー]]たちから逃げ回っていたんだろうな。
☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、[[ヨーハン・バッキンガム>ヨーハン]]公爵に召喚された怪物として登場している。