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ハルファス - (2015/12/31 (木) 05:57:44) のソース

【種別】
“[[紅世の徒]]”、[[通称]]

【初出】
VIII巻

【解説】
“[[紅世の王]]”。[[真名>真名(まな)]]は“虚の色森”(きょのしきしん)。[[炎]]の色は薄いオレンジ色。
[[フレイムヘイズ]]『愁夢の吹き手』[[ドレル・クーベリック]]と契約し、ステッキ型の[[神器]]“[[ブンシェルルーテ]]”に意思を表出させていた。
性格はヒステリックな口調の若い女性の“王”。

VIII巻でのドレルの最期に際し、彼から説得されたこともあり[[顕現]]することなく“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”へ帰還したが、直接的な攻撃力に欠けるため、たとえ顕現しても[[シュドナイ]]には勝てないようだ。

新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』が創造された後、新世界が創造されるまで“紅世”で尻込みしていた“王”たちを説得し、新世界へ向かわせて自身も渡り来た[[秩序派]]の“王”の一人として[[レベッカ・リード]]が語っていた。

【由来・元ネタ】
名前の元ネタは、ソロモンの72柱の悪魔 “死と破滅の公爵”ハルファス(Halphas)と思われる。序列38番の悪魔で、血の様な赤い目を持つ闇の様に黒い鳩の姿をし、死臭を伴ったしわがれた声で話すと言う。召喚の際は、人に武器や戦術を授け、城砦を作る術を授けると言う。

「虚」は上辺だけで実がない、嘘という意味で、「色」は感覚でとらえられる形あるもの全て、「森」はものが多いことを表す。真名全体で「感覚をだます数多の物体の幻」という意味だと思われる。
彼女が得意とする[[幻術]]はこの本質から由来すると推測できる。

【コメント】
☆ドレルとは祖父と孫娘のような関係だった。
☆セリフからすると、かなりヒスっぽいな。 
☆[[アニメ第2期]]では出番がないまま、ドレルが殺されてしまった。
☆その後のシュドナイの無双っぷりを見るに、顕現しなくてよかったな。
☆[[ジェヴォーナ]]や[[フェイ]]とは親しかったのかな。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』で[[人化]]した姿が判明するのかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。
☆番外編『[[かぐやひめのしゃな]]』では、9話のおむすびころりんで登場している。