灼眼のシャナ&A/B用語大辞典内検索 / 「アズュール」で検索した結果

検索 :
  • アズュール
    ...』へ旅立つ直前に、『アズュール』に刻まれた『転生の自在式』を悠二とシャナがキスしたら発動する条件付けを施していった。 【由来・元ネタ】 フランス語「azure」。意味は「紺碧」や「青空」。だいたい●な色とされる。 炎の赤と反対の色(厳密な反対色は緑だが)なので火除けなのだろうか。 【コメント】 ☆アニメ版から登場・使用されていた。 ☆この指輪に刻み込まれた自在式が、やはり最終巻で事態を解決する鍵になった。 ☆↑弥七郎以外の作品なら「ええっ!I巻のボスが落としたアイテムに刻んであった呪文がカギだったなんて!」と驚く所だが、弥七郎だとこのようにある程度想定されてしまうのが逆に悲しかったな。 ☆『転生の自在式』について言及してる描写ってどこにあったのかな? ☆XXI巻で“祭礼の蛇”坂井悠二は何故シャナの『飛焔』や『断罪』を『アズュール』で防がなかったんだろう。...
  • 転生の自在式
    ...人間の彫金師が指輪『アズュール』に自在式を彫り上げたことで宝具になった物であることが解説された。 この式の起動には莫大な“存在の力”が必要とされており、その為にフリアグネは秘法『都喰らい』を引き起こそうとした。 “狩人”フリアグネが“燐子”マリアンヌを一個の存在にしようと用意した秘蔵の式であり、指輪型宝具『アズュール』の裏側に刻まれていた。 最終巻で新世界『無何有鏡』が創造された後、“屍拾い”ラミーから本来の姿に戻って長年の望みを叶えたリャナンシーが新世界へ旅立つ直前に、『アズュール』の裏側のこの式をある条件で起動するように施していった。その後、思いが通じ合ったフレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナと坂井悠二が「キス」という条件を満たしたことで起動し、“徒”たちがこの世に置いていった莫大な“存在の力”を動力源に、坂井悠二を確固たる一つの存在に変えた。 【コ...
  • 紅蓮の双翼
    ...た(そのためか宝具『アズュール』の火除けの結界で消えてしまう。滞空状態で消えるかは不明)。 この自在法の正式名称は決まっていなかったが、XVIII巻にて「炎を炎以外として具現化する力」に名付けられた『真紅』の力の一端として認識されたようだ。 ちなみに、外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第一話において、“盤曲の台”ゴグマゴーグとの戦いの際、先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールも炎の翼のようなものを出して飛行していたが、これもシャナの『紅蓮の双翼』と同質の能力であった。 【アニメ版】 アニメ版では、鳥の翼状だった。飛行や翼を解く際には、鳥の羽が散る時もあった。 【コメント】 ☆ガシャポンではシークレット扱いだった。 ☆XIII巻冒頭のカラー挿絵に、炎の翼と思われる物が描かれていた。やはりアニメ第2期とは違い、ジェット噴射...
  • 飛焔
    ... ☆炎を防ぐ宝具『アズュール』や[とむらいの鐘]の『左翼』イルヤンカの自在法『幕瘴壁』でも防ぎきれたかな。 ☆[巌楹院]や[革正団]のサラカエル相手に使用していたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期で発現・使用された。
  • ア行
    ...ズ 星(アステル) アズュール あだ名 アタランテ アテンの拳 「あなたたちに、天下無敵の幸運を」 アナベルグ アニメ第3期 アニメ第2期 アニメ版 阿の伝令 鐙の寵 アラストール アルカサル アルシアー アルマ アルラウネ アレックス 逆転印章(アンチ・シール) アンドレイ要塞 アンブロシア イーストエッジ 捜索猟兵(イエーガー) 異形の戦輪使い 池のトーチ化 池速人(いけはやと) 意思総体 いとうのいぢ イナンナ イルヤンカ 色盗人(いろぬすびと) 「今ここにいる坂井君が、人間だってことを、私は知ってます。」 「因果の交差路でまた会おう」 インベルナ 大皿(ヴァークシャーレ) 車両要塞(ヴァーゲンブルク) 禁衛員(ヴァッフェ) ウァラク ウアル 巡回士(ヴァンデラー) ウィツィロポチトリ ウィネ ヴィルヘルミナ・カルメル ウェストショア 羽淵 ヴォーダン ウコバク 渦巻く伽藍 器...
  • コルデー
    ...うか?だとしたら、『アズュール』に『転生の自在式』が刻まれていたことや、サブラクが『零時迷子』に『大命詩篇』を打ち込んだこととはどう違ったのだろう? ☆それらの相違点を挙げるとこんな感じかな。 『コルデー』:遠隔操作可能。自分の手から離れた場所でも自在式を発動できる。込めておける自在式は指輪一つにつき1つだけ?  『オルゴール』:複数の自在式を登録可能。ただし同時使用は不可能で、使用中は動かせない。自在式を継続して発動させられる。  『アズュール』:後から刻んだとされているとおり、宝具本来の能力ではない。宝具に後から機能を付け足すのは、教授のような存在がいれば物に関わらず可能と思われる。 サブラクのあれ:自在式を込めたのではなく、自在式によるミステスの改変なのでやってることがまったく違う。ここに並べるべき事柄ではない。
  • 莫夜凱
    ...晶だったな。 ☆『アズュール』と同じく、防御面で役立った。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルがこの宝具に絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で固有能力についての詳細が、ある程度判明した。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』にも登場しなかった。
  • 紅蓮の巨腕
    ...最初の戦いでは宝具『アズュール』の火除けの結界に守られる彼に対抗するために使用し、油断を突いたこともあって「う、ぐは!?」と悲鳴を上げさせつつ家を何軒か弾き飛ばす勢いでぶっ飛ばした。 その後は、XVIII巻で真の力に目覚めたシャナの自在法『真紅』の力の一端として統合された。 【由来・元ネタ】 【コメント】 ☆アニメ版で登場・使用した時には、ハリボテ同然の代物だった。 ☆アニメ第3期で強化・使用された。 ☆紅蓮の大太刀や紅蓮の双翼と同じく、フリアグネやティリエルやソラト相手にも使用してほしかったな。 ☆[とむらいの鐘]相手にも使用していたら面白そうだったのにな。
  • カルン
    ...った炎も指輪型宝具『アズュール』によって防がれ、悠二に『吸血鬼』を突き刺されて討滅された。 【由来・元ネタ】 エトルリア神話(古代ローマの前身)に登場する男女の悪魔族「カルン(Charun)」。死を司り、鎚を手にするという。 「紊」とは、乱れる、乱すという意味の語である。「毀」は破壊すること、悪し様に言うことである。併せて考えれば、真名の意味は「世界を乱す鎚による破壊」と思われる。「毀」からは秩序のような概念的なものまで破壊するという解釈も可能である。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場だが、ドラマCDには登場した。担当声優は矢部雅史。 ☆秩序派との戦いをもっと見たかったな。 ☆悠二に討滅された“徒”は、他に[仮装舞踏会]の捜索猟兵ザロービや[轍]のギータがいた。 ☆鎚といえば、ガヴィダの『キングブリトン』も大金槌型の宝具だったな。 ☆[...
  • 断罪
    ...莫大な炎により宝具『アズュール』の火除けの結界すら打ち破ってみせた。 作中では『贄殿遮那』の切っ先から基本的に出していたが、紅蓮の大太刀同様に素手でも出せると思われる。 【コメント】 ☆『星黎殿』攻防戦では、禁衛員ウアルとその傀儡たちを一刀両断した。同時に『真紅』や『審判』や『飛焔』も会得した。 ☆巨大な~可能。←行っていることは『紅蓮の大太刀』と違うな。 ☆↑炎の刃の性質が微妙に変わってるだけで、刃を作るためにシャナがやってることは変わらないんだろ。 ☆↑先代は最後まで無駄だとわかっている紅蓮の盾と剣を持っていた。そうあることがひとつの形であるように。だから、これだけ名前付けないのはひとつの形としてどうかと思う。 ☆アニメ第3期で発現・使用された。 ☆最終巻で、新世界『無何有鏡』創造中の戦いで“祭礼の蛇”坂井悠二が『グランマティカ』を発現させるきっかけに...
  • トーガ
    ...だった。また、宝具『アズュール』の火除けの結界で消される描写があった(原作では本物の炎の性質を持っているような描写がないため、消されるかは不明)。 【元ネタ】 古代ローマの男性が着ていた緩やかな上着、トガ(toga)だと思われる。 【コメント】 ☆マージョリー・ドーの神器“グリモア”も合わせて猛威を振るった。 ☆数少ない挿絵で描かれた自在法で、スレ内での認識はゲ○ガーかト○ロ。 ☆他に着ぐるみみたいな姿になる自在法は、フレイムヘイズ兵団の一員だった名称不明のフレイムヘイズの『ジャックランタン』があった。 ☆虞軒の『捨身剣醒』や『儀装の駆り手』カムシンの瓦礫の巨人の方が格好良かったな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやジャリやチェルノボーグやモレクや『両翼』や[革正団]のサ...
  • グランマティカ
    ...t;」というのは、『アズュール』の力と同系統の『炎を防ぐ防御壁』であって、それを炎としての性質を持たない『真紅』に対して展開したから簡単に打ち砕かれたんだと思う。要するに、“祭礼の蛇”坂井悠二が『グランマティカ』で最初に作った防御壁は、『アズュール』を同じ力を持つ物ではないかと。 ☆『一つの効果を発揮するとその他には脆くなる』のではなく、『意図した効果以外発揮せず、防御の自在法を追加しない限り簡単に破壊される』が正しいのではないかと。 ☆二つ以上の効果を同時に発動できるようになるだけで劇的にチートさが増すはず。それにしても創造神と融合していた経緯も、この自在方の効果に反映されているようにも見える。理屈が通れば何でもできる、何でも作れる万能さは創造神“祭礼の蛇”と共に歩んだ悠二らしいかな。 ☆アニメ第3期で感得・使用された。
  • アニメ第3期
    ...☆第三期冒頭、宝具『アズュール』が悠二の首の紐にかけてなく、右手の中指にはめてあった。 ☆ゾフィーからシャナへの手紙の中で上海会戦の敗北が書かれていた。 ☆佐藤が東京の外界宿に出向く電車は満員電車で、原作には「混まないわけがなかった」とさえ表現されているが、どういうわけかアニメではガラガラであった。 ☆御崎市に“祭礼の蛇”坂井悠二が襲来した時に佐藤宅に集合せずに、携帯電話で連絡を取り合っていた。 ☆レベッカの回想の中で、レベッカと貴婦人姿のヴィルヘルミナが一緒に砂漠を旅していて、襲撃してきた“燐子”を討滅していた。 ☆センターヒルの外界宿チューリヒ総本部への来訪が開戦直後に変わっていた。 ☆フェコルーが襲撃してきたのが“天目一個”だとはっきり認識していた。 ☆フェコルーの『マグネシア』を“天目一個”が自在法無効という特性ではなく、『贄殿遮那』で切り裂いて侵入してきていた...
  • 宝具
    ...ープ/長衣/玻璃壇/アズュール/バブルルート/ダンスパーティー/トリガーハッピー/零時迷子 III:吸血鬼/オルゴール IV:星黎殿 V:天道宮/カイナ/非常手段 VI:ジェタトゥーラ VII:メケスト VIII:神鉄如意/ゲーヒンノム/トライゴン X:タルタロス/キングブリトン/小夜啼鳥 /九垓天秤 XIII:ヒラルダ/ヒュストリクス XIV:タルンカッペ XV:ノーメンクラタ 0:アタランテ/押し出しトンカチ S:テッセラ SII:スクレープ(?)/コルデー SIII:金旌符/スフマート/ラハット/トラヴェルソ SIV:キラナ 紅蓮:リシャッフル ボールルーム:トリヴィア ゲーム:パパゲーナ ホープ:莫夜凱 灼眼のシャナノ全テ 完:オレイカルコス/七宝玄珠 とある紅蓮の炎髪灼眼:無明鏡振 討滅の獄(二次創作):討滅の獄...
  • マリアンヌ
    ...の望みであり、宝具『アズュール』から彼女に組み込んだ『転生の自在式』を起動させるために『都喰らい』を決行しようとした。 主な役割は“存在の力”を集めることと、フレイムヘイズの偵察。普段は本体がマネキンの中に入っているので、マネキンを倒して油断してる所に本体が出てきて『バブルルート』で相手を捕らえる等、なかなか侮れない戦い方をしていた。 最初に封絶の中で坂井悠二を発見した時は、悠二が“ミステス”だと気付き、悠二の身体に手を差し込み、中の宝具を手に入れようとしたが、シャナによって阻止され、かき集めた“存在の力”をフリアグネに届けることを優先し、撤退した。 二度目は御崎高校の一年二組の教室で悠二を狙って襲撃してきて、『レギュラー・シャープ』を使用してシャナと交戦するが、敵わずにフリアグネに救われて再度撤退した。 最期は依田デパート屋上での戦闘にて、追い詰められたフリアグ...
  • ラミー
    ...手渡し、悠二の持つ『アズュール』に刻まれた『転生の自在式』を条件付きで起動するようにし、悠二固有の自在法を『グランマティカ』と名付けて、新世界へ旅立った。 参照:リャナンシー 【由来・元ネタ】 荒野や墓地に出現し、死骸を掘り出して喰らうという邪悪な悪魔ラミー(Lamies)だと思われる。女の姿で、両足の先が竜の頭になっているという。 なお、フランスにはヴァイオリン弓メーカーのラミー(Lamy)社がある。 真名(彼女はそもそも“螺旋の風琴”なので厳密には違うが)は「屍=トーチの“存在の力”を拾い集めるもの」という意味でいいと思われる。 【コメント】 ☆アニメ版から登場していた。 ☆リャナンシー関連の内容は向こうに分離、統合しました。[巌楹院]のゴグマゴーグとは逆だったな。 ☆ダンタリオンが老紳士の姿をとっているとはいえ、“貴女”と呼んだのに驚...
  • ヨーハン
    ...いなかった。 ☆『アズュール』に刻まれた転生の自在式でどうにかなったりしなかった。 ☆↑ヨーハンは構成そのものが改変されたようなので、おそらく無理だったろうな。 ☆生きていたとしても[マカベアの兄弟]や[轍]や[狂気の城]には関心を示さなかっただろうな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやチェルノボーグやモレクやジャリや[マカベアの兄弟]のダーインとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、13話の織姫と彦星で彦星として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、ヨーハン・バッキンガム公爵として登場している。
  • フリアグネ
    ...プ』 『玻璃壇』 『アズュール』 『バブルルート』 『ダンスパーティー』 『トリガーハッピー』 『リシャッフル』 『金旌符』 『スフマート』 『ラハット』 『テッセラ』 討滅以後もなお、短編集巻末の『狩人のフリアグネ なんでも質問箱』にてマリアンヌと活躍していた。むしろ、死んだ後の方が活き活きしており、登場数は本編より多かった。アニメ本編DVD、劇場版初回特典DVD、アニメ第2期DVDでも「フリアグネとマリアンヌのなぜなにシャナ」で単独枠を確保。マリアンヌとの愛の巣は着実に拡大していた。 そしてシリーズ最終巻であるSIII巻では、自身が主役の中編の掲載に加え、『なんでも質問箱』といとうのいぢ画の後書きの両方で、大トリを完全に持っていった。 参照 →狩人のフリアグネ 【アニメ版】 原作では悠二が提案しシャナが実行したトーチの浪費を、ラミーにやられている。その現...
  • 坂井悠二(さかいゆうじ)
    ...ていた火避けの指輪『アズュール』をペンダントにして所持し、その後ヴィルヘルミナとの戦いで使ったことをきっかけに『吸血鬼』も扱うようになった。 『戒禁』の変異、異常に鋭敏な感知能力は、ヨーハンが自身の復活のための布石として手を加えたものであることが、XXI巻エピローグで明かされた。 【作品内での流れ】 御崎市を出てシャナと共に生きることを望んだのは、人間でないトーチである自分にはそれしか道を選べないことに起因し、自分が弱く、いつか消えた時には忘れられてしまう存在という悩みから、吉田一美にも曖昧な態度で接していた。 しかし、シャナに対する想いの芽生えや自覚、吉田一美が“紅世”のことや自分がトーチであることを知っても「人間」として好きだと言ってくれたこと、そしてお弁当をきっかけにシャナが自分を好きであることを知ったことなどで、いつしか「シャナと共に生きる」ことは自分自身...
  • 作品時列表
    ...と口づけを交わし、『アズュール』に込められていた『転生の自在式』が起動し、悠二を確固な一個の存在に変える。 シャナと悠二が新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 新世界『無何有鏡』創造後 “紅世”から新世界『無何有鏡』へ渡り来た“徒”が、秩序派や[マカベアの兄弟]等の集団を形成していく。 秩序派の“王”や[仮装舞踏会]の構成員、討ち手らが[マカベアの兄弟]殲滅に動く。 悠二が『廻世の行者』という異名で呼ばれるようになり、外界宿側から不審と警戒の目を向けられる。 新世界『無何有鏡』創造から1年後の春 日本のとある陸上競技場にて、悠二とシャナが[マカベアの兄弟]の王子カルンとダーインを討滅する。 新世界『無何有鏡』創造から二年弱 地中海を航行する豪華客船『ロード・オブ・シーズ(大海の君主)』が武装集団に占拠されるが、不可思議な客たちによって制圧される。事件解決後、乗務員であるセレーナ・ラウ...
  • オルゴール
    【種別】 宝具 【初出】 IV巻 【解説】 “愛染他”ティリエルの所持していた、オルゴール型の宝具。すり切れた木製の小箱に入っていた。 どんな複雑な自在式でも、一旦込めると無制限に使うことができる。ただし、音色を安定させるために設置場所から動かすことはできず、発動させ続ける自在式も一種類のみという制限がある。 ティリエルは複雑な“燐子”ピニオンの製作・維持のための自在式を発動させ続けるためにこの宝具を使い、広域版の自在法『揺りかごの園』の核にしていた。 最後は主と共に、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナの紅蓮の大太刀によって焼き払われた。 『オルゴール』という呼び名は音の響きが雅やかだからという理由でティリエルが決めたもので、元々の名称は不明(ミュージックボックス?)。 アニメ版では、やや洒落たデザインになっていた。 【由来・元ネタ...
  • 鉄巨人
    【種別】 我学の結晶 【初出】 XXI巻 【解説】 御崎市においての最終決戦にてダンタリオン教授が投入した防衛装置。 色も付けない金属そのままのボディで関節は蛇腹、各所は溶接ではなく鋲で留められ、さらに頭は三角帽子のようなものに眼の穴が空いて、そこから馬鹿のように白けた緑色の光がサーチライトのように光っているという、ブリキの人形をそのままサイズアップさせたような、教授らしいシュールな外見だった。 教授センス的には「すごぉぉぉーい!おおきぃぃぃーいっ!かぁぁぁーっこいいいいいいいい―――!!」だが、フレイムヘイズ『鬼功の繰り手』サーレ&ギゾーの感想は「はあ?」「へえ?」、『極光の射手』キアラ&ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤは「なっ!?」「ちょ」「バッカじゃないの」と不評だった。 しかし教授の発明品だけあって性能は高く、外部構造は自在法に耐性を持ちサー...
  • ロカトール
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『従佐の指し手』パウラ・クレツキーの神器で、“叢倚の領袖”ジェヴォーナの意思を表出させていた。形状は縦笛型。 シャナが御崎市へやって来る前に出会ったフレイムヘイズの一人であるパウラを『弾き語り』と呼称していたのは、この神器によるものと思われる。 VIII巻でパウラが同僚のボードと共に[仮装舞踏会]のシュドナイに殺害された際に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 ハーメルンの笛吹き男伝説の原型となった、ポーランドへの移民請負業者「ロカトール(Lokator)」だと思われる。共通点は、「笛」。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆笛といえば、[仮装舞踏会]の『三柱臣』巫女ヘカテーが所持していた『トラヴェルソ』も笛型の宝具...
  • アラストール
    【種別】 “紅世の徒”、神、通称 【初出】 I巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“天壌の劫火”(てんじょうのごうか)。炎の色は紅蓮。 シャナと契約し、彼女にフレイムヘイズとしての力を与えている強大な“紅世の王”。意思を表出する神器は、銀の鎖で繋いだ黒い球を、交差する金のリングで結んだ意匠のペンダント型をした“コキュートス”。先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールと契約していた時は、指輪型だった。 シャナにとっては、師にして友、父にして兄と言うべき存在である。 その実体は、特定の権能を司り“紅世”における世界の法則を体現する超常的存在『神』の一柱。“紅世”真正の魔神である。「神をも殺す神」とも呼ばれ、『創造神』“祭礼の蛇”を唯一討滅できる存在といわれる。神としての持てる権能は『審判』と『断罪』という『天罰神』。その本質と権能ゆえに、“徒”の中でも...
  • デミゴールド
    【種別】 宝具の素材 【初出】 S巻 【解説】 “紅世の王”であるダンタリオン教授の『本来自身のみに行う顕現を他の物質として永続的に実体化させる』という特性を用いて作られた、我学の結晶の素材となる金塊。 [仮装舞踏会]の『三柱臣』参謀ベルペオルはこれをせしめて、[仮装舞踏会]でいろいろなものを作っていたようで、V巻にてウィネが大事にしていた『非常手段』も、これが原材料であった。 【由来・元ネタ】 「demi」は、ラテン語で「半分の」を意味する接頭辞(英語でも同じ)。また、フランス語では「小さな」という意味になる。 直訳すれば、「半金」または「小さな黄金」だと思われる。 【コメント】 ☆アニメシリーズではこの素材の名称は語られなかった。 ☆ニュアンス的には偽金。 ☆『星黎殿』の松明型宝具『トリヴィア』やケレブスが所持していた『伝令の短剣』が...
  • コキュートス
    【種別】 神器 【初出】 I巻 【解説】 “天壌の劫火”アラストールの意志を表出させる、『炎髪灼眼の討ち手』シャナの神器。 銀の鎖で繋いだ黒い球を、交差する金のリングで結んだ意匠のペンダント型で、シャナの胸にかかっている。フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』として契約した直後、少女(シャナ)の望む形、アラストールが「外を見晴るかす、曇りなき瞳」となるよう生成した。 先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダのものは、飾り紐付きの同じく黒い球を意匠した指輪型だった。 シャナの“コキュートス”が彼女のものに似ているのは、アラストールから彼女の事を聞かされていて、神器作成の際にそれを参考にしたためであった。 シャナの場合は力を使っても“コキュートス”には一切変化は無いが、マティルダの場合は力を使う際に飾り紐や宝石などが輝く場合があった。 毎巻の中表紙では、その巻...
  • ウィネ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 V巻 【解説】 真名は“琉眼”(りゅうがん)。炎の色は藤色。 [仮装舞踏会]の一員で、兵科は捜索猟兵。鋭敏な知覚を持ち、知覚の伝染や視界撹乱といった知覚に関する能力を用いていた。 捜索猟兵の中では優秀な方で、力は戦闘向けではないものの頭脳を駆使してフレイムヘイズを三十人ほど発見して、その内十人を自分の手で倒し、外界宿や大物の発見・通報などで功績を挙げていた。 比較的若い“徒”で、この世に渡り来てからも半世紀程度しか過ごしていなかった。 姿はフルフェイスのヘルメットをかぶった黒いライダースーツの男。ヘルメットのシールド下部がギザギザに刻まれており、落書きのような目が描かれていた。この目は彼が力を使う時や張り切った際には、見開かれた大きな一つ目へと変わっていた。 乗っているバイクは宝具ではなく、この世で彼が趣味で手に...
  • フランソワ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 X巻 【解説】 フルネームはフランソワ・オーリック。 『姿影の派し手』(しえいのはして)の称号を持つ、“布置の霊泉”グローガッハのフレイムヘイズ。炎の色は紫苑色。神器は、大きな壺型の“スプレット”。 だらしなく伸ばした髪で目元を隠し、探検家のようなサファリルックの腰に大きく膨らんだポーチをいくつも下げた、細長い体躯の青年。背負った神器の壺が、どうしようもなく奇抜である。 水を操る能力を持ち、川や水脈等を利用した遠距離への干渉と探知、雨や雪を媒介とする遠話に加え、ある一定の範囲内の天候の制御まで行うことができる。さらに、その天候操作という技術に関連して、各種データを元にした、人間の科学力では為しえない精度での天候予測まで行えた。 チューリヒの欧州外界宿総本部に『大地の四神』の一人センターヒルが来訪した際の反応といい、何かにつけ...
  • ドナート
    【種別】 人間 【初出】 II巻(名称はX巻) 【解説】 中世の中部イタリア、ウルビーノ出身の芸術家。“紅世の王”ガヴィダの親友であり、また若い頃は“螺旋の風琴”リャナンシーと恋仲だった。ガヴィダ曰く「純情な爺い」。 リャナンシーが人を喰らう様を見て怒りと悲しみをぶつけたことで、リャナンシーが衝撃のあまり彼の前から去ってしまった後も、彼女への想いと交わした約束を生涯忘れず、リャナンシーの絵を描き、そのことを伝えるようガヴィダに言伝を頼んでこの世を去った。 彼の描いた絵はリャナンシーが見る前にローマ劫略で失われてしまい、それを復活させるために、リャナンシーは“屍拾い”ラミーとして、長い時間をかけて少しずつ“存在の力”を摘み集めていた。 最終巻で、創造された新世界『無何有鏡』へ旅立つ際に“徒”たちがこの世に置いていった莫大な“存在の力”を使用して、リャナ...
  • ズールー
    【種別】 特殊技能者 【解説】 [星追い]のリーダーを務めていた少女。通称『偉大なるズールー』。当時13歳。 <エンペラー>開発の立案から運用総合計画、設計、建造まで全てを管理し主導した「超」の付く天才児。 [星追い]のメンバーたちからは大変に慕われていた。 <エンペラー>乗っ取り事件の際、[ラズルダズル]の襲撃を受け、率いていた半数のメンバーと共に投降も抵抗もせず死亡した。 死亡する際、残りの[星追い]のメンバーに己の死を告げているが、特殊技能を使ったのか、何かの装置か、詳細は不明。 【コメント】
  • マティルダ・サントメール
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 V巻 【解説】 『炎髪灼眼の討ち手』(えんぱつしゃくがんのうちて)の称号を持っていた、“天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズ。炎の色は紅蓮。シャナの先代にあたる初代『炎髪灼眼の討ち手』。『夜笠』はマント状。神器“コキュートス”は指輪型。 圧倒的な貫禄と存在感を持った苛烈高雅な印象を与える女丈夫。炎髪と灼眼すらその容姿の一部とし、相対するものに「敵し得ない」と思わせる存在感の持ち主。炎髪灼眼を解いた本来の姿は、赤い髪に緑の瞳。左利き。淑女と呼ぶには印象が苛烈に過ぎ、女傑と呼ぶには挙措が高雅に過ぎる、秘された宝剣のようなフレイムヘイズ。 魔神の力を自在に使いこなし、自らの闘争心をアラストールの力で具現化させた自在法『騎士団』を用いて数々の“王”や“徒”を討ち、中世ヨーロッパで当代最強と謳われた討ち手。 武装は『騎士...
  • クールフェイカー
    【種別】 役職? 【解説】 正式名称不明。 軍所属ではない、連合政府直属の特殊工作員・政治的密偵のこと。 クールフェイカーという呼称も、他者に付けられて広まった。 【コメント】
  • カール・ベルワルド
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 V巻(称号のみ。氏名はX巻) 【解説】 『極光の射手』(きょっこうのいて)の称号を持つ、“破暁の先駆”ウートレンニャヤと“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤのフレイムヘイズ(初代『極光の射手』)。炎の色はオーロラ。神器は、鏃型の“ゾリャー”。 髭を生やし、西洋甲冑を着た青年。強力かつ有能な討ち手ではあるが、誰かの下に付くことを嫌い、人を従えることにも向いていない、一人一党であるフレイムヘイズの一典型。イケイケノリノリな性格でもあり、戦闘を好んだ。 人間であったときは公子であり、女ったらしだったが、生まれて初めて本気で愛したフレイムヘイズの自在師の女性を“紅世の王”に殺された怒りから契約した。 鏃型の神器“ゾリャー”に乗っての高速戦闘を得意としていた。 表面上の態度や、まずはブチ当たってから対処するその戦闘スタイルから考えな...
  • 啖牙の種(マールス)
    【種別】 自在法 【初出】 短編『クイディティ』 【解説】 『色盗人』の首領である“踉蹌の梢”バロメッツが使用する自在法。 植物にとりついて休眠する、特殊な隠蔽と潜伏を特性とする罠の自在法である。 バロメッツが新世界『無何有鏡』へ渡り来た後に”存在の力”が無限に満ちているのを利用して改良した。 初めに『啖牙の種』を指先大の種として新世界各地にばら撒いて、条件付けに引っ掛かったフレイムヘイズや“紅世の徒“たちの“存在の力”の一部を炎ごと無理矢理に本体のバロメッツの元に転移させる。 更にもう一つの自在法『隠羽織』も使用して、『啖牙の種』で奪い取った“存在の力”を吸収せずに保存した状態のまま自他の存在に根付かせることで、“存在の力”の統御限界を継ぎ足す。 この状態の『隠羽織』を、安易に力を欲する“徒”たちに施術する必要条件である「相手の同意」を得た上で施術し...
  • エリュー
    【種別】 人間 【初出】 外伝『ジャグル』 【解説】 100年程前に“壊刃”サブラクや同輩のコーエンと共にカシュガルに来た日本人探検隊の僧侶。 名前は、日本語では「えりゅう」が正しいと思われる(マージョリーがケーサク、エータと呼ぶのと同じ転訛であろうと思われる)。漢字は由来参照。 発掘した刀剣について、サブラクと議論を交わしたようだ。 【由来・元ネタ】 20世紀初頭に、日本仏教界は中央アジアに大谷探検隊を数次にわたって送り出している。その内の二人が日本人僧侶なのは、それを踏まえてのものと思われる。 時期や名前から見て、1902年(明治三十五年)に第一次大谷探検隊として中央アジアに向かった本多恵隆(えりゅう)のことである。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆これじゃあエリューがフレイムヘイズなのか、それとも人間の外界宿...
  • ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 X巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“破暁の先駆”(はぎょうのせんく)と“夕暮の後塵”(せきぼのこうじん)。炎の色は二人揃ってオーロラ。 中世の『大戦』までは初代『極光の射手』カール・ベルワルドと、現在は二代目『極光の射手』キアラ・トスカナと契約し、鏃型の神器“ゾリャー”に意思を表出させている。 ウートレンニャヤは艶っぽい女性の声、ヴェチェールニャヤは軽くはしゃいだ少女の声。 二人存在しているのではなく、一つの体に二つの人格がある、一心同体の姉妹という他に類を見ない形の“王”。故に態度の差異はあれど、根本の部分は同じであるようだ。 カールともども浅慮な性格で、彼の失策を咎めるどころか一緒になって楽しんでいた。 その油断がたたり、中世の『大戦』終盤で三人揃って[仮装舞踏会]のシュドナイの『神鉄如意』に叩き潰され、二...
  • エスピナ
    【種別】 神器 【初出】 外伝『ヴァージャー』(名称は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』) 【解説】 フレイムヘイズ『荊扉の編み手』セシリア・ロドリーゴの神器。“欺蔽の套子”クエレブレの意思を表出させていた。形状は牙の並んだペンダント型。 外伝『ヴァージャー』でセシリアがオオナムチに殺害された時に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 スペイン語で薔薇のとげを意味する「エスピナ(espina)」。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆セシリアの自在法『アルカサル』とは関係なかったな。 ☆シャナの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やジョージの“フラガラック”やアー...
  • ラジオドラマ&ドラマディスク
    【種別】 メディア 【解説】 2003年11月29日~12月20日 毎週土曜 26 00~26 30 文化放送「電撃大賞」内で全4回放送。同時期にラジオ大阪と東海ラジオでも放送された。 本編I巻とII巻の間を埋める原作者書き下ろしの正式な外伝。後に外伝『ノーマッド』として小説化され『灼眼のシャナM』に収録された。 アニメ化以前の作品であり、キャストがアニメ版と異なっている。 2004年6月に録り下ろしエピソード1編を加えてドラマCD化された。 メディアワークス公式HPや『電撃hp』誌上、文庫本折り込み広告の『電撃の缶詰』を通じて販売された。 スタッフ プロデューサー:三木一馬 脚本:高橋弥七郎、沙藤いつき 演出:鳥島和也 効果:X-1サウンドワークス 音響制作:有限会社エックスワン 製作:メディアワークス キャスト 坂井悠二 : 森田成一 シ...
  • さんじゅうしのしゃな
    【種別】 番外編 【初出】 いとうのいぢ画集 結『遮那』 【解説】 『しんでれらのしゃな』『かぐやひめのしゃな』『おじょうさまのしゃな』に続く、番外編の第四弾にして最終版。 フランスの伝奇小説『ダルタニャン物語』の『三銃士』をベースとした痛快劇。 以下配役 【主人公】 シャナ・ダルタニャン(シャナ) 【三銃士】 ベルペオル・アトス(ベルペオル) シュドナイ・ポルトス(シュドナイ) ヘカテー・アラミス(ヘカテー) 【序幕】 テイラー夫妻 カイム ハリー・スミス トマシーナ・スミス ハリエット・スミス ドゥーグ サラカエル ガヴィダ ドナート セレーナ・ラウダス アナベルグ ゲオルギウス カルン ダーイン 濱口幸雄 大上準子とその両親 幕間0 マリアンヌ フリアグネ コヨーテ ビリー ニーナ ロー...
  • 神器
    【種別】 器物 【初出】 I巻 【解説】 フレイムヘイズの身の内に宿る“紅世の王”が、その意志を表出させるための器物。フレイムヘイズ(契約者または“王”)の“存在の力”により構成されているようである。 『器』の中に休眠している“王”がこの世のことを知覚するための感覚器とも言え、視覚・触覚・聴覚があることは確認されている。味覚・嗅覚・痛覚はあるか不明(痛覚に関して言えば、神器が壊れてもダメージがないようであることから、『無い』と推測は可能)。破壊されても、力を相応に使えば修復可能。 神器と契約者が離れている場合、“王”は契約者の様子を知ることは出来ない(例:XVII巻のシャナとアラストール)。 “王”か契約者のどちらかが望めば、離れていても即座に契約者の手元に戻る(現れる)。神器を戦闘に用いる者と 用いない者がいるが、どこからその差が来るのかは不明。 ...
  • ドンナー
    【種別】 神器 【初出】 X巻 【解説】 “払の雷剣”タケミカヅチの意思を表出させる、フレイムヘイズ『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュの神器。 形状は、青い四芒星の刺繍を施されたベール型。 【由来・元ネタ】 ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』に登場する雷神ドンナー(Donner)。 北欧神話における雷神トールのことである(ドイツ民話でも「ドンナー」と呼ばれる)。 【コメント】 ☆十字を象った神器は、ゾフィーが修道女だった名残りだと思われる。また、十字型の神器は他に『鬼功の繰り手』サーレの“レンゲ&ザイテ”がある。 ☆頭に被るタイプの神器は他にファーディの“ディスグレイス”があった。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『棺の織手...
  • 見えざる手
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『興趣の描き手』ミカロユス・キュイの神器で、“異験の技工”ヨフィエルの意思を表出させている。形状は筆型。 ミカロユスは、この神器で絵画(自在法『パラシオスの小路』を含む)を描いていると思われる。 【コメント】 ☆アニメ第3期には未登場。 ☆筆といえば、ダン・ロジャースの“B.S.I”が万年筆型の神器だな。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”や『輝爍の撒き手』レベッカ・リードの“クルワッハ”やフリーダーの“アンブロシア”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカ...
  • フォッセ
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『枢機の向き手』ボードの神器。“勘破の眼睛”フェイの意思を表出させていた。形状は聖遺物箱型。 VIII巻でボードがパウラ・クレツキーと共に[仮装舞踏会]のシュドナイに殺害された時に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 運河や堀を意味する「フォッセ(fosse)」かな? モルガン・ル・フェイがアーサー王をアヴァロンへ運ぶ際に、運河を下っていったという解釈は出来るが……。 要検証。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”やレベッカ・リードの...
  • 無銘の金環
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック『灼眼のシャナノ全テ』 【解説】 “冥奥の環”アシズの意思を表出させていた、フレイムヘイズ『棺の織手』ティスの神器。形状は頭に嵌める金の輪型。 太古の創造神“祭礼の蛇”との戦いの後、ティスが人間たちの裏切りと凶刃によって命を落とした直後に、アシズが再召喚の自在法によってこの世に顕現した後も、アシズの『清なる棺』によってティスの遺体と共に形状だけは保たれた。 中世の『大戦』最終決戦で、“天破壌砕”によって天罰神として顕現したアラストールによって、ティスの遺体と共に破壊された。 【コメント】 ☆青の髪に映える金色で、最初に登場した漢字の神器だった。 ☆漢字の神器は他に虞軒の『昆吾』や季重の『建木』や笵勲の『丹陽』や劉陽の『羽淵』がある。 ☆全部『達意の言』で翻訳されているんだから、どうでもいいんじゃないかな...
  • テオトル
    【種別】 神器 【初出】 S巻 【解説】 フレイムヘイズ『大地の四神』と彼らの先師である『宙の心臓』こと『焦沙の敷き手』ノースエアと契約した“王”たちの意志を表出させる、石のメダル型の神器。 名称と石のメダルという点は皆共通しているが、形状はそれぞれに異なっており、大体契約者の腰に下げられていた。 “啓導の籟”ケツアルコアトルの意志を表出させる、『星河の喚び手』イーストエッジが持つ“テオトル”。 レリーフを施した丸い石のメダル “殊寵の鼓”トラロックの意志を表出させていた、『皓露の請い手』センターヒルが持っていた“テオトル”。 角張った石のメダル “憚懾の筦”テスカトリポカの意志を表出させる、『群魔の召し手』サウスバレイが持つ“テオトル”。 尖った石のメダル “清漂の鈴”チャルチウィトリクエの意志を表出させる、『滄波の振り手』ウェ...
  • タスラム
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『擒拿の捕り手』オルメスの神器で、“至知の月輪”ケリドウェンの意思を表出させている。形状は枷型。 【由来・元ネタ】 ケルト神話のルー神が投石器(スリング)で放った石弾「タスラム(tathlum)」。セメントで出来ているという。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やフリーダーの“アンブロシア”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やジョージの“フラガラック”やファーディの“ディスグレイス”やアーヴィングの“ルテニアン”やアルマの“フォルテー”やグリンカの“プーハチ...
  • 夜笠(よがさ)
    【種別】 能力(?) 【初出】 I巻 【解説】 天罰神“天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』が身に纏う黒衣。 アラストールの翼の黒い皮膜の一部を部分的に顕現させたもので、着用者の意思に応じて変形し、サイズや形状は自由で、物に巻きつけたりするなど、ある程度動かすことも可能だった。 二代目のシャナはコート状、初代のマティルダ・サントメールはマントの形を基本の形としていた。 内部に多量の荷物を収納できる。イメージ的には、畳んだ皮膜の隙間に押し込むようにしているとのことである。手の先に一瞬だけ出して、荷物の出し入れを行うことも可能(例:『贄殿遮那』など)。 強度はそれなりに高く、銃弾やカード型宝具『レギュラー・シャープ』では小揺るぎもしなかった。シャナは専ら盾として用いており、その際には自身に何重にも『夜笠』を巻き付けたりしていた。...
  • アンブロシア
    【種別】 神器 【初出】 XVII巻(名称はXVIII巻) 【解説】 “応化の伎芸”ブリギッドの意思を表出させている、フレイムヘイズ『骸軀の換え手』アーネスト・フリーダーの神器。 形状は洒落た小ぶりの造花型で、フリーダーのスーツの胸ポケットに挿されている。挿絵で見る限り、赤い薔薇を象っているようだ。 【元ネタ・由来】 ギリシア神話に登場する神々の食べ物アンブロシア(ambrosia)。 「不死」の意味を持ち、人間に使用すると不死身になるという。 【コメント】 ☆どうやら“王”の通称ではなく、フレイムヘイズの能力にちなんだ命名のようだ。 ☆アニメ第3期で登場した。 ☆喋るのは神器ではなくフレイムヘイズの中にいる“王”というツッコミはさておいて、CVは高森奈津美だ。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの...
  • フリズスキャルヴ
    【種別】 神器 【初出】 XVIII巻 【解説】 “鬼道の魁主”ヴォーダンの意思を表出させる、フレイムヘイズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドの神器。 形状は真っ赤な宝石をあしらったブローチ型で、ヒルデガルドの左胸に着けられている。 【元ネタ・由来】 北欧神話の主神オーディン(ドイツ語でヴォーダン)とその妻フリッグだけが座ることのできる、全世界を見渡せる高座フリズスキャルヴ(Hlidskjalf)。 【コメント】 ☆元ネタ的には、シャナが神器“コキュートス”に込めた思いを、神話から抽出したようなものである。ヒルダもシャナと同じような理由で神器を選んだのだろうか? ☆ヒルダの自在法『瞑目の夜景』とも関係しているのかな。 ☆↑フレイムヘイズの神器は違う形状でも、名前が同じことがある(『極光の射手』など)。ヒルダに所縁のある形がブローチであり、それの名前...
  • ディスグレイス
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『誑欺の吐き手』ファーディの神器で、“闊遠の謡”カリオペの意思を表出させていた。形状は帽子型。 1895年、ファーディがアーヴィングと共に[革正団]サラカエル一派に殺害された際に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 不名誉や不信を意味する英語「disgrace」と思われる。 契約者の称号など、ファーディには騙し手の要素が絡んでいたようだ。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆頭に被るタイプの神器は、他にゾフィー・サバリッシュの“ドンナー”がある。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”やヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やドレル・クー...
  • @wiki全体から「アズュール」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索