灼眼のシャナ&A/B用語大辞典内検索 / 「カーソン・リアクター」で検索した結果

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  • カーソン・リアクター
    【種別】 超効率発電機関 【解説】 <対固定単極子循環炉> 超高効率の発電機関だが、非常にデリケートな運用を要求される。 ゾーン発見以前は、転送時のエネルギーロスを承知で衛星軌道上等に置くしかなかった。 要するに、ゾーンに入れとくと都合の良い超発電機。 エネルギーを求めてグレムリンが出現するとわかってからも、 リスクよりもリターンの方が大きいのだろう。 【コメント】
  • か行
    カーソン・リアクター ガレン・メーテルリンク キット クールフェイカー 虚数の獄吏 グレムリン 腐ってゆく死体(ゴー・バッド・マン) 五色の蜘蛛 ゴシップ
  • ゾーン
    .....とは無縁。これはカーソン・リアクターを設置する為に最適な条件である。 ゾーン発生機関へのエネルギー供給が止まると、空気の抜けた風船のように徐々に小さくなって行き、消滅する(物理的に縮小を押しとどめるのは不可能らしい)。 天使の輪(ハイロウ)同士が隣接していても、ゾーン内部はつながったりはしない。 【コメント】 ☆個人的に∠AOB=∠APBだと思う。 ☆下図右は、ゾーン内部からの絵と思って下さい(外側からだとボーダーフェイスは暗いので)。 ☆ゾーン内に元素を放り込んで発生機関を停止させれば人工ダイヤとか大量生産できそう。
  • ヘクサゴン
    【種別】 動力機関 【解説】 展開規模が14000立方キロメートルという、超大型リアクター。 エンペラーともども、人類最大級の動く建造物として知られる。 各個でも重航宙母艦級を遙かに上回る六基のリアクターの連結からなっている。 このためか、六基のリアクターのうち五基が停止しても、運行には支障がない。 しかし、星追い事件の際、六基同時にグレムリンの襲撃を受ける。 リアクターとそれらをつなぐ粒子加速レールを骨格に、それぞれ異なる施設が外付けされる。 各リアクターに敷設された施設とそのコードネームは下記の通り。 1 機関制御司令棟(マルセイ) 2 娯楽棟(アーメンガード) 3 生産プラント棟(テレジア) 4 生活居住棟(ケルビム) 5 機関保守管理棟(アグネス) 6 生物科学実験棟(メタトロン) 【由来・元ネタ】 元ネタは「六角形」...
  • エンペラー
    【種別】 調査開拓航宙船 【解説】 アステロイドベルト資源採掘・供給計画の遂行のため連合政府により建造された、全長十キロ、全幅全高一キロ弱という超巨大航宙船。 動力発生機関に特大のリアクター[ヘクサゴン]を備える。 人類最大級の動く建造物として知られる。 天才児ズールーが開発の立案、運用総合計画、設計、建造を管理主導し、彼女の率いる[星追い]の少女少年が建造実務のほぼ全てが任されていた。 【コメント】
  • フリアグネ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 I巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“狩人”(かりうど)。炎の色は薄い白。 宝具コレクターにして、集めた多くの宝具と自身の智謀でフレイムヘイズを幾人も屠った、狡猾なるフレイムヘイズ殺し。近代では五指に入る、強大な“王”であった。 人化した姿は、なよなよとした白いスーツの美青年。本性の姿は白い鳥。コロコロと表情を変えたり、奇妙に韻の浮いた声で話したりした。 通称は、「命名を趣味にする連中からもらった」とのこと。その当時は人間と交流があったようで、宝具のアルチザン(職人的芸術家)に興味を持っていた(ただし、それ以外の人間やその文化には無関心だった)。また、トリノにはなじみの武器収蔵庫もあった。 “徒”固有の能力として『獲物の性質』を見抜く力を持ち、この力で手にした宝具の能力や使い方を即座に看破することも可能であ...
  • アクス
    【種別】 自在法 【初出】 SIII巻 【解説】 フレイムヘイズ『氷霧の削ぎ手』ノーマン・パーセルの使用していた自在法。 ノーマンの手刀の周囲に氷を凝結させて、人間の少年を両断できる程の大きさの斧の刃を作り出し打ち下ろす。 その威力は一撃で地面を10mから打撃力で裂き、さらに幌馬車の残骸や周囲の炎を吹き飛ばし、一帯を霜で覆う程の冷気を放つほどである。 威力は大きく劣るようだが氷の斧を投げることも可能で、外伝『ソロー』では長椅子型宝具『スフマート』を破壊し、人間のビリー・ホーキンの右二の腕を切断し、左大腿部を深々と裂いて致命傷を負わせていた。 【由来・元ネタ】 英語でもそのままだが、他の自在法と同じくアイスランド語で「斧(Ax)」だと思われる。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆『ゲイル』と『スペイキル』も併用して...
  • レベッカ・リード
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 S巻(称号のみ。氏名はXV巻) 【解説】 『輝爍の撒き手』(きしゃくのまきて)の称号を持つ、“糜砕の裂眥”バラルのフレイムヘイズ。炎の色は桃色。閉じた目を意匠した金色のブレスレット型の神器“クルワッハ”を、右手にはめている。 百戦錬磨の強力なフレイムヘイズであり、現代の[仮装舞踏会]との決戦においては、『儀装の駆り手』カムシンと共にフレイムヘイズ陣営の切り札とも評されるほどの猛者であり、フレイムヘイズ屈指の強者。 ショートヘアの似合う細身の美人。ではあるが、少々過ぎた眼光と、印象的な悪戯っぽい笑みが無用にドスの効いた雰囲気を醸し出しており、ラフな着こなしとチグハグな出で立ちが只者ではない印象を助長している。 目つきは悪いが口も悪い。短気で大雑把な性格らしく、XVII巻では暴れる怪我人はぶん殴って昏倒させ、東京外界宿支部のドアや...
  • B.S.I
    【種別】 神器 【初出】 XVIII巻 【解説】 “弄巧の摽”フィフィネラの意思を表出させている、フレイムヘイズ『具象の組み手』ダン・ロジャースの神器。 形状は万年筆型で、自在法『プレスキット』を用いる時は、指揮棒のように振るわれる。 【元ネタ・由来】 「ベイカー街遊撃隊(Baker Street Irregulars)」の略称ではないかと思われる。名探偵シャーロック・ホームズに協力したストリートチルドレンの集団である。 【コメント】 ☆万年筆が発明されたのは、1883年とされている。 ☆元ネタは、ドイツ政府の情報技術セキュリティ担当省庁BSIの可能性もあった。プレスキットも情報関連なので、こちらの方が可能性は高かったかな? ☆ドイツ連邦共和国のBSI(Bundesamt für Sicherheit in der Informationst...
  • スリュム
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 SIII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“凜乎の涌沸”(りんこのようふつ)。炎の色は錆浅葱色。 フレイムヘイズ『氷霧の削ぎ手』ノーマン・パーセルと契約し、マントの留め具型神器“ヨークトル”に意思を表出させていた。厳しい老爺の声で話す男性の“王”。 1864年、『内乱』の最中にノーマンが交戦した“狩人”フリアグネとビリー・ホーキンを勇者だと評価していたが、二人が作り出した宝具『トリガーハッピー』によってノーマンが戦死したことで、“紅世”へ帰還した。 【由来・元ネタ】 北欧神話に登場する霜の巨人(ヨトゥン)の王スリュム(Thrym)。古ノルド語表記はÞrymr。ミョルニル(またはトールハンマー)を盗み出し、その返還と引き替えに豊穣の女神フレイヤを要求したことで知られる。しかし、ロキとトールにハンマーを取り戻され...
  • プルソン
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“哮呼の狻猊”(こうこのしゅんげい)。炎の色は鉛丹色。 [仮装舞踏会]の禁衛員であり、『星黎殿』守備隊随一の使い手である歴戦の強大なる“王”。 ベルペオルたちが“祭礼の蛇”坂井悠二に同行して『久遠の陥穽』に出発する際に、禁衛員フェコルーが真っ先にその名を挙げるほどに信頼されていた。 外見は獅子の頭を持つ、派手な宮廷衣装を纏った鋭い声の男。凄まじい威力の衝撃波を放つ二種類の自在法『獅子吼』と『ファンファーレ』による衝撃波攻撃を得意としていた。 ダンタリオン教授にも一定の理解を示していたようで、教授製作の『星黎殿』防衛機構も積極的に活用していた。 フレイムヘイズ陣営との戦争では、『星黎殿』の守備隊随一の使い手として残り、要塞守備兵を指揮。ヴィルヘルミナらによるシャナ奪還...
  • さんじゅうしのしゃな
    【種別】 番外編 【初出】 いとうのいぢ画集 結『遮那』 【解説】 『しんでれらのしゃな』『かぐやひめのしゃな』『おじょうさまのしゃな』に続く、番外編の第四弾にして最終版。 フランスの伝奇小説『ダルタニャン物語』の『三銃士』をベースとした痛快劇。 以下配役 【主人公】 シャナ・ダルタニャン(シャナ) 【三銃士】 ベルペオル・アトス(ベルペオル) シュドナイ・ポルトス(シュドナイ) ヘカテー・アラミス(ヘカテー) 【序幕】 テイラー夫妻 カイム ハリー・スミス トマシーナ・スミス ハリエット・スミス ドゥーグ サラカエル ガヴィダ ドナート セレーナ・ラウダス アナベルグ ゲオルギウス カルン ダーイン 濱口幸雄 大上準子とその両親 幕間0 マリアンヌ フリアグネ コヨーテ ビリー ニーナ ロー...
  • プレスキット
    【種別】 自在法 【初出】 XVIII巻 【解説】 フレイムヘイズ『具象の組み手』ダン・ロジャースの自在法。 神器“B.S.I”を指揮棒のように振るい、複数の殴り書きしたような紋章を作り出す。この紋章は、形質強化の自在式で、紋章が刻まれた物体を強化する。一度起動すれば後はダンの力が続く限り発動し続けるが、紋章の部分だけは防御力が元のままなので、これを抜かれると自在法自体が解除される。 【由来・元ネタ】 報道関係者用に配布する資料を意味するプレスキット(press kit)。 【コメント】 ☆フィフィネラの能力とダンのイメージで、この自在法が発現したんだろうな。 ☆B.S.Iも報道とか情報関連の言葉なので、その由来だったのかもしれないな。 ☆その辺の板切れを強化して盾にするくらいなら、自分の服なり身体なりに刻んだ方がいいと思われたが、アンドレ...
  • 儀装の駆り手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 V巻 【解説】 “不抜の尖嶺”ベヘモットのフレイムヘイズ。名前はカムシン・ネブハーウ。 【コメント】 ☆アニメ版から登場していた。 ☆『棺の織手』ティスや『玉紋の騎手』ナムや『焦沙の敷き手』ノースエアや『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードや初代『極光の射手』カール・ベルワルドや二代目『極光の射手』キアラ・トスカナやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニやザムエル・デマンティウスや『大地の四神』イーストエッジやセンターヒルやサウスバレイやウェストショアやマージョリー・ドーとも面識があった。 ☆坂井悠二にしてみれば、『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル並みにたちの悪い奴だった。 ☆カムシンと重複する内容を削除した。 ☆[巌楹院]とも絡んでいたら面白そうだったのに...
  • 空軍(アエリア)
    【種別】 “燐子” 【初出】 X巻 【解説】 [とむらいの鐘]の『右翼』“虹の翼”メリヒムの使役する道具タイプの“燐子”。意思は持っていない。 形状は宙を飛ぶガラスの盾型。外伝漫画『ES』では、縦長の平べったい八面体のように描かれていた。 攻撃系自在法『虹天剣』を自在に反射・変質させる能力を持つ「攻撃のための盾」。メリヒムの半身とまで呼ばれ、彼はこの“燐子”を無数に空に飛ばすことにより、『虹天剣』を最大限に活用した。 [とむらいの鐘]の制空権の要であったが、宝具『小夜啼鳥』争奪戦において、マティルダによって殲滅された。 ブロッケン要塞最終決戦において、『九垓天秤』モレクは作戦を組む際にこれさえあればと何度も思ったようだ。しかしメリヒムは、生き残りか新造かを中世の『大戦』最終決戦まで使わずに隠しており、これによってマティルダは窮地に立たされた。 ...
  • カデシュの心室
    【種別】 自在法 【初出】 VI巻 【解説】 “不抜の尖嶺”ベヘモットのフレイムヘイズ『儀装の駆り手』カムシン・ネブハーウの自在法。 褐色の炎で構成された脈打つ心臓の形をしており、『偽装の駆り手』の作る『瓦礫の巨人』の支点となり制御する自在法『カデシュの血印』から発生するエネルギー流『カデシュの血脈』と結合し、『瓦礫の巨人』の操縦室兼動力炉となる。 調律師であるカムシンは、この自在法を『カデシュの血印』と併せて応用して、『調律』に利用していた。 調律を行うための「本来あるべき姿」のイメージを用意するために、『カデシュの心室』に調律を行う土地の人間を入れ、街の各所に配置した『カデシュの血印』のマーキングを中継点としてその土地を形作る“存在の力”の流れと調和させ、その人間の感じる調和の取れた安らぎの姿=本来のイメージを持った新しいイメージの投影・採取を行い...
  • ビリー・ホーキン
    【種別】 人間 【初出】 SIII巻 【解説】 1864年、南北戦争の裏で勃発していた『内乱』の最中で、『大地の四神』率いる西軍の一部隊である[パドゥーカ]によって故郷の開拓村を焼き払われた上に、右目まで潰された白人の少年。村を焼き払った人間のインディアンたちが口にしていたフレイムヘイズという言葉だけを頼りに荒野を彷徨った末に行き倒れていたところを、宝具製作のために討ち手を憎む人間を探していた“狩人”フリアグネ一行に助けられた。そして、互いの事情を知ったことで利害の一致を見たビリーは、フリアグネとマリアンヌたちや合流したフリアグネの古い友人である[宝石の一味]の頭目コヨーテと行動を共にしながら、銃の腕を磨きつつ復讐の機会を待った。 そして二ヵ月後、コヨーテが得た情報を元に、遂に[パドゥーカ]が通過するであろうとある狭隘地でフリアグネと共に待ち伏せ、遂に[パドゥ...
  • 白兎のサイモン
    【種別】 マスコット 【解説】 ファンシーランドのマスコットキャラクター。 タールワンがこの中に入り、アンディとキットを拉致した。 【コメント】 ☆PART40の426~436ではMMRによりエリア88との関連を暴露されたw
  • ダン・ロジャース
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 XVIII巻 【解説】 『具象の組み手』(ぐしょうのくみて)の称号を持つ、“弄巧の摽”フィフィネラのフレイムヘイズ。炎の色は涅色。神器は万年筆型の“B.S.I”。 腕まくりしたワイシャツに、ネクタイを緩めて締め、くたびれたズボンをはいた中年男性の容姿をしている。 頼りない言動が目立つが、れっきとした強力な討ち手で、フレイムヘイズ陣営の西部防衛線の幕僚長を担う。 形質強化の自在法『プレスキット』を使用する。ハボリムはアンドレイ要塞攻防戦まで、ダンと『プレスキット』に見覚えが無いことから、対[革正団]戦争以降に契約したフレイムヘイズだと推測していたが、真相は外界宿構成員から討ち手となった、齢百にも満たない新しいフレイムヘイズ。 アンドレイ要塞攻防戦を「ドレル爺さんの復仇戦」と意気込んでいることから、ドレルには世話になったようだ。...
  • ザロービ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XIV巻 【解説】 真名は“聚散の丁”(しゅうさんのてい)。炎の色は飴色。 [仮装舞踏会]の捜索猟兵で、巡回士の“吼号呀”ビフロンスと長くコンビを組んでいた。ただし、相手を呼ぶのに真名付けの上「殿」まで添えるので、相当見下されていたようだ。 性格は人質を取ったり、回りくどい手を使ったかと思うと、坂井悠二の言動にビクビクするような小物だった。 神父とも見える裾長の法衣にスカーフを付けた老境の男の姿で、柔和な笑みを顔に貼り付けた人相、痩身の背格好という、スカーフの色以外は全く同じ姿の五人組で行動していた。 五人は別々の存在ではなく、一つの本体の存在が分裂しただけの同じ存在。全員が薄い力の紐のようなもので繋がっており、離れていても合体、分離は自由だった。 力の規模が元々とても小さい上に分裂することでさらに弱まり、五人に...
  • ノーマン・パーセル
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 SIII巻 【解説】 『氷霧の削ぎ手』(ひょうむのそぎて)の称号を持つ、“凜乎の涌沸”スリュムのフレイムヘイズ。神器はマントの留め具型の“ヨークトル”。炎の色は錆浅黄色。 外見は髭をはやした西欧系の白人の討ち手で、『内乱』ではインディアン然とした身なりをしていた。氷の斧を作り出す『アクス』、氷の槍を作り出す『ゲイル』、氷の分身を作り出す自在法『スペイキル』の三つの氷の自在法を使用していた。 当初はアメリカ大陸の外界宿の重鎮であったが、白人の新大陸侵略を看過したことで原住民が圧殺されていく様を悔い、『内乱』が勃発すると『大地の四神』側の西軍に参加した。 しかしその経歴のために信頼されず、[パドゥーカ]を率いての開拓村の襲撃や軍の砦攻撃といった、重要度の低い任務に回された。任務の最中、ビリー・ホーキンの住んでいた開拓村を潰し...
  • リュパン
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 “截の猛狼”ガルーの意思を表出させていた、フレイムヘイズ『憑皮の舁き手』ドゥニの神器。形状はマント型。 20世紀前半の対[革正団]戦争でドゥニが戦死した際に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 「リュパン(lupin)」は、塀に沿って出現する狼の姿をした臆病な妖精リュバンの中で、勇敢な個体のことである。人間に興味を持った近づいてきたり、道を塞ぐこともあるという。 契約者の称号や“王”の真名からは、この神器が毛皮で出来ているのではないかとの連想が働いた。それは、古代北欧で狼や熊の毛皮を身に纏いトランス状態になって戦う狂戦士バーサーカーそのものである。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュート...
  • フレイムヘイズ兵団
    【種別】 フレイムヘイズの組織 【初出】 X巻 【解説】 大規模な“紅世の徒”の組織に対抗するため、本来徒党を組むことがめったにないフレイムヘイズ達が集い、結成された軍団。名は符号としてのもので、命名は傭兵上がりのフレイムヘイズ・孤児ことザムエル・デマンティウスが提案した。 16世紀のものと現代のものの二つがあった。 【16世紀】 “徒”たちの戦闘集団[とむらいの鐘]に対抗すべく、神聖ローマ帝国(現ドイツ)において結成された。 その結成には『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールと『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルが大きく携り、組織編制、人員結集、物資調達など兵団の組織としての体裁は、『犀渠の護り手』ザムエル・デマンティウスが整えた。 軍団としての最低限の体裁はあるが、基本的に一人一党気質の討ち手たちを寄せ集めただけの烏合の衆に近く、戦略...
  • ターボル
    【種別】 神器 【初出】 XVII巻(名称はXVIII巻) 【解説】 “吾鱗の泰盾”ジルニトラの意思を表出させていた、フレイムヘイズ『犀渠の護り手』ザムエル・デマンティウスの神器。 親指大の銀杯型で、戦闘中は紐で胸ポケットにくくりつけられていた。 自在法『ジシュカの丘』を行使する際には、この神器を弾いてその余韻を握りしめ、地面に掌を打ち付けていた。 XX巻の終盤で、ザムエルが戦死したと同時に消失した。 【元ネタ・由来】 チェコ共和国南ボヘミア州の都市ターボル(Tábor)が由来。都市名自体は、イエスが山上の説教を行った、イスラエルのタボル山にまで遡る。 この都市は15世紀前半のフス戦争の際に、神聖ローマ皇帝に反旗を翻したフス派の中の最急進派(ターボル派)の軍事拠点となった。 このターボル派が、その司令官ヤン・ジシュカの病没後に、自分たちを「孤...
  • セシリア・ロドリーゴ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 外伝『ヴァージャー』 【解説】 『荊扉の編み手』(けいひのあみて)の称号を持つ、“欺蔽の套子”クエレブレのフレイムヘイズ。炎の色は柳色。神器は牙を並べたペンダント型の“エスピナ”。 二十代の容姿をした女性のフレイムヘイズ。心が弱く、他者への配慮をどうでもいいと考える自分勝手な性格をしていた。 中世の『大戦』の時代に大量に粗製濫造された討ち手「ゾフィーの子供たち」の一人。戦闘力こそ低いものの防御に特化した討ち手で、形質強化を行う防御系自在法『アルカサル』を使用する(ただし、設置までに時間がかかる)。 中世の『大戦』では、わけもわからぬ危機感のまま後方で戦った。 中世の『大戦』終結後、心の弱さから軽侮されて一人で行く道に迷っていたところを、中世の『大戦』で知り合った『戈伏の衝き手』クレメンス・ロットに声をかけられて、相棒と...
  • アンブロシア
    【種別】 神器 【初出】 XVII巻(名称はXVIII巻) 【解説】 “応化の伎芸”ブリギッドの意思を表出させている、フレイムヘイズ『骸軀の換え手』アーネスト・フリーダーの神器。 形状は洒落た小ぶりの造花型で、フリーダーのスーツの胸ポケットに挿されている。挿絵で見る限り、赤い薔薇を象っているようだ。 【元ネタ・由来】 ギリシア神話に登場する神々の食べ物アンブロシア(ambrosia)。 「不死」の意味を持ち、人間に使用すると不死身になるという。 【コメント】 ☆どうやら“王”の通称ではなく、フレイムヘイズの能力にちなんだ命名のようだ。 ☆アニメ第3期で登場した。 ☆喋るのは神器ではなくフレイムヘイズの中にいる“王”というツッコミはさておいて、CVは高森奈津美だ。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの...
  • エカテリーナ
    【種別】 犬・ペット 【初出】 アニメ版 【解説】 アニメ版オリジナルキャラ。 吉田一美が飼っている犬。犬種は豆柴。毎朝散歩をさせてあげないと、機嫌が悪くなる(公式サイトより)。 【由来・元ネタ】 女性名「キャサリン」のロシア語形。 代表的な人物は、ロシア啓蒙主義者エカテリーナ・ダーシュコワ公爵夫人(Princess Ekaterina Dashkova)、ロシア帝国女帝エカテリーナ2世大帝(1729-1796)など。 【コメント】 ☆アニメ版やDVD特典しゃくがんのしゃなたんで活躍した。 ☆『しゃくがんのしゃなたん』でシャナたんに燃やされた。[革正団]のドゥーグの“燐子”黒妖犬や[仮装舞踏会]の大筒型“燐子”やニティカより扱いがひどかったな。 ☆↑一度目はチワワのような小型犬、二度目はパグに、三度目はドーベルマンに代わっていた。名前...
  • 極光の射手
    【種別】 フレイムヘイズ、称号 【初出】 V巻 【解説】 “破暁の先駆”ウートレンニャヤ・“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤのフレイムヘイズの称号。炎の色はオーロラ。 V巻で破壊そのものが得意なフレイムヘイズとして、『儀装の駆り手』カムシンと共に語られた。後にX巻にて登場。 参照 →カール・ベルワルド →キアラ・トスカナ 【コメント】 ☆内容を整理し、主な文はカールの項へ移動。この項はV巻当時の情報に準拠した。 ☆『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや『儀装の駆り手』カムシンや『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやゾフィー・サバリッシュ並みに派手だったな。 ☆『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディや『棺の織手』ティスやノースエアやノーマン・パーセルや『大地の四神』より目立ったな。 ☆S巻にて、二代目確認。XV巻で二代目登場。 ...
  • ヨークトル
    【種別】 神器 【初出】 SIII巻 【解説】 “凜乎の涌沸”スリュムの意思を表出させていた、フレイムヘイズ『氷霧の削ぎ手』ノーマン・パーセルの神器。形状はマントの留め具型。 1864年、『内乱』の最中にノーマンが戦死した際に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 アイスランド語で「氷河」を意味する「jökull」。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆ノーマンの氷の自在法『ゲイル』『アクス』『スペイキル』とは、何の関係もなかったな。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”や『輝爍の撒き手』レベッカ・リードの“クルワッハ”やジョージの“フラガラック”やアーヴィングの“ルテニアン...
  • ルテニアン
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『替移の接ぎ手』アーヴィングの神器で、“訓議の天牛”ザガンの意思を表出させていた。形状はコイン型。 1895年、アーヴィングがファーディと共に[革正団]サラカエル一派に殺害された際に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 キエフ大公国の別名ルテニアの国民を表す「ルテニアン(Ruthenian)」と思われる。 彼ら自身はルシンと自称しており、ハンガリー語や英語を経由してルテニアンとなった。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア“や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”や『輝爍の撒き手』レ...
  • スペイキル
    【種別】 自在法 【初出】 SIII巻 【解説】 フレイムヘイズ『氷霧の削ぎ手』ノーマン・パーセルが使用していた自在法。 氷の分身を生み出し、五人に増えて攻撃することが出来る。それぞれが自在法を使うことも可能。ただし、分身は銃弾でも砕けて消え去るほどに脆い。 この自在法の最大の特徴は、敵がどういう順番で攻撃してこようと、自分自身は必ず一番最後になるという点である。つまり五体の内に一体の本体と四体の分身がいるのではなく、最後の一体になるまでは本体はいなくなり、全てが分身となる。 【由来・元ネタ】 アイスランド語で「鏡」を意味する「Spegill」だと思われる。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆外伝『ソロー』では氷の自在法『アクス』と『ゲイル』も使用して、フリアグネとビリー・ホーキンを追い詰めた。 ☆[とむらいの鐘...
  • 見えざる手
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『興趣の描き手』ミカロユス・キュイの神器で、“異験の技工”ヨフィエルの意思を表出させている。形状は筆型。 ミカロユスは、この神器で絵画(自在法『パラシオスの小路』を含む)を描いていると思われる。 【コメント】 ☆アニメ第3期には未登場。 ☆筆といえば、ダン・ロジャースの“B.S.I”が万年筆型の神器だな。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”や『輝爍の撒き手』レベッカ・リードの“クルワッハ”やフリーダーの“アンブロシア”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカ...
  • リゾルート
    【種別】 サイボーグ 【解説】 「幽霊(ファントム)」として<ゾーン>に現れる純白の怪人。 実際は、閉鎖空間内における戦術体系、「限定空間戦」の技能者たる戦闘サイボーグ。 元は「引き寄せ(アポート)」を使う特殊技能者で数々の暗殺を行い『アブダクター』と 呼ばれていた、逮捕されたのち閉じ込められた偽装経験領域(イミテイブル)で死への緩慢な眠りのうちにあったが、たまたますぐ近くに収監されていたトランクイロとの出会いをきっかけに彼女のために戦うことを決意する。 【元ネタ】 名前は音楽用語で『決然と』などの意味を持つ「Risoluto」から。 【コメント】 ☆トランクイロのナイトとして生き、そして死んでいった。 ☆もしあと少しアプラクサスの停止がおそければアンディも負けていたかも。 ☆『アブダクター(Abducter)』は誘拐者の意。言いたいことは分...
  • Eternal song ‐遙かなる歌‐
    【種別】 外伝エピソード 【初出】 電撃黒マ王 【解説】 電撃黒マ王で連載(後に電撃マ王に移籍)された『灼眼のシャナX』のコミカライズ。原作者である高橋弥七郎氏の監修が多分に入っており、初出の情報もあった。 第一話で登場した[巌楹院]の首領ゴグマゴーグは、原作の番外編『おじょうさまのしゃな』と『さんじゅうしのしゃな』に登場しており、公式な外伝と受け取っていいと思われる。 また、絵師である木谷椎氏は充分に迫力ある戦闘シーンを描いており、原作ファン(特にX巻のファン)必見の出来であった。 【I巻】 第一話:X巻の前日談、先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメール&『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルVS[巌楹院] 第二話:中世の『大戦』開戦、初代『極光の射手』カールVSソカル 第三話:回想でマティルダVSニヌルタ 第四話:ゾフィー・サバリッシュ...
  • フォルテー
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『蘇活の撫し手』アルマの神器で、“生阜の抱擁”ケレスの意思を表出させている。形状はスカーフ型。 【由来・元ネタ】 イタリア語で「強い」を意味する「forte」ではないかと思われる。音楽記号の「f」である。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”や『輝爍の撒き手』レベッカ・リードの“クルワッハ”やゾフィー・サバリッシュの“ドンナー”やアレックスの“コルタナ”やドゥニの“リュパン”やジョージの“フラガラック”やアーヴィングの“ルテニアン”やファーディの“ディス...
  • ア行
    アーヴィング 外界宿(アウトロー) 阿吽の伝令 空軍(アエリア) あおり文 アクス アシズ 星(アステル) アズュール あだ名 アタランテ アテンの拳 「あなたたちに、天下無敵の幸運を」 アナベルグ アニメ第3期 アニメ第2期 アニメ版 阿の伝令 鐙の寵 アラストール アルカサル アルシアー アルマ アルラウネ アレックス 逆転印章(アンチ・シール) アンドレイ要塞 アンブロシア イーストエッジ 捜索猟兵(イエーガー) 異形の戦輪使い 池のトーチ化 池速人(いけはやと) 意思総体 いとうのいぢ イナンナ イルヤンカ 色盗人(いろぬすびと) 「今ここにいる坂井君が、人間だってことを、私は知ってます。」 「因果の交差路でまた会おう」 インベルナ 大皿(ヴァークシャーレ) 車両要塞(ヴァーゲンブルク) 禁衛員(ヴァッフェ) ウァラク ウアル 巡回士(ヴァンデラー) ウィツィロポチトリ ウィネ ヴ...
  • 獅子吼
    【種別】 自在法 【初出】 XVIII巻 【解説】 [仮装舞踏会]の禁衛員である“哮呼の狻猊”プルソンが使用していた破壊の自在法。 息を吸い込み、口から破壊の衝撃波を放つ。非常に単純な技だが、その威力は凄まじく、『星黎殿』攻防戦ではただの一撃で『儀装の駆り手』カムシンの瓦礫の巨人の片足や片腕、攻撃までをも粉々に吹き飛ばし、その余波だけでフレイムヘイズに全身を満遍なく鉄棒で強打されたかのような大打撃を与えた。 プルソンは、この自在法と『ファンファーレ』と併用して『輝爍の撒き手』レベッカ・リードを追い詰めた。 【由来・元ネタ】 仏が説法することを、獅子が吼えて百獣を恐れさせる威力にたとえた言葉・獅子吼。 【コメント】 ☆アニメ第3期で登場・使用された。 ☆原理が似た自在法は他に[革正団]のドゥーグの『金切り声』があった。 ☆[巌楹院]...
  • テオトル
    【種別】 神器 【初出】 S巻 【解説】 フレイムヘイズ『大地の四神』と彼らの先師である『宙の心臓』こと『焦沙の敷き手』ノースエアと契約した“王”たちの意志を表出させる、石のメダル型の神器。 名称と石のメダルという点は皆共通しているが、形状はそれぞれに異なっており、大体契約者の腰に下げられていた。 “啓導の籟”ケツアルコアトルの意志を表出させる、『星河の喚び手』イーストエッジが持つ“テオトル”。 レリーフを施した丸い石のメダル “殊寵の鼓”トラロックの意志を表出させていた、『皓露の請い手』センターヒルが持っていた“テオトル”。 角張った石のメダル “憚懾の筦”テスカトリポカの意志を表出させる、『群魔の召し手』サウスバレイが持つ“テオトル”。 尖った石のメダル “清漂の鈴”チャルチウィトリクエの意志を表出させる、『滄波の振り手』ウェ...
  • マリアンヌ
    【種別】 “燐子” 【初出】 I巻 【解説】 強大な“紅世の王”である“狩人”フリアグネの恋人であった“燐子”。真名は無いが、宝具使いの“燐子”『可愛いマリアンヌ』と呼ばれていた。 フリアグネが率いる高度な“燐子”の中でも、筆頭の強さと思考能力を持っていた。本体は粗末な人形の姿で、よくマネキンに入っていた。1848年のトリノで、フリアグネと出会った。 『内乱』が勃発した翌年の1864年、アメリカ大陸でフリアグネや他の“燐子”たちと共に移動中に、倒れていた人間の少年ビリー・ホーキンと遭遇。気を失っていたビリーが「フレイムヘイズ」とうわ言で呟いたことから、ビリーがフリアグネが捜し求めていた討ち手への復讐心を抱く人間であることに気付くと、フリアグネの指示でビリーの手当てを行った。それから二ヶ月間、ビリーの世話と手助けを行い、ビリーの仇である[パドゥーカ]を待ち伏せ...
  • フォッセ
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『枢機の向き手』ボードの神器。“勘破の眼睛”フェイの意思を表出させていた。形状は聖遺物箱型。 VIII巻でボードがパウラ・クレツキーと共に[仮装舞踏会]のシュドナイに殺害された時に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 運河や堀を意味する「フォッセ(fosse)」かな? モルガン・ル・フェイがアーサー王をアヴァロンへ運ぶ際に、運河を下っていったという解釈は出来るが……。 要検証。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”やレベッカ・リードの...
  • 四方鬼
    【種別】 “燐子” 【初出】 X巻 【解説】 [仮装舞踏会]の“王”である“道司”ガープの“燐子”。 彼が四方に連れている子供の人形の“燐子”。意思の有無は不明。 自在法『大突破』使用時は敵の捕縛、固定役である。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明するのかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。 ☆フリアグネの作ったマリアンヌやニーナやローレッタの方が性能高そうだったな。 ☆[仮装舞踏会]の大筒型“燐子”よりは性能高かっただろうな。[とむらいの鐘]の『右翼』メリヒムの『空軍』や[革正団]のドゥーグの黒妖犬やティリエルの『ピニオン』と似たり寄ったりだったな。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアや『儀装の駆り手』カムシンや『極光の射手』カール・ベルワルドとキアラ・トスカナやザ...
  • ファンファーレ
    【種別】 自在法 【初出】 XVIII巻 【解説】 [仮装舞踏会]の禁衛員である“哮呼の狻猊”プルソンの使用していた攻撃系自在法。旗付きの長い喇叭を多数作り出して空中に展開し、各々から衝撃波を吹き放つ。 これによって自在に、広域全方位に多数の衝撃波を放つことができる。 遠距離操作も可能で、自身から離した特定の場所に設置し任意で衝撃波を放たせることもできる。 喇叭を幾つも直列させ、衝撃波を絞って威力をさらに高め、狙撃銃のように使うこともできる。 『星黎殿』攻防戦では、この自在法に『獅子吼』を織り交ぜた戦法でフレイムヘイズ『輝爍の撒き手』レベッカ・リードを追い詰めた。 【由来・元ネタ】 式典などで演奏されるごく短い音楽、「ファンファーレ(Fanfare)」。 悪魔プルソンが出現する際には、トランペットのファンファーレと共に姿を現すという。 ...
  • ダンスパーティー
    【種別】 宝具 【初出】 I巻 【解説】 ハンドベル型の宝具。鳴らした音色に共鳴させて、“燐子”を爆発させる。 爆発する際は“燐子”の中の炎の鼓動が加速し、ある一点を超えたところで凝縮・爆発する。 宝具コレクターにして多数の“燐子”を使役する“狩人”フリアグネが所有していた宝具で、シャナに対して接近戦に持ち込ませた“燐子”を爆破させて攻撃した。 しかし上記の使い方は全て偽装であり、フリアグネはこの宝具を使って秘法『都喰らい』を発動させようとしていた。 大量のトーチに『ダンスパーティー』の鼓動を仕掛け、同時にそれらを爆破、繋がりを大量に失った御崎市を急激に歪ませることで高純度の“存在の力”に変換することを計画していた。 しかし、坂井悠二の鋭敏な感知能力によって本来はフレイムヘイズや“紅世の徒”でも感知が困難な爆破の鼓動と作戦を看破され、不発に終わる...
  • ジョコーソ
    【種別】 人間 【解説】 トランクイロに雇われた人間の一人。 背が高く甲高い声の女性。 腐ってゆく死体の部隊を率いてディビジョン駆除商会のバックアップ要員を襲うが、偶然居合わせたラズルダズルのウィッシュとクエルにセクションごと全滅させられる。 完全に相手を舐めた武装で登場しあっさりと殺され、仲間内でも「無能」「馬鹿」呼ばわりされていたことから実力は低い事が伺える。 【元ネタ】 名前は音楽用語で『楽しげに』を意味する「giocoso」からきている。 【コメント】 ☆性格はボランテに近そうだが強さも扱いも格段に低い・・・
  • ポンポーソ
    【種別】 人間 【解説】 トランクイロの協力者である技術者。 トランクイロと共にアプラクサスの構築を手がけていた。 外見は老人なのだが、その正体はボギーと同じく星追い出身の青年、コール。 【元ネタ】 名前は音楽用語で『壮麗に』を意味する「pomposo」からきている。 【コメント】
  • ラツィエル
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 二次小説『討滅の獄』(非公式) 【解説】 真名は“秘説の領域”、炎の色は薄紅色。 『潜める追っ手』ノトブルガと契約している“紅世の王”。低い男性の声で話す。フレイムヘイズ殺しの性質を持つ自身の力を、意思を表出させる神器“レオナルドゥスの解放”に与えていた。 御崎市のギリギリ外側で始まった坂井悠二とノトブルガとの戦いで、ノトブルガが戦闘不能になり悠二にとどめを刺すよう暗に促した直後に、悠二に語りかけてノトブルガがまだ生きて封絶を維持できている状態にもかかわらず、自身が持つフレイムヘイズ殺しの力でノトブルガを内側からこじ開けて強制的な顕現を果たそうとした。 それは、ノトブルガの行為を感情の波の無い言葉で言い当てるのとは裏腹に、契約者を思いやる性格からの行動であったが、悠二の必死の説得によって思い留まった。 ...
  • アニメ版
    【種別】 メディア 【解説】 2005年10月よりU局とインターネット配信で2006年3月まで放送された。 スタッフ 監督: 渡部高志 シリーズ構成: 小林靖子 キャラクターデザイン: 大塚 舞 色彩設定: 伊藤由紀子 美術監督: 奥井 伸 撮影監督: 福世晋吾 音響監督: 明田川 仁 音楽: 大谷 幸 アニメーション制作: J.C.STAFF 製作: 『灼眼のシャナ』製作委員会 主題歌 1stOP:『緋色の空』川田まみ(I ve) 1stED:『夜明け生まれ来る少女』高橋洋子 2ndOP:『being』KOTOKO(I ve)(第17話~) 2ndED:『紅の静寂』石田燿子(第15話~) キャスト シャナ : 釘宮理恵 坂井悠二 : 日野 聡 アラストール : 江原正士 吉田一美 : 川澄綾子 ...
  • ゲイル
    【種別】 自在法 【初出】 SIII巻 【解説】 フレイムヘイズ『氷霧の削ぎ手』ノーマン・パーセルの使用していた自在法。 氷の槍を作り出し、穂先を伸ばして攻撃する。外伝『ソロー』では、剣型宝具『ラハット』の炎を貫いて“狩人”フリアグネの左肩口に食い込んで負傷させた。 【由来・元ネタ】 アイスランド語で「槍」を意味する「Geir」だと思われる。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆『アクス』と『スペイキル』も併用して、フリアグネとビリー・ホーキンを追い詰めた。 ☆槍といえば季重の“建木”が槍型の神器で、[仮装舞踏会]の『三柱臣』シュドナイの『神鉄如意』が剛槍型の宝具だったな。 ☆きっと、[とむらいの鐘]の『九垓天秤』中軍首将ニヌルタとの相性は悪かっただろうな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”...
  • フレイムヘイズ
    【種別】 存在 【初出】 I巻 【解説】 “紅世の徒”による『世界の歪み』の発生を防ぐために彼らを討つ異能の遣い手たち。単に「討ち手」とも呼ばれる。“紅世の王”と、“王”と契約した元人間の、二人で一人を指している。 その呼び名の由来は、“王”との契約の瞬間に人間が垣間見る『炎の揺らぎ』からである。その幻視の光景から、いつしか『フレイムヘイズ』と呼称するようになったようだ。 『炎髪灼眼の討ち手』など、身に宿す“王”とその能力に応じた称号を持つ。称号は『■■の○○手』という形で統一されており、同じ“王”であれば、契約者が代替わりしても称号は替わらない。 19世紀後半から20世紀前半までの対[革正団]戦争以降、フレイムヘイズに呼びかける時は、契約者の名前を先に、“王”の名前を後にするのが礼儀とされた。 契約者の内に宿る“王”は、フレイムヘイズによって様々な形状をとる...
  • スフマート
    【種別】 宝具 【初出】 SIII巻 【解説】 “狩人”フリアグネが19世紀後半に所有していた長椅子型の宝具。 この長椅子に乗っていれば、気配を消すことができた。 1864年、『内乱』の最中の北米大陸で、フレイムヘイズ『氷霧の削ぎ手』ノーマン・パーセルの自在法『アクス』によって破壊された。 【由来・元ネタ】 絵画の技法「スフマート(Sfumato)」。輪郭を描かずにぼかすところが宝具の性質と似ていることから、名付けられたのだろうと思われる。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆気配を隠蔽する宝具は、他に[仮装舞踏会]の巡回士ビフロンスの『タルンカッペ』と外界宿の核である『テッセラ』がある。 ☆気配を消す自在法は[百鬼夜行]のギュウキの『倉蓑笠』がある。 ☆椅子といえば、他に[仮装舞踏会]盟主の創造神“祭礼の蛇”坂...
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