灼眼のシャナ&A/B用語大辞典内検索 / 「セドナの舞」で検索した結果

検索 :
  • セドナの舞
    【種別】 自在法 【初出】 XXI巻(名称は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』) 【解説】 “清漂の鈴”チャルチウィトリクエのフレイムヘイズ『滄波の振り手』ウェストショアの自在法。 水を操り、また水に飲み込んだ“存在の力”を水に変換・還元する。水がない状況でもウェストショア自身の攻撃で倒した“徒”の“存在の力”も水に変換・還元し、その水を操ることもできる。 ただし変換能力にも限度があるようで、[仮装舞踏会]の巡回士オロバスの放った高密度の炎弾は変換・還元しきれず水が蒸発し、レライエの『ニムロデの綺羅』には水の突破や逸らすことを許していた。 膨大な水で相手を押し流す他、相手を飲み込み捕える、水や炎で形作った魚類、鳥類、哺乳類(いずれもインディアンと馴染み深い生き物)、銛による直接攻撃なども行える。 劇中で作り出されたのは アザラシ(敵...
  • サ行
    ...シリア・ロドリーゴ セドナの舞 セトの車輪 ゼミナ セムルヴ セレーナ・ラウダス センターヒル センティア 千里眼 ソアラー 壮挙 早朝の鍛錬 相柳 ソカル ゾフィー・サバリッシュ ソラト ゾリャー 存在の泉 存在の力
  • 巴字奔瀑
    ...水を生み出す自在法『セドナの舞』とは別の性質だったのかな(『巴字奔瀑』でできた水は還元と違い、自在法の解除で消えるとか)? ☆シャナの『断罪』や『飛焔』や『真紅』や[とむらいの鐘]の『右翼』メリヒムの『虹天剣』や『大地の四神』イーストエッジの『夜の問い』は防げないかもな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミ相手にも使用してほしかったな。
  • チャルチウィトリクエ
    ...ストショアが自在法『セドナの舞』として遺憾なく行使している。 【コメント】 ☆アニメ第3期で登場した。 ☆センターヒルの『トラロカン』やダン・ロジャースの『プレスキット』とのコンボが見たかったな。 ☆もっとケツアルコアトルやトラロックやテスカトリポカやウィツィロポチトリやスリュムとの絡みが見たかったな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやイナンナやトンサーイや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』チェルノボーグやモレクやウルリクムミやジャリやフワワやニヌルタやソカルや[宝石の一味]のコヨーテやフックスとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、護衛隊の一員というやられ役として登場している。
  • プレスキット
    ...やウェストショアの『セドナの舞』ともコラボしてほしかった。 ☆[仮装舞踏会]の禁衛員フェコルーの『マグネシア』と湾曲刀型宝具『オレイカルコス』や[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズの『清なる棺』や『右翼』メリヒムの『虹天剣』や『左翼』イルヤンカの『幕瘴壁』や『九垓天秤』ウルリクムミの『ネサの鉄槌』やチェルノボーグの『影浸』やジャリの『五月蝿る風』やソカルの『碑堅陣』やフワワやニヌルタや[仮装舞踏会]の捜索猟兵レライエの『ニムロデの綺羅』やピルソインの『ダイモーン』やオセの『サイクル』や巡回士オルゴンの『レギオン』やパイモンの『王の供連』やバルマの『羅梭』や布告官デカラビアの『プロビデンス』や禁衛員プルソンの『獅子吼』と『ファンファーレ』やウアルの『ビト』や[革正団]のサラカエルの『呪眼』やドゥーグの『金切り声』とも戦わせてみたかったな。
  • 自在法
    ...の問い/パチャクチ/セドナの舞/サイクル 22:パラシオスの小路/グランマティカ SII:倉蓑笠/ヒーシの種/地駛/カラブラン SIII:アクス/スペイキル/ゲイル ES:碑堅陣 ゲーム:ゲマインデ 灼眼のシャナノ全テ:大突破 灼眼のシャナノ全テ 完:羅梭 外伝『ジャグル』:巴字奔瀑 外伝『アンフィシアター』:ストマキオン/オベリスク 短編『クイディティ』:啖牙の種/隠羽織 SIV:爆閃 【コメント】 ☆アニメ版から登場・使用されていた。 ☆「自在」法という割には、いろいろと制限が多かった。 ☆最終巻で新世界『無何有鏡』が創造されたから、そこでは自在法を使いたい放題なんだろうな。 ☆自在法って字面だけみると“自らが在る法”だから、存在の本質に沿った力という制約があったのかもな。 ☆宝具や“ミステス”と、どっちが使い勝手が良かったかな。 ☆[巌...
  • ウェストショア
    ...を自在に操る自在法『セドナの舞』を使い、“徒”の保持する“存在の力”を水に変換・還元する。大津波で相手を飲み込み捕える他、水で形作った魚類、鳥類、哺乳類(いずれもインディアンと馴染み深い生き物)による直接攻撃なども行える。 水の波で相手を捕らえて身動きをとれなくした後に、まず“紅世”に帰る様に説得を試みるという、非常に珍しい戦法を基本としている。 この水は相手の炎弾や自在法の“存在の力”をも水へと変換して封じるため、水から出る術のない“徒”はやむなく“紅世”に帰ることを余儀なくされ、それでも帰らぬ者には何らかの攻撃で討滅したり、捉えたまま水を津波のように流す。 津波のような大規模な技の使い手だが肉弾戦の技量も尋常ではなく、突進してきたオロバスを片足であしらい、名も無き“徒”を次々と蹴りで粉砕すると同時に水の武器へと変換。その武器でさらに敵を討ち得た水をまた武器として敵を滅すとい...
  • ドナート
    【種別】 人間 【初出】 II巻(名称はX巻) 【解説】 中世の中部イタリア、ウルビーノ出身の芸術家。“紅世の王”ガヴィダの親友であり、また若い頃は“螺旋の風琴”リャナンシーと恋仲だった。ガヴィダ曰く「純情な爺い」。 リャナンシーが人を喰らう様を見て怒りと悲しみをぶつけたことで、リャナンシーが衝撃のあまり彼の前から去ってしまった後も、彼女への想いと交わした約束を生涯忘れず、リャナンシーの絵を描き、そのことを伝えるようガヴィダに言伝を頼んでこの世を去った。 彼の描いた絵はリャナンシーが見る前にローマ劫略で失われてしまい、それを復活させるために、リャナンシーは“屍拾い”ラミーとして、長い時間をかけて少しずつ“存在の力”を摘み集めていた。 最終巻で、創造された新世界『無何有鏡』へ旅立つ際に“徒”たちがこの世に置いていった莫大な“存在の力”を使用して、リャナ...
  • シュドナイ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 III巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“千変”(せんぺん)。炎は濁った紫色。かつての中国での通称は蚩尤。 [仮装舞踏会]の『三柱臣』の一角たる『将軍』の立場にある、最強とされる強大極まる“紅世の王”。 創造神“祭礼の蛇”の眷属として作られた特殊な“徒”であり、主や仲間たちの護衛役としての役割を持つ。 その役割ゆえに、「他者を守る」という“徒”としては特殊な欲求を持っていた。 『将軍』としての仕事に対して不真面目で、護衛の依頼をしてきた他の“徒”をフレイムヘイズから守るという「道楽」にかまけて、『三柱臣』として自らが果たすべき仕事を(IV巻終了時点までは)一つもこなしていなかった。 しかし、依頼を遂行する際にはプロ意識や仕事人気質を発揮する、変わりものの“王”。 彼が依頼に没頭するのは、依頼によって他者を守ると...
  • 御崎市(みさきし)
    【種別】 地名 【初出】 I巻 【解説】 物語の舞台である、県下でもそれなりの大きさを誇る市。首都圏近郊に位置する。市の中央を真南川が流れ、そこから東半分が市街地、西半分が住宅街というつくりをしている。 夏にはミサゴ祭りがあり、市外から多くの観光客が訪れた。 “紅世”関連の事件が連続して発生していたため、VI巻以後『闘争の渦』の疑いが持たれていたが、XXI巻で確定した。 フリアグネの秘法『都喰らい』未遂により、この数百年で御崎市ほどひどく荒らされ歪んだ土地はないとXXI巻で“祭礼の蛇”坂井悠二は語っていた。そのため、『大命』最終段階の実行地点に選ばれた。 御崎市の施設 →御崎アトリウム・アーチ →御崎大橋 →御崎市駅 →御崎高校 →依田デパート →時計塔 →真南川 二月、大命宣布を聞いた“徒”たちが世界中から集まり、さらに...
  • ヴィルヘルミナ・カルメル
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 III巻(称号のみ。名前はV巻) 【解説】 『万条の仕手』(ばんじょうのして)の称号を持つ、“夢幻の冠帯”ティアマトーのフレイムヘイズ。炎の色は桜色。 強力な女性のフレイムヘイズであり、シャナの育ての親の一人で、フレイムヘイズの中でも指折りの猛者。 中世の『大戦』での英雄であり、古い“徒”にとって死の代名詞とも言われた。 中世の『大戦』以降の数百年間は、二代目『炎髪灼眼の討ち手』育成のために姿をくらましていたが、最近になって再び表の世界に復帰した。 現在では、“徒”の討滅に力を注いで数百年のブランクを覆す名声を再び確立し、“徒”絡みの事件の事後処理(情報操作など)に関しても有能極まりないと評判が高い。 着ている給仕服はシャナを育て始めた頃に、自分の世話係を模して着る様になったものである。シャナを育て終わった後も、意外...
  • シャナの秘密の小箱
    【種別】 アイテム(?) 【初出】 XIII巻 【解説】 XIII巻p.161が初出。XIV巻p.124でも言及されていた。 フレイムヘイズ『万条の仕手』ヴィルヘルミナにも中身を見せない秘密の小箱で、千代紙を張った、掌大の葛篭(つるかご)。XVI巻裏表紙でイラスト化されている。色は赤が基調。 普段は、『夜笠』のなかに隠している。XVI巻p.59で、中身が「悠二からの手紙」であったことが表現される。 おそらくこの手紙は、VI巻p.240の坂井悠二からシャナへの手紙(メモ)であろうと思われていた。 ミサゴ祭りに悠二が吉田一美と行ってしまい、ショックを受けたシャナが、この手紙を読んで気を持ち直す。どんな手紙だったのかは、伏線が張られたままだったが、最終XXII巻にて、「なんでも言って ちゃんと聞くから」という文面だった事が判明。シャナが吉田一美に渡し、発動中の...
  • 天目一個(てんもくいっこ)
    【種別】 “ミステス” 【初出】 I巻 【解説】 「史上最悪の“ミステス”」、「化け物トーチ」、「“紅世”に仇なすモノ」等と呼ばれ、“紅世”の関係者達一様に恐れられた伝説の怪物。 神通無比の大太刀型宝具『贄殿遮那』を核とする“ミステス”で、常のトーチのように「人間の身体」を持たず、隻眼鬼面を付けた中身が炎しかない古めかしい鎧武者の姿をしていた。 多くの“紅世の徒”やフレイムヘイズを斬り倒し、それを喰らう事で“存在の力”を補給し活動していた。 活動源である炎は、喰らった“徒”・フレイムヘイズの炎の色に準じていた。V巻時点では、“道司”ガープの浅葱色だった。 人間だった時は刀匠であり、“紅世の徒”の存在と強さを知った刀匠が、ある“紅世の王”を相槌に『贄殿遮那』を鍛え上げ、それを託すに相応しい強者を探すため自ら進んで宝の蔵(“ミステス”)となったもので、その自...
  • 『ドクロちゃん風灼眼のシャナのテーマ』
    魔王?みたいなもの。某ブログにカキコがあったからここに貼り。 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ 何でも斬れちゃう宝具『贄殿遮那』 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ 魔神の力で“徒”討滅してあげる~ キモイ、ウザい、五月蝿い “愛染” シャナちゃんイライラしないで お願いだから (ギャーッ!) 他神通あれ 詳細不明のヘカテー 俺のヘカテー ロリコン疑惑のシュドナイ 喰って仕込んで隠れて 張って奪って殺して でもそれって、ティリエルの愛なの わがまま坊主 “愛染”兄ですソラトくん 実は次男よ “祭礼の蛇”の悠二君  斬って絡めて閉じ込めて 薙いで叩いて連れ去って でもそれって、蛇の愛なの ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~
  • 深夜の鍛錬
    【種別】 鍛錬 【初出】 III巻 【解説】 夜中、坂井家の屋根の上で行われていたシャナと坂井悠二の鍛錬のことである。宝具『零時迷子』の回復力を利用しているため、基本的に真夜中の零時に終了した。 早朝の鍛錬と違い、自在法の訓練も行っているこちらは人目に付くと困るので、封絶を張った状態で行われた。 始めた頃は悠二の『零時迷子』の回復力を利用し、悠二の“存在の力”を受け渡した上でシャナが“存在の力”の繰り方を練習するだけだったが、悠二が“存在の力”の受け渡しの繰り返しにより“存在の力”の流れの感知と微弱ながらの操作を覚えたことで、悠二の“存在の力”の操作の鍛錬、さらに悠二が“千変”シュドナイの腕を吸収し、“存在の力”を用いた顕現の在り方を感得したことで身体強化と自在法、さらには自在式の把握までも鍛錬していた。 最初はシャナはアラストールから、悠二はシ...
  • 御崎高校
    【種別】 施設・地名 【初出】 I巻 【解説】 御崎市の西側、住宅地中ほどの大通り沿いにある高校。坂井悠二やシャナや吉田一美など、主要人物たちが通っていた。教師は大峰悟と近藤先生と岡田先生が登場した。 周囲は全て住宅地に敷き詰められているため、敷地は非常に狭い。『清秋祭』(学園祭)では、近隣の商店街とも連携した地域の一大イベントとなっていた。 序盤ではミステスである悠二を狙って、“紅世の王”フリアグネとマリアンヌが襲来した。 最終章では[仮装舞踏会]の『星黎殿』が屋上上空に静止したり、始まった御崎市決戦では屋上にハボリムが陣取り、『大地の四神』の一人サウスバレイと対戦することになった。 SIV巻収録の掌編小説『勝負服』では、新世界『無何有鏡』が創造された後、新世界へ渡り来たシャナが大事な勝負所では御崎高校の制服を着ており、そのことを不思議がる悠二に...
  • あだ名
    【種別】 名称 【初出】 II巻 【解説】 真名でも通称でもない、主に他人がつける呼び名。一部には、本人が流布したものもある。 主な異名・あだ名の一覧 シャナ > チビジャリ(byマージョリー)、魔神憑き、姫(by[仮装舞踏会]の構成員)、眩き炎(by『大地の四神』) アラストール > 天罰神、真正の魔神、天罰狂い、カタブツ大魔神、腰抜け魔神(byマルコシアス)、天罰下す破壊神、神をも殺す神、裁きの業(by『大地の四神』)、摂理神格にして審判断罪の化現(byチャルチウィトリクエ)、裁きたがり マティルダ > 女丈夫 マージョリー > 殺し屋、我が○○(byマルコシアス)、怒れる獣(by『大地の四神』)、100年単位のバアーサン(byシャナ)、騒々しくも美しき殺戮者(byシュドナイ)、爪牙の奴隷(byティリエル) マルコシアス > 戦闘狂、バカマ...
  • 真紅
    【種別】 自在法 【初出】 XVIII巻 【解説】 『星黎殿』攻防戦の最中で、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』としての『強さ』の象徴を悟ったシャナの「炎の“具現化”」の力の顕現の仕方が変化した自在法。名前は「『真』の『紅』」という意味で名付けられた。 炎を「炎であって炎でない」力として具現化させるところはそれ以前と変わっていないが、具現化できる範囲が幅広くなり、紅蓮の巨腕の描写から精度も上がったようだ。 それまでの『紅蓮の双翼』同様、望めば通常の炎と同じ性質を発現させることもできた。シュドナイとの戦いでは握力の限界で炎に変換することで、握り潰して爆砕するという攻撃方法として使った。 それまでシャナが具現化したものは飛翔のイメージによる紅蓮の双翼、III巻から深夜の鍛錬でシャナが練習していた「鉤爪を指と尖らす、鎧とも生身ともつかないフォルム」の巨腕だっ...
  • パウラ・クレツキー
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 VIII巻(フルネームはXV巻) 【解説】 『従佐の指し手』(じゅうさのさして)の称号を持つ、“叢倚の領袖”ジェヴォーナのフレイムヘイズ。神器は縦笛型の“ロカトール”。炎の色は胡桃色。 外界宿『ドレル・パーティー』の一員。19世紀末期に、旧知の仲である『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグに、契約したての『極光の射手』キアラ・トスカナを預けて討ち手としての教育を頼んだ。 シャナが御崎市へやって来る前に出会ったフレイムヘイズの一人で、シャナからの呼び名は『弾き語り』。 VIII巻での[仮装舞踏会]のシュドナイ襲来時に、指揮者であるドレル・クーベリックや同僚のボードと共に死亡した。 【由来・元ネタ】 ユダヤ系ポーランド人の指揮者・作曲家「パウル・クレツキ(Paweł Klecki)」ではないかと思われる。 「パ...
  • 建木
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『強毅の処し手』季重の神器で、“突軼の戟”窮奇の意思を表出させていた。形状は槍型。 上海会戦で季重が戦死した際に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 中国神話『淮南子』『山海経』における天の中心にあるとされる木。墜形訓では「建木はその形は牛のようで、これを引くと皮がある。冠の紐か黄蛇のようであり、葉はうすぎぬのようである」とされている。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナやカムシンの“サービア”やファーディの“ディスグレイス”やアーヴィングの“ルテニアン”やジョージの“フラガラック”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やアレックスの“...
  • 御崎アトリウム・アーチ
    【種別】 施設・地名 【初出】 II巻 【解説】 御崎市駅のすぐ裏手に、最近竣工したばかりの高層ビル。 その内部に全層吹き抜けの半屋外空間(アトリウム)を大きく開けている。吹き抜けの上層には4本のアーチ(渡り廊下)がかかっており『御崎アトリウム・アーチ美術館』として様々な展示が行われていた。 最上階にはレストランや喫茶店があり、下層や美術館から上がってきた客を景観でもてなすという仕組みになっている。中層はホテルになっているようだ。 II巻での坂井悠二と吉田一美のデートやラミーとの出会いの場所であり、シャナとマージョリーのフレイムヘイズ同士の戦いの舞台にもなった。 【由来・元ネタ】 さいたま市新都心の多目的ホールさいたまスーパーアリーナがモデル。2000年5月開館なので、シャナの時系列表とはずれが生じる(最低3年は、こちらの方が早い)。 なお、ア...
  • 作品時列表
    【種別】 年表 古代 不明 “紅世の徒”が人間の感情を感じ取ることで、隣り合う世界の存在を知る。 ある“紅世の王”が編み出した『狭間渡り』の術により、一部の“徒”が“紅世”からこの世に渡り来て“存在の力”を奪い活動するようになる。 “徒”から彼らの故郷の事を聞き知った人間の詩人が、その世界を“紅世”と名付ける。 『世界の歪み』の拡大により両界の境界面が荒れ始め、両界を往来する際に傷付き行方不明になる“徒”が増える。 増大した境界面の歪みをある”王”が感じ取り、“徒”の間に大災厄仮説が広まる。 大災厄に危機感を持った“徒”が、世界のバランスを荒らし続ける“徒”を止める方法の模索と試行錯誤を数百年繰り返し、最終的にフレイムヘイズ誕生のシステムを開発。多数の“王”が人間と契約し、最古のフレイムヘイズが生まれる(『儀装の駆り手』カムシン・ネブハーウ、『棺の織手』ティスなど)。 天...
  • フォッセ
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『枢機の向き手』ボードの神器。“勘破の眼睛”フェイの意思を表出させていた。形状は聖遺物箱型。 VIII巻でボードがパウラ・クレツキーと共に[仮装舞踏会]のシュドナイに殺害された時に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 運河や堀を意味する「フォッセ(fosse)」かな? モルガン・ル・フェイがアーサー王をアヴァロンへ運ぶ際に、運河を下っていったという解釈は出来るが……。 要検証。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆シャナとマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手』カムシンの“サービア”やレベッカ・リードの...
  • おじょうさまのしゃな
    【種別】 番外編 【初出】 いとうのいぢ原画集III『蒼炎』 【解説】 『しんでれらのしゃな』『かぐやひめのしゃな』に続く、番外編の第三弾。 19世紀末のロンドンを舞台に、夜のロンドンで正義を行う白仮面と、悪事を行う【黒い蛇団】の争いを描いた痛快劇。 以下配役 【主人公】 トーテングロ家の執事(バトラー)にして白仮面 メリヒム 1 深夜の街路 ギュウキ パラ ゼミナ セムルヴ カシャ ニティカ 2 午後のお茶会 【トーテングロ家】 当主アシズ伯爵 ティス伯爵夫人 シャナ伯爵令嬢 シャナ嬢付小間使い(レディースメイド)チェルノボーグ シャナの女家庭教師(ガヴァネス)ゾフィーおよびタケミカヅチ 最近シャナが買った隻眼鬼面の武者鎧 家令(ハウス・スチュワード)モレク ティス夫人付き小間使いチグサ 【トーテングロ家への来...
  • ロカトール
    【種別】 神器 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 フレイムヘイズ『従佐の指し手』パウラ・クレツキーの神器で、“叢倚の領袖”ジェヴォーナの意思を表出させていた。形状は縦笛型。 シャナが御崎市へやって来る前に出会ったフレイムヘイズの一人であるパウラを『弾き語り』と呼称していたのは、この神器によるものと思われる。 VIII巻でパウラが同僚のボードと共に[仮装舞踏会]のシュドナイに殺害された際に、共に消失したと思われる。 【由来・元ネタ】 ハーメルンの笛吹き男伝説の原型となった、ポーランドへの移民請負業者「ロカトール(Lokator)」だと思われる。共通点は、「笛」。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆笛といえば、[仮装舞踏会]の『三柱臣』巫女ヘカテーが所持していた『トラヴェルソ』も笛型の宝具...
  • ユーリイ・フヴォイカ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 S巻 【解説】 『魑勢の牽き手』(ちせいのひきて)の称号を持つ、“虺蜴の帥”ウァラクのフレイムヘイズ。炎の色は丹色。神器は、古風な短剣型の“ゴベルラ”。 気弱と生真面目を半々に含んだ容貌の、大きさの合わない眼鏡をかけた少年。 元はウクライナ移民。15歳の時、アメリカに向かう移民船の航海上で海魔の一体である“澳汨肢”ラハブに襲われて家族や乗員を喰われ、自身も船ごと海に沈み死に掛けていた最中にウァラクと契約し、その海魔を討滅した。 その後アメリカで『大地の四神』の一人イーストエッジと出会い、ニューヨークの外界宿『イーストエッジ外信』の一員として一年間ほど働いていた。 契約して一年ほどと日が浅いことから、性格・人格は普通の少年のままだった。また、緊急避難的に契約したことと、復讐対象である“徒”ラハブを契約直後にわけ...
  • マティルダ・サントメール
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 V巻 【解説】 『炎髪灼眼の討ち手』(えんぱつしゃくがんのうちて)の称号を持っていた、“天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズ。炎の色は紅蓮。シャナの先代にあたる初代『炎髪灼眼の討ち手』。『夜笠』はマント状。神器“コキュートス”は指輪型。 圧倒的な貫禄と存在感を持った苛烈高雅な印象を与える女丈夫。炎髪と灼眼すらその容姿の一部とし、相対するものに「敵し得ない」と思わせる存在感の持ち主。炎髪灼眼を解いた本来の姿は、赤い髪に緑の瞳。左利き。淑女と呼ぶには印象が苛烈に過ぎ、女傑と呼ぶには挙措が高雅に過ぎる、秘された宝剣のようなフレイムヘイズ。 魔神の力を自在に使いこなし、自らの闘争心をアラストールの力で具現化させた自在法『騎士団』を用いて数々の“王”や“徒”を討ち、中世ヨーロッパで当代最強と謳われた討ち手。 武装は『騎士...
  • オルゴール
    【種別】 宝具 【初出】 IV巻 【解説】 “愛染他”ティリエルの所持していた、オルゴール型の宝具。すり切れた木製の小箱に入っていた。 どんな複雑な自在式でも、一旦込めると無制限に使うことができる。ただし、音色を安定させるために設置場所から動かすことはできず、発動させ続ける自在式も一種類のみという制限がある。 ティリエルは複雑な“燐子”ピニオンの製作・維持のための自在式を発動させ続けるためにこの宝具を使い、広域版の自在法『揺りかごの園』の核にしていた。 最後は主と共に、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナの紅蓮の大太刀によって焼き払われた。 『オルゴール』という呼び名は音の響きが雅やかだからという理由でティリエルが決めたもので、元々の名称は不明(ミュージックボックス?)。 アニメ版では、やや洒落たデザインになっていた。 【由来・元ネタ...
  • 坂井悠二(さかいゆうじ)
    【種別】 “ミステス” 【初出】 I巻 【解説】 物語のもう一人の主人公。16歳、御崎高校1年生の少年。“紅世の王”、“狩人”フリアグネ一派に存在を喰われて死亡した『本物の坂井悠二』のトーチ。 トーチとなった直後に宝具『零時迷子』が無作為転移してきて、『零時迷子』の“ミステス”となった。 “ミステス”としての核である『零時迷子』の性質により封絶の内部でも動くことができたために、フリアグネ配下の“燐子”の人喰いを目撃してしまい、自身も襲われそうになったところをフレイムヘイズの少女に助けられ、同時に自分が既に死んだ『本物の坂井悠二』の代替物であること、“徒”がこの世の人間を人知れず喰らっているなどの、「この世の本当のこと」を知らされた。 初日こそ自分がすでに死亡し、消滅するしかない存在である事に落ち込み悩んでいたが、後日には落ち着きを取り戻し、囮扱いながらもフ...
  • イルヤンカ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 V巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“甲鉄竜”(こうてつりゅう)。炎の色は鈍色。 [とむらいの鐘]最高幹部である『九垓天秤』が『両翼』の左。 全身を鈍色の甲羅と鱗で覆った、四本足の(外伝漫画『ES』では腕を持った二足の)巨大な有翼竜の姿をしていた。落ち着いた老人の声音で、普段は穏やかな気性であり、『九垓天秤』の中では諍いが起こったときのなだめ役でもあった。 あだ名は「鎧の竜」。『儀装の駆り手』カムシンには「鎧の竜王」と呼ばれていた。 中世ヨーロッパにて『当代最硬の自在法』と称される、攻防に威力を発揮する自在法『幕瘴壁』を操る強大な“王”であり、同じく『両翼』の右“虹の翼”メリヒムとのタッグは、数多のフレイムヘイズにとって脅威的な存在であった。 古い時代からこの世にいる“王”であり、太古の封界『大縛鎖』創造...
  • ゴベルラ
    【種別】 神器 【初出】 S巻 【解説】 “虺蜴の帥”ウァラクの意志を表出させていた、フレイムヘイズ『魑勢の牽き手』ユーリイ・フヴォイカの神器。 形状は古風な短剣型で、ユーリイの眼鏡を買うために彼の父が手放したフヴォイカ家重代の宝剣に酷似していた。 ウァラクは、時折この鯉口を鳴らして話していた。 1930年代にユーリイがシュドナイに殺害された際に、共に消失した。 【由来・元ネタ】 ウクライナの最高峰ホヴェールラ山(Говерла)ではないかと思われる。英語では「Hoverla」とされる。キリル文字Гはロシア語では「ゲー」と発音するが、ウクライナ語では「へー」と発音する。 作者が文字から発音を推測して誤ったのかもしれないと思われる。 【コメント】 ☆アニメ第2期では、“ゴルベラ”になっていた。これでは、ネパール語の「トマト」になってしまうな。...
  • ティリエル
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 III巻 【解説】 真名は“愛染他”(あいぜんた)。炎の色は山吹色。 姿はリボンをあしらったドレスと鍔広帽子に金髪碧眼の美少女で、フランス人形を思わせる姿をしていた。 外見が瓜二つな兄“愛染自”ソラトとあわせて“愛染の兄妹”と称された。 比較的若い“徒”で、兄のソラトを溺愛し、兄の欲望を叶える為に己の全てを捧げた。ただしソラトの他の女に対する欲望は一切甘受せず、特に相手がヘカテーの場合は名前を口にしただけで首を絞める程に厳しかった。 兄に対しては徹底的に甘やかし愛情を注ぐが、兄以外や自分達を侮辱する者には残忍で執念深い気質。ただし、愛に生きる者には敵に対してさえ好意的な面もあった。 他者のために当然のように我が身を削り滅びるという“徒”の中でも例外中の例外とも言える本質は『溺愛の抱擁』と呼ばれ、その本性の姿...
  • プロビデンス
    【種別】 自在法 【初出】 XVIII巻 【解説】 [仮装舞踏会]の布告官である“淼渺吏”デカラビアが使用していた自在法。 自分の鱗を切り離し、入出力器官に変えるというもので、この器官から見聞きし、会話し、自在法まで振るうことができた。この自在法の効果が発動している間、鱗から人間大の円の中に五芒星、その中心に目という形状の自在式が浮かび上がっていた。 短時間・近距離ならば、これと類似した効果を及ぼす自在法は他にもあるが、この自在法が特殊なのは、その効果持続時間が永続的で、全世界をカバーできるほど効果範囲が広いという点であった。 作り出せる鱗の数に限界はあるが、それでも世界中に広がった戦域を一箇所に居ながら把握することも容易かった。 更に恐ろしいのは、彼の巨体の鱗全てがこの自在法の触媒であることで、たとえば全身の鱗で入出力器官としての機能を発動させ...
  • ウィネ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 V巻 【解説】 真名は“琉眼”(りゅうがん)。炎の色は藤色。 [仮装舞踏会]の一員で、兵科は捜索猟兵。鋭敏な知覚を持ち、知覚の伝染や視界撹乱といった知覚に関する能力を用いていた。 捜索猟兵の中では優秀な方で、力は戦闘向けではないものの頭脳を駆使してフレイムヘイズを三十人ほど発見して、その内十人を自分の手で倒し、外界宿や大物の発見・通報などで功績を挙げていた。 比較的若い“徒”で、この世に渡り来てからも半世紀程度しか過ごしていなかった。 姿はフルフェイスのヘルメットをかぶった黒いライダースーツの男。ヘルメットのシールド下部がギザギザに刻まれており、落書きのような目が描かれていた。この目は彼が力を使う時や張り切った際には、見開かれた大きな一つ目へと変わっていた。 乗っているバイクは宝具ではなく、この世で彼が趣味で手に...
  • Eternal song ‐遙かなる歌‐
    【種別】 外伝エピソード 【初出】 電撃黒マ王 【解説】 電撃黒マ王で連載(後に電撃マ王に移籍)された『灼眼のシャナX』のコミカライズ。原作者である高橋弥七郎氏の監修が多分に入っており、初出の情報もあった。 第一話で登場した[巌楹院]の首領ゴグマゴーグは、原作の番外編『おじょうさまのしゃな』と『さんじゅうしのしゃな』に登場しており、公式な外伝と受け取っていいと思われる。 また、絵師である木谷椎氏は充分に迫力ある戦闘シーンを描いており、原作ファン(特にX巻のファン)必見の出来であった。 【I巻】 第一話:X巻の前日談、先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメール&『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルVS[巌楹院] 第二話:中世の『大戦』開戦、初代『極光の射手』カールVSソカル 第三話:回想でマティルダVSニヌルタ 第四話:ゾフィー・サバリッシュ...
  • 神鉄如意(しんてつにょい)
    【種別】 宝具 【初出】 VIII巻 【解説】 [仮装舞踏会]が所有していた、『三柱臣』将軍“千変”シュドナイ専用の剛槍型宝具。 シュドナイの長身を二周り上回るほどの長さと、長大な穂先を持つ鈍色の剛槍で、普段は『星黎殿』に置かれた大竈型宝具『ゲーヒンノム』に、他の『三柱臣』専用の宝具と共に突き立てられており、ヘカテーの『トライゴン』やベルペオルの『タルタロス』同様、『大命』の遂行時においてのみ、その使用が許されていた。 他の『三柱臣』の宝具と同様に創造神“祭礼の蛇”伏羲による特別製の宝具であり、シュドナイが望まない限り折れも曲がりもしなかった。 使い手の体形変化に応じて、大きさや形を変える能力を持つ。一度変形・巨大化させれば、手を離しても形状は維持された。 その性質上、身体を望むまま自在に変化させる能力を持つシュドナイが使ってこそ真価を発揮する宝具であり...
  • オセ
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVIII巻(名称はXIX巻) 【解説】 “紅世の王”。真名は“翻移の面紗”(ほんいのめんさ)。炎の色は浅緑色。 [仮装舞踏会]の一員で、兵科は捜索猟兵。 人型の仮面を付けた巨大な豹の姿で顕現している。 かぶった仮面を増殖させ、同時に舞い散る火の粉で敵を幻惑する幻術の自在法『サイクル』を使用していた。 現代のフレイムヘイズ陣営との戦争では、中国中南部で勃発した[仮装舞踏会]とフレイムヘイズ兵団との戦闘にて、『星黎殿』直衛軍予備兵力の部隊長の任を受け持った。 しかし、戦線に投入される直前、部隊直上にあった『星黎殿』の墜落という事態が起こり、デカラビアの加速の自在法などの援護も受けてすぐさま離脱して回避はするも、部隊の損害は大きく、残存兵は当初の三割弱でしかなかった。 その責任を取って、デカラビアに己の処断を願った...
  • センターヒル
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 XVII巻 【解説】 『大地の四神』の一人で、『四神』としての呼称は『雨と渡り行く男』。他者のことも『四神』独自の字で呼称していた。 『皓露の請い手』(こうろのこいて)の称号を持つ、“殊寵の鼓”トラロックのフレイムヘイズ。炎の色は瑠璃色。神器は角ばった石のメダル型の“テオトル”。 彫りの深い顔に大きな鼻、収まりの悪い漆黒の髪、短躯ながら分厚い胸に怒り肩という初老の男。 内に居る者の視聴覚を遮り、遠話や広範囲の自在法の発動をも阻害する豪雨の大結界の自在法『トラロカン』を使用していた。 サウスバレイ曰く、戦が好きでも得意でもなかったと言っていた。 SIII巻収録の外伝『ソロー』においては、「悪霊を討ち払う秘儀を受け継いでいた呪い師」と表現されていた。 十九世紀後半に勃発した、アメリカ大陸を巡る『内乱』を引き起こした『...
  • ヘカテー
    【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 III巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“頂の座”(いただきのくら)。炎の色は明るすぎる水色。かつての中国での通称は女媧。 [仮装舞踏会]で『三柱臣』の一角たる『巫女』の立場にある強大な“紅世の王”。 創造神“祭礼の蛇”の眷属であり、“徒”の願いの結晶として生まれ、“祭礼の蛇”の神威召喚の生贄となることでその願いを叶える役目を持っていた。 ただし、生贄になっても完全に消滅するわけではないらしく、創造神と共に眠りに就き、“徒”の新たな願いを構成要素として新生されて、創造神の目覚めを待つというシステムになっている。 『大命』遂行時のみ使用を許される宝具は、錫杖型の『トライゴン』。 見た目は、小柄で無機質で繊細な容貌を持つ少女。明るすぎる水色の瞳を持っていた。全身をすっぽりと包む大きなマントをまとい、大きな帽子を...
  • ゲマインデ
    【種別】 自在法 【初出】 ゲーム版 【解説】 “戯睡郷”メア固有の自在法。 夢の世界を作り出して周囲の者の意識を取り込み、取り込んだ者の意識を“戯睡郷”メアの作った夢の舞台で遊ばせる。 夢の世界での出来事は現実では刹那のことであり、夢の世界でどれだけ長い時を過ごしても、術が解かれた時点で発動した瞬間の現実に回帰する。その際にはメアを除いた者は夢の世界での記憶が消えるため、通常メア以外の者はこの自在法が発動したことにすら気付けない。 無くても問題ないが、宝具『パパゲーナ』を自在法を使う上での集中力を高める触媒として使っており、その際は『パパゲーナ』の周りに細かく小さく自在式が渦巻く。 『ゲマインデ』を仕掛けられた側は、最初封絶と錯覚するが、その時点で対象は夢の世界に捕らわれている。これは夢の舞台が始まると同時に封絶が張られるからである。 夢の世界は、...
  • タルタロス
    【種別】 宝具 【初出】 VII巻 【解説】 [仮装舞踏会]が所有する、『三柱臣』の『参謀』“逆理の裁者”ベルペオル専用の拘鎖型宝具。 全長不明の宙に浮かぶ長い鎖で、普段は『星黎殿』に置かれた大竈型宝具『ゲーヒンノム』に突き立てられた他の『三柱臣』専用宝具の周囲を浮遊しており、シュドナイの『神鉄如意』やヘカテーの『トライゴン』と共に、『大命』の遂行時においてのみ使用が許された。 他の『三柱臣』の宝具と同様に創造神“祭礼の蛇”伏羲による特別製の宝具である。 能力は「あらゆる因果を切り離す」とも言われる、特定現象の切り離し及び遮断。また、所有者の意志のまま自在に動いたり分解し、ベルペオルはこれを足場にして移動も行っていた。 この鎖による「特定現象の切り離し」は目に見えず触れないモノを遮断することが可能で、ヘカテーと『大命詩篇』の共振や、両界の狭間との繋がりも...
  • B.S.I
    【種別】 神器 【初出】 XVIII巻 【解説】 “弄巧の摽”フィフィネラの意思を表出させている、フレイムヘイズ『具象の組み手』ダン・ロジャースの神器。 形状は万年筆型で、自在法『プレスキット』を用いる時は、指揮棒のように振るわれる。 【元ネタ・由来】 「ベイカー街遊撃隊(Baker Street Irregulars)」の略称ではないかと思われる。名探偵シャーロック・ホームズに協力したストリートチルドレンの集団である。 【コメント】 ☆万年筆が発明されたのは、1883年とされている。 ☆元ネタは、ドイツ政府の情報技術セキュリティ担当省庁BSIの可能性もあった。プレスキットも情報関連なので、こちらの方が可能性は高かったかな? ☆ドイツ連邦共和国のBSI(Bundesamt für Sicherheit in der Informationst...
  • キアラ・トスカナ
    【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 XV巻 【解説】 『極光の射手』(きょっこうのいて)の称号を持つフレイムヘイズ。炎の色はオーロラ。神器は鏃型の“ゾリャー”。 契約した“紅世の王”は“破暁の先駆”ウートレンニャヤと“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤの二人一組の姉妹という一風変わった“王”。キアラは二代目『極光の射手』にあたる。 先代のカールを軽率な行動で戦死させてしまった後悔から、ウートレンニャヤとヴェチェールニャヤはキアラを大切に育てている。 外見は15~16歳ほどの少女。“徒”からの呼び名は『天路少艾(てんろしょうがい)』。 『鬼功の繰り手』サーレの弟子であり、いつからかサーレとはひけらかさないまでも、恋人と認め合う間柄となっている(契約する“王”たちには十分ひけらかしているとからかわれているようだ)。現代の服装はサーレとお揃いのスーツ姿。 二つ...
  • 九垓天秤
    【種別】 1.役職 2.宝具 【初出】 X巻 【解説】 1. [とむらいの鐘]の最高幹部。 役職: “真名” 通称 (あだ名) 宰相 : “大擁炉”モレク (牛骨の賢者) 両翼の右 : “虹の翼”メリヒム (虹の剣士) 両翼の左 : “甲鉄竜”イルヤンカ (鎧の竜) 大斥候 : “凶界卵”ジャリ (奇妙な卵) 隠密頭 : “闇の雫”チェルノボーグ (黒衣白面の女) 先手大将 : “巌凱”ウルリクムミ (鉄の巨人) 先手大将 : “焚塵の関”ソカル (石の大木) 中軍首将 : “天凍の倶”ニヌルタ (氷の剣) 遊軍首将 : “戎君”フワワ (牙剥く野獣) 以上の九人で構成される。 “棺の織手”アシズの下で千年に渡って戦い続けた、いずれも名高き強大な“王”たちである。 数百年前の『都喰らい』事件の直後にフワワが、『小夜啼鳥』争奪戦にてニ...
  • マグネシア
    【種別】 自在法 【初出】 XIII巻 【解説】 [仮装舞踏会]の禁衛員“嵐蹄”フェコルーの使用していた防御系自在法。彼が『偉大なる嵐の支配者』と呼ばれる理由と思われる。 臙脂色に色付く半透明の微細な粒子を数多生み出し、それを自在に流動・循環・凝固させ、粒子の嵐を形成した。 生み出された粒子はその細かさに反して、見た目の数十倍または数百倍という超重量を持ち、密度と流動の速度を上げることで、範囲内全域を吹き荒れる粒子の暴嵐を形成するという、鉄壁の防御陣。 圧倒的な「防御」によって攻撃をも行う、攻防一体の強力な自在法であった。 強力無比な防御系自在法として共に名が挙がる『幕瘴壁』との比較では、防御の硬さの面で優れているとのこと。「大きな盾のごり押し」と例えられた。 粒子の質量と速度によって、滝の落水で打たれて鑢がけされるかの如き強烈な打撃の濁流を、『...
  • ヘカテーたん
    【種別】 “紅世の王”(?) 【初出】 「アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テ」限定版DVD 【解説】 「アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テ」限定版DVDに登場した。 基本的能力はヘカテーと変わらないが、シャナたんと同じくSD化してシュドナイの頭に乗っていた。 シャナたんがみかんの箱に乗るのに対し、ヘカテーたんはりんごの箱に乗った。 シャナたんとの戦いの末、友情が芽生えた。 【コメント】 ☆シュドナイを「親父臭い」と言っていた(ボマードの上に乗っていたからか?)。 ☆近衛史菜やセレーナ・ラウダスのおまけバージョンといったところかな。 ☆[革正団]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
  • さんじゅうしのしゃな
    【種別】 番外編 【初出】 いとうのいぢ画集 結『遮那』 【解説】 『しんでれらのしゃな』『かぐやひめのしゃな』『おじょうさまのしゃな』に続く、番外編の第四弾にして最終版。 フランスの伝奇小説『ダルタニャン物語』の『三銃士』をベースとした痛快劇。 以下配役 【主人公】 シャナ・ダルタニャン(シャナ) 【三銃士】 ベルペオル・アトス(ベルペオル) シュドナイ・ポルトス(シュドナイ) ヘカテー・アラミス(ヘカテー) 【序幕】 テイラー夫妻 カイム ハリー・スミス トマシーナ・スミス ハリエット・スミス ドゥーグ サラカエル ガヴィダ ドナート セレーナ・ラウダス アナベルグ ゲオルギウス カルン ダーイン 濱口幸雄 大上準子とその両親 幕間0 マリアンヌ フリアグネ コヨーテ ビリー ニーナ ロー...
  • 三柱臣(トリニティ)
    【種別】 役職、神の眷属 【初出】 V巻 【解説】 盟主の下で[仮装舞踏会]を取り仕切る、三柱の強大なる“紅世の王”。 通常、組織に属する“徒”たちは、組織の目的への賛同、自身の目的のための利用、個人的感情からの協力、またはそれらの複合など、人間と同じようにそれぞれの事情によって組織に所属する。 しかし、『三柱臣』はそのような通常の“徒”とは違い、「成り立ちから属することを宿命付けられている」という特異な存在である。 その正体は、『盟主』たる創造神“祭礼の蛇”伏羲によって生み出された、“祭礼の蛇”を護り輔ける眷属である。 それぞれに盟約が課されていたようだ(シュドナイは八つ)。たとえ死亡しても、機が来れば再び同一人物として“祭礼の蛇”の力で新生することが出来る。 生みの親にして盟主たる“祭礼の蛇”に絶大な忠義を尽くす一方で、“祭礼の蛇”をただ盲信するだ...
  • 星黎殿
    【種別】 宝具 【初出】 IV巻 【解説】 『天道宮』と対として作られた移動要塞で、世界最大級の宝具。ただし、建築様式は異なる。 『天道宮』とは違い、上半分が城壁や尖塔を並べた城塞型の宝具で、下半分が掩体道(敵の攻撃を防ぐ障害物を備えた砲撃施設)を張り出した岩塊からなっていた。ダンタリオン教授などによって、改造や改装、設備の追加も多く行われていた。 『天道宮』と同様に『秘匿の聖室』を備えているため、あらゆる探査の自在法や気配察知から隠蔽された状態で自在に移動できる。 なお、常に常昼が映し出される『天道宮』のそれと異なり、内部には星空が映し出されていた。『秘匿の聖室』が固着した何かを飲み込んだ状態では、移動することが出来ない。 大竈型宝具『ゲーヒンノム』によって、運行を操作できた。宝具『トリヴィア』で中枢を制御・操作可能で、『秘匿の聖室』の変形も行う...
  • トラロカン
    【種別】 自在法 【初出】 XX巻 【解説】 『大地の四神』の一人であるフレイムヘイズ『皓露の請い手』センターヒルの自在法。広大な範囲に自在法の豪雨を降らせる撹乱の大結界。 激しい豪雨によって結界内の視聴覚を妨げ、同時に遠話や強化などの自在法を妨害・解除する。作中ではハボリムの遠話や『熒燎原』が使用不能になった。 さらに、センターヒル自身はこの結界内部で近距離の瞬間移動が可能になり、雨水を雹に変えて相手への攻撃・防御に利用することもできる。 また『トラロカン』内で死亡した“徒”は、通常のように火の粉となって散らずに、その“存在の力”を植物へと変換・還元される。 直接的な破壊力は殆ど持たないが、甚大な補助能力を持っており、かつての中米では、戦鬼の庭として「決して踏み入るべからず」と恐れられていた。 『引潮』作戦において、[仮装舞踏会]の追撃から可能な限...
  • @wiki全体から「セドナの舞」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索