灼眼のシャナ&A/B用語大辞典内検索 / 「燐子」で検索した結果

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  • 燐子
    ...り」に強力な魔獣型“燐子”が作られたが、人間の文明が発達するにつれて文明の利器に取って代わられていき、現代の“燐子”は複雑な仕掛けのピースか、簡単な雑役のための下僕の両極端へと二極化したようだ。 近代以降の集団戦では、複数名が共同で作成する、簡単な構造で「大容量」の大筒型“燐子”が投入されるようになった。これらは使い捨てとして運用され、大威力の炎弾を撃ち尽くしたら消滅する(力を注ぎ直すことで、元の力を取り戻せる改良型も存在した)。 高度な“燐子”を生み出すには優れた技術力が要求され、その維持には能力に見合った大量の“存在の力”が必要になる。 おおむね共通しているのは以下の三点 人間の“存在の力”を喰う(変換する)事が出来るが、集めた“存在の力”を自分の力に変える事は出来ない。 主である“徒”から、自分を形作る“存在の力”を供給してもらわなければ、概ね三日程度で消...
  • 大筒型“燐子”
    【種別】 “燐子” 【初出】 XVIII巻 【解説】 近代以降の集団戦で多く登場するようになった使い捨ての“燐子”の型の一つ。自在法『炎弾』を力の続く限り撃ち続け、消滅するだけの単純な道具タイプの“燐子”。 自動照準や敵味方を判別する機能も無いらしく、使用時には砲兵として“徒”が側に付き、東京外界宿総本部攻防戦ではフレイムヘイズに流用される危険を避けるためか、「危なくなったら配置した“燐子”は自壊させろ」と巡回士リベザルが部下の砲兵たちに命令を下している。 多くは複雑な手間の要らない単純な構造に仕上げるが、複数名が共同で作成することで「大容量」にして運用される。機能や見た目、性能は基本的にほぼ同じだが、大半は同じ“徒”が一人で作ったものではないため、実際は製作者の力量や技術や組み合わせによりそれぞれ差があり、放つ炎弾の炎の色もそれぞれ異なる(全く同じ製作者の...
  • ダンスパーティー
    ...音色に共鳴させて、“燐子”を爆発させる。 爆発する際は“燐子”の中の炎の鼓動が加速し、ある一点を超えたところで凝縮・爆発する。 宝具コレクターにして多数の“燐子”を使役する“狩人”フリアグネが所有していた宝具で、シャナに対して接近戦に持ち込ませた“燐子”を爆破させて攻撃した。 しかし上記の使い方は全て偽装であり、フリアグネはこの宝具を使って秘法『都喰らい』を発動させようとしていた。 大量のトーチに『ダンスパーティー』の鼓動を仕掛け、同時にそれらを爆破、繋がりを大量に失った御崎市を急激に歪ませることで高純度の“存在の力”に変換することを計画していた。 しかし、坂井悠二の鋭敏な感知能力によって本来はフレイムヘイズや“紅世の徒”でも感知が困難な爆破の鼓動と作戦を看破され、不発に終わる。最後はシャナによって破壊された。 ちなみに、『都喰らい』におけるトーチを爆破...
  • ヒーシの種
    ...たあらゆる乗り物を“燐子”に変えるための術であるが、物質に浸透しての情報収集も可能なようだ。 戦闘(という名の逃走の準備)時には、無数の岩塊に取り付きフレイムヘイズ『儀装の駆り手』カムシンの瓦礫の巨人まがいの岩で出来た大蛇の形にもなった。 【由来・元ネタ】 フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」に登場する、森に宿る悪霊、あるいは森そのものの呼び名であるヒーシ(Hiisi)から。 【コメント】 ☆これで取り付いて操作する物が“燐子”になるってソースは?本文からの推測ならアレなんで、コメントアウトしておいた。 ☆↑SII巻p154より「あらゆる物を“燐子”に変化させる技巧者パラ」とあり、実際にバス2台が“燐子”だったという事は作中でも触れられている。しかし“燐子”のはずの『温柔敦厚号』がゼミナに傷付けられた時、パラが痛みを感じている描写がある(p84)。“燐子...
  • 四方鬼
    【種別】 “燐子” 【初出】 X巻 【解説】 [仮装舞踏会]の“王”である“道司”ガープの“燐子”。 彼が四方に連れている子供の人形の“燐子”。意思の有無は不明。 自在法『大突破』使用時は敵の捕縛、固定役である。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明するのかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。 ☆フリアグネの作ったマリアンヌやニーナやローレッタの方が性能高そうだったな。 ☆[仮装舞踏会]の大筒型“燐子”よりは性能高かっただろうな。[とむらいの鐘]の『右翼』メリヒムの『空軍』や[革正団]のドゥーグの黒妖犬やティリエルの『ピニオン』と似たり寄ったりだったな。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアや『儀装の駆り手』カムシンや『極光の射手』カール・ベルワルドとキアラ・トスカナやザ...
  • ニーナ
    【種別】 “燐子” 【初出】 ドラマCD 【解説】 “紅世の王”フリアグネが、日本で最初に生み出した“燐子”。通算5918番目にあたる。 元は工場で作られた青いネコのぬいぐるみ。フリアグネが製作した“燐子”ということもあり、水準以上の能力と意思総体を持っていた。 フリアグネの“燐子”の内、戦闘向けでないかよわいモノたちの多くと同様、通常戦闘時はブースターであるマネキンの鎧に入り戦闘を行った。また、存在を再構築して毛の長い猛獣の姿を取ることも可能だった。 I巻最後の戦いでは、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナに鎧であるマネキンを両断された後に他の“燐子”の爆破に巻き込まれてビルの外に落下していた。 主のフリアグネ亡き後も数日間存在を維持し、ミエコと言う少女のトーチ(元は女子高生だったと思われる)を操って坂井悠二に接近、宝具を狙って襲撃するも、シ...
  • ローレッタ
    【種別】 “燐子” 【初出】 SIII巻 【解説】 1864年、“狩人”フリアグネが『内乱』で荒れる北米大陸へ渡った際に同行した彼の“燐子”。 陶器の馬4頭立て、懸架装置を備え、花の浮彫で彩られた二階付き乗合馬車の姿をしていた。フリアグネの指示にはっきり声に出して返答するなど、高度な意思総体を備えていることを窺わせた。 現代まで存在していたかは不明。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆マリアンヌとは仲良かったのかな。あと、ニーナとは面識があったのかな。 ☆[革正団]のドゥーグの黒妖犬やティリエルの『ピニオン』や[仮装舞踏会」の大筒型“燐子”より優れ物みたいだな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナとも絡んでいたら面白そうだっ...
  • マリアンヌ
    【種別】 “燐子” 【初出】 I巻 【解説】 強大な“紅世の王”である“狩人”フリアグネの恋人であった“燐子”。真名は無いが、宝具使いの“燐子”『可愛いマリアンヌ』と呼ばれていた。 フリアグネが率いる高度な“燐子”の中でも、筆頭の強さと思考能力を持っていた。本体は粗末な人形の姿で、よくマネキンに入っていた。1848年のトリノで、フリアグネと出会った。 『内乱』が勃発した翌年の1864年、アメリカ大陸でフリアグネや他の“燐子”たちと共に移動中に、倒れていた人間の少年ビリー・ホーキンと遭遇。気を失っていたビリーが「フレイムヘイズ」とうわ言で呟いたことから、ビリーがフリアグネが捜し求めていた討ち手への復讐心を抱く人間であることに気付くと、フリアグネの指示でビリーの手当てを行った。それから二ヶ月間、ビリーの世話と手助けを行い、ビリーの仇である[パドゥーカ]を待ち伏せ...
  • ピニオン
    【種別】 “燐子” 【初出】 IV巻 【解説】 “紅世の徒”ティリエルの作り出した自在式を人間に埋め込むことで生み出される典型的な使い捨ての道具タイプの“燐子”。普段は人間に偽装しているが、ティリエルに起動されることで巨大な花となった。 なお、“燐子”ピニオンを作り出すことは、『他者のために全てを捧げる』というティリエルの本質を他者に移殖することと同義であり、ピニオンはティリエルの分離体であった。 単純にこの“燐子”に指令を送り、巨大な蔦による攻撃に用いる他、広範囲に拡大させた自在法『揺りかごの園』の維持、『揺りかごの園』内に偽装と撹乱の式を張り巡らせる、周囲の“存在の力”を奪いティリエル達“愛染の兄妹”に送る、ティリエルの武器である蔦を多数大規模に具現化させ維持し制御する、通信機代わりになる、破壊されると多数の罠が作動するなど、簡単に作り出せるわりに...
  • 空軍(アエリア)
    【種別】 “燐子” 【初出】 X巻 【解説】 [とむらいの鐘]の『右翼』“虹の翼”メリヒムの使役する道具タイプの“燐子”。意思は持っていない。 形状は宙を飛ぶガラスの盾型。外伝漫画『ES』では、縦長の平べったい八面体のように描かれていた。 攻撃系自在法『虹天剣』を自在に反射・変質させる能力を持つ「攻撃のための盾」。メリヒムの半身とまで呼ばれ、彼はこの“燐子”を無数に空に飛ばすことにより、『虹天剣』を最大限に活用した。 [とむらいの鐘]の制空権の要であったが、宝具『小夜啼鳥』争奪戦において、マティルダによって殲滅された。 ブロッケン要塞最終決戦において、『九垓天秤』モレクは作戦を組む際にこれさえあればと何度も思ったようだ。しかしメリヒムは、生き残りか新造かを中世の『大戦』最終決戦まで使わずに隠しており、これによってマティルダは窮地に立たされた。 ...
  • ドミノ
    【種別】 “燐子”、我学の結晶 【初出】 VI巻 【解説】 正式名称は『我学の結晶エクセレント28-カンターテ・ドミノ』で、通称として『お助けドミノ』とも呼ばれていた。 “探耽求究“ダンタリオン教授の助手を務めていた“燐子”。 ガスタンクのような2m超の丸い胴体、ぐるぐる巻きの発条にネジを差した頭、大きさの違う歯車で両目をつけたロボットのような姿。お腹が開いて内部に物を収納できたり、痛んだ顔を新品に出来たり、結構便利な造りになっていた。 外伝漫画『Eternal song』第二十五話では、16世紀のデザインがお目見えした。発条を西洋甲冑の兜、ネジを十字架に置き換え、マントを装備した古めかしい姿を見ることができた。腹部のナンバリング「28」も、この時代はローマ数字の「XXVIII」表記であった。 『我学の結晶』シリーズでも古株で、感情豊かな“燐子”で...
  • 黒妖犬(モデイ)
    【種別】 “燐子” 【初出】 XV巻 【解説】 [革正団]の“吠狗首”ドゥーグの“燐子”。犬の面と毛皮で覆われた二足歩行の岩石獣人型。 力は大したことなく、知能も簡単な命令をこなす程度の最低限しかないが、大量に作り出せたり、機能を凍結させることで長期保存が可能だったりと、戦闘だけでなく雑多に便利に使われていた。 『黒妖犬』自身が崩壊するほどの強烈な咆哮を放つ自在法『金切り声』が切り札である。 1901年に『オベリスク』隠蔽のためにハワイ島の地下司令室で宝具『テッセラ』に“存在の力”を供給していた『黒妖犬』は、ドゥーグが消息不明になった現代でも(最終巻で生存していたことが判明した)、同じ場所で天に向かって、咆哮の姿を見せていた。 【由来・元ネタ】 マン島の黒妖犬モディ・ドゥー(moddey dhoo)と思われる。その姿を見た者は死ぬと言われる...
  • フリアグネ
    ...外にも、恋人である“燐子”『可愛いマリアンヌ』を始め、宝具や自在法すら使うことが可能な、高度な意思総体を持つ“燐子”を数多く率いていた。 生み出した“燐子”の数は、日本で初めて作り出したニーナの時点で6000体に迫り、一体一体の力がヴィルヘルミナ曰く「一手駒としては破格」だった。“燐子”の数がそれほどに膨れあがったのは、マリアンヌをより完全な存在とするための、試行錯誤の結果であった。 また、それら多数の宝具や“燐子”を統制し使いこなす技量を持ち、封絶の自在式も本人曰く「とっても上品なデザイン」であり、漫画版ではシャナの封絶と比べて緻密さ、密度、規模いずれも圧倒していることが確認できた。 1864年には、南北戦争の裏で勃発していた『内乱』の戦場であるアメリカ大陸に自ら赴き、“燐子”ローレッタに搭乗してフレイムヘイズを殺す宝具を製作するために討ち手を憎む人間を探していた...
  • パラ
    ... あらゆる物体を“燐子”に変化させることのできる技巧者で、[百鬼夜行]がかつて使用していた『大人君子号』と『温柔敦厚号』も彼の“燐子”だった。 自分の身体の一部である黒い翳りをばら撒き、それを取り憑かせた物体を幾十百も操作する自在法『ヒーシの種』を使う自在師。 本編開始の二年前、中央アジアにてフレイムヘイズ『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルと『約束の二人』に遭遇し、戦闘する事態にまで陥ったが、運んでいた乗客を囮に仕立て、ギュウキ、ゼミナ共々逃走した。 本編ではアメリカ南部に滞在しており、この世に帰還した“祭礼の蛇”の大命宣布にも、他の二人と同様に興味を示していなかったが、『風の転輪』によるフィレスの接触を受け、ある仕事を依頼された。 フレイムヘイズ兵団が大敗した半日後には、フィレスからの依頼でニューヨーク外界宿『イーストエッジ外信』の地下蔵の床板をノッ...
  • ドゥーグ
    ... 黒妖犬という“燐子”を多数生み出し、操ることができる。黒妖犬が自壊するほどの高音を放つ自在法『金切り声』なる切り札もあるにはあるが、基本的に本体も“燐子”も弱い。 1901年にサラカエルが討滅された後、オベリスク格納筒の自爆からハリエットを守り、サラカエルに託された彼の全てが記された本を持ってアメリカの同志の下に向かった。 その際、ハリエットとサラカエルの意思を守る約束をしていた。 現代も彼の“燐子”たる黒妖犬の存在は凍結状態で確認されているが、彼自身の生存は長らく不明だった。 最終巻で、1920年代に[百鬼夜行]に依頼して欧州各地を飛び回り、不器用な口舌で“徒”たちに『人間との関係性』を強く意識させたことが明かされた。 御崎市決戦終盤で新世界『無何有鏡』が創造された後の御崎市に姿を現し、他の“徒”達と一緒に『天梯』を通って新世界『無何有鏡』へ旅立っ...
  • エカテリーナ
    ...正団]のドゥーグの“燐子”黒妖犬や[仮装舞踏会]の大筒型“燐子”やニティカより扱いがひどかったな。 ☆↑一度目はチワワのような小型犬、二度目はパグに、三度目はドーベルマンに代わっていた。名前はいつもエカテリーナ。 ☆↑なぜかOVA「S」シリーズではゾウガメくらいの巨大なカブトムシに代わっていたが、名前がエカテリーナかどうかは分からない。 ☆アニメキャスト版ドラマCDによると、青森で黒吉田に放置されて、1ヶ月かけて帰ってきたらしい。その後、魔女理銅子のコーナーに投稿するなどの偉業を遂げた。 ☆フルネームは吉田・ドルゴルスレン・ダグワドルジ。元ネタは大相撲第68代横綱・朝青龍明徳の本名Долгорсүрэн Дагвадорж(Dolgorsüren Dagvadorzh;ドルゴルスレン・ダグワドルジ)である。 ☆それをどうやったらエカテリーナになるのか吉田さんに小一時間ほど問...
  • 876
    ...ンや、フリアグネの“燐子”マリアンヌやニーナやローレッタや[仮装舞踏会]のガープの『四方鬼』や大筒型“燐子”や、[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスや[轍]のギータやケレブスや『色盗人』のバロメッツや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテや、サブラクやアナベルグやメアやウコバクやカシャやニティカやオオナムチや海魔ラハブや、“ミステス”の“天目一個”やヨーハンのほうが扱いが良かったな。 ☆シャンゼネタを多用していたな。
  • 惑いの鳥
    ...が仕込まれている。“燐子”ドミノたちから指令を受けることで、飛行などの動作も可能。 これに刻まれている『撹乱』の自在式は、ダンタリオン教授あるいはドミノの遠隔操作による起動命令を受けて発動するが、起動や効果を発現するための“存在の力”は攻撃してくるフレイムヘイズなどから拝借できるため、少ない力で大きな効果を出すことが可能。 拠点防衛に大きな威力を発揮するが、数がある程度集まらないと撹乱の力は発揮できず、また指令が無い限りはただの飾りで強度も低い。 その真の用途は『逆転印章』の効果の加速だったが、これは未使用に終わった。 鳥のハリボテは御崎市のシンボルかつ、『御崎市ミサゴ祭り』の象徴として夏の間飾られる予定だったモノであり、教授はこれに自在式を刻み人間の業者に設置させることで、フレイムヘイズに全く気取らせないまま、街中や花火打ち上げ用の艀などに、思うままに自在式を張...
  • ラ行
    ... 両界の狭間 両翼 燐子 ルグ ルテニアン 隷群 零時迷子 冷戦下の事件 レギオン レギュラー・シャープ レベッカ・リード 革正団(レボルシオン) レライエ レンゲ&ザイテ 朧天震 ロード・オブ・ザ・シーズ ローレッタ ロカトール ロフォカレ 論誼の笈
  • ティリエル
    ...自在式を埋め込んで“燐子”『ピニオン』を多数作り、宝具『オルゴール』の力でそれらを起動・維持させて『揺りかごの園』を広域に拡大させることで、兄や自分に強力な回復力を持たせ、『ピニオン』が生み出す無数の蔦や蔓を使ってフレイムヘイズなどの敵をいたぶり殺していた。 自在師に数えられ、彼女の作り出す自在式は埋め込んだ人間を瞬時に高性能の“燐子”『ピニオン』に作り変えた。その技の冴えはウィネをして、彼の組織でもなかなか見ることはできないと思わせるほどだった。 “徒”としての統御力は大したものではないが、『揺りかごの園』『ピニオン』『オルゴール』の自在法・“燐子”・宝具の力による戦場の構築さえ完璧なら、その力は“王”以上となる。 この世に渡り来てすぐの頃、ウィネに連れられて赴いた『星黎殿』でヘカテーから訓令を受ける際に、彼女とちょっとした諍いを起こしているが、一方的にあし...
  • 熒燎原
    ...ズ、味方=“徒”&“燐子”で固定だから、効果範囲内の“徒”や“燐子”を無差別に強化しているのかもな。 ☆本格的な乱戦になる前に自軍の範囲だけにかければ、ある程度は効果が持続するのかもしれないな。 ☆XX巻では、乱戦の中で『大地の四神』の一人センターヒルの『トラロカン』によって一度消されたものをまた発動してもちゃんと味方だけに効果与えてるし、ハボリムは『熒燎原』内の事象が把握できるっていうことだから、普通に味方を判別して選り分けてるだろう。フレイムヘイズかどうかまで、はっきりわかるだろうしな。 ☆ハボリムが巡回士オロバスに跨れば、『熒燎原』も『鐙の寵』によってさらに強化されたのかな。あと、巡回士バルマの『羅梭』も効果が似ていたな。 ☆ヒルデガルドの『瞑目の夜景』と比べて、どっちが有用かな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワや...
  • ラ・ルゥーカス
    ...ズや“紅世の徒”や“燐子”が立ち寄りもしなかった、二度と登場しなかった店であった。 ☆OVA『S』シリーズ第三巻の解説で、『ラ・ルゥーカス』のある街の名が寄木市であると判明した。 ☆[仮装舞踏会]の“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』のヘカテーや[宝石の一味]のコヨーテやフックスが立ち寄っていたら面白そうだったのにな。
  • ゼミナ
    ...人』をライトバン型“燐子”『苦尽甘来号』に乗せて離脱し、新世界『無何有鏡』が創造されるまで逃げ切った。新世界が創造された後は、他の二人と共にドゥーグの事を話しながら『天梯』を通って新世界へ旅立った。 新世界が創造されてから数年後の外伝『ローカス』では、ヴィルヘルミナ・カルメルの依頼で『両界の嗣子』ユストゥスを豪華客船ロード・オブ・ザ・シーズへと運んでおり、小型バス型の“燐子”『春風駘蕩号』の車内でレベッカ・リードやユストゥスと到着まで、ババ抜きで遊んでいた。 【元ネタ】 名前の元ネタはリトアニアの民間伝承に登場する自然の女の精霊『ゼミナ(Zemyna)』。名前は「土の女主」を意味し、豊穣や肥沃を司るとされる。 「坤」は大地または土の下に引っ込むこと、「典」は司る・一定の仕事をあずかること、そして「隧」は奥へと入り込むトンネルを意味する。 真名全体で、「地中の深...
  • 揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)
    ...とも言える多機能の“燐子”『ピニオン』と、込められた自在式を維持し続ける宝具『オルゴール』を用いることで、街一つを覆うほどに『揺りかごの園』を拡大させて相手を捕らえ、さらに仕掛けられた『ピニオン』を使って周囲の人間を喰らい、“存在の力”を自分たち“愛染の兄妹”に供給させていた。 取り込み兼放出口となっている、人間に偽装された『ピニオン』により、『玻璃壇』からの視界は、黴のように密集した斑の部分を蔓草のような紋様が結び合わせているように見えるほど、無茶苦茶に絡み合った装飾紋と撹乱と偽装の自在式で埋め尽くされ、通常の感覚では『ピニオン』と人間を見分けることが出来ない他、この自在法の特性も正確に把握できない。 また、放出口となっている『ピニオン』を発見して破壊したとしても、“燐子”としての正体を現した『ピニオン』は、破壊されると同時に様々な罠が起動する仕掛けとなっており、単独で対処する...
  • ミステス
    ...と制作過程が違い、“燐子”とも異なる構成原理で生まれる。 “ミステス”という存在自体には、封絶内で活動できる能力は無いが、例外として『零時迷子』の“ミステス”や、稀に“ミステス”に施される中の宝具を守るための自在法『戒禁』の効力によって、封絶内で動ける者もいた。 戦闘用“ミステス”は、“燐子”に比較して高度な意思総体を備えていることが保証されている人間を元に作成されるため、高度な“燐子”を作成できない“徒”にとって有用な存在であった。 しかし、高度な意思総体を宿す人間を人外の存在に変えるという行為は、制作者への反逆の可能性を常に内包した。それを防ぐべく、戦闘用“ミステス”には、反抗を防ぐ「制御プログラム」のような自在法が幾重にも掛けられた(『戒禁』はそこから派生した自在法)。 しかし、自在法に適性のある優れた“ミステス”は、「制御プログラム」を破って制作者を殺害す...
  • アルラウネ
    ...おり、“徒”なのか“燐子”なのかも公式ガイドブック『灼眼のシャナノ全テ』で明かされるまで不明だった。 また、会話に際して常に疑問形で語りかけていた。 援護や補助を得意とする優秀な自在師であり、『九垓天秤』先手大将ウルリクムミの副官として[とむらいの鐘]を補佐してきた。 中世の『大戦』に際してもウルリクムミの副官、もしくは秘書的な役割を果たしていた。 中世の『大戦』の帰趨が決した際、ウルリクムミに撤退を命じられたが拒否した。そして彼とともに最後まで殿軍を守り、フレイムヘイズ『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュによって討滅された。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタは、絞首台の下に咲く花「マンドラゴラ(mandragora)」のドイツでの別名「アルラウネ(Alraune)」と思われる。人間型の根が特徴。 引き抜く際に致死性の悲鳴を上げるので、犬をマンドレイク(アル...
  • アニメ第3期
    ...口智透 世話係の“燐子”:佐々木未来 原作との主な相違点(省略された箇所は除く) ☆第三期冒頭、宝具『アズュール』が悠二の首の紐にかけてなく、右手の中指にはめてあった。 ☆ゾフィーからシャナへの手紙の中で上海会戦の敗北が書かれていた。 ☆佐藤が東京の外界宿に出向く電車は満員電車で、原作には「混まないわけがなかった」とさえ表現されているが、どういうわけかアニメではガラガラであった。 ☆御崎市に“祭礼の蛇”坂井悠二が襲来した時に佐藤宅に集合せずに、携帯電話で連絡を取り合っていた。 ☆レベッカの回想の中で、レベッカと貴婦人姿のヴィルヘルミナが一緒に砂漠を旅していて、襲撃してきた“燐子”を討滅していた。 ☆センターヒルの外界宿チューリヒ総本部への来訪が開戦直後に変わっていた。 ☆フェコルーが襲撃してきたのが“天目一個”だとはっきり認識していた。 ☆フェコルーの『マグネ...
  • 「……もっと、強くなってよ……!!」
    ...も、シャナがはぐれ“燐子”を討滅した後に悠二に言っていた。 ☆シャナにこの台詞を言われて、強くならないやつはいなかった!! ☆努力の甲斐あって、フレイムヘイズや“紅世の徒”が束になっても叶わない程、とてつもなく強い存在へと成長した。そして、ラスボス兼討伐対象になった。 ☆最終巻で元に戻った上に、転生の自在式で確固たる一個の存在になった。 ☆他にも「因果の交差路でまた会おう」や「あなたたちに、天下無敵の幸運を」や「今ここにいる坂井君が、人間だってことを、私は知ってます。」や私はあなたのものではありませんなんて用語もあったな。 ☆マージョリー・ドーが佐藤啓作や田中栄太に言っていたら面白そうだったのにな。
  • 阿吽の伝令
    ...御崎市駅構内にいた“燐子”ドミノも脱出している点から、彼の持っていた『我学の結晶エクセレント7932-吽の伝令』からの脱出も可能なようである。 【由来・元ネタ】 特になし? 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆『棺の織手』ティスやフリーダーやカムシンや『輝爍の撒き手』レベッカ・リード相手にも使用してほしかったな。 ☆逃げ足の速さに定評のあった教授&ドミノの定番アイテムといえた。『真宰社』からの脱出も、これを使ったら良かったのにな。 ☆↑作中でフレイムヘイズ『鬼功の繰り手』サーレが言っているように、あの時点での教授は長距離逃走は絶対にしない。戦域離脱用であるこれを使うことはありえない。
  • 吽の伝令
    ...ダンタリオン教授が“燐子”ドミノをつねり上げるためマジックハンドが接続可能である。 使用時には紋様が馬鹿のように白けた緑色に発光し、映像も緑の濃淡で表示されていた。両方とも使用者の炎の色で発光するようである。 『阿の伝令』から『吽の伝令』へと脱出することが可能であり、また逆に『吽の伝令』から『阿の伝令』への移動も出来たようだ。おそらく『阿吽の伝令』への移動も可能だと思われる。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆教授の逃げ足の速さの一つだったな。 ☆[仮装舞踏会]の布告官デカラビアの自在法『プロビデンス』と通信の仕方が似ていたな。 ☆[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[轍]のギータやケレブスが喜びそうな宝具だったな。 ☆ティス相手にも使用していたら面白そうだったのにな。
  • パイモン
    ...朱色。 ラクダ型“燐子”に乗る貴公子然とした青年。自在法『王の供連』により男女様々の華美な衣服を従えており、その衣服内に瞬時に転移することで、多角的な攻撃や敵の攻撃の回避を行う。本来は冷静な指揮官。 供連の衣服は弓矢をつがえており、そこに本体が転移してから射撃も可能だった。 [仮装舞踏会]の巡回士。中国南西部で勃発した[仮装舞踏会]とフレイムヘイズ陣営との戦闘にて、『星黎殿』直衛軍の部隊長の任にあった。 ゾフィー・サバリッシュ率いるフレイムヘイズ兵団が接近しているのを察知した外界宿征討軍総司令官デカラビアの命令で、三部隊から成る先遣隊を率いて敵軍の足止めにかかった。結果として三十分保たなかったが、直衛軍本隊の迎撃体制を整える時間は稼いだ。 以降はデカラビアの命令で交戦を中止し、直衛軍本隊が布陣する北方ではなく、未交戦の戦力を率いて北上する『星黎殿』南方防衛線の軍勢に合...
  • ア行
    ...じゅんこ) 大筒型“燐子” 大戸ファンシーパーク オオナムチ 大峰悟 オオヤマクイ 岡田先生 緒方真竹(おがたまたけ) 押し出しトンカチ おじょうさまのしゃな オストローデ オセ オベリスク オルゴール オルゴン オルメス オレイカルコス オロバス
  • ウアル
    ...在法ではなく、蜂(“燐子”?)を生成する自在法では? ☆↑“燐子”はこの世の物体に“存在の力”を吹き込んだものだから、簡単に出したり引っ込めたり出来ない。あくまで蜂の形をした自在法なので[とむらいの鐘]の『九垓天秤』ジャリの『五月蝿る風』に近い‥‥使役すると書くと確かにユーリイ・フヴォイカの『隷群』のような自在法と混同するかもな。 ☆↑修正しました。 ☆「使役」という言葉は、自分で作り出したものか否かを問わず、自分以外のものを意のままに操ることだと思うのだが。まあ、枝葉末節か。 ☆数の上で劣るんだろうが埴輪の鎧を延々と作り出して戦う手法はオルゴンの使う『レギオン』に似ている。 ☆能力などの元ネタは音もなく勝手になる太鼓から来てると思われる。蜂を操る能力や真名の「駝鼓」からも見て取れる。 ☆アニメ第3期では埴輪鎧の他に、直立したヒトコブラクダの分身も無数に出現させていた。本...
  • カデシュの血印
    ...かごの園』における“燐子”『ピニオン』のような役割みたいだったな。 ☆でも、道路に穴を開けなくてもよかったのではないだろうか。御崎市職員が可哀相すぎる。 ☆マーキングなんだから、しょうがないな。 ☆[革正団]のサラカエル相手にも使用していたら面白そうだったのにな。 ☆[とむらいの鐘]の首領“棺の織手”アシズの『都喰らい』における鍵の糸と役割が似ていたな。 ☆[とむらいの鐘]のブロッケン要塞やフレイムヘイズ陣営のアンドレイ要塞や『天道宮』や[仮装舞踏会]の『星黎殿』や『祭殿』や『色盗人』の『桃源』でも使用してほしかったな。
  • 大突破
    ...ていた自在法。 “燐子”『四方鬼』で敵を拘束・固定し、自ら砲弾となって敵を打ち砕く。 圧倒的な飛行速度を生かした技と思われる。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆圧倒的な飛行速度で自ら敵を打ち砕くのは、他にフレイムヘイズ『極光の射手』カール・ベルワルドとキアラ・トスカナの神器“ゾリャー”による突進があったな。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明するのかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。 ☆自在法というか、単なる必殺技な気がする。超電磁ス○ンだしな。 ☆↑回転するとは書いてなかった。どっちかというとグラ○ダッシャーだろう。 ☆ゾフィーの落雷蹴りと対決させたかった。って、勝負は見えてたがな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやモ...
  • ハボリム
    ...化した軍勢と大筒型“燐子”による砲撃、更に自身による強攻をもってしても要塞そのものをなかなか破壊できず、短時間の交戦しか出来なかったために戦果は少なかった。 攻勢の途上、デカラビアからフレイムヘイズ兵団の攻勢が『星黎殿』まで及んだことを聞かされたハボリムは、撤退命令をどうやって部下たちに納得させるか思案しつつ、『星黎殿』を守るために撤退を開始。その途上、デカラビアから外界宿征討軍総司令官の後任を任され、権限を移譲された。 ストラスの自在法『プロツェシオン』で、デカラビアが生命を賭して稼いだ時間内に『星黎殿』の墜落地点まで主力軍と共に到達し、勢いに乗っていたフレイムヘイズ兵団に対して、『熒燎原』によって強化された西部方面主力軍の軍勢を指揮して攻撃を仕掛け、一転してフレイムヘイズ兵団を窮地に追い込んだ。 それから間を置かずして、“祭礼の蛇”神体たちが還幸し『大命』を宣布...
  • 487
    ...バクやフリアグネや“燐子”マリアンヌやニーナやオオナムチやメアのほうがまだマシだったな。
  • ジクムントの門
    ...猟兵ハボリム配下の“燐子”砲兵の一斉射撃を防ぐ障壁を形成したり、不用意に接近してきたところを先制の一撃で焼き払うなど存分に活用していた。 発動時の詠唱は「抜けず、開かず、止むなり、其が名は恥辱――『ジクムントの門』!」 【由来・元ネタ】 フス戦争の際にターボル派を弾圧した神聖ローマ皇帝ジギスムント(Sigismund)。チェコ名でジクムント(Zikmund)。 ボヘミアの宗教指導者ヤン・フスを処刑しておきながら自らボヘミア王に即位しようとして国民の反感を買い、フス戦争のきっかけを作った。 この戦争にジギスムントは何度も対フス派十字軍を派遣したが、ことごとく敗北し、戦争を鎮圧できないまま1437年に死去した。 ザムエル関係の他の元ネタに関しては神器“ターボル”や孤児の項目を参照のこと。 【コメント】 ☆詠唱にある「恥辱」っていうのは、フス派に負...
  • 金切り声(トラッシュ)
    ...である自在法。 “燐子”『黒妖犬』達に自壊するほどの強烈な咆哮を一斉に放たせ、敵にぶつける。 本来のこの自在法は数秒の間、敵の意識を混乱させ聴覚を麻痺させる程度の、撹乱の小技に過ぎない。 しかし、サラカエルの『呪眼』で強化した場合、フレイムヘイズや“紅世の徒”に致命傷を与える事は出来ないまでも、鼓膜を破り肺を破裂させ、意識を刈り取る程度の物理的な破壊力を得る。 【由来・元ネタ】 ヨークシャーやランカシャーの森に棲む、叫び声を立てる妖精の一種、シュリーカー(Skriker)の別名トラッシュ(Trash)と思われる。 シュリーカーの恐ろしい叫び声は死の前兆で、聞いた者は死んでしまうと言われる。別名の由来は、足の裏が柔らかくて、足音を立てないからと言われている。 【コメント】 ☆これで黒妖犬(モデイ)は自壊するが、それって『呪眼』の強化に耐えられないからなのか、...
  • ガープ
    ...四方に子供の人形型“燐子”『四方鬼』を引き連れた、大兵の武装修道士の姿をしていた(16世紀時点。20世紀まで同じ姿だったかは不明)。外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』第十一話で絵が登場し、太った中年男性ということが判明した。 [仮装舞踏会]に所属しているが、兵科は明確にはなっていない。 東洋の[仮装舞踏会]の中でも五指に入る使い手で頭も切れることから、『三柱臣』参謀ベルペオルに東洋での構成員同士の連絡役を任されていた。 性格は嫌味で、巡回士オルゴンに対しては口にこそ出さないものの不躾な対応を取っている。 また、[とむらいの鐘]のウルリクムミに対しても、ウルリクムミの負傷した肩を通って帰るなどしようとする失礼な対応を取り、ウルリクムミに大喝されている。 “燐子”『四方鬼』で敵を捕縛、固定後、自らを砲弾に敵を打ち砕く自在法『大突破』の使い手。 「駆ける...
  • 倉蓑笠
    ...ウキがパラの作った“燐子”に覆い被さっている。 【由来・元ネタ】 日本の昔話「天狗の隠れ蓑」に登場する、同名の姿を消す道具。 【コメント】 ☆『約束の二人』からも逃げ切ったといえるのは、[百鬼夜行]の3人の息の合った連係プレイが無ければ無理だった。パラの『ヒーシの種』、ゼミナの『地駛』のどれが欠けていても逃げ切れなかったはずだ。 ☆気配隠蔽の宝具は他に[仮装舞踏会]の巡回士ビフロンスの『タルンカッペ』やフリアグネの『スフマート』があった。 ☆XXI巻では、この自在法で『儀装の駆り手』カムシンとマージョリー・ドーを『真宰社』の内部へと密かに侵入させた。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアやカムシンや『極光の射手』カール・ベルワルドとキアラ・トスカナやザムエル・デマンティウスやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニやピエトロ・モンテベルディ相手にも使用してほし...
  • 教授
    ...呼んだのは、助手の“燐子”ドミノであった。 ☆某ゲームの教授を思い出したな。特に列車って所がな。 ☆博士ではないのが不思議だった。 ☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆ヨーハンの通称である『永遠の恋人』の方がずっと格好良かったな。 ☆教授に格好良さを求めてどうするんだ。 ☆巡回士マモンは「ダンタリオン教授」という一見礼儀正しいような、通称とあだ名をセットで使うという“紅世”的には気安いような、ともかく個性的な呼び方をしていた。 ☆シロや孤児より格好良かったかな。 ☆番外編『しんでれらのしゃな』では、シンデレラ(シャナ)の前に現れた魔法使いとして登場している。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、花咲か爺さんとして登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、[黒い蛇団]の協力者と...
  • ヒュストリクス
    ...別った。 以降は“燐子”ドミノの中に収納される形で教授が所持しており、教授が付けた名称は『浪漫の結晶ドォーリル付き西洋風の両手剣』。 はっきりは描写されていないが、最終巻で教授やドミノと共に『揮散の大圏』によって消滅したと思われる。 【由来・元ネタ】 元ネタはラテン語や古代ギリシャ語で『ヤマアラシ』を意味するヒュストリクス(hystrix)と思われる。 【コメント】 ☆アニメ第2期では登場しなかった。 ☆シャナの『贄殿遮那』と鍔迫り合いさせたら面白かったのにな。 ☆ギヴォイチスの『スクレープ』やアレックスの剣型神器“コルタナ”やジョージの剣型神器“フラガラック”と似たり寄ったりだったな。 ☆剣型の宝具は他にソラトと坂井悠二の『吸血鬼』やフリアグネの『ラハット』がある。 ☆「ヤマアラシ」という名称から察するに、周囲の物体を長大な剣山にでもする宝具...
  • トーチ
    ...あろうが、“徒”や“燐子”やフレイムヘイズには、自在法で組成を弄れば簡単に分解や変形が可能である。 ただし自在法を用いない限り、その身体は『人間の身体』を“存在の力”で真似た身体であるため、傷つけば普通に血を流し、腹も減るし代謝もある。 また、“存在の力”を操れるものなら、その自我を支配することもできるようである(例;“燐子”ニーナのトーチへの干渉)。 トーチが顕現させる炎の色は、基本的に喰らった“徒”の色を薄めた淡い色になる。 胸元の灯火は本人の“存在の力”と同じ色であるが、そもそも人間の“存在の力”がどのような色かは描写されていないので不明(悠二が人が喰われたのを見た際、炎の色に対して特に感想を持たずに素直に「炎」と感じたので、通常の物理的な意味での炎と同じだと考えられる。アニメ版だと淡い水色に近い)。 トーチは基本的に、“徒”が討ち手の追跡を逃れるための目...
  • 中村公子(なかむらきみこ)
    ... I巻での“燐子”マリアンヌ来襲時に、悠二が教室から運び出した生徒は彼女であった。その時の悠二の言葉は「重いな」だった。 XI巻では、高校のシャワー室で吉田一美とシャナの胸を後ろから掴むなどのセクハラを行った。また、シャナにいい加減な知識を吹き込んだりもしていた。 XVI巻にて、吉田一美と池速人を見て気まずい空気が漂っているのを思春期の女子ゆえに気付くが、何があったか聞き出そうとするなど、無神経な性格が窺える。なおこの時は、藤田晴美に口を塞がれて止められた。 最終巻では、御崎市の復元を行うことによって御崎市の人々に響いた坂井悠二の声を聞いた。 シャナたちが新世界『無何有鏡』へ旅立ってから二ヵ月後の四月下旬、二年生に進級して生徒会書記になった藤田晴美のプリント整理を、お茶菓子目当てで文句を言いながら手伝う傍ら、『御崎市集団幻覚事件』のことを話し合った。 ...
  • 炎弾
    ...いた。あと、大筒型“燐子”は炎弾を発射できるように量産されている。 ☆炎弾以外の自在法を使う者もいるなんて当たり前のことを、この項目に書く必要はないと思う。 ☆シャナたんは炎弾の代わりにメロンパンを発射した。 ☆「純粋な炎遣いは少ない」とは言われるが、力量の低いフレイムヘイズなどは炎弾しか使えないので、結果的に炎遣いになるのでは無かろうか。 ☆↑炎弾は定型的なモノだし、技量的には炎弾使えるなら他にもいくつかなら簡単な自在法使えるだろうさ。そしてそれらの自在法と炎弾はそのフレイムヘイズにとって同レベルであり特別なものではない。 ☆シャナの『飛焔』とは比べ物にならないな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルも使用していたんだろうな。
  • ダイモーン
    ...響は“紅世の徒”や“燐子”にとどまらず、人間やフレイムヘイズをも酩酊させる。ただし、効果を及ぼせるのは一度に一種族のみという制限がある(“徒”とフレイムヘイズを同時に酩酊させることは出来ない)。 息を止めたり自在法『清めの炎』を使えば防げるが、フレイムヘイズの場合は契約している“王”ごと酩酊・錯乱状態に陥れるため、油断して死んでいったフレイムヘイズも多く、この世にある自在法の中でも指折りの悪名高さを誇る。 更に厄介なのは、術者であるピルソインを退けてもこの自在法は効果を持続させる点である。 ただし、強風の吹き荒れる荒天下では、靄が吹き散らされて効果を十分に発揮できないという難点もある。 また、相手のレベルがあまりにも高すぎると、容易に酩酊させることは出来ない。 【由来・元ネタ】 悪霊や不浄な霊を意味するダイモーン(Daemon)。ギリシア語に由来する。...
  • 転生の自在式
    ...狩人”フリアグネが“燐子”マリアンヌを一個の存在にしようと用意した秘蔵の式であり、指輪型宝具『アズュール』の裏側に刻まれていた。 最終巻で新世界『無何有鏡』が創造された後、“屍拾い”ラミーから本来の姿に戻って長年の望みを叶えたリャナンシーが新世界へ旅立つ直前に、『アズュール』の裏側のこの式をある条件で起動するように施していった。その後、思いが通じ合ったフレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナと坂井悠二が「キス」という条件を満たしたことで起動し、“徒”たちがこの世に置いていった莫大な“存在の力”を動力源に、坂井悠二を確固たる一つの存在に変えた。 【コメント】 ☆アニメ版から語られていたのかな。 ☆この『転生』は一般的な意味での転生とは異なっているのだが、様々な場所で効果を勘違いしてる人が多く居た。 ☆中世の『大戦』最終決戦で鳥籠型宝具『小夜啼鳥』から解放された後に...
  • 虹天剣
    ...。 『虹天剣』は“燐子”『空軍』によって自在に反射・変質が可能であり、その無双の威力と射程も合わさって、[とむらいの鐘]の戦いにおける空中での強大な抑止力になっていた。 作中では、『天道宮』の『秘匿の聖室』の障壁を一撃で貫通した。他にも、[仮装舞踏会]の巡回士オルゴンとその軍勢『レギオン』を一撃で殲滅した。 『虹天剣』の発現に接した二代目『炎髪灼眼の討ち手』は、その虹色の光背から、思わず(虹の、翼……)と、彼女自身知らぬうちにメリヒムの真名を想起していた。 【アニメ版】 直線の虹ではなく、アニメ版メリヒムの炎の色同様に、七色に明滅する光線として描かれた。 【コメント】 ☆外伝漫画『Eternal song ‐遙かなる歌‐』での描写が期待されていたが、期待外れだった。 ☆宇宙戦艦ヤ○トの反射衛星砲を思い出したのは俺だけだったかもな。 ☆『ES』...
  • ギヴォイチス
    ...央亜細亜便のバス型“燐子”『温柔敦厚号』の乗客として登場。 「『大戦』に従軍して、敵陣に単騎突撃する“大擁炉”モレクと共にフレイムヘイズを数多斬り伏せ、『万条の仕手』を討ち取った」「『破約事件』に襲撃犯として関わった」などと大法螺を吹きまくった挙句、乗り合わせた客の一人と諍いを起こしてゼミナに実力行使で鎮圧された。 その後、[百鬼夜行]が逃亡する際に、運賃と称して時間稼ぎの捨て駒としてヴィルヘルミナ・カルメルへ差し向けられた刺客たちの一人とされた。対峙したヴィルヘルミナに向かって己の宝具(?)『スクレープ』を指して「『万条の仕手』をも屠った名剣」と口上を述べたことで、ものの見事に本人の顰蹙を買い、他4体の“徒”とまとめてヴィルヘルミナにあっさり討滅された。 【由来・元ネタ】 スラヴ地方の伝承に登場するトカゲの姿をした守護精霊ギヴォイティス(Giwoitis)。 ...
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