ここでは、通常ピアソンの積率相関係数と呼ばれるものについて解説します。 *相関係数の定義 身長と体重、気温と湿度、葉面積と果実重量...などといった、「2組の数値がセットになったデータ」があったとしましょう。抽象的なもので説明をするために、2組の数値を文字を使って次のように表すことにします。 $$x = x_1, x_2, x_3, ... , x_n$$ $$y = y_1, y_2, y_3, ... , y_n$$ ここで、$$x_1$$と$$y_1$$が、$$x_2$$と$$y_2$$が、...、$$x_n$$と$$y_n$$がそれぞれ1つのセットになっています。