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半熟英雄 対 3D - (2006/06/13 (火) 23:10:09) の1つ前との変更点
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"font-size: 20px;"><br>
<br></font></div>
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<table bgcolor="#000000" cellpadding="2" cellspacing="1">
<tbody>
<tr>
<td><font color="#FFFFFF">半熟英雄 対 3D<br>
まとめ人(>>13-473)</font></td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">
<dl>
<dt><a href="menu:473">473</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D Episode1</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">05/03/19 19:17:49
ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>
昔々、二次元という次元に、アルマムーンという国がありました。<br>
二次元なので、国民全員パラッパラッパー級のペラペラボディです。<br>
でもそんなことは気にせず、立派な王様のもとで平和に暮らしていました。<br>
<br>
この国には、代々伝わる不思議な卵がありました。<br>
これを使うと、中からエッグモンスターという生物を召喚できます。<br>
先日オディオという男が侵略してきた時も、王様がこれを使い、真紅のドラゴンを召喚。<br>
漆黒のドラゴンに変身したオディオと激闘し、みごと勝利。<br>
この戦いが終わってすぐに、王妃様が息子を出産しました。<br>
主人公こと半熟英雄の誕生です。<br>
<br>
ちなみにオディオが戦争を仕掛けてきた動機は、王妃様に振られたから。<br>
はるばるLIVE A LIVEの世界から出張してきたというのに、<br>
こっちの世界でも恋愛運に恵まれませんでした。<br>
<br>
<a name="a474" id="a474"></a></dd>
<dt><a href="menu:474">474</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D オープニング</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">05/03/19 19:19:41 ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>
どこの次元でも善人と美形は早死にするらしく、その後、国王夫妻は若くして他界。<br>
主人公は無事に育ったものの、両親に似ずバカでドスケベでした。<br>
まだ11歳なので仕方ない部分もありますが、<br>
それにしたって当主としては不安と問題が山積み。<br>
大臣セバスチャンは頭と胃を痛めていました。<br>
<br>
ある日、主人公が惰眠をむさぼっていると、<br>
どこからともなく美しい女の声が語りかけてきました。<br>
「私の声が聞こえますか…?」<br>
半分眠りながら返事をする主人公。すると空から巨大なおまるが出現。<br>
水洗便所のような効果音が流れ、<br>
アルマムーン城は異次元に流れていきました。<br>
<br>
<a name="a475" id="a475"></a></dd>
<dt><a href="menu:475">475</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第2話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">05/03/19 19:21:11
ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>
未確認飛行おまるにアブダクションされて辿り着いた先は、<br>
蛍光色のワイヤーフレームだけで構成された奇妙な空間。<br>
同じくワイヤーフレームだけで出来た先住民たちは非友好的らしく、<br>
問答無用で攻撃してきます。わけのわからないまま応戦することに。<br>
とりあえず周囲の城を全て侵略&制圧してみると、<br>
骨細工のようなポリゴン体型のボスが出てきました。<br>
彼はスケルトン男爵。妖術キネマティックで他人の関節を操る力があります。<br>
……でも主人公達には全然効きませんでした。<br>
二次元人にポリゴンの関節はないからです。むなしく散る男爵。<br>
<br>
勝利をおさめた主人公のもとに、また例の声が話しかけてきます。<br>
彼女の説明によると、この世界は三次元に存在する3Dワールド。<br>
悪の3D軍団につかまってしまった彼女は、必死にSOSを発信し、<br>
何の因果かそれをキャッチしたのが主人公だったとのこと。<br>
囚われの姫君を救出するため、この次元で戦いを続けることになりました。<br>
彼女の力で、次の戦場へワープするアルマムーン城。<br>
<br>
<a name="a476" id="a476"></a></dd>
<dt><a href="menu:476">476</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第3話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">05/03/19 19:23:42
ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>
3D軍団は何の目的で声の主を捕らえたのか。そもそも声の主は何者なのか。<br>
疑問は尽きねど、声の主は3D軍団に記憶を消されていて、<br>
話しても詳しい情報は得られませんでした。<br>
とりあえずワイヤー大陸へ着いたので、考えるのは後回しにして戦います。<br>
ボスはワイヤード伯爵。「ワイヤー大陸を統べるのは、このワイやー!」迫り来る関西弁とダジャレ。<br>
<br>
伯爵に勝利し、ポッドの中に閉じこめられていた声の主を救出。<br>
……予想と期待に反して、超弩級のブスでした。<br>
アヒルとナマズとブタが悪魔合体したような姿は、新手のスタンドと見紛う迫力。<br>
石化する主人公一同。「3D軍団の呪いでこんな姿にされた」と嘆くブス。<br>
そのあと色々あって彼女の暫定ネームは「あたし・」に決定。<br>
記憶喪失状態で身寄りがないので、アルマムーン軍に同行することに。<br>
<br>
<a name="a477" id="a477"></a></dd>
<dt><a href="menu:477">477</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第4話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">05/03/19 19:25:20
ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>
あたし・の力で次なる戦場、ナマポリ大陸にワープしたアルマムーン城。<br>
彼女は自分専用の高価な玉座を作らせたり、旗色が悪くなると嘘泣きしたり、<br>
いろいろ傍若無人でした。仮に正体が美少女だとしても、萌えられるかどうか危ういラインです。<br>
「最大の敵を身内にしてしまったかも」と苦悩するセバスチャン。<br>
彼女に「マイ王子様」認定されて怯える主人公。<br>
そうして姫君に惚れられるほど勇敢に戦い、既に悪者を2人も倒した主人公ですが、<br>
いまだ日常生活においてはただの悪ガキで、風呂にもなかなか入ろうとしません。<br>
今日もセバスチャンに怒られて、ようやく風呂場に向かいます。<br>
しかし風呂場ではあたし・がシャワーを浴びてました。全裸で。<br>
この世ならざる物を見た主人公は、あしたのジョーよりも真っ白になって昏倒。<br>
今回はセバスチャンの指揮で戦うことになりました。<br>
<br>
<a name="a478" id="a478"></a></dd>
<dt><a href="menu:478">478</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第4~5話</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">05/03/19 19:30:35 ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>
ナマポリ大陸は多少技術が進歩し、3D軍団もレゴブロック風ポリゴン体型に。<br>
こいつらと戦い、ボスのブロックゴーレムも撃破。<br>
年甲斐もなく気張りすぎたセバスチャンは具合が少し悪そうです。<br>
自身の老いを感じつつも、主人公が一人前になるまでは持ちこたえねばと、<br>
内心で決意を固めるセバスチャン。<br>
<br>
ようやく意識を回復した主人公でしたが、臨死体験のせいか人格激変。<br>
聡明で正義感あふれる、亡き父そっくりの名君に生まれ変わりました。<br>
感涙にむせぶセバスチャン。あたし・は「カワイげに欠ける」と不満顔。<br>
新生主人公の影に隠れ、自分の存在感が薄くなることも危惧しているようです。<br>
<br>
次なるボス、ナマポリタン大使も難なく倒した主人公ですが、<br>
あたし・にバス停の標識で殴られ、あえなくアホに逆戻り。<br>
自分の存在感が戻りご満悦のあたし・<br>
「あたし・の存在感がアップ・」「愛もアップ・」<br>
ロマサガリスペクトしつつ次の章へ。<br>
<br>
<a name="a479" id="a479"></a></dd>
<dt><a href="menu:479">479</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第6話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">05/03/19 19:33:39
ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>
ナマポリタン大使から、「あたし・はカトリ王国の生き残り」との情報get。<br>
そこは一体どんな国で、なぜ滅びたのか。<br>
新たな謎とアホに戻った主人公を抱え、次の大陸に向かう一行。<br>
<br>
ところで、卵からエッグモンスターを呼び出すには、<br>
将軍と兵士で卵の周りを囲んでグルグル回り、<br>
「ほんだら へんだら どがびが ふんだ」と歌いつつ、<br>
尻を振ったり出したりしながら踊る必要があります。<br>
2ch名物「びっくりするほどユートピア体操」に勝らぬとも劣らぬ<br>
この奇行、もとい儀式を執り行ってくれるのは、ランプキンという祈祷師。<br>
でもコイツが3D軍団の女刺客にたらしこまれ、拉致されてしまいました。<br>
エッグモンスターが呼べなくなり、第6話の戦いは波乱の幕開けに。<br>
<br>
<a name="a480" id="a480"></a></dd>
<dt><a href="menu:480">480</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第6話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">05/03/19 19:35:13
ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>
ここでは技術が更に高くなり、ポリゴンの上にテクスチャが貼られています。<br>
敵も低い頭身ながら、人間型に進化。<br>
ギャルゲーにも出れそうな女将軍と、やおい漫画にも出られそうな男将軍が、<br>
セーラー服や体操服やスクール水着の猫耳娘兵を連れて攻めてきます。<br>
戦場は、どこからかミコミコナースが聞こえてきそうな絵面に急変。<br>
<br>
今度のボスは特別出演の鉄拳大公。<br>
あの「こんな○○はいやだ」が十八番のお笑い芸人です。<br>
スケッチブックをひっさげ、実写取り込み姿で立ちはだかってきました。<br>
が、このゲームをFFと勘違いしてるらしく、<br>
クリスタルがどうとか召喚魔法がどうだとか、場違いな長台詞を披露。<br>
その長台詞の間に、セバスチャンがこっそりランプキン救出。<br>
さっそく召喚可能になったエッグモンスターで攻撃します。<br>
「FFってこんなに痛いんだー!?」……だからゲーム違います。<br>
あっさり勝利。ランプキンは女刺客に浮気をしたカドで、<br>
女房につるし上げを食らいました。めでたしめでたし。<br>
<br>
<a name="a481" id="a481"></a></dd>
<dt><a href="menu:481">481</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第7話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">05/03/19 19:38:45
ID:lD1H+HgK</font></dt>
<dd>今度の戦場はローポリ大陸。<br>
ここには初の女ボス、ローポリン侯爵の放つフェロモンが溢れかえっています。<br>
これに主人公および男将軍は骨抜きにされ、行動不能に。<br>
精神力の賜物か、年のせいで枯れてるのか、セバスチャンだけ無事でした。<br>
再度セバスチャンの指揮のもと、女将軍だけで戦うことに。<br>
ローポリン侯爵を倒し、臭いの元を断ったものの、<br>
セバスチャンは先の戦いでの無理がたたり、今回もやや調子が悪そうです。<br>
<br>
余談。ローポリン侯爵の技には「クレンジング」というものがあります。<br>
厚化粧を落としてスッピンを晒し、目撃者に衝撃と恐怖を与える技です。<br>
で、この技で彼女が化粧を落とす瞬間、その頭上には光る電球と共に<br>
<br>
“Unlimited::Saga”の文字が。<br>
<br>
相当に期待外rゲフンゲフン!! 好みの分かれる素顔だったようです。<br>
<br></dd>
<dt><a href="menu:12">12</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第8話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
19:44:09 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
次の大陸に移動した一行。敵側がシリアス度を増してきても、<br>
いまだ主人公はバカ、アホ、マヌケの三重苦。<br>
セバスチャンが「せめて主人公に兄弟でもいれば」とため息をつくと、<br>
突如あたし・の記憶が小復活。兄弟という単語がスイッチを入れた模様。<br>
「……そうよ、あたしにも妹がいたんだわ!」<br>
次いで、この大陸に囚われているらしい妹のテレパシーも感じ取った彼女は、<br>
止めようとする衛兵達を殴り飛ばし、城を飛び出して行きました。<br>
でも到着したばかりなので外は敵地のド真ん中。<br>
でも彼女は生きた重戦車のようなものなので心配無用。ほっといて戦います。<br>
<br>
敵は技術と共に頭身も上がってきて、シリアス度もクール度も美形度もアップ。<br>
それをオナラや馬フンを駆使して蹴散らす、色々な意味で低次元な二次元軍団。<br>
数ヶ月が経ち、放浪していたあたし・がボスの居城を発見。<br>
今度のボスはバイリンガ将軍。外見は二足歩行のサイボーグドラゴン。<br>
双頭で、片方の首が日本語、もう片方が英語を話すインターナショナルな仕様です。<br>
これを倒して、あたし・の妹とご対面。<br>
<br>
<a name="a13" id="a13"></a></dd>
<dt><a href="menu:13">13</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第8話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
19:45:46 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
妹は姉に全く似ず、淑やかで優しく、何より美人でした。しかもミニスカ完備。<br>
彼女の名前はカトリイヌ。カトリが名字でイヌが名前。<br>
そしてあたし・の本名はカトリイネでした。やはりカトリが名字でイネが名前。<br>
<br>
イヌは姉のように記憶までは消されなかったらしく、今に至るまでの事情を話してくれました。<br>
聖なるトグロの紋章(注:要は蚊取り線香)を持つカトリ王国は悪い虫を寄せ付けず、<br>
三次元世界を平和に治めてきました。イネとイヌは、そのカトリ王国の王女。<br>
しかしある日、邪悪なトグロの紋章(注:要は巻きグソ)を携えた3D軍団が来襲。<br>
二人の両親である王と王妃は、国もろとも殺されました。<br>
イネとイヌが殺されなかった理由は、カトリ王国に代々伝わる遺産のため。<br>
二人が力を合わせないと、その遺産の封印は解けません。<br>
3D軍団は遺産の力を欲し、同時に恐れてもいたので、二人を生け捕りにしておいたのでした。<br>
いまだかつてないシリアスな展開。それについてこれない主人公。<br>
<br>
<a name="a14" id="a14"></a></dd>
<dt><a href="menu:14">14</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第9話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
19:48:08 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
カトリ王国の遺産を復活させれば、3D軍団を倒せて、3D世界を平和にできそうです。<br>
というわけで、遺産が封印されている大陸にやって来た一行。<br>
姉妹が封印の地に立つと、砂漠の底から遺産が復活。ついでにイネの記憶も完全復活。<br>
遺産の正体は、おまる型の移動要塞カトリ=デ=オマールでした。<br>
これに乗って飛べば、山も越えられます。いざ、ボスの城へ出発。<br>
「それはワイパーのスイッチよ!」<br>
……主人公が発進ボタンを押し間違えました。<br>
<br>
今度のボス、ハイポリゴ大将軍は、カトリ王国を滅ぼした張本人。<br>
さすがに外見も言動もハイクオリティで、武器がケン玉でさえなければFFにも出られるほどです。<br>
でも二次元人が尻を出して踊って呼んだモンスターに、あっさり敗北。<br>
方法はともかくとして、カトリ王国の仇を討てました。<br>
喜ぶ一行のところに、天から怪しい声が降ってきます。<br>
「(サザエさんのアナゴの声で)わが名は3D大元帥……」<br>
<br>
<a name="a15" id="a15"></a></dd>
<dt><a href="menu:15">15</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第10話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
19:50:36 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>3D大元帥は語ります。<br>
全ては、低次元人の能力を確かめるための実験だった。<br>
わざとイネを生かしておき、イネの力で主人公たちを連れてこさせたのだと。<br>
しかし予想外に低次元の生物は強力で、このままだと3D軍団が壊滅しかねない。<br>
だから自らがじきじきに赴き、主人公たちを殺して、この実験を終わらせよう、と。<br>
<br>
ハイポリゴの城が沈み、代わりに上空からウンコ型要塞トグローンが出現。<br>
中から敵がワラワラ出てきますが、天高く浮いていて、こちらからは攻めこめません。<br>
カトリ=デ=オマールの砲台で打ち落とすことになりました。<br>
オマールは先述の通り、おまるの形をしています。ただし、首部分はアヒルではなく、イネ似の女神像。<br>
その分厚い唇からビームが発射されます。ただし、エネルギー源は愛。<br>
主人公は急遽、イネに愛の言葉を贈らなければならなくなりました。<br>
<br>
ピッ>「愛…して、る……」<br>
イネ「もっとよ、もっとぉ~ん」<br>
<br>
これを繰り返すこと3~4回という生き地獄。<br>
<br>
<a name="a16" id="a16"></a></dd>
<dt><a href="menu:16">16</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第10話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
19:51:57 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
無事ビームは出て、トグローンは地面に墜落。しかし中の3D大元帥はまだ生きています。<br>
もう一発やろうにも主人公は弱りきっていて、これ以上やらせたら心身の危機です。<br>
なので、墜落したトグローンに直接乗り込み戦うことにしました。<br>
突入前、またセバスチャンが苦しそうにうめき、イヌに優しく気遣われました。<br>
「(頼む……この戦だけでいい、持ってくれ!)」<br>
エンディングに向けて着々と立ちつつある嫌なフラグ。<br>
<br>
万全を期してトグローンに乗り込む一行。最後の敵、3D大元帥と最終決戦……のつもりが、<br>
「こんにちは、再登場の鉄拳です」<br>
脱力。<br>
「せっかくFFに出ているんだから、開発の人にお願いして復活させてもらいました」<br>
まだ間違えてるし。<br>
気を取り直して戦い、勝利。天からまた大元帥の声が。<br>
「もうお前は用済みだ……大体おまえは、ゲームを間違っておる……」<br>
鉄拳再度死亡。同時にトグローンが揺れだしたので、急いで退却します。<br>
しばらくして、トグローンが人型巨大メカに変形。<br>
カトリ=デ=オマールでこれに突進し、横っ腹を突き破って内部に侵入。<br>
中にいる敵達をしりぞけ、今度こそ大元帥と対峙します。<br>
<br>
<a name="a17" id="a17"></a></dd>
<dt><a href="menu:17">17</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第11話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
19:54:09 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
「2Dが勝つか、3Dが勝つか……これが互いの生存を賭けた最後の戦いだ……!」<br>
幽霊のような格好から、巨大メカ型に変わる大元帥。いかにも強そうで威厳も十分。<br>
その背後から流れてくる音楽は、<br>
かの名曲『片翼の天使』(元はFF7ラスボス戦の曲。田代FLASHのBGMとしても有名)<br>
スローテンポにアレンジされています。ついでに歌詞もアレンジされています↓<br>
<br>
ポリゴン テクスチャー<br>
エフェクト モーション<br>
ムービー 懲りすぎ<br>
コストもハイクオリティだ3D!(ダダダダーン)3・D・!(ドドドドーン)<br>
<br>
3Dの大元帥にふさわしく、その攻撃は三拍子そろっています。<br>
威力の高さ、グラフィックの美麗さ、それにともなうムービーのかったるさ。<br>
どれをとってもFFの召喚獣並。<br>
苦戦しつつも勝利すると、大元帥の身体が縮み、<br>
主人公達と同じ2Dの姿に変わってしまいました。<br>
<br>
<a name="a18" id="a18"></a></dd>
<dt><a href="menu:18">18</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第11話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
19:56:45 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
3Dあらため2D大元帥は力無くうなだれ、アナゴさんの声で語り初めます。<br>
自分も、この世界も、元は2Dだった。<br>
でも長い歴史の中で3Dという新技術が生まれ、世界は貪欲に進化していった。<br>
最初はワイヤー、次にポリゴン。<br>
テクスチャーを貼ったローポリゴンから、実写と見紛うほどのハイポリゴンへと。<br>
「我々は技術に振り回され…バランスを失い…<br>
どうしていいかすら…わからなくなっていたのかもしれん。<br>
我々は…お前達2Dと共存するべきだった。<br>
いや今更かもしれんが……。<br>
2Dのままでいるべきだったと…今ではわかる…。<br>
お前達を生かし、実験を続けたのは、きっと私の暴走を止めてほしかったのだ」<br>
スクウェア渾身の自虐ネタにしんみりしていると、またも天から声が。<br>
「進化を悔いるとは……笑止だ4!(よん!)」<br>
珍妙な語尾がついた珍妙な声と共に、珍妙な力が降りてきて、攻撃。<br>
直撃を喰らった2D大元帥は絶叫。<br>
「ウボァーーッ!!」<br>
見た目と一緒に、叫び声もFF2時代まで先祖返りしたようです。<br>
<br>
<a name="a19" id="a19"></a></dd>
<dt><a href="menu:19">19</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第12話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
19:59:22 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>「私は3Dより更に上の存在…四次元の存在だ4」<br>
偉そうに語り始める謎の声。<br>
今までの戦いは、自分が二次元と三次元を操って起こしたものだと言います。<br>
「私は自分の意思で戦ってきた」と反論する大元帥ですが、トドメを刺されて死亡。<br>
「戦え、半熟英雄……!」最後に改心して逝きました。あまりの仕打ちだと怒るセバスチャン。<br>
4 「二次元が四次元に怒るというのか4.二次元が四次元にかなうわけないのに4」<br>
大臣「3D大元帥の遺志を継いだワシらは、2+3で5次元じゃ!」<br>
心意気を買われた一行は四次元へと招かれ、こいつと戦うことになりました。<br>
<br>
四次元に到着しました。そこに見渡す限り広がるのは、青く光る宇宙のような異空間。<br>
そこに散らばる建造物は、巨大なカレーやプリン。<br>
そこから大挙して押し寄せてくる敵の姿は、寿司や豆腐や壺や古墳。<br>
ウゴウゴルーガ地獄編とでもいうべきブチ切れた世界観は、<br>
たしかに低次元人の理解力の限界を超えています。<br>
とにかく寿司や古墳と戦う2D軍団あらため2+3=5D軍<br>
たまに「セフィロス」や「ユウナ」という名前の寿司にも会えます。不憫です。<br>
<br>
<a name="a20" id="a20"></a></dd>
<dt><a href="menu:20">20</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第12話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
20:00:59 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>将軍を吸い込んでしまう四次元怪獣スーモンと、<br>
エッグモンスターを食べてしまう四次元怪獣クーモンを倒すと、<br>
ボスの城が出てきました。<br>
あの声の主。すなわち最後の敵と対決……のつもりが、<br>
「あ、どうも、鉄拳です」<br>
脱力。<br>
「フッフッフ、なぜ私がここにいるのか理解できんようだな……」<br>
「私は三次元人ではない。皇帝様の命により、3D軍と貴様達の戦いを見守ってきた……」<br>
「四次元人なのだ4(よん)」<br>
大脱力。<br>
<br>
ともあれ歴代FFのロゴや、ティーダとユウナのポスターが乱舞するミーハーな空間で戦い勝利。<br>
しかし鉄拳はシーモア級のしつこさで復活。<br>
そしてHP9999のアルティメット鉄拳へと巨大化。<br>
見た目は小学生の「僕が考えた超人」チック。その攻撃はというと、<br>
「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で自分を攻撃<br>
「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で自分を(略)<br>
「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で(ry<br>
みるみるHPが減ってって自滅しました。<br>
元に戻った鉄拳を前に、リアクションに困る主人公。<br>
そのスキをつかれて、イネが人質にとられました。<br>
<br>
<a name="a21" id="a21"></a></dd>
<dt><a href="menu:21">21</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第13話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
20:04:24 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
鉄拳は卵を渡すように要求してきました。しかし、主人公がそれに答えようとした瞬間。<br>
「もういいの。このために私…ここに来たんだわ」<br>
「愛されてないってことぐらい判ってた」<br>
「でも、一緒にいられて楽しかった」<br>
「本当に……愛してた……」<br>
突如、イネが服をはぎ取りました。<br>
腹巻きとサラシと贅肉に挟み込まれて、ダイナマイトがびっしり。<br>
そして灯される金色のヤクザジッポー。鉄拳に飛びかかり、イネ自爆。<br>
<br>
スッキリしたような寂しいような複雑な心境でカトリ=デ=オマールに戻ります。<br>
天涯孤独になってしまったイヌが待っていました。<br>
「お姉様は幸せだったと思います。あなたがたは悲しみ怒ってくださっています。私と同じように」<br>
そこに天から、四次元皇帝が口を挟んできました。<br>
同種族が死ぬのは淘汰である。進化を支える淘汰を悲しんだり怒ったりするのは、低次元な感情であると。<br>
それを一行は「そんな風にしか考えられないような高次元など理解したくない」とはねのけ、<br>
最終決戦が幕を開けました。<br>
大臣「うっ……」<br>
イヌ「大臣おじさま!無理をなさらないで」<br>
またセバスチャン死亡フラグの疑いを強めつつ。<br>
<br>
前座に出てきたのは、クーモンが食べたエッグモンスターを呼び出してくるダスモンと、<br>
スーモンが吸った将軍をけしかけてくるハクモン。<br>
これを倒すと、ようやく正真正銘のラスボス、四次元皇帝が姿をあらわしました。<br>
<br>
<a name="a22" id="a22"></a></dd>
<dt><a href="menu:22">22</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D 第13話</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/03/23(水)
20:06:13 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
その姿は、股間からラッパを生やした超兄貴が「4」と大書された覆面をかぶり、<br>
全裸に黒いベルトを巻き、白い手袋とブーツとマントを装備し、<br>
なおかつ百円ショップに売ってる、先端に星や月が付いた針金で背中をデコレーションしたような……<br>
……駄目でした。低次元人の表現力の限界を超えています。<br>
とにかく、この限界突破気味の変態こそが、ラスボス四次元皇帝。<br>
なお喜、怒、哀、楽の4種類います。<br>
ラスボスは1人でいいのに4人も。こんな変態は1人で充分なのに4人も。<br>
「君達には四体に見えるだろうが、どれもが実体であり、どれもが私自身なのだ4」<br>
それぞれ強力な攻撃を持っています。股間のラッパから音符を出してきたり、<br>
サラリーマンを呼び寄せてゲロを吐かせたり、<br>
鬱になる歌をカラオケで歌ってこっちを鬱にしたり<br>
汚い筋肉質の尻でヒップアタックしたりしてきます。確かにこんな高次元なら理解したくありません。<br>
<br>
苦闘の末に勝利。なぜ低次元の生物に負けたのだと叫ぶ四次元皇帝に、セバスチャンが説教。<br>
低次元で半熟で、失敗も後悔もするからこそ、成長する可能性を手に入れられるのだと。<br>
<br>
<a name="a23" id="a23"></a></dd>
<dt><a href="menu:23">23</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D エンディング</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/03/23(水) 20:11:03 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
3D世界に戻った一行。墓代わりに建てたイネの銅像を前に、<br>
パンチラしながらイヌが号泣。銅像に敬礼する二次元人一同。<br>
主人公の脳裏に現れては消える思い出の数々。どこからか流れてくる挿入歌。<br>
「きみなしでは<br>
きみなしでは<br>
白身だけだよ(歌:ささきいさお)」<br>
目を閉じて思い出にひたる一行。不意にトドのような野太い泣き声で、現実に引き戻されました。<br>
目を開けると隣に「なんて悲運な王女なのぉ~」と、銅像を見上げて自画自賛するイネが。<br>
<br>
驚愕する主人公にイネが説明してくれました。<br>
肉体を失った彼女の精神は時空を越え、あらゆる時のあらゆる場所に飛び散り、<br>
転生を繰り返して、あらゆる世界で活躍したといいます。<br>
エジプトのある時代ではクレオパトラとして、日本のある時代では小野小町として。<br>
「スピラのビサイドって所では、ユウナって名前だったこともあったかな~」<br>
寿司の件といい、つくづくユウナが不憫です。<br>
「でも、ある日マイラヴァーの呼ぶ声がしたの。それはあらゆる次元の、あらゆる私に届いたわっ!」<br>
そして全ては3D世界に集い、イネとして復活したのでした。<br>
ゼノギアスの主人公カップルに匹敵するほど、哲学的でスケールが壮大な奇跡。<br>
そしてFF10-2のティーダ復活に匹敵するほど、原理が不明でプレイヤーをケムに巻いた奇跡。<br>
<br>
<a name="a24" id="a24"></a></dd>
<dt><a href="menu:24">24</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D エンディング</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/03/23(水) 20:15:03 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>
と、ようやく3D軍団にかかっていた呪いが解けはじめたらしく、<br>
うずくまるイネ。妹イヌも呪われていたらしく、同じようにうずくまります。<br>
イネの身体から怪しい煙が抜けていき、再び顔を上げると……<br>
……鼻の横にあった巨大なホクロから、一本出ていた毛が、無くなっています。<br>
「チャームポイントのホクロに、抜いても抜いても生えてくる毛を生やされちゃってたのよ~!」<br>
隣のイヌも立ち上がりました。<br>
「うぜーんだよイネはよぉ」いきなり辛辣になりました。<br>
実は本来のイヌは生粋のコギャルで、<br>
彼女が3D軍団にかけられていたのは、おしとやかになってしまう呪いだったのでした。<br>
イネは罵られても平然として、「やっぱりこっちの方がかわいい」と喜んでいます。<br>
<br>
何はともあれ呪いが解けてよかったと思った次の瞬間、今度はセバスチャンが苦しみ出しました。<br>
このままでは長きにわたって張られてきた伏線が消化されてしまいます。<br>
<br>
<a name="a25" id="a25"></a></dd>
<dt><a href="menu:25">25</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">半熟英雄対3D エンディング</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/03/23(水) 20:17:57 ID:ZkP5e5ye</font></dt>
<dd>慌て悲しむ主人公にイネが助け船を出しました。<br>
「カトリ王国の言い伝えでは…真の愛を手に入れた乙女の流す涙は万能薬」<br>
つまりイネを愛せということです。<br>
迷いまくる主人公の前で、噴水のように血を吐くセバスチャン。<br>
天国から死んだ両親の霊が降りてきて、主人公を勇気づけます。<br>
「カトリイネ…今を逃してはならん…!」イネの父親まで来ました。<br>
「一気にたたみかけるのです…!」……母親も来ました。<br>
「俺たちを倒したお前だ!」なぜハイポリゴ大将軍まで。<br>
「生きろ! そして戦えっ!」なんで2D大元帥まで。<br>
「我々の分も…!」どうして四次元皇帝まで。<br>
少年漫画の最終決戦前のごとき演出に逃げ場を奪われた主人公は、ついにイネとキスさせられました。<br>
画面暗転。<br>
<br>
目を覚ますと玉座の上にいました。よかった、夢オチだったと安心する主人公。<br>
が、そこにイネとイヌ登場。明日の結婚式が楽しみで落ち着かないとのこと。<br>
単に、今までのことを夢で振り返っていただけのようです。<br>
結婚するのはもちろん主人公とイネ。<br>
2Dと3Dは長い戦いの末に、アルマムーン王家のもと一つに合わさることができました。<br>
後ろでは主人公の両親の霊と、イネの両親の霊が、満足気に頷いています。<br>
セバスチャンも嬉し涙を流しつつ、結婚式の準備にいそしんでいます。<br>
こうしてアルマムーンは、いや2Dと3Dは、末永い友好と平和を手に入れました。<br>
1人の少年の人生を犠牲にして。<br>
<br>
完<br>
<br></dd>
</dl>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
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