<p><strong>プロジェクト シルフィード</strong></p> <p>part39-23</p> <hr /><dl><dt>23 ：<a href="mailto:sage"><b>プロジェクトシルフィード</b></a>：2008/05/07(水) 01:18:36 ID:QcprxSqu0</dt> <dd>初めてなのと文章をまとめるのが苦手なので読みにくいと思うがｽﾏﾝ<br /><br /> 取り合えずあらすじを<br /><br /> 人類が母なる星「地球」から星の海に進出してから数百年。<br /> 人々の手によって数々の惑星が植民地惑星として<br /> 疲弊しきった地球の生命線として物資を供給していた。<br /> そして例の如く、植民地惑星に住む人々と地球連合政府との間に<br /> 隠しようも無い対立があったのだった。<br /><br /> 西暦２６３２年の７月５日、惑星レーベンドルフで訓練任務を行っていた。<br /> 空母アクロポリス所属の最新鋭戦闘機「デルタセイバー」部隊は、<br /> 地球から独立を訴えるアダン自由同盟からの奇襲攻撃を受ける。<br /><br /> そして、これが後に「１００日戦争」と呼ばれる戦争の開幕であるとは<br /> 誰も予測し得なかったのである・・・・・<br /><br /><br /> 続く<br /><br /></dd> </dl><dl class="thread"><dt>399 ：<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>：2011/06/21(火) 21:03:35.13 ID:BBUWtbw90</dt> <dd>惑星レーベンドルフへ向かう部隊の一部に攻撃を受ける第931飛行隊。<br /> デルタセイバー一機を搭乗者の新兵と共に失うも、アクロポリス及び第931飛行隊はアダンの攻撃をかいくぐりレーベンドルフに帰還を果たした。<br /> しかしレーベンドルフも当然ながらアダンの攻撃を受けており、アクロポリスも補充兵を受け取り次第防衛戦へ参戦した。<br /><br /> 奇襲と戦力差と通信妨害に耐えつつ善戦するレーベンドルフ駐留艦隊だが、艦隊司令官ヴィエラ中将が旗艦ごと敵前逃亡するという椿事を機に防衛線は崩れていく。<br /> レーベンドルフ衛星軌道上のシュロス基地司令官ビギンズ中将は、アダンの一次攻勢を凌いだ直後にレーベンドルフ放棄を決定。星系からの脱出計画を開始する。<br /> アクロポリス隊には、特にアダンの報復対象となりうる民間人退去者の護衛任務に当てられた。そこにアダンの精鋭戦闘機隊が襲い掛かった。<br /><br /> 戦いの末レーベンドルフからの退去に成功したアクロポリス隊。<br /> しかし脱出中に受信した敵のブロバガンダ放送を見て、931飛行隊･ライノ小隊所属の新兵カタナの顔色が変わった。<br /> レーベンドルフで交戦した敵の精鋭部隊、ナイトレイヴン隊の隊長は、カタナとその同僚であるエレンの士官学校時代の友人、マーグラス･メイスンであったのだ。<br /> マーグラスの出生地、惑星アケロンはアダン自由同盟に参加していた。<br /> 惑星国家の軍事連合であるアダンの発足に伴い、アダン参加国出身者は母国に強制送還され、マーグラスもその一人であったのだ。<br /> しかし、｢故郷に帰ってもアダン軍に入ることはしない｣と言っていた彼が、何故兵士として帰ってきたのだろうか。<br /><br /> 追撃部隊やエンジントラブルに悩まされつつも、星系から脱出、アダンの第二目標と目される惑星ハージェンティーンに到着したアクロポリス。<br /> ハージェンティーンの領域に到着した直後、アダン軍の先遣隊との遭遇戦始まり、飛行隊長のレイモンド･ローガン大尉が負傷してしまう。<br /> 友軍との合流を行えたアクロポリス。搭載部隊兼訓練部隊であった第931飛行隊は、その戦果からそのままホワイトグリフォン隊として再編された。<br /> そしてその隊長には、頭角を現していたカタナが選ばれる。<br /><br /> ハージェンティーンには各地から地球軍艦隊が集まってきているが、アダンもまた総攻撃の準備を着々と整えていた。<br /> 地球軍は艦隊終結までの時間を確保するため、第十七独立艦隊を臨時編成、陽動作戦としてアダン領へ進入･ゲリラ戦を行う事を計画する。<br /> アクロポリスは第十七艦隊に、レーベンドルフで失態を演じたヴィエラ中将とともに編入される事となった。<br /><br /> アダン領への進入に成功した第十七艦隊は、戦力を前線に回し手薄になったアダンの拠点を攻撃して回った。<br /> そしてアダン自由同盟が武装勢力となったきっかけであり、当時のアダン自由同盟議長と数千の民衆が犠牲となった惑星アケロンに近づいていた。<br /><br /><br /></dd> <dt>400 ：<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>：2011/06/21(火) 21:04:29.46 ID:BBUWtbw90</dt> <dd>惑星環境システムの故障によって壊滅したアケロン周辺には、｢手ごろな｣アダン軍が駐留していた。<br /> 連戦連勝に油断していたヴィエラ指令はこれを追撃、しかしそれは敵の罠であったのだ。<br /> 放棄された惑星環境システムに潜んでいた敵部隊に奇襲を受ける第十七艦隊。ヴィエラ指令はまたもやアクロポリス隊を囮に使い逃亡してしまう。<br /> ナイトレイヴン隊からの襲撃も受けたアクロポリスも、レイモンドの犠牲によって窮地を逃れる事になる。<br /> そして戦いの最中、カタナはマーグラスを問い詰める、何故戦うのかと。<br /> マーグラスの答えは簡潔であった。彼が故郷に到着する目前に起こったアケロンの悲劇、これは事故ではなかったからだ。<br /> あれはイーガン議長を狙った地球統合政府のテロリズムであり、これはその復讐なんだ、と。<br /><br /> 単独での逃避行の末、無事ハージェンティーンへ帰還したアクロポリス。<br /> 第十七艦隊は半壊したものの、時間稼ぎ目的は成功、ハージェンティーン周辺宙域は地球軍艦隊に埋め尽くされていた。<br /> アクロポリスは、とうとう処罰されたヴィエラ指令に変わりビギンズ中将の元に配備され、アダン艦隊との決戦に臨む。<br /> 正面決戦は各戦域で差はあるものの、おおむね地球軍優位に進む。しかし艦隊戦のさなか、突如アダン軍は陣形を変更する。<br /> そして変更された陣形の中央、地球軍種直艦隊正面の空間にアダン自由同盟軍の超兵器、プロメデウスドライバーがワープアウトした。<br /><br /> 惑星環境開発システムを基に作られたプロメデウスドライバーの主砲は、ハージェンティーンごと地球統合軍艦隊主力を打ち砕いた。<br /> 艦隊旗艦や司令部も消滅、混乱する中残存する地球艦隊は地球へと脱出した。しかし、地球軍はその主力を、僅か一戦で失ったしまったのである。<br /> アダンでは逆に、地球艦隊に与えた戦果に沸き立った。しかし、艦隊ごと惑星ハージェンティーンを、しかもその住民ごと攻撃した事に嫌悪と反発を感じる人々も、確かに存在したのであった。<br /><br /> 統合政府は防衛ラインを地球圏まで後退、アダンの進攻…プロメデウスドライバーによる地球攻撃を防ぐために戦力の再集結を急いでいた。<br /> 先行するアダン軍との小競り合いの中、防衛・監視システムに損害が出始めていた。<br /> その穴を埋めるために出撃したホワイトグリフォン隊は、威力偵察を行うナイトレイヴンと遭遇する。しかし結果は、ホワイトグリフォン隊の圧勝。<br /> かつての同輩に完敗し、そしてプロメデウスドライバーの使用に怒りと困惑を持っていたマーグラスは、生き残ったナイトレイヴン隊とともに投降した。<br /><br /> マーグラスによってもたらされた情報を元に、地球軍はプロメデウスドライバーへの攻撃を決意する。<br /> プロメデウスドライバーの排気口は、その心臓部に直結している。戦闘機隊をここに突入させ、破壊するというのだ。<br /> ビギンズ中将に率いられた艦隊の援護の元、アダンの防衛部隊を破り、ホワイトグリフォン隊とナイトレイヴン隊を中核とした戦闘機隊はプロメデウスドライバーへ肉薄する。<br /> マーグラスは己を犠牲にし、カタナを心臓部に送り込む事に成功する。心臓部は破壊され、プロメデウスドライバーは大破し、搭乗していたアダン自由同盟の議長もまた運命を共にした<br /><br /><br /> 破壊され荒廃し、そして今緑の草原に包まれる惑星となったアケロン。カタナとエレンはたった二人、そこにたたずんでいた。</dd> <dd><br /></dd> </dl><dl class="thread"><dt>25 ：<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>：2011/06/21(火) 21:09:28.18 ID:BBUWtbw90</dt> <dd>前スレ、ギリギリ入ったか。プロジェクトシルフィードはあれで終了です<br /> ヒロインのエレン含めムービーパートを大幅にカットしてるので、知りたい人は再リクエストをどうぞ<br /><br /> ｢カタナ・ファラウェイ｣という主人公の名前を、あれ以上書く意志力は俺には無いです。<br /></dd> </dl>
