勇者30

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勇者30」を以下のとおり復元します。
<p><strong>勇者30</strong></p>
<p>勇者30:Part46-137,140,148,149,151,153,154,161~164,180,183~185</p>
<p>魔王30:Part50-231</p>
<p>王女30:Part50-306~308</p>
<p>騎士30:Part54-444~451,454</p>
<hr /><dl><dt>137 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/04(木) 03:13:38
ID:GjniYuAi0</dt>
<dd>はじめに<br /><br />
このゲームは「勇者30」「魔王30」「王女30」「騎士30」の4つのゲームモードを<br />
クリアして、初めてストーリー全貌が分かる仕組みになってます。<br />
4つのゲームモードはそれぞれ同じ大陸の4つの異なる時代を<br />
舞台にしています。<br /><br />
※主な登場人物※<br /><br />
時の女神…時間を巻き戻す能力を持つ。スーパー守銭奴。<br />
勇者………世界中を旅していた若者。ひょんなことから女神に選ばれ勇者となる。<br />
魔王…………美形でナルシスト。恋人ミレニアの呪いを解くため旅に出る。<br />
王女…………世界国王の一人娘。普段は優しい性格だがボウガンを持つと豹変。<br />
騎士……死んだ所を賢者に甦らせて貰い、以降彼に絶対の忠誠を誓う。<br />
賢者……蘇生とモンスター全滅の呪文を使う。騎士を甦らせ自分の従者とする。<br /><br />
プロローグ<br />
古より遙か昔、時間を司る時の女神と、世界の全てを破壊しようとする<br />
超魔王との戦いがあった。<br />
激しい戦いの末、女神は超魔王を闇の奥深くに封印したが、<br />
自身も力の源であるルビーを砕かれた。<br />
そして長い時間が過ぎ、人間達が文明を作り始めた。<br />
人間は女神が世界に降臨した最初の年を女神暦元年とし、<br />
村や町の各地に女神像を建立した。<br />
そして、女神暦100年……<br /><br />
【超速RPG「勇者30」】<br /><br />
大陸の端に浮かぶストレール島。その城に一人の若者が辿り着いた。<br />
国王から旅の援助をするかわりに、草原の魔物を3匹倒して欲しいという依頼を請け負う。<br />
見事草原の魔物を倒した若者はその様子を国王に報告する。しかしその時、<br />
王の間に雷鳴が走り、どこからともなく不気味な声が聞こえてくる。<br />
声の主は魔王ハッケイン。彼は30秒で世界を滅ぼす「ハメツの呪文」を発見したというのだ。<br />
国王に急かされ魔王を倒しに行く若者。しかし彼の力は魔王に届かず、<br />
世界はあっけなく破滅したかに思われた……。<br /><br />
気が付くと、横たわる若者の側に一人の美しい女性が佇んでいた。<br />
彼女こそ時の女神であり、世界を破滅から救うために魔王を止めて欲しいと若者に契約を持ちかける。<br />
契約を交わした若者は各地の女神像でお祈りすると時間を巻き戻せる能力と、猛スピードでレベルアップする能力を授かった。<br />
(ただし、時間を巻き戻すには料金がかかり、成長したレベルは一日経つと元に戻ってしまう)<br />
かくして、女神に選ばれた勇者がここに誕生したのであった。<br /><br />
勇者は超スピードで戦闘とレベル上げを繰り返し、魔王ハッケインを倒す。<br />
しかしハッケインは「わしが倒れても……アイツが他の魔王にハメツの呪文を教えるだろう」<br />
という言葉を残して消滅する。<br />
魔王を倒した勇者は、国王から礼としてキャラバン一式を授かった。<br />
こうして、勇者とその一行の長い旅が始まった。<br />
大陸に平和が戻るのはいつの日か……。<br /><br /></dd>
<dt>140 :<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>:2009/06/04(木)
21:46:44 ID:UECh08F+0</dt>
<dd>勇者30乙!<br />
1話30秒でRPGのセオリーを網羅するバランスには驚いた。<br />
世界の破滅直後に女神様が<br />
「実は私、お金がダイスキなのv<br />
力を貸してあげる代わりに、<br />
手に入れたお金を私に納めてほしいの♪<br />
あなたはお金を払い、私は力を与える。<br />
ギブアンドテイクは基本よね★」<br />
衝撃的だったわ。<br /><br /></dd>
<dt>148 :<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>:2009/06/05(金)
01:25:51 ID:ZnZGTX/a0</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1242616250/140">
&gt;&gt;140</a><br />
ありがとうございます。<br />
勇者30はルート分岐で行けるステージが沢山あるため<br />
大事なところ意外はちょくちょく端折り気味で書きます……。<br /><br /></dd>
<dt>149 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30 その2</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/05(金) 01:26:54
ID:ZnZGTX/a0</dt>
<dd>・美しき魔王<br />
吟遊詩人リチャード、弓使いのエルフセシリア、傭兵バーバラと仲間を集めながら<br />
各地の魔王を撃破していく勇者。<br />
とある地で、銀髪の美しい青年の魔王がハメツの呪文を唱えようとしていた。<br />
聞けば恋人であるミレニアが行方不明になり、その腹いせに<br />
世界を破滅させようとしているらしい。<br />
村人の情報を頼りに西の外れにある小屋に赴く勇者。<br />
そこには紫色のローブに身を包み、杖を持った怪しげな魔術師ノワールがいた。<br />
奴こそが世界各地で魔王を作り出し、ハメツの呪文を教えていた元凶だったのだ。<br />
勇者はノワールを追いつめるが、とどめを刺す寸前でノワールは姿を消してしまう。<br />
小屋を出ると何者かが勇者に話しかけてくる。<br />
それはノワールの呪いによって、コウモリに姿を変えられたミレニアだった。<br />
勇者がミレニアを魔王の城に連れていくと、魔王は姿の変わったミレニアを見抜き<br />
何年経ってもその呪いを解くと決意する。<br />
そして魔王は勇者が危機に陥ったとき、必ずその力を貸すことを約束する。<br />
勇者達は姿を消したノワールを追い、その地を後にする。<br /><br />
(勇者30はステージのクリア方法によって行けるルートが変わります。<br />
 何回も遊ぶことによって違う分岐先に行けるようになり、<br />
 仲間を増やすことができます)<br /><br />
・分岐1 シスターと悪魔(船を手に入れない場合)<br /><br />
陸路を行き、山奥の道を進む勇者。<br />
そこには巨大な竜に乗った少女魔王パピロンがいた。<br />
パピロンは巨石で城への道を南北に分断してしまう。<br />
強大な魔王を倒すには、何かの力を借りる必要があるかもしれないと<br />
時の女神はアドバイスする。<br />
ふもとの村で話を聞くと、北の町には旅のシスターが、南には古の悪魔に詳しい女がいるという。<br />
悩んだあげく、勇者はシスターがいるという北の町へ行き、そこでシスターエレナと出会う。<br />
エレナが言うには、パピロンの乗った魔の竜の吐く地獄の炎を弱めるためには<br />
聖なる石ドラニウムが必要らしい。<br />
竜の棲む危険な洞窟を進み、ドラニウムを見つけた勇者。<br />
エレナに報告すると、彼女も共に魔王を倒しに行くという。<br />
ドラニウムとエレナの加護を得た勇者は、見事パピロンに勝利したのだった。<br />
(悪魔の力を手に入れるとまた違うルートに行けます。お楽しみに)<br /><br />
・分岐2 リザードマンの国(船を手に入れた場合)<br /><br />
船を手に入れ、小さな島へとたどり着いた勇者。そこではリザードマンが国を築き<br />
人々と共存していた。しかし、最近は森にリザードマンが出没し、人間を襲っているという。<br />
リザードマンの国王レクサールに話を聞くと、王子レクスが魔王リザイアスに人質にされ、<br />
仕方なく人間を襲わせているというのだ。<br />
北の孤島を探索し、魔王の手下に囚われていたレクスを奪回する勇者。<br />
戦う理由のなくなったリザードマン達は魔王の元から離脱し、<br />
手下のいなくなった魔王はあえなく勇者の前に破れた。<br />
こうして島には再び平和が戻ったのであった。<br /><br /></dd>
<dt>151 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30 その3 </strong>◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/06(土) 04:33:31
ID:nTL9mgKl0</dt>
<dd>・大平原の戦い<br />
山賊ドノヴァン、海賊ハンク、踊り子ナタリー、女剣士カレンと<br />
着実に仲間を増やしていく勇者。<br />
そんな中、北限の大平原に黒騎士魔王ザインが魔物を集めていると聞く。<br />
大地を破壊するために平原の要所要所に置かれた大砲。無数に設置された地雷が勇者の行く手を阻む。<br />
しかし、かつて勇者と共に戦った仲間達も大平原に集結しつつあった。<br />
馬を駆り、戦地を巡りながら仲間を集める勇者。<br />
大勢の仲間と共に魔王城に乗り込んだ勇者は激闘の末ザインを打ち破る。<br />
しかしザインは最後の力で勇者達を違う大陸へ吹き飛ばしてしまう。<br />
ノワールの行方を追って、勇者達は見知らぬ大陸での冒険を始めるのだった。<br /><br />
・大いなるつばさ<br />
とある地で魔王の城を見つける勇者。<br />
しかし、魔王城はとても遠く、しかも滝の上の崖にあるので<br />
泳いで渡ってもとても時間内に辿り着けそうにない。<br />
どうしたものかと思案していた勇者は、森の片隅で傷ついた竜を見つける。<br />
シルドニクスと名乗る竜は、魔王ハイアッドとの戦いで負傷し仲間を囚われてしまったという。<br />
シルドニクスは傷を治すため、勇者にドラゴンリーフを取ってほしいと頼む。<br />
ドラゴンリーフをシルドニクスに与えると、瞬く間に傷が全快した。<br />
勇者はシルドニクスの背に乗り、近くの洞穴に囚われていた竜の少年と少女を助ける。<br />
そのまま彼らは北の彼方の魔王城に乗り込み、魔王ハイアッドを倒した。<br />
勇者に助けられた恩返しに、シルドニクスは一行と冒険を共にするのだった。<br /><br /></dd>
<dt>153 :<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>:2009/06/06(土)
11:56:07 ID:d9p3rqGk0</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1242616250/151">
&gt;&gt;151</a><br />
勇者30ってちゃんとストーリーあるんだね<br />
なんちゃってRPGでストーリーなんて皆無なのかと思ってた<br />
しかも結構王道っぽいんだな<br /><br /></dd>
<dt>161 :<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>:2009/06/06(土)
23:19:19 ID:zYkelAot0</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1242616250/153">
&gt;&gt;153</a><br />
そうですね。SFCの頃のRPGを彷彿とさせる<br />
熱血展開が多くてうれしいです。<br />
それでは続きをどうぞ。<br /><br /></dd>
<dt>162 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30 その4 </strong>◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/06(土) 23:22:21
ID:zYkelAot0</dt>
<dd>・呪いと勇者<br /><br />
大陸の北の端に差し掛かった途端、シルドニクスが何者かの邪悪な力により<br />
飛ぶことが出来なくなってしまう。<br />
時の女神によれば、これは強大な呪いを使役する死神魔王ラミデスの影響に違いないという。<br />
ラミデスは何処かに隠れてハメツの呪文を唱えているに違いない。<br />
ラミデスの城を探すため、城の国王に話を聞く勇者。<br />
国王の話によれば、ラミデスは北の山に居を構えモンスターを操っているという。<br />
国王の話を元に、勇者は一路北へと進むのだった。<br /><br />
情報収集のため南の村に入る勇者。<br />
村は平和そうに見えるが、どことなく雰囲気がおかしい。<br />
勇者は緑色の髪をした一人の少女に話しかけた。しかし少女は恥ずかしがって奥へと隠れてしまった。<br /><br />
北の橋を渡ろうとすると、なんと南の村にいた緑髪の少女が魔王の使いに襲われていた。<br />
魔王の使いを倒し、少女を窮地から救う勇者。<br />
助けられた少女はサーシャと名乗り、お礼に勇者を各地の名所に案内するという。<br />
まずは自分の住む南の村に来て、と言い残してサーシャは去る。<br /><br />
かくして南の村へ行くとサーシャが待っていた。<br />
ここは国王が身よりのない者達を集めて作った村だという。<br />
自分たちに人間らしい生活を与えてくれた国王にはとても感謝している、とサーシャ。<br />
次は北の橋へ来てね、とサーシャ。<br /><br />
北の橋に行くとサーシャが魔王城と北の村の情報をくれる。<br />
北の岬に通じる橋には今は行く必要はないという。<br />
サーシャの情報通り、北の山の魔王を倒す勇者。<br />
しかしハメツの呪文の気配は収まらない。どうやら倒した魔王はラミデスの偽物だったらしい。<br />
サーシャは何か隠しているのでは?と怪訝な様子の女神。<br /><br />
北の村に行くとサーシャが魔王を倒した勇者を祝ってくれる。<br />
勇者と一緒に出店で食事をし、はしゃぐサーシャ。<br />
そんなサーシャの様子に顔を曇らせる勇者。<br />
勇者の気持ちを察知したのか、次は北の岬に来て、というサーシャ。<br /><br />
北の岬に行くと、そこは石碑があり、海が見える光景が広がっていた。<br />
ここは自分が人間として初めて見た光景なの、とサーシャ。<br />
南の森に来て欲しい、と頼むサーシャ。そこで最後の話をするという。<br /><br /></dd>
<dt>163 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30 その5 </strong>◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/06(土) 23:25:27
ID:zYkelAot0</dt>
<dd>南の森に行く勇者、そこには大地に錆びた剣が刺さっていた。<br />
サーシャの話ではそれは真の勇者にしか抜けない物らしい。<br />
勇者が力を入れると剣はあっさり抜けた。しかし錆びてぼろぼろのためとても実戦では使えそうにない。<br />
剣を抜いた勇者を見て、サーシャは事の真相を話し始める。<br />
自分達は死神魔王の使いのモンスターであり、勇者を足止めするために人間の振りをしていたこと。<br />
北の石碑を壊せば死神魔王の呪いが解け、自分たちは元の姿に戻ること……。<br />
どうして真実を自分に明かす気になったのか、と勇者が聞くと、<br />
「人間として過ごすうちに素敵な世界を壊したくなくなったから。きっとあなたみたいな素敵な人が<br />
 勇者だったからだね」、とサーシャ。<br />
「私の姿が人間じゃなくなっても、私の言葉が分からなくなっても……友達だって約束してくれる?」<br />
サーシャの言葉に頷く勇者。<br />
サーシャは有り難うと礼をいい、南の村へと帰っていた。<br /><br />
北の岬へと赴き、石碑を破壊する勇者。<br />
それと同時に轟音と共に南の城が崩れ落ち、真の魔王城が姿を現した。<br />
国王こそが死神魔王ラミデスの仮の姿だったのだ。<br />
勇者が南の村へ入ると、そこはゾンビの様なモンスターが溢れ返る廃墟と化していた。<br />
次々とモンスターを倒していく勇者。<br />
そんな中、一匹のモンスターの目から一筋の涙が流れるのを目にする。<br />
まさか、あのモンスターはサーシャ!?<br />
剣を振る手を止め、攻撃を躊躇する勇者。<br />
サーシャを攻撃することはできない、どうすればいい……!?<br />
その時、錆びた剣から光が走り「勇者の剣」へと姿を変えた。<br />
それと同時にモンスターの姿がサーシャへと変わった。<br />
「ありがとう勇者さん……私がモンスターに戻ってしまっても<br />
 友達だと信じてくれたんですね……<br />
 遠くに行ってもあなたの事、応援してるからね……!」<br />
そう言い残すとサーシャは天へと昇り、光と共に空に溶けていった。<br /><br />
怒りを胸を秘めた勇者は魔王城に赴き、一閃の元にラミデスを切り伏せた。<br />
しかし、ラミデスはもう遅い、と勇者に言う。<br />
すべてはノワールが大魔王ホロヴォスを復活させるための時間稼ぎだったというのだ。<br />
時の女神によると、ホロヴォスはかつてそのあまりの魔力の高さゆえ他の魔王から恐れられ<br />
封印されたのだという。<br />
勇者達はホロヴォスの復活を止める為、ノワールのいる極北の大陸へと急ぐのだった。<br /><br /></dd>
<dt>164 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30 その6 </strong>◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/07(日) 02:02:11
ID:EZp1bCwI0</dt>
<dd>・ラストバトル<br /><br />
ノワールを止める為、大陸へと向かった勇者。<br />
しかし、すでに大魔王ホロヴォスは復活してしまった!<br />
こうなったらホロヴォスとノワールを倒すしかない。<br />
かつて戦った仲間達と共にブレイブクラウン、ブレイブベスト、ひかりのたて、ブレイブブレイドと<br />
神々が作り出した防具と武器を収集していく勇者。<br />
魔王城への入り口を塞ぐモンスター、ポイズンゴーレムとマウスギロチンを倒し魔王城に乗り込む一行。<br />
勇者と仲間達は死闘の末に大魔王ホロヴォスを撃破するが<br />
ノワールを取り逃がしてしまう。<br /><br />
勇者はホロヴォスを倒した後も、ノワールを探すために旅を続けた。<br />
しかし、遂にノワールを見つけ出すことは出来なかった。<br />
考え抜いた末に、勇者は全財産と引き換えに自分の時間を凍結する魔法を女神に掛けてもらう。<br />
次に勇者が目覚めるのは、世界が破滅の危機に直面している時だろう。と女神は告げる。<br />
こうして勇者は、いつ醒めるとも知れない長い眠りについたのだった……。<br /><br />
……NEXT「魔王30」へ続く<br /><br /></dd>
<dt>180 :<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>:2009/06/07(日)
23:36:04 ID:l3tkHrLa0</dt>
<dd>忍道 戒、勇者30乙です<br />
勇者30の書き手さんが最善のルートでダイジェストしてらっしゃるので<br />
個人的に思い入れ深いところを勝手に追記させていただきます。<br /><br />
・「呪いと勇者」<br />
このゲームは戦闘中、「逃走」ボタンを押すと後退することができます。(押さないと前進し続けます)<br />
「呪いと勇者」でサーシャを救うにはサーシャ以外を倒した後、後退してサーシャから離れないといけません。<br />
これに気づかず前進し続けるとサーシャは「…ウォ…ヅキィ……」という悲痛な呻き声をあげて倒れ、<br />
さびた剣は勇者の剣にならず、クリア時の称号も「うそつき」になります。(<a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1242616250/162">&gt;&gt;162</a>の場合は「真の勇者」)<br /><br />
そして「呪いと勇者」というタイトルは「死神魔王の呪い」と「呪われた靴」の二つの意味があります。<br />
「呪いと勇者」の3つ前のシナリオにて、勇者は魔獣に守られた宝の靴「デュエルグリーブ」を手に入れることができます。<br />
魔獣曰く、「履くと強くなるが、逃げることができなくなる呪われたアイテム」とのこと。<br />
しかしこのゲーム、逃走するぐらいなら負けて蘇生する方が効率的なので<br />
多くのプレイヤーはデメリットを認識せずデュエルグリーブをつけっぱなしにします。<br />
その結果、初プレイでサーシャを助けることができないプレイヤーが続出しています。<br />
入手時期や「呪いと勇者」シナリオ中に靴屋が無い(=靴を脱げない)ことから、<br />
おそらくスタッフも狙ってやっているのだと思われます。<br /><br />
・大魔王ホロヴォス<br />
魔王を倒した後、魔王図鑑を読むと「強大な力を持つ魔王だが、その正体は死を恐れ続けたただの老人」という設定が明かされます。<br />
勇者一行が死闘を繰り広げた彼もまた、ノワールの捨て駒にしか過ぎなかったのです。<br /><br /><br /></dd>
<dt>183 :<a href="mailto:sage">◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/08(月) 01:15:40
ID:5GGWaRmXO</dt>
<dd>・呪いと勇者<br />
信じられるかい…これ1ステージで30秒なんだぜ…!<br />
会話の時間をいれても3~5分で終わってしまうという…。<br />
どれだけ超速なRPGなんだよ!ww<br /><br /></dd>
<dt>184 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30 その7 </strong>◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/08(月) 03:48:38
ID:Bqn9ZEFw0</dt>
<dd>※お詫びと訂正※<br />
勇者30の「はじめに」の説明文ですが<br />
「同じ大陸」ではなく「同じ世界の違う大陸」が正しいようです。<br />
申し訳有りませんでした……。<br /><br />
【超速STG「魔王30」】<br /><br />
女神暦200年。深い森の中に佇むバイオレット城で<br />
ミレニアとともにお茶の時間を楽しむ魔王。そこに現れた山賊達。<br />
なにか様子がおかしい。皆何かに操られたかのように凶暴になっている。<br />
魔法陣からモンスターを呼び出し、優雅に山賊たちを一蹴する魔王。<br />
これで一安心……かと思いきや、朝日を浴びてミレニアが苦しみ出す。<br />
突然、ミレニアのモンスター化が進行し始めてしまったらしい。<br />
なぜ人間が凶暴化したのか?なぜミレニアのモンスター化が急に進み始めたのか?<br />
魔王とミレニアは異変の原因を突き止めるために旅に出る。<br />
ただし、外出出来るのは夜の30秒間だけ。(この世界は一分で一日です)<br /><br />
村へ行くと、魔王達を凶暴化した村人達が襲ってくる。<br />
村の中心には奇妙な像が置いてある。よく見ると、それはミレニアに呪いをかけた<br />
ノワールの像だった!<br />
モンスターを召喚し、村人を牽制しながら優雅に像を破壊する魔王。<br />
正気に戻った村人に話を聞くと、ある日城から兵士が村に来てノワール像を置いていったという。<br /><br />
大きな町に着くと、サングラスを掛けた謎の女性に遭遇する魔王。<br />
彼女は時の女神であり、町の人々が女神像を破壊しているため<br />
「時の女神屋」なるものを開店したとか。<br />
フィールドに設置された金色の樽のような物に触れば時間を巻き戻してくれるという。<br />
(ただし料金は有り金全部)<br />
魔王は女神の力を借り、優雅に町のノワール像を全て破壊した。<br />
兵士に話を聞くと、城内にノワール像が大量に置かれ<br />
国王から国内各地にノワール像を設置するよう命令が出されたという。<br />
国王に真意を問いただすため、城を目指すことにする魔王とミレニアだった。<br /><br /><br /></dd>
<dt>185 :<a href="mailto:sage">◆l1l6Ur354A</a>:2009/06/08(月) 22:39:28
ID:yXLqg4h10</dt>
<dd>勇者30乙です。<br /><br />
>【超速STG「魔王30」】<br />
【(結果的に)悪行根絶RTS「魔王30」】ですね<br />
STGは王女30です。<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>231 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30(魔王30)</strong></a>:2010/03/23(火)
15:51:51 ID:lO37fszx0</dt>
<dd>じゃあ魔王30だけでも終わらせておくか<br /><br />
各地で変態扱いされたりしながら、国の中枢を掌握したノワールを追い詰めていく魔王<br />
途中で傭兵や騎士を破り、最終決戦では彼らの助力も得て全て動くノワール像を打ち砕く<br />
ノワールは捨て台詞の残しながらこの時代から去っていったとさ<br /><br />
とその時、ミレニアに異変が!<br />
なんと呪いが格段に薄れて半人半獣のコウモリ娘になり、また魔王とラブラブ生活に戻りましたとさ(日傘扱いから開放)<br /><br />
↑ここまで本編<br />
---------------------------<br />
↓おまけ<br />
唐突に魔王には四天王が必要と言い出し、外見がキモいだけで常識人だったり馬鹿だったり臆病だったりで、<br />
ようは魔王とは無関係の基本無害な精霊を助けて(強制的に)配下にしたり、魔王とミレニアの馴れ初めが判ったりする<br /><br />
ノワールを追いかける途中、偶然敵に襲われる青髪の村娘を保護した魔王<br />
助けるのを面倒がる魔王に、ミレニアのアドバイスによる「助けてください美しい魔王様!」の一言で村娘の姉妹を助けることに<br />
なんでも娘の村では青髪の少女は忌み嫌われ、村外れの凶悪な魔法使いに生贄として捧げられる風習があるとか<br />
ここで同じ青髪であるミレニアもその村の出身であることが判明、村外れには青髪の自分にも優しい魔法使いが住んでいたのを思い出す<br /><br />
村に向かい、村長を追い詰めボコって魔法使いの住処まで案内させ、魔法使いも打ち破ってトドメを刺そうとした時、<br />
魔法使いの家から青髪の少女達が飛び出して魔法使いを庇う<br />
ありきたりな事に、心優しい魔法使いは昔親しかったミレニアが村人に忌み嫌われて崖に追い詰められて海に落とされたのを助けられなかった為、<br />
恐怖の魔法使いを演じて青髪の少女を生贄として引き取って保護してたそうな<br />
崖から落ちたミレニアは海を流れて魔王に保護される→一目惚れでラブラブに<br /><br />
その後、村長を脅して青髪の少女を嫌う風習を無くすことを約束させ、最初に保護した姉妹を引き取ったとかなんとか(集合写真に2人がいる)<br /><br /><br />
これで魔王30は終わり<br />
皇女30は基本的に国民や大臣の陳情を聞いてお使いに行ったり魔物退治をするだけ<br />
騎士30は魔王が支配した時代で(無理矢理)不死身なった騎士が賢者と世界を救う手段を求めて各地を周り、賢者に目をつけて襲ってくる魔物を倒す<br />
勇者300は地味に長いので気が向けば書く<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>306 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30(王女30)</strong></a>:2010/03/31(水)
14:41:17 ID:SbCCMwY80</dt>
<dd><a target="_blank">&gt;&gt;231</a><br />
魔王30おつー<br /><br />
じゃあ俺は王女30でも書こうかな<br /><br />
王女(デフォルト名オウジョ):14歳。普段は天然ボケのお嬢様だが父親の影響からか、<br />
               ボウガンを持つと過激なハイテンションになる。ゲームオーバー画面が可愛い。<br />
マックス&ジョニー:王女の護衛兼お守り役。頼りになるが放任主義の男マックスと頼りにならないがツッコミ体質の男ジョニー。<br />
          王女の駕籠(かご)を持つのはこの2人で、その周囲に最大30人の兵士を率いる。<br />
世界国王:オウジョの父。全ての国民に慕われるマッチョマンだったが、ある日原因不明の病で意識不明に。<br />
国民:一般兵士や木こり師弟、鍛冶屋一家、研究熱心な学者達、ニンジャな兄妹など多種多様。<br />
   みんななぜか遭難者や遺失物、採集などの相談をオウジョに持ちかける。憎めない困った奴ら。<br />
時の女神さま: ま た お ま え か ! その1。相変わらず守銭奴。<br />
魔人ノワール: ま た お ま え か ! その2。相変わらず暗躍。<br /><br />
「魔王30」において魔王マオウが人間をノワールの支配から解き放っていった結果、<br />
人間達は次第に団結し、ついにはとある強く頼れる男を国王として統一国家を作り上げた。<br />
しかしある日、ムキムキだった国王が急に病に臥せり、目覚めなくなってしまった。<br />
慌てる城内。そこで立ち上がる王女。「薬草をとってきますわ!」しかし外には危険がいっぱい…<br />
大臣と話した結果、兵士を同伴して日没までの30秒の門限を厳守し、<br />
『王家代々のテスト』をクリアすれば外出を許可するということに。<br /><br />
オ「なにいってるの、じいや。王家はお父様が一代目よ」<br />
大臣「…そ、それは…これからなるのです!」<br /><br />
…ともかく、王妃から国王の使っていたボウガンを受け取り、<br />
テスト(大臣が草原においてきたメガネを日没までにとってくる)を<br />
無事クリアしたオウジョの薬草探しの冒険(門限つき)が始まる。<br /><br />
国王を目覚めさせる薬草とはどんなものだろう?考えたオウジョは七つ葉のクローバーに思い至る。<br /><br />
オ「七つ葉のクローバーはどんな願いもかなえてくれるのよ。<br />
だって、私の『お姫様になりたい』っていう願いもかなったんだもの!」<br />
ジ「姫様が王女なのは生まれたときからだったと…」<br />
マ「止めろジョニー、一兵士に姫様の夢を壊す権利は、無い」<br />
ジ「さすがマックスであります!(感動)」<br /><br />
そんなこんなで30秒でクローバーをとってきた王女。<br />
早速すり潰して国王に飲ませるが、にがそうな顔をするだけで目覚める気配はない。<br />
…そりゃクローバーだしなあ…<br />
――さあ、次は何をとってこよう?<br /><br />
こんな感じでゆるーいノリでお話は進んでいく。<br /><br />
途中でやっぱりお金儲けが好きな女神様が現れ、道中に敷いておいた女神カーペットの上を走っている間は、<br />
お金が天(というか女神様)に吸い上げられていく代わりに時間が回復するというサービスを開始してくれる。<br /><br /><br /></dd>
<dt>307 :<a href="mailto:sage"><strong>勇者30(王女30)</strong></a>:2010/03/31(水)
14:44:28 ID:SbCCMwY80</dt>
<dd>美味しいりんごや苦い草、海や砂漠に咲く奇跡の花など様々な薬(?)を集めつつ、<br />
国民からの依頼で遭難した人を助けたりしていくオウジョ。<br />
鍛冶屋を助けてボウガンをグレードアップしてもらったり、<br />
マックスが火山の化身の攻撃から王女を逃すため囮になって消息不明になったり、<br />
サビない鉱石を採集して兵士にサビない軽い鎧を装備させ海を走れる(?!)ようになったり、<br />
ニンジャの巻物を読んで兵士の足取りが軽くなったり、<br />
消息不明だったマックスが妖精に助けられていて、<br />
その縁から囚われの妖精王を助けて兵士が空を走れる(?!!)ようになったり、<br />
突如凶暴化した巨大スライムや巨大カエルを退治したり、<br />
子供の無くしたおもちゃを探してたらコレジャナイロボを拾ったり…<br />
国王も栄養満点な食事や薬草のおかげで徐々に症状がよくなっていく。<br />
そしてそれを苛立たしげに見つめる影…シルエットなんだけどバレバレですよノワールさん。<br /><br />
妖精曰く、どうやら何者かが呪いをかけ続けているらしい。(…プレイヤーからはバレバレですがね!)<br />
妖精の助言から、天空に住むドラゴンの鱗を飲ませればそんな呪いも効かなくなるという。<br />
妖精王曰くドラゴンは話の分かるやつなので快く鱗をくれるだろう、とも。<br />
妖精王の言うとおり空にたどり着くと、ドラゴンは快く鱗を渡してくれた…と思いきや<br /><br />
?「フォッフォッ 王女よ、ドラゴンに遊んでもらうがいい!」<br /><br />
例の影が現れ、ドラゴンの口に何かを突っ込んで逃げていった!<br />
突如凶暴化し、襲い掛かるドラゴン。<br />
何とか応戦しつつドラゴンの鱗を回収し、一旦は城まで逃げ切る王女達だったが、<br />
荒れ狂うドラゴンはこの国に向かってきている。やはり立ち上がるは我らが王女オウジョ。<br />
鱗を飲んで症状がよくなった国王からも国の未来を託される。<br /><br />
オ「それでは少し、ドラゴンさまをたたきつぶしてまいりますわ!」<br /><br /><br /></dd>
<dt>308 :<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>:2010/03/31(水)
14:45:15 ID:SbCCMwY80</dt>
<dd>妖精の助けも借りて、体当たりやブレスなど激しい攻撃を避け、ボウガンで反撃するオウジョ。<br />
ついにはドラゴンを倒すと、ドラゴンは怪しげな珠を吐き出して正気に戻った。<br /><br />
龍「人の子よ、そなたに忠告せねばならん。我を操った悪しき者がそなたの城におる」<br /><br />
その言葉に急いで戻る王女たち。城では国王が回復し、気合を溜めて筋肉隆々の大男へと戻っていた。<br /><br />
オ「おとうさま、お城に悪しき者が…」<br />
国王「オウジョよ、しずかにしているのだ。心の眼を開いておる」<br />
オ「ココロノメってなんですの?」<br />
王妃「ダーリンの必殺技の一つよ。全てを見通しちゃう、すごい技なの」<br />
国王「……そこだ!!」<br />
?「ギャアッ!……おまえ、本当に人間か?!」<br />
オ「あなたは一体何者ですの?」<br />
?「フン…王女か、色々邪魔をしてくれよって…<br />
ワシの名はノワール!超魔王さまを復活させんがため――」<br />
国王「フンッ!」<br />
ノワール「ギャアア!」<br />
国王「悪は滅びよ」<br />
王女「本当に滅びてしまいましたわ…まだ何者かもわかりませんでしたのに」<br /><br />
生身の一撃で魔人を粉砕する国王。…国王すげえ…。<br />
そしてオウジョが今まで助けてきた人々に讃えられて大団円。<br />
オウジョは、国民や妖精や龍達に愛され、これからも国を守っていくのでしたとさ。<br />
めでたしめでたし。<br /><br /><br />
そして勇者30、魔王30、王女30をクリアすると、騎士30が解禁されます。<br />
残りは誰か頼みました。<br /><br /></dd>
</dl><hr /><dl><dt>444 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2010/12/24(金) 02:04:26
ID:rmfvXt0A0</dt>
<dd>うわ、すごく久しぶりに書き込めた。<br />
という訳で前に気まぐれで書いておいた勇者30の続き「騎士30」いきます。<br /><br />
基本事項はwikiにある「勇者30」及びその中の「魔王30」「王女30」を<br />
参照してください。<br />
「騎士30」は上記の3ゲームをクリアすることで解禁されるもので<br />
3つの時代の後の話となります。<br /><br /></dd>
<dt>445 :<a href="mailto:sage"><b>勇者30(騎士30)</b></a>:2010/12/24(金) 02:05:25
ID:rmfvXt0A0</dt>
<dd>死にまくりACT「騎士30」<br /><br /><br />
世界を幾度と無く襲った危機は勇者、魔王、王女といった英雄たちの手によって退けられた。<br /><br />
その影で砕かれたルビーを集め終えた時の女神は気の緩みからノワールの魔の手に落ちてしまうことになる。<br />
時の女神も英雄もいない世界では瞬く間にモンスターに蹂躙されていくことだろう。<br /><br />
超魔王の目覚めは確実に近づいていた。<br />
もう世界に希望は残っていない。<br /><br />
奇跡が起こらない限りは……。<br /><br />
これは女神暦500年から始まる物語。<br />
たった一人の騎士が命を懸けてたった一人を守り、<br />
奇跡を起こす、騎士の物語。<br /><br />
(OPより)<br /><br /></dd>
<dt>446 :<a href="mailto:sage"><b>勇者30(騎士30)</b></a>:2010/12/24(金) 02:07:55
ID:rmfvXt0A0</dt>
<dd>登場人物<br /><br />
・騎士(デフォルト名:ナイト)<br />
ひた向きさと従順さが武器の半人前騎士。ちょっと(かなり)アホの子。<br />
死したところを賢者に生き返らせてもらい、忠誠を誓う。<br /><br />
・賢者<br />
全滅呪文を唱えることの出来る謎の人物。蘇生呪文も使えるが戦闘能力は皆無。<br />
その正体は……?<br /><br />
・ロージア<br />
少女の姿をした魔人。妖術が得意で美形好き。<br />
・ブルウッド<br />
ガチムチ怪力女魔人。ロージア大好き。<br />
・グリアード<br />
ロージアに操られている鳥人。助けた後は手助けしてくれる。<br /><br />
・時の女神<br />
いなくなりました。世界滅びます。<br /><br />
・超魔王<br />
もうすぐ復活します。<br /><br />
・ノワール<br />
うっはうはだぜ!<br /><br />
・ミレニア<br />
魔王30参照。魔王の恋人。出番はちょっとだけ。<br /><br /><br />
「時の女神のルビー」<br />
wiki参照。女神の力の源で、かつての戦いの際に砕かれていた。<br />
ようやくルビーが修復できたと思った矢先、事件が起きる。<br /><br /></dd>
<dt>447 :<a href="mailto:sage"><b>勇者30(騎士30)</b></a>:2010/12/24(金) 02:09:08
ID:rmfvXt0A0</dt>
<dd>ある日、時の女神様はサルでも捕まらなさそうな仕掛けの下に落ちていたお金を嬉々として拾ったことで、ノワールの手に落ちてしまいました。<br />
こうして世界からは女神がいなくなってしまい、魔物たちが跋扈する暗黒の時代へと変貌してしまったのです。<br /><br />
そして、女神暦500年。<br />
人間の最後の希望ともいえる騎士団も、あっけなく崩壊してしまいました。<br /><br />
・<br />
・<br />
・<br />
そうして滅ぼされてしまった城には、周りが逃げ散っていく中たった一人だけ最後の最後まで戦い抜いて力尽きた年若い騎士が横たわっていた。<br />
その姿を見つけた賢者はあっさりと騎士を生き返らせると、静かに命じた。<br />
「守るものを失ったお前に、私を守るという使命を与えよう」<br />
「守りますっ。守らせてください!!<br />
 賢者様から頂いたこの命で賢者さまをお守りします」一も二も無く素直に従う騎士。<br />
「うむ、よく言った。早速だがモンスターに囲まれている」<br /><br />
賢者はモンスターを全滅させる呪文を唱えることが出来るが、それには30秒かかる。<br />
その間無防備になる賢者を迫り来るモンスターから守りきることが騎士の使命である。<br />
騎士は死んでしまっても賢者さえ生きていれば生き返らせてもらうことができる。<br />
文字通り命がけで(というか死にながら)賢者を守り抜くのである。<br />
(体力削って夜なべすることで敵を足止めするトラップも作れる。結構重要)<br /><br />
生き返りたてで武器もない騎士は体当たりで敵に突っ込んだり、賢者様を担いで安全な場所に運んだりすることでなんとか守りきることに成功する。賢者の呪文によって城からモンスターたちは一掃された。<br /><br /></dd>
<dt>448 :<a href="mailto:sage"><b>勇者30(騎士30)</b></a>:2010/12/24(金) 02:10:46
ID:rmfvXt0A0</dt>
<dd>しかし超魔王を倒すために集められた騎士たちは全滅し、もはやどうしようもない。<br />
途方に暮れる騎士に向かって、賢者は言い放った。<br /><br />
「超魔王を倒すぞ」<br /><br />
かつて世界に現れた英雄―勇者、魔王、王女の力を集めることで、超魔王に対抗する。<br />
超魔王が復活するまでもう時間が無い。<br />
そうして賢者と騎士は世界をまわる旅へと出発するのだった。<br /><br />
だが、その姿を怪しく笑いながら見送る影があった。<br />
魔人ロージア。あどけない幼女の姿をしながらも幻影を操る妖術を得意とし、美形を奴隷にするのが大好き。<br />
彼女は次なるターゲットを賢者に定め、ガチムチ女な魔人ブルウッドと妖術で操る鳥人グリアードと共に賢者を拉致ろうと付けねらい始めるのであった。<br /><br /><br />
・余談<br />
強力な呪文が使えるも、モンスターの攻撃を食らったらあっさり死んでしまう賢者。<br /><br />
騎「もし賢者さまの体力がなくなっても賢者様に生き返らせてもらえばいいのでは?」<br />
賢「うむ、では次からお前が死んでしまったらお前に生き返らせてもらうといい」<br />
騎「無理でした!」<br />
賢「気付いてくれて助かる」<br /><br /></dd>
<dt>449 :<a href="mailto:sage"><b>勇者30(騎士30)</b></a>:2010/12/24(金) 02:11:48
ID:rmfvXt0A0</dt>
<dd>○王女の大陸<br />
200年前、困っている人がいればどこへでも駆けつける偉大な王女がいた。<br />
彼女が使っていたというボウガンを探してかつての城へと向かう。<br /><br />
旅の途中、ロージアに操られている鳥人グリアードが現れる。<br />
賢者をさらおうと執拗に追いかけてくるグリアードを度々退けながら王女の城へ。<br />
王女の城での決戦でグリアードを正気に戻すことに成功する。<br />
共にロージアを倒そうと呼びかける騎士にグリアードは<br />
「人間風情に従う筋合いは無いわ。しかし、この借りはいつか返させてもらおう」<br />
とだけ言い残して去っていった。<br /><br />
さて王女のボウガンを探そう……と思ったら騎士の足元にありました。<br />
うっかりふんずけて壊しちゃった!?<br />
……それ以前より既に壊れていたようだった。<br />
ちょっと安心するやらがっかりするやらな騎士。<br /><br />
もうボウガンは使えない、ということで次なる力を探して別の大陸へと向かうことに。<br /><br />
・余談その2<br />
騎「それにしても大きなボウガンです。<br />
  きっと王女はブルウッドのような人だったのですね」<br />
騎士やばい。<br /><br />
○魔王の大陸<br />
300年前、悪い人間たちを懲らしめたという偉大な魔王が……まだ生きてます。<br />
彼の住まう城へと向かう賢者たち。<br />
しかし魔人ブルウッドがその行く手を阻もうとする。<br />
ロージアが大好きな彼女はそのお気に入りである賢者に嫉妬し、亡き者にしようとその怪力で追い詰めてくる。<br />
何度賢者の呪文を浴びせても効果が無く、騎士たちはぎりぎりまで追い込まれた。<br />
だがその時、颯爽とグリアードが現れて手助けしてくれる。<br />
少しずつ溜まっていたダメージにもう一押しすることで、何とかブルウッドを倒すことに成功した。<br /><br />
城に行くとコウモリの姿をしたミレニアだけがいた。<br />
(魔王30参照。魔王の恋人でノワールに呪いをかけられている)<br />
あともう少しで呪いが解けそうだったのだが、ある日彼女のモンスター化が突然進行すると同時に魔王は理性を失い城を飛び出してしまったのだという。<br />
魔王がどこにいってしまったかも分からず、魔王を探して正気に戻したいミレニアを一行に加えて騎士たちは次の大陸へ向かうことに。<br /><br /></dd>
<dt>450 :<a href="mailto:sage"><b>勇者30(騎士30)</b></a>:2010/12/24(金) 02:13:56
ID:rmfvXt0A0</dt>
<dd>○勇者の大陸<br />
400年前、突如現れた魔王たちを30秒で倒してまわった偉大な勇者がいた。<br />
その勇者が眠る城がこの大陸にあるのだ。<br />
騎「きっと大金持ちで時間にもゆとりのある人だったんだろうなー」<br />
いいえ女神に毟り取られ時間にひたすら追われておりました。閑話休題。<br /><br />
勇者の眠る城を目指すも、魔人ロージアが賢者を奴隷にしようと追い詰めてくる。<br />
何度賢者の呪文を浴びせても、その度に幻影のダミーに騙されてしまってとどめがさせない。更には大量の押し寄せる幻影に弄ばれていると、空からまたもグリアードが現れてロージアの本体を抑えてくれた。<br />
賢者が呪文を唱えることでようやくロージアを倒すことに成功する。<br />
「ギャアァァゆるさんゆるさんゆるざんぞおおお」<br />
可愛い少女の姿が一変し、魔人の本性をあらわにしながら闇の中へと消えていった。<br /><br />
さて捜し求めていた勇者はというと……<br /><br />
「パンツ一枚で凍っている変な人がいます」<br />
「これが勇者だ」<br /><br />
超魔王とノワールを倒すためとは言え、女神に全財産+身包みまで剥がされて封印されているその姿は涙をそそります。(勇者30ラスト参照)<br />
とは言え超魔王を倒す切り札になり得る存在に違いはない。<br />
今の賢者では勇者を目覚めさせることは出来ない、と言うことでその手段を探しに別の大陸へと移動する。<br /><br />
○女神の大陸<br />
勇者の封印を解く為に女神の神殿にある時の女神のルビーを探すことに。<br />
初めこそ未熟であった騎士だったが、強大な敵との戦いをいくつも潜り抜けたことで賢者と騎士との信頼関係はもはや揺るぎないものとなっていた。<br /><br />
騎士のゴーストたちに囲まれてしまった時には<br />
「お前には私という守るべきものがある。<br />
 守るものを失ったゴーストたちにお前は負けるのか?」<br />
「目から大量の汗が溢れてきました。もう誰にも負ける気はしません!」<br /><br />
大量の敵に行き止まりまで追い詰められてしまった時でも<br />
「あとはなくともお前がいるではないか。<br />
 お前がいるならば……ここは行き止まりなどではない」<br />
「何と言う信頼!この信頼に応えてみせるぞ!<br />
 賢者さま、安心して呪文を唱えていてください」<br /><br />
そうして女神の神殿も目前となっていた。<br />
「賢者さま、自分は賢者様をちゃんとお守りすることができたでしょうか?」<br />
「騎士よ、お前を生き返らせてよかった。<br />
 いままで本当によくや……っ」<br /><br /></dd>
<dt>451 :<a href="mailto:sage"><b>勇者30(騎士30)</b></a>:2010/12/24(金) 02:14:46
ID:rmfvXt0A0</dt>
<dd>彼らの前に現れたのは魔人ロージアとブルウッド、そして何故かグリアード。<br />
生き延びて執拗にも賢者たちを追いかけてきたのである。<br />
「おにいちゃん、言ったでしょ。このままだとユルサナイって」<br />
「死なないように気をつけな!アハハハハ」<br />
今までの強大な敵が一気に襲い掛かってくることに驚いている騎士。そこに賢者は静かに告げた。<br />
「もうお前は立派な騎士であろう?ならば……立ち向かうのだ」<br />
「……はい」<br />
「これが最後になるかも知れぬから言っておく。<br />
 私を守れっ」<br />
「はいっっ!!」<br /><br />
ロージアたちとの最終決戦。賢者は騎士に守られながら全滅の呪文を唱えることに成功する。だが、効き目は無い。それでも騎士は闘志を失わない。<br />
「かかってこい!何度やられたって立ち上がってやるぞ!」<br />
「よく言った騎士よ。一人前になったようだな」<br />
そう言って空より現れたのはグリアード。騎士たちに襲い掛かってくるのは幻影であったのだ。<br />
「受け取れ、これが時の女神のルビーだ!」<br />
グリアードは神殿より時の女神のルビーを持ってきてくれたのだった。<br />
ルビーがあれば賢者の本来の力を発揮することが出来る。ルビーを受け取った賢者から感じる力におののくロージア。<br />
「えっ、何この力。あなた本当に人間なの?<br />
 ブルっ、早く賢者を何とかしなさい!」<br />
「アタイにまかせて。その魔法をおやめっ!」<br />
「させるか―――!!」<br />
賢者を止めようと突撃するブルウッドに騎士はその身を投げ打って賢者の前に庇い出た。<br />
そして、賢者の真の力が解放される……!<br /><br />
「今こそ力を解き放とう。究極魔法を!!<br />
 これで……勇者の封印も……」<br />
「賢者さま―――!!」<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
to be continued 勇者300...<br /><br /></dd>
<dt>454 :<a href="mailto:sage"><b>勇者30(騎士30)の人</b></a>:2010/12/25(土) 01:36:01
ID:3+P5DAbp0</dt>
<dd>一日経ちましたが連投規制に引っかかって終わったままにしてしまい失礼した。<br />
騎士30はあれで終わり。まさかの次回に続く的な終わり。<br />
騎士30をクリアすることで「勇者300」が解禁される。<br /><br />
400年に及ぶ魔王たちとの戦いはついに最終局面を迎える!<br />
次回「勇者300」にご期待ください!<br /><br />
って感じ。気が向いたら続き書く。<br />
でも自分以外に続き書ける人がいたら気にせず書いて欲しい。自分も前に書いてた人たちとは別人だから。<br /><br /></dd>
</dl>

復元してよろしいですか?