マーヴェラス もうひとつの宝島

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<dt><a href="menu:145">145</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">マーヴェラス もうひとつの宝島 1/3</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/07/25(月) 23:59:08 ID:drFoVAn4</font></dt>
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かつて、荒くれ揃いの海賊の中にあって、知恵をもって最強の海賊と呼ばれた男、キャプテン・マーヴェリック。<br>

彼は晩年になって、自分の財宝を自らの発明したからくりの数々によって隠し<br>

「我こそはと思う者は財宝を手に入れてみせよ」と挑戦を発したという。だが、財宝を手に入れた者は無く<br>

彼の残した伝説の財宝「マーヴェラス」の存在は、人々の記憶から忘れられつつあった…。<br>

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【第一章 キャンプ島の夏】<br>
主人公は、チビですばしこいディオン、デブで力持ちのマックス、ノッポで手先の器用なジャックの三人。<br>

仲良し三人組が、クラスメートや引率のジーナ先生と共にキャンプ島にやってきたところから物語は始まる。<br>

薪集めをしたり他のクラスメートの仕事を手伝ったりしているうちに、三人は一匹の小猿に出会う。<br>

謎の男たちに追われていた小猿を助けた三人は、小猿に連れられて島の奥へ。<br>

そこには、地面の上に大きな古い船が安置されていた。船の中に閉じ込められていた猿たちを助けた三人は<br>

小猿から一人に一つづつ、色の付いた鍵を手渡される。さらに森の奥の洞窟に進んだ三人は<br>

洞窟の中の罠を潜り抜け、奥に隠されていた大きなクリスタルを手に入れた。<br>

クリスタルを先生に見せようとしてキャンプ地に戻ると、テントに「先生を人質に取った。クリスタルと交換だ」<br>

という脅迫状が届く。先生を助けるため、三人は脅迫状が指定した立ち入り禁止区域の中に入る。<br>

途中で、小人の少女ポリーを仲間にして、三人はさらに奥にあるトンネルに入っていった。<br>

そこで三人を待っていたのは、キング・ブルと名乗る海賊。この島にあるという秘宝「マーヴェラス」を狙って<br>

島を守る猿たちを捕らえ、秘宝への鍵となるクリスタルを手に入れようとしていたのだ。<br>

クリスタルを奪い、秘宝への扉を開くキング・ブル。だが、海賊の手下たちが人質のジーナ先生を連れて<br>

扉をくぐったところで、なぜか扉は閉まってしまう。無理やり扉を開こうとしたキング・ブルは感電して気絶した。<br>

そこへ駆けつけたのは、三人に鍵を託した小猿のウインキーと、おしゃべり鳥のピラック。<br>

「扉を開くには、鍵となるクリスタルを全て揃えなければならない」という彼らの言葉に従って<br>

三人は、閉じ込められたジーナ先生を助けるため、秘宝をめぐる旅に出ることを決めた。<br>

トンネル前の池の底が抜けて、流れた水が森の船の元に注がれ、船は海へと乗り出す。さあ、冒険の始まりだ!<br>

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【第二章 海賊ベンソン】<br>
自動操縦の船に導かれて三人がたどり着いたのは、水源が枯れて水不足に苦しむ島。<br>

かつて、ベンソンなる海賊の根城だったという島の町では、悪いインディオ率いる海賊に島の宝を盗まれて以来<br>

水も枯れ、悪いこと続きだと聞かされる。だが、くだんのインディオの娘、シスコの話を聞く限りでは<br>

インディオが悪人だったとも思えない。インディオは、時を操る秘術によって島の暗い未来を知り<br>

その対策のために町の有力者だったベンソンに協力していたのだという。<br>

「時の秘術」が、秘宝のクリスタルと関係しているらしいと知った三人は、故ベンソンの屋敷を訪れ<br>

そこにあった隠し部屋から、昔の時代へと移動する。<br>
そこで見たのは、実際に時の秘術を遣って見せていたインディオが、山賊にクリスタルを奪われてしまい<br>

泥棒の濡れ衣を着せられる様子であった。このままでは、島の不幸な歴史を回避できない。<br>

三人は、島の水源となる井戸掘りに協力すると共に、クリスタルを手に入れるため<br>

三人と入れ替わりに現代を訪れていた海賊ベンソンを探し出し、山賊退治に協力してもらう。<br>

ベンソンの協力を得て山賊のアジトを発見した三人は、卑怯な山賊を撃退してクリスタルを取り返す。<br>

「インディオの無実を証明するためにクリスタルは私に預けてくれ。必ず君たちに渡るようにするから」という<br>

ベンソンの言葉を信じて、現代に帰還した三人が見たのは、井戸が確保されていたおかげで豊かになった<br>

歴史の代わった町の姿。インディオは町を救った英雄とされ、娘のシスコは念願の教師の職に就いていた。<br>

ベンソンの墓に隠されていたクリスタルを回収した三人は、再び船に乗り込んで次なる目的地を目指す。<br>

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<dt><a href="menu:146">146</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">マーヴェラス もうひとつの宝島 2/3</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/07/26(火) 00:00:13 ID:drFoVAn4</font></dt>
<dd>【第三章 バオバブの木】<br>
次に船が着いたのは、ジャングルの島。騒々しい猿たちや奇妙な植物が見受けられる。<br>

新種の植物を探しているという生物学者、マーロー博士のキャンプを横目にジャングルの奥に進むと<br>

そこには小さな村があった。この村は、村長のスミスがバオバブの木から取ったオイルを売って生活しているらしい。<br>

スミス氏がクリスタルを持っているらしいと知り、スミス氏を探す三人。<br>

マーロー博士の協力を得て、スミス氏が研究していた「寄生植物」のデータを収集する。<br>

やがて村の奥にあるバオバブの木の根元でスミス氏に会うが、スミス氏は話も聞かず姿を消してしまう。<br>

そのうち、雨と共に村には無数の奇怪な「寄生植物」がうろつき始めた。<br>

村の研究所で、寄生植物に呑まれていた「本物の」スミス氏を発見。<br>

彼が言うには、この植物は人間に化ける能力があるという。バオバブの木で会ったスミス氏はニセモノだったのだ。<br>

すでに村人の中には、寄生植物が紛れ込んでいるらしい。植物の弱点が塩水だと知った三人は<br>

マーロー博士の作った塩水スプレーを武器に、村人に化けた寄生植物を探していく。<br>

やがて、バオバブの木の地下にあるトンネルが寄生植物の巣であることが判明、三人はそこへ突入する。<br>

そこに居たのは、巨大な寄生植物の親株だった。侵入者を攻撃してくる寄生植物に、三人は<br>

めいめいの道具や塩水スプレーで反撃、ついに寄生植物を倒す。すると寄生植物は縮み始め<br>

後に残ったのは小さな植物の芽と、クリスタルだった。このクリスタルの力が植物を暴走させていたのだ。<br>

クリスタルを回収した三人は、また船に乗り込んで次の島を目指す。<br>

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【第四章 リリパット王国】<br>
船が次にたどり着いたのは、なんと小人のポリーの故郷。そしてポリーはこの島の王国の王女だった。<br>

彼女の国では、突如国の周りの動植物が巨大化し、国を襲うという怪現象が勃発しており<br>

その中でも特に手ごわい巨大アリ「青き者」を倒すべく、ポリーは助っ人を探す旅に出ていたのである。<br>

だが、ポリーの国に入ろうとした三人は、突然ポリーと同じくらいの大きさに縮んでしまう。<br>

彼ら「巨人」に助っ人を頼むはずだったポリーは怒って、三人を牢屋に入れてしまった。<br>

大臣ハザンの提案により、刑の代わりに三人は森に入り、アリを追い払う薬「アントバスター」の材料を探すことになる。<br>

カエルやクモ、ミノムシといった森の住人から材料を集め、無事アントバスターを完成させて三人は無罪となった。<br>

だが、アントバスターの完成を知ったポリーは、自ら薬を持ってアリの巣へ攻め込み、行方不明になってしまう。<br>

三人はポリーを追ってアリの巣に入り、アリを蹴散らしながら巣の奥へ向かう。<br>

そして、巣の一番奥でポリーを捕らえていた女王アリを見つけ出し、アントバスターでこれを倒した。<br>

ポリーを助け、アリを倒した三人は、英雄として国王に謁見することになり、城の中庭に通される。<br>

そこにあったのは、庭の真ん中に飾られた巨大なクリスタル。国の異変は、このクリスタルによって<br>

国の方が縮んでいたのだと気付いた三人によって、クリスタルが国の外へ運び出されると<br>

国は元の大きさに戻った。冒険には付いて行きたいが、父王を残していくことはできないというポリーを後に残し<br>

ついに全てのクリスタルを揃えた三人は、全ての冒険が始まったキャンプ島への帰途につく。<br>

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<dt><a href="menu:147">147</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">マーヴェラス もうひとつの宝島 3/3</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/07/26(火) 00:00:49 ID:drFoVAn4</font></dt>
<dd>【第五章 ジーナ先生…】<br>
三人を乗せた船は元のキャンプ島へ戻ってきた。三人とジーナ先生が行方不明になっていたため<br>

島は海軍の捜索隊によって封鎖されていたが、学校から派遣されていたアーノルド先生が気を利かしてくれて<br>

三人は捜索隊をすり抜け、ふたたびキャプテン・マーヴェリックのトンネルへ向かう。<br>

4つのクリスタルを同時に配置すると、扉が開いて三人をいざなう。その奥にあったのは<br>

秘宝を求めるものへの最終試験、キャプテン・マーヴェリックの巨大ダンジョンだった。<br>

ダンジョンの謎を解かなければ、秘宝どころかダンジョンを出ることすらできない。三人は協力し合って<br>

いくつものからくりを乗り越え、ダンジョンを攻略していく。<br>

そしてついに、奥の部屋に閉じ込められていたジーナ先生を助け出し、ダンジョンから出るための鍵も手に入れた。<br>

だがダンジョンを出ようとしたところで、ダンジョンの自爆装置が秒読みを始めた。<br>

慌てて逃げ出そうとしたが、脱出用エレベータの定員は三名。誰かが残らなければならない。<br>

意を決してその場に残った一人と、ジーナ先生と共に脱出した二人はトランシーバーで連絡を取り合い<br>

ダンジョンの一角にあった謎の部屋で合流に成功する。そこに合ったのは大きな気球だった。<br>

この気球は、まだ飛行機も無い時代に少年時代のキャプテン・マーヴェリックが完成させたもので<br>

彼の発明と探究心の源ともいうべきこの気球が秘宝「マーヴェリック」の正体だったのである。<br>

三人は気球でダンジョンの外に脱出。外で待っていてくれたジーナ先生たちと共に船に乗り込んで<br>

無事、キャンプ島から帰還することができたのだった。<br>
三人で協力して大冒険を成し遂げた思い出、そしてキャプテン・マーヴェリックが彼らに託した冒険心は<br>

これからも彼らの心に息づき、彼らを支える大きな自信となっていくことだろう。<br>

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なお、海軍に逮捕されていたキング・ブルは、ダンジョン崩壊のどさくさにまぎれて脱走に成功したが<br>

もうこの物語は終わりなので、彼に活躍の機会は無いのでした。めでたしめでたし。<br>

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<a name="a148"></a></dd>
<dt><a href="menu:148">148</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font>
<font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/07/26(火) 00:04:11 ID:drFoVAn4</font></dt>
<dd><a href=
"http://jumpres/21">&gt;&gt;21</a>でリクエストのあった「マーヴェラス もうひとつの宝島」<br>

全五章のストーリーを書いてみました。<br>
任天堂ブランドだけあって、「ゼルダの伝説」のように、ストーリーとゲームが密着しているため<br>

大まかな話を追うか、それとも詳細な攻略メモになってしまうかの二択しかないのですが<br>

これでだいたいの筋は分ると思います。</dd>
</dl>

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