テイルズ オブ エターニア (Part1? > 2)

「テイルズ オブ エターニア (Part1/2)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
テイルズ オブ エターニア (Part1/2)」を以下のとおり復元します。
<p><strong>テイルズ オブ エターニア</strong> Part1<br>
&gt;&gt;要約スレ1-189~192,&gt;&gt;6-268~270・290~291・366~369,&gt;&gt;7-14~16・34~35・63~65・167~172・175・177~178</p>
<hr>
<dl>
<dt><a href="menu:189">189</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font><font color="#8080FF"
size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/04/10(日)03:17:22ID:EV+p4U/6</font></dt>
<dd>エターニアね。<br>
<br>
大昔の神様2人の喧嘩、それによる大戦の勃発によって空間をゆがめられ、外に出られないようになった2つの星。<br>

敗北した神様は部分を封印されながらも人を操って世界をぶっ壊そうと企む。<br>

それを止めるために操られた人の娘が奮闘し、晶霊や特殊な力を持つ青年の助力をうけてなんとかその人を倒すのだが世界破壊が止まらない。<br>

最後には操られていた人も正気に戻り、罪滅ぼしにと命がけで事態を止める。<br>

星のゆがみは消え、両方に吹っ飛んだパーティ一行の片割れは宇宙船を開発し、もう片方の星にいるパーティに会いにいく。<br>

<br>
<br>
もうちょっと詳しいこと書いたんで晒しとく。<br>
<br>
<a name="a190"></a></dd>
<dt><a href="menu:190">190</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア 背景設定~ディスク1</a></b></font><font color="#8080FF"
size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/04/10(日)03:25:11ID:EV+p4U/6</font></dt>
<dd>
過去の大戦によって星2つがくっつけられた世界。(一方はインフェリア、一方はセレスティア、両方まとめてエターニア)<br>

戦争の原因である2人の神のうち敗北した側であるネレイドは、5000年ぐらいたった今でも世界を破壊するという夢をあきらめていません。<br>

それで「闇の極光」と呼ばれる特殊な力のあるひとに取り付き、自分の代わりに動かして破壊を狙います。<br>

エターニア時代でのThe取り付かれた人はセレスティアの人間でシゼルといい、<br>

セレスティアの総領主(大統領)の妻(夫は故人ですが隠してます)であり主人公の一人であるメルディの母親でした。<br>

メルディは取り付かれていらい豹変した母親を元に戻し世界を救うため、インフェリアに旅立ちます。<br>

<br>
ところかわってインフェリア。リッドという青年とその幼馴染のファラの2人は突然空から降ってきた球体を発見。<br>

球体からは女の子が出てきます。当然保護するわけですが、その女の子を狙って追っ手が出現。<br>

撃退しますが、もともと村である事件を起こしていたリッドたちはかなり気まずくなり、女の子が望んだこともあって旅にでます。<br>

<br>
女の子とは言葉が通じないため、学者であり親友であるキールを仲間に加えますが彼も言葉を完全には理解できず。<br>

師匠のところにいってようやく翻訳こんにゃくのようなものを入手。<br>

そして女の子、メルディの目的が明らかになり、大晶霊とよばれる存在に力を借りて回ることになりました。<br>

<br>
途中、キールの学説のせいで牢屋にぶちこまれたり世界崩壊の危機が国に発覚したりキールがインフェリア一の研究施設で働いてみたくなってパーティ抜けたり<br>

あからさまに怪しい金髪美形味覚オンチ、レイスの力を借りたりしながらインフェリアの大晶霊の力を全て借り、今度はセレスティアに行くことになりました。<br>

<br>
さて、セレスティアに行く唯一の方法である光の橋(ワープゾーンのようなもん)を開いたらレイスが襲い掛かってきます。<br>

実は彼はインフェリアの偉い騎士であり、牢屋にぶち込まれた経験のあるパーティ一行を監視していたのでした。<br>

本来ならむちゃくちゃ強いのですが彼も実は国の「世界崩壊の原因はセレスティアに違いねぇ、だから喧嘩売るぜ」みたいな雰囲気に疑問を抱いており、<br>

純粋に世界を救おうとするパーティ一行に対して十分な強さの攻撃ができません。結局パーティ一行はレイスをのして光の橋にダイブすることになります。<br>

<br>
<br>
<a name="a191"></a></dd>
<dt><a href="menu:191">191</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア ディスク2</a></b></font> <font color=
"#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/04/10(日)03:28:57 ID:EV+p4U/6</font></dt>
<dd>
アイメンというところに飛ばされたリッドたちは、メルディの現在の保護者であり、全ての事情を知る爺さん、ガレノスの連絡をうけてそこに向かいます。<br>

そこで全ての事情、さらに自分に秘められた力(真の極光)の存在を知り、惰性で旅に付き合ってきたリッドは戸惑います。<br>

ともかく残りの大晶霊もあつめつつ船も入手して、総領主に対抗している軍であるシルエシカと連絡をとろう、としたところでメルディが電波を受信(誤解のないように言うと、セレスティア人にはそういう特有の器官が存在します)。<br>

メルディに言われるままにアイメンに向かったリッドたちを出迎えたのは・・・ゴミと死の町と化したアイメンでした。<br>

そこで最初に会った追っ手でありこの破壊の元凶、ヒアデスと交戦。これを撃退しますがトドメはさせず。<br>

僅か2人の生き残りを救出します。なんとなく付き合っていただけだったはずのリッドも怒りを、止めなければという思いを隠しきれません。<br>

<br>
その後シルエシカと合流し、城攻めを慣行するもののシゼルにあっさり返り討ちにあいます。<br>

トドメをさされようとしたときに割って入ったのはレイス。実は彼にも真の極光の才能があったのです。<br>

・・・しかし、その力を完全に発動するためには3つの試練を乗り越えることが必要です(乱用されないためですかね)。<br>

レイスはまだ1つの試練を終えただけでした。不完全な力を無理やり行使し、パーティ一行を救う代わりに自らは力尽きます。<br>

<br>
この事件はリッドに使命感を与え、真の極光を得ることを決意させます。<br>

世界を駆けずり回って試練を終えたリッドたちは、敵の本拠地であるオルバース界面(インフェリアとセレスティアの境界線)上のシゼル城に特攻・・・<br>

しようとしたら弾き飛ばされました。なんと超強力バリアです。卑怯じゃない?<br>

<br>
<a name="a192"></a></dd>
<dt><a href="menu:192">192</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア ディスク3~エピローグ</a></b></font><font color="#8080FF"
size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">2005/04/10(日)03:32:31ID:EV+p4U/6</font></dt>
<dd>
「ある事件」の悪夢からリッドが目覚めると、そこはシルエシカ本拠地でした。<br>

目覚めたとたん報告がきます。何でもバリアをぶっ壊す砲台を作ってるが、それが謎の敵に占拠されたとか。<br>

急いでそいつをぶっ飛ばしに行ったら、もはや人間辞めてる形態と化したヒアデスでした。今度こそトドメをさします。<br>

<br>
そいつをのしたら、砲台の材料が足りないので調達してくることになります。<br>

それは希少な鉱石で、エターニア中のどこにあるのか、その場の一人を除いて誰もわかりません。<br>

しかしファラには心当たりがあるようで、ファラの言にしたがって一行は故郷に戻ります。<br>

<br>
かつてネレイド率いる軍と戦い、今はネレイドをその身に封印して眠っている勇者の墓所。<br>

そこにパーティ一行は訪れます。鉱石はそこに山のようにありました。<br>

鉱石を回収しますが、メルディの様子が変になります。実はメルディにも闇の極光の素質があり、封印されているネレイドに反応したのでした。慌ててそこから逃げ出します。<br>

その反応は、かつてリッドたちの故郷に起こった出来事に酷似していました・・・<br>

リッドたちが封印に近づいたが為にネレイドの封印が緩み、ネレイドに取り付かれたファラの父が故郷で破壊と殺戮の限りを尽くし、最後にリッドの父親と差し違えたあの陰惨な事件と。<br>

<br>
そのへんの過去を受け止め、肉体的にも精神的にも成長した一行は、バリアをぶっ壊してついにシゼル城に突入。<br>

ネレイドと融合したシゼルを倒しますが、シゼルが進めていた世界破壊計画は止まりません。<br>

なんとか止めようとするリッドたち。最後には正気を取り戻したシゼルが命をかけてそれを止めるのでした。<br>

しかし、その衝撃で一行の片方はインフェリア、片方はセレスティアにかっ飛ばされます。<br>

<br>
数年後、船に改造を重ね、宇宙飛行をできるようにしたインフェリア飛ばされ組はセレスティアに旅立つのでした。<br>

仲間たちと再会するために。
<hr>
<br>
<br>
<a href="menu:268">268</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font><font color="#8080FF"
size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1120:57ID:r3s6ew/w</font></dd>
<dd>じゃあ、エターニア始めるよ。<br>
台詞(特に序盤は)うろ覚えで書いてることが多くなるけど<br>

大体の台詞は合わせるよう努力していくよ。<br>
とりあえず、キャラの適当な紹介。<br>
ディスクが切り替わるごとに主役4人の性格が変化していくので<br>

この紹介文は変化していく予定。<br>
<br>
<br>
キャラ解説【序盤】<br>
1.リッド・ハーシェル<br>
本作の主人公、平凡かつ何も起こらないことが<br>
真の平和だと信じて疑わず新しいことに挑戦しようという<br>

意欲は皆無。幼馴染のファラに降りまわされることに<br>
嫌気を感じる傾向が出始めている。<br>
<br>
2.ファラ・エルステッド<br>
本作のヒロインの一人。人の役に立ちたいという<br>
意識が強く、基本的に正義感が強いおせっかい。<br>
が、おせっかいが裏目に出ることが多く、<br>
逆に他人に迷惑をかけてしまうことがたびたび起こる。<br>
その後始末をリッドがしていることに彼女は気付いていない。<br>

しかし、その前向きさとお節介にはどこか病的なものを感じる。<br>

<br>
3.キール・ツァイベル<br>
リッド・ファラの幼馴染で、ミンツ大学の学生。<br>
光晶霊学士という大学の中でもトップの位置に君臨する<br>
優等生。しかし、半ば引き篭もりな勉学が災いしているのか、<br>

体力は恐ろしく低く、序盤は疲れて休んでしまうことが目立つ。<br>

そして、優等生という意識があるのかエリート特有の<br>
高慢な態度が浮き出て、リッドと対立することも。<br>
二人の連れてきた異世界の少女、メルディを<br>
出世道具としか見ていない。<br>
<br>
4.メルディ<br>
異世界、セレスティアから来た謎の少女。<br>
最初は何を言っているのか理解出来ないのだが、<br>
「オージェのピアス」という道具で<br>
意志疎通が出来るようになる。<br>
世界が破滅の危機に陥ると言う自然現象?<br>
グランドフォールを止めるために<br>
「大晶霊」の力を借りるのが目的らしいが、<br>
実際のところは不明。リッドに触れると、<br>
光が放出されるが、「フィブリル」というものらしいと<br>
言うこと以外は分かっていない。<br>
<br>
5.クイッキー<br>
メルディと共にやってきた謎の生物。<br>
学術名はポットラビッチヌスというらしいが、<br>
名前の由来は鳴き声がクイッキーだから。<br>
正式名称がゲーム上に出てきたことは恐らくない。<br>
元は実験生物だったらしいが、メルディに気に入られ今はペットになっている。<br>

メルディの基本戦闘スタイルが後方からの晶術援助のため<br>

敵が接近してきた際はもっぱらクイッキーが追い払っている。 <br>

小さい体の割りには知能は発達しているらしく、<br>
危険が迫ったりすると、真っ先に反応する。<br>
メルディとは付き合いが長いのか、メルディの感情の変化にも敏感に反応している。<br>

<br>
<br>
<br>
<a name="a269"></a></dd>
<dt><a href="menu:269">269</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1120:59ID:r3s6ew/w</font></dt>
<dd>名前入れるの忘れた_| ̄|○<br>
今のはキャラ紹介。<br>
気を取りなおして本編。<br>
<br>
OP<br>
<br>
スタート直後にムービー。<br>
老人が懐中電灯のようなものを持って、<br>
森の中を歩いていると、目前に謎の機械が出現。<br>
老人の足元に光を当てると、謎の生物が鳴く。<br>
謎の生物が走り寄った先にはドレスを着た女の子。<br>
互いに謎の言葉で語り合う。<br>
(横に訳文が表示される。↓たしかこんな感じ)<br>
「もう、来ていたのか?」<br>
「なんだか、落ちつかなくて・・・」<br>
「ちゃんと準備はすませたか、忘れ物はないか?」<br>
「うん、バッチリだよ。」<br>
「どうか、気をつけてな。」<br>
「わかってる、でもこれは私がやらなくちゃ・・・」<br>
「うむ、健闘を祈る。」<br>
「ありがとう!じゃぁ、行って来るね!!」<br>
機械に女の子と謎の生物が乗ると、機械は起動して<br>
浮上していく。<br>
それを見ながら老人が呟く。<br>
「まったく、どうしてこんなことになってしまったのだ・・・<br>

どうか、無事でいてくれよ・・・」<br>
機械は天高く飛びあがる。<br>
青い光の筋となって、空へと消えていく。<br>
<スタッフロールと主役4人の声優紹介><br>
<br>
ムービーが終わると、また森の中。<br>
今度は赤髪の男が歩いている。<br>
空を見上げると空に陸らしきものが見える<br>
一瞬、空が光り何かが落ちてきたような音がするが<br>
男は気にせずに先へ進んでいく。<br>
高見台に向かうと、女の子が待っていた。<br>
互いに名前を呼び合ったので、<br>
男の名はリッド、女の子の名がファラだと分かる。<br>
二人の他愛ない会話が始まる<br>
変わらない日常に、大きな変化が起きることを望んでいるファラと<br>

何もないことが一番だと考えるリッド。<br>
微妙に、二人に食い違いが起きていることが会話で察することが出来る。<br>

しばらくして、ファラが何かに気付く。<br>
そこに、空から何かが落ちてきて、<br>
高見台が衝撃で破壊される。<br>
ファラを助けたのも束の間。<br>
何が落ちてきたのだろうと、興奮しながら<br>
ファラが走っていってしまう。<br>
呆れながら後を追うと、そこには壊れた機械と<br>
謎の生き物と、ドレスを着た女の子がいた。<br>
<br>
<br>
<br>
<a name="a270"></a></dd>
<dt><a href="menu:270">270</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1121:03ID:r3s6ew/w</font></dt>
<dd>言葉が全く通じず、困っていると<br>
機械が爆発、とっさにファラと女の子を庇ったリッドだが<br>

ふとした弾みで女の子とリッドの体が触れ合った途端、光が溢れ始める。<br>

二人の間に光が溢れた瞬間、女の子は興奮したように「ふぃぶりる!」と叫んで<br>

リッドに抱きつく。<br>
女の子の行動に戸惑いつつも、<br>
女の子が助けを(主にリッドに)求めていることに分かった二人は<br>

とりあえず女の子を連れて、村に帰ることに。<br>
村長に事情を話すと、村長は激怒する。<br>
よそ者は追い出せと言う村長に、ファラが反論しようとした時、<br>

家の壁を突き破り明かに敵だと分かる男が乱入する。<br>
男は女の子と同じ言葉を話し、女の子に襲いかかろうとするが<br>

リッドとファラがそれを食い止める。<br>
女の子は無事だったが、村長の機嫌はさらに悪化。<br>
吐き棄てるように怒鳴り散らす。<br>
「また災いを起こすのか、あの時のように!」と村長が呟くと<br>

リッドは昔のことは関係ないと、過剰に怒り。<br>
ファラは違うと何かに怯えたように叫ぶ。<br>
女の子を受け入れることは無理と分かったファラは、<br>
村を出ていくことを自ら宣言し、女の子と一緒に家を出た。<br>

リッドが後を追うと、ファラは自宅で女の子に服を着せていた。<br>

ドレスでは目立ちすぎるからという考慮だった。<br>
リッドは半ば強引に二人と一緒に村を出ることに。<br>
村を出て、橋の付近で三人は自己紹介。<br>
女の子にどうにか意味が通じたのか<br>
メルディと名乗る。一緒にいた謎の生物もクイッキーだと教えてくれる。<br>

が、名前以外のことは分からないため<br>
ミンツへ向かい、幼馴染であるキールに相談しに行くことに。<br>

・・・この辺りまでがOPなのかな<br>
次は《ミンツ~モルル》まで。<br>
続く<br>
<br>
分かりづらかったらスマソ。<br>
<br>
<br></dd>
<dt><a href="menu:290">290</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1218:38ID:QBX3drnI</font></dt>
<dd>
ミンツへ行こうと川辺に向かうと、土砂崩れを除去中で進めない様子。<br>

ファラが突き進もうとした途端、地震が発生しますます進めない事態に。<br>

道を使わずに進む方法を知っているという人が、レグルス道場にいると言うことで<br>

ファラが通っていたというレグルス道場へ。<br>
道場に向かうと、入門者と間違われ戦闘に。<br>
勝つと、道場の師範が現れ事情を説明。<br>
どうやら、入試試験だったらしい(危なすぎる気がするが)<br>

川を渡る方法を知っている人(パウロ)のところに行くと、<br>

何故かファラを見て照れながらも了承してくれる。<br>
川に向かうとメルディの使う言葉を突然叫ぶ。<br>
すると、急だった川の流れが穏やかなものになりイカダで下れるように。<br>

メルディが騒ぎ出したが、気にせずに川下りをすると<br>
ミンツはもう目の前。<br>
キールがいるであろう大学に向かうと、彼はワケあって今は山の観測所に<br>

引き篭もっていると生徒の一人が教えてくれる。<br>
ここでもメルディは騒ぎ出し、あわや大混乱となりかけるが誤魔化して先に進んでいく。<br>

頂上にある観測所に行くと、そこは暗闇<br>
ファラが何度か名前を呼ぶと、背後から現れては意味不明なことを言い出す。<br>

どうやら、大学関係者と間違われたらしい。<br>
事情を話すと、キールは半信半疑ながらもメルディの言葉を訳し始める<br>

が。<br>
さすがに大学で勉強をする彼でも、メルディの早口謎言語(メルニクス語)には対応できない模様。<br>

かろうじて分かったことはメルディがセレスティアから来たことだけだが、<br>

三人はその言葉に半身半疑。目的を聞きたくてもキールが訳せない。<br>

通じないと分かったのか、メルディは突然部屋の中にある<br>

地図を指差した。インフェリアとセレスティア、両方を指差し彼女は叫ぶ。<br>

「いんふぇりあ、せれすてぃあ、どかーんっ!」<br>
その言葉で、キールは察したらしく<br>
天体望遠鏡を無理やり見せる。<br>
空には不自然な黒体が浮かんでいた。<br>
キールいわく、この黒体が世界を滅ぼすらしい。<br>
自分達ではどうしようもないと判断し、ひとまず<br>
キールの恩師、マゼット博士のいるモルルに向かうことに。<br>

山を下る途中、キールが疲れて歩けなくなる。<br>
それを見て、懐かしむファラと。<br>
ちっとも変わってないと呆れるリッド。<br>
キールはメルディを調べようとするが、<br>
怖がられ、逃げられてしまう。<br>
先行きに不安を感じつつ、一行はモルルへ向かうため<br>
大陸と大陸をつなぐ、海峡トンネルに入った。<br>
入り口で、エッグべアという生き物の卵を持った商人と出会い<br>

トンネルの中は危険だと忠告される。<br>
<br>
<a name="a291"></a></dd>
<dt><a href="menu:291">291</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font><font color="#8080FF"
size="2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1218:39ID:QBX3drnI</font></dt>
<dd>トンネルの途中、またも疲れたのかキールが転ぶ。<br>
それを見て、昔を思い出すリッドとファラ。<br>
魔物に襲われそうになったキールを庇うファラと<br>
二人を護るため囮になったリッドの幼き日の思い出が写される。<br>

あの時と違うのはキールが大きくなり、なおかつ可愛げがなくなったことであった。<br>

しばらく進むと、ゆっくりと休めそうな場所に。<br>
そこに入った瞬間、エッグベアが現れる。<br>
リッドとキールがそれを倒す。<br>
キャンプが始まった途端、リッドはエッグベアの死体を解体しようとする。<br>

干し肉には栄養があって上手いとリッドは言うが、<br>
キールいわく、栄養はなくマズイとのこと。<br>
意見が食い違い対立する二人を<br>
ファラは「好きな人が食べれば良い」と言って二人をなんとかなだめる。<br>

キャンプを終え、さらに先に進み一行はモルルのある大陸に辿りついた。<br>

モルルに入り、マゼット博士のいる家に。<br>
マゼット博士に会うやいなや、メルディは相変わらず謎の言葉を喋りだす。<br>

言葉は通じないとどうすることも出来ないと察した博士が取り出したのは<br>

「オージェのピアス」、晶霊の話す言語とメルディの話す言語が同じことから<br>

応用できるのではと判断したのだが、そう簡単に通じるわけではないらしい。<br>

互いの心の波長が合わないと無理。と意味深な発言をする博士。<br>

ふと、メルディが騒ぎ出し慌てふためき外に飛び出していってしまう。<br>

仕方なく後を追う三人。<br>
立ち去り間際、博士はキールに<br>
「彼女も同じ人間だということを忘れてはいけない」と告げる。<br>

メルディの後を追うと、そこはモルルの奥地。<br>
後を追いつづけると、そこには魔物に襲われそうになっているクイッキーと<br>

それを護ろうとしているメルディがいた。<br>
クイッキーを探していたことにようやく気付いた三人は、<br>

メルディを助けるため、魔物を退治する。<br>
理由があったとはいえ、単独行動をしたメルディを責めるキール。<br>

すると、<br>
「ごめんな・・・」<br>
メルディは申し訳なさそうに謝った。<br>
言葉が通じるようになったことに驚くファラとキール。<br>
リッドもかなり間を空けて、言葉が通じることに驚いた。<br>

キールはメルディにインフェリアにきた目的を改めて尋ねる。<br>

メルディの目的は、グランドフォールを防ぐこと。<br>
そのために、大晶霊と契約をしたいのだと言う。<br>
しかし、大晶霊はその辺にいる晶霊を統括する存在であるため<br>

そう簡単には会えない上に、契約は不可能だとキールは言う。<br>

だが、メルディの持つパラソルと言う装置がそれを可能にするかもしれないとのこと。<br>

メルディの目的がわかったところでひとまず、<br>
マゼット博士の家に戻ることに。<br>
無事だったことと、言葉が通じるようになったことに喜ぶ博士。<br>

大晶霊の事を尋ねると、モルルから北上した先に<br>
(水晶霊の川)なる場所があり、そこに水の大晶霊がいるかもしれないとアドバイスをくれる。<br>

会えるかどうかはともかく、次の目的地が定まったので4人と一匹は大晶霊に会いに<br>

水晶霊の川を目指すのであった。<br>
<br>
ここまでが《ミンツ~モルル》です。<br>
どうでも良いことだけど、、メルディ喋るの早いと思われ。<br>

次は《水晶霊の川~バロール到着》まで行く予定。<br>
続く<br>
<br></dd>
<dt><a href="menu:366">366</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1420:57ID:m0whpJeO</font></dt>
<dd><a href="http://jumpres/read.cgi/gamerpg/1080522704/291"></a><a href=
"http://jumpres/291">&gt;&gt;291</a>の続き・・・<br>
モルルを出発する前に、マゼット博士がキールに<br>
「不可知なる学問を学べと」アドバイスをする。<br>
理解したのかどうかは不明だが、キールはその言葉を留めておく。<br>

支度を済ませて、水晶霊の川に来た一行。<br>
適当に敵を蹴散らしながら進むと、<br>
滝の中に洞窟を発見し、ひとまず休憩することに<br>
すると、洞窟の奥にあった泉から一行が捜し求めていた大晶霊ウンディーネが姿を現した。<br>

どうやら、一行の目的も全て知ってるようである。<br>
それが分かると、メルディはパラソルを出し<br>
「ここ、入って欲しいよ!」と願い出る。<br>
しばらく、沈黙したウンディーネは<br>
力を証明できたら、力を貸す。<br>
そう言って、姿を消してしまう。<br>
ウンディーネの要件に、戸惑うキール。<br>
力を証明するということはすなわち<br>
ウンディーネと戦い、勝利すると言うことだからだった。<br>

大晶霊と戦うのは無謀すぎるとキールは言うが、<br>
ファラはメルディを助けるため、<br>
メルディはグランドフォールを止めるため、<br>
リッドはここまで来て引き返すわけにもいかないからと<br>
ウンディーネと戦うことを決意する。<br>
一休みし、一行はウンディーネの待つ場所に<br>
川の水源となっているのであろう、場所でウンディーネは待っていた。<br>

お互い、全力で戦い勝利した一行は<br>
無事、ウンディーネとの契約に成功する。<br>
(この時、キールとメルディが所持しているクレーメルケイジが使用できるようになり、<br>

そのどちらかに大晶霊を入れることで使用できる晶術が増えると説明される)<br>

来た道を戻り、先ほどの洞窟で休憩する一行。<br>
これからどうするかを考えていると、リッドが<br>
話が大きくなりすぎていることと、自分達だけでやっていくには<br>

限界があると悟り、1度インフェリア王に報告してみたらどうかと提案する。<br>

その意見に、賛同するキールとファラ。<br>
目的地を王都インフェリアに定めた一行はそこに行くためには<br>

ミンツから船で行くルートといざないの密林を抜けるルートが存在するが<br>

前者は階級の高い人間しか使用できないルートらしく、<br>
彼らは後者のルートで行くことに。<br>
いざないの密林はただの密林ではないらしかった。<br>
数多くの怨霊が漂う、呪われた密林。<br>
それを聞いたリッドが怯えるが、<br>
他の三人と一匹は全く気にせず先に進んでいく。<br>
<br>
<a name="a367"></a></dd>
<dt><a href="menu:367">367</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1420:59ID:m0whpJeO</font></dt>
<dd>
怨霊を振り払い、複雑な構造の密林を歩いていくうちに<br>
全く敵の気配の無い場所にたどり着く。<br>
案の定、キールが疲れたらしく休もうと提案するのであった。<br>

休憩の最中、ファラがメルディに問いかける。<br>
「ねぇ、メルディ。大晶霊を全部集めたら、その後どうするの?」<br>

その問いに、もちろんセレスティアに帰ると答えるメルディ。<br>

「どうやって、帰るのか知ってるのか?」とリッドが聞くと<br>

「わかりません!」と堂々と即答するメルディ。<br>
仕方ないので、せめてセレスティアに帰る方法を見つけてあげようと宣言し<br>

「うん、イケる、イケる!」と<br>
もはや口癖となっている台詞を言う。<br>
明かにそちらのほうが難しいのではと呟くリッド。<br>
ふと、キールがメルディにどうやってセレスティアからこちらに来たのか尋ねる<br>

メルディは素直に、クレーメルクラフトなる乗り物に乗ってやって来たというが、<br>

空を飛ぶというような高度な機械を原始的なセレスティア人が作れるはずがないと<br>

キールは断言する。<br>
その言葉に反論するメルディ。<br>
メルディいわく、セレスティアはインフェリアよりも機械技術に精通し、<br>

街は機械で満ち溢れていると豪語する。<br>
が、インフェリアの教えではセレスティア人は『人肉を食らう凶暴な人種』と<br>

されるほどなので、そんなことは絶対にないと言われてしまう。<br>

実際に乗ってきた機械を見れば話は別だとキールは付け足すが、<br>

その機械は爆発して跡形もないと伝えると、キールは落胆するのであった。<br>

休憩を終え、先に進み密林を抜けた一行は<br>
そのままインフェリア城を目指す。<br>
王都インフェリアに入った直後。<br>
キールがメルディに<br>
「メルディ。<br>
ここからは突拍子も無い動き、<br>
変な踊り、奇声、全て禁止だ」<br>
と、メルディ自身を否定しているような忠告をする。<br>
それに対し、不満そうなメルディだが<br>
これまでそれで結構な騒ぎが起きていることに気付いたのか<br>

それに従うのであった。<br>
城に入ろうと城門に近づいた瞬間、門前払いを受ける一行。<br>

仕方ないので、王立天文台に行くことを提案するキール。<br>

勝手に中に入ったことがバレて、追い出されそうになるが<br>

キールはそこに働く者にグランドフォールに関するレポートを付きつける。<br>

が、目の前でそれはばら撒かれてしまう。<br>
結局追い出される一行ではあったが、その騒ぎに気付いて<br>

王立天文台を管理するゾシモフ台長が来たことには気がつかないのであった。<br>

いつになったら王と面会が出来るのかとキールに八つ当りするリッド。<br>

最後の手段で、王と直接関係のあるセイファート教会の大司教に<br>

グランドフォールの危険性を伝える。<br>
すると、大司教は激怒し<br>
「吉兆の証である黒点を危険とは神への冒涜」と言う。<br>
ここで、初めてキールは自分の論文が認められなかった理由に気がつく。<br>

長居をすると、捕まりかねないので逃走する一行。<br>
が、一行がしたことはすでに城にも伝わっていたらしく<br>
入り口で兵士に囲まれ、捕われることに。<br>
<br>
<a name="a368"></a></dd>
<dt><a href="menu:368">368</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1421:00ID:m0whpJeO</font></dt>
<dd>面会のチャンスがあると踏んだキールだったが<br>
王は会う気すらないらしく、一行に処刑を執行する。<br>
処刑方法はどうやら水責めらしく、上から大量の水が流れ込んでくる。<br>

それを眺める王と王妃と姫。<br>
だが、姫は気分を害しているらしかった。<br>
王妃がそれに気付き、早く始末しろと命令する。<br>
泳げないキールはウンディーネを呼ぶが反応が無い。<br>
このまま殺されてはたまらないので、脱出口を探そうとするリッド<br>

すると、梯子が降ろされ上がって来るようにと言われる。<br>

上に行くと、そこには一行を助けるように指示したゾシモフ台長が。<br>

レポートをどうやら見てくれたらしく、キールはゾシモフ台長の提案で<br>

王立天文台に行って、手伝いをしに行く。<br>
リッド達は衛兵長ロエン=ラーモアなる男に案内され、<br>
城内にある部屋に案内される。<br>
王立天文台が結論を出すまで、ここで待っている必要があるらしかった。<br>

そこに、さきほど気分を害していた姫がやってくる。<br>
姫(アレンデ)は一般人と会話したことが無いらしく、<br>
どうしても直接会話をしてみたかったらしかった。<br>
そのことに困惑するロエン達に対して、<br>
全く臆することなく、話しかけるメルディ。<br>
満足したのか、アレンデはロエンと共に部屋を出ていく。<br>

部屋に用意されたベットを見て、とりあえず休もうかとしていた時、<br>

メルディが三人一緒に寝ようと提案するが、<br>
ファラが照れながらも、無理やり壁を挟んだ向こう側の部屋に行く。<br>

寝たふりを決め込んだリッドだったが、<br>
メルディの発言が頭を離れず、眠れなくなったようだった。<br>

一方でキールはゾシモフ台長と共に、<br>
徹夜でグランドフォールの解明に努めていた。<br>
黙々と作業をしていたキールに、ゾシモフ台長は<br>
望遠鏡を見るのを変わってくれと言ってくる。<br>
喜んで、その役を受けるキール。<br>
そして、望遠鏡に映ったセレスティアに思わず感動する。<br>

ふと、ゾシモフ台長がグランドフォールの危険性に気付いた理由を尋ねる。<br>

キールは無意識の内に<br>
「それは、メルディが・・・」<br>
そう、言いかけて自分が発見したと訂正する。<br>
夜が明け、目が覚めると同時にロエンがやって来て、<br>
王が結論を下したので集合しろとのこと。<br>
徹夜明けで帰ってきたキールと共に<br>
王の間に。<br>
そして、王に呼ばれたゾシモフ台長は<br>
「グランドフォールはセレスティア人が人為的に引き起こした災いであり、<br>

「数々の災厄を引き起こすだけでは飽き足らず、<br>
世界全体を破滅させようと計画」と発表した。<br>
それに、一行は動揺する。<br>
<br>
<a name="a369"></a></dd>
<dt><a href="menu:369">369</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1421:03ID:m0whpJeO</font></dt>
<dd>一行とは裏腹に王は告げる<br>
「よって、インフェリアはセレスティアに全面攻撃をする」と。<br>

集まった兵達はその意見に賛同しているが、<br>
一行がその決断に納得するはずが無く、<br>
キールは立ち去ろうとするゾシモフ台長に問い詰める<br>
「グランドフォールが人為的に起こるのは不可能だと、<br>
あれほど話していたではないですか!それなのに、どうして?!」<br>

その問いに、ゾシモフ台長はただ一言。<br>
「王国の管理下にいる以上、多少の事実の湾曲は避けられない」と告げる。<br>

幻滅しつつも、城を出る一行。<br>
その間際、ロエンが一行に「乗船パス」を手渡す。<br>
船の使用を許可してくれるようだった。<br>
ファラがさりげなく、王の言っていることが変だと指摘すると<br>

王の言うことは絶対だと怒られてしまう。<br>
諦めて立ち去ろうとすると、ロエンがキールを引きとめた。<br>

何か会話をしたあと、キールはリッド達の後を追った。<br>
王都から北にある港に着いた一行。<br>
王に頼れない以上、自分達でなんとかするしかないようだ。<br>

とりあえず、一行はこの港から出航する<バロール>行きの船に乗船しようとする。<br>

が、<br>
キールが立ち止まり一緒に行くことは出来ないと言う。<br>
ロエンがキールを呼びとめた理由は、王立天文台でゾシモフ台長の手伝いを<br>

引き続き、そのまま職員にならないかと言う誘いだったのだ。<br>

元々、キールの夢は王立天文台の職員になること。<br>
これは願ってもないチャンスなので、断るわけにはいかないのだった。<br>

ファラはそれを理解したらしく、引きとめることを止めた。<br>

キールは港を離れて行ってしまう。<br>
「仕方ないよ、キールの人生だもん」<br>
その言葉に納得できなかったのか、メルディが立ち去るキールに向かい叫ぶ<br>

「なんでだよー!!」<br>
キールを見送った一行はバロール行きの船に乗船した。<br>
船は出航した。<br>
その船の船室で三人と一匹は沈黙していた。<br>
キールがインフェリア王側に付いたことに少なからずショックを受けたようだった。<br>

中でも、メルディのショックは大きい。<br>
セレスティア人が敵と認められてしまったこともあるのだろう。<br>

いつか、インフェリア王が間違いだと気付いてくれるとファラがフォローするが<br>

メルディの口から出た言葉は<br>
「キールと、敵となっちゃうか・・・」<br>
その言葉に、ファラは<br>
「キールは敵になったりなんかしないよ!<br>
キールを、信じてあげようよ?」<br>
メルディを慰めるファラを見て、リッドが呟く<br>
「信じる・・・か。」<br>
何か考え込んでいるリッドにどうしたのかとファラが聞くが<br>

「別に」といってリッドは何かを誤魔化した。<br>
バロールの港に船は無事到着した。<br>
降りるやいなや、<br>
メルディが良い匂いがすると言って、深呼吸をする。<br>
ファラとリッドも同じように深呼吸するが、<br>
リッドは「食いモンの匂いだな」と<br>
もはや食べることしか考えていないのであった。<br>
港を出て、一行はバロールの町に行く。<br>
<br>
イベントがダラダラ続くところだったので一気に書いたよ<br>

大体、ここでディスク1の中盤までは来たんじゃなかろうか。<br>

このゲームはディスク3まであるから先はまだ長いけど。<br>

次は《バロール~風晶霊の洞窟》まで。<br>
土・日にウプする予定。<br>
続く。<br>
<br></dd>
<dt><a href="menu:14">14</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1720:17ID:hoqDen9d</font></dt>
<dd><a href="http://jumpres/read.cgi/gamerpg/1082135978/1"></a><a href=
"http://jumpres/1">&gt;&gt;1</a><br>
新スレ乙。<br>
<br>
前スレ369の続きから…<br>
<br>
バロールの町に着いた一行。<br>
商業が盛んな町らしく、商人が行き交っている。<br>
これだけ人が多ければ大晶霊について知っている人もいるだろう。<br>

町を練り歩いていると、ある商店の一角で子供が商人に捕まっている。<br>

関わり合いを持つのは止めたほうがよさそうな状況だが<br>
ファラは子供がいじめられていると思い、割り込んでいく。<br>

事情も聞かずにファラは商人をぶっ飛ばし、子供をその場から逃がした。<br>

途端、<br>
商人が怒りながら事情を説明した<br>
ファラが逃がした子供はこの辺りでは有名な泥棒で<br>
長期間張り込んでようやく捕まえたということだったのだ。<br>

つまり、被害者だと思った子供は加害者だったのだ。<br>
自分のしたことが間違いだったと気付き、パニックを起こすファラ。<br>

あやまって許してはもらえないようで、<br>
商人は子供がいままで盗んだ被害総額分、タダで働けと強要する。<br>

無理な要求を拒んでいると、そこに騒ぎを聞きつけたのか<br>

一人の男がやって来た。<br>
そして、強制的に働かせようとするのは法律に触れると言って、<br>

ファラを離すようにと男は商人を止めに入る。<br>
男は反論しようとする商人に、他にも法律に触れることをしていて<br>

弁護のしようがないと脅し始める。<br>
すると商人は焦りながら、ファラを離した。<br>
礼を言う前に立ち去ろうとする男を引きとめ、<br>
お礼に食事を一緒に取らないかと誘うのであった。<br>
食事をしながら、互いの紹介を始める。<br>
ここで、男の名がレイスだと分かる。<br>
リッドの話すファラの武勇伝と<br>
二人の痴話喧嘩を見て楽しんでいたレイスだが<br>
突然、壷をテーブルにおいて買わないかと持ちかける。<br>
旅の商人をしているようだった。<br>
商談の最中に壷の発掘された場所が風晶霊のいる洞窟だと知ったリッド達は<br>

その場所に案内して欲しいと頼んでみる。<br>
すると、丁度また寄りたいと思っていたので構わないと返事を返すレイス。<br>

先に食事を終えたレイスは、宿屋の前で待っていると行って席を立った。<br>

支度を済ませ、レイスの待つ宿屋前に。<br>
レイスの姿を見つけたメルディが走り寄った。<br>
が、勢いよく走りすぎたのかメルディは転んだ拍子にレイスにぶつかってしまう。<br>

瞬間、レイスとメルディの間から<br>
リッドの同じように光が溢れ始める。<br>
突然のことに戸惑うレイスとリッドとファラ。<br>
メルディは喜んで何度もレイスに飛びつくのであった。<br>
街を出る直前、ファラは街を包んでいるこの香りは何かとレイスに尋ねる<br>

その答えはドエニスの花という、この地方独特の花だと言うことだった<br>

<br>
<a name="a15"></a></dd>
<dt><a href="menu:15">15</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1720:19ID:hoqDen9d</font></dt>
<dd>レイスの案内で風晶霊の洞窟に辿りついた一行。<br>
洞窟の前にはインフェリア兵がおり、そう簡単には入れてくれないだろうと思っていると<br>

レイスが兵の前に行き、小言で兵に何かを言った。<br>
戻ってきたレイスは、通してくれるらしいと一行に伝える。<br>

どうやって通してもらえるようにしたのかは、教えてくれないようだった。<br>

不審になりつつも、風晶霊の洞窟に入った一行。<br>
風が至るところで吹き荒れ、至るところにあるかまいたちに阻まれながらも<br>

一行は奥へと進んでいく。<br>
一休みできる場所を見つけ、一行はキャンプを始める。<br>
火を囲みながらメルディが、レイスの持つ何かに興味を示す<br>

レイスがそれに気付き、その何かを手にする<br>
「これはコンパスキーさ」<br>
「こんぱすきい?」<br>
「そう、道を指し示す不思議な道具だ。」<br>
コンパスキーの説明をしながら、レイスは<br>
リッド達には何か目指している道があるのではないかと尋ねてくる。<br>

指摘されたことに驚いたメルディはうっかり<br>
「ティアエティ ウス ディウグアティ。(ご正解)<br>
レイスがよくわかるー。メルディ達が大晶霊が・・・」<br>
旅の目的をレイスに告げようとするが、<br>
リッドが慌ててそれを阻んでレイスに目的を話さずに済んだのだった。<br>

だが、<br>
リッドとメルディが寝静まったあと<br>
ファラとレイスは二人きりで会話をしていた。<br>
その際に、ファラはレイスに旅の目的を話してしまう。<br>
レイスは目的の内容よりも、ファラがメルディに力を貸したことに驚いているようだ。<br>

自分のことをロクに話さない人間を信じてそこまでする理由は何かと聞くと、<br>

ファラは「自分の力で誰かが喜んでくれるのが何よりも嬉しい」と答える。<br>

それを聞いてレイスは一言「重症だな」と呟いた。<br>
そして「一体、何から逃れようとしている?」<br>
そう尋ねると、ファラは質問の意味が分からなかったのか返答しなかった。<br>

レイスは苦笑しつつも、いずれ向き合う必要があると言って<br>

話を切り上げた。<br>
どこか釈然としないものを感じつつも、ファラも休むのであった。<br>

休み終えた一行はさらに先へと進む。<br>
風が吹く拠点であろう場所には羽根を生やした子供がいた。<br>

どうやら、どうみても子供なそれが風の大晶霊シルフらしい。<br>

ウンディーネを呼び出し、事情を話すと<br>
タダで力は貸せないので、力を証明しろと持ちかけてくる。<br>

シルフを無事倒すと、どうやら乗り気ではないらしく協力しようという意志が見られない。<br>

そこに、レイスが割り込み<br>
「貴方の御力がどうしても必要なのだ、どうか至らない我らに力を貸していただきたい」<br>

そう懇願すると、ようやくやる気になってくれたらしく契約は無事成功した。<br>

契約間際、シルフがエアリアルボードという空中浮遊術を教えてくれる。<br>

どうやら、これを使って大晶霊を探せということらしい。<br>

<br>
<a name="a16"></a></dd>
<dt><a href="menu:16">16</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1720:22ID:hoqDen9d</font></dt>
<dd>
洞窟を出ると、レイスは仕事があるからと離脱してしまう。<br>

ずっと一緒に来てくれると思っていたメルディは<br>
「くるしいなー。」と<br>
意味を間違えてはいるが残念がる。<br>
レイスに力を貸してもらえれば自分は帰れたのにな、と呟くと<br>

メルディは慌てながら<br>
メルニクス語で何やら言って必死にリッドを止める。<br>
レイスとすれ違うように何故かキールがやって来た。<br>
すれ違ったレイスを一瞬だけ見たあと、<br>
キールは真っ直ぐこちらに向かってくる。<br>
来るやいなや第一声は<br>
「今の男は誰だ?」<br>
その質問にファラが答える。<br>
「レイスだよ。さっきまで一緒に戦ってくれた仲間だよ。」<br>

旅の目的を話したことを告げると、キールは<br>
素性のわからないような人間にベラベラ喋るなと激怒する。<br>

キールが落ちついたところでリッドが尋ねる<br>
「そういうお前こそ、なんでここに来たんだ?<br>
まさか、もう追い出されたのか?」<br>
冗談のつもりで言ったのだが、キールは俯き沈黙してしまう。<br>

どうやら、図星だったらしい。<br>
事情はどうあれ、キールが戻ってきたことに素直に喜ぶファラとメルディ。<br>

洞窟を出る直前、メルディが<br>
「大晶霊がニ体になったから、フリンジできるよ」<br>
と言って、フリンジの説明をしてくれる。<br>
どうやら、晶霊の組み合わせによって晶術の幅が広がるようである。<br>

(外でキャンプをすると、リッドとファラがある疑問を抱く。<br>

レイスはメルディとなぜ普通に会話が出来たのだろう?かと。<br>

オージェのピアスが無ければメルディが何を言ってるのか全く理解できないはずだからだ<br>

ファラはきっと仕事の中にメルニクス語を理解しなければならないものがあるのではと<br>

レイスを信じる方向だが、リッドはレイスに対し少なからず不信感を抱くのであった。)<br>

<br>
ここまでが《バロール~風晶霊の洞窟》。<br>
メルディがときどきメルニクス語になるのは<br>
翻訳がたまに失敗したり、まだ完全には意志疎通が出来ていないからと解釈。<br>

それにしたって二人とも気付くの遅いという話である。<br>
次は《シャンバール~火晶霊の谷》まで。<br>
<br></dd>
<dt><a href="menu:34">34</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1820:34ID:U8t2qsxR</font></dt>
<dd><a href="http://jumpres/read.cgi/gamerpg/1082135978/16"></a><a href=
"http://jumpres/16">&gt;&gt;16</a>の続き。<br>
キールいわく、火晶霊は暑い場所を好む傾向があるという<br>

アバウトなヒントから<br>
エアリアルボードであちこち回り、<br>
一面に砂漠が広がる見るからに暑そうな街<br>
シャンバールに一行は着く。<br>
熱気で街が歪んで見えるほど暑いらしく、暑いとわめくリッド。<br>

リッドの五月蝿さとは対象的に、メルディは完全に沈黙しバテてしまっている。<br>

メルディによると、セレスティアは寒いところらしく<br>
暑いのには慣れていないとのこと。<br>
街は完全に買い物と休憩目的でよる場所なので<br>
これといった情報は得られないのだが、<br>
料理バトルが勃発したり、時間の限界を超えろと言われたりと<br>

直接本編には関わってこないが、息抜きには良いイベントが巻き起こる。<br>

街を出て、北に向かうと火晶霊の谷に辿りつく。<br>
そこに向かうと、暑いという域を越して命に関わるほどの熱気が一行を襲う。<br>

先に進むのは不可能と思いきや、キールがウンディーネを召喚し<br>

何とかしてくれと頼むと、一時的ではあるが熱気を感じずに進めるようになる。<br>

途中、ウンディーネの力も通用しないほどの火炎に襲われたりするが<br>

何とか退けて先に進んでいくと、溶岩が泉になったような場所に辿りつく。<br>

そこから火の大晶霊イフリートが現れる。<br>
好戦的な性格なのか、すぐに向こうは臨戦体制に入った。<br>

無事、勝利を収めると負けたことを認めたくないらしく<br>
契約をしたがらない。<br>
ウンディーネがなだめることで、何とか契約は成功する。<br>

インフェリアの大晶霊を全て集めた瞬間、<br>
大晶霊が一つになり、そこから翼を生やした女性が現れる。<br>

「あ、貴方は光の大晶霊レム?!」<br>
キールは心辺りがあるらしく、驚愕する。<br>
レムはインフェリアの全ての晶霊を統括する大晶霊らしい。<br>

どうやら、レムは世界に起きている危機をすでに知っているらしかった。<br>

メルディは目的を果たしたので、セレスティアに帰りたいことを告げると<br>

レムはソーサラーリングを授ける。<br>
それを使い光の橋を開けばセレスティアに行けるらしい。<br>

キールが大晶霊の力を全部使ってもグランドフォールは防げないのかと尋ねると<br>

「グランドフォールはバリルという人間が引き起こしたものだ」と<br>

それだけ言い残してレムはいなくなってしまう。<br>
大晶霊達にレムも仲間になってくれたかどうかを聞くと<br>
シルフに統括晶霊がそう簡単に協力してくれるわけがないと<br>

はっきり言われてしまう。<br>
谷を抜ける途中、一行はキャンプをする。<br>
光の橋がどこにあるのかを思案していると、<br>
キールがファロース山頂にあることを教えてくれる。<br>
なんでも、前に読んだ書物の中にある人物が<br>
それを使って12年前にセレスティアに渡ったという記述があったと言う。<br>

そして、キールはメルディに問い詰める。<br>
<br>
<a name="a35"></a></dd>
<dt><a href="menu:35">35</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1820:40ID:U8t2qsxR</font></dt>
<dd>書き込みに失敗したとか出たんだけど…<br>
何が起きたのやら。<br>
<br>
「どうして、グランドフォールを人が起こしたものだと<br>
告げなかったのかバリルとは一体何者なのか」と<br>
メルディは俯き一言<br>
「バリルは・・・セレスティアのグディンエティ トゥエスティンディ(総領主)。」<br>

メルニクス語で微妙にはぐらかしてはいるが、<br>
セレスティアに関わる人間がグランドフォールを引き起こしているのは事実のようだった。<br>

バリルがセレスティア人なのか。<br>
そうキールは尋ねようとするが、リッドがあることに気付き、メルディに聞く。<br>

「なぁ、メルディ。<br>
お前達セレスティア人ってのは、皆頭にガラス玉を付けているのか?」<br>

「はいな、エラーラついてる。」<br>
「・・・バリルもか?」<br>
「ううん、おでこツルツル<br>
肌も真っ白。」<br>
その質問内容にキールが尋ねる。<br>
すると、リッドはキールにも聞いた。<br>
「12年前、光の橋を使ってセレスティアに渡ったインフェリア人の名前は何て言うんだ?」<br>

「トランソム・バリルだが・・・だから、それが何だって言うんだ!?」<br>

そして、リッドは核心を突いた発言をする。<br>
グランドフォールを起こした人間と、セレスティアに渡った人間の名前が同じなのは<br>

いくらなんでも偶然すぎるのでは無いかと。<br>
恐らくは、同一人物なのではとリッドは告げる。<br>
瞬間、メルディが動揺するがリッド達はそれに気付いていない。<br>

その事実に気がつき、驚愕するキール。<br>
バリルの目的とは何なのか、それを知るためにも一行はファロース山を目指すのであった。<br>

<br>
この辺りが一番ウロ覚えになってるような気が。<br>
イベントの順序間違えてそうだ_| ̄|○<br>
話が盛り上がってきたところでそろそろディスク1が終わりそう。<br>

次は《ファロース山~ディスク1終了》まで。<br>
続く。<br>
<br>
<br></dd>
<dt><a href="menu:63">63</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1918:02ID:ms42PVl9</font></dt>
<dd><a href="http://jumpres/read.cgi/gamerpg/1082135978/35"></a><a href=
"http://jumpres/35">&gt;&gt;35</a>の続きで。<br>
今日は一気にディスク1終わらせるよ。<br>
<br>
インフェリアの中で最も高い山、ファロース山。<br>
インフェリア全土に浸透しているセイファート教の聖地であるためか<br>

山の中腹には豪華なステンドグラスが飾られた教会が建てられている。<br>

山頂までは長く険しい道が続くらしく、キールの案で教会で一晩泊まることに。<br>

ベッドに座りながら、一行はこれまでの旅を振りかえる<br>
そして、リッドが<br>
「本当にこのままセレスティアに行くのか?」<br>
と確認をとる。<br>
インフェリアとセレスティアは2000年程交流の途絶えた世界。<br>

全てが未知数の世界に行くことは無謀ではないかと呟くが、<br>

ファラは<br>
「大丈夫だって、イケるイケる!」と<br>
別世界に行くことに不安を感じていない模様。<br>
一方、冷静なキールも<br>
「セレスティアがどのような世界なのか、この目で確認したいしな。」と<br>

探求心が恐怖心に打ち勝っている模様。<br>
自分一人だけ不安になっているのが馬鹿らしくなったのか、<br>

リッドは真っ先に寝るのであった。<br>
<br>
朝になり、ファロース山を登り始めた一行。<br>
順調に進むかと思いきや、途中岩崩れに遭遇し気絶してしまう。<br>

目が覚めると、そこには気絶したキールとメルディの姿が。<br>

二人とも無事なようだった。<br>
だが、そこにファラの姿が見当たらない。<br>
ファラを必死に探しまわるリッド。<br>
キールがファラは一人でも大丈夫だと説得し、落ちつかせる。<br>

冷静になったリッドはファラは確かに一人で頂上に行って待っていそうだと考え、<br>

彼女を待たせないようにと、山登りを再開する。<br>
一方その頃、一人違う場所で気絶しているファラは夢を見ていた。<br>

幼い頃の記憶と思われる夢の中でファラは無邪気に遊んでいたが<br>

リッドとキールとはぐれてしまう。<br>
二人を探そうとしていると、そこにファラを呼ぶ男の声が。<br>

ファラはそれに気付きその名を呼ぶ<br>
「レイス!」<br>
<br>
三人はひたすら山を登っていた。<br>
そのとき、キールが山道の下を歩いているファラを見つける。<br>

ファラが無事であったことに喜ぶ三人<br>
だが、レイスと一緒であることが分かるとリッドとキールの表情が曇る。<br>

ファロース山には貴重な遺跡があるから来たとレイスは言うが、<br>

二人はそれを素直に信じることは出来ないのであった。<br>
<br>
<a name="a64"></a></dd>
<dt><a href="menu:64">64</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1918:04ID:ms42PVl9</font></dt>
<dd>
別々のルートで頂上を目指すことを互いに確認し、一行は山を登り始める。<br>

山の降り返し地点と思われる場所に、休憩場所を見つけた三人は<br>

そこでキャンプをする。<br>
リッドが落ちつかないことに戸惑うメルディ。<br>
それを見て、キールが<br>
「ファラにはレイスのような落ちついた男が良いのかもしれない」や<br>

「彼女もそろそろ恋愛を考える年頃だ」など<br>
えらく遠まわしにファラとレイスの仲の良さを指摘する。<br>

このまま放置しておくと、ファラを取られるといったような言い方に<br>

ついにリッドが突っかかる。<br>
今にも喧嘩をはじめようとしている二人を見てメルディは<br>

「どうして、仲良くなれないか…?」<br>
と、呟きながら深くため息をつくのであった。<br>
<br>
リッドの不安を他所に、<br>
ファラはレイスと行動中。<br>
どうも、岩崩れの際に足を挫いたらしく歩みがおぼつかない。<br>

そのことを気遣いながら進むレイス。<br>
ふと、レイスは問う。<br>
「そこまで自分を投げ出して他人を救おうとする理由は何か」と<br>

ファラは当然のように答える。<br>
「誰かが自分の力で幸せになれるのなら、<br>
わたしは、どうなっても構わないんだ。<br>
…変かな?」<br>
その姿を見て、レイスは苦笑しながら言う。<br>
「いや、君は実に面白いよ。」<br>
そう言うと、レイスは先に進んでいく。<br>
「それって…やっぱり変ってこと?」<br>
釈然としないものを感じつつも、ファラはその後を追う。<br>

キャンプを終え、山登りをはじめる一行。<br>
落ちてくる岩を避けたり、クイッキーにあれこれ指示をしたりして<br>

何とか頂上に辿りついた。<br>
どうやら、ファラとレイスのほうが先に来たようだった。<br>

ソーサラーリングを使い、頂上に建てられた祠の扉を開くと<br>

レムが現れ、光の橋が開かれる。<br>
それは空に向かって伸びる柱のようだった。<br>
中に入ろうとする一行を止める声。<br>
レイスだった。<br>
<br>
「王の命令で君達を監視させてもらっていた。<br>
やはり、君達は危険だ。<br>
セレスティアに行かせるわけには行かない。」<br>
レイスの本当の名はレイシス・フォーマルハウト<br>
インフェリア王国に属する元老騎士であった。<br>
核心していたのか、キールがレイスに問い詰める。<br>
<br>
<a name="a65"></a></dd>
<dt><a href="menu:65">65</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/1918:06ID:ms42PVl9</font></dt>
<dd>が、<br>
レイスがキールに言う。<br>
「セレスティアに渡るための貴重な資料を燃やし、<br>
王立天文台から逃亡した君が何を言う?」<br>
それを指摘され、キールは俯く。<br>
キールが以前見たと言う書物は<br>
王立天文台にあったのだ。<br>
それを見たキールは他に知られる前にそれを処分し<br>
リッド達に追いついてきていたのだ。<br>
<br>
ファラがレイスに問う。<br>
始めて会ったときから、監視は始まっていたのかと。<br>
最初からこうするつもりでいたのかと。<br>
レイスは突然、コンパスキーを取り出した。<br>
「これは、インフェリア王家に代々受け継がれてきた<br>
秘宝、セイファートキーだ。<br>
今まで何も反応の無かったというのに、突如<br>
何かを示すようになっていた。<br>
私は王の命で示す先に向かっていた。<br>
その行く先々で君達と出会っていたのだよ。」<br>
そういって、レイスは剣を抜いた。<br>
大人しく、負けるわけにはいかなかった。<br>
全力を出して、レイスに挑む。<br>
リッドらの猛攻撃に、レイスは敗れた。<br>
レイスが跪いた瞬間、外から<br>
インフェリア兵と思われる男達の声が聞こえる。<br>
外へは出られない。<br>
<br>
それを悟った一行は意を決して光の橋に飛び込んだ。<br>
光体に包まれた一行は空へと上がっていく。<br>
上昇していた光はオルバース界面を通った瞬間、落下した。<br>

何とかセレスティアに辿りついた一行。<br>
高見台のような塔の頂上に落ちたらしく気を失っている。<br>

しばらくして、起きあがり辺りを見回す。<br>
空には厚い雲が覆い、雷鳴が鳴り響いている。<br>
インフェリアとはまるっきり違うことに<br>
キールが気付く。<br>
「そうか、セレスティアにいる晶霊が違うからだな!」<br>
そう言うと、メルディは嬉しそうに正解だと指摘する。<br>
そんな二人とは対称的にリッドは<br>
「ついに違う世界に来ちまったんだなぁ…」と<br>
空を見上げながら呟く。<br>
<br>
そして、ファラは座り込んだまま呟く<br>
「わたし…どうしてここまで来たんだろう。」<br>
いつものような覇気のないファラを見て、気にかけるリッド。<br>

これからどうするのか相談した結果。<br>
メルディの育った街、アイメンがここから南下した先にあるとのことで、<br>

一行はとりあえず、アイメンを目指すため高見台の階段を降りていく<br>

ここでディスク1が終了し、物語はディスク2へ続く。<br>
<br>
ようやくディスク1が終わった・・・<br>
そろそろ中盤に入れそうな気が。<br>
次はキャラ解説第2弾と《アイメン~ルイシカ》の予定。<br>

<br></dd>
<dt><a href="menu:167">167</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2309:48ID:t/aje293</font></dt>
<dd><a href="http://jumpres/read.cgi/gamerpg/1082135978/65"></a><a href=
"http://jumpres/65">&gt;&gt;65</a>の続きから<br>
<br>
予告通り、キャラ解説第2弾。<br>
まだ登場してないけど<br>
本編で仲間になるキャラもまとめて紹介。<br>
<br>
キャラ解説【中盤】<br>
1.リッド・ハーシェル<br>
平凡な毎日から、世界を救うという旅に巻き込まれ<br>
ついにはセレスティアにまで来てしまったことに多少の不安は感じつつも<br>

レイスと出会ったことが影響しているのか、以前は見向きもしなかった<br>

新しい事への兆戦に対し、意欲を見せ始めている。<br>
ファラ自身の変化も見落とさないよう、常に気にかけている。<br>

<br>
2.ファラ・エルステッド<br>
困っていたメルディを何とかして助ける。<br>
そのためだけに旅を続け、セレスティアまで来たが、<br>
レイスに言われた「何かから逃げている」その言葉が引っかかり、<br>

自分は何を恐れているのか、何故そこまで他人を救おうと必死になるのか。<br>

それを知ろうと自分の心と向き合おうとして、その重圧に押しつぶされそうにもなるが<br>

それは表に出さず、何とか前向きさとお節介さを保っている。<br>

<br>
3.キール・ツァイベル<br>
王立天文台で働くことが夢であったはずだったが、<br>
それ以上にセレスティアに対する興味と、<br>
不可知なる学問の答えを追い求める気持ちがそれを上回り、<br>

セレスティアまで来てしまった。<br>
実際に自分の目で生の知識に触れていくことで誰よりも早く成長の兆しを見せる。<br>

そして、セレスティアに来るきっかけとなったメルディに<br>

感謝の気持ちすら持ち、それが感謝以上の感情になっていくことに戸惑いつつも、<br>

メルディに対し、好奇心以上のものを持つようになる。<br>
<br>
4.メルディ<br>
グランドフォールを止める、そのためにインフェリアに渡り<br>

無事目的を終え、セレスティアに帰還したが、<br>
なぜ、そこまでするのかの理由は今だに不明。<br>
キールがセレスティアに興味を抱いてくれたことに素直に喜んでいる。<br>

その無邪気さとは裏腹に、暗い過去を秘めている。<br>
<br>
<br>
<br>
<a name="a168"></a></dd>
<dt><a href="menu:168">168</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2309:48ID:t/aje293</font></dt>
<dd>続き。<br>
<br>
5.クイッキー<br>
メルディの側を離れず、ずっと側にいたが<br>
途中、新たに入った仲間をからかうことを楽しんでいるのか<br>

時折、そちらに出向いては驚かせたり、泣かせてみたりと<br>

完全におもちゃ扱いしているようなところから<br>
賢く、そして以外と性格が悪いところを見せている。<br>
もしかしたら、メンバー1のマイペースなのかもしれない。<br>

<br>
6.チャット<br>
旅の途中で仲間に加わる、セレスティア人の少女。<br>
少女と言っても、まだ子供で髪形がベリーショートなのも加わり、<br>

男と間違われることが多く、本人はそれを気にしている。<br>

世界の海を渡り、世界中に名を広めた大海賊アイフリードの子孫らしく<br>

その名に恥じぬようにと振舞ってはいるが、無理に背伸びしていることが丸分かりで<br>

逆に幼く見せてしまっていることに本人は気付いていない。<br>

フサフサした生き物が大の苦手であるため、クイッキーは天敵。<br>

しかし、抵抗の術を持たないため、完全にクイッキーに遊ばれている。<br>

<br>
7.フォッグ<br>
セレスティアに存在する反バリル派のレジスタンス、シルエシカのリーダー。<br>

不死身といわれるほど、逞しい体躯と体力を誇る。<br>
リーダーに相応しい貫禄は備わっているが、<br>
必要な知力は持ち合わせていないようで、<br>
口数は少なく、喋ったところで必要な言葉が出てこないらしく<br>

簡単な会話を成立させるのにも苦労するので<br>
側近ともいえる副リーダー、アイラがフォッグの知能をサポートしている。<br>

失踪したまま行方不明の妻がいるが、その妻が残していったミアキス、<br>

デデちゃんを溺愛している。ミアキス以外にも動物が好きなのか<br>

クイッキーと案外仲が良い。<br>
<br>
異様に長くなったような気が。<br>
気を引き締めて、ディスク2スタート。<br>
<br>
<br>
<a name="a169"></a></dd>
<dt><a href="menu:169">169</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2309:51ID:t/aje293</font></dt>
<dd>アイメンに着いた一行はまず、<br>
インフェリアとはまるっきり違う街並みに戸惑う。<br>
特に、キールは機械に満ち溢れているアイメンを見て驚愕している。<br>

アイメンに着くなり、メルディは街の皆にリッドらを紹介すると言って、<br>

街の者達を呼びに行く。<br>
すると、メルディの知り合いらしい複数の人間が来るやいなや<br>

いきなり武器をこちらに構えてくる。<br>
キールは腰を抜かし、リッドは臨戦体制に入るが<br>
武器を構えた者達はすぐに武器をしまい、立ち去っていく。<br>

<br>
ただ、武器を取り扱っているのでぜひとも立ち寄って欲しいという<br>

宣伝だったらしい。疲れているだろうとメルディは自宅に案内する。<br>

そこは数人が暮らせるほどの広さがあった。<br>
ファラが家族と暮らしてるのかと聞くと、<br>
セレスティア人は10歳で独立してしまうため、<br>
家族一緒で暮らすようなことはしないとのこと。<br>
それに驚く一行ではあったが、キールが尋ねる<br>
「メルディはずっと一人暮しをしているのか?」<br>
するとメルディは一言。<br>
「一人がときもあったし、二人がときもあった。」と返した。<br>

そのやりとりを見て、リッドが<br>
あまりプライベートに触れるなとキールに言う。<br>
それに気がつき、焦るキール。<br>
メルディは気にも止めていないようである。<br>
休もうかとメルディが言うと、キールは街を案内してくれないかと<br>

メルディに頼む。メルディは喜んでその提案に応じ、皆で行こうと誘うが<br>

ファラは疲れたので家で待っていると言う。<br>
リッドは暇潰しくらいには丁度良いと思ったのか、それに同行する。<br>

<br>
街を歩いていると、無邪気に遊んでいる姉と弟(ロッテとボンズ)に<br>

キールとリッドは「メルディの王子様」と呼ばれる。<br>
さすがにメルディも赤面し、二人は仲間だと必死に言う。<br>

さきほど武器を紹介していった者達のいる武器屋に向かうと<br>

彼らの名前が判明する。<br>
武器屋の主に武器開発を行なっている職人がサグラ。<br>
その弟子で店員を務めているのがハミルト。<br>
錬金術の工房をしているのがククロルという名だと言うことが分かる。<br>

キールは特に、ククロルと話が弾みリッドに<br>
セレスティアのほうが向いているんじゃないかとさえ言われてしまう。<br>

武器屋を出る間際、ハミルトがメルディに<br>
専用の晶霊銃をプレゼントすると言う。<br>
それを見て、キールはハミルトの気持ちを察して<br>
何故か複雑な気持ちになるのであった。<br>
街を一通り回り、自宅に戻ってきた一行。<br>
キールが他に面白いものはないかと聞くと、<br>
ほとんど誰も通わなくなった図書館があると言うと、<br>
まさに自分にピッタリの場所だと核心したキールは<br>
メルディを引きずるように案内を頼むのであった。<br>
さすがにリッドも疲れたので家に入る。<br>
すると、部屋には明かりが無く暗い。<br>
<br>
<br>
<a name="a170"></a></dd>
<dt><a href="menu:170">170</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2309:54ID:t/aje293</font></dt>
<dd>
手探りで明かりをつけると思わしきスイッチを押すと<br>
ファラが家を出るときと全く同じ位置で一人で座っていた。<br>

レイスと敵対してしまったこともあるが、<br>
何よりもそこまでして自分がここまで来た理由が<br>
分からなくなってしまったとファラは呟く。<br>
元気の無いファラを見て、<br>
リッドはファラを慰めるように言う。<br>
<br>
「レイスは…最後の一振りを降ろさなかった。<br>
いつでもトドメをさせたのに、レイスはそれをしなかった。<br>

あれだけ剣の腕が立って、高い地位にいて、その上頭だって良い<br>

あのレイスですら悩むことがあったんだ。<br>
だからさ、悩むのは当たり前なんじゃないか?」と。<br>
それを聞いて、安心したのか<br>
それとも吹っ切れたのかファラは疲れたからもう休むと言って部屋に入る。<br>

リッドもまた、別の部屋で休むのであった。<br>
<br>
一夜して目が覚めると、キールの姿は無い。<br>
ファラが入った部屋に行くと、ファラはすでに起きていた。<br>

すっかり、元気を取り戻したようで<br>
メルディがあれから戻っていないということに心配している。<br>

もしかしたらと思い、リッドはファラと一緒に図書館に向かう。<br>

案の定、キールとメルディは図書館で本を解読していた。<br>

徹夜までしていたらしく、一睡もしていなかったことが祟ったのか<br>

メルディはその場で倒れてしまう。<br>
「メルディ!メルディー!!」<br>
倒れたメルディを心底心配するキール。<br>
ただの寝不足だと知ると、心配をして損したと呟く。<br>
様子を見に、家に入ると<br>
メルディは機械に頭をつけて何やら喋っている。<br>
一瞬、寝不足で頭が変になったのかと思いきや<br>
どうやら、これから行くところにいる相手に連絡をしていたようだ。<br>

これから行くところは、ルイシカ。<br>
そこにガレノスという腕の良い晶霊技師がいて、<br>
その人物はメルディの仲間だと言う。<br>
今後のことを聞くためにも、ガレノスの知識は必要だと判断した一行は<br>

メルディの案内でルイシカに行くため、晶霊鉄道に向かう。<br>

<br>
晶霊鉄道はかつてはセレスティアの至るところを走っていたそうだが、<br>

現在は度重なる騒乱により、アイメンとルイシカを繋ぐ線路しか<br>

残っていないらしい。いざ、乗ろうとしたとき駅長が燃料がないので<br>

アイメンで買ってきて欲しいと頼んでくる。<br>
<br>
<a name="a171"></a></dd>
<dt><a href="menu:171">171</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2309:57ID:t/aje293</font></dt>
<dd>仕方なく、アイメンに戻りサグラに事情を話すと<br>
燃料であるトレインケイジを想像以上に安い値段で売ってくれる。<br>

それを持って鉄道に戻ると、今度は自分達で運転して<br>
ルイシカまで行ってくれとのこと。<br>
(挙句の果てには郵便配達もしてくれと頼まれてしまうのだが)<br>

リッドが気合で運転してルイシカに到着。<br>
<br>
慣れない乗り物だったからか、それとも運転が荒かったのか<br>

キールが乗り物酔いをしている。<br>
それをリッドが呆れつつ、ファラが慰めつつ外へ出る。<br>
ルイシカに到着すると、そこはとても人が住んでいるようには見えないほど<br>

荒れ果てていた。しかもそれは自然にそうなったものではなく<br>

比較的最近、何か強大な力によって破壊されたような状態だった。<br>

戸惑う一行を見て、メルディが呟く<br>
「極光術…」<br>
その言葉にキールが反応する。<br>
「極光術?!なんだ、それは!<br>
お前はまだ何か隠しているのか!!」<br>
キールに問い詰められ、メルディは謝りながら<br>
自分に説明は出来ないので、ガレノスに会って聞いて欲しいと言う。<br>

ガレノスはルイシカの中で一番立派な建物の中で研究をしているという。<br>

そこもとても人が住めるような状態には見えなかったが<br>
明かりや暖房がついているところを見ると、一応人が住んでいるようだった。<br>

<br>
ガレノスのいる研究所に行く途中、一行は不自然な機械を見つける。<br>

「なんか、きもちわる~い」<br>
巨大なビーカーのようなそれを見て、ファラは気味が悪いと言った感じ。<br>

興味を示した一行に反して、メルディは遠巻きに見ながら<br>

「このへやから…はやくでようよ。」と<br>
どこか、元気が無い。<br>
キールが調べようとするが、メルディが過剰に反応し<br>
「もうこわれてるからイミないよーっ!!ダメーーーッ!」<br>

暴れながら、叫ぶ。<br>
それに困惑しつつも、危険な機械なのかもしれないと察した一行は<br>

そのままガレノスの研究室へ。<br>
そこにはアイメンでメルディがしていたように<br>
頭を機械につけている老人の姿が。<br>
<br>
「ガレノス!」<br>
メルディの声に気がついたのか老人が振りかえる。<br>
「イア!ウ バエス ユオスティ ワエルルウムグ。」<br>
(ああ、ちょうど電話しようとしとったんじゃよ。)<br>
「バンルル バン アエヌン ワイトゥン!」<br>
(はいな、来ちゃったよー!)<br>
と、完全にメルニクス語で会話を始めてしまい<br>
意味が訳せずにいるリッドらは取り残される。<br>
それに気付いたのかメルディが<br>
「イア!ウ エトゥ スイディディヤ!(ごめんな。)<br>
ごめんな、メルディ、なつくって…あ、じゃなくて<br>
なつかしくって、つい」と<br>
相当懐かしかったらしく、返事すら意味が分からなくなっている。<br>

メルディの連れてきたリッド達を見て<br>
ガレノスは言う。<br>
<br>
「アタシがガレノスじゃよ。<br>
メルディから大体の事情は聞いておる。」<br>
そして、リッドのことをしみじみと見る。<br>
<br>
<a name="a172"></a></dd>
<dt><a href="menu:172">172</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2311:37ID:t/aje293</font></dt>
<dd>ダラダラ続くのもどうかと思ったので<br>
一旦、止めて<br>
午後に書き込みするよ。<br>
<br>
と、書き込もうとしたら鯖が逝って書き込めなかった。<br>
ので、改めて。<br>
<br>
ちょっと訂正と用語解説<br>
<br>
<a href="http://jumpres/read.cgi/gamerpg/1082135978/34"></a><a href=
"http://jumpres/34">&gt;&gt;34</a>、35で<br>
バリルが12年前セレスティアに渡ったってあるけど<br>
もっと前のことだったよ_| ̄|○<br>
リッド達が生まれる以前の話ってことをすっかり忘れてた。<br>

<br>
分かりにくい用語を解説。<br>
<br>
1.クレーメルケイジ<br>
晶霊を捕獲するのに必要な道具。<br>
キールは遺跡から発掘された貴重なものを<br>
メルディは大量生産された工業製のものを<br>
使っている。中に入れられた鉱物が<br>
晶霊を引きつけるので、それを利用しているらしいが<br>
詳しいことは不明。<br>
<br>
2.エラーラ<br>
セレスティア人の頭に付いている輝石。<br>
生まれつき頭から生えているもので、<br>
普段は乳白色だが、意志伝達時には青に<br>
感情が高ぶるときには赤に染まる。<br>
直接頭から生えているからなのか、<br>
メルディはエラーラを触られると物凄く嫌がる。<br>
性感帯なのかもしれない。<br>
<br>
3.晶霊銃<br>
治安が安定せず、物騒な世の中のために<br>
護身用に作られた武器。<br>
クレーメルケイジがあらかじめ本体に備え付けられてあり、<br>

引き金を引くことで、簡単に晶霊術と同等の力を持つことが出来る。<br>

そのため、子供にも扱えるので皆が携帯している。<br>
<br>
また変な用語があったら書くと思う。<br>
本編は後ほど<br>
続く。<br>
<br>
<br>
<br></dd>
<dt><a href="menu:175">175</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2320:47ID:t/aje293</font></dt>
<dd>予告どおり、続き…<br>
書いても大丈夫だよね?<br>
<br>
「な、なんだよ?」<br>
それに不信感を抱くリッド。<br>
突然、ガレノスがメルディをリッドに押しつけるようにする。<br>

すると、二人の間に光が溢れ出す。<br>
それを見て、驚くキール。<br>
「痛ててっ!何すんだよ!!」<br>
怒るリッドとは裏腹に、メルディとガレノスは満足そうに頷く。<br>

キールが尋ねる。<br>
グランドフォールは本当に人が起こしているのか、<br>
バリルの目的は一体何か。<br>
そして、極光術とは何なのかと。<br>
ガレノスの提案で場所を移す一行。<br>
<br>
くつろぎながら、キールはガレノスに言う。<br>
グランドフォールを人間が引き起こしているとは信じがたいと。<br>

それを裏付ける定理やら論述やらを一気に言うと<br>
ガレノスは静かに返した<br>
「アタシが若いころも、同じことを考えていた」と。<br>
その答えにファラが言う。<br>
「すごーい!<br>
キールの言ってることが分かる人っているんだ!?」<br>
複雑な気分なのか、キールが沈黙する。<br>
ガレノスがゆっくりと説明する。<br>
「グランドフォールはいかにも、バリルが引き起こしておる。<br>

闇のフィブリルを使ってな。<br>
そして、バリルは世界を滅ぼそうとしておる。」<br>
世界を滅ぼそうとしていることは衝撃だったが、<br>
それよりも、<br>
フィブリル。<br>
その聞きなれないその単語にキールが問いかけると<br>
「フィブリルはフィブリルじゃよ。<br>
インフェリアにはこれに合う言葉が無いんじゃ。<br>
敢えて言うなら、力じゃな。」<br>
その力は凄まじいものらしく、<br>
晶霊の力をぶつけても敵わなかったと言う。<br>
それだけの力に対抗できうる力。<br>
それは、真の極光術。<br>
「その真の極光を持つ者も、メルディが連れてきてくれた。」<br>

ガレノスの言葉に、ファラとキールが驚いてリッドを見る。<br>

メルディと触れるたびに現れた光が真の極光だったのだ。<br>

突然のことに、戸惑うリッド。<br>
ガレノスは闇のフィブリルに対抗するに値するかどうか<br>
それを調べたいからとリッドに研究室に来て欲しいと誘う。<br>

<br>
覚悟を決めていくと、ガレノスはリッドに<br>
「とりあえず、服を脱いでここに横になってくれんかの?」<br>

リッドは頷き、ファラを見る。<br>
しばし間が空き、意味が分かったのか<br>
ファラは赤面してメルディとキールを連れて研究室を後にした。<br>

<br></dd>
<dt><a href="menu:177">177</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2320:51ID:t/aje293</font></dt>
<dd>一晩、屋敷に泊まることにしたリッド達。<br>
ファラとメルディが部屋に入ると<br>
メルディは呟く。<br>
「ここ…なつかしいな。」<br>
その言葉にファラが聞く。<br>
以前、住んでいたのかと。<br>
メルディは一瞬、動揺し返す。<br>
「ううん。な、なに言ってるんだろうな!<br>
あは、あはは…」<br>
二人はその部屋のベットに静かに入る。<br>
しばらく沈黙が続き<br>
ファラが口を開く。<br>
<br>
「ねぇ、メルディ。ひとつきいてもいい?」<br>
メルディがファラを見る。<br>
「ん?」<br>
メルディの方を見ながらファラが尋ねる。<br>
「メルディのご両親は…<br>
お父さんやお母さんは、どこにいるの?」と。<br>
10歳で成人するとは言っても、両親くらいはいるだろうと思ったのだろう。<br>

しかし、メルディの返事はそれを反したものだった。<br>
「メルディは、おトーサンもおカーサンもいない」<br>
はっきりと言われ、ファラは戸惑いつつも。<br>
「そう…だったの。」そう、呟く。<br>
「はいな。」<br>
ふと、視線を天井に変えてファラは語る。<br>
「わたしのお父さんとお母さんも、<br>
ずっと昔に死んだんだ。」<br>
「ふぇ?」<br>
「でも、今も覚えてる。<br>
お母さんから匂うせっけんの香りとか<br>
お父さんにキスしたヒゲの痛さとか、<br>
わたしの心の中にずーっと残ってる。」<br>
「う、うん…?」<br>
「メルディは、どんな思い出がある?」<br>
「おもいで?<br>
…うーん…おもいでかぁ・・・」<br>
ファラに尋ねられた答えを引き出そうと<br>
メルディは過去を振りかえる。<br>
<br>
一瞬だけ脳裏を過ったのは<br>
あの不自然な機械に入れられ、母親らしき女性を<br>
ただ黙って見ている、幼いメルディの姿だった。<br>
途端、メルディの体が震える。<br>
<br>
<a name="a178"></a></dd>
<dt><a href="menu:178">178</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">エターニア</a></b></font> <font color="#8080FF" size=
"2">sage</font> <font color="#808080" size=
"2">04/04/2320:52ID:t/aje293</font></dt>
<dd>そして、<br>
「ない!」<br>
はっきりと、断言する。<br>
「両親との思い出、覚えてないの?」<br>
「ないことあるけど…悲しいよ…」<br>
そう言ったメルディは本当に悲しそうだったのか、<br>
「そっか…思い出すとつらくなるもんね<br>
…ごめん。」<br>
ファラの落ち込んだ姿に対し、メルディは<br>
「だいじょうぶだよー<br>
メルディ、へーき!<br>
ガレノスいるし、リッドやキールやファラいるもん!」<br>
その明るい返事に安心したのか<br>
「ふふ、ありがと。メルディはつよいね。」<br>
そう言って、二人は静かに眠りにつく。<br>
そして、メルディは夢を見ていた。<br>
屋敷の屋上で幼いメルディと母親が雪のような光を眺めている。<br>

無邪気にそれに触れようと手を伸ばしているメルディを母親が優しく抱く。<br>

親子の短い会話が入り、そして夜が明ける。<br>
<br>
朝になり、リッドを迎えに研究しつへ。<br>
どうやら、色々と調べることができたようである。<br>
一行はガレノスの提案で反バリル勢力とバリルの居場所を突き止めることに。<br>

そのための情報を集めるため、港町ペイルティを目指す。<br>

<br>
少しずつ、キャラの内面が出てきたようなそうでもないような。<br>

無駄に文章が長くなったような気が。<br>
文章だと内面表現が難しいけど出来るだけ表現するよ。<br>
次は《地晶霊の廃坑~チャットの小屋》まで<br>
続く。<br>
<br>
<br></dd>
</dl>
<hr>
<div align="right"><a href=
"http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/648.html">&gt;&gt;Part2</a></div>

復元してよろしいですか?