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ブシドーブレード弐 - (2012/08/30 (木) 12:23:31) の編集履歴(バックアップ)
ブシドーブレード弐
part61-239~247,276~278,295~297,347~349,359~361,386~388,431~433.437~439.446~449,453~455,482~485、
part62-48~51,125~128
- 239 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18:16:17.05
ID:YbOdegsPO
- ブシドーブレード弐
*大まかなストーリー*
古より瀬戸内海に浮かぶ神島(こうのしま)。
八百年前、この島に寄り添うように在った二つの武家は、国を二分する大きな戦を境に、袂を分けた。
片や、優勢な側に寝返って生き延びた鏡(かがみ)家。
片や、鏡家に裏切られ、敗軍と共に滅んだ須恵(すえ)家。
この禍根は、鏡家の子孫と須恵家の残党の間に深く刻まれ、両者はいつ果てるともない骨肉の争いを続けた。
やがて、鏡家は暗殺集団、鳴鏡心当流を組織、一方 須恵家の残党は、捨陰党(しゃいんとう)を結成、戦いは激しく、且つ秘密めいたものとなっていった。
そして今、長き因縁の戦いに終止符を打つべく、捨陰党は総動員で動き出した。
まずは、奪われた御神刀・夕霧を取り戻すため、鳴鏡の本部・鳴鏡館を目指す。
これを察知した鳴鏡は、急遽、兵(つわもの)を補強。
最後の決戦の火蓋が切って落とされた。
…まあ、分かりやすくいうと源平の戦いで平家側についていた鏡家と須恵家(この両家は元々親戚関係)。
平家の劣勢が明らかになった途端、鏡家が源氏側に寝返ってしまい、平家と共に須恵家滅亡。
それから100年後、須恵家の残党が踏鞴神社の存在を突き止める。
攻め入る前に、須恵家の象徴となる、無垢の太刀(一度も鞘から抜かれていない太刀)を用意しようと考えた。
怨念を封じている印などがあれば、その太刀で打ち破るため。
しかし、その太刀が完成する前に、計画が鏡家にバレてしまい、当時のリーダー(安芸十太郎)は直ぐ様引っ捕らえられ、斬首。
その完成した太刀は踏鞴神社に引き取られ、「夕霧」と名付けられる。(名前の由来は十太郎の死後、入水自殺した十太郎の恋人・夕霧(OPで笛を吹いている女性)から。)
その後、鏡家は鳴鏡心当流を、須恵家の残党は捨陰党をつくる。
そして今回、最終決戦を迎える。
- 240 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18:20:23.90
ID:YbOdegsPO
- *基本ルールと前作との変更点*
・攻撃は○ボタン(表の攻撃)と×ボタン(裏の攻撃)のみ(防御のボタンは無し)
→攻撃は攻撃で返すのが防御。○か×さえ押してれば大体はガード出来る。
・□ボタンで構え変更(3パターン)、△ボタンは使用しない(オプションで変更可)
→ボタンを1回押すごとに構えが変わる。詳細は武器紹介にて。
・武士道に反する戦いのルール廃止
→段差を登ってる最中に斬ってもOK
・柵のない場所等で6m以上の段差に設定されている高所から落ちると墜落死する。
→墜落死すると敗北。
・からみ技による攻撃→体術を駆使した、密着状態でしか仕掛けることが出来ない異質の技。
一部のキャラが武器の構えの条件を満たさなければ出せない。
コマンドは全て「方向キー←×ボタン」で出る。
また、タイミング良く「○ボタン」を押すことで、からみ技から逃れる事が出来る。
- 241 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18:27:33.79
ID:YbOdegsPO
- *武器の紹介*
*打刀*
いわゆる純粋な日本刀。
長さと速さ、そして威力のバランスが良く、比較的間合いにこだわらずに戦う事が出来る。
斬る・払う・突くと多彩な攻撃が持ち味。
構え:
・鳴→大上段/正眼/上八相/二刀流
・捨→上段/下段正眼/右八相/居合
*ロングソード*
前作名、セイヨーブレード。
打刀に近い寸法を持つ、両刃の剣。
打刀より軽量な分、やや扱いやすくなっている。多少威力面で見劣りするが、豊富で素早い連続攻撃が魅力だ。
構え:
・鳴→大上段/引手中段/高矢射/二刀流
・捨→上段/中段/矢射/居合
*野太刀*
大きな反りと長大な刃を備えた、鳴鏡心当流に最も古くから伝わる武器の1つ。
速さこそ失われるものの、一撃の威力とリーチの長さは絶品と言える。
構え:
・鳴→鳥居/下段/逆手右車
・捨→崩し鳥居/引下段/逆手車
*ブロードソード*
前作名、騎士道ソード。
その重さ、そして巨大さから容易に想像がつくように、他を圧倒する脅威的な破壊力を誇る。
重さ故の攻撃の遅さに注意すれば、絶大な威力を発揮するだろう。
構え:
鳴→十字留/裾囲/右車
捨→斜十字/下段裾囲/引手右車
*薙刀*
鳴鏡心当流専用武器。
その長いリーチを利用した突きは勿論、斬る・払うといった用途にも向く。
ただし、攻撃が遅い技が多く、接近戦は不得意となる。
構え:
鳴→八相/脇構え/中段
*槍*
捨陰党専用武器。
全武器中最長の全長に加え、突き攻撃を得意とするため、非常に広い間合いで戦う事が出来る。
薙刀同様、接近された時の対処が課題。
構え:
捨→清眼/上段/下段
- 242 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18:36:47.57
ID:YbOdegsPO
- 名前(フリガナ)
年齢/出身地/タイプ/サブウェポン
説明
*登場人物紹介~鳴鏡心当流~*
風閂(カンヌキ)
29歳/沖縄/パワー型/鉄扇(テッセン)
抗争後、単身渡米し、ニューヨークでその腕っ節の強さを利用し、用心棒等をしながら気ままに過ごしていた。
そこへ、御門から鳴鏡館の危機を知らされ、協力を要請された事により帰国。
新たな戦いにその身を投じる。
御門(ミカド)
23歳/京都/スピード型/合口(アイクチ)
抗争によって散り散りになった鳴鏡館を、殆ど1人で守り抜いてきた、踏鞴(たたら)神社の巫女。
巫女としての能力からか今回の捨陰党総攻撃を真っ先に察知し、去って行った仲間達を呼び寄せて手薄な鳴鏡館への襲撃に備えた、リーダー的存在である。
800年前からの両流派の因縁を深く知る、捨陰党内でも名を知られた人物の1人でもある。
辰美(タツミ)
17歳/広島/バランス型/小太刀(コダチ)
否応なく巻き込まれた抗争の中で自らの剣術の才能に目覚め、戦う事を楽しむようになった辰美。
全国の剣術道場を巡って道場破りを続けていた彼の元に、鳴鏡館危機の噂が届く。
彼は鳴鏡の一員として今回の戦いに臨むが、その戦いの中で、自らの出生の秘密へ近づいていくことになる。
空蝉(ウツセミ)
56歳/島根/パワー型/脇差し
鳴鏡随一の剣の達人。
その名と腕前は、捨陰党へも知られているという。
のんびりと温泉で湯治をしていたところを御門に呼び戻される。
引退を考えていたが、辰美が作戦に参加するとの話を聞き、彼を守る為に参戦することを決意。
辰美の出生の秘密を知っており、彼にこの戦いから手を引かせたいと考えている。
捨陰の総帥と戦った経験有り。
蛍火(ホタルビ)
26歳/ロシア/スピード型/セイヨーツルギ
抗争後は、米国で暗殺者として活動していたが、敬愛する空蝉と離れてしまった事を悔やみ、空しさを憶えていた。
そんな折り、空蝉から鳴鏡の危機を知らされ、急ぎ鳴鏡館に戻った。
今度こそ空蝉の傍から離れまいと、固く決心している。
続きます。
- 243 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18:46:09.75
ID:YbOdegsPO
- 続きです。
松虫(マツムシ)
45歳/宮城県・仙台/バランス型/長ドス
鳴鏡とは縁も所縁もない、ただのヤクザな浪人。
踏鞴神社の側を通った時、捨陰の刺客に襲われている踏鞴神社の巫女・静香(前作のキャラセレ画面の中央にいる三つ編みの女の子)を助け出す。
この事を知った鳴鏡の者が、松虫の腕を見込んで助太刀を依頼した。
やる気がなさそうに見えるが、渡世人として養った剣の腕前は確かで、風閂を始め鳴鏡の者達は、すまないと思いながらも彼の活躍に期待している。
墨流(スミナガシ)
32歳/アメリカ/パワー型/かんしゃく玉
最強の剣術を求めて来日した、巨漢のアメリカ人。
日本に来たのはいいものの、言葉が通じないまま道を尋ねる事すら出来ず(というか、目付きが悪くて逃げられる)、迷った挙げ句に行き倒れてしまう。
幸か不幸か倒れた場所が鳴鏡館の近くであり、御門に助けられ、そのまま鳴鏡館に入門し、日本剣術を学ぶ。
そんな折りに勃発した捨陰党との決戦に、御門への恩返しの念(と、それ以上の気持ち)を伝えるために参戦する。
ナイトストーカー
23歳/滋賀県・甲賀/スピード型/手裏剣
蛍火の後輩に当たる甲賀忍者。まだ修行中のため印可は下りていない。
蛍火の事を尊敬しており、今回の蛍火からの要請にも快く応じた。
元々、甲賀流と鳴鏡心当流は協力関係にあり、依頼には正義感を持って応じている。
蛍火から援護を任された辰美とは今回が初対面。
先走る辰美の姿を、数年前の自分を重ねているのか、兄のような気持ちで接している。
サザンカ
43歳/長崎県・平戸/パワー型/長針(ナガバリ)
奇妙な出で立ちで、強烈な個性を放つサザンカ。
自らを天才と称する程の自信家だが、それに見合うだけの腕前を持っている。
弱体化した鳴鏡に見切りをつけようとした矢先、捨陰党総攻撃の話を聞く。
この混乱に乗じて、自らが鳴鏡の次期師範代になろうと企み、戦いに参加。
御門に苦手意識を持っており、彼女の話が出ると、何故か口ごもってしまう。
続きます。
- 244 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18:50:00.64
ID:YbOdegsPO
- 続きです。
ホッキョク・ツバメ
44歳/朝鮮半島/銃
師範代の死により彼を信奉し、彼のために全てを尽くしてきたツバメの心には大きな穴が空く。
行くあても頼る人もない彼女にとっては、捨陰党の総攻撃など、今となってはどうてよいものであった。
そんな折り、ただでさえ手薄な鳴鏡館を憂い、御門がツバメを罵倒し、平手打ちを浴びせる。
小娘に馬鹿にされたツバメは、鳴鏡館の重鎮としての自分を再確認し、亡き師範代と自分のプライドのために参戦した。
(※ストーリーモードにツバメは使えません)
- 245 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18:58:52.60
ID:YbOdegsPO
- 名前(フリガナ)
年齢/出身地/タイプ/サブウェポン
説明
*登場人物紹介~捨陰党~*
源五郎(ゲンゴロウ)
57歳/広島/パワー型/小柄(コヅカ)
幼い頃から捨陰党で剣を学び、今では捨陰党のリーダー格になっている。
捨陰党党員としての使命感も非常に強く、積年の須恵家の恨みを晴らすという事の意義も熟知している。
内部抗争により弱体化した鳴鏡館の隙を見逃さず、率先して今回の総攻撃を計画、進言したのも彼。
人望も非常に厚く、現在は、多くの若き捨陰党党員達に、良き指導者として慕われている。
寒雲(カウン)
21歳/京都/バランス型/独鈷(トッコ)
源五郎の養子。
無口で無表情、感情を表に出さないのと同様に、その考え方もクールそのもので、両流派の因縁にも一切興味はない。
今回の戦いには、源五郎への恩返しの意味もあって参加。
剣の腕には絶対の自信を持っているが、捨陰党一の使い手と言われる今では、それもあながち自惚れではない。
嬢(ジョー)
18歳/東京/スピード型/十手
東京都出身の魚屋の娘。
幼馴染みが捨陰党に入門し、日進月歩で強くなっていく彼に刺激を受けて、捨陰党に入党。
嬢もまた、持ち前の身軽さを活かした戦法で、なかなかの腕前に成長した。
生来の素直で、何事をも疑わない性格から、捨陰党の教えを信奉し、鳴鏡館を「悪」だと思っている。
今回の戦いも「悪者退治」のつもりで参戦。
千尋(チヒロ)
13歳/広島/スピード型/カエル
捨陰党総帥の実子(男の娘)であり、若干13歳にしてすでに剣士としての才能を見せる天才。
プライドが高く、言動や技術、狡猾さなどは大人顔負け。
しかし、捨陰党の思いや、捨陰の血から自由になりたいと思いながら、逃げられない自分にジレンマを感じたりもしている。
それゆえ、性格が歪んでおり、介錯の際、笑ったりする。
五十八(イソハチ)
70歳/山口/バランス型/気合声「喝!」(キアイゴエ「カツ!」)
捨陰党に人生の全てを捧げてきた、源五郎の元師匠。
捨陰党からはすでに引退したが、宿敵鳴鏡との決戦の報を聞き、堪らず戦地へと割り込んでしまった。
普段は好々爺だが、何事にも厳格で頑固な性格。自分が年寄り扱いされる事を嫌い、年寄り扱いされると、烈火の如く怒り出す。
源五郎は五十八の体の事を考え本拠地の守りに就かせたはずだったが、勝手に戦いの場へ出てきてしまう。
続きます。
- 246 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 19:02:12.97
ID:YbOdegsPO
- 続きです。
ウタマル
25歳/熊本県・不知火/バランス型/札(フダ)
九州でかなりの実力を誇った剣術家。
道場破り紛いの態度で捨陰の門を叩いたが、容易く寒雲に倒されて以来、捨陰党に勝手に居座ってしまった。
元来のめり込みやすい性格で、今では捨陰の教えに対しても疑問を抱かず、修行に励んでいる。
寒雲をライバル視しているが、根は気さくな九州男児なので、今では良い仲間だと思っている。
自信家で名誉欲も高く、今回の決戦ではぜひ手柄を立てたいと意気込んでいる。
本郷(ホンゴウ)
20歳/東京都/パワー型/斧
江戸前の寿司屋の息子で、嬢とは幼馴染み。
子供の頃から捨陰党に入門し、修行を続けている。
修行で自分が確実に強くなっている事が分かるため、結局辞めずに現在に至る。
鳴鏡の抗争時に辰美と刃を交え、敗北。そのため、辰美に強烈なライバル視意識を燃やしている。
今回の抗争もあまり関心が無いが、辰美と戦うためだけに参加する事を決意した。
トニー・梅田
35歳/神奈川県・横須賀/スピード型/ブーメラン
ゆくゆくは独自の剣術体系を完成させるために現在は捨陰党に身を置く、地獄のダンシング・ジェントルマン。
これまでにも様々な剣術を学び、その風貌とは裏腹に、剣の腕前は相当なものだ。
捨陰党の気質が合わないのか、道場にはあまり顔を出さず、党内の人間もあまり知らないため余計な混乱を招いている。
今回の参戦の理由は単純に己の剣に磨きをかけるためと思われる。
ハイウェイマン
不明/不明/バランス型/レイピア
年齢や経歴、といったものが一切に謎に包まれている人物。
つい最近捨陰党に入門したばかりらしい。
いつも仮面で顔を隠しているのが特徴。
日本語が達者で、侍のような言い回しで喋るのだが、どうやら日本人ではないらしい。
腕が立つので捨陰党にとっては大きな戦力なのだが、鳴鏡との戦いの中で、ふと迷いのようなものを見せる事がある。
何処かで見た事のある姿、聞いた事のあるような声をしているが…?
続きます。
- 247 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 19:08:01.58
ID:YbOdegsPO
- 続きです。
カッツェ
不明/ドイツ/銃
いつもクールに仕事をこなし、失敗などした事が無かった。
殺し屋として、人一倍自信を持っていた。
そんな彼のプライドを粉々に打ち砕いた、鳴鏡館の面々。
鳴鏡館内乱時、彼等の前に敗れ去ったカッツェは、命からがら日本を脱出。
生まれ故郷のドイツに帰り、修行を積む。
…そして1年。彼は捨陰に赴く。かつての雪辱を晴らすため。
今度こそ、鳴鏡の連中を、その手にした銃で撃ち抜くために…。
(※ストーリーモードでカッツェは使えません)
次からはストーリーモード・鳴鏡編です。
人数が多いのでかなり長くなります。
- 276 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01:39:25.71
ID:k7+qttITO
- *決戦の間・風閂*
鳴鏡館前、忍者が風閂の前に現れる。捨陰党の刺客だ。
7人程、斬り捌く。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」
風閂は呟いた。
「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」
龍門棚、また捨陰党の刺客が現れる。
5人程、斬り捌くと妙なアフロがいる。(しかも、なんか踊ってる。)
風閂「捨陰党にも妙な奴がいたもんだな。」
トニー・梅田「ふぅん、俺はトニー。俺のリズムについてこれるかい?」
素早い攻撃をかわしつつ、斬りつける。
風閂「ったく、調子狂うぜ…!」
すると、蛍火がやって来た。
蛍火「この先、敵が固まっているようです。私が先に参りましょう。何かあった時は宜しくお願いします。」
風閂「しかし、意外だな。あんたが俺の手助けをしてくれるなんてな。」
蛍火「空蝉様のご命令です。」
風閂「冷てぇな…。もう少し優しく言ってくれても良いんじゃねぇの?」
蛍火「では…。」
そう言って去る蛍火。
(ここで蛍火にバトンタッチ。)
安志田川鉄橋下、刺客を6人程、始末。
軍服姿の老人がいる。
蛍火「何故、貴方のようなご老体が?」
五十八「老体じゃと!? ふざけるな!ワシは捨陰党の五十八だ! 知らぬとは、言わさんぞ!」
そう言って槍をブンブン振り回してきた。
とてもご老体とは思えない。
どうにか攻撃をかわして始末。
蛍火「後をお願い致します…。」
(ここで風閂にバトンタッチ。)
木材置き場、刺客を5人程、始末。
色白の男が来た。
風閂「青白い顔しやがって、それで剣が振れるのかよ!」
寒雲「試してみるか?この寒雲の腕がどれ程のものか…。」
見た以上にかなり強い!
どうにか攻撃をかわし、始末。
寒雲「ふっ…、甘いな…。奴を仲間だと思っていると…。」
そう言って、風閂に胸ぐらを捕まれた状態で息絶える。
風閂「奴…!? 一体、何の事だ!?」
続きます。
- 277 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01:44:09.44
ID:k7+qttITO
- 続きです。
神望崎灯台、カッツェがいる。
風閂「よう、生きてたか。おめぇ、カッツェとかいったな?」
カッツェ「今度こそ、楽にしてあげましょう…。」
銃を連射しながらピョンピョン跳ね回るカッツェ。
巧いこと攻撃をかわしつつ斬りつける。
カッツェ「お前達が守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…。」
風閂「なっ、何だと!? 何故、それを!?」
踏鞴神社に慌てて戻る風閂。参道に松虫がいる。
松虫「よう、戻って来たか。」
風閂「ああ、松虫か。神社の事がバレてるらしい。一体、いつ気付かれてたんだ?」
松虫「そういや、俺がこの近くで女の子を助けた事あったっけな。」
風閂「そうか、あれもか。あれも捨陰党の奴等だったって事か。悪いな、鳴鏡と関係無いのに手伝って貰ってよ。人手が無いのは辛いぜ。」
松虫「人手が無いか…。お、お出ましのようだな…。しょうがねぇや、ここは俺がいってやるぜ!
…そういや、坊やが行方不明だとか言ってたぜ。ヤバいんじゃねぇの?」
そう言って、去って行った。
風閂「辰美か!?辰美がか!? おい、ちょっと待てよ!」
(ここで松虫にバトンタッチ。)
踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。
ショートヘアの女の子が来た。
松虫「悪いけど、女の子と戦う趣味は無いんだよなぁ…。」
しゃがみこんだ状態で彼女を見上げる。
嬢「甘く見たら痛い目に遭うわよ。この、嬢の名前くらい聞いた事あるはずよ!」
素早い攻撃をかわしつつ斬りつけた。
松虫「後は…任せたぜ…。」
(また、風閂にバトンタッチ。)
須恵里(すえのさと)の蜜柑畑、刺客を4人程、始末。
総攻撃の計画の首謀者が来た。
風閂「コソコソと刺客を送り合うのはもう終わりだな。」
源五郎「ほう、戦い甲斐が有りそうな奴…。この並主(ならず)源五郎、全力で参ろう!」
…強い!どうにか力で押し切り、斬りつけた。
風閂「源五郎が出てきたか。…次で終わりだな!」
捨陰党本部・蛇恍院(しゃこういん)、捨陰党の総帥・柊 大納(ひいらぎ だいな)が待ち構えていた。
風閂「あんたが親玉か! お互い、そろそろ決着を付けねぇとな!」
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」
最後の戦いが始まった!
大納は頑丈な鎧を身に付けてるため、正面からの攻撃を受け付けない!
どうにか隙を狙い背中を斬った。
続きます。
- 278 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01:47:50.06
ID:k7+qttITO
- 続きです。
*ED*
風閂の背後から辰美が現れる。
辰美「やりましたね、風閂さん…。」
風閂「よう、行方不明だって言ってたからどうしたかと思ったぜ!
ここまで来てたんだな。悪いな、片付いちまったぜ。さ、帰るぞ。皆がおめぇの事、心配してたぞ。」
辰美「まだまだ帰れません。鳴鏡を守るためには捨陰の者を全て倒さなくてはなりません。」
風閂「その通りだ。そして、終わったじゃないか。」
辰美「僕は…僕は、今、風閂さんが倒した総帥の息子だったんです! 僕には捨陰党の血が流れてるんです!」
風閂「…何だと!?」
辰美「うわああああーっ!!」
辰美が斬りつけて来た!
風閂「辰美!」
すかさず斬る風閂。
倒れる辰美。
風閂「辰美…!」
辰美「これで…これで…本当に、終わりです…。」
風閂「辰美! …まだヒヨッコのおめぇが、そんな答えを出しやがって…! 相談するもんだぜ…! どんな血が流れていたとしても、おめぇは鳴鏡以外の何者でもねぇよ…!
安心しな…。」
以上です。次は御門です。
- 295 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23:03:15.46
ID:k7+qttITO
- *決戦の間・御門*
鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」
辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」
御門が呟く。
「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。
仮面の男を見てハッとする御門。
御門「貴方…本当に、捨陰の者?」
ハイウェイマン「ああ。安心してかかってくるが良い!」
攻撃を巧くかわし、始末。
御門「貴方を…こんな形で斬る事になるだなんて…!」
そこに墨流がやって来る。
墨流「コノ先、敵ガイル。」
御門「申し訳ないと思ってるわ、墨流。入門仕立ての貴方まで。」
墨流「御門サンノ為、問題ナイ。」
御門「神和斎(かんなぎさい)先生は、怒っていらっしゃるでしょうね…。」
墨流「私、先ニ行ク。御門サン、守ル!」
そう言って、去って行った。
御門「待ちなさいっ!」
(ここから墨流にバトンタッチ)
安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。
奇抜な髪の男が来た。
墨流「御門サン、傷付ケル人、許サナイ!」
ウタマル「チッ、このウタマルがこんな地味な所で戦うとはな!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
墨流「御門サン、頑張ッテ…。」
墨流は空を見上げ呟いた。
(ここで御門にバトンタッチ)
入安曇能舞台、刺客を5人程、始末。
寒雲が来た。
御門「貴方は、もしや…!?」
寒雲「お前のような女が何をしに来た…。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
寒雲「ふっ…、甘いな…。奴を仲間だと思っていると…。」
御門「奴!? な、何を言ってるの、一体!?」
続きます。
- 296 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23:06:33.88
ID:k7+qttITO
- 続きです。
造船所跡、カッツェがいる。
御門「貴方!まだ、こんな所に!」
カッツェ「覚えててくれてたのかい…? 光栄だよ…。今度こそ、楽にしてあげましょう…!」
銃を撃ちながら跳ね回るカッツェを始末。
カッツェ「お前達が守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…。」
御門「何ですって!? まさか、神社が…!」
慌てて踏鞴神社に戻る御門。参道にサザンカがやって来た。
御門「何故、カッツェがそれを知っているの? あ、サザンカ!」
サザンカ「神社が危険だ!」
御門「ええ、さっき倒した男が妙な事を言ってたから…。」
サザンカ「ここは俺に任せろ。もうすぐ奴等が来る。」
御門「思ったより、敵が多いわ!」
サザンカ「そういえば、辰美が…。辰美の事を誰も見てないんだ。もしかすると…。」
御門「えっ、辰美君が…? 嘘…!」
サザンカ「取り乱すな! それより今は、目の前の事だけ考えろ。」
御門「そんな…辰美君も鳴鏡の大切な一員なのよ…!」
(ここでサザンカとバトンタッチ)
刺客を6人程、始末。
嬢が来た。
サザンカ「俺の腕に似つかわしければ良いんだがな…。」
嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」
素早い攻撃をかわしつつ始末。
サザンカ「後は頼んだぞ…。」
(ここで御門にバトンタッチ)
蛇恍院墓地、刺客を6人程、始末。
源五郎が来た。
御門「今までとは、少し違うようね…。」
源五郎「御門か…。相手に不足は無いな。私は、並主源五郎だ。」
なかなか強い! どうにか攻撃をかわし始末。
御門「いよいよ捨陰党本部ね!」
蛇恍院、柊大納が待ち構えていた。
御門「貴方で最後ですね…! 長い間の戦いに今、終止符を打ちましょう!」
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。 来るが良い!」
どうにか背中を狙い始末。
続きます。
- 297 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23:12:51.59
ID:k7+qttITO
- *ED*
辰美が現れる。
辰美「やりましたね、御門さん!」
御門「辰美君! 無事だったのね! 良かった…! もう安心して、長い長い戦いだったの…。私達の生まれる遥か昔からの…。これで終わったのよ!」
辰美「知ってます…。本当に長い戦い…。」
御門「知ってたの!? どうして? どうして辰美君が…?」
辰美「さっき知ったんです…。鳴鏡と捨陰の長い戦い…まだ終わってません…!」
御門「どうしたの…? 何を言ってるの…? さ、帰りましょう! 皆が貴方の事を心配してる…。」
辰美「僕は…僕は、今、御門さんが倒した総帥の息子だったんです! 僕には捨陰党の血が流れてるんです! 捨陰党の人間なんです!」
御門「そんな…!」
辰美が御門に斬りかかる。すかさず斬る御門。
倒れる辰美。
御門「辰美君…! 貴方だけは…こんな今は小さな芽に縛られていたなんて…なのに…。貴方は…貴方になら、私と鳴鏡館を立て直せると思っていたのに…。
貴方が…一番の犠牲者だったのね…。」泣き崩れる御門。
辰美「…これで、良いんです…。御門さん…これで…良いんです…。」
以上です。
次は辰美です。
>>279
台詞を聞くために録音しながらプレイ→録音したのを聞きながら文章を書いているので少し時間がかかります。
今回はたまたま夜中だっただけです。
- 347 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20:06:43.81
ID:NUeyxTInO
- *決戦の間・辰美*
鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
辰美が呟く。
「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」
踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。
見覚えのある男が現れる。
辰美「君は…、本郷? 捨陰党の人だったのか!」
本郷「よう! 辰美! 今度は負けねぇぜ!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
辰美「手薄になったからといって、鳴鏡が弱くなった訳じゃないよ。」
ナイトストーカー(以下、ナイス)が来た。
ナイス「この先、敵が多いようだ。手を貸そう。」
辰美「貴方は?」
ナイス「私はナイトストーカー。蛍火様の命を受けて、甲賀から参った者。」
辰美「一人で大丈夫です。」
ナイス「そう、粋がるな。お前を助ける。それが私の使命なんだ。もし、私に何かあったら、その時はお願いするとしよう。」
そう言って、去る。
辰美「待ってよ!」
(ここでナイス君にバトンタッチ)
明月庵竹林、刺客を6人程、始末。
嬢が来た。
ナイス「鳴鏡の敵は、我らの敵…!」
嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」
素早い攻撃をかわし始末。
ナイス「辰美…無事に行ったか…。」
(ここで辰美にバトンタッチ)
産廃処理場予定地、カッツェがいた。
辰美「刀に拳銃で向かう…相変わらずだね…。」
カッツェ「坊や…このカッツェがすぐに眠らせてあげるよ…。」
跳ね回るカッツェをさっさと始末。
カッツェ「捨陰党には…切り札があるらしい…。せいぜい、気を付けな…。」
そう言って、息絶えるカッツェ。
辰美「切り札? 一体何の事だ?」
続きます。
- 348 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20:09:36.68
ID:NUeyxTInO
- 続きです。
蛇喰鼻(じゃくいばな)、刺客を5人程、始末。
一人の子供が現れた。
辰美「お前が戦うのか!?」
千尋「辰美さんでしょ? 私は千尋。覚えててね。」
子供とは思えないくらい強い。
どうにか攻撃をかわし、始末。
千尋「やっぱり強いね…兄さん…。」
辰美「兄さんだって!?」
辰美は船着き場に来ていた。
辰美「僕が兄さん…? どういう事なんだ…?」
考え込む辰美に空蝉が声をかける。
空蝉「どうした、辰美。」
辰美「あ、空蝉さん。さっき倒した敵が僕の事を兄さんと…。」
空蝉「そうか…辰美、もうこれ以上戦うな。お前は、剣を持つべきではなかったかもしれん。」
辰美「何故ですか!? 僕の事を筋が良いって褒めてくれたのも、真剣に稽古を就けてくれたのも嘘だったんですか!?」
空蝉「お前に…これ以上の罪を負わせたくない…。」
辰美「まさか…僕は…捨陰党の…?」
空蝉「言うな! ワシが先に行く。いいな。お前はここで剣を捨てろ。分かったな!」
(ここで空蝉にバトンタッチ)
刺客を6人程、始末。
寒雲が現れた。
空蝉「このワシ、誰だか知ってるのか?」
寒雲「空蝉…? 私は寒雲。貴方との太刀合わせ、光栄に思いますよ。」
どうにか攻撃を巧くかわし、始末。
空蝉「辰美! 行ってしまったのか…?」
(ここで辰美にバトンタッチ)
蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。
源五郎が現れた。
辰美「捨陰党の者は、全て倒す!」
源五郎「私は源五郎。お前は…ん? まさか!?」
強い。どうにか攻撃をかわしつつ、始末。
辰美「次が最後! もう少しで皆の所へ帰れる!」
蛇恍院、総帥が待ち構えていた。
辰美「貴方で最後か! 鳴鏡として貴方達に止めを刺す!」
大納「鳴鏡…としてか…。ふふっ、かかって来るが良い!」
背中を狙い始末。
続きます。
- 349 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20:17:07.61
ID:NUeyxTInO
- 続きです。
*ED*
大納「強いな…辰美…。」
辰美「何故、僕の名前を?」
大納「皮肉だな…本当に強い息子だ…。」
辰美「息子…!? 僕の…父さん…!?」
大納「お前を最後の切り札と思っていた…。捨陰党に取り戻す事が出来たらな…。これで良いんだ…お前は鳴鏡として私を斬った…。
800年前と同じ事ようにまた、負けた…。私の…息子のお前が…この戦いに終止符を打ったんだ…。」
息絶える大納。
辰美「僕は…父親をこの手で斬ってしまったのか…。そして、きっと兄弟も…。だから空蝉さんは剣を捨てろと…。
でも…父さん、父さんの言う通り、僕達、親子がこの長い戦いを終わらせたんですね…。…終わらなくてはならない戦いだったんですね…。」
以上です。
次は空蝉です。
- 359 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19:51:17.57
ID:cVINJ71ZO
- *決戦の間・空蝉*
鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」
空蝉が呟く。
「いや、ワシが行こう!」
背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。
五十八が現れた。
空蝉「ほぉ、ご老体の登場か。これは楽しみ。」
五十八「人の事が言えるかっ!? これでもワシは捨陰党の五十八じゃ!!」
どうにか始末。
空蝉「ちいとは、体が解れたかの。」
安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。
嬢が現れた。
空蝉「ほう、今度は娘さんか。中々、幅広いのう。」
嬢「嫌だぁ、お腹出てるけど、強そうじゃん。」
素早い攻撃をかわし、始末。
空蝉「こうして若い者に戦いが受け継がれてきたのか…。」
造船所跡、刺客を5人程、始末。
ウタマルが現れた。
空蝉「その格好で、チョンマゲか。」
ウタマル「空蝉か! 良い奴に当たったぜ!」
巧く攻撃をかわし、始末。
空蝉「ワシを倒すのには、10年早いぞい。」
君ヶ浦、カッツェが現れた。
空蝉「お前は!?」
カッツェ「老けたねぇ~~。今度こそ、楽にしてあげましょう!」
さっさと始末。
カッツェ「お前ら…仲間が、仲間だと思うな…! お前らの中には、捨陰の血が…。」
空蝉「捨陰の血…? まさか!?」
空蝉「アイツ等に知られていたとは…。ん? 辰美か! …どうした?」
辰美「…さっき倒した敵が僕の事を兄さんと…。」
空蝉「うははははっ、何が兄さんじゃ、馬鹿馬鹿しい! それより、どうやら、また、鳴鏡館に捨陰の手の者が回ったらしい。」
辰美「えっ、大変だ! 行かなきゃ!」
空蝉「ああ、頼む。ワシはこのまま進むつもりだ。全て任せたぞ、辰美。」
辰美「はい! 僕に任せて下さい! あ、奴等、来ましたよ! ここだけは僕が戦います! それじゃ!」
そう言って、走り去る辰美。
空蝉「…辰美…すまぬ…。」
続きます。
- 360 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19:53:01.34
ID:cVINJ71ZO
- 続きです。
空蝉「ああ、頼む。ワシはこのまま進むつもりだ。全て任せたぞ、辰美。」
辰美「はい! 僕に任せて下さい! あ、奴等、来ましたよ! ここだけは僕が戦います! それじゃ!」
そう言って、走り去る辰美。
空蝉「…辰美…すまぬ…。」
(ここから辰美にバトンタッチ)
船着き場、刺客を6人程、始末。
寒雲が現れた。
辰美「あんまり、ぐずぐずはしてられないんだよ!」
寒雲「私は、捨陰党の寒雲。…斬る…!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
辰美「鳴鏡館に戻って、皆を助けます!」
(ここから空蝉にバトンタッチ)
蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。
源五郎が現れた。
空蝉「ワシを…知っておるのか?」
源五郎「お主は、噂に高い空蝉か? 嬉しいぞ! ワシは源五郎だ。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
空蝉「次で最後か…。ワシが決着をつけてやる!」
蛇恍院に足を踏み入れる空蝉。
空蝉「久しぶりだな…。今度こそ、お前を倒すぞ!」
奥からゆっくり現れる、大納。
大納「まんまと騙されたわ…! ワシの子がお前の手元にいたとはな…!」
背中を狙い始末。
続きます。
- 361 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19:54:53.23
ID:cVINJ71ZO
- *ED*
空蝉「お前を斬りに行った14年前、ちょうどその時、お前の女房は捨陰党を逃げ出そうとしていた。子供の辰美を抱いてな…。」
大納「そう…だったのか…。いつ殺されるか分からないだ…無理も無い…。」
空蝉「恐らくお前は、ワシ等が斬り殺してしまったと思ったじゃろうな。」
大納「亡骸も見付からず…恨んだものよ…。だが、生きていた…!」
空蝉「そう…ワシは幼い子供とその母親を斬る事は出来んかった。ワシに出来る事は、二人を斬った者として無事、彼等が生き延びるのを祈る事だけじゃった。
まさか、あの時の子供が鳴鏡の門下生になっていたとは…。」
大納「強くなった辰美…見てみたかった…。」
そう言って、大納は息を引き取った。
空蝉「辰美は、お前譲りだ。きっと、立派な剣士になる! 安心せい…。」
以上です。
次は蛍火です。
- 386 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 19:59:17.66
ID:ujeeJND2O
- *決戦の間・蛍火*
鳴鏡館、捨陰の刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」
蛍火が呟く。
蛍火「私が参りましょう。探りを入れながら。私の方が気爛れる可能性は低いでしょう。」
背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。
ハイウェイマンが現れた。
蛍火「妙ね。捨陰党に貴方のような者を…居たかしら?」
ハイウェイマン「ああ、私はハイウェイマンと呼ばれている。」
どうにか始末。
蛍火「ハイウェイマン…。」
蛍火「この私が鳴鏡館に戻れるとは思ってませんでした…。再び空蝉様に会えるとも…。」
風閂が現れる。
風閂「よう、蛍火。おめぇは、もう戻って来ないかと思ったぜ。」
蛍火「風閂ですか。何をしに来たのです?
貴方は後から来るのではなかったのですか?」
風閂「相変わらず冷てぇな…。手を貸しに来たんだぜ。どうせアンタの事だ、一人で無理にでも片付けちまおうって思ってんじゃねぇのか?」
蛍火「私がそんな無謀な事を考えるとでも?」
風閂「やっぱり損した…。取り敢えず、ここだけでも手を貸すぜ。じゃあな!」
(ここから風閂にバトンタッチ)
安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。
五十八が現れた。
風閂「爺さんに八つ当たりは、ちょっと酷かな?」
五十八「なんじゃと!? ふざけるなっ!!」
ブチ切れて、野太刀を地面に投げつける。
五十八「この五十八、お前のようなヒヨッコには負けんわっ!!」
攻撃をかわし、どうにか始末。
風閂「無理すんなよ…蛍火。」
(ここから蛍火にバトンタッチ)
造船所跡、刺客を5人程、始末。
千尋が現れた。
蛍火「貴方…まさか、貴方が戦いに出るなんて…!」
千尋「私は千尋。でも、知ってるみたいだね。さすが、忍者。詳しいね。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
蛍火「ここで捨陰党の跡継ぎを斬れるとは…。」
船着き場、カッツェがいる。
蛍火「消えなさい! 貴方の出る幕では無い。」
カッツェ「そうはいかない。このカッツェ、執念深くてね…。」
さっさと始末。
蛍火「無駄な時間を取ったわ。」
続きます。
- 387 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 20:00:03.98
ID:ujeeJND2O
- 蛍火「貴方にも無理をお願いしたわね。」
ナイス「構いません。蛍火さんのお役に立てるのなら。」
蛍火「相変わらずね。」
ナイス「簡単に人は変わりませんよ。でも、腕はかなり上がりました。お見せ致しましょう! では。」
(ここからナイトストーカーにバトンタッチ)
放置船甲板、刺客を6人程、始末。
寒雲が現れた。
ナイス「出来る限り、お相手しましょう。」
寒雲「忍者の素養はかなりと見える。この寒雲、全力でいきましょう。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
ナイス「蛍火さん、後はお願いします…!」
(ここから蛍火にバトンタッチ)
須恵里・蜜柑畑、刺客を4人程、始末。
源五郎が現れた。
蛍火「そろそろ、最上級のお出ましのようですね。」
源五郎「只の忍者では無いようだが、この並主源五郎が先には行かせん!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
蛍火「後は捨陰党本部を残すのみ…!」
蛇恍院、総帥が待ち構えている。
蛍火「貴方で最後ですね。鳴鏡館を守る為…斬ります!」
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」
背中を狙い始末。
続きます。
- 388 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 20:03:00.09
ID:ujeeJND2O
- *ED*
総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、蛍火。
早速、空蝉に報告。
蛍火「空蝉様、蛍火、只今、戻りました。」
空蝉「馬鹿者、戻りましたじゃ無いわ!
時間を取ってくれとは言ったが、先頭を切って乗り込めとは言っておらんぞ。」
蛍火「申し訳ございません…! しかし、皆様を守るには最もこれが効果的かと…。
決して、空蝉様のご命令に背くつもりでは…。」
空蝉「全く…。まぁ、お前の事だから信用はしておったが…。
ところで蛍火、ワシは鳴鏡館の出直しにもう一度、手を貸そうと思ってな、お前も一緒にやらんか?」
蛍火「はい! 空蝉様のご命令であれば!」
空蝉「フフフッ…まぁ、良い。もう無茶をするで無いぞ。と言っても、もう無茶をする事も無いがの…。」
蛍火「はい…。漸く、本当に終わりでございますね…。」
以上です。
次は松虫です。
- 431 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11:28:54.63
ID:Pa9JlClNO
- *決戦の間・松虫*
鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」
松虫が呟く。
松虫「おいおい、えらい勢いだなぁ…。そんなんじゃ、上手くいくモンも、いかねぇぜ。力抜いたらどうだ?」
紫翠窟(しすいくつ)、刺客を5人程、始末。
ハイウェイマンが現れた。
松虫「お手柔らかに頼むぜ。」
ハイウェイマン「私はハイウェイマンと言われている。お主、逃げ回る!」
どうにか始末。
松虫「やれやれ…。」
松虫「おっと、お前、誰だ?」
墨流「私、墨流。御門サンノ味方。」
松虫「御門…? ああ、あの威勢の良いネェチャンか。じゃ、味方か…。いや、俺みたいにツイてないって感じだな。」
墨流「別二…嫌デハ無イ。」
松虫「そうかぁ~? 俺も、たまたまあの神社の女の子を助けたりしなきゃなぁ…。」
墨流「神社…? 御門サン…?」
松虫「違う違う、もっと若い女の子だ。…静香(すずか)って言ったっけな…。
いや、いくら俺でも女の子がむさ苦しい奴等に襲われちゃあな…助けるだろ?
いやぁ、妙な事に足突っ込んじまったなぁ…。」
墨流「私ハ、御門サン二助ケラレル。ダカラ、助ケル。」
松虫「そりゃ、義理堅いこって。…おいおい!」
どうやら墨流は行ってしまったようだ。
(ここから墨流にバトンタッチ)
迷ひ橋、刺客を6人程、始末。
千尋が現れた。
墨流「御門サンノ敵、私ノ敵!」
千尋「ウフフ…。私は千尋。気を抜くと痛い目に遭うよ…!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
墨流「松虫、後、任セル…。」
(ここから松虫にバトンタッチ)
豊羅ダム取水塔、刺客を6人程、始末。
ウタマルが現れた。
松虫「そんなに怖い顔すんなよ…なぁ?」
ウタマル「お前みたいなやる気の無い奴を見ると腹が立つぜ!」
どうにか始末。
松虫「ま、良い運動になるって事で…行ってやるか。」
続きます。
- 432 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11:31:49.24
ID:Pa9JlClNO
- 続きです。
蛇喰鼻、カッツェがいる。
松虫「アンタ…拳銃って…! そりゃ、あんまり卑怯じゃねぇの?」
カッツェ「私はカッツェ。楽にしてあげましょう…。」
さっさと始末。
カッツェ「お前達の…守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…うっ…!」
松虫「神社かよ…。一体、神社に何があるんだよ…?」
松虫は一度、踏鞴神社に戻って来た。
神社の前に風閂がいた。
風閂「松虫、戻って来たのか。」
松虫「一体、神社に何があるってんだよ?
巫女さんは襲われるわ、さっきの敵も変な事言ってやがったし。せめて、自分が何やってんのかくらい知りたいってモンだぜ。」
風閂「悪いな、教えられねぇ事もあるんだ…。兎に角、上手くいけば礼をするぜ。」
松虫「ふ~ん。あまり詮索はするなって事か…。」
風閂「兎に角、ここは俺が先に行く。何かあったら頼むぜ!」
風閂はそう言って、去って行った。
松虫「あ~あ、行っちまいやがった…。」
(ここから風閂にバトンタッチ)
踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。
嬢が現れた。
風閂「漸く腕の立つやつが登場か。」
嬢「来たわね! この捨陰党の嬢に敵うと思うの!?」
素早い攻撃をかわし始末。
風閂「松虫、宜しく頼むぜ…!」
(ここから松虫にバトンタッチ)
蛇恍院墓地、刺客を4人程、始末。
源五郎が現れた。
松虫「嫌だねぇ~強そうじゃねぇか。」
源五郎「私は捨陰党・並主源五郎。お手合わせ願おう。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
松虫「そろそろ…仕上げといきたいモンだなぁ…。」
蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。
松虫「はぁ…アンタで、最後か?」
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」
背中を狙い始末。
続きます。
- 433 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11:35:22.38
ID:Pa9JlClNO
- *ED*
総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、松虫。
道場には風閂が待っていた。
松虫「よう、終わったぜ。はぁ…本当、感謝してくれよなあ…。しかしよぉ、一体、神社に何があったんだ?
よく分かんねぇまま手伝っちまったからなあ…。一応な、ま、詳しい事情ってヤツを聞いとこうかと思ってさ…。」
風閂「本当、助かったぜ。そうだな…ここまでやって貰って、何にも話さねぇってのもちょっとな。実はな…。」
松虫「いや、やっぱり辞めとくわ。いい、いい、余計な事聞いて、これ以上関わり合うのも面倒なこった…。」
風閂「そうか…。それにしても良い腕してんなあ。ここでやってみねぇか?」
松虫「あぁ? この俺が道場で修行だぁ?
ハハハッ、冗談は無しだぜ! それに言ったろ? あんまり人と関わりたくないんでね…。
あ、礼はいいぜ。こんな道場にゃあ、叩いても大した金、出てきそうにねぇし、それによ、少しは楽しませて貰ったからな…。
…じゃあな。」
以上です。
次は墨流です。
- 437 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16:48:24.51
ID:K6mpW64iO
- *決戦の間・墨流*
鳴鏡館、捨陰の刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」
墨流が呟く。
墨流「御門サンガ行クナラ、私、行ク…!」
紫翠窟、刺客を5人程、始末。
五十八が現れた。
墨流「敵…!」
五十八「ワシは捨陰党の五十八! …と言っても、通じとるのか?」
どうにか始末。
墨流「大丈夫…。」
そこに松虫がやって来た。
松虫「おっと、お前、誰だ?」
墨流「私、墨流。御門サンノ味方。」
松虫「御門…? ああ、あの威勢の良いネェチャンか。じゃ、味方か…。いや、俺みたいにツイてないって感じだな。」
墨流「別二…嫌デハ無イ。」
松虫「そうかぁ~? 俺も、たまたまあの神社の女の子を助けたりしなきゃなぁ…。」
墨流「神社…? 御門サン…?」
松虫「違う違う、もっと若い女の子だ。…静香(すずか)って言ったっけな…。
いや、いくら俺でも女の子がむさ苦しい奴等に襲われちゃあな…助けるだろ?
いやぁ、妙な事に足突っ込んじまったなぁ…。」
墨流「私ハ、御門サン二助ケラレタ。ダカラ、助ケル。」
松虫「そりゃ、義理堅いこって。…じゃ、先に行くぜ!」
(ここから松虫にバトンタッチ)
迷ひ橋下、刺客を6人程、始末。
千尋が現れた。
松虫「お手柔らかに頼むぜ。」
千尋「私は千尋。甘くみると痛い目に遭うよ?」
どうにか攻撃をかわし、始末。
松虫「後は…宜しくな。」
(ここから墨流にバトンタッチ)
迷ひ橋、刺客を5人程、始末。
本郷が現れた。
墨流し「先ニ行キタイ。オマエ、邪魔!」
刀を振り、威嚇をする。
それに思わず仰け反る本郷。
本郷「アンタ、鳴鏡か?」
どうにか始末。
墨流「島…捨陰党…ドコ?」
続きます。
- 438 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16:50:46.34
ID:K6mpW64iO
- 続きです。
龍門棚、カッツェがいた。
墨流「オマエ…卑怯!」
カッツェ「卑怯で結構!! カッツェは拳銃で戦うんだよ♪」
さっさと始末。
墨流「卑怯者ハ負ケル。」
そこに御門がやって来た。
墨流「コノ先、敵ガイル。」
御門「申し訳ないと思ってるわ、墨流。入門仕立ての貴方まで。」
墨流「御門サンノ為、問題ナイ。」
御門「神和斎(かんなぎさい)先生は、怒っていらっしゃるでしょうね…。」
墨流「私、先ニ行ク。御門サン、守ル!」
そう言って、行こうとする墨流。
御門「待ちなさいっ! 私が行くわ!」
(ここから御門にバトンタッチ)
安志田川鉄橋下、刺客を6人程、始末。
ウタマルが現れた。
御門「ここから先、行かせる訳にはいけません…!」
ウタマル「このウタマルがこんな地味な所で戦うとはな!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
御門「申し訳無いけど…後はお願いするわ。」
(ここから墨流にバトンタッチ)
須恵里・蜜柑畑、刺客を5人程、始末。
源五郎が現れた。
墨流「敵…!」
源五郎「私は源五郎という者。お主、鳴鏡の者ではないな? 早く去るが良い。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
墨流「モウスグ…! モウスグ…!」
蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。
墨流「アナタ、最後! 鳴鏡館の敵! 私ノ敵!」
刀を振り、威嚇。
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」
背中を狙い始末。
続きます。
- 439 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16:51:41.56
ID:K6mpW64iO
- *ED*
総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、墨流。
道場には御門が待っていた。
墨流「勝ッタ…! 勝ッタヨ、御門サン!」
大ハシャギで御門に駆け寄る。
御門「ありがとう! 貴方のお陰で本当に助かったわ!」
墨流「私、剣術ヲモット覚エタイ。鳴鏡デ私、頑張ル。」
御門「ええ、勿論よ! その為に貴方は日本に来たんですものね。今回のお詫びを兼ねて、確り稽古を就けてあげるわ!」
墨流「…オワビ…? ケイコ…?」
御門「あー、その前に日本語を勉強しましょう。山の中で迷って、道を尋ねる事も出来ないんじゃあ、また行き倒れてしまうわ。さ、勉強、勉強!」
墨流「勉強…? 勉強…。ソレ、多分、私、キライ…。キライ?スキ? ア、御門サンハスキ。」
以上です。
次はナイトストーカーです。
- 446 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14:00:38.19
ID:N4740S9bO
- *決戦の間・ナイトストーカー*
鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」
ナイトストーカー(以下ナイス)が呟く。
ナイス「居場所を突き止めるなら、忍者が適任。私が参りましょう。」
龍門棚、刺客を5人程、始末。
トニー・梅田が現れた。
ナイス「捨陰党の者か? ならば斬る!」
トニー・梅田「Hey、そうだYo。捨陰党のトニーって知らない?」
素早い攻撃をかわし、始末。
ナイス「これが…捨陰党の者なのか?」
そこに辰美が来た。
辰美「追いついた! ハァハァハァ…僕も行きます!」
ナイス「止めておけ、皆が心配するぞ。皆、お前だけは危険に晒したくないんだ。」
辰美「大人しく待ってるのは性に合わない! それに僕は十分強いんだ!」
ナイス「…その自信、いつか身を滅ぼすぞ。気を付けるんだな。一度、甲賀に来るが良い。心の修行は、鳴鏡より厳しいかもしれないからな。」
辰美「冗談じゃない! 僕の戦い見てるといい! 今の言葉、訂正させてやる!」
そう言って、怒って去って行った。
ナイス「辰美! 無茶をするな!」
(ここから辰美にバトンタッチ)
明月庵竹林、刺客を6人程、始末。
嬢が現れた。
辰美「良かった…このまま雑魚ばかりかと思ったよ…。」
足を投げ出して座った状態で言った。
嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」
素早い攻撃をかわしつつ始末。
辰美「じゃあ、僕は他の道から行こう。」
(ここからナイトストーカーにバトンタッチ)
安志田川鉄橋下、刺客を5人程、始末。
ナイス「鳴鏡の敵は、我らの敵!」
ウタマル「鳴鏡に付くとはなあ! 馬鹿だなぁ!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
ナイス「これが捨陰党か…。意外に弱いな。」
木材置き場、カッツェが現れた。
ナイス「何!? お前も捨陰党か!?」
カッツェ「ちょっと違うなぁ~。ま、どっちでも良いや。このカッツェがすぐに楽にしてやるからな。」
さっさと始末。
ナイス「一体、お前は何者だ?」
続きます。
- 447 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14:09:24.78
ID:N4740S9bO
- 続きです。
そこに蛍火が来た。
蛍火「無事のようね。どうかした?」
ナイス「ご心配は無用です。」
蛍火「フッ、堅苦しくなったわね。」
ナイス「今は蛍火様に命を受け、今、蛍火様は私の主(あるじ)でございますから…。」
蛍火「そうね…。お互い忍者修行中という訳ではなかったわね。」
ナイス「ええ。」
蛍火「この戦いが終わったら、昔話でもしましょう…。この先の敵は強い。先に行くわ。」
(ここから蛍火にバトンタッチ)
放置船甲板、刺客を4人程、始末。
寒雲が現れた。
蛍火「貴方とならば、十分に戦えそうね…。」
寒雲「フン、お前ごときにこの寒雲の技…見切れるか?」
どうにか始末。
蛍火「後は任せたわ。」
(ここからナイトストーカーにバトンタッチ)
船着き場、刺客を4人程、始末。
源五郎が現れた。
ナイス「お前…出来るな…!」
源五郎「ほほう…。鳴鏡も中々、骨のある者を集めたな。」
どうにか始末。
ナイス「後は捨陰党本部を残すのみ!」
蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。
ナイス「お前で最後だな…! 鳴鏡に代わり、留めを刺す!」
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」
背中を狙い始末。
続きます。
- 448 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14:11:06.08
ID:N4740S9bO
- 続きです。
*ED*
総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、ナイトストーカー。
道場には蛍火が待っていた。
ナイト「蛍火さん、只今、戻りました。」
蛍火「これで今回の任務は終了だわ。」
ナイト「やっと…昔話が出来ますね。」
蛍火「ええ、だけど、お願いした事以上の働きね。…というより、相変わらず突っ走るわね。ちょっと危なっかしいわ。」
ナイト「これでも腕は上がったんですよ。昔に比べたら。それに突っ走るのは、結構お互い様だと…。」
蛍火「私は計算の上で動いてるの! 無鉄砲じゃないわ!」
ナイス「それは私も同じです。…蛍火さんの怒った声、初めて聞きました…。」
蛍火「…そう…かしら…?」
ナイス「今度は、笑い声も聞きたいですね…。昔話はその時にしましょう。…では。」
ナイトストーカーは姿を消した。
蛍火「え?」
振り返る蛍火。
蛍火「…ウフフフ…相変わらずね。」
以上です。
次はサザンカです。
- 453 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16:12:59.58
ID:qbAG+QeiO
- *決戦の間・サザンカ*
鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」
サザンカが呟く。
サザンカ「お前達には、任せておけんな。私が行こう。」
踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。
本郷が現れた。
サザンカ「俺の腕に似つかわしければ良いんだがな…。」
本郷「俺は本郷。鳴鏡にも変わり者がいたもんだなあ!」
攻撃をかわしつつ、始末。
サザンカ「手薄だと思って、侮っていたな。」
明月庵竹林、刺客を6人程、始末。
五十八が現れた。
サザンカ「ほう…。捨陰党も老い耄れたものよ。」
五十八「なんじゃと!? 怪しい奴め、ワシを五十八と知って刃を向けるか!?」
どうにか始末。
サザンカ「これでは捨陰党も知れたもんだな。」
産廃処理場予定地、刺客を5人程、始末。
寒雲が現れた。
サザンカ「気に入らないなあ…。その無表情さがな…。」
寒雲「この寒雲に笑えと言うのか…?」
攻撃をかわしつつ、どうにか始末。
サザンカ「フンッ!」
新ジャックビル屋上、カッツェが現れた。
サザンカ「節操の無い奴め。」
カッツェ「フッフ~ン♪ フフフ…このカッツェ、雇われて仕事をする。何が悪い?」
さっさと始末。
カッツェ「お前達の…守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…うっ…!」
サザンカ「何だと!? まさか、神社が…!?」
慌てて踏鞴神社に戻って来たサザンカ。
サザンカ「何故、カッツェが知っている?」そこに御門が現れた。
御門「サザンカ! 神社が!」
サザンカ「ああ、分かっている。もうすぐ奴等が来る。ここは俺に任せろ。」
御門「思ったより、敵が多いわ。皆は無事かしら…?」
サザンカ「だと良いがな…。鳴鏡館再建の時に門下生があまりに少ないのは心許ない。」
御門「貴方も鳴鏡を守りたいのね。安心したわ。」
サザンカ「ああ…。俺の道場にするからな。」
御門「何ですって!? 私が先に行ってあげるから、ちょっと頭を冷やしたら? 私は認めませんからね!」
続きます。
- 454 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16:15:52.85
ID:qbAG+QeiO
- 続きです。
(ここから御門にバトンタッチ)
踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。
嬢が現れた。
御門「やっぱり…まだ控えてたわね!」
嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」
素早い攻撃をかわし始末。
御門「後は任せたわ…。」
(ここからサザンカにバトンタッチ)
蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。
源五郎が現れた。
サザンカ「お前は確か…源五郎…。」
源五郎「ほう、サザンカか…。噂通りだ、すぐに分かったぞ。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
サザンカ「次で最後か…。」
蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。
サザンカ「俺が鳴鏡の新しい師範代だ。お前が捨陰党の?」
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。かかって来るが良い!」
背中を狙い始末。
続きます。
- 455 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16:17:25.82
ID:qbAG+QeiO
- 続きです。
*ED*
総帥を始末後、道場に戻って来たサザンカ。
サザンカ「長い間の宿敵、捨陰党はこれで消えた。鳴鏡も安泰だ。この道場も私の物…。」
それを聞いて笑う空蝉。
サザンカ「おお、空蝉。実は、次の師範代には俺がなってやろうと思ってな…。」
空蝉「ほう、お前がか? 大胆な事を考えるなあ。ま、もうちいと落ち着いたら鳴鏡館の行く末、皆で考えようではないか。」
サザンカ「捨陰党の本部まで叩き潰したのは俺だ。鳴鏡館を救ったのは俺なんだ。
俺が師範代になるのは考えなくても決まってるようなもんだろ? 誰にも文句は言わせんぞ。」
空蝉「そうかのう。御門は何と言うかのう? ハハハハ…。」
サザンカ「み、御門…!? う、空蝉、待て、御門にはお前から言ってくれないか!?」
御門の名を聞いたとたん、狼狽えまくるサザンカ。
空蝉「知らんな。おい、御門! サザンカが用があるらしいぞ! おい!」
御門を呼び出す空蝉。
サザンカ「空蝉! 頼む! おいっ!」
以上です。
次からはストーリーモード・捨陰党編です。
- 482 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16:37:27.97
ID:WuJ/38BhO
- *決戦の間・源五郎*
蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。
大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。
踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」
源五郎「私こそ、その使命、果してみせましょう。」
捨陰党の忍が現れた。
5人程、始末すると総帥の声がした。
大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」
源五郎「行くぞ!」
船着き場、鳴鏡の刺客を4人程、始末。
松虫が現れた。
源五郎「まだ、まともに戦える奴が残っていたとはな…。」
松虫「いやぁ、ただ引っ張り込まれただけだぜ。松虫ってんだけど、聞いた事ねぇだろ?」
どうにか始末。
源五郎「愚かな…。」
そこに五十八来た。
五十八「この辺りにも敵が来とるぞ。」
源五郎「五十八殿!? ど、どうして此処に?」
五十八「ご先祖からの使命! 鳴鏡討伐にワシが出ないでどうする!?」
源五郎「守りに着いて下さいと申し上げましたが?」
五十八「なんじゃと!? まだ若いモンには負けんわ! ほれ、来おった! ワシが行ってやろう!」
そう言って、去って行った。
源五郎「五十八殿! …無茶しないで下さいよ、全く…。」
(ここから五十八にバトンタッチ)
放置船甲板、刺客を5人程、始末。
辰美が現れた。
五十八「我らが恨み、このワシが晴らしてくれよう!」
辰美「何が恨みだか知らないけど、この辰美が相手をしてあげるよ。」
攻撃をかわしつつ、始末。
五十八「ま、後は任せる事にするか。」
(ここから源五郎にバトンタッチ)
豊羅ダム取水塔、ライフルを持ったホッキョク・ツバメ(以下ツバメ)がいた。
源五郎「中々、手強そうだな…。」
ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」
攻撃をかわしつつ、彼女にタックルし、始末。
ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」
源五郎「怨念…怨念だと!? 我らの先祖の悲しみに暮れる魂をお前達は怨念と呼ぶか!?」
続きます。
- 483 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16:40:00.75
ID:WuJ/38BhO
- 続きです。
鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。
風閂が現れた。
源五郎「武士道を汚しているようなお前達にワシは倒せんぞ。」
風閂「何!? 夕霧は渡さん! この風閂がここを通さん!」
どうにか始末。
源五郎「漸く…我々の手に戻った…。我らの先祖が作らせた夕霧…。」
夕霧を手にし呟く。
復元天守の門前、千尋が来た。
千尋「夕霧、手に入れたんだね。あまり遅いから様子を見に来たよ。まだ、神社に本当の敵が残ってるんでしょ?」
源五郎「これは、千尋様。分かっております。神社、踏鞴神社でございますね。この夕霧で鏡家の末裔に留めを刺す事こそ、責任の使命…!」
千尋「800年も昔からの…気が遠くなる程、遠い話だね。」
源五郎「長い間の我々の思い、願いや恨みという言葉を超えた物になっているのです。捨陰の血がそれを伝え続けたのです。
跡継ぎの貴方にもしもの事があっては…。さ、早く!」
千尋「確かに私にもその血が流れている…。その血…私はちょっと窮屈なんだよ…。戦う事くらい、自由にさせて欲しいね。」
そう言って、去って行った。
源五郎「千尋様…。貴方には、血は重荷か…?」
(ここから千尋にバトンタッチ)
復元天守の屋根の上、刺客を5人程、始末。
御門が現れた。
千尋「あははは…。手加減は無用だよ。」
御門「子供…!? 私は御門という者。貴方、自分の意思で戦ってるの?」
素早い攻撃をかわし、始末。
千尋「弱すぎて飽きちゃった…。後は任せるよ…。」
(ここから源五郎にバトンタッチ)
迷ひ橋下、刺客を4人程、始末。
空蝉が現れた。
源五郎「ん? お前は…空蝉か? まだいたのか。」
空蝉「安心せい。お前を倒せばワシも隠居じゃ!」
攻撃をかわしつつ、どうにか始末。
源五郎「もうすぐ神社か…。」
踏鞴神社境内、踏鞴神社・神主、榊 玄鷹(さかき げんよう)が待ち構えている。
源五郎「貴様で最後か…。我らの思い、止めさせて貰おう!」
玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」
一刀両断しようと斬りかかると、ピュイッと瞬間移動して逃げられてしまった。再度、斬ろうとしても逃げられる。
何度か繰り返すと相手の逃げる距離が段々、短くなっている事に気付いた。
ギリギリまで間合いが縮まってから始末。
玄鷹「早く…お逃げ下さい…!」
源五郎「奥か!」
神社本殿に向かった。
続きます。
- 484 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16:44:41.01
ID:WuJ/38BhO
- 続きです。
踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性が佇んでいた。
源五郎「ん? お前が…鏡家の末裔なのか?」
そう、彼女こそ鏡家の末裔、鏡 已綱(かがみ いづな)だ。
已綱「来ましたか…。」
源五郎「そうか…。お前がそうなのか…。同志、先祖の魂を悲しみから解放する時が来た。さあ、来るが良い!」
夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。
已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。
長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」
彼女は何もして来ない…。
どうする…?
彼女を斬るか…?
それとも、このまま本殿を去るか…?
(このどちらかを選ぶとEDが変わります。)
続きます。
- 485 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16:46:59.42
ID:WuJ/38BhO
- *ED・斬る*
源五郎は彼女を斬った。
已綱「うっ…!」
断末魔を上げ、倒れる。
已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」
彼女は息を引き取った。
源五郎「今、貴方のお陰で倒れて逝った者達の魂が救われた…。鏡家の末裔としての最期、見事であった…!
鏡家も伝えたかったであろう、真の武士道…心して我らが伝えよう…!」
*ED・本殿を去る*
源五郎は彼女を斬らずに、本殿を出た。
源五郎「須恵家に支えて者達が仇討ちの為に作らせたこの夕霧。これを手にし、その仇を目の前にしながら、私には斬る事が出来なかった…。
使命を果す事は出来なかった…。戦う意思の無い者を斬るのは捨陰党の、須恵家の真意とは思いたくない。
しかし、もう私は戻れまい…。すまんな、夕霧…。また、お前を捨陰の元に戻せないかもしれん…。」
以上です。
次は寒雲です。
- 48 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19:17:54.76
ID:tkASomhjO
- *決戦の間・寒雲*
蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。
大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。
踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」
寒雲「何を今更、試す?」
捨陰党の忍が現れた。
5人程、始末すると総帥の声がした。
大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」
寒雲「仕方ない、私が行くか…。」
船着き場、鳴鏡の刺客を4人程、始末。
墨流が現れた。
寒雲「鳴鏡の者では無いな? 斬られたくなければ…去れ。」
墨流「御門サン、墨流、名前、付ケテクレタ。私、鳴鏡…!」
攻撃をかわしつつ、始末。
寒雲「哀れな…。」
そこにハイウェイマン(以下、ハイ)が来た。
ハイ「寒雲、無事か!?」
寒雲「新参者が…何の用だ?」
ハイ「この先、敵が多い。手伝う!」
寒雲「ハイウェイマン、とか言ったな…お前が私を手伝う…? フッ…。」
ハイ「確かに新参者ではあるが、腕には自信がある!」
寒雲「フン、邪魔なだけだ。」
ハイ「そこまで言うのなら、証拠を見せよう!」
(ここからハイウェイマンにバトンタッチ)
新ジャックビル地下、刺客を5人程、始末。
辰美が現れた。
ハイ「いくぞ!」
辰美「僕がこの先は進ませ無い。 …! まさか!?」
どうにか攻撃をかわし、始末。
ハイ「後は…頼む!」
(ここから寒雲にバトンタッチ)
龍門トンネル跡、ホッキョク・ツバメがいた。
寒雲「斬られたくなければ…去れ。」
ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」
攻撃をかわしつつ、彼女にタックルし、始末。
ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」
寒雲「怨念? 捨陰の心も鳴鏡が語ると、そこまで歪められるのか…。」
続きます。
- 49 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19:20:26.58
ID:tkASomhjO
- 続きです。
鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。
風閂が現れた。
寒雲「…斬る…!」
風閂「青白い顔しやがって、それで剣が振れるのかよ!」
どうにか始末。
寒雲「夕霧…仇討ちの為に作られた、太刀…か…。」
そこにウタマルが息を切らしながら来た。
ウタマル「ハァハァハァ…さすがだな…。ここまで来て、息一つ乱れてねぇな…。」
寒雲「ああ、ウタマルか。」
ウタマル「お、夕霧か! ちっきしょー!! また手柄取られたぜ!」
悔しがるウタマル。
寒雲「フン、この程度の事…。第一、まだ終わりでは無いはずだ。」
ウタマル「(少し息を切らしながら)ああ、確かに。敵の血筋を絶えさなければ、真の目的は果たせない。」
寒雲「積年の恨みを晴らす…か、恨みなど私には関係無いがな…。仕方あるまい…。」
ウタマル「…ようし! 取り敢えずここは、お前を手助けして恩を売っとくか! 先に行くぞ!」
(ここからウタマルにバトンタッチ)
踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。
松虫が現れた。
ウタマル「物足りないと思っていたんだよ!」
松虫「いやぁ、俺は松虫っていう、只の通りすがり…。物足りないかもしれねぇよ…?」
どうにか始末。
ウタマル「後は…宜しくな!」
(ここから寒雲にバトンタッチ)
迷ひ橋、刺客を4人程、始末。
御門が現れた。
寒雲「お前のような女が何をしに来た…?」御門「私は鳴鏡の御門。私は…戦わなければならないの。」
素早い攻撃をかわし、始末。
寒雲「次で最後だ…!」
踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。
寒雲「諦めた方が良い…。」
玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」
ギリギリまで間合いが縮まってから始末。
(かなり省略して書いてますが、実際やると結構大変ですw)
玄鷹「早く…お逃げ下さい…!」
寒雲「そうか、奥か…。」
神社本殿に向かった。
続きます。
- 50 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19:21:27.12
ID:tkASomhjO
- 続きです。
踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。(佇むという表現は間違いでした。訂正します。)
寒雲「お前がそうなのか…?」
已綱「来ましたか…。」
寒雲「捨陰の使命により、お前を斬りに来た。」
夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。
已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。
長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。
さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」
彼女は何もして来ない…。
どうする…?
続きます。
- 51 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19:26:33.93
ID:tkASomhjO
- *ED・斬る*
寒雲は彼女を斬った。
已綱「うっ…!」
断末魔を上げ、倒れる。
已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」
彼女は息を引き取った。
寒雲「鏡家の者は、鏡家の為に戦った。須恵の者は須恵家の為に戦った…それだけの事だったはずだ…。それが例え、相手を裏切る形となったとしても、恥じる事も、悔いる事も無いというのに…。
お前の運命(さだめ)は鏡家として、戦う事ではなかったのか? 何かを守る為に戦う…。その方が人として救われたかもしれないのに…。哀れだな…。」
*ED・本殿を去る*
寒雲は彼女を斬らずに、本殿を出た。
寒雲「妖刀・夕霧…か…。素晴らしい太刀ではあるが、只の太刀だ…。それが、大袈裟な呼び名を貰ったものだな…。
…妖刀か…。この寒雲が敵に情けをかけるとは、夕霧…お前に惑わされたのかもしれないな…フッ…。」
以上です。
次は嬢です。
次からは一部の台詞を省略します。
- 125 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03:24:34.56
ID:dBsWVLMPO
- *決戦の間・嬢*
蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。
大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。
踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」
嬢「任せて!」
捨陰党の忍が現れた。
5人程、始末すると総帥の声がした。
大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」
嬢「行くわよ!」
船着き場、刺客を4人程、始末。
蛍火が現れた。
嬢「さぁ、行くわよ!」
蛍火「私は蛍火。鳴鏡の命の元、貴方を斬る…。」
素早い攻撃をかわし、始末。
嬢「あっさりしたモンね…。」
そこにトニー・梅田(以下トニー)が来た。
トニー「ハァ~イ! お手伝いに来たよん♪」
嬢「ア、アンタ、誰? 敵!?」
トニー「つれないねぇ、同じ仲間なのに…。」
嬢「本当にぃ~? お店が忙しくって、あんまり道場には行ってないけど…いつの間に入ったのよ?」
トニー「俺もあまり行かないからね。ノリが合わないからねぇ~。」
嬢「怪しいなぁ…。それに、あんまり稽古してない人に手伝って貰ってもねぇ…。」
トニー「安心して。腕は確かだからさ。信用して無いね~? 先に行って俺の腕、見せてあげるよ。」
(ここからトニー・梅田にバトンタッチ)
蛇喰鼻、刺客を5人程、始末。
辰美が現れた。
トニー「Hey、リズムが悪いと俺には勝って無いよ♪」
辰美「残念だね。僕がいる以上、先には進めないよ…。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
トニー「俺の腕、信じてくれた?」
(ここから嬢にバトンタッチ)
鳴鏡館前、ホッキョク・ツバメが現れた。
嬢「さぁ、お次は誰?」
ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」
タックルして、始末。
ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」
嬢「怨念…? 何言ってんのよ! ご先祖様の願いを叶えて、アンタ達、悪人を退治するだけよ!」
続きます。
- 126 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03:27:04.75
ID:dBsWVLMPO
- 続きです。
鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。
御門が現れた。
嬢「私がお相手よ! 夕霧は、私が貰うからね!」
御門「調子の良い娘ね…。この戦いの意味、知らないのなら、消えなさい!」
素早い攻撃をかわし、始末。
嬢「これで、OK…!」
そこに本郷が来た。
本郷「夕霧、手に入れたか。そんなに喜んでる場合じゃないぞ、まだ、終わってない!」
嬢「え? まだ、帰れないの?」
本郷「そうだ。先祖と同志の魂を悲しみから救ってくる事…!」
嬢「それが、次の仕事…? どうすればいいの?」
本郷「その夕霧、鏡家の末裔を倒す為に作られた物なんだ。
だから、その夕霧で鏡家の末裔を斬る…! それが、須恵家と捨陰党の望みだ、長い間のな…。」
嬢「末裔、か…。鳴鏡はその人を守っていたのね? 黒幕がいたって事か…何かよくありそうな話ね。」
本郷「本当に分かってんのか!? 全く頼りねぇなあ。俺が先に行ってやるよ。こっから先は今までみたいにいかないぜ!」
(ここから本郷にバトンタッチ)
紫翠窟、刺客を5人程、始末。
サザンカが現れた。
本郷「殺るかい?」
サザンカ「このサザンカが相手だ。しっかり戦えよ。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
本郷「後は、宜しくな…!」
(ここから嬢にバトンタッチ)
迷ひ橋下、刺客を4人程、始末。
風閂が現れた。
嬢「ふ~ん…。強そうじゃん…! でも、負けないわよ!」
風閂「元気な女だな…。だか、それもここまでだ! この風閂が大人しくさせてやるぜ!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
嬢「さ、次で最後ね!」
踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。
嬢「さすがに今までとは違うわね…!」
玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」
ギリギリまで間合いが縮まってから始末。
玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」
嬢「奥ね…!」
神社本殿に向かった。
続きます。
- 127 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03:28:32.23
ID:dBsWVLMPO
- 続きです。
踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。
嬢「えっ…!? 貴方がそうなの!?」
已綱「来ましたか…。」
嬢「貴方…なの…? そ、そ、そうよ! 捨陰の同志と先祖の魂を悲しみから救う、その為に私は来たわ! さぁ、武器を取りなさいよ!」
夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。
已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。
長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」
彼女は何もして来ない…。
どうする…?
続きます。
- 128 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03:32:35.18
ID:dBsWVLMPO
- 続きです。
*ED・斬る*
嬢は彼女を斬った。
已綱「うっ…!」
断末魔を上げ、倒れる。
已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」
彼女は息を引き取った。
嬢「本当に、斬られてしまうなんて…。私…ただの…悪人の親玉だと思ってた…。悪人だった事には違いないのね? 少なくとも、昔の鏡家は…。
でも…貴方はそれを謝りたかったんだね…! でも貴方…、単純に謝る事の出来る立場じゃ無かった…それは私にも分かるの!
…辛かったんだよね…。斬られる事を望んだ貴方の気持ち…少し、分かる気がするよ…。」
*ED・本殿を去る*
嬢は彼女を斬らずに、本殿を出た。
嬢「武器を持たない人を斬るのは、武士道じゃ無いわよ! うん、絶対!
う~ん…でも、ちょっとヤバかったかな~…。どうしよう…怒られるかな…? カッコ良く戦って、斬っちゃった事にしとこうかな~? あ~…。」
以上です。
次は千尋です。