ローグギャラクシー

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ローグギャラクシー - (2006/12/20 (水) 03:07:10) のソース

<strong>ローグギャラクシー</strong><br>
&gt;&gt;19-567~572
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<dt><a href="menu:567">567</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">ローグギャラクシー</a></b>
◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color=
"#808080" size="2">2005/12/12(月) 15:02:12 ID:LBiY1wwH</font></dt>
<dd>時は今から1万年前に遡る。<br>
銀河でもっとも科学が発達した惑星、マリーグレンに突如「マザー」と呼ばれる謎の生命体が襲来する。<br>

マザーは生命の源である「ルーン」を操り、生物や機械を魔物化していった。<br>

マリーグレンの技術をもってしてもマザーに抗うことはできないと悟った時の女王は、<br>

他の星にまでルーンの被害が拡大することを防ぐため、マリーグレンを丸ごと時空の狭間に隔離することを決める。<br>

城の預言者たちは、1万年後に伝説の「星王」の力を受け継ぐ者が現れ、マザーに対抗しうると言った。<br>

女王は来るべき時に備え、時空の裂け目に星王の血を引く者だけが解けるような仕掛けを施し、<br>

その向こう側へとマリーグレンを封印した。<br>
突如として銀河から姿を消したマリーグレンのことを、後の世の人々は伝説の地「エデン」と呼ぶようになる。<br>

女王はまだ赤ん坊だった王女イリアスを汎用ロボットに託し、1万年後の時代へ送り込んだ。<br>

娘だけでも平和な時代で生きられるようにと願いを込めて。<br>

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<dt><a href="menu:568">568</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">ローグギャラクシー</a></b>
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"#808080" size="2">2005/12/12(月) 15:02:45 ID:LBiY1wwH</font></dt>
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1万年後の惑星ロザ。かつて銀河を統べた覇者・星王の血を受け継ぐ女、ヨハンナ。<br>

彼女は自分に特別な力があることを知っていたが、それを使おうとはせず、普通の人間として暮らしたいと思っていた。<br>

ある時彼女の住む村が死病に侵され、もはやそれを止める手立てはなかった。<br>

彼女は「力」を使い、村の時間を止める。これで誰も死ぬことはない。止まった季節の中で、村人は永遠に生き続ける。<br>

そんな村へ、一人の若い男が迷い込んできた。後に「砂漠の爪」を名乗り、伝説とまで謳われるハンター、ミゼルである。<br>

ミゼルはヨハンナと恋に落ち、やがてヨハンナは子を授かった。<br>

彼女は、生まれてくる子には村の外、時間の流れる世界に生きて欲しいと願い、ミゼルと共に村を出る。<br>

が、それは同時に病を再び進行させることにもつながり、ヨハンナは男児を出産して間もなく命を落とす。<br>

ミゼルはその子・ジェスターにも特別な素質があることを知り、将来彼をエデンへ導くため、銀河の真実を知る旅に出る。<br>

ジェスターを親友である神父・ラウルに預けて。<br>
時を同じくして、マリーグレンの王女イリアスは宇宙航路において海賊船に拾われ、<br>

船長ドルゲンゴアの娘・キサラとして育てられることとなった。<br>

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<dt><a href="menu:569">569</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">ローグギャラクシー</a></b>
◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color=
"#808080" size="2">2005/12/12(月) 15:03:17 ID:LBiY1wwH</font></dt>
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十数年の月日が流れ、ドルゲンゴアはエデンに眠ると言われる財宝を手に入れるため行動を起こす。<br>

実力のあるハンターを多数雇い入れ、エデンへの道を記した「大石版」を手に入れようというのだ。<br>

あのジェスターも、紆余曲折を経てドルゲンゴアの下で海賊として働いていた。<br>

そんな彼ら海賊たちの前に障壁として立ちふさがったのは、<br>

ロンガディア星間連合とドラクシル帝国の軍事衝突を背景に業績をあげた宇宙船メーカー・ダイトロンだった。<br>

ダイトロンの社長であるヴァルコグは、エデンの技術力を手に入れて自らが銀河の覇者となることを望む一方、<br>

人為的にルーンを施したビーストを使って戦乱を煽り、その陰でさらに利益を上げようと目論んでいた。<br>

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<dt><a href="menu:570">570</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">ローグギャラクシー</a></b>
◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color=
"#808080" size="2">2005/12/12(月) 15:03:51 ID:LBiY1wwH</font></dt>
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様々な冒険の末、エデンへの鍵となる大石版やその起動に必要なピースは揃ったものの、<br>

それらをひとつのパズルとして解くためには正当なる星王の力が必要だった。<br>

ヴァルコグは石版に記された遺伝子情報から作り上げた人造人間を使い、エデンへの扉を開こうとするが失敗。<br>

結果、ジェスターが力に覚醒して次元の狭間が姿を現した。<br>

この際キサラはマリーグレンから自らを運んだロボットと再会し、己が王女であると知る。<br>

各人の様々な思いが交錯する中、かくしてエデンへの道は開かれた。<br>

銀河一の宇宙海賊船・ドルゲンアーク号は次元の狭間へと乗り込んでいく。<br>

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<dt><a href="menu:571">571</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">ローグギャラクシー</a></b>
◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color=
"#808080" size="2">2005/12/12(月) 15:04:22 ID:LBiY1wwH</font></dt>
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長い苦労の果てにたどり着いたエデン…惑星マリーグレンは、財宝が眠る楽園ではなかった。<br>

そこはマザーの脅威に晒された死にゆく星。人々は星王の力を持つ者が現れるのを待ちわびていた。<br>

人々の心に眠る無限のエネルギー・ドリゲラムを集めて作り上げた聖剣を手に、ジェスターはマザーを打ち倒す。<br>

マザーは5万年の昔に星王に仕えていた魔女・イザーベラがルーンに取り込まれた姿だった。<br>

一件落着かと思いきや、そこへダイトロンの巨大戦艦が飛来する。<br>

マザーの棲家には大量のルーンが蓄えられており、それを使い魔物を増産して更なる戦火拡大を図ろうというのだ。<br>

その時、マザーを失い新たな主を求めたルーンの集合体がヴァルコグの戦艦を襲った。<br>

船と共にルーンに取り込まれるヴァルコグ。人と戦艦が一体となった巨大なルーンの魔物。これが最後の戦いだ。<br>

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<dt><a href="menu:572">572</a> <font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">ローグギャラクシー</a></b>
◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color=
"#808080" size="2">2005/12/12(月) 15:04:55 ID:LBiY1wwH</font></dt>
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こうして、銀河からルーンの脅威は去った。マリーグレンは次元の歪みから再び元の宇宙へ姿を現し、<br>

キサラは新生マリーグレンの女王に即位する。それに納得のいかないのは育ての親であるドルゲンゴアと、ジェスター。<br>

彼らは自分たちの手で「最後の宝」を奪うため、マリーグレンの王宮へと船を飛ばす…。<br>

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おわり<br></dd>
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