パワプロクンポケット9

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パワプロクンポケット9 - (2010/11/11 (木) 22:06:57) のソース

<p><strong>パワプロクンポケット9</strong></p>
<p>Part54-159~163,185~188,193~197,223~227</p>
<hr /><dl><dt>159 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/10/30(土)
21:31:58 ID:uv/jaQh90</dt>
<dd>それでは、書き込んでいこうと思います。<br />
登場人物紹介でかなり長くなってしまいそうです。<br /><br />
【あらすじ】<br />
最近、近所に進出してきた「ジャジメントスーパー」の影響により、遠前町の「ブギウギ商店街」は客足も少なくなっていった。<br />
そんな中、各地を旅しているときに遠前町にやってきた主人公は、<br />
商店街の野球チームブギウギビクトリーズに助っ人としてチームに加入する。<br />
主人公らをはじめとする助っ人により、ビクトリーズは徐々に地元でも話題にでるようになった。<br />
そしてビクトリーズを使って遠前町は町興しを図ろうとするが・・・<br /><br />
【登場人物・チームメイト1】<br />
・主人公(デフォルト名で変更可)<br />
各地を旅で放浪し、過去に野球をやっていたこと以外は謎の男。<br />
遠前町の河川敷でテントを建て、ホームレス紛いの生活をしている。<br />
ケンカが強く、歴代パワポケ主人公で2番目に戦闘能力が高い。<br />
「パワプロ」・「パワポケ」の主人公で彼だけ微妙に無精髭がある。<br />
普段は茶色のテンガロンハットとマントを着用している。<br /><br />
・権田正男(ごんだ まさお)<br />
ビクトリーズのキャプテンであり、25歳、独身。両親と魚屋を営んでいる。<br />
乱暴で一本気な性格だがチームメイトからの信頼は厚い。<br />
徐々に増えていく助っ人が商店街メンバーのスタメンを外していくのを不満に思っている。<br />
ポジションは捕手で一塁手と三塁手もできる。助っ人に劣らない実力の持ち主。<br /><br />
・木川則夫(きかわ のりお)<br />
やせ顔のビクトリーズの投手で自称エース。<br />
以前は親の脛をかじって暮らしていたが、現在は一人で古本屋を経営している。<br />
商店街の人にはお世話になっているため、商店街に対する想いは強い。<br /><br />
・青島三郎(あおしま さぶろう)<br />
商店街の一角で開業医をしており、お金が無い人でも無料で治療や薬を与えたりしている。<br />
若いときに勉強ばかりしていたため運動は得意では無いが、<br />
野球が好きで練習してプレーできるようになった。<br />
ポジションは一塁手で二塁手、外野手もできる。<br /><br />
並木潤一郎(なみき じゅんいちろう)<br />
ビクトリーズの選手で遠前町の在住交番。<br />
気弱で周囲に流されやすいが、親切で職務に忠実であり、商店街の人々に親しまれている。<br />
非番の際に練習しているが、ちょっとお疲れ気味。<br />
ポジションは三塁手で一塁手と外野手もできる。<br /><br /><br /><br /><br /></dd>
<dt>160 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/10/30(土)
22:40:53 ID:uv/jaQh90</dt>
<dd>【登場人物・チームメイト2】<br />
以下は助っ人達の紹介ですが、寺門以外はランダムイベントやうろつきで仲間になります。<br />
基本的に定期イベントでは寺門以外は登場しません。<br /><br />
・寺門男(じもん だん)<br />
赤ん坊の頃、「少森寺」に拾われ、そこで拳法を習っていた。<br />
20年以上、少森寺から出たことがなく、寺を飛び出して各地を放浪していた。<br />
ビクトリーズの練習を見て練習させてもらったが、全くできず修行させてくれとビクトリーズに加入。<br />
ポジションは外野手で捕手もでき、能力も高い。<br />
定期イベントで仲間になるため登場も多く、変人揃いの助っ人の中でも常識人。<br /><br />
・ピエロ(ぴえろ)<br />
隣町のサーカスで脱走してきた野ピエロ。<br />
主人公に「魔界からやって来た」といわれるほど、強烈な顔をしているが、<br />
本人はカワイイ顔だと思っている。デフォルメキャラで唯一の鼻がある。<br />
主人公から凄いプレーをすれば観客も喜ぶの一声で皆を笑顔になってもらうべく、チームに加入。<br />
ポジションは遊撃手と二塁手。能力のバランスがよく、特に走力が高い。<br /><br />
・ムシャ(むしゃ)<br />
鎧武者ともいうべき格好をしているビクトリーズの助っ人。<br />
正体は過去の罪により成仏できない武士であり、主人公ら困っている人達を助け成仏するためにチームに加入。<br />
思念を他人に植え付けることで鎧武者である違和感を無くしている。<br />
ポジションは一塁手。武士らしく真っ当な性格である。<br /><br />
・水間美偉人(すいま びいと)<br />
過去に高校野球で甲子園まで行った事もある豪腕投手。<br />
しかし今はとある事情で水泳帽にゴーグルの格好で「陸を泳ぐ」変人である。<br />
川で溺れているところを主人公に助けられ、野球について話すとチームに加入する。<br />
ポジションは投手で150キロを超える速球とスローカーブが武器だがコントロールは悪い。<br /><br /><br /></dd>
<dt>161 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/10/30(土)
22:42:27 ID:uv/jaQh90</dt>
<dd>【登場人物・チームメイト3】<br />
助っ人の続きです。<br /><br />
・電子炎斬(でんし えんざん)<br />
パソコンオタクであり、ノートPCの電源が切れると自分も停止する体質をもっている。<br />
ネット世界ではほぼ神扱いであり、口癖は「キィィィボォォォドォォォ!!!!!」<br />
主人公と出会い、自作した野球プログラムを馬鹿にされたため、その理論を証明するためにチームに加入。<br />
ポジションは投手であり、アンダースロー投法でコントロールも高い。<br /><br />
・城田鉄幹(しろた てっかん)<br />
遠前町にあるレストラン・ブランネージュの親会社代表人である人。<br />
料理の腕は超一流であり、主人公の食べ残しから「肉」を作りだすほどである。<br />
主人公と出会ってから野球が気になるようになり、主人公に誘われチームに加入。<br />
ポジションは外野手。歳をとっているが、それを感じないパワーの持ち主。<br /><br />
・カニ怪人(かに かいじん)<br />
怪人量産マシーンなるものからカニと融合して人間からカニ怪人になった。<br />
秘密基地をつくるために遠前町に下見に来ていたところを主人公に誘われチームに加入。<br />
人に迷惑をかけるだけの悪の組織に嫌気がさし、悪の組織をやめようかと思っている。<br />
ポジションは三塁手と一塁手。過去に高校野球の経験があり、パワーと肩力は高い。<br /><br />
・白徳人(はく のりと)<br />
青い学生帽とマントを羽織った知識人然とした格好。年齢は20代。<br />
身に付けた知識で問題に突っ込み、引っかき回して去っていくらしい。<br />
主人公とは知り合いで、主人公に誘われチームに加入する。<br />
ポジションは二塁手で遊撃手と捕手もでき、守備が高いが打撃重視の助っ人の中ではいまいち地味。<br /><br /></dd>
<dt>162 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/10/30(土)
23:23:08 ID:uv/jaQh90</dt>
<dd>【登場人物・商店街の人々】<br /><br />
・神田カンタ(かんだ かんた)<br />
今作の眼鏡君。9歳。ちなみに矢部一族とは何の関係もない。<br />
主人公に助けてもらったことにより、最初に仲良くなる。主人公をおじちゃんと呼ぶ。<br />
母親と二人で暮らしている。ずる賢いところもあるが無邪気な少年。<br />
ちなみに「~でやんす」を付けて喋るときと付けずに喋るときがある。(他人から教えてもらったものである)<br />
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは外野手。<br /><br />
・大村鉄治(おおむら てつはる)<br />
ブギウギ商店街の復興委員会の委員長。代々伝わる金物屋を経営している。<br />
あまり商売っ気は無く、出世欲も無く、日々暮らしていくだけの収入があればいいと思っている。<br />
野球が大好きで練習もしていたが、腰を悪くしてからは見に行くだけになってしまった。<br />
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは捕手と外野手。<br /><br />
・神田奈津姫(かんだ なつき)<br />
カンタ君のお母さん。年齢は20代後半。カレー屋を経営しており、彼女候補でもある。<br />
未亡人で5年前に夫が先立たれてから女手一つでカンタを育ててきた。夫は当時ビクトリーズのキャプテンだった。<br />
ソフトボールの経験者であり、当時はサードを守っていた。バントなど小技が得意な選手であった模様。<br />
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは三塁手で遊撃手と二塁手もできる。<br /><br />
・広川武美(ひろかわ たけみ)<br />
商店街で漢方屋を経営している。奈津姫の親友であり、彼女候補である。<br />
ロマンチストであり、たびたび「ロマン」という言葉を使う。子供っぽい性格で話を乱すのが得意。<br />
彼女を攻略すると武美の正体と過去を知ることができる。<br />
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは外野手。<br /><br />
・向井幸(むかい さち)<br />
ブギウギ商店街に住む、イカしたファッションのおばさん。<br />
その場の正しい意見に賛成するので、意見がころころ変わる。妙な存在感がある。<br />
ある試合で特別助っ人としてチームに加入。ポジションは外野手で三塁手と一塁手もでき、威圧感をもっている。<br /><br /><br /><br /><br /></dd>
<dt>163 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/10/30(土)
23:44:06 ID:uv/jaQh90</dt>
<dd>【登場人物・その他重要人物】<br /><br />
・大田洋将(おおた ひろまさ)<br />
ジャジメントスーパー遠前町の支店長。いまいち部下から信頼されていない。<br />
ブギウギ商店街の土地を奪うべく、様々な方法で商店街を潰そうとする。<br />
調子に乗りやすい性格であり、その性格が返って仇になってしまう。<br /><br />
・椿(つばき)<br />
青いテンガロンハットとマントを着用した金で動く、トラブル解決屋。<br />
かつて主人公と「正義のヒーローの真似事をしていた」と語り現在はライバル関係である。<br />
支店長の大田に雇われ商店街を潰すべく、たびたび野球の試合で勝負する。<br />
ポジションは外野手で、元プロの投手から100連続でホームランを打つなど非常に能力がバランス良く高い。<br /><br />
・スーパーの店員(すーぱーのてんいん)<br />
支店長・大田とセットで登場。商店街と交渉役など結構出番がある。<br />
無能な上司にめげずに今日もローン返済のため頑張っているらしい。<br /><br />
・番長、ソルジャー、ロボ<br />
椿の仕事仲間。主人公の邪魔をするべく3人掛りで戦う。<br />
ポジションは番長が一塁手、ソルジャーが外野手、ロボが捕手。3人とも能力が高い。<br /><br />
なお登場人物については定期イベントで登場する人物+チームメイトの記載とさせていただきました。<br /><br /><br /></dd>
<dt>185 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/01(月)
17:12:31 ID:lXwNkRZZ0</dt>
<dd>【OP】<br />
※主人公の名前は「パワポケ」で統一します。<br /><br />
川原で一人の少年とガラの悪い男達が何やら口論をしていた。<br />
「お前なんだろっ!俺達の車にラクガキしやがった奴ぁ!」<br />
「オイラ知らないでやんす!」<br />
「お前なぁ!子供だと思ってナメてたら、イタイ目をみるぞ!」<br />
「へん!お前達の悪だくみを、オイラ知ってるでやんす!」<br />
「な、なんだと・・・・・」<br />
「お前らは早く、この町から出て行くでやんす!」<br />
「こ、このガキャあ・・・・!」<br />
男達が今にも少年に殴りかかろうとしたとき、<br />
「おいおい・・・大の大人がよってたかって子供をいじめるなんてあんま格好のいいもんじゃないな」<br />
茶色いテンガロンハットにマント、黄色いマフラーをした、いかにも風来坊姿の男が口論に入ってきた。<br />
「な、なんだお前!」<br />
「なぁに・・・ただの通りすがりのおせっかい野郎さ」<br />
「ちっ!てめえ!やっちまえ!」<br />
男達が風来坊に殴りかかったが、難なく男達を投げ飛ばした。<br />
「ち、ちくしょう・・・・・。」<br />
「もう、子供をイジメる様なマネはするんじゃないぞ」<br />
「わーい!おじちゃん、すごいでやんす!」<br />
風来坊は子供に向き合い頭を撫でながら、<br />
「ぼうやも、危ない事に首をつっこむんじゃないぞ。」<br />
「うん!でもオイラはぼうやじゃなくてカンタでやんす!」<br />
「そうか、カンタ君か。・・・ところでカンタ君。おじさんはとてもお腹が空いてるんだ」<br />
「なら、オイラの家に来るでやんす。オイラの家はカレー屋でやんす!」<br />
「・・・カレーか。カレーは大好物だよ。」<br />
「じゃあ、ついて来るでやんす!」<br />
カンタ君と風来坊はカレー屋に向かって歩き始めた。<br /><br /><br /></dd>
<dt>186 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/01(月)
18:02:41 ID:lXwNkRZZ0</dt>
<dd>【4月8日、日曜日】<br />
カンタと風来坊はカンタの家である、カレー屋「カシミール」に到着した。<br />
「母ちゃん、母ちゃん!」<br />
「どうしたのカンタ。誰かとケンカしたの?」<br />
カンタの母親である神田奈津姫が店から出てきた。<br />
「いや、違うんでやんす!今日は友達を連れてきたんだよ」<br />
「へえ・・・あら?」<br />
「どうも、初めまして」<br />
「あ・・・どうも、こんにちは」<br />
「このおじちゃんに、助けてもらったんでやんす」<br />
「カンタ、その「やんす」と言うのはいい加減にやめなさい」<br />
「もう、今そんなことはどうでもいいはないかよぉ~」<br />
風来坊は困った顔で、<br />
「えーと・・・じゃ、おじさんはこの辺で」<br />
「あ、ダメだよ、帰っちゃ!ウチのカレーを食べていってよ。おいしいんだからさぁ!」<br />
カンタにすがられるままに店に入っていく。<br />
「・・・ごちそう様でした」<br />
「うちの息子を助けてくださったそうですね」<br />
「たまたま通りがかったら、大の大人が3人がかりでしたからね。さすがに見逃せないでしょう」<br />
「・・・・・・・・・お恥ずかしい話ですが、どうやら悪いのはカンタの方みたいです」<br />
「えっ?」<br />
「この商店街の野球チームがスーパーのチームに負けたんです。あの子ったら、その腹いせにそのスーパーの車に落書きをしたらしいんですよ」<br />
「だって、あいつら汚いんでやんすよ!元プロの連中とか連れてきて。あんなの草野球じゃないでやんす!」<br />
「草野球の試合に元プロ?・・・どうやら、何か事情があるみたいですね」<br />
「・・・・・・・。この店に来るまでに、商店街を見てなにか気づいたことはありませんか?」<br />
「そういえば、休日のお昼過ぎなのにシャッターの閉まってるお店が多かったですね」<br />
「2年前に、郊外の幹線道路近くに総合スーパーができたんですよ。ほら、有名なジャジメントグループの」<br />
「さっき話に出てきた野球チームのスーパーですか?」<br />
「はい。あのスーパーが出来てからこの商店街へ来るお客さんもずいぶんと減ってしまって。でも、本当はあのスーパーこの県の条例違反なんですよ」<br />
「大型店の出店規制の条例ですか。確かに、あっちに人が行ってしまうとこの商店街に人は来ませんね」<br />
「で、役所を動かそうと商店街は頑張ってるんですけどね。なかなかうまくいかなくて」<br /><br /><br /><br /></dd>
<dt>187 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/01(月)
18:19:39 ID:lXwNkRZZ0</dt>
<dd>「大変ですね。でも、それがどうして野球に結びつくんです?」<br />
「この商店街の野球チーム、ちょっと前まで強かったんですよ」<br />
「それで、それを自慢にしているところがあったんですけどね。でも・・・連敗中なんですよ。」<br />
「つまり、スーパーのチームに負け続けているってことですか?」<br />
「まあ、よそから見れば子供っぽいケンカですよね。・・・でも、やっぱり野球のチームが負けるとがっかりします」<br />
「やっぱり、強いところに抵抗してもかなわないんじゃないかって商店街の空気も変わってきましたし」<br />
「・・・・・・・・・。おいしいカレー、ありがとうございました。俺はこれで失礼します」<br />
「いえ、こちらこそ!ありがとうございました」<br />
風来坊がカシミールから立ち去ろうしたとき、カンタから<br />
「おじちゃん、帰っちゃうの?」<br />
「・・・少し、この街に用事ができた」<br />
「やったでやんす!オイラにも、何か手伝えることがあるでやんすか?」<br />
「そうだな・・・じゃあ、とりあえずこの商店街の会長さんってどこにいるか教えてくれないか?」<br />
「まかせて、おじちゃん!」<br />
カンタが走りさった後にポツリと<br />
「確かに、おせっかい野郎だな」<br /><br /></dd>
<dt>188 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/01(月)
18:35:15 ID:lXwNkRZZ0</dt>
<dd>「野球チームに助っ人だって?」<br />
疑問を持って来たのは野球チームのキャプテン、権田正男。<br />
「ああ、そうなんだ。こちらの方なんだがね」<br />
パワポケを紹介したのは商店街復興委員長である、大村鉄治。<br />
「どうも、パワポケです」<br />
「おいおい、会長さんよぉ~俺達ビクトリーズは商店街のメンバーだけで戦うって言ってなかったっけ?」<br />
「いや、しかしだね・・・」<br />
「ああ・・・まあ、いいか。それで、アンタ野球の経験は?」<br />
「・・・ルールは、知っている」<br />
「あははっ、そりゃいいや!アンタがいれば心強いね。俺は権田だ。権田正男。よろしくな!」<br />
「ああ、よろしく」<br />
「そうだ、ちょっと打ってみな。バットの振り方ぐらいわかるよな?おおい、のりお!ちょっとこいつに投げてくれ」<br />
「おっけー。あ、そらよ!」<br />
ボールを投げたのはビクトリーズの投手、木川則夫。<br />
(ぴしゅ!)<br />
(カキーん!)<br />
「・・・こいつは・・・飛ばしたな」<br />
「・・・役に立ちそうかね?」<br />
「ああ、そりゃもちろん」<br />
「よし、じゃあ決まりだ!権田君、彼にいろいろと教えてくれたまえ」<br />
「権田さん、よろしく頼む」<br />
「よしてくれ、権田でいいよ。とりあえず、練習で怪我をしないように走りこんで、体力を上げておけよ」<br />
「よし、まかせろ」(タッタッタ・・・)<br />
勢いよく走り込んでいくパワポケ。<br />
「おーい、ユニフォームを貸すから、せめて着替えてからにしろ!・・・やれやれ、それにしてもいきのいい奴が来たもんだ」<br /><br />
こうして風来坊パワポケの野球チームの助っ人としての日々が始まった・・・。<br /><br /></dd>
<dt>193 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/02(火)
20:46:00 ID:uU+oSgmc0</dt>
<dd>ビクトリーズに加入した主人公は練習後、再び川原にて権田とカンタに会っていた。<br /><br />
「・・・・・よし、そのままロープを持っててくれよ。・・・・・よし、できた」<br />
「テントの完成でやんすね」<br />
「おいおい、本当にここにテント張ってんのかよ。さっき練習で聞いたときは冗談だと思ってたぜ」<br />
「しばらく滞在することになりそうなんでね」<br />
「だけど草野球のためってわけじゃないんだろう。目的は何なんだ?」<br />
「野球がやりたくなったから、じゃあダメか?」<br />
「よせやい。ここに留まる理由になんないぜ」<br />
「本当は、単なる気まぐれだ。一休みしたくなったんだ」<br />
「やれやれ、どこまで本気かわからねえ奴だな。・・・ま、いいや。お前のユニフォームを持ってきた。<br />
 いつまでも、俺の着替えで練習するわけにはいかんだろ」<br />
「ありがとう」<br />
「この背番号は、この前チームをやめた奴のもんだ。・・・いい選手だったんだがな。<br />
 この商店街じゃ食っていけないって引っ越していったんだ」<br />
「・・・・・・ジャジメントスーパーに勝てばそういう状況も変わるかな?」<br />
「ま、そいつは無理だろうね。・・・だが、ジャジメントのやつらは気にいらねえ。せいぜい試合で一泡吹かせてやるさ」<br />
「オイラも応援するでやんす!」<br /><br /><br /></dd>
<dt>194 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/02(火)
21:07:38 ID:uU+oSgmc0</dt>
<dd>【4月9日月曜日】<br />
風来坊が遠前町に来て翌日、神田家にて。<br /><br />
「母ちゃん、いってきます!」<br />
「寄り道しないで帰るんだよ」<br />
「あ、今日はおじさんの所に寄っていきたいんだけど」<br />
「おじさん?」<br />
「昨日ここに来た人だよ!今、川原のテントに住んでるんだ」<br />
「ええ?」<br /><br />
場所は移動して川原<br /><br />
「・・・・・・本当だわ」<br />
「あれ、なっちゃん。今日は、お店は休みにするの?」<br />
奈津姫のところに来たのは彼女の親友、広川武美。<br />
「お店なら、ちゃんと開けます。そんなことより、あれ見てよ」<br />
「ああ、釣りをしている人?なるほど、あれが野球浪人か」<br />
「・・・野球浪人?しかも、もう噂になってるの?」<br />
「うん。ていうか、なっちゃんも噂を聞いて来たんじゃないの?」<br />
「昨日カンタがいじめられているところを助けてくれたらしいけど、まさか居着くとはねぇ。ねぇ、ちょっと気味が悪くない?」<br />
「そお?私は好きだけどなぁ、そういうの。ん~~~、何て言うの?<br />
 そう、ロマンよロマン!ロマンを感じるなぁ。ロマンって、いい響きだよね?」<br />
「あのね、もうちょっと真面目に・・・えっ、ちょっとどこ行くの?」<br />
「よっ、兄さん。何か釣れてる?」<br />
「ああ、たった今、一人釣れた。」<br />
「あはは、それって私のこと?あ、私は広川武美。商店街で漢方薬売ってるんだ。で、あっちが奈津姫。」<br />
「奈津姫?」<br />
「・・・昨日はどうも」<br />
「ああ、カンタ君のお母さん。おはようございます」<br />
「おはようございます。・・・まさか滞在なさるんですか」<br />
「まあ、もともと気楽な旅ガラスでしたからね」<br />
(旅ガラス~!?これって、笑うところなのかしら)<br />
「あ!そろそろお店の準備しないといけないんじゃない?」<br />
「あ、そ、そうね。それじゃ失礼します!」<br />
「じゃあね、旅ガラスさん」(スタスタ・・・)<br />
二人が立ち去った後、<br />
「・・・不審の目で見られるのは仕方が無い。だが旅ガラスはやめておけばよかったな」<br /><br /><br /></dd>
<dt>195 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/02(火)
21:25:38 ID:uU+oSgmc0</dt>
<dd>その後、パワポケのもとに警察官がやって来た。<br /><br />
「おい、アンタ!」<br />
「はい、何でしょう?」<br />
「こんなところで、キャンプなんてしちゃダメだよ。早く家に帰りなさい」<br />
「あ、まずいですか。ここはキャンプ禁止とか」<br />
「いや、そうじゃない。どういう事情か知らないけど、つらいことから逃げてちゃダメだよ。<br />
 家に帰りづらい事情があるなら本官が相談に乗ってあげるから」<br />
「あ・・・家はないんですよ」<br />
「・・・家が無い?じゃあ家族とか親戚は?」<br />
「それもないんですよ。ただいるべきところを探して、ずっと旅をしています」<br />
「・・・・・・・・・・・・」<br />
「並木巡査!何をしてらっしゃるんですか?」<br />
どこからか現れた、白衣姿のおじさん、青島三郎。<br />
「やや、これは青島先生。この不審人物を事情聴取していたのです」<br />
「ああ、先日わがビクトリーズに加わったパワポケさんですね」<br />
「なんと!では、新戦力でありますか」<br />
「ええ、商店街の会長さんの紹介ですよ。・・・そういえば並木巡査。最近、練習で見かけませんな」<br />
「そ、それはその・・・いや、面目ないであります。ではパトロールに戻るであります!」<br />
(タタタタタッ・・・・・)<br />
「どうも、ありがとうございます」<br />
「あんたは、ウチのチームの貴重な新戦力だからね。<br />
 並木巡査は、会長さんの名前だしたからもう何も言ってこないと思うけど、こんな所に住んでだら病気になるよ?」<br />
「その時は、先生の病院にお世話になります」<br />
「ハハハ、言っとくけどウチはつけが効かないからね。治療代は現金払いで頼むよ」<br /><br /><br /></dd>
<dt>196 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/02(火)
21:44:26 ID:uU+oSgmc0</dt>
<dd>【4月12日】<br />
ビクトリーズに加入して数日後、神田家にて。<br />
「ねえ、川原に住みついている人のことだけど」<br />
「パワポケさんのことでやんすか?」<br />
「あんまり会いにいっちゃだめよ」<br />
「どうしてでやんすか?オイラの友達でやんす!」<br />
「あの人、普通の人じゃないでしょ?」<br />
「普通の人って?」<br />
「ええと、定職をもっててちゃんとした所に住んでる人、かな」<br />
「よくわからないでやんす」<br />
「一緒にいたら、カンタまで変な目で見られることになるのよ」<br />
「変な目で見られてもオイラは平気でやんす」<br />
「いい加減にしなさい、カンタ!」<br />
「学校に行ってきますでやんす」<br />
(タタタタタッ・・・・・)<br />
「・・・やっぱり、はっきりしとかないとダメかしらね」<br /><br />
場所は移動して川原。<br /><br />
「もしもし、いらっしゃいますか?」<br />
「あ、カンタ君のお母さん」<br />
「今日こそは、はっきりと聞かせていただきます」<br />
「何をです?」<br />
「あなたの目的です」<br />
「ええと・・・商店街の野球チームが強くなれば、商店街にも少しは活気が戻るかと・・・」<br />
「そうじゃなくて、どうしてここの商店街を気にかけてくださるのか、ということです」<br />
「ああ、それは見過ごせないからです。強いものが弱いものを押しつぶす、そういうのが許せない性質なんです」<br />
「そんなこと、世の中にいくらでもあるでしょうに。いちいち気にしていたら、ちっとも前に進めませんよ」<br />
「・・・だから、ここに留まってしまったんですよ」<br />
「・・・とにかくカンタにはあまり近寄らないでください。悪い影響がありますから」<br />
「ご迷惑、ですかね」<br />
「ええ、とっても迷惑です。将来、あの子が川原でテント生活するようになったら大変ですもの」<br />
「カンタ君は俺みたいにはならないと思いますよ」<br />
「当然です!・・・そうだ。あなたが、もっとまともな生活をすればいいんだわ」<br />
「・・・え?」<br />
「景気がいいととは言えないけれど、あちこち探してみればどうかしら。きっといい仕事が見つかると思うの」<br /><br />
※うろつきコマンドが実行可能に。<br />
ちなみに主人公は仕事を勧められても仕事をしたりはしません。<br /><br /></dd>
<dt>197 :<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>:2010/11/03(水)
01:18:50 ID:Afsj0PmB0</dt>
<dd>ほう、今回の主人公は<br />
Not in Employment, Education or
Training(シゴトシテナイ ベンキョウチュウデモナイ)な人、略してNEETか<br />
ニートが主人公ってどうなんだろうな<br /><br /></dd>
<dt>223 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/07(日)
13:26:46 ID:rW3U/81I0</dt>
<dd><a href="http://toki.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1284870978/197" target="_blank">&gt;&gt;197</a><br />
もともとパワポケ9はニート編として制作してたみたいですから、その名残みたいですね。<br /><br /></dd>
<dt>224 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/07(日)
13:45:59 ID:rW3U/81I0</dt>
<dd>【4月21日・土曜日】<br />
主人公がビクトリーズに加入してしばらくし、大村会長から試合の話が入ってきた。<br /><br />
「みんな、狂犬ドッグス」との試合が来週の土曜日に決まったぞ」<br />
「狂犬ドッグス?」<br />
「ああ、名前は危ねえけど、まったく普通の野球チームだ。ウチの連敗ストップにはちょうどいい相手だな」<br />
「連敗ストップ?」<br />
「なんだよ、知らなかったの?ここんとこ、ウチは負け続けなんだよ。いい選手は引越しちゃうし、とんだ弱小チームに成り下が・・・」<br />
「のりお、そこまでにしろ!これまでどうだろうと、今回は勝つ。お前という助っ人もいることだしな!」<br />
「ああ、任せろ」<br />
「おお、心強いね。よーし、それじゃ来週の試合に向けて練習だ!」<br /><br /><br /><br /></dd>
<dt>225 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/07(日)
14:01:55 ID:rW3U/81I0</dt>
<dd>【4月28日・土曜日】<br />
ついに主人公が加入して初めての試合の日がやってきた。<br /><br />
「ガルルルルル・・・」<br />
「どうも、よろしく頼みます!」<br />
「あれ、ひょっとして今日の相手?」<br />
「そうだよ。ユニフォーム着てるだろ?」<br />
「ガルルルルル・・・」<br />
「おい、相手は普通のチームだって言ってなかったか?」<br />
「普通のチームじゃねえか」<br />
「ガルルルルル・・・」<br />
「あはは、他人を見かけで判断しちゃいけないよね」<br />
(ガブッ!)<br />
「うわっ、噛んだ!噛んだー!」<br />
「おい、のりお!遊んでないで、とっとと試合前の練習を始めるぞ!」<br /><br />
ビクトリーズVS狂犬ドッグス<br />
主人公の操作は野手は打撃のみ、投手はランナーが出たときのみ。試合展開はランダムに決まるため、必ず勝つということは無い。<br />
狂犬ドッグスは足の速い選手が多いが他の能力は並程度。<br /><br />
「よし、勝ったな!次も勝つぜ!」<br />
試合終了後、試合を見に来たカンタがやって来た。<br />
「お疲れ様でやんす!パワポケさん頑張ったね」<br />
「ありがとう。あれ、お母さんは?」<br />
「母ちゃんは、その・・・野球があまり好きじゃないから」<br />
(タタタタタッ・・・)<br />
「え?おーい・・・」<br />
「何だよ、知らなかったのか?」<br />
「何を?」<br />
「奈津姫の4年前に亡くなったご主人は野球が大好きでこのチームのキャプテンだったんだぞ」<br />
「それでどうして・・・」<br />
「ご主人のいない今のチームを見るのが辛いんだろ。なあに、またチームが強くなればそのうち、昔みたいに応援に来てくれるさ」<br />
「・・・・・・・」 <br /><br /></dd>
<dt>226 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/07(日)
14:14:11 ID:rW3U/81I0</dt>
<dd>【4月29日・日曜日】<br />
遠前町に一人の胡散臭い男がふらりと現れた。<br /><br />
「まったく、しらけた町だな。おーい、そこの少年!」<br />
「オイラでやんすか?」<br />
「他にいねえだろ。それより、最近このあたりで何か変わったことはないか?」<br />
「変わったことでやんすか?」<br />
場所は変わり、主人公の住む川原。<br />
「・・・・・・。今日は、さっぱり釣れないな。・・・!」<br />
「なんだ川原に住み着いた野郎ってのはやっぱりお前かよ」<br />
「お前は椿!」<br />
「おじちゃん、この人と知り合い?」<br />
「・・・まあな」<br />
「俺達は昔は一緒に組んでたんだ。いいコンビだったよな」<br />
「だが、お前はいつからか金で雇われて何でもするようになった」<br />
「おいおい、今でも正義の味方気取りか?いい加減そういうのには卒業しろよな」<br />
「悪党が、正義の味方よりはマシとは思えないんでね」<br />
「悪党?俺のことか?ドライになったって言って欲しいね。金を貰って人助けをしてるんだ。いわば才能の有効活用ってやつよ」<br />
「・・・そうか」<br />
(スタスタ・・・)<br />
「おやおや、相変わらずスカした野郎だぜ。さて、この町で何が起こっているのかね。へへ、面白くなってきやがった。あばよ坊主、また会おう!」<br />
(タタタタタッ・・・)<br />
「・・・波乱の予感でやんす」<br /><br />
ちなみに椿はパワポケ7で登場したブルー、主人公は同じくパワポケ7で登場したレッドの可能性がある。<br /><br /></dd>
<dt>227 :<a href="mailto:sage"><strong>パワプロクンポケット9</strong></a>:2010/11/07(日)
14:38:13 ID:rW3U/81I0</dt>
<dd>【5月2日】<br />
遠前町に今度は赤毛の青年がやってきた。<br /><br />
「さて、この町ではどんな出会いがあるのかな」<br />
「わんわん!」<br />
「あっ、こら!ボールを返せ!それは売り物だぞ!」<br />
(パッ!)<br />
「わん?(咥えてたボールが取られた?)わんわんわん!(くそっ、ここは退却だ!)」<br />
(タタタタタッ・・・)<br />
「野球のボールか・・・」<br />
「ああ、ありがとう!あ、でも歯型がついちゃったな。あーあ、こりゃ売り物にならないよ」<br />
「じゃあ、貰っていいかな?野球にちょっと思い出があるんだ」<br />
「へえ、そうなのかい?じゃあ山の上のグランドへ行ってみたらどうだい?」<br />
「?」<br />
場所はグランド、ビクトリーズが練習中。<br /><br />
「なるほど、商店街の草野球チームが練習してるのか。・・・思い出すなぁ、少森寺でキャッチボールしたんだよな」<br />
(カキーン!)<br />
「あ、そこの人危ない!」<br />
(パシッ!)<br />
「・・・ナイスキャッチ」<br />
「おい、野球やってんのなら俺も仲間に入れてくれよ」<br />
「はぁ?」<br />
「何だって?」<br />
「飛び入り参加か。野球の経験はあるのか?」<br />
「キャッチボールならやったことあるぜ」<br />
「キャッチボール!?あはははは!」<br />
「・・・何がおかしいんだよ。いいか、俺は少森寺で最強の拳法を身につけた男だぞ。<br />
 プロの野球だって、ちゃんと何回か見たことがあるんだ」<br />
「わかった!わかったから!とりあえずノックでもやってみる?」<br />
「ふん!任せろ!」<br />
(そして・・・)<br />
「あ、あれ?・・・捕れない・・・」<br />
「まあ、ちょっと難しすぎたかな?」<br />
「うおお!俺は野球をナメていた!こんなに難しい流派だったなんて!」<br />
「・・・いや、だがグラブには何級か当てているな。パワポケ、どう思う?」<br />
「凄い反射神経だ。ちゃんと練習すればいい選手になるんじゃないか」<br />
「なあ!あんた達!俺を入門させてくれ!野球を修行したいんだ」<br />
「修行って・・・そもそもお前は何者なんだ」<br />
「よくぞ聞いてくれた!俺の名は寺門男!家を持たない流れ者さ」<br />
「えっ、流れ者?」<br />
「旅から旅への旅ガラスだ!なんなら風来坊って呼んでくれていいぜ。まあ、俺みたいな奴は珍しいらしいがな!」<br />
「・・・とりあえず、風来坊なら目の前にもう一人いるぞ」<br />
「え?」<br />
(寺門が仲間になった!)<br /><br />
寺門   ミートF パワーB 走力B 肩力B 守備E エラー回避G 外野・捕手<br />
特殊能力 固め打ち 走塁○ 守備職人 体当たり<br /><br /></dd>
</dl>