パワプロクンポケット14

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パワプロクンポケット14 - (2012/07/14 (土) 00:52:20) のソース

<dl class="thread"><dt><strong>パワプロクンポケット14</strong></dt>
<dt>part61-211~215,313~318</dt>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>211 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/09(土)
16:12:11.04 ID:gLzgJHhl0</dt>
<dd>表サクセスの紗矢香トゥルールートで進行。<br />
途中、主人公とヒーロー関連のうろつきイベントの分も挟みます。必須ではないけど一応。<br />
なお表現の都合上、若干の脚色有。<br /><br /><br />
主要人物<br />
主人公(パワポケくん):メガネ達に育てられた小学六年生の少年。<br />
湯田浩一:7・8の相棒。花丸高校出身。元プロ野球選手の主夫。<br />
山田平吉:4・6の相棒。日の出高校出身。ワギリ製作所工場長で唯一の労働者。<br />
落田太二:6裏の相棒。しあわせ島での経験を生かし、主人公の特訓機材の開発と護身術を担当。<br /><br />
チームメイト<br />
千条光(ヒカル):主人公のクラスに転校してきた少年。ポジションは投手。<br />
上守阪奈(ハンナ)オレっ娘。今回の彼女候補の一人。ポジションは一塁手。<br />
水口太郎(タロウ):普通。ポジションは外野手。<br />
井石遼(リョウ):主人公のライバル。バカ。ポジションは捕手。<br />
生瀬健(タケル):勧誘できるメンバー。まるなまスーパーの御曹司。両親は7のあの二人。ポジションは二塁手。<br />
宇都向椋夫(ムキオ):勧誘できるメンバー。根暗。ポジションは三塁手。<br />
具志堅修太(グシ):勧誘できるメンバー。アニメ好き。ポジションは三塁手。<br />
世納香紀(コウキ):勧誘できるメンバー。9のあのマスターの息子。ポジションは外野手。<br />
中杉雅史:フィンチーズのキャプテン。中学2年生。ポジションは捕手。<br /><br />
重要人物<br />
ジオット・セヴェルス:ジャジメントグループ会長。「カタストロフ」を引き起こそうと企てる。<br />
ウ・ホンフー:ジオットの部下で殺し屋。コピー能力を持つ超能力者。和那と因縁を持つ。<br />
芹沢真央(ブラック):7の彼女候補でポケレンジャーのメンバー。現在はヒーローのリーダー。彼氏(7主人公)と喧嘩中。<br />
桃井百花(ピンク):12の彼女候補でヒーローの一員。ブラックと同じく彼氏持ち。<br />
茨木和那:10の彼女候補でヒーローの一員。彼氏持ちのようだが…。<br />
天月紗矢香:今回の彼女候補の一人。主人公をお兄ちゃんと慕う。<br /><br />
その他<br />
天月五十鈴:紗矢香の母親で10の彼女候補。夫は現役プロ野球選手。<br />
シズヤ:紗矢香の家の近所に引っ越してきた謎の主婦。11の彼女候補のシズヤと同じ容姿を持つ。<br />
大神博之:ジャジメントの日本支社長。日の出高校出身で山田の後輩。<br />
外藤侠二:1・3と本家パワプロ5に登場した極亜久高校の先輩。逃げ出した監督に代わりフィンチーズの新監督になる。<br /><br /><br /><br />
プロローグ<br />
湯田・山田・落田の三人のメガネはある夜の帰り道、赤ん坊を抱きかかえた女性に出会う。<br />
瀕死の女性から赤ん坊を託されたメガネ達は、この子を育て「世界最高の野球選手」にすることを決心する。<br />
――それから十一年後。<br /><br /></dd>
<dt>212 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/09(土)
16:17:25.90 ID:gLzgJHhl0</dt>
<dd>桜が咲き誇る春。主人公のクラスにヒカルという少年が転校してきた。<br />
ヒカルは同じ席の主人公に話しかけてみるが、ほんの一、二言を交わすだけで会話が続かない。<br />
昼休みのクラスメイトからの質問攻めに遭うなかでもヒカルは、一人席に座りっぱなしの主人公を気にかけていた。<br />
放課後、教室を飛び出した主人公に再び声をかけると、今日からシニアリーグのビクトリーフィンチーズに入ると言い、<br />
野球経験のあるヒカルは興味を抱き、主人公と一緒にフィンチーズへ入団した。<br />
二人は、同時期に入ったハンナやタロウらと野球を通じて友情を深めていく。<br /><br />
その頃、アメリカで大企業ジャジメントの会長ジオットは記者会見にて、二年後に人間を火星に送り込む計画を発表した。<br />
会見後、ジオットが車に乗り込むところを部下のホンフーがやってくる。<br />
夢のある計画じゃないかと茶化すホンフーに対しジオットは、<br />
二年以内に人類は「カタストロフ」で滅びるのだから、最後ぐらい夢を見せてやらないとほくそ笑んでいた。<br /><br />
ある練習の帰り道、何故か心をざわつかせた主人公は寄り道をし、通りかかった公園で物鬱げな雰囲気の少女に出会う。<br />
突然少女から、自分は特別な人間なの? と訊ねてくる。<br />
疑問に思いながらも主人公は質問に答えるが、その答えに少女は納得いかない様子のまま去っていった。<br />
数日後、上級生チームの男ホームランズとの練習試合が行われることになり、<br />
集合時間よりも早く家を出た主人公は何を思ったのか、再び公園に足を運んだ。<br />
すると先日の少女がヒマそうな様子で公園に佇んでおり、主人公は少女に練習試合の観戦を誘ってみると、<br />
最近父親の試合を見に行っていないという理由で試合を見に来てくれることになった。<br /><br />
試合が始まり、最終回で主人公はリリーフで登板される。<br />
初登板に意気込む主人公だったが登板早々、相手の打線に捕まり滅多打ちにされる。<br />
ベンチではヒカルが準備を始め、降板の危機に立たされた主人公は焦り、せめて一人だけでもと無我夢中に投げた。<br />
するとボールが光り輝き、呆気に取られたバッターは三振する。<br />
突如、主人公の投げた「魔球」にグラウンドは混乱し、結局試合は中止となってしまう。<br />
ざわめく観客達をよそに、少女は主人公の魔球を見て「自分と一緒に戦ってくれる人」だと喜んでいた。<br /><br /></dd>
<dt>213 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/09(土)
16:20:08.67 ID:gLzgJHhl0</dt>
<dd>翌日、グラウンドには大勢のギャラリーが主人公の魔球見たさにやってきた。<br />
主人公は監督から魔球を投げるよう指示されるが、何度投げてもあの時の魔球にはならず、<br />
怒った観客の一人がグラウンドに乱入し、その日の練習は滅茶苦茶になった。<br />
それから学校にもマスコミが押しかけ、主人公は逃げ出すように帰宅するが、<br />
家の前で待ち伏せしていた他のマスコミから激しい質問攻めに遭う。<br />
そんなところ、突如現れたホンフーという謎の男に助けられる。<br />
超能力でマスコミを追い払ったというホンフーの言葉に主人公は疑いの目をかけるが、<br />
「呼吸をしろ」の命令で息ができなくなったり「息を止めろ」で呼吸ができたりと、<br />
主人公は本物の超能力だと信じ、彼に魔球について相談してみた。<br />
ホンフーから、心のどこかで魔球を投げたくない気持ちがあったのではと指摘され、<br />
そのうち投げられるようになると励まされる。<br />
その後も主人公は、レッドという謎のヒーローに出会ったり、元ヒーローの一員(浜野朱里。11の元彼女候補)や<br />
メガネ一族の長男(凡田大介。2・5の相棒)といった奇妙な人物たちと知り合い、交流を重ねていく。<br /><br />
しかしその一方では、魔球が原因でフィンチーズのメンバーが次々と辞め、ついには監督もチームを辞めてしまう。<br />
自分のせいだと責任を感じた主人公は重い足取りで帰宅する途中、誰かの呼ぶ声が聞こえた。<br />
来た道を引き返してみると、以前公園で出会った少女の姿があった。<br />
天月紗矢香と名乗る少女は主人公を公園に連れていき、「自分と一緒に世界の為に戦ってほしい」とお願いしてくる。<br />
紗矢香は主人公と同じ不思議な力――彼女の場合は超能力――を持っているというが、<br />
世界の危機だとか現実離れした話についていけない主人公はもう魔球は投げられないとあしらい、重たい雰囲気のまま帰った。<br />
翌日、主人公はこれ以上チームに迷惑をかけられないと、湯田にフィンチーズを辞めたいと掛け合ったところ、<br />
ヒカル達が主人公を心配して遊びにやってきた。<br />
仲間の気遣いに心打たれた主人公は、やっぱり最後まで野球を続けようと決心する。<br />
奮起した影響か高揚感を鎮めるべく主人公は裏山のコースを走り込んだ。<br />
その途中、なぜか裏山にいた紗矢香を見つけ、メガネ達の目を盗んで家の自室までおぶった。<br />
紗矢香は主人公を追って家のある山奥までやってきたのだが、途中で道に迷ったらしい。<br />
ここまで来たのは、やはり自分と一緒に戦ってほしいのか、と主人公が訊ねると<br />
紗矢香は魔球が投げられなくても、助けてくれるだけでかまわないと懇願する。<br />
彼女の切なるお願いに主人公は断りきれず、魔球の件が落ち着いたら協力するよと返事をするしかなかった。<br />
もう夜は更けてきたので、紗矢香を山田が家まで送っていった。<br /><br /></dd>
<dt>214 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/09(土)
16:23:41.18 ID:gLzgJHhl0</dt>
<dd>学校の帰り、主人公のもとにフリー記者の武内ミーナとその護衛の茨木和那が接触してきた。<br />
彼女達の目的はやはり魔球のようだが、どうもそれだけではなさそうだ。<br />
取材後、和那から普通に生きたければ二度と魔球を投げるなと忠告される。<br />
魔球さえあればヒーローになれると反論する主人公に対し、和那はある薬で超能力者にされてから、<br />
陰湿で過酷な戦いに投じられ、以来平穏とは無縁の日常を過ごしていると自らの身の上を語る。<br />
その上でヒーローになる覚悟があるかと言い残し、去っていった。<br />
ヒーローの現実に動揺する主人公の前に、習い事の帰りであった紗矢香が現れる。<br />
先ほどのミーナ達の話をしてみると、紗矢香の超能力は薬によるものではなく生まれつきのものらしい。<br />
紗矢香は『願うことである事象が発生する可能性を変える』という能力を持ち、<br />
サイコロを例に、主人公の好きな数を当てようと転がしてみる。<br />
しかしなかなか上手くいかず、結局100回中30回という微妙な結果になった。<br />
主人公は普通に転がしてもそう大差はないと思いつつも、とりあえず紗矢香を褒めた。<br /><br />
数日後、中杉キャプテンから魔球騒動で辞めてしまった監督に代わり新監督の外藤侠二が紹介され、<br />
浮き足立つチームは一つにまとまる。<br />
しかし、残された戦力でこれからの大会を切り抜けるには相当厳しく、<br />
主人公は街のあちこちをうろつき、メンバー探しに奔走する。<br />
そんな中、以前練習試合で魔球を投げられた相手チームの上級生からまた魔球を投げてくれとお願いされ、<br />
その期待に応えるべく、主人公は魔球を投げるための特訓を決意する。<br />
特訓相手としてヒカルに相談すると、あらかじめ魔球についての情報を集めていたようだ。<br />
魔球はより危険な特訓でパワーアップするらしいというので、<br />
主人公はヒカルの無茶ぶりに付き合わされそうになるが、結局キャッチボールで地道に努力することになる。<br />
あのときの練習試合、主人公のストレートが全く通用せずパニックに陥っていた。<br />
そのときの気持ちを再現すれば、再び魔球が投げられるのではとヒカルは推測する。<br />
翌日、学校にやってくるとクラスメイトからアメリカで魔球を投げた奴がいると教えられる。<br />
デリック・マクダニエルという中学生で、先週初めて魔球を投げ、昨日再び魔球を投げたらしい。<br />
クラスメイトがそのうちまた魔球を投げる奴が現れるかもなと冗談交じりに言った。<br /><br />
ある日の練習試合を終えた主人公のもとにミーナがやってくる。<br />
近くの野球チームのフルスロットルズのイセキという少年が、魔球に似たオーラの「魔打法」を使ったと知らせてきた。<br />
クラスメイトの言ったとおり主人公の魔球を皮切りに、世界各地に次々と魔球を使う人間が出てきている。<br />
いったい、何が起ころうとしているのだろうか?<br /><br /></dd>
<dt>215 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/09(土)
16:25:21.75 ID:gLzgJHhl0</dt>
<dd>フィンチーズと男ホームランズの練習試合を観戦していた和那のもとに、ホンフーがやってくる。<br />
ホンフーがコピーした予知能力によると、来年の三月に和那はホンフーと戦い、死ぬことが予知されていた。<br />
数日後、主人公のもとにミーナがアメリカで魔球を投げたデリックを同伴してきた。<br />
世界で最初に魔球を投げた主人公を会う為に来日したようだが、<br />
魔球を投げられたのは神の祝福だとのたまうデリックとの宗教観の違いで殴り合いになる。<br />
しかし何だかんだで意気投合した二人は、夏の地方と秋の全国大会を優勝し、<br />
三月にアメリカで行われる世界大会で勝負しようと約束する。<br />
その数日後、スキヤキッズとの練習試合のマウンドで主人公は、魔球を投げたときの気持ちを思い出す。<br />
あのときの初登板で相手に打たれまくって混乱していた。<br />
どこを投げても打たれてしまう気持ち――それが魔球を投げる力の源だとしたら?。<br />
魔球を投げるきっかけを見つけた主人公は、吹っ切れた表情で第一球を投じた。<br />
そしてボールは再び光り輝き、グラウンドを圧巻させた。<br />
試合後、スコアボードの上から魔打法を操る隣地区のフルスロットルズのリョウが現れる。<br />
フィンチーズの面々に魔打法を見せつけるが、うっかりボードから落ちてしまい、あっという間に退場した。<br /></dd>
<dt>313 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/20(水)
18:19:37.87 ID:0pdcequK0</dt>
<dd>再び魔球を投げられるようになった主人公は紗矢香と一緒に世界の為に戦うことになるが、<br />
具体的に何をすればいいのか分からない。<br />
いくら魔球や超能力などが存在するとはいえ、今の世界に何の異常も見られない。<br />
紗矢香はもうすぐとんでもないことが起こると説明するが、いまいちピンとこない。<br />
とりあえず紗矢香の超能力の訓練と街のパトロールを地道に行うこととなり、<br />
まず紗矢香の家がある住宅街を見回ると、シズヤという近くに住む神秘的な女性と知り合う。<br />
彼女から川原で奇妙なものを見たという情報をもとに行ってみると、<br />
異空間の穴が現れ、虫の群れが襲いかかってきた。<br />
突如出現した虫の大群に慌てふためく主人公だが、紗矢香から魔球を投げてと言われる。<br />
言われるがまま魔球を投げてみると、何と虫の群れが消失した。<br />
この後も穴から虫が雪崩れ込み、主人公は魔球を使い、数時間かけて虫を退治した。<br />
何とか街の危機(?)を救ったが、何もないところから謎の穴と虫が現れる不可解な現象に主人公は首をかしげた。<br /><br /></dd>
<dt>314 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/20(水)
18:24:27.79 ID:0pdcequK0</dt>
<dd>ある日、川原で一人練習をしていた主人公の前にホンフーがやってくる。<br />
素振りをする主人公の姿を見つめながらホンフーは自分の過去を語りだした。<br />
二十五人の敵と自分と恋人の二人がいた。<br />
そして最後に立っていたのは自分一人――恋人は立っていなかった。<br />
その出来事は深く記憶に焼きつき、何度も夢に出てきてはやり直しても<br />
その恋人だけは救うことができなかった。<br />
起きてからじゃ遅い、だから自分のように後悔しないように、とホンフーは悲しげな表情で主人公に忠告した。<br /><br />
翌日、街へ買出しに来ていた主人公は偶然和那と出くわし、ヒーローの秘密基地へ案内される。<br />
そこでリーダーの芹沢真央(ブラック)と桃井百花(ピンク)、その関係者の白瀬芙喜子(8の元彼女候補)と知り合う。<br />
もう一人のメンバーにピンクの彼氏がいるのだが、今は不在のようだ。<br />
主人公とホンフーが知り合いと聞いた白瀬から、ホンフーの素性を聞かされる。<br />
かつてホンフーは中華系グループに所属していた裏社会屈指の殺し屋で、<br />
ある時ジャジメントの超能力に目覚める薬を飲んで、他人の能力をコピーする超能力を獲得していた。<br />
(序盤で主人公にかけた超能力や和那への未来予知も、他の超能力者から写し取ったしたもの)<br />
ホンフーはジャジメントと組んで、超能力者を量産することでより強い超能力を得ようとしていると白瀬は考える。<br />
ホンフーがそんな人とは思えないと、主人公はある違和感を抱き、お姉さんも悪い人なの? と訊ねると、<br />
白瀬は命を狙ってくる敵が多いと、あるメモリーチップを見せた。<br />
チップにはタイムマシンの設計図データが入っており、これを狙ったり破壊を目論む裏社会の連中が多い。<br />
もっとも、設計図はまだ理論段階までしか記録されておらず、<br />
データの中身を理解できる天才でなければタイムマシンを作ることができないという。<br />
人類の歴史そのものを変えかねない、チップの重みに疲れを感じていた白瀬は、<br />
物珍しそうに眺めていた主人公にチップを託す。<br />
何の事情も知らない子供にと顔をしかめる和那だったが、<br />
白瀬はこの子なら正しい使い方をしてくれると信じていた。<br /><br />
その次の日、アジトにジオットの護衛であるエアレイドが迫ってきた。<br />
ブラックは彼女に聞きたいことがあると、人気のいない場所へと誘き寄せる。<br />
和那は主人公へ危ないから帰れと警告するが、せっかくなので一緒に聞いてみることにした。<br />
姿を見せたエアレイドにブラックは「カタストロフ」の全貌を聞き出す。<br />
「カタストロフ」が起これば世界は滅茶苦茶になる。<br />
そんな計画を実行するには、それ相応の理由を抱えているはずだ。<br />
エアレイドは自身のルーツとジオットの過去を語りだした。<br /><br /></dd>
<dt>315 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/20(水)
18:28:02.70 ID:0pdcequK0</dt>
<dd>とある紛争地域で生まれたジオットは、貧乏な家族のためにあらゆる手段を使って養ってきた。<br />
しかし、家族を欧州の大財閥のカエサリオン一族に虐殺され、妹はその一族の長女の心臓移植の為に殺され、<br />
全てを失ったジオットはカエサリオンへの復讐を糧に裏社会をのし上がり、マフィアのボスとなった。<br />
だが軍事的経済的にも巨大財閥相手には敵わず、ジオットは古代の悪霊・イズベルガを召喚することを決意した。<br />
イズベルガは数千年を生きる、人々の猪狩守や恐怖などが具現化された悪霊で<br />
最愛の人を犠牲にした人物と契約し、ともに復讐を実行するが、<br />
生贄にされた人物の人格を受け継いでいるため、用が済めば自分を犠牲にした契約者を殺害してしまう。<br />
現在、ジオットと契約しているイズベルガ――今の名前はエアレイド――は彼の妻を生贄に召喚されたものだが、<br />
妻はジオットを深く愛し、全てを失った彼の復讐に受け入れた上で自ら生贄となった。<br />
ジオットはエアレイドと当時取り入ったジャジメントの力によってカエサリオンの一族を滅ぼしたが、<br />
失ったものはあまりにも大きく、ジオットの心に決して癒えることのない傷をつける結果となった。<br /><br />
カエサリオンへの復讐を果たしてもなお、ジオットは世界に対する怒りが収まらず、<br />
今度は「カタストロフ」を起こして世界を地獄に変えようとする。<br />
本当に愛しているのなら止めるべきではと指摘するブラックに対し、<br />
エアレイドは「人の想いで生まれた化け物が人間と共存などできるか」と切り捨て、<br />
夢を見たいのなら「カタストロフ」に協力しろと迫る。<br />
「カタストロフ」とは、あらゆる願いが叶う世界。<br />
できることなら普通の人間になりたいとエアレイドは胸の内を語り、主人公達のもとから消えた。<br /><br /></dd>
<dt>316 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/20(水)
18:29:20.01 ID:0pdcequK0</dt>
<dd>主人公の尽力により魔球騒動で減ってしまったチームのメンバー不足に目処が立ち、<br />
何とか夏の地方大会に参加することができたフィンチーズ。<br />
並みいる強豪を次々と倒し、リョウ率いるフルスロットルズとの決勝戦に勝利し、<br />
秋の全国大会への切符を手にする。<br />
試合後にリョウは主人公の実力を認め、生涯のライバルと宣言し、再戦を誓った。<br />
そして夏休みも終わり二学期が始まると、何とリョウが主人公の学校に転校してきた。<br />
家庭の事情で引っ越してきたらしく、突然の引越しにリョウは納得していなかったが、<br />
結局フィンチーズに入団することに。<br />
その入れ違いでキャプテンの中杉も家庭の事情でアメリカへ引っ越し、<br />
チームの正捕手の座はリョウになった。<br />
その同時期、十歳前後の小学生が野球以外のスポーツで、魔球のようにおかしな技を使い出していた。<br />
これは、異変の兆候なのだろうか。<br /><br /></dd>
<dt>317 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/20(水)
18:30:37.62 ID:0pdcequK0</dt>
<dd>ある日の公園、紗矢香が超能力の特訓で小さな砂山を崩してみせた。<br />
日増しに強くなっている紗矢香の超能力に、主人公は一抹の不安を抱く。<br />
そのとき、公園へ通りかかったシズヤに先日の川原での出来事を話してみた。<br />
シズヤは主人公達の荒唐無稽な話を信じてくれたようで、<br />
今度は主人公の家がある裏山でおかしなものを見たという情報をくれた。<br />
次の日に行ってみると、また川原の時と同様、異空間の穴からクモの群れが出現した。<br />
また魔球で退治しようと投げるが、クモの動きが素早くなかなか当たらない。<br />
そんな中、主人公は超能力で穴を開けてクモを落とす作戦を思いつき、紗矢香の超能力で地震を起こした。<br />
地面に生じた大きな亀裂にクモの大群を嵌め、そこから魔球で消し去った。<br />
その繰り返しで、穴から現れるクモがいなくなるまで退治した。<br />
また街の危機を救ったと喜ぶ紗矢香だったが、主人公は違和感めいたものを拭えなかった。<br />
後日シズヤに川原や裏山での目撃情報について聞いてみるも、スーパーの立ち話で耳にしたとはぐらかされた。<br /><br />
秋の主人公の誕生日。<br />
フィンチーズのメンバーから祝福され、その後紗矢香の家で誕生パーティを開いてくれるなど、<br />
忘れられない一時を過ごした主人公。<br />
帰路に着こうとした時、シズヤから紗矢香のことをどう思っているのか? と訊ねられた。<br />
成り行きとはいえ、紗矢香はまるで本当の妹のように自分のことを慕っている。<br />
一緒に過ごしていくにつれ、主人公のなかで紗矢香は誰よりも大切な存在になりつつあった。<br />
ありのままの想いをシズヤに打ち明けると、彼女から<br />
「いつか紗矢香の為に、大好きな野球ができなくなるかもしれない」と忠告される。<br /><br /></dd>
<dt>318 :<a href="mailto:Sage"><b>パワプロクンポケット14</b></a>:2012/06/20(水)
18:31:38.54 ID:0pdcequK0</dt>
<dd>今回はここまで、って猪狩守って何だ<br />
変換ツールでうっかりそのまま変換しちまったw<br /></dd>
</dl><p> </p>