エターナルダークネス

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エターナルダークネス - (2006/06/28 (水) 22:11:31) のソース

<p><strong>エターナルダークネス</strong></p>
<p>Part23-49</p>
<hr>
<dl>
<dt>49 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/01(木)11:37:17ID:GJFsRp4L</dt>
<dd>プロローグ(西暦2000年)<br>
いわくつきの家に生まれ、早くに両親を亡くしたアレックス・ロイヴァス(女、念のため)は<br>

祖父に育てられた。今では家を出て大学生をしている。ある日、夜明け前<br>

の3:33に「祖父に『事故』が」という警察からの突然の電話を受ける。<br>

<br>
ロードアイランドにあるロイヴァス家の屋敷に呼び戻されたアレックス<br>

が警察に案内されて見たものは最愛の祖父の首の無い遺体だった。<br>

ただ切断されたというのではなく、すごい力でもぎとられたかのよう<br>

な異常な遺体。しかも頭は見つかっていないという。<br>
<br>
そして数日後進まない警察の捜査に業を煮やしたアレックスは自分の手<br>

でその死の謎を解き明かすことにした。謎はこの屋敷にあると考え、<br>

探索をはじめる。そして祖父の死んでいた暖炉の側の動かない時計が<br>

秘密の扉であることを発見する。鍵となるのは時刻3:33。<br>

<br>
その扉の奥にあったのは祖父の真の書斎。奇妙な図版、歴史的な<br>

飾りに囲まれた机の中央には、革で装丁され、骨が飾りになった<br>

禍々しい大判の書があった。探究心からか好奇心からか手をのばす<br>

アレックス。触れた瞬間自分の物ではない記憶がフラッシュバック<br>

する。そして魅入られたように書を読み出すのであった。<br>

<br></dd>
<dt>50 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/01(木)11:52:36ID:GJFsRp4L</dt>
<dd>
アレックスは書の力によって「選ばれし者」の記憶を再体験<br>

する。そこは紀元前のペルシャだった・・・<br>
<br>
一人目 パイアス・オーガスタス 紀元前26年 ペルシャ<br>
<br>
パイアスは屈強なローマの軍人。皇帝の命を受け、ペルシャに<br>

眠るという秘宝を探す任務についていた。砂漠で探索する中<br>

パイアスは自分を呼ぶ声を聞き、遺跡に迷い込む。そこで彼を<br>

囲む石の配置が突然光り、彼を地下遺跡に転送する。いつの<br>

時代のものか、どの文明のものかもわからない遺跡。その中を<br>

徘徊するできそこないのゾンビを蹴散らしながらパイアスは進む。<br>

<br>
遺跡の最深部には3つの台座があった。赤、青、緑の「秘宝」が<br>

その上に浮かんでいる。これが皇帝の求める宝だと思ったパイアス<br>

はそれを取ろうとする。だが、秘宝から放たれた強烈な光線を受け<br>

倒れる。<br>
<br>
そこから再び起き上がったパイアスはもはや人間では<br>
なくなっていた。鎧は黒く、肌は干からびたが、彼には「秘宝」<br>

の力-太古の支配者「エンシャント」の力が宿った。そして<br>

彼はこれからの永劫の時間を「エンシャント」のしもべとして<br>

その復活のために生きることになった。<br>
<br></dd>
<dt>56 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/02(金)13:13:55ID:ribXcK+C</dt>
<dd>補足:<br>
<br>
パイアスが赤、緑、青のどの秘宝を選んだかでこの周で敵<br>

となるエンシャントが決まり、パイアスとエンシャントの交信<br>

シーンのセリフや、敵の属性が変わる。が、全体のストーリー<br>

の流れは同じ。<br>
<br>
赤は硬くてパワフルなチャターガ、緑は囁き2重人格お姉さまの<br>

ゼロタース、青はインテリなウーリアス。この3体は三つ巴になって<br>

いる。赤(力)>緑(精神)>青(魔力)>赤(力)<br>
<br>
では、本編に戻ります。<br>
<br></dd>
<dt>57 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/02(金)13:17:03ID:ribXcK+C</dt>
<dd>
パイアスの記憶から戻ったアレックスは、この「エターナル<br>

ダークネスの書」に祖父の死の秘密があるのでは、と考え<br>

書斎の探索を続ける。<br>
<br>
そして部屋の額に入っていた読めなかった書類が書の<br>
一部であったことに気がついた。どうやら祖父は書を分割<br>

して屋敷中に隠したようだ。謎への手がかりを求めて<br>
アレックスは書を読み進める。<br>
<br>
二人目 エリア 西暦1150年カンボジアアンコールトム地方<br>
<br>
カンボジアで宮廷の踊り子をしていたエリアは宮廷の<br>
奥で奇妙な書…「エターナルダークネスの書」を手に<br>
入れた。その中には「エンシャントのしもべ(パイアス)が<br>

地下に蠢く屍の神マントロクに巨大な杭を次々に打ち<br>
込み封印した」というおとぎ話が描かれていた。<br>
<br>
エリアはその物語の寺院に心当たりがあった。好奇心<br>
からそこに向かう。だが彼女の後ろで寺院の扉は閉<br>
まった…もう戻ることはできない。<br>
<br>
エリアは寺院のさらなる地下へと迷い込む。そこには<br>
異形の神が生贄の代わりに豊穣を約束する様などが<br>
描かれた壁画があった。そしてその奥には、その神本体が<br>

いた。屍の神マントロク…波打つ肉に多数の目と口。おと<br>

ぎ話の通り、杭を打ち込まれた姿。そして、そこにはパイ<br>

アスも立っていた。<br>
<br>
パイアスは立ち去れ、と警告だけでいったん姿を消した。<br>

しかし、そこでマントロクの前に置かれた女神像はエリアを<br>

紫の電光で打ち据える。朦朧とするなか、マントロクの僧侶が<br>

現れ、エリアに使命を与える。マントロクの力の結晶である<br>

心臓を守れ、と。そして心臓はエリアの胸に埋め込まれた。<br>

<br>
意識が戻ったエリアは寺院の最深部へ向かう。しかし、そこは<br>

行き止まりだった。そしてそこにパイアスが戻ってくる。マント<br>

ロクの心臓はどこだ、と問うパイアス、そして答えないエリア。<br>

エリアの体内に心臓が埋め込まれているとはつゆ知らず、パイ<br>

アスは彼女をただ殺すだけで立ち去った。<br>
<br></dd>
<dt>58 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/02(金)13:20:42ID:ribXcK+C</dt>
<dd>
エリアの話を読み終わったアレックスは、書斎にある<br>
小さい祭壇の仕掛けがエリアの体験を元にしていると気づく。<br>

パズルを解くとそこにはさらなる書のページが入っていた。<br>

<br>
三人目 アンソニー 西暦814年 フランス アミアン<br>
<br>
アンソニーはフランク王国の王シャルルマーニュの従者。<br>

ウーブリエ大聖堂の司祭から王への手紙を預かったが、内容<br>

に疑念をいだき手紙の封を破ってしまう。そこにあったのは<br>

謎の図形で、アンソニーはその呪いを受けてしまった。<br>
<br>
呪いの手紙を送りつける、という陰謀を王に知らせるため、<br>

アンソニーは王が滞在しているウーブリエ大聖堂に急行する。<br>

だが、王がいるはずの面会室には鍵がかかり入れない。アン<br>

ソニーの必死の探索が始まる。<br>
<br>
大聖堂は修道士の葬儀の最中だった。塔から落ちた、という<br>

がおかしいものを感じたアンソニーは棺を開けてしまう。そこ<br>

には内側から何かが飛び出したかのように胸部が開いた<br>
異常な遺体があった。真実を確かめた勇気あるアンソニーを<br>

見込んで修道士は武器を与え、恐ろしい秘密に立ち向かう<br>

よう頼んだ。<br>
<br>
アンソニーは二階の読書室の隠し梯子から地下礼拝室に<br>
向かう。しかし彼の体は手紙にあった呪いに蝕まれていた。<br>

最初は顔色だけだった。だが進むにつれ顔は崩れ、体は<br>
曲がり、自分の持つ松明にも顔をそむけるようになる。攻撃を<br>

受け倒れても、死ぬこともできず回復してしまう。そう、不死の<br>

ゾンビに近づいていったのだ。<br>
<br>
それでもアンソニーは王のために進み続け、地下の邪悪<br>
な祭壇の前にいた司祭を倒して鍵を見つけ出した。そして<br>

面会室にいる王に再会する。<br>
<br>
…王は既に屍になっていた。全ては手遅れだった。アンソニー<br>

は絶望の中力尽き、修道士はその本性をあらわす。人間の<br>

皮を被った怪物の姿を。<br>
<br></dd>
<dt>59 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/02(金)13:30:50ID:ribXcK+C</dt>
<dd>
一応3人目まで。これで舞台は出揃ったけれど、それぞれの<br>

繋がり、アレックス&祖父(エドワード)との関係はまだしばらく<br>

お待ちください。<br>
<br>
なお、3人目のアンソニーは魔法円を発見して、これ以降<br>

エターナルダークネスの書を通じて経験を共有したキャラ<br>

クタは手に入れたルーンを組み合わせて魔法を使える<br>
ようになります。<br>
<br>
エターナルダークネス世界の魔法はルーンを媒介にエンシャント<br>

の力を引き出すもので、<br>
属性ルーン+対象ルーン+操作ルーンの組み合わせで<br>
効果が決定します(有効なのは12の組み合わせ)。<br>
例:自己+吸収=回復、場+消去=ディスペル<br>
<br>
それでは、また。<br>
<br></dd>
<dt>73 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/04(日)23:54:13ID:+LOhkYBv</dt>
<dd>アレックスは屋敷を探索する際に壊してしまった2階<br>
への鍵のことを思い出す。アンソニーは壷の破片を集めて<br>

魔法で復元した。<br>
<br>
所有者の記憶・経験そして魔法のルーンを引き継ぐ<br>
エターナルダークネスの書の力によってアレックスは<br>
鍵を直し、屋敷の2階の探索を開始した。見つかったの<br>
は先祖であるマクシミリアン・ロイヴァスの日記の一部と<br>

次のページだった。<br>
<br>
四人目 カリム 西暦565年 ペルシャ<br>
<br>
カリムは剣術に覚えのある貴族の青年で、チャンドラと<br>
いう娘に恋していた。だが、チャンドラが望むのは財宝だった。<br>

「愛しているのなら、夢で見た秘宝を手に入れて」という彼女<br>

の言葉を胸にカリムはあてどない探索の旅へと向かう。<br>
<br>
砂漠を彷徨う彼は呼び声に導かれ、かつてのパイアスと<br>
同じ遺跡に転送された。遺跡は以前より部屋も、敵も増えて<br>

いる。石にささったラムダオという大剣を見つけ、所有者と<br>

なるための戦いの試練を受ける、といった障害を越え、<br>
とうとうカリムは「秘宝」の部屋へと到達する。<br>
<br>
パイアスの時にあった「秘宝」は3つ、だが今残っているの<br>

は1つだけ。だが、その「秘宝」は変わらず宙に浮き不可<br>

思議な魅力を放っていた。チャンドラの望みを叶えるため<br>

「秘宝」に手を伸ばすカリム。それを止めたのは思いがけ<br>

ない人物だった。<br>
<br>
声に振り向いたカリムが見たのはチャンドラその人。しかし、<br>

姿は青白く透き通っている。霊体となったチャンドラはカリム<br>

に残酷な事実を告白する。<br>
<br>
カリムの帰りを待ちきれなかった彼女は別の貴族の愛人と<br>

なったこと。その貴族の別の愛人に不倫がばれて、ベッド<br>

から引きずり落とされナイフで滅多刺しにされて殺されたこと。<br>

そして殺された時の凄惨さを示すような姿へと変わる。<br>
<br>
彼女は、しかし、死に際して真実を見たと語る。彼女の夢は<br>

闇から世界を護るために「秘宝」を守護する人間が必要と<br>

伝えていたのだった。<br>
<br>
彼女はカリムに問いかける。共に守護者になってほしい、と。<br>

<br>
カリムは嘘をつき、裏切った彼女をいったん非難するが、<br>

最後には「愛のために」その願いを聞き届けた。霊体の<br>
チャンドラが近づき、彼に口づけする。やがて口から青白い<br>

エネルギーが流れ込み、カリムは苦痛に目を見開き絶叫する…<br>

<br></dd>
<dt>74 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/05(月)00:01:48ID:+LOhkYBv</dt>
<dd>
アレックスが見つけたマクシミリアンの日記には彼が<br>
何かを知ってしまったがために疑心暗鬼になったことが<br>
書かれていた。一体何が?<br>
<br>
台所に隠されたページがその発端、そしてロイヴァス家<br>
の因縁を明らかにした。<br>
<br>
五人目
マクシミリアン(マックス)・ロイヴァス西暦1760年アメリカ・ロードアイランド<br>

<br>
アレックス、エドワードのご先祖様。妻に先立たれ、子供が<br>

独立したため一人+使用人で屋敷に暮らす内科医。<br>
<br>
マックスが父親の死によって屋敷を相続してから2週間。<br>

ようやく遺産相続の手続きなども終わった。マックスは先祖<br>

代々の屋敷に秘密があると感じ、好奇心から屋敷の探検を<br>

はじめる。<br>
<br>
その過程でマックスは父親とその友人との間の手紙を発見<br>

していく。最初の手紙には「エターナルダークネスの書」もしくは<br>

その写本らしきものを入手したこと、それは魔法的に危険な<br>

ものなので屋敷の安全な場所に隠した、とあった。そして<br>

次の手紙にはこの家はエンシャントに監視されていると記されていた…<br>

<br>
マックスは屋敷を探し、暖炉の奥の隠し書斎を見つけ、<br>
実際に書を手に入れる。そこにはさらに手紙があった。この<br>

屋敷のはるか地下にエンガという古代の遺跡が存在して<br>
いるらしい。このエンガはエンシャントのしもべが支配する<br>

死の都で、非常に危険であり封印・破壊が必要と父親は考えて<br>

いたようだ。<br>
<br>
書を手に入れたマックスが隠し部屋から出ると、エンシャントの<br>

攻撃がはじまった。大きな怪物が屋敷に転送されて暴れまわる。<br>

だが、敵はそれだけではなかった。エンシャントは屋敷に既に<br>

潜伏していたのだった。<br>
<br>
ボーンシーフ。人間の体内に侵入して、人の皮を被って<br>
偽装する怪物。彼らにのっとられていた使用人・メイドが<br>

本性を表し無表情にマックスに殴りかかる。彼らをサーベルや<br>

フリントロック銃で傷つけると中身のボーンシーフが飛び出し、<br>

マックスにも入り込もうとさらに攻撃をしてくる。<br>
<br>
マックスは彼らエンシャントのしもべを撃退するとともに、解剖<br>

を行いその興味深い生態を記録していく。そして父親の最後<br>

の手紙に入っていた地下室の鍵を見つけ、屋敷の地下へと向かう。長い階段踊り場の眼下には巨大な遺跡が広がっていた。手紙は真実を語っていたのだ。<br>

<br>
エンガの遺跡の入り口にたどりついたマックスは守護者も倒し、<br>

解剖する。しかし、マックスは一人で遺跡を破壊するのは無理だ<br>

と考えた。<br>
<br>
彼は自分を手伝う人間を集めようとしたが、一般社会から<br>

みた彼は狂人以外の何者でもなかった。<br>
<br>
3ヵ月後。マックスは精神病院の一室に閉じ込められていた。<br>

そして鉄格子越しに理解しない人間への怒りと、闇の脅威を<br>

叫び続けるのだった。<br>
<br>
馬鹿者どもめ!これで救われる道は閉ざされたのだぞ!<br>
ネズミの餌にでもなっちまえ!<br>
お前たちのせいだ!<br>
闇が襲ってくる!みんな死ぬんだぞーっ!!<br>
<br></dd>
<dt>75 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/05(月)00:12:47ID:b7adR7eB</dt>
<dd>
死人多数ですが、今日はここまで。ボーンシーフ=アンソニーの<br>

最後の怪物です。<br>
<br>
マックスは貴族風白カツラの太っちょ濃いおやじという、ゲームの<br>

主人公としてはまずお目にかかれないタイプです。声優さんの<br>

演技も濃いもので、フルボイスで熱弁される解剖書はエターナル<br>

ダークネスファンのバイブルです。また、フリントロック銃をすこすこ<br>

リロードするところもマニア受けです。<br>
<br>
では。<br>
<br></dd>
<dt>174 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/16(金)00:00:14
ID:5X/gwpXY</dt>
<dd>
マックスの見つけた「魔術的に隠されたものを見つける」魔法<br>

を使って、引き出しの隠された鍵穴を見つけだすアレックス。<br>

鍵を使って開けるとそこには次のページがはいっていた。<br>

<br>
六人目 エドウィン・リンゼイ 西暦1983年
カンボジアアンコールトム地方<br>
<br>
行動的な考古学者であるリンゼイ博士は衛星写真から<br>
カンボジアに未知の寺院があることを発見した。カンボジア<br>

政府は調査に非協力的だったが、幸運にも資産家でコレクター<br>

のポール・オーガスティンというスポンサーを見つけること<br>

ができた。<br>
<br>
彼と共にリンゼイはカンボジアに向かい、ジャングルの奥<br>

にある遺跡にたどりつくことができた。しかし、そこで思い<br>

がけない裏切りにあう。ポール・オーガスティン…彼の真の<br>

姿はパイアス・オーガスタスその人だった。<br>
<br>
パイアスはマントロクの心臓は寺院に残されたままだ、と気が<br>

ついたものの、エリアの出来事のあとマントロクの力で姿を<br>

隠された寺院に戻ることができなかった。マントロクの力が<br>

衰えた現在になってようやく衛星写真に寺院が現れ、位置が<br>

わかったのだ。<br>
<br>
もはや用済みとパイアスはリンゼイにピストルを突きつけるが、<br>

リンゼイは反撃し自由の身になる。パイアスが置き土産に<br>

けしかけた手下も銃とナイフで屠る。そして遺跡の奥へと<br>

探索をすすめる。<br>
<br>
地下に進み、マントロクの間にたどりついたリンゼイに再び<br>

パイアスが迫る。今度はマントロクが力を振り絞って電撃で<br>

よってパイアスを撤退させた。さらにマントロクは奥の扉を開き、<br>

リンゼイをいざなう。<br>
<br>
奥の扉の中にいたのは女神像にかけられた踊り子のミイラ、<br>

そう、変わり果てたエリアだった。エリアはリンゼイに語りかける。<br>

<br>
何世紀も心臓を守ってきたが、ついに闇の勢力に見つかって<br>

しまった。このマントロクの心臓を「光の集まる場所」に届け、<br>

闇に立ち向かえ、と。<br>
<br>
リンゼイはその言葉の通り、心臓を「光の集まる場所」…アメリカ<br>

のロイヴァス屋敷のエドワードの元に届けた。<br></dd>
<dt>191 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/16(金)
19:26:51 ID:uHZRfq1B</dt>
<dd>
リンゼイとエドワードの会話の記憶を頼りに、アレックスは<br>

図書室に隠されたマントロクの心臓を確保した。そして2階の<br>

ステンドグラスにかけられた魔法をリンゼイが見つけた<br>
ディスペルで解く。砕けちったステンドグラスの向こうには<br>

書のページが浮かんでいた。<br>
<br>
七人目 ポール・ルーサー 西暦1485年
フランス・アミアン地方<br>
<br>
異端審問(魔女裁判)の嵐が吹き荒れる時代。フランシスコ<br>

会の修道士ポール・ルーサーは聖遺物「ジュードの手」を見る<br>

ためにアミアンのウーブリエ大聖堂を訪ねる。<br>
<br>
到着して現地の司教に迎えられられたポールであったが、<br>

聖堂に入って直ぐ、足元に他の修道士の死体を発見してしまう。<br>

仰天して助けを呼んだポールの前に現れたのは異端審問官<br>

である司教フィリップ・オーガスティン。彼はこの殺人はポールが<br>

行ったものと決め付けた。そして、ポールは殺人を行った異端者<br>

として小部屋に閉じ込められた。<br>
<br>
小部屋を探索しても、絵画にはめ込まれたエメラルドを<br>
見つけたくらいで逃げるすべは見つからない。絶望する<br>
ポールを小部屋から助けたのは大聖堂の管理人だった。<br>
管理人はポールに恐ろしいことがこの聖堂で起こっていて、<br>

あの死体…ブラザーアンドリューは真実を知ったために<br>
殺されたらしい、そして無実のポールも犠牲になるのを<br>
見過ごしたくない、と告げる。<br>
<br>
殺されたブラザーアンドリューの手記を見つければこの<br>
教会に巣食う陰謀が明らかになり、ポール自身の無罪も<br>
証明できるかもしれない。ポールは管理人から旧聖堂の<br>
鍵をもらう。ブラザーアンドリューはそこで調べ物をして<br>

いたようだ。<br>
<br>
旧聖堂に入ったポールの目の前ではボーンシーフが修道士<br>

に取り付き、その肉に潜り込んでいた。化け物を撃退し、2<br>

階から日記の1ページを回収する。そして旧聖堂の1階の<br>
部屋の目にルビーが埋め込まれたゾンビとも戦う。このゾ<br>

ンビは数百年以上も腐り続け安らぎを得ることだなかった<br>

アンソニーだった。同じエターナルダークネスの書に選ば<br>

れた者であると気づいたポールはとうとう倒れたアンソニー<br>

の魂を解放し、ルビーを手に入れた。<br>
<br>
旧聖堂から元の聖堂に戻るポール。祭壇の近くで日記を<br>
もう1ページ、そしてオルガンの仕掛けからより強力な魔法<br>

が使える5ポイントのマジックサークルを見つけた。更に<br>

アンドリューの部屋もあった地下を探索する。アンドリューの<br>

部屋には偽聖遺物に関する本があった。<br>
<br>
さらに地下のワインセラーの奥には隠し扉があった。そこは<br>

修道士達の納骨堂。そこにいた怪物にはサファイアが埋め<br>

込まれていた。怪物を倒し、ルビー、エメラルド、サファイアの<br>

3色の宝石がさらなる地下への道を開いた。<br>
<br>
棺桶状の謎の仕掛けと閉じた扉などを横目に奥に進み、<br>
ポールはとうとう日記の最後のページを手に入れた。<br>
<br></dd>
<dt>192 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/16(金)
19:28:57 ID:uHZRfq1B</dt>
<dd>
司教フィリップ・オーガスティン自身が異端者だったのだ。<br>

聖遺物「ジュードの手」など存在せず、その代わりにあるのは<br>

邪悪な秘宝とその守り手。聖遺物目当てで大聖堂にきた旅人<br>

は生贄になっていたのだ。<br>
<br>
ここまでの発見を管理人に知らせるが、状況はかんばしくない。<br>

管理人も監視下にあり、彼の枕元には生贄の儀式用の<br>
ダガーまで置かれたようだ。管理人からダガーを受け取り<br>

いったん別れるポールだったが、嫌な予感がして駆け戻る。<br>

しかし、もはや管理人はそこにはいなかった。<br>
<br>
逃げ出すこともできない。地下に戻り棺桶状の仕掛けをもう<br>

一度調べる。胸のところにスリットが開いている…ポールが<br>

管理人からもらったダガーをスリットに差し込んで引くと、<br>

扉が開いた。ただ、どこかで悲鳴が聞こえたような気がした…<br>

<br>
扉の中は生贄の祭壇だった。そこに横たわるのは管理人。<br>

胸は刃物で切り裂かれている。唯一の協力者の死。ダガーを<br>

彼の胸に刺したのは…?
愕然とするポールの前に司教が<br>
現れる。司教は、お前に何ができるというのか、とポールを嘲笑い、<br>

手下をけしかけて自身は悠々と自分の仕事へと消える。<br>
<br>
ポールは手下を倒し、司祭の後を追って今まで入れなかった<br>

下り階段に飛び込む。さらなる地下、最奥には装飾を施した<br>

ドアがあった。<br>
<br>
邪悪な存在の予感を感じながらドアを開けるとそこは地下<br>

大聖堂だった。この大ホールの周りにはキリスト教とは違う<br>

異教の彫刻が描かれている。警戒しながら奥に進むポール。<br>

そこに奥の床を破って巨大な怪物、グレーターガーディアンが<br>

現れる。<br>
<br>
ポールはもはや恐怖に震えるだけだ。司教はパイアスとしての<br>

本性を表し、この虫けらは自分達で始末する、とガーディアン<br>

に語りかける。<br>
<br>
しかし、ガーディアンは恐怖におののく「虫けら」を一撃で血糊<br>

にまで叩き潰し、自分はやりたいようにやる、と宣言するので<br>

あった…<br>
<br></dd>
<dt>193 :<a href=
"mailto:sage"><b>エターナルダークネス</b></a>:2006/06/16(金)
19:35:17 ID:uHZRfq1B</dt>
<dd>
選んだエンシャントによっては叩き潰す代わりに、頭部爆破<br>

だったりしますが一撃死亡なのは変わらず。<br>
<br>
ではまた。<br>
<br></dd>
<dd><br></dd>
</dl>