ReSIDENCE (レジデンス)

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<p><strong>ReSIDENCE (レジデンス)</strong></p> <p><strong>part69-86・87</strong></p> <p>----</p> <p>86 :ReSIDENCE (レジデンス):2016/02/01(月) 23:51:45.80 ID:2ihDiqGm0<br />     WOLF RPGエディターで作られたホラーアドベンチャー、<br />     『ReSIDENCE (レジデンス)』行きます。<br />     例によって随分前のプレイなので描写の正確性に欠きますがご容赦を。</p> <p>    (自分さえ良ければいいなんて考え、間違ってる。<br />     誰かの不幸の上に成り立つ幸せなんて、本当の幸せじゃないもの)<br />     そんな信条を持つ若い女性は、森の中で迷っていた。<br />     しばらく歩いていると、豪華な屋敷と、その前にある小屋を見つける。<br />     そして小屋の窓から、中年男性が助けを求めているようなので話しかけてみた。<br />     「助けてくれ!俺の息子のいたずらで、小屋に閉じ込められてしまった!<br />     小屋の鍵はその屋敷の中にあるんだ、屋敷の鍵はここにある。<br />     屋敷の中に入って小屋の鍵を取ってきてくれ!」<br />     そう頼まれた女性は、屋敷の鍵を受け取り、屋敷の中に入っていった。</p> <p>    だが、女性はそのうち屋敷の異常性に気づいた。<br />     電気が通ってないのに機械類が動いたり、<br />     誰もいないはずなのに、いつのまにか食事一式が出てきた。<br />     また、部屋の中が一時的に荒らされていて、<br />     その部屋に再び訪れた時には元通りの整頓された部屋に戻っていた。<br />     さらには、ドアノブを壊してしまったときに<br />     「気をつけてくださいね、次にやったらただじゃおきませんよ」<br />     と脅しめいたメッセージが壁に書かれたり、<br />     食事一式の側の壁には「なぜ召し上がらないのですが」<br />     と、食べる事を強要するかのような事が書かれていた。</p> <p>    女性が屋敷を探索していくと、<br />     以前に閉じ込められた人が書き残したメモが見つかる。<br />     「信じられない事だが、屋敷自身が意思を持っているのだ!<br />     俺はこの中で暮らさなければいけない、<br />     まるで屋敷の意のままに生活しなければいけない人形じゃないか!<br />     どうやらこの屋敷は人間を一人は確保しなければ気が済まない、<br />     つまりは一人の人間を中に入れなければ脱出できないんだ!」</p> <p>    探索の末に、女性は地下通路を通って、小さな小屋、<br />     つまり冒頭の中年男性が入っていた小屋にたどり着く。<br />     そこにはメモがあった。<br />     「お嬢さんが中に入ってくれたおかげで出られたぜ、<br />     人間ってのは助け合わなきゃな?<br />     あんたがこの屋敷での生活を楽しめることを祈ってるぜ!」<br />     どうやらあの中年男性は屋敷内のメモを書いた人物で、<br />     女性を騙して中に入れて、屋敷の中に二人の人間がいる状態にしてから<br />     小屋の扉から脱出したのだろう。<br />     女性は小屋の扉から出ようとしたが、扉は開かない。<br />     なぜなら、小屋も屋敷の一部であり、<br />     この扉を開けるためには自分以外の人間が屋敷の中にいる必要があるから!</p> <p>87 :ゲーム好き名無しさん:2016/02/01(月) 23:52:22.21 ID:2ihDiqGm0<br />     その事を知り絶望した女性は必死になって助けてと叫ぶ。<br />     するとその時、先ほどの女性と同様に道に迷った青年が、<br />     屋敷の前に来て、小屋の中の女性に気づいて、何かあったのか聞いてくる。<br />     (自分さえ良ければいいなんて考え、間違ってる。<br />     誰かの不幸の上に成り立つ幸せなんて、本当の幸せじゃないもの)<br />     その信条を思い出す女性。だが、女性の口から出てきた言葉は・・・<br />     「助けて!私の弟のいたずらで、小屋に閉じ込められたの!<br />     小屋の鍵はその屋敷の中にあるの。屋敷の鍵はここにあるわ。<br />     だから、屋敷の中に入って小屋の鍵を取ってきてくれないかしら?」</p> <p>    END</p> <p>    以上です。恐ろしいモンスターやグロテスクな描写はありませんが、<br />     意識を持つ屋敷自体に支配されているという独特の恐ろしさを楽しめます。</p> <p> </p>
<p><strong>ReSIDENCE (レジデンス)</strong></p> <p><strong>part69-86・87</strong></p> <hr /><p>86 :ReSIDENCE (レジデンス):2016/02/01(月) 23:51:45.80 ID:2ihDiqGm0<br />     WOLF RPGエディターで作られたホラーアドベンチャー、<br />     『ReSIDENCE (レジデンス)』行きます。<br />     例によって随分前のプレイなので描写の正確性に欠きますがご容赦を。<br />  </p> <p>    (自分さえ良ければいいなんて考え、間違ってる。<br />     誰かの不幸の上に成り立つ幸せなんて、本当の幸せじゃないもの)<br />     そんな信条を持つ若い女性は、森の中で迷っていた。<br />     しばらく歩いていると、豪華な屋敷と、その前にある小屋を見つける。<br />     そして小屋の窓から、中年男性が助けを求めているようなので話しかけてみた。<br />     「助けてくれ!俺の息子のいたずらで、小屋に閉じ込められてしまった!<br />     小屋の鍵はその屋敷の中にあるんだ、屋敷の鍵はここにある。<br />     屋敷の中に入って小屋の鍵を取ってきてくれ!」<br />     そう頼まれた女性は、屋敷の鍵を受け取り、屋敷の中に入っていった。</p> <p><br />     だが、女性はそのうち屋敷の異常性に気づいた。<br />     電気が通ってないのに機械類が動いたり、<br />     誰もいないはずなのに、いつのまにか食事一式が出てきた。<br />     また、部屋の中が一時的に荒らされていて、<br />     その部屋に再び訪れた時には元通りの整頓された部屋に戻っていた。<br />     さらには、ドアノブを壊してしまったときに<br />     「気をつけてくださいね、次にやったらただじゃおきませんよ」<br />     と脅しめいたメッセージが壁に書かれたり、<br />     食事一式の側の壁には「なぜ召し上がらないのですが」<br />     と、食べる事を強要するかのような事が書かれていた。</p> <p><br />     女性が屋敷を探索していくと、<br />     以前に閉じ込められた人が書き残したメモが見つかる。<br />     「信じられない事だが、屋敷自身が意思を持っているのだ!<br />     俺はこの中で暮らさなければいけない、<br />     まるで屋敷の意のままに生活しなければいけない人形じゃないか!<br />     どうやらこの屋敷は人間を一人は確保しなければ気が済まない、<br />     つまりは一人の人間を中に入れなければ脱出できないんだ!」</p> <p><br />     探索の末に、女性は地下通路を通って、小さな小屋、<br />     つまり冒頭の中年男性が入っていた小屋にたどり着く。<br />     そこにはメモがあった。<br />     「お嬢さんが中に入ってくれたおかげで出られたぜ、<br />     人間ってのは助け合わなきゃな?<br />     あんたがこの屋敷での生活を楽しめることを祈ってるぜ!」<br />     どうやらあの中年男性は屋敷内のメモを書いた人物で、<br />     女性を騙して中に入れて、屋敷の中に二人の人間がいる状態にしてから<br />     小屋の扉から脱出したのだろう。<br />     女性は小屋の扉から出ようとしたが、扉は開かない。<br />     なぜなら、小屋も屋敷の一部であり、<br />     この扉を開けるためには自分以外の人間が屋敷の中にいる必要があるから!</p> <p><br /> 87 :ゲーム好き名無しさん:2016/02/01(月) 23:52:22.21 ID:2ihDiqGm0<br />     その事を知り絶望した女性は必死になって助けてと叫ぶ。<br />     するとその時、先ほどの女性と同様に道に迷った青年が、<br />     屋敷の前に来て、小屋の中の女性に気づいて、何かあったのか聞いてくる。<br />     (自分さえ良ければいいなんて考え、間違ってる。<br />     誰かの不幸の上に成り立つ幸せなんて、本当の幸せじゃないもの)<br />     その信条を思い出す女性。だが、女性の口から出てきた言葉は・・・<br />     「助けて!私の弟のいたずらで、小屋に閉じ込められたの!<br />     小屋の鍵はその屋敷の中にあるの。屋敷の鍵はここにあるわ。<br />     だから、屋敷の中に入って小屋の鍵を取ってきてくれないかしら?」</p> <p><br />     END</p> <p><br />     以上です。恐ろしいモンスターやグロテスクな描写はありませんが、<br />     意識を持つ屋敷自体に支配されているという独特の恐ろしさを楽しめます。</p> <p> </p>

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