転生學園幻蒼録

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<p>転生學園幻蒼録</p> <hr> <p>20 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/02(月) 23:11:14 ID:rXkcdaDK<br> 宣言どおり再プレイ中。<br> 初め数話はキャラクター紹介も兼ねて細かく追っていきたいと思います。</p> <p> 地味に序盤から会話がトんでる(キャラクターの発言が本気なのか冗談なのか素で分からなかったり、前後の言動に繋がりが見いだせなかったりする)から、<br> 無意識に脳内変換してる部分もあると思うので何か間違いあったら補足お願いします。</p> <br> <p>21 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/01/02(月) 23:12:24 ID:rXkcdaDK<br> プロローグ<br> 霧深い山奥で、一人の男が「天魔」なる生きものと戦っている。<br> 「てこずらせおって、このはぐれ天魔め」<br> 苦戦を強いられたのか息も荒く男が呟く。ようやく天魔を追い詰め、男はそれを鎮めるため呪を唱える。</p> <p> 男の技で天魔は鎮められた(封印された?)のか、男は一息つく(天魔がどうなったかの描写はない)。<br> この男の独り言から、この場所の天魔は本来封印されており、それが破封されているというのは何か大きな力が働いている可能性があることがわかる。</p> <p>「戻らば、何か分かるのだろうが……」<br> 不意に、男の声色に陰りが現われる。<br> 「あの天魔……最後に蜂の一刺しを食らわせおって……」<br> 先程のどうもちゃんと倒していたらしい天魔は、最後に男の体に邪気を流し込んでいた。<br> それが体中に回らないうちに、男は自分の魂を体から引き離し、体を石化させる。男は「己魔、後は頼んだぞ」と言い残し、長い眠りについた……。</p> <br> <p><br> 22 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/02(月) 23:13:24 ID:rXkcdaDK<br> すみません名前がorz</p> <p>第一話、萌動<br> 2000年、ニッポン。<br> 主人公伊波飛鳥(いなみあすか)は、幼なじみ一之瀬伽月(いちのせかづき)らと平穏な生活を送っていた。<br> その日は天照館高校の伝統行事、卒業生達を見送る『走行の宴』が催されている。<br> 「どうせ壮行の宴なんて古くさい習慣はあたしらの出る幕じゃないんだからさ~<br> まあ、それはそれ、何でも愉しまなくちゃ」<br> やる気があるのかないのか分からない伽月の話を聞いていると、急に伽月は声を潜め主人公にフケる相談を持ちかける。<br> 同意する主人公に気を良くし逃げ道を探す伽月。そんな中、伽月はある人物を見つけた。<br> 郷の名家、九条宗家の当主であり天照館高校の総代(生徒会長)、九条綾人(くじょうあやひと)。<br> そして彼が親しげに結と呼ぶ少女、紫上結奈(しのかみゆいな)。<br> 二人は懇意にしていた前総代と話をしていた。漏れ聞こえる話を聞くに、九条は『神子』と呼ばれる特別な存在であるらしい。</p> <p> 伽月と九条は面識があるのか、伽月を見つけた九条は笑みを湛えてこちらへ歩み寄る。伽月が小声で来るなと訴えるが時すでにおそし、九条はやはり親しげに伽月の名を呼んだ。<br> エリートはエリートと仲良くしてれば、と嫌味をいう伽月を、九条は伊波を示し彼氏かとからかう。</p> <p> 話を聞くと、九条もこの宴に嫌気がさしているとのこと。伽月が嫌がるのも気にせず、伊波達に着いてこようとする。<br> だが、そんな九条を紫上が諫める。<br> 「天照館34世総代としてのお役目とお立場がありますゆえ<br> 早々にお戻りいただかねば私が長老衆に叱られます」 固い態度で九条を諫める紫上だが、同級生の伊波には「邪魔してしまってごめんなさいね」と多少柔らかい口調で応じる。<br> 責められるべき九条は逆に「学友の前で宗家と呼ぶな」と紫上を叱った。</p> <p> なおも着いてこようとする九条に「うざい」と言い放ち、伽月は伊波を引き立て走りだす。<br> 逃げ出す伽月に口では悔しそうにしながらも苦笑する九条と、微笑んで見守る紫上。<br> 紫上が九条に席へ戻るよう促すと、九条は紫上に伊波のことを問い掛ける。クラスメートだ、と言う紫上に、九条は意味ありげに頷いた。</p> <br> <p>23 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/02(月) 23:15:54 ID:rXkcdaDK</p> <p> 九条から逃げ出した伊波は伽月に藍碧台(郷が見渡せる高台)へ連れていかれる。<br> 桜舞い散る高台で、伽月は伊波に二年になって武芸の稽古が進むことへの意気込みや、新学期から来るという噂の転校生について語る。</p> <p>「こんなのが、いつまでも続くといいねえ<br> いつまでもさ……」</p> <p> 散る桜に影響されたのか、伽月はふいにしみじみとそう呟いた。</p> <p><br> 新学期、担任石見が転校生を連れてくる(新年度でもあるがクラス替えはないらしい)。<br> 転校生は伊波達と同い年とは思えないほど小柄で、温和そうな少年だった。彼は榊原拓実と名乗った。</p> <p> 中高一貫教育の天照館で転校生が来るなど今までありえなかったこと。榊原に早々と『ばらっち』というあだ名をつけ質問攻めにする伽月を、見兼ねた紫上が止める。<br> その様子を見ていた石見は、何故か伊波を榊原が学校に慣れるまでの世話役に任命する。伊波がそれを引き受けると、榊原は優しそうな人で良かったと笑った。</p> <p> 放課後、さっそく伊波は校内を案内しようと榊原へ声をかける。その提案に榊原は大喜びしてくれた。</p> <p>とりあえず今日はここまで。</p> <p>&gt;&gt;17<br> 今はまだそこまで空気ではないですが、すぐ空気になるのでどうしようかとw</p> <br> <br> <p><br> 60 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/04(水) 16:09:06 ID:5srPUvIX<br> 榊原を連れ、職員室に向かう伊波。そこには執行部顧問の山吹がいた。<br> 山吹は、転入生は一年間天照館の制服を着ることが出来ず、前の学校の制服でいなければならないことを教えてくれる。<br> それについて文句を言ったり、榊原と伊波が仲良くしていることを喜んだり、感情の切り替わりの早い山吹を榊原は不思議な人と称した。</p> <p><br> 次いで伊波は執行部部室前へ榊原を連れていく。<br> そこには、数日前に会ったばかりの九条の姿があった。<br> 九条は榊原のことを気にしていたようで、後で会いに行こうと思っていたのだという。<br> 困ったことがあれば言え、と言う九条に榊原はちょうど今伊波に案内してもらっていたところだと告げる。<br> 九条は伊波に榊原のことを任せると、忙しそうに部室の中へ入っていった。</p> <p><br> 一通りの案内が終わり、寮に戻ろうとしていた二人は校庭で伽月と出くわす。<br> 伽月が無愛想な伊波の案内では満足できないだろうと問うと、榊原はとても楽しかったと答える。すると伽月は、ならば自分が郷を案内してやろうと言いだした。<br> 伊波がそれに同意すると、伽月は寮の門限を気にする榊原を強引に郷に連れ出した。<br> (反対する選択肢を選んでも「ウジウジしてないで行くよ!」と連れていかれる)</p> <p> 奥津小路で三人は紫上と出会う。門限破りの三人とは違い、紫上は許可をとり自治会の買い出しに来たらしい。<br> 無断外出なのかと紫上に問われ慌てた伽月は、榊原に郷を案内するため特別許可が出たのだと言い張り伊波に同意を求めてくる。<br> 「うふふ、解りました。他の方には見つからないように……」<br> 伊波が頷くと察した紫上は笑って立ち去った。</p> <p> ほかにも担任の石見が落とした給料袋を探してやって、お礼におこづかいをもらったりしながら郷を回っていく三人。<br> 時間を気にする榊原を、これで最後だからとある場所に連れていく伽月。<br> それは郷にある店菊宮堂に。「秘密の場所」に行く前に買い物があるらしい。<br> 店主菊宮に榊原を紹介、軽く買い物をしたあと、三人は伽月の言う秘密の場所へ向かった。</p> <p> 伽月が向かった先はなんと郷の外にある森。夜になると、奥の湖と月が絶景なのだという。<br> だが、湖につく前に三人は天魔に襲われる。<br> 幸いにも相手は下級天魔、三人は榊原が戦闘初体験というハンデを抱えながらも(主人公がどうなのかは不明)どうにか天魔を退ける。</p> <br> <p>61 転生學園幻蒼録 sage 段々電波が強くなってきた 2006/01/04(水) 16:11:36 ID:5srPUvIX<br> 戦闘後、榊原は自分が炎を操る特殊能力を持っていることを語る。<br> 伽月はだから九条が榊原を天照館へ連れてきたのだろうと推理するが、榊原は今まで人にその力を見せたことはなかったという。力を見るまでもなく榊原の才能に気付いた九条に感心する三人。<br> そんなとき、伽月が社を討ち漏らしの天魔に紛れて壊してしまう。<br> 何が封印してあったのか、そこからは大量の邪気が流れ出す。<br> どうしていいのか立ち尽くす三人を、謎の男が伏せさせた。<br> 男は流れ出る邪気を封じ込め、平然と三人に向き直る。<br> 「ケガはないか?」<br> 「かっ、風間師範!」<br> 男はなんと伽月や九条の武芸の師匠、風間であった。<br> 風間はもう少しこの辺りを見回るからと三人を先に郷へ戻らせる。</p> <p> 道すがら、伽月は榊原に調子に乗りすぎて危険な目に合わせたことを詫びる。<br> 「ばらっち……今日は、ゴメンね<br> ちょっと調子に乗りすぎちゃったかも……」<br> 「うふふふ、一之瀬さん。歓迎会としては最高に楽しかったですよ」<br> 「……でしょう! イイね、キミ~!あたしの心意気がわかるなんてさー!!」<br> 榊原が気にしていないことが分かった瞬間、伽月のテンションが急上昇。謝罪のこころはどこへやら勢い良くまくしたてる。</p> <p>「色々あったけど大成功~!!<br> 今日は運動もタップリしたし、ぐっすり眠れそうだ!!!<br> もう、そこっ!飛鳥、ブルーにならない!」<br> 伊波を引きつれ、伽月は上機嫌で郷へ向かう(主人公がブルーだった理由は不明)。</p> <p>その夜、郷は“怪しげな地震”に襲われる。</p> <p><br> 翌日、天照館では毎年恒例の精神修養『胆力の行』が行われていた。<br> この学校の行事は儀式っぽいと紫上に不満を語る伽月。やる気のなさそうな伽月をよそに石見の説明も終わり、本格的に行事が始まった。<br> 胆力の行は三人一組で行動し、指示書に書かれた修業の場で念の統一を時間内に済ませるというもの。<br> 伊波は伽月、榊原とチームを組むことになる。</p> <p> 始まった瞬間、今までの無気力はどこへやら伽月が一番乗りに飛び出す。<br> 武道館に居た九条から指令書を受け取ると、何故か伽月はそれを自分だけが見ると破り捨て、一人で走りだしてしまった。<br> 九条に何が書いてあったのかを問うも、指令書には封がしていったので誰にどれが渡るかは配っている九条にも解らないらしい。<br> 紙の切れ端から辛うじて読み取れるのは『打ち付ける水……心眼への……鯉が……化すが如……』という切れ切れの文章のみ。<br> とりあえず二人は伽月をさがすことにする。</p> <p>続きます。<br> ちなみに『打ち付ける水』『鯉』からどう考えても伽月が向かった先は滝ですが、滝に向かうという選択肢はありません。</p> <br> <p><br> 197 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/08(日) 22:44:00 ID:dj/bhjcw<br> 続きです</p> <p><br> 伽月を探す途中、奥津小路に立ち寄った伊波と榊原は、大きな傘を持った少女と出会う。<br> 「にゃはは~!こいの、たきのぼりぃ~!のぼったこいは、りゅうになるぅ~!」<br> 困惑する榊原を置いて、少女はわけの分からないことを叫び去っていった。</p> <p> 伽月の家族なら何か知っているかと、二人は伽月の家を訪れる。家には伽月の双子の弟、詩月がいた。<br> 伊波のもう一人の幼なじみでもある詩月はとても病弱で、話をしている途中も咳が止まらない。<br> 伽月の居場所を教えてくれた詩月を部屋の中で休ませ、二人は伽月が居るという昇竜の滝へ向かった。</p> <p>「もおおおおおお、おっそぉぉぉぉぉーーい!<br> 二人とも遅いから時間が心配よ。もう、グズなんだから!」<br> 二人がようやく昇竜の滝につくと、すでに伽月は滝の前で待っていた。<br> 伽月と伊波のやりとりに、二人は良いコンビだと言う榊原。しかし伽月は「コンビじゃなくてトリオだ」と言う。<br> 榊原は嬉しそうな笑みを浮かべ伽月のあとについていく。</p> <p> 滝のそば(もしかしたら滝の裏側なのかも)の洞窟の中で、寄りにもよって辺鄙な場所を引き当てたと愚痴る伽月。<br> でも一番嫌なのは修業中暇なことだと笑っていると、突然地震が三人を襲った。<br> 「ワレ…ヲ…トキ…ハナテ…」<br> 不気味な声が、三人の頭の中に響き渡る。<br> 閉じ込められた――伽月がそれに気付き二人に注意を促した。<br> 「さすがだな、3人ともそこまでの験力を持っているとは!」<br> 先程とは、また違う声。三人はそれに聞き覚えがあった。なんと三人を洞窟に閉じ込めたのは九条だった。<br> 九条は三人の魂神(たまがみ)の力を引き出すなどと言いながら三人に戦いを挑んでくる。<br> 「考えてもみろ、思念で遣う眷属で戦えれば楽だろう?」<br> (ここは話をしてる伽月と九条の言葉が足りず、まとめてる人間がよく分かっていないのですが、<br> たぶん人間外の相手=天魔と戦うには思念の力が有効なのだと思います。榊原が理解できて居ないようなので、プレイヤーも理解しなくて平気ではないかと)</p> <p> どうにか九条が望む力を示した伊波たちは、執行部部室で九条と紫上から詳しい話を聞くことになる。<br> 「やはり、俺の目に狂いは無かっただろう?」<br> 「はい」<br> 伊波たちのついていけないところで話をする九条と紫上に、伽月は腹を立てる。<br> そんな伽月を宥めると、九条は山吹に三人を紹介する。「新しい執行部のスタッフ」として。</p> <p> 九条が言うには、郷では鎮守人(しずもりびと)という退魔集団を密かに育成しているのだという。<br> そして、特に験力に秀でたものを真の鎮守人に育て上げるのが執行部の役目なのだと。<br> 九条は三人に「裏執行部」として退魔活動をさせたいというのだ。<br> どうにか断ろうとする伽月だが、山吹に止められる。この件は郷の勅命クラスの決定事項であり、断ることは出来ないらしい。<br> ここまで来れば、腹をくくるしかない。かくして、三人は生徒会執行部の裏メンバーとなったのだった。</p> <p> (この後に天照館の説明が入りましたが、伏線も何もないので省きます)</p> <br> <p>198 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/08(日) 22:45:02 ID:dj/bhjcw</p> <p>第二話「執行部、西へ」<br> 九条に言い渡された修行中、森で道に迷う伊波達。<br> 方向感覚を狂わせる陣まで張られ、伽月は八つ当りに月に向かって怒鳴る。<br> いらだち最高潮の伽月が、怪我をした伊波を罵るのを宥め先に進もうとする榊原。<br> 「執行部なんて抜けてやる~!」<br> 叫ぶ伽月をよそに、夜は更けていった。</p> <p> 翌日、前日の山歩きがたたったか、一時間目から寝倒した伽月は石見から居残りを命じられる。<br> 伊波と榊原はその隙に教室から逃げ出した。<br> 「ピョン、ピョン…うっさぎが~…ピョンッ!」<br> そんな二人の前に、先日の傘を持った少女が現われる。彼女の名前は真田琴音(さなだことね。<br> その言動や外見から小学生のような真田だが、なんと伊波達と一つしかかわらない一年生なのだという。<br> 彼女はあいさつだけ済ませると、蝶々を追い掛けて走っていった。</p> <p> 書院に行くという榊原と別れた伊波は校庭で紫上と伽月と出くわす。<br> そこで、紫上に町での散策、伽月にはランニングに誘われる。<br> (今回はフラグと相性の関係で紫上を選んだ場合のみ紹介します)</p> <p> 紫上が話すのは九条のことばかりだが、町をめぐり少しばかり親しくなる伊波と紫上。<br> 弁天橋を渡ろうとしたところで二人は那須乃(なすの)と出会う。<br> 良家のお嬢様の那須乃は、伊波を「俗の者」と呼ぶ。<br> 「一つ、ご忠告さしあげますわ<br> お友達は、ご自分の立場を考えてきちんと選ぶことですわ」<br> 「那須乃!」<br> 一方的に紫上にきつい言葉を浴びせ、那須乃は去っていく。<br> 紫上は那須乃の暴言を伊波に詫びた。</p> <p>そろそろ帰ろうかという頃に二人は九条に捕まる。<br> 「ほほ~う……」<br> 二人きりで歩く伊波と紫上を見て意味ありげに笑う九条。紫上は慌てて話題をそらし、九条が行くところだったという七瀬神宮に伊波とともについていくことになる。<br> 七瀬神宮では玉依が卜占をしてくれる。</p> <p> 翌日の日曜日、伊波たちは部室へ呼び出される。執行部に討魔命令が出たのだ。<br> 伊波達にとってはお役目としての初めてのこと。張り切る伽月らと、伊波は富士山中へ向かう。<br> その場所はかつて日本最大の凶地であり、それを封ずるために設けられたのが天照郷だと九条が説明してくれる。<br> そしてそこからはみ出してくる邪悪な天魔だけを祓う、それが執行部の役目だと。</p> <p> 危なげなく天魔を退けた一行は、謎の魂神を拾う。それを紫上たちは己魔と呼び、郷へつれ帰った。<br> 郷へ帰った伊波たちは、那須乃もまた執行部のメンバーであることを知らされる。<br> 血統にこだわる那須乃は自分達と組みたがらないだろうと不安に思う伽月だが、九条は血統など関係ないと言い切る。</p> <p> 翌日の昼休み、若林となのる学生が伊波たちに話し掛けてくるが、何も言わないうちに立ち去ってしまう。<br> 同じクラスらしいが、存在感が薄いせいで榊原は初めて会ったような気がするという。</p> <br> <br> <p>293 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/11(水) 22:15:16 ID:gRZ4GElm<br> アビスの人乙ですー。</p> <p>続きです。</p> <p> 伊波達が校内を見て回っている頃、執行部の九条のところに那須乃が怒鳴り込んでくる。<br> 「九条の宗家ともあろう御方が、あのような連中を我が執行部に推挙なされるとは、如何なるご料簡か!<br> それどころか、この私にどうどうしろとまでおっしゃいますか?」<br> まくしたてる那須乃に、九条は同じ二年同士なかよくやれば良いと返すが、那須乃は納得しない。<br> 「仮に彼らが転生だとしてそのことに何の意味がありましょう?」<br> 「転生だの血筋だの、そんなコトに大した意味はないんだよ」<br> 真っ向から対立する九条と那須乃。次の討魔にも一人で行くと行ってきかない。<br> 九条は自分が見出だした伊波達を信じろという。その言葉に、ならば伊波達の力は自分自身で確かめると那須乃は部屋を出ていった。</p> <p><br> 昼休みも終わろうかという頃、伊波達は校内放送で呼び出される。<br> 今日の放課後、那須乃とともに京都の鞍馬山へ調査に行くことが正式に決まったのだという。<br> 九条と紫上という緩和材なしで、那須乃と四人だけということに伽月は大反発する。<br> だが、紫上たちはどうしても外せない用事があることと、鞍馬山は危険な地で一人でも戦力が多いほうが良いことから、予定どおり討魔は四人で行われることに。</p> <p> 放課後、待ち合わせ場所に向かう前に準備しようと伽月を誘うが、野暮用があるからと断られる。<br> 仕方なしに榊原と二人で学校を出た伊波は、奥津小路で若林と出会う。<br> 若林は那須乃と子供の頃から付き合いがあり、今でも那須乃のは逆らえないらしい。それでも、伊波には伝えておいた方が、と若林は口を開いた。<br> 先程、那須乃が決闘だと言いながら出ていったと。その相手はおそらく伽月、伊波は榊原と二人その現場である校庭へ急いだ。<br> (決闘の勝敗はプレイヤーの選択によって変わります。何故かこの勝負のみターン制RPGのような選択肢になります)<br> 那須乃と伽月の勝負を見届け、無言で立ち去った那須乃と一度家に戻ると言う伽月を置いて、二人は先に朱雀大門に向かうことにした。</p> <p>朱雀大門に、那須乃はやってこなかった。<br> 仕方なく、三人だけで鞍馬山に向かうこととなる。</p> <p>鞍馬山中腹の本堂で、那須乃は三人を待っていた。<br> 那須乃と伽月も一時停戦ということで落ち着き、四人は改めて山中の御封石を目指す。<br> ……とはいえ、根本的に相性の悪い二人はすぐに喧嘩をはじめてしまう。<br> そんななか、御封石を解き放とうと天魔が騒ぎはじめる。とりあえず四人はこの場の天魔を鎮めることにした。</p> <p> 御封石までの道を塞いでいた天魔はなんとか倒したが、御封石のそばにはまだ天魔が居る。<br> そこで那須乃の提案で、伊波と榊原が囮となって気を引き、その間に那須乃と伽月で御封石を祓うこととなった</p> <p>戦闘中、謎の男の石像を見つけた那須乃。<br> 那須乃が九条から預かった魂神を石像に近付けると、なんとその石像はみるみるうちに生きた人間へ姿を変えた。<br> 「んん?なんと、ミサが直々に来おったか!」<br> 「まったく……ひとつ貸しですわよ!」<br> 那須乃とその男は知り合いらしく、男は体慣らしにとその場で伊波達とともに戦うことに。</p> <p> 男の手助けもあり、那須乃と伽月は無事に御封石を祓う。<br> 男は宝蔵院鼎(ほうぞういんかなえ)と名乗る。宝蔵院も裏執行部の一員なのだという。<br> 「ほうぞういん……?<br> ああっ! あの二十歳越えても卒業できないっていう名物オヤジ!?」<br> 何でも、宝蔵院は良くも悪くも有名らしい。</p> <p><br> 十日後、紫上に聞いたところ宝蔵院はまだ郷に帰ってこないらしい。<br> 修行しながら帰ると行って伊波達を先に帰らせたものの、また何かに巻き込まれたのではと紫上は心配する。<br> そんな紫上の心配をよそに、その頃ひょっこりと郷に戻った宝蔵院は九条のもとを訪れていた。<br> 宝蔵院は、神子九条綾人の降臨を見届けたかったのだと語り、改めて九条総代のもとで三回目の執行部役員となる。</p> <p>今日はここまでです。<br> ぶっちゃけラストの九条と宝蔵院の会話は結構繋がってなかったのですが、まとめるとこんな感じ。<br> 進行がのろくて申し訳ないです。土日でどうにか進めたいです。<br> あと宝蔵院はプロローグの人です。</p> <br> <br> <br> <p>573 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/19(木) 21:55:14 ID:VuIwbbkz<br> やっと続きです<br> まとめるのが下手なうえに時間がかかってしまい申し訳ありません。まだ続きます</p> <p>皆さん風邪には気を付けてくださいorz</p> <p><br> 574 転生學園幻蒼録 sage そろそろ空気 2006/01/19(木) 21:57:28 ID:VuIwbbkz<br> 第三話 学院推参<br> 天照館の名誉会長、大津ら長老衆は鞍馬の御封石が放たれたりする現在の状況に悩んでいた。大津は九条達の手を汚させたくないと願うが、他の長老衆はそれもやむなしと考えているらしい。<br> 「何があろうとも、我らが拠り所……13連座は護りきらねばならん」<br> 「天照郷、瓦解の折りには……国土が堕つるときと知るが良い」<br> 伊波達の知らないところで、何か大きなものが動き始めているようだ。</p> <p> 一方伊波と伽月は宝蔵院に特別稽古を命じられる。なんでもここ最近伊波たちはお役目で失敗続きらしい。<br> 「ノンビリしちょると、交歓学生に選ばれてしまうぞ!」<br> 「こうかんが、くせえ??? クンクン……匂いますか、あたし?」<br> 初めて聞く単語に首を傾げる伽月。宝蔵院が言うには、二年生の執行部幹部から東京にある姉妹校月詠学院(つくよみがくいん)へ交歓学生が選ばれることになったらしい。<br> 天照館と月詠はいわば陰陽の関係、関わりあうことで封魔活動を強化するための役目であり、本来は交歓学生は名誉ある役目のはずなのだが、月詠学院は「ダーティーな噂」があとをたたない学校。<br> そんな学校に本当に優秀なものをトバすわけがない。<br> 九条はそんな交歓学生制度に反発し長老衆に意義を申し立てているが、これは郷きっての実力者である風間の提案で、撤回は難しいという。<br> 「お主らでないことを祈るだけだ」<br> 宝蔵院は伊波達を心配し、稽古に誘ってくれていたのだった。</p> <p> さっそくその日の放課後から、宝蔵院に稽古をつけてもらうことになる。<br> 稽古に励む反面、今までほとんど面識のなかった若林や真田とも伊波は親交を深めていく。<br> (若林、真田とのイベントはすべてフリーイベント、稽古はミニゲームです)</p> <p> ある日の帰り道、伊波、榊原、紫上は執行部で子供の泣き声を聞く。不審に思い外に出てみると、真田が泣きじゃくっていた。<br> 飼い犬のアルが宝蔵院におどかされて以来戻ってこないのだという。<br> あまりに泣きじゃくる真田に、三人も一緒に探してあげることにする。</p> <p>伊波達は、目撃談をもとに郷にある小さな洞窟へ。<br> 洞窟の周りには下級の霊がたまっていた。通常時の験力の使用は禁じられていることを知りながら、紫上は真田のためにそれを祓う。<br> 「それでも規則は規則……<br> この責は、私の名において必ずご報告し罰則を謹んで受けます<br> ……それより、今は先に進みましょう」<br> 紫上の言葉に従い、一行は先に進むことに。</p> <p> 入り組んだ迷路のような洞窟を抜け、どこか違う出口へ辿り着いた伊波たち。<br> その時、聞き覚えのある泣き声が届く。<br> ようやく見つかったアルに真田は大喜びで泣き付いた。</p> <p>「で、どうしたというんだ?<br> お堅い、結様ともあろうものがこんな時間になって……」<br> 「も、申し訳ございません。やむなき事情ゆえ……」<br> 執行部に帰りついた三人を出迎えた九条に、紫上は何か隠していると丸分かりの返答をする。<br> それを見た九条は、「お前達がもたらす変革が、執行部にも、あいつにとってもいい影響があると思う」と伊波に耳打ちした。<br> そして真田は、絶対に伊波にいつか恩返しをすると誓った。</p> <p> 表執行部の会議があるからと部室を追い出され、帰路についた伊波は再び宝蔵院に捕まる。<br> ここ最近の稽古の成果を試すため、手合せがしたいのだという。<br> 道場に連れていかれ、いざ勝負、と思ったその時</p> <p> 「まてまてまてぇ~!こら~! 飛鳥ちゃんをいじめるとはゆるさ~ん!」</p> <p> 自称助っ人の真田の乱入により、二対一の勝負となったが宝蔵院は笑ってそれを許した。<br> 無事勝利を治めた伊波。宝蔵院と真田もなんとか和解できたらしい。</p> <br> <p><br> 575 転生學園幻蒼録 sageかなり空気 2006/01/19(木) 21:58:29 ID:VuIwbbkz<br> 数日後、<br> 研修旅行で東京に行くことになった執行部。<br> 何か考え込むような榊原の様子が気になりながらも、一行は上野へ向かう。</p> <p> 上野ではついた早々自由行動に。執行部の面々も大半がはしゃぎまわりすぐにどこかに行ってしまう。<br> 残った伊波、若林、紫上の三人で観光地を回ることに。<br> 主な文化系観光地を回り終えた頃、若林の様子がおかしくなる。<br> 「東京美術館に邪気が溢れている……!」<br> 突然の言葉に驚きながらも、九条を探してともに美術館に向かうことに。</p> <p> そこで、若林は伊波たちと同じ、討魔の力を持っていることが判明する。<br> 急だったのでメンバーを集めきれず、裏執行部の存在に感付いていた若林は実戦に参戦する覚悟を決めた。<br> 初討魔にも関わらず、気丈に天魔をはらっていく若林。<br> しかしさすがに疲れが保ったか、戦闘が終わると少し取り乱しがちに。<br> ようやくホールないの天魔はすべて倒したが、若林はまだ気配が残っているという。<br> 若林が気配を感じるという備品倉庫に辿り着いた執行部を、乾いた拍手が出迎える。<br> そこに居たのは、月詠学院の討魔集団、ペンタファングだった。</p> <p> ここで何をしていたのかと九条が問い掛けても、ペンタファングはおどけたようすではぐらかしていく。<br> 結局何も分からないままペンタファングは立ち去ってしまった。</p> <p> 協力すべき姉妹校との間に大きなしこりを残して、執行部は郷へ戻ることとなった。</p> <p>第三話 終</p> <br> <br> <p><br> 607 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/21(土) 18:18:34 ID:/xM9sgrH<br> 第四話 災厄な男<br> 月詠学院BITルームで、ペンタファングの五人が天照館についてのデータをまとめている。<br> 「こちらの想定した予測値どおり……<br> 概ね順調といったところかしら」<br> 月詠学院生体科学教師、呉梨華もそのデータを見て満足そうだ。<br> ただ、京羅樹(きょうらぎ)の集めたデータによると、もともと存在していたデータパターンと一致しないものが天照館執行部員内に居るらしい。<br> 「その子が学院長の探している異能者なのかもしれないわね……」<br> その後、ミーティングを終えた後、呉は特令が下ったと御神(みかみ)呼び出す。</p> <p> 同じ頃、学院長の森は院長室で謎の男と密会していた。<br> 学院長はその男と結託して何かを企んでいるらしい。(すみません、まとめ人には会話が理解不能でした)</p> <p> 翌日、伊波と伽月はめずらしく榊原から町に誘われる。<br> 未だ発表されない交歓学生の件で気が滅入っていたこともあり、気分転換をかねて町へ繰り出すことにする。<br> 町で会う紫上や那須乃に交歓学生のことを聞いてみると、やはりそれぞれ思うところがあるらしい。<br> 伊波は執行部の中での役たたずといえばアタシかアンタだと散々伽月に脅される。</p> <p> そんな中、三人は中等部の安倍と知り合う。安倍は榊原を捕まえると「とても数奇な星回りの持ち主だ」「九条が上の人たち相手に頑張るのもわかる」と一方的にまくしたてて去っていく。<br> スーパー中学生と呼ばれている安倍だが、生意気さもスーパーだと伽月は呆れるのだった。</p> <p> 休憩に入った紫陽花(喫茶店兼ファミレスのような店)で、結局交歓学生については分からずじまいだと愚痴る伽月。<br> すると、榊原が笑いながら口を開いた。<br> 「僕が……あまり大事にしないでくださいって<br> 学校にお願いしたんです」<br> 「はっ?」<br> 「あのう……月詠行きは僕になりました」<br> 二人には話しておきたかったのだが、なかなか切り出しづらかったと榊原は笑う。おまけに今日、郷をたつとのこと。<br> 九条のお墨付きで郷に来た榊原がなぜ、と伽月は憤るが、榊原はこれで良いのだという。血筋もないし、転生かどうかも分からない。それに月詠側からも榊原名指しで氏名があったと。<br> 榊原が決めてしまったなら反対は出来ない。伊波と伽月はせめて榊原を見送ることに。</p> <p> 「執行部では、良い経験をさせてもらいました!九条さんや伊波さん、一之瀬さんと知り合えただけでも、天照の地に来た甲斐がありました」<br> 「宗家だ総代だとおだてられ、いい気になっていた事を痛感させられたよ<br> 教えられたのは、こちらだ」<br> かならず再会することを約束し、榊原は去っていった。<br> ぐずる伽月を宥めて帰宅させ、伊波は九条に連れられて藍碧台へ向かう。</p> <p> 淋しいものだと、珍しく弱気な本音を漏らす九条。たった数か月の付き合いだったが、榊原は大きな存在であった。<br> そして九条は今の学校、ひいては天照郷のやり方への不満を語る。<br> 宗家の権力を使い榊原を天照館へ転入させたのは、九条の学校への反抗でもあったのだ。<br> そのチャンスは潰されてしまったが、すぐに月詠から生徒がやってくる。凹んでいる暇はない。<br> 伊波に話して気が晴れたと、九条は伊波に例を言った。</p> <p><br> 十日後、ついに月詠からの交歓学生が訪れる。<br> はずだったのだが、何故か彼は初日から大遅刻。なんと放課後になってようやく登校してくる。<br> 交歓学生は伊波も知った顔……ペンタファングの御神だった。<br> 以前会ったときは冷たい印象だったペンタファングだが、御神は妙に馴々しい。<br> 成り行きで伊波は彼に校内を案内することに。</p> <p> 御神は那須乃が好みのタイプだと騒いだり、武道館で宝蔵院の半裸(むきむき)を見て脱力したりと、「ダーティーな噂」溢れる月詠学院から来たとは思えない言動をとる。<br> 執行部への加入が決まったこともあり、御神は早くも天照館に打ち解けていく。</p> <p><br> 608 転生學園幻蒼録 sage 2006/01/21(土) 18:20:22 ID:/xM9sgrH</p> <p><br> そんな中、天照館では昇段演武(武芸大会)が実施される。<br> 執行部も部からいくつかの班を作って予選に参加することになる。<br> そのチームわけ、伊波のチームはなんと那須乃と御神。当然のごとく月詠の人間なんかと組みたくないと那須乃はごねるが、決定事項として押し切られる。</p> <p> 予選は目的地に辿り着くまでの時間を競うトライアルレース。一向に息の揃わない三人はお約束のごとく迷ってしまう。<br> このままでは予選落ちかと思ったその時、トドメを刺すように天魔まで現われる。囲まれてしまった御神を助けるため、ようやく力をあわせて天魔は討ち逃がしたものの一行は窮地を脱する。<br> 夜まで歩き回りぼろぼろになったすえ、ようやく三人はゴール地点に辿り着く。<br> 「すんませんな、センセ。ワイがトチったさかい……」<br> 「いえ、私がルートを遠くとりすぎてしまったようで……」<br> 「いやそうやなくて……」<br> お互いにフォローしあう那須乃と御神。この一件を通じ、少しは親しくなれたらしい。<br> 予選結果は「かろうじて」通過。どうにか本戦に参加できることに。</p> <p> 翌日、伊波は不動庵で九条と出会いそのまま討魔に連れていかれる。<br> 手強い敵が居るわけではないが、とにかく数が多い天魔に執行部は大苦戦。戦闘中に那須乃がピンチに陥ってしまう。<br> 敵に背後をとられた那須乃を庇い、若林が大怪我をする。</p> <p> 若林、那須乃、若林の回復のため紫上が離脱するがなんとかその場を鎮めた一行。<br> 自分より格下だと思っていた若林に庇われ、またその若林は重体。取り乱す那須乃を九条が叱咤する。<br> 本格的な治療を行うため急遽館に戻り、どうにか若林は一命をとりとめた。<br> 「今も熱を感じるこの傷が、僕に勇気を与えてくれる」<br> 自分でも誰かの役にたてることを知った若林は、本格的に執行部のお役目に関わることに。<br> その場にいた紫上と伊波はそれを歓迎する。</p> <p>昇段演武決勝戦。<br> 決勝戦は各ブロックから三人ずつ進出しての三つ巴。各ブロック、決勝まで登ったのは執行部員のみだった。</p> <p>準決勝 伊波VS紫上VS伽月<br> 決勝戦 伊波VS九条VS真田</p> <p> 優勝候補と思われていた九条、紫上を押し退け優勝したのはなんと伊波。<br> 他の執行部メンバーも良い功績を残したということで、昇段出来たらしい。</p> <p>一方、月詠学院では「何か」が目覚めていた。<br> 「待っていたんだ、アンタの刻が動き始めるのを……」<br> 「俺は……ほう……、これが俺に与えた肉体か……」培養カプセルの中で眠っていた男、法眼。そして彼に話し掛ける謎の少年?<br> 彼らの暗躍により、月詠学院は動き始める。</p> <p>第四話 終<br> ※注釈 若林関連のシナリオはすべてフリーイベントです。自由行動で九条のところにいかないと起こらないし、若林が仲間にもなりません。</p> <br>

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