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スキフレル」を以下のとおり復元します。
<p><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www57.atwiki.jp/sukichara/attach/678/2295/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%AB.jpg" style="width:530px;height:791px;" /></p>
<p><span style="color:#000000;">名前:スキフレル - Skifurel -<br />
性別:男<br />
身長:179cm<br />
体重:63kg<br />
特技:魔術<br />
癖:十字を切る・指揮者のように指を動かすこと<br />
好きなもの:オルゴール<br />
嫌いなもの:水場、グロ・ホラー<br />
出没日:8月22日</span></p>
<p><span style="color:#000000;"> 
『海洋魔術都市イルボイド』住む魔術師。中性的だが、女性的に見えたり男性的に見えたりする。人望が厚く、街の人々に慕われている。意中の人物が存在するとのこと。<br />
 神出鬼没でどこからともなく現れる。原っぱであろうと、密室の中であろうと、本人の気分によって現れる。<br />
 聡明だがお調子者で、軽薄な言動もしばしば。街の統制や、野盗などの敵進行の制止・返り討ちをしており、</span><span style="color:rgb(0,0,0);">端整な容姿も合わさって、多方面から好意を持たれる。自信家で良くも悪くも正直者なため、現状を楽しんでいる。</span><br /><span style="color:#000000;"> よく<a href="//www57.atwiki.jp/sukichara/pages/679.html">少女</a>と一緒にいる姿を目撃されている。</span><span style="color:#D3D3D3;">目撃者の多くは「少女が突然現れた」「誰なのかわからない」「少女なのか定かではない」と困惑すると同時に「その少女の微笑はさながら天使の如く」と称賛している。</span><br />
 </p>
<hr /><p><span style="color:#000000;"><u><strong><span style="font-size:18px;">【人物詳細】</span></strong></u><br />
・不真面目だが一流の魔術師。聞けば大抵は回答が返ってくる程の知識量と思考力を持ち合わせている。彼に依頼すれば即座に問題解決が出来るものの、癖の強い性格が影響し、最終手段として最後に頼られる。<br />
・他人を振り回すことはあるが、流れに逆らうことはせず受動的で、積極的な人には振りまわれることが多い。スキメライに対しては頭が上がらないこともある。親密な関係になると能動的になるため、振り回されることは減少する。<br />
・多弁であるが、聞かれないと答えないという姿勢らしく、相手がどんなに切羽詰まった状況でもそれは徹底している。<br />
・意中の女性について問うと、頼まれてもいないのに惚気を始める。</span><span style="color:#D3D3D3;">居場所や現在は何をしているのかを問うと、無表情になる。深紅に煌めく瞳を見つめ合うと、その間の記憶を失う。問に答えてもらったという記憶はあるが、内容を思い出すことが出来ない。</span><br /><span style="color:#000000;">・海や湖、川といった水場に近づきたがらない。本人曰く「ろくな思い出がない」。カナヅチ。<br />
・お化け屋敷や幽霊系の魔物を嫌っており、見たり聞いたりするだけでも逃げ出そうとする。グロテスクなものは心臓に悪い意味で嫌い。<br />
・乗り物に弱く、すぐに酔ってしまう。移動手段として時空転移を利用したり、杖に座って空中移動をしている。<br />
・顔の右側に火傷跡があり、普段はわずかに覗き見える。火傷跡を意図的に見ようとすると「スケベさんですね」と顔を隠す。長時間炎を目にしたり、ある水棲生物の話題を振ると傷が傷み出すらしい。<br />
・争いを好ましく思っておらず、いかに平和的に潜り抜ける・解決するかを思考することが多い。自身がカチンと苛立ちを抱いた際には、意図的に相手を煽り、正当防衛と称して手を出すことがある。肉弾戦も得意としているがスピード型である。大男相手に腕相撲で勝利したという噂が流れている。<br />
・面倒事は避けるが、自ら面倒事を招く事はある。<br />
・親バカ思考で、スキメライについてわずかでも話題に挙がると嬉々として語り出す。<br />
・海の見える丘の上に孤児院と教会が建立しており、その管理人を担っている。自身もかつては孤児だったという経験から始めたらしい。<br />
・かつては世界中を旅し、組織の実験の被験者として収容された事がある。優れた身体能力はそこから来ているとのこと。<br />
・様々な衣装を所持しており、低露出・手袋を除いて、ころころと衣装換えをする。手袋とスキメライから頂戴したチョーカーを人前で外すことは決してない。<br />
・手先の細かな作業を苦手としているが、衣類の下には多量の暗器が忍んでいる。<br />
・時折見せる憂い帯びた表情と、殺気を宿した瞳を目にした者による可笑しな噂が絶えない。『父親が殺された。妹と姉もいたが、二人は辱めを受けた後に殺され、母親は行方知れず。復讐を誓っている』という噂が現在のトレンド。本人曰く「ブラックジョークは好きですよ♪」と真偽は定かではない。<br />
・賑やかな性格をしているが、人混みを苦手としている。祭事には杖に乗って上空から眺めている。<br />
・危機を感じると十字を切る癖がある。</span></p>
<p><span style="color:#E6E6FA;">"スキフレル"そのものが虚偽である。</span></p>
<hr /><p><br /><u><strong><span style="font-size:18px;"><span style="color:#000000;">【口調】</span></span></strong></u></p>
<p><span style="color:#000000;">▽<strong>基本形:</strong>上品口調<br />
一人称:「私(わたし)」<br />
二人称:「貴方」「~さん」 ※スキメライのみ呼び捨て※<br />
「私は水場を嫌っていますけれど、このイルボイドは嫌いではないですよ。なんていったって、素敵な海鮮料理が食べられますし、海沿いということで貿易も少なくないんです。水棲生物と触れ合う事や遺跡調査、多人種との情報共有。好奇心旺盛な魔術師が住むのにはもってこいの地ですね」<br />
「困りましたね。いやあ、実に困った。この問題は貴方に捧げますよ、私からの贈物ですv」<br />
「この私がお相手致しましょうか? 生憎、手加減をすることは苦手なので、……もしかしたら死んでしまうかもしれませんね♪」<br />
「虚偽だなんて心外です。ちょこっと事実を盛っただけではありませんか、嘘は吐いていませんよ」</span></p>
<p><span style="color:#000000;">▽<strong>対外部の人:</strong>上品口調+柔和口調<br />
一人称:「僕」<br />
二人称:「君」 老若男女問わず「~くん」<br />
「ようこそ、海洋魔術都市イルボイドへ。困ったことがあれば、僕に聞くといいよ」<br />
「そうですねえ、この近くですと中央広場がオススメですかね。あそこなら吟遊詩人や精霊術師の芸術に触れる事ができますよ」<br />
「いーやーでーすー! オークならいざ知らず、グールやレイスがお相手なんて! 何の為に君を雇ったと思っているんですか!?」<br />
「泣かないで。蜂蜜のように綺麗な瞳が充血してしまうよ。よしよし、こちらへおいで」</span></p>
<p><span style="color:#000000;">▽<strong>稀:</strong>上品口調+男性口調
ストレス過多によって理不尽な暴言を吐く<br />
「お嬢さん馬鹿だろ」<br />
「知っていますか? これは皮肉って言うんですよ、だから笑え。ははは!」<br />
「何立派に寿命を使い果たそうとしているんですか。元からないようなその魂、早々に黄泉へ返してやった方が世界貢献に繋がって皆ハッピーになりますよ」<br />
「申し訳ありません、あんまりにも可哀想な頭をしているもんだから、思わず手を差し伸べてしまいました。汚いな、下水道がお似合いですよ坊や」<br />
  </span><span style="color:#A9A9A9;">不思議な事に、どんなに理不尽な暴言を受けても、誰一人彼を嫌う人が存在しない。</span></p>
<p><span style="color:#000000;">▽<strong>対スキメライ:</strong>上記全て、一定しない。二人のやり取りを人前で見せる事は稀。<br />
「私から離れるな。そう言った筈ですよ、スキメライ」<br />
「僕が死んでしまったら、この世界は崩れてしまうかもしれません。だって、僕は神様なんですから。ふふ、冗談です」<br />
「お前はなにか興味を持っている事はないのかい。なんなら、私が付き合ってあげるよ」<br />
「まったく、君ってやつは女らしくないね。もっと淑やかに過ごしたらどうだい、あそこの淑女を見てごらん。ここは都市であって、船上ではないんだよ」</span></p>
<p><span style="color:#FFFFFF;">「アディオス、――――――」</span></p>
<hr /><p><span style="color:#000000;"><u><strong><span style="font-size:18px;">【生来の姿】</span></strong></u><br />
※準備中※</span><br />
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<p><span style="color:#000000;">正式名称: - secret -</span></p>
<p><span style="color:#000000;">口調:尊大口調<br />
一人称:「私(わたし)」<br />
二人称:「貴様」<br />
「そうか」<br />
「私に構うな、向こうへ行け」<br />
「それがどうこうしたところで、私には関係のない事だ。……しかし、その問題に首を突っ込んでみるのもまた一興とも思える」<br />
「なるほど。貴様はこの私を愚弄する、そう解釈して間違いないという事か」</span></p>
<p><span style="color:#000000;"> 世界を統べる魔王だった。<br />
 意中の女性は配下の一人であった人魚。彼女は教会で焼身自殺を図ったが、崖が崩れ教会を巻き込んだ事故死を遂げる。それをきっかけに精神異常が発生。自身の支配国を『海洋魔術都市イルボイド』として見せた。都市に一歩でも踏み出せば洗脳され、離れたとしても『イルボイドに滞在した』という記憶のみが残り、魔王の支配について何も知らないといった様子を見せる。基本的に人格の変化はないけれど、都合の悪いことが起こると、スキフレルが記憶を操作する仕組みになっている。<br />
 彼女を救おうとして、右半身・両腕の広範囲に火傷を負ってしまった。顔の火傷は唯一の変幻不可能箇所であり、両側手掌の火傷が特に酷い。</span></p>
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<hr /><p><span style="color:#000000;"><u><strong><span style="font-size:18px;">【学生時代】</span></strong></u></span></p>
<p><span style="color:#000000;"><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www57.atwiki.jp/sukichara/attach/678/2296/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%AB2.jpg" style="width:600px;height:527px;" /></span></p>
<p><span style="color:#000000;"> 父親が先代の魔王だったために、魔王への英才教育(スパルタ)が幼少期から施されてきた。その成果もあり首席で卒業、滞りなく魔王の座へ降臨する。入学当初は落ちこぼれで友人と呼べる存在はいなかった。唯一、好敵手であり友と呼んでいた魔王候補も実習期間中に命を落とす。しかし友人が存在しなかっただけであり、陰では彼を慕うファンや信者が多く存在していた。当の本人は卒業後も気付かずにいる。<br />
 冷静沈着で高慢、強靭な精神力を持ち合わせている。唯一の弱点は炎。女子供を弱者として見下げており手を出すことはなく、恋愛に現を抜かすなど笑止に価すると考えている。そのため基本的に敏いが、周囲が彼に抱く好意に気付かない鈍感力を築き上げた。</span></p>
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<hr /><p><span style="color:#000000;"><strong>製作者:</strong>Eif(</span><a href="https://twitter.com/dawn0Eif">@dawn0Eif</a><span style="color:#000000;">)<br /><strong>使用制限:</strong>現在のところなし。<br /><strong>好き要素:</strong>※灰色:補足・絵準備中<br />
〔設定〕<br />
ファンタジー(剣と魔法・RPG系)/神/魔王/9割チート/未成年/17歳/変な噂が多い/ポーカーフェイス/自然の力/スピード>パワー/普段は実力を出していない/視力が弱い/無限の魔力/英才教育/ナルシスト/老若男女モテる/すべてを知っているがなにもしない/凄惨な過去/苦労人・苦労性/ハッピーエンド/指を鳴らす・動かす/十字を切る動作/演技/別人として生きる/努力型/天才型/不憫(シリアス)/不憫(ギャグ)/自分が知らないことを誰かが知っている/常識人・ツッコミのようでそうでもない/年齢不明/偽名/神出鬼没/やらないとこちらが死ぬ境遇/不本意でも進むしかない選択肢/嘔吐下手/復讐鬼/弱者と思われている/一定の事で古傷が痛みだす/傷を見られそうになると隠す/華奢な見た目で力持ち/大切に思っている人の死去/</span><span style="color:#A9A9A9;">収容所</span><span style="color:#000000;">/主夫/愛情を馬鹿にしていた・無下にしていた過去/嬉しい事は表情に出やすい/すべてを失う/残念なイケメン/黙っていればイケメン/親バカ/訳有悪役→中立or味方/ふとした動作が年相応/背景にいるよく見るとイケメン・雰囲気イケメン/ファンサービス/ファンクラブor信者が存在する/不穏な言動/穏やかな言動で腹黒/ころころ変わる表情/わりとなんでもこなせる/ミステリアス/矛盾/因果応報/自業自得/失敗を引き摺る/二番手/捨て子/肉弾戦/素手の方が強い/孤児院/まともに見えて実際そうではない/肉弾戦/素手の方が強い/家族内で地位が一番低い/子供が苦手/人混みに弱い/乗り物に弱い/体のどこかが弱い(障害がある)/自称/捨て子/女子供には手を出さない/隠し武器/制御装置/なんだかんだ愛されている/愛の行き違い///<br />
〔外見〕<br />
黒髪+青目/紫髪/髪を結っている男/アイライン/みつあみ/長い前髪/前髪で片方の目が見えない+たまに見える/やる気のない表情/無表情/ロングコート/指なしグローブ/着痩せ/全身黒/黒手袋/詰襟学生服(海軍)+黒地に赤のライン/ハーフアップ/内ハネ/外ハネ/猫を彷彿とさせる髪のハネ(耳みたいな髪)/三角の分け目/後ろ髪が前にきている/髪と顔の間にできる空間(奥行き)/張り付いた笑み/中性的/袖と手袋の間から見える肌(絶対領域)/尻尾髪/ローブ+口元が隠れる・隠す/中華服/タートルネック/マント/皮の手袋/グラデーション/変幻自在(一部を除いて)/</span><span style="color:#A9A9A9;">衣装持ち</span><span style="color:#000000;">/無意識に不機嫌な表情/杖/誰かを守る際についた傷痕(切り傷/火傷)/</span><span style="color:#A9A9A9;">牙/鋭い爪/ストール/</span><span style="color:#000000;">半袖と手袋の間にある腕の領域/余裕そうな笑み/</span><span style="color:#A9A9A9;">顔に刺青/隠れ眼鏡</span><span style="color:#000000;">/男の肘/肩に上着/腕捲り/</span><span style="color:#A9A9A9;">半分オールバック</span><span style="color:#000000;">///<br />
〔内面〕<br />
ホラー・グロが怖い/水が怖い/聞かないと答えない・聞かれたら答える/自己嫌悪/自己捏造/自虐ネタ/ポジティブにネガティブ/露出を拒む/慣れる・新密度が高いと対応が冷たい・きつい/ツンデレ→クーデレ/新密度低:振り回される→高:振り回す/顔の傷を見られそうになると隠したがる/自由奔放(身内や幼い子絡みだとぶれる)/マイペース/キザorウザイけど実は真面目/気分屋/普段は余裕な子の甘え下手/無自覚な甘い対応/過去の出来事で身に着いた習慣/どこか余裕を持っている/どこか余裕がない/アホの子/頭の良い馬鹿/無自覚な甘い対応/ヘタレ/単純/皮肉屋/自分にしかわからない事を言う・なにを考えているのかわからない/反撃せずに避ける+やられたらやり返す/わざと煽る/努力する方向が変/生意気/自信家/嬉しいことは表情に出やすい/面倒事は避ける/基本的鋭いのに身内が自分に対して好意を抱いている事に気付かない天然/挑発的/執着心/素直じゃない/あえて空気読まない/タラシ//隙のない精神力の強さ+特定の事に関して弱る/憎まれ役を買う/〇〇がすべて思考/諦め気味/元は一般的思考回路/嫉妬を悟られないような言動///<br />
〔口調〕<br />
口調の使い分け(上品口調/男性口調/柔和口調/尊大口調)/生意気な敬語/軟派そうな男の敬語/いかにも俺を使いそうな男の一人称わたし+僕/坊や+お嬢さん呼び/刺々しい発言/直球な物言い/誰に対しても「~くん」呼び/捨て台詞が「アディオス」/口数が少ない/父上呼び/師匠呼び/言葉選びが悪い(天然/意図的)/詩人のような口調/長々と話す/仰々しい発言/ふとしたときに暴言///<br />
〔関係〕<br />
兄妹のような/青年少女の友情/ツーカー/似た者同士/正反対/青年少女/青年+少女からの青年←少女/悪友/双方が認めた好敵手/光と影/師弟/父子/幸せ家族/自称弟子→正式に認められる/上と下の兄弟に挟まれる(姉・自分・妹)/辱めを受けて死んだ姉の存在/実は生きていた////</span><br /><br />
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<hr /><p><span style="font-size:14px;"><span style="font-family:arial, helvetica, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'メイリオ', Meiryo, 'MS Pゴシック', clean, sans-serif;color:rgb(0,0,0);">
▽</span></span><strong><a href="//www57.atwiki.jp/sukichara/pages/690.html"><span style="font-size:14px;">ロルフ</span></a><br /><span style="color:#000000;"> </span></strong><span style="color:#000000;"><span style="font-family:arial, helvetica, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'メイリオ', Meiryo, 'MS Pゴシック', clean, sans-serif;">ある日突然街に訪れた青年。<br />
 自分が動かなくとも勝手に面白いことをしてくれるので、おもちゃのように思っている。<br />
 ロルフとメライがなにかを企んでいると勘付いているが、二人よりも年上だから大人の余裕で気付いていない振りをしてあげようと自分に言い聞かせている。本当は気になって首を突っ込みたくてたまらない。<br />
 ロルフの魂に違和感を抱いている。二人分の魂が宿っていること、そのうち一人分が人間ではないなにかであることに気付いているが、その正体は判明していない。</span></span></p>
<p><span style="color:#000000;">呼び名:「ロルフ」<br />
「丁度いいところにいらっしゃいました。ささ、こちらへ座ってください。ご安心ください、少しチクッとした後、呼吸がやや苦しくなる程度のに動悸が起こり、全身に冷えを感じながら熱を持つようになるだけ……逃げ足の速い人ですねえ。イルボイドでの追いかけっこなら負けませんよ」<br />
「悪戯ですか~? 悪い子ですね、ロルフは悪い子なのでお仕置きが必要になりますね~」<br />
「ロールフさ~ん。メライになにを吹き込んだんです? 生憎ですが、貴方が言ったところで、あの可愛い子が指示通りに動くお人形なんかに成り下がることはありませんよ」<br />
「はあ、めんどくさ」</span><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
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<hr /><p><strong><span style="color:rgb(0,128,128);"><span style="font-size:18px;"><u>【平和なイルボイド】</u></span></span></strong></p>
<p><span style="color:rgb(0,128,128);"> 勇者は使命を果たした。<br />
 勇者はひとりの青年、ロルフとなり人生を歩むことになる。<br />
 かつての魔王は、青年ロルフによって魔族を統制する魔術師キフレルとして生かされた。</span></p>
<p><span style="color:rgb(0,128,128);"> キフレルは現実に生きる。<br />
 自身を顧みる心の余裕はなかった。<br />
 <br />
 スキメライは失ったものを取り戻した。<br />
 キフレルは思い出したと同時に、スキメライに</span><strong><a href="//www57.atwiki.jp/sukichara/pages/696.html"><span style="color:rgb(242,116,114);">ミットライト</span></a></strong><span style="color:rgb(0,128,128);">のことを思い出させてしまった。<br />
 決して短くはない期間を共に過ごしたスキメライの、感情の激動を目の当たりにした。<br />
 キフレルは意識を失ったスキメライを反射的に抱き留める。<br />
 ロルフに問い詰められるが、答える気力が尽きているキフレルは、何も言わずに自分とスキメライが初めて出会った場所へロルフも巻き込んで転移した。<br /><br />
 到着すると、そこは魔族であるキフレルでさえ一瞬目眩を感じたほどの異臭に包まれた。<br />
 突然現れた存在を見て怯える貴族達の姿を一瞥すると、キフレルは詠唱もせずに貴族達を眠りにつかせ外へと転送した。<br />
 ミットライトが声を震わせながらスキメライを呼び、彼女が目を覚ますまで静かに寄り添った。<br />
 呆然としているロルフに、キフレルは一言発し、以降は二人とも発言することはなかった。<br />
 スキメライとミットライトのやり取りを見届けた後、四人はキフレルの魔術によって帰還した。<br /><br />
 ロルフはイルボイドの宿で冒険者業を始めた。<br />
 スキメライには愛しい片割れのミットライトと、すべての元凶であるキフレルの、穏やかな三人暮らしが始まる。</span><br /><br /><span style="color:rgb(169,169,169);"> なんやかんや起こり、スキメライがキフレルに恋をして振られたり、ロルフが二人のフォローに試行錯誤していたら今度はスキメライに恋をされたり、対象がロルフに変わった途端ミットライトがスキメライの恋に乗り気になったり、賑やかで愛情深いイルボイドの名物となる。</span></p>
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<p><span style="color:#000000;"><span style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);">
▽<strong>口調:</strong>尊大口調</span><br style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);" /><span style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);">
一人称:「私(わたし)」</span><br style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);" /><span style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);">
二人称:「お前」</span><br style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);" /><span style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);">
「なぜ私が小娘二人分の面倒を……」</span><br style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);" /><span style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);">
「ロルフ人間の娘を面倒見るならば、お前が適任だろう」</span><br style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);" /><span style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);">
「メライ。お前は思い違いをしている。いい加減に気付け」</span><br style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);" /><span style="font-family:sans-serif, Arial, Verdana, 'Trebuchet MS';font-size:13px;background-color:rgb(255,255,255);">
「……イルボイド、我ながら住み心地の良い場所だ」</span></span></p>
<p><span style="color:rgb(0,0,0);"><span style="font-size:14px;"><span style="font-family:arial, helvetica, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'メイリオ', Meiryo, 'MS Pゴシック', clean, sans-serif;">
▽</span><strong style="font-family:arial, helvetica, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'メイリオ', Meiryo, 'MS Pゴシック', clean, sans-serif;font-size:13px;">対ミットライト</strong><span style="font-family:arial, helvetica, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'メイリオ', Meiryo, 'MS Pゴシック', clean, sans-serif;font-weight:bolder;">:</span></span><br /><span style="font-family:arial, helvetica, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'メイリオ', Meiryo, 'MS Pゴシック', clean, sans-serif;">
呼び名:「ミットライト」</span></span><br style="font-family:arial, helvetica, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'メイリオ', Meiryo, 'MS Pゴシック', clean, sans-serif;" /><font face="arial, helvetica, ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, Osaka, メイリオ, Meiryo, MS Pゴシック, clean, sans-serif">
「お前は……メライのことしか頭にないのは既知している、わざわざ何しに来た……」<br />
「ロルフがいるだろう。あいつにやらせろ」<br />
「やめないか、ミットライト。魚が逃げる」<br />
「とッ!? 父様!? や、やめろ!! その呼称はやめろ!!」</font></p>
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<p><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><span style="color:#A9A9A9;">「ようやくロルフが交際を受け入れた。<br />
 あのミットライトもロルフを気に入っている。<br />
 三人が同居を始めれば、私は隠居できる。いいや、これからさせてもらう」</span><br /><br /><br />
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<p><br /><span style="color:#cc3300;"> 街を眺めることのできる丘の上。<br />
 木々の影で眠りについていた、くたびれた小屋を魔術で強化・屋内を改装し、キフレルは心穏やかに暮らしていた。<br /><br />
 小屋の入口に、揺り椅子に座って魔術書を読んでいた。日光、風、空気は良好。キフレルの安息を強めた。陽が真上まで昇ったことを確認し、魔術書を戻すために室内へ戻ると、今度はじょうろを片手に現れる。膝を曲げて腰を下ろし、小屋の前で並んでいた花壇に水を注ぐ。水の跳ねる音が耳心地良く思っていると、後方から離れた位置に複数の気配を感じ取った。<br />
 花壇すべてに水を注ぎ、じょうろを置いて立ち上がり、ちらりと背後を確認すると、遠くの方に見知った姿が見える。向こうはキフレルが気付いていないと思っているのか、静かにするようにと笑いながらやり取りをしている。キフレルは呆れて深く溜息を吐いた後、右の示指を空中で弧を描くようにゆっくりと回しながら、静かに詠唱を始めた。すると、その様子を見ていた人物、いや、大型犬が駆け出した。駆け足に合わせてキフレルの指が早く動く。<br />
「――キフレル」<br />
 キフレルは声を掛けられると同時に、大声で詠唱し、そして忙しなく動いていた右示指の先を背後へ向けた。すると背後でビシャンッと水が跳ねる音がすると同時に、ゲホゲホと咳込む苦しそうな声が聞こえてきた。振り返ると、台風に遭遇したかのように全身が濡れているロルフと、そのさらに後ろで慌てて駆けてくるメライ、メライを見ながら歩みのペースを変えることのないミットライトの姿があった。<br />
「……せめて、事前に知らせてくれないか。おかげでなんの準備もできなかった」<br />
「ゲッホ。キフレールッ!! ものすごく準備して私に水を浴びせてきたのは誰かな、キミだねキフレルくん!!」<br />
「相変わらず騒がしいな、鬱陶しい」<br />
「何が鬱陶しいだ。キミが寂しがり屋の癖に、こんな辺鄙な場所で一人暮らしを始めるから、私が心配で来ているんだぞ」<br />
「誰が寂しがり屋だ! 気色悪い! どうやらお前は余計なお世話という言葉を知らないようだな」<br />
「心外だなキフレルくん。その言葉は何十、いや、何百も聞いているし、意味も理解しているぞ!」<br />
 ロルフの言葉にキフレルは額を押さえて俯き、メライは二人の間に入ってどうどうと困ったように笑みを浮かべていた。キフレルはメライの左側にぴっとりとくっ付くミットライトを見ると、観念したかのように息をついて三人に顔を向ける。<br />
「お前たちには敵わん、勝手にしろ」<br />
 その言葉を聞いた三人は、顔を輝かせながら円になり両手を合わせた。</span><br /><br /><font color="#000000">趣味:釣り、庭の手入れ</font></p>
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