出典: 無用百科事典『数寄ペディア(Sukipedia)』
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
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対応機種 | Macintosh[Mac] |
ファミリーコンピュータ[FC] | |
Microsoft Windows[Windows] | |
開発元 | ICOM Simulations |
発売元 | コトブキシステム |
発売日 | [Mac]1986年 |
[FC]1989年9月29日 | |
[Windows]1993年 | |
人数 | 1人 |
『悪魔の招待状』(あくまのしょうたいじょう、原題:Uninvited)は、1986年にアメリカのICOM Simulations社がMacintosh用ソフトとして発表したアドベンチャーゲーム。
日本では1989年9月29日にコトブキシステムが『ディジャブ』、『シャドウゲイト』に次ぐケムコ・アドベンチャーシリーズ第3弾としてファミリーコンピュータ版を発売した。
ドライブの途中、不気味な洋館の前で突然の事故に遭ったプレイヤーが意識を取り戻すと、自動車に同乗していた姉の姿が見えない。プレイヤーは消えた姉を探して、誘い込まれるように洋館へ入っていく。洋館を捜索するうち、かつてそこに白魔術師が住んでいたこと、その弟子のドラカンが黒魔術の虜となり、館を化物の巣窟にしてしまったことが明らかになる。
プレイヤーが館の中を移動しながら、館の秘密を解き明かしていくことでゲームが進行する。具体的には、プレイヤーが要所要所で必要なアイテムまたは呪文を使うなど適切な行動をとることで、物語が進展する。どこでどのような行動をとるべきかについては、ヒントが各部屋に残されたメモなどに記されており、「しらべる」というコマンドを選択することで、それらを読むことができるようになっている。なお、アイテムを「つかう」ためには、事前にそのアイテムを「とる」というコマンドを実行しなければならない。
「いどう」以外のコマンド(「しらべる」「あける」「つかう」「すてる」「とる」「しめる」「たたく」「はなす」)は動作の対象を指定しなければならず、対象にプレイヤー自身(「セルフ」)を選ぶこともできる。刃物や毒物といったアイテムを「セルフ」に対して「つかう」と、プレイヤーが死に、ゲームオーバーとなるが、このような自殺行為が自由に行えることから、一部のゲームファンの間で根強い人気を得ている。