AAR > アメリカ合衆国 > 星条旗はためく下に > GC序章

「AAR/アメリカ合衆国/星条旗はためく下に/GC序章」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

AAR/アメリカ合衆国/星条旗はためく下に/GC序章 - (2008/12/29 (月) 16:01:43) の編集履歴(バックアップ)


星条旗はためく下に Global Crisis 序章


Global Crisis 2008年~2020年


2008年から2009年に起こったアメリカ発の金融危機は、全世界の市場を飲み込んだ。原油に代表される資源価格は、暴騰と暴落を繰り返し経済を混乱させた。政府高官たちは「投機資金」を諸悪の根源とし、価格の乱高下を説明したが、全世界同時のゼロ金利政策を実施し過剰流動性を提供している本人たちが何を言っても説得力を持たなかった。
経済的な混乱に政治的な混乱が加わり、世界は再び動乱の時を迎える。特に2010年から2020年の10年間は緊張に満ちていたということは疑いない。

2010年以前に発生した重要なイベント

2008年
  • アメリカにおいて不動産バブルが崩壊。信用バブルの崩壊へつながり、世界的な経済混乱を巻き起こす。
2009年
  • アメリカ合衆国第44代大統領にバラク・フセイン・オバマ氏が就任。
  • 中国とロシアの間で友好条約が締結される。
  • ナイジェリア、ケニア、ガーナ、エチオピアの原油権益を確保するため、中国政府は10億ドルを越える投資を行う。
  • オバマ大統領は米軍のイラク撤退に失敗。米軍の駐留を続行する。これによりアメリカの「世界の警察」としての権威が失墜する。
  • ロシア政府は第二次世界大戦戦勝記念式典においてバルト国を恫喝する。「ロシア国外に住むロシア人の人権を守るためには近隣諸国の併合も辞さず」そのメッセージは近隣諸国に対する脅迫であった。
  • アメリカの信用バブルの崩壊はとどまるところを知らなかった。中国など、海外の金融機関の支援によってかろうじて危機の拡大を阻止する。
  • ロシアのダイバーが北極点の海底にロシア国旗を立てたことで、北極の領有権をめぐる争いが勃発する。ロシアの動きに対抗し、カナダ政府は北極圏に新たな軍事基地を建設する。
  • ポーランドは米国のミサイル防衛システムに加わることに同意する。直ちに米国はポーランド国内に迎撃ミサイル基地を展開する。
  • ロシア政府はバルト海を経由し、直接欧州へ天然ガスを送ることの出来るパイプラインを建設する。これにより通過国の政治情勢に影響されることなく、ガス供給のコントロールが可能となった。
  • ベネズエラ海軍とロシア海軍がカリブ海で合同演習を実施する。
  • ブラジルはフランスの支援の下、南米で初の原子力潜水艦の保有国となった。
  • ロシア政府は南オセチア、アブハジア、ドニエストル共和国からの撤退を拒否。同地域を独立させる。


2010年から2020年

2010年
ロシア政府はシベリアの天然ガスを中国に供給するため、あたらなパイプラインの建設を発表する。
2011年
中国の金融機関は、2008年の信用バブルの崩壊で買収したアメリカの金融機関に対して経営権を明け渡すよう要求するが、取締役会はこれを拒否した。この事件がきっかけとなり、「アメリカ企業を他国の企業(民主的でない国の実質的な国有企業)に明け渡しても良いのか」という議論が全米で広がる。

2012年
ロシア軍と中国軍が大規模な共同軍事演習を実施。将来にわたって行っていくことを確認した。

2014年
バルト三国が、ロシア政府がグルジアにおいて活動するロシアの民族主義過激派に武器や資金を供与しているという事実を公表する。

2016年
アメリカ大統領選挙中に、中国政府が米国債を売却すると発表。金融市場は再び大混乱に陥る。
中国の動きに対しアメリカでは保護貿易論者が力をつけることになり、問題をより悪化させた。

OPECはベネズエラとナイジェリアの主導により原油の決済通貨をUSドルからユーロに変更する。

2017年
2017年の選挙で当選したアメリカ合衆国の大統領(2018年の1月就任)は国内の製造業を大規模に保護することを宣言する。同時に中国政府と中国の国有企業がアメリカ国内において持っている多くの権益を取り消すことを発表する。

クウェート、UAE、カタール、インドネシアは、アメリカ対決路線を貫くOPECから脱退する。

ウクライナ政府は、ロシア黒海艦隊がウクライナ国内の基地を使用することを拒否し、退去を要求した。これに対してロシア政府はウクライナ向の天然ガス供給を全面的に停止する。

2018年
北朝鮮の独裁者金正日が死亡する。だが彼の死は北朝鮮に平和と安定をもたらすものではなかった。熾烈な後継者争いが行われ、ロシアと中国の支援と介入によって新たな後継者が決定された。

ブラジルの原子力潜水艦が訓練中に謎の事故によって沈没する。付近を航行していたアメリカ海軍の駆逐艦は、複数の爆雷音感知していた。レーダによると事故海域にはロシアのトロール漁船とベネズエラの巡視船が航行していた。

2019年
ウクライナがNATOに加盟する。ロシア政府はNATO-ロシア合同理事会から脱退し、抗議の声明を発表する。

日本、中国、ロシアの3国の間で貿易協定が調印される。貿易協定とは表の顔で実態は軍事条項が含まれていた。中露両政府はこの条約を理由に在日米軍の退去をアメリカ政府に要求する。

2020年
2020年1月1日、ロシア政府は欧州向けのすべての原油・天然ガスパイプラインを停止させる。
同時期に全世界のインターネットサーバーに対して大規模な攻撃が行われていた。


2020年1月1日現在のアメリカ合衆国および世界情勢

外交

Global Crisisのシナリオでは最初からアメリカとカナダは同盟関係にあります。
何もせずに(無料で)同盟を結べる国とは最初から同盟を結んでいるものとしてストーリを書いています。無料で同盟を締結した国は下記のとおり。

カナダ(シナリオで最初から)

イギリス
フランス
ドイツ
オランダ
ベルギー
ルクセンブルク
ノウウェー
フィンランド
ベルギー
オーストリア
イタリア
コソボ
ギリシャ
トルコ
ポーランド
ウクライナ
チェコ
スロバキア
ハンガリー
リトアニア
グルジア

クウェート
イスラエル
アラブ首長国連邦
カタール

日本(注)
韓国
台湾
フィリピン
シンガポール
オーストラリア
ニュージーランド

ブラジル
ペルー
コロンビア

ジャマイカ
バハマ
ドミニカ共和国

グリーンランド
バミューダ

注:日本でやってみたところ、日本からアメリカに同盟を打診しても断られました。陣営的には日本はアメリカ陣営のボーダーライン上にある立ち位置のようです。アメリカでは同盟を結べなかったサウジやスペインなどと簡単に同盟を結べる一方、イギリスやカナダからはお断りの返事がありました。

仲がよろしくない国
ロシア
中国
キューバ
イラン
北朝鮮
メキシコ

ちょっと嫌われているかなという国
アフリカ全般
中南米全般
アラブ全般

警戒されているのかなという国
アジア全般

軍事

在日米軍をはじめとアメリカ軍はすべて本土に引き上げています。
ロシア・中国両政府が日本政府やEUを上手く操り、欧州派遣軍や在日米軍を撤退させたという設定しています。
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。