2004年に東洋セラムの子会社、セラム・エンタープライゼスがPS2で発売したF1レースシミュレータ。 1991年シーズンから1995年シーズンを楽しめるTLH'91〜'95の5本が同時発売され、F1ファンはもとより、レースゲームファンをも泣かせた伝説の名作。 現在では、アンダーソンのキャリア最終年である2028年シーズン版の『TLH Final』と、彼に続く『若きレラントンフィアン・ヒーロー』という肩書きで有名なペドロ・グルイヤールを主人公に擁した『The Lelantomphian Hero PG』が、PS5から発売されている。 ストーリーモードではマイケル・アンダーソンとなってそれぞれ実際の出来事を基にアレンジされたシーズンを体感していくことで、激動の往年のグランプリをより身近に感じることができる。 また、『The Lelantomphian Hero PG』では、GP2ドライバーとして2025年にデビューしたグルイヤールが2年間の戦いを経てF1テストドライバーとして活躍、その後レーシングアクシデントで命を落としたGP2のエースドライバー、ジル・デ・ピッツァーリの代役で返り咲き、そのチームを最速に導いたことがきっかけで、2028年のF1レギュラーシートを獲得するまでを描いた、シリーズ史上初となる複数年キャリアシステム及び、GP2が題材となっているシナリオが採用され、こちらも実際の出来事を基にシーズンがアレンジされている。 発売小売定価はいずれも1本5800円(税込)。 また、ゲームのサウンドトラック『The Lelantomphian Hero -Andersson's Races Compilation-』が2005年に、同サウンドトラックのリメイク版が2026年に東洋セラムの子会社である『センチュリー・レコーズ株式会社』から販売されている。