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*1巻7号
**発行日
1972年6月10日
**ページ数
8
**概要
***1. クラブ連絡
メンバー増えている。現在購読者76人。
電子音楽の哲学という連載を始める。
読者オリジナル回路3つ届く。今号で紹介。
もうすぐ最初のクラブテープが入手可能になる。
***2. メンバーの声
***3. 特集「電子音楽の哲学」第1回。
趣旨:感動のない音楽はいかん。電子音楽に感動できないのは二つの原因。一つは音楽としての構造ができあがっていないこと。もう一つは音が奇抜すぎてリスナーがついてゆけない。
***4. 読者オリジナル回路
-ネオン管音源 -- ネオン管を使って C を放電のリセット型オシレータ
-ウェーブシェイパー -- 音源からゲートパルスを発生、アタックとディケイを可変にして波形を再合成。
-多用途モジュレータ -- FET を可変抵抗に使った VCF
***5. 音楽制作
FM ラジオからホワイトノイズがとれるよ。
***6. 文献レビュー
Arp 2600 ユーザマニュアル
など
***7. 製品レビュー
プロ向け電子音楽機器メーカのリスト。Moog, Arp など。
***8. 機能モジュール紹介
- リングモジュレータ。本家のダイオードリングの回路を紹介。
- 周波数てい倍器。全波整流したあとフィルタリング。
***9. 会員情報
売ります買います。
(2007.3.5)
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*1巻7号
**発行日
1972年6月10日
**ページ数
18
**概要
***1. クラブ連絡
- オフセット印刷版への切り替えのアナウンス。オフセット印刷版に完全移行したら第2巻とする。
- Electronotes Electronic Music Club の歴史
- メンバーの名前と住所リスト (!)
等
***2. メンバーからのニュース
参考になる他の雑誌の紹介。
***3. 特集「ウェーブシェーピング」
ウェーブシェーピングの意義と回路例。基礎回路として、積分器、微分器、クリッパ、シュミットトリガ、ローパスフィルタ、フリップフロップ(周波数変換)、ボルテージフォロワ、比較器が紹介されている。
パルス-ランプ変換回路、ノコギリ波-三角波変換回路、三角波-正弦波変換回路例。
***4a. 読者オリジナル回路
リングカウンタの出力を二進数とし、デコードすることによりウェーブシェーピング。
オシレータが二例。
***4b. 読者のアイデア
「ディジタルシンセサイザー」のリングカウンタのバリエーション。
***5. 音楽制作
ステレオテープエコー
***6a. 文献レビュー
主要文献の貸し出しシステムを作ったので、その利用方法の説明と、貸し出し文献リスト。Moog, Oberheim の名前がある。Oberheim の論文は、リングモジュレータの音楽利用。
特許明細の取り寄せ方と、関連ありそうな特許番号のリスト。特許明細利用時の留意点。
***6b. 演奏レビュー
デモテープについてのコメント。
***7a. 製品レビュー
CBS がブックラのシステムを使うのをやめ、EMS に切り替えた。(筆者注:と読めたのだが読み違いかも)
***7b. 部品供給情報
***8. ひとくちコラム
シンセサイザー実装の標準化について。
モジュラーが作りやすく利用しやすい。ラックの設計方法。基板取り付けについて。電源の取りまわし。モジュール間の接続。
***9. 会員情報
売ります買います。
***10. おわりに
今後は郵送費用の関係で、ニューズレターは8ページか18ページで提供する。
夏休みに入ると(バーニー・ハッチンスさんの)余暇が増えるので夏の号は充実するからお楽しみに。
(2007.3.6)
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