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    <description>田井中聡@wiki</description>

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    <title>その女、凶暴につき</title>
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    <description>
      　
どこにでもいる普通の男の子だ。ただ普通ではない事があるとすれば、それは・・・


『その女、凶暴につき（作：肉体）』


姉と僕は二人でカラオケボックスにいた、時間は既に午前２時だ。姉は相当酔っ払っていたがそれでも歌い続けていた

律「聡ぃ、お前も何か歌え～！」
聡「お姉ちゃんいい加減にしてよ、僕は浪人生なんだよ！それなのにこんな所に連れ回して」
律「いいじゃねえかよ～お姉ちゃんの事、嫌いなのか～？」

姉はつい先日恋人と別れたばかりだった。恋人は姉の大学の同級生だ。線が細く優しそうで、いかにも尻に敷かれそうな人だった
姉は失恋の悲しみを酒と歌で忘れようとしているのだ、弟も巻込んで
いつの間にか姉は泣いていた

律「何が“君はパワフルすぎて僕には合わない”だ、人をゴリラみたいに言いやがって！…グスン」
聡「お姉ちゃん…」
律「…ｚｚｚ」

眠っていた…
僕は姉を連れてカラオケボックスを出た
帰り道、姉は目を覚ましそうになかったので僕がおぶっていた。家までは近いが結構な重労働だった
最近太ったんじゃないかな？

突然、姉の声が聞こえて来た

律「聡、ごめんな…」
聡「起きてたの？
…別に気にしてないよ」

この時僕は姉の事を愛しく感じた。姉はいつも強がっているけど、根は繊細で傷付き易い性格なのだ
しょうがないな…

しかしこの後、姉のせいで更なる災難に見舞われる事を、神ならぬ身の僕が知る由もなかった



季節は春
僕は現在予備校に通っていた。予備校と家を往復するだけの単調な日々が続いていた

ある夜の事、僕は部屋で小説を読んでいた。読書が僕の唯一の娯楽であった
今読んでいるのは『ラミー・ペーン推理短編集全５巻』だ
前から欲しかったが絶版だったので手に入らなかった。だが最近になって偶然古本屋で見つけたので購入した
時間は午後11時、寝る前にこの本を読む事が最近の僕の楽しみだ。読み進めて行くうちに物語に入り込んでいた

探偵《え～今回の事件の犯人は…》

律「聡いるか～？」

しかし、そこに闖入者が現われて僕は現実に引き戻された

律「聡、入るぞ！」
聡「わっ、ノック位してよ！」
律「ドンマイドンマイ！それよりも勉強は捗ってんのか？」
聡「うん順調だよ」    </description>
    <dc:date>2010-01-19T19:59:22+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/98.html">
    <title>手と手を繋いだら</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/98.html</link>
    <description>
      　
その１

唯「じゃあ遅くまでお邪魔しました～」
律「おう、気をつけて帰れよ」

　田井中家の玄関先。
　今日は珍しく唯だけが遊びに来ていた。
　聡はリュックを背負って階段を下りていく。

律「あれ？？聡、こんな時間からどっか行くのか？」
聡「ちょっと新庄んち」
律「あんま遅くなんなよ。ご飯は？」
聡「ん～、そんな遅くならないから大丈夫」
律「そっか、了解」
唯「気をつけてね～」

　聡は靴のつま先をトントンとすると、
　唯に軽く頭を下げて玄関の戸を開けた。

律「あ、ちょっとまった！」
聡「え、なに？？」
律「確か新庄君ちって途中まで唯と同じ方向だろ？こんな時間だしちょっと唯途中まで送ってやってよ」
聡「えっ？」


その２

　聡は思わず眉をしかめた。
　実は正直なところ、聡はあまり唯が得意ではなかった。…というか少々苦手だった。
　決して嫌っているとかではないのだが。

(…ていうか、そうじゃなくても女の子と二人っきりとか普通に緊張するしイヤだ)

唯「別にひとりで大丈夫だよ？弟君困らせちゃダメだよりっちゃんー」
律「あっ、こら、唯」
唯「じゃあお邪魔しました～」

　唯が聡の横をすり抜けて行く。
　その顔は笑顔だけど…

聡「あ、待って」
唯「…ほえ？」
聡「ほんと、途中までになっちゃっていいなら送ってく、けど……それでもいい？」

　唯はきょとんとした。

唯「ありがとお」
律「んじゃあ聡、唯をよろしくな」


その３

外は雪が積もっている。
二人ざくざくとその中を歩いていく。

聡「さっぶ…」
唯「う～～、さぶいねぇ」
聡「俺、冬はやっぱ苦手だわ…」
唯「聡君は冬がきらいなの？」
聡「だって寒いもん。唯さんだってそうじゃないの？」

　肩をすぼめながら隣の唯の顔を見る。
　唯はこれまた緊張感のない笑顔を返してきた。
　その鼻の頭が赤い。

唯「私はすきだよー」
聡「………そうですか」

　『好き』という単語に妙にどぎまぎしてしまう。
　聡は顔を伏せた。熱い。

聡「…俺は苦手です」

　そんな自分が悔しくて少しぶっきらぼうに言ってしまった。

唯「冬だっていいことたくさんあるよ」
聡「…例えば？」    </description>
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    <title>それぞれの道</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/97.html</link>
    <description>
      　
聡「ちょっと！姉ちゃんの所為で遅刻だよ！」

律「わ、わりぃわりぃ・・・・。」

二人は時計をチラチラと確認しながら、早歩きをしていた。

聡「ここかな？」

上品な喫茶店の前で立ち止まると、聡は看板を見上げた。確かにここだ。

律「なかなか高級そうだな。」

聡「だね。」

ドアを開けると、爽やかな鈴の音が店内に鳴り響いた。

店員「いらっしゃいませ。何名様ですか？」

聡「あ、ええと・・・・待ち合わせを・・・・・・」

店員「はい、田井中様・・・・ですね？皆さんあちらでお待ちです。」

店員が示した奥のほうのテーブルには、懐かしいメンバーが勢ぞろいしていた。

澪「遅いぞ、二人とも！みんなとっくに集まってるっていうのに。」

唯「私より遅れるなんて、ダメだよ～。」

憂「お姉ちゃん、私が言うまで忘れてたじゃない。」

唯「アッハハ・・・そうだっけ？」

紬「いらっしゃい、二人とも、お久しぶりねー。」

梓「お久しぶりです！」

全員との挨拶を一通り済ませ、二人は席に付いた。
改めてまわりに座っている面々を眺めると、嬉しさと感動で胸が一杯になる。

律「いやあ、ゴメンゴメン。ちょっと準備に手間取ってなー。」

聡「だからもっと早く用意するように言ったのに・・・・、」

唯「りっちゃん相変わらずだね～。私もだけど、テヘ。」

憂「お姉ちゃんは今のままでいいんだよ。律さんも聡君も変ってませんね～。」

律「まあなｗ。」

唯「今も二人で暮らしてるの？」

聡「そうですよー。家事はほとんど僕の担当ですけど・・・・。」

律「失敬な！私だって晩御飯・・・・の後片付けくらいやるやい。」

軽く笑いが起こる。

聡「まあ、実際のところ晩御飯は時々作ってもらってますが。」

律「そうそう。」

聡「いっつもカレーかハンバーグで・・・・。」

律「それを言うなー！」

再び起きる笑い。

一口コーヒーをすすると、澪が向かいに座っている聡に問いかけた。

澪「どうだ、聡？生徒たちとは上手くやってるか？」

聡「まあまあかな。」

律「こいつ人懐っこいからなー。生徒たちの間じゃ人気者らしいぜ」

澪「そうなのか。でも逆に先生として    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/96.html">
    <title>十年後の姉弟</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/96.html</link>
    <description>
      　
律「ほいさー！・・・・・・・・おおしよしよし。ラッキー、もっかいだ！それ、よいさー！」

晴れた日の午後、まだ空が青さを保っているころ、律は犬と遊んでいた。

律「もう一回いくか？それ！・・・・・・ん？あれ？聡？」

低めのフェンスの向こう側に弟の姿を確認した律は、近くへ歩み寄った。

聡「姉ちゃん、今日もやってるね。」

律「おお、聡！どうしたんだ？こんな時間に。」

一緒についてきた犬を撫でながら、ニッコリと律が言った。

聡「今日は午後が休みでさ。こっちに用事もあったしちょっと寄ってみようかな、って。」

律にフェンスの扉を開けてもらい、中に入る聡。
聡は背広を着て、ネクタイを締め、鞄を手にしている。
しゃがみ込んでラッキーを撫でてやると、聡は再び立ち上がり、フリスビーを投げた。

二人は芝生の上に座り込む。

律「最近の生徒の出来はどうだ？」

尻尾を千切れんばかりに振って走っていくラッキーを眺めながら、律が聞いた。

聡「まあまあかな。この前は硫酸を服にこぼした生徒が居たけど・・・・。」

律「うぇ、大丈夫だったのかよ、その子。」

聡「うん、大丈夫だった。服に穴開いちゃったけどね。」

律「そっか・・・・。」

律「それにしても、聡も立派になっちゃって・・・・。」

聡「何だよ、いきなり。」

律「いやさ、もうあれから十年だな～って。」

聡「・・・・・そうだね。」

はるか上空で、真っ白な雲が青空の中をゆっくりと滑空する。眩しい。

律「父さんと母さんが死んだときは、本当にどうなることかと思ったぜ。」

律「でも、聡ももう高校化学の教師だもんな。こんなに一人前になっちゃって♪」

律「軽音部の皆もなんかどんどん高いところに行っちゃう感じだしな～、いやあ～、私はどうすっかな～。」

聡「せっかくだからもっと深刻そうに言えば？」

律「それが私のキャラか？」

聡「違う。」

律「即答かよ、おいｗ。」

ニヤッと笑ってみせる律。

律「でもまあ、何だかんだ言って、私はこの仕事が気に入ってるしな。」

律「ってあれ、ラッキーは？」

律はキョロキョロと辺りを見回した。

聡「さっき係りの人に誘導されて建物の中に入ってったよ    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/95.html">
    <title>聡×恥</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/95.html</link>
    <description>
      ※作者複数名
　
　
ある日僕は出会ってしまった、もう1人の僕に…

聡「えっ…、僕？」
恥「ﾁｯ、しまった」

そいつは僕を見ると逃げ出した

聡「ちょ…待って！」

僕はそいつを追っかけた。そして曲がり角を曲がった時
プップーーー！
トラックが突込んで来た、駄目だ避けられない!!

恥「聡ーっ！」

ドーン!!
僕は体当りされた。僕は助かったが、代わりにもう1人の僕がそこには倒れていた

恥「ぶ、無事か…よ、よかっ…た」

聡「大丈夫？」

恥「聡、お前は次スレに行け…俺はここに残る」
聡「そんな！君を置いてなんか行けない！」


恥「俺は俺が嫌いだ」
恥「でも、ここに居てもいいのかもしれない」
恥「俺はここに居たい」
恥「俺は次スレにも行っていいんだ！」


恥「↑訳分からんが元ネタはエヴァだろう。とにかく聡、早く次スレに行け！」
聡「…わかった、待ってるからね」

恥「・・・・・待ってるからね、か」
恥「フッ、この傷で行けないことぐらい分かるだろうに・・・・」
恥「これまでか・・・・・。」


津「・・・～！」
恥「！？」


津「おーい！恥～！」
恥「姉貴？」
津「恥っ！やっと見つけた！」
恥「え？どうして・・・・」
津「心配させんなよ、まったく・・・・」

津「痛くないか？」
恥を抱き起こす
恥「俺たちは痛みに鈍感にできてるだろ？」
津「そうだったな」
恥「でも、流石にこの傷は・・・・」ｳﾙｯ
津「大丈夫だよ。夜中の十二時を過ぎれば」
津「ｲﾋﾋ。私たちは夜中の十二時に完全復活するんだ」
津「だから安心しな」
津「恥が復活するまでは姉ちゃんが聡も守ってやっからよ」
恥「そうだったのか・・・・ありがと。姉ちゃん・・・・・」
津「そうだ、聡にお前の無事を伝えとかないとな」
津「お前は家で休んでな。ワタシはちょっと聡に会って来る」次ｽﾚへ



前スレの900番後半あたりでトラックに轢かれそうになった聡だが、間一髪の所で恥に助けられた
しかし恥は大怪我をしてしまった

心配する聡に恥は
《このスレは終わるから、早く次のスレに行け》
と言った

言われた通り次スレ(ここ)に来た聡、しかし恥は中々やって来ない…
    </description>
    <dc:date>2010-01-19T19:32:12+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/94.html">
    <title>時を越えて、その先に</title>
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    <description>
      ※「時をかける聡（時を越えて）」の他作者による完結編です



〈１〉

「聡君ってちっちゃいしかわゆいし、なんか守ってあげたくなっちゃう感じだね」

隣の唯が言う。

「昨日もずっとりっちゃんの横から離れなかったものね」

うーん。まあ、女の中に男が一人だとああなるのも仕方ない。

「聡はお姉ちゃんっ子だからな。な、律？」

…お姉ちゃんっ子っていうか、普通に仲いいだけなんだけどさ。

「私より背、小さかったです。…あ、いや、悪いわけではなくて」

そういや聡、梓より小さいな。まあこれから伸びるだろ。


「…―――でもあいつ、ああ見えて芯は私よりずっとしっかりしてるし男らしいぞ」

全員が、一斉にこちらを見た。
その顔がにやっと笑う。

（しまった）

完全にブラコン扱いだ。



〈２〉

帰り道。
律は歩く歩調は変えずに、後ろの気配をうかがった。

（…―――誰か付いて来てる）

まずい、と思った。
今日は部活のあとに中学時代の友人と会っていたせいで、いつもより帰りが遅くなってしまった。
近道だからってこんな時間に人気のない公園を通り抜けようだなんて。

律はポケットから携帯を取り出すと素早くメールを打つ。

『聡公園やばいかも来て』

即送信。
そうしている間にも後ろの気配は近付いて来る。
まだ公園の出口までは距離がある。
（もう少し…もう少し…）
荒い息遣いが聞こえる気がする。
いや、気のせいだ気のせい。

出口まであと数メートルのところまで来ると、律は一気に走り出した。
同時に後ろでも走り出す気配。

あと少しで出口、―――というところで腕を掴まれた。
律「………ぁっ……、っ…！」
言いしれない恐怖が襲う。
律は必死にあらがった。
男だ。顔は見えない。
力の差は恐ろしいほど圧倒的だった。

公園の中にぐいぐいと引き戻される。
自分の息遣いと男の息遣い。必死の攻防戦。
鞄も落ちた。

（やばい怖い――――――聡！）


キキッと耳をつんざくブレーキの音がした。
軽い衝撃のあと強い力から開放される。
勢いでしりもちをついた。
同時にガシャンと何かが倒れる音。

目を開けると聡が男を地面に押さえ込んでいた    </description>
    <dc:date>2010-01-19T18:01:07+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/93.html">
    <title>恥の事</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/93.html</link>
    <description>
      聡「最近、僕のニセモノが出たんだって」
律「聡のニセモノが？」

弟の聡のニセモノが現われたらしい。一体誰が何の理由でそんな事をしているんだろう？

数日後、学校の帰り道で聡を見つけた

律「おーい聡！」

聡は振り返った。しかしそれは聡では無く、そっくりの別人だった

律「お前、聡のニセモノだな！」
恥「俺は恥、聡のニセモノだよｹﾞﾍﾍ…」
律「なんで聡の真似をするんだ！」
恥「真似じゃない、お前達が俺を生み出したんだ」

私達が生み出した？私達が望んだ事なのだろうか、ニセモノの存在を

恥「聡もじわじわと人気が出て来て、もうすぐ3スレ目だ」
律「3スレ目って、何の事？」
恥「…しかし人気が出れば危険な目にも遭い易くなるｹﾞﾍﾍ…」
律「・・・」
聡「聡だってペロペロされたり、ちゅっちゅされたりするかも知れない」
律「聡がそんな…」
恥「そんな時俺が生まれた。聡の身代わりになる為にｹﾞﾍﾍ…」
律「お前はそれでいいのか？」
恥「俺は、聡が幸せなら構わないさ」

そうか、だからこんなボロボロの格好をしてるのか…
私はシャツの袖で恥の口の周りの血を拭いてあげた

恥「よせ…服が汚れるぞ」
律「いいんだよ！それよりも、ありがとな…」
恥「ふ、俺は聡の影だからなｹﾞﾍﾍ…」

そして恥は消えて行った。あれから恥に会う事は無かった
でも私は知っている。いつでも恥が聡の事を守ってくれてる事を

―完―    </description>
    <dc:date>2010-01-19T17:45:50+09:00</dc:date>
    <utime>1263890750</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/92.html">
    <title>タイムカプセル</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/92.html</link>
    <description>
      　
日曜日の朝とは素晴らしい。
誰にも邪魔されない、朝。
時間を気にせずに済む、朝。
今日の僕は…自由だ。

「ぐがー、ぐがー」
僕は大きなイビキをかいて寝ていた。
毛布の適度な温かさが心地よい。
ずっとこのままでいたい…と思った。
―が、すぐさま望みは壊された。

姉ちゃんに。

「さーとしーーー！！起きろおおおお！！」
「んー…むにゅむにゅ」
「こら、起きろってば！」
むにゅーっと頬をつねられる。
いでででで。

「起きろってえ！！！」
お次は耳を引っ張られる。
僕は寝ぼけたまま、やはり毛布にくるまっていた。

「ぜぇ、ぜぇ…」
残念、無駄ですよ。

「おらあああああああああああ！！！」
ちょ、チョーキングっ！？
いででででででででぇ！

「うわぁぁぁ！」
「やっと起きたか、馬鹿聡」
…この馬鹿姉は…
人の「わんだふるたいむ」を邪魔しやがって…


「んー、何ぃ…まだ10時だし…ふぁぁぁ」
「【もう】10時だ！」
変に「もう」を強調しやがる。
まったくうるせぇな。

「へいへい、だから用件は何さ」
「いやぁ、思い立ったら居ても居られなくなってだな。その、あれだ。」

「タイムカプセル！」

「…はぁ」
突然何を言い出すのですかこの姉は。

「今から埋めるっての？それを」
「違う！忘れたのか？10年前に私と聡で埋めたじゃないか！」
「…え？」

…そうだっけ？まったく思い出せない。
うーん…。

「…まぁ忘れてるなら忘れてていいさ。とりあえず、今から掘り返しに行くぞ！」
「げぇ、今から！？」
「そうだ！とっとと着替えな」


―今日も騒がしい一日になりそうです。
　    </description>
    <dc:date>2010-01-19T17:17:46+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/91.html">
    <title>聡が律で律が聡で！？</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/tainakasatoshi/pages/91.html</link>
    <description>
      　
その１・いつも通りの朝？


それはいつもと変わらない朝だった。
聡はいつも通り用意を済ませ、部屋を出た。

律「おっはよ、聡」
聡「おはよう」
律「ふぁ～あ、ねむ…」
聡「昨日また遅くまでゲームでもしてたんだろ」
律「ご名答ー」

そんなやり取りをしながら階段を降りはじめる。
いつも通りの朝―――になるはずだった。



聡「あっ！な、今週の日曜さ、『二十世紀梨少年』見に行かない？」
律「おっ、いいねいいねー。今回最終章だっけ…おわっ？！」
聡「えっ？？」

振り返った聡の上に律が降ってきた。

ドダダダダダダダ……ゴン！
…………。

聡&amp;律「あいたたた…」

うう、おでこ痛てぇ…。
いつの間にか聡が上で律が下になっていた
身体の下に姉の体温を感じる。

「わっ、ごめん姉ちゃん！大丈夫か？？」

聡は慌てて身体をどかせる。

…―――――って、あれ？？？

「あいたたた…………。ゴメン、聡こそ大丈夫？―――って、ん？」

………………。
お互い目が点になる。

当たり前だ。
聡の目の前には聡がいた。
ドッベルゲンガー？？
いや、違う…

ばばっと自分の身体を確認する。
スカートを履いている。
これは桜校の制服だ。
髪を触ると肩まで長さがあった。
……しかもカチューシャをしている。

………………。

え。


律(聡)｢ええええええ～～～～～？！？！」




その２・いつもと違う朝

律(聡)｢うそだろ…」

どうやら聡と律の身体は（正確には中身？）入れ替わってしまったらしい。
律も呆然としている。

「ちょっと、なに？？今の音！」

尋常じゃない物音に母が駆付けた。
聡と律は困り果てて母を見た。

二人「か、母さぁ～ん…」


※※

二人「行って来ます…」

力なく玄関の戸を閉める。
二人で必死に母に説明してみたはものの、
「馬鹿なこと言ってないで早く支度なさい！」
と結局全く信じてもらえなかったのだ。

律(聡)｢………姉ちゃん、どうする…？」
聡(律)｢どうするっつっても……………」

２人でう～んと考える。
いくら考えても解決策など見つからない。

聡(律)｢    </description>
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    <title>『今』</title>
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    <description>
      　
その１

まだ14年間ぽっちしか生きてない僕は、『今』が当たり前に続いていくんだと信じている。


新庄｢お姉さんて結構かわいいよなー」

聡の部屋。
テーブルをはさんで向かい合った新庄が言った。

聡「え？なにが？」
新庄「律さんだよ律さん！いいよなぁ聡は。お姉さんがいて」
ほう、と悩ましげに溜め息をつく。
聡「え？なんでさ？」
新庄「だってお前、風呂上がりとかその辺下着姿でウロウロしてたりするんだろ？
下手したら素っ裸……――――くぅ、いいなぁ！」
新庄は顔を赤らめて拳を握り締めている。
聡は「ええっ？」と思わず笑った。
聡「裸って、んなわけないじゃん。ないない！なに言ってんの？」
新庄「え、ない？そういうの」
聡「ないって。っていうか新庄うちの姉ちゃん好きなの？新田さんはどうしたのさ」
新田さんというのは新庄が今気になっているクラスの女子の名前だ。
新庄「ばぁか！それとこれとは別なんだよっ」
聡「よく分かんねーなぁ…」
新庄「聡はまだまだお子様だな」

聡は少しむっとしてテーブルの上のスナック菓子に手を伸ばした。
それを口に入れて考える。

――そうか。
俺から見たら姉ちゃんは姉ちゃんだけど、新庄から見たらちゃんと異性なんだ。

なんか変な感じだ。



その２

漫画やゲームに熱中していたらあっという間に夜になった。

「新庄君、もうそろそろお家の方が心配するんじゃない？」
と言う母の声をきっかけに聡たちは部屋を出る。
ちょうど律と鉢合わせた。

律「おっ、もう帰んのか？」
新庄「はい、遅くまでお邪魔してしまってすみません。騒がしくなかったですか？」
聡（こいつほんと器用だな…）
律「ああ、全然大丈夫。じゃあ気をつけて帰んなよ…――――て、何？」
新庄「いや、お姉さん今日も綺麗っす」
聡「ぶッ！」
思わず吹いた。
律「あはは、ありがと新庄君。お世辞でも嬉しいよ」
そう言いながら律はがしがしと新庄の頭を撫でる。
新庄も笑っている。
聡には到底できないノリだ。
新庄「―――じゃあ失礼します」
律「はい気をつけてー」
聡「……」
律「ん？どうした聡？」
聡「…別にぃ」

少し、面白くない。



その３

夕食の後は、いつもの    </description>
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