8.24 【意味】 2000年8月24の西武―ダイエー戦のこと。 一部のファンの間では「釈迦田部記念日」と呼ばれている。 両チームゲーム差なしで迎えた首位攻防3連戦、西武に連敗 し迎えた第三戦。 ここで負けると3ゲーム差をつけられ優勝争いから脱落しかねない大事な試合で先発の若田部が神がか り的な好投を見せ、8回に松中のタイムリーによる1点を守りきり、 見事完封勝利を飾った。 許した安打は小関の2本のみの完璧な投球だった。 最後の打者フェルナンデスから空振り三振を奪った若田部は しゃがみこむようなあか抜けないガッツポーズを決め、ヒー ローインタビューでは「みんなの気持ちを球にこめて僕が代 表して投げました」と言った。 弱小時代の頼りない若田部を見てきたファンほどこの勝利は 感慨深く感じられるようだ。