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E98・防御1 - (2007/07/17 (火) 00:38:06) のソース

*E98・龍の使い隊 防御1

**作戦
たけきの藩国にとってはホームグラウンド
日々の演習により各所の位置関係、有効な地形などは把握済み
【地形】
≪山林≫
・周囲の森や林、くぼ地に身を隠す
・土や枝、葉っぱをかぶせて偽装する。
・枝葉などを使って偽装するときはなるべく自然な模様になるようにする。
・偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。
・森林の模様をした迷彩服を着る。
・偽装用ネットを使う。
・皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
・歩兵による伏撃が可能
・木々を遮蔽として身を隠す事が出来る
・木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和
・密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る
・歩兵ならば小さいので、活動に支障がない
・木に登る事で上から攻撃することが出来る
・下生えや木の根、木の洞などに身を隠す事で防御効果が期待できる
・高低差、木々により入れる戦力に限りがあるため、敵戦力の選別を行える。(ただしこちらも歩兵、山岳騎兵に限られる)
・森林はそこを主戦場とするもの(GPO緑キャラ)にとっては戦いなれた地形であり、夜戦、山岳戦でも地の利はある。
・機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能。
《平原》
・平原なので、部隊展開が容易である
・岩や丘がある場合は、その場所を確保。橋頭堡とする。
・偽装用ネットを使う。
・皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
・歩兵による伏撃が可能
・木々を遮蔽として身を隠す事が出来る
・木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和
・密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る
・歩兵ならば小さいので、活動に支障がない
・機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能
≪市街戦≫ 
ビルの影を利用し、潜伏する。 
ビル、家屋の中また屋上に分散布陣し、十字砲火などで有利な状況、もしくは敵の不意をつく。 
服は白灰黒系の物を着用 
戦略的に重要な拠点(交差点、橋等)では重点的に部隊を配置する。 
歩兵による伏撃が可能。 
市街地などの場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る。 
ビルなどの壁を遮蔽として身を隠す事が出来る。 
入り組んだ町並みにより、敵を惑わす。 


【装備】
≪全般≫
・迷彩服(服のカラーはリバーシブルで。表白、裏迷彩柄)を着用して地域に応じて着替え、隠蔽性を高める。
・飲み水や簡易食料を欠かさないこと
・ヘルメット、戦闘用の靴などの装備用品を武器として利用する。
・即席の武器としてシャベルや棒、ロープ、砂や岩を利用する。
・ナイフやソードなどの刀剣類で突きや斬撃を行う。
・装備している物が体の動きを制限したり、身軽さや素早さを低下させないよう配慮する
・武器への迷彩:森、雪原などの地形に応じて武器にカモフラージュペイントを施すことで周囲の背景にとけこんで目立ちにくくなる。

【陣形】
・指揮官指示により、密集、離散、陣形変更を即時行えるように訓練しておく。
・有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る

【体術】
≪全般≫
・レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。
・相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。
・遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする
・担当員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。
・防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。
・敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。
・敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。
・防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする
・敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ
・部隊員と死角を補い合う
・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
・相手の勢いや距離、間合いを意識する
・自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
・気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する
・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する
・敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。
・敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する
・鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う
・視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。
・敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う
・不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。


≪対白兵防御≫
・相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
・攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。
・攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す
・一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る

≪対爆発防御≫
・敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る
・(爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく

≪オペレータとの連携による防御と回避≫
・オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する
・オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある
・オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる
・オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている
・オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている
・地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている


【その他】


**SS ・イラスト

龍の使いは敵の攻撃を受け止めるのではなくかわす。他の部隊は純粋に装甲で耐え切っているが彼らはその特異な能力から俊敏さで『受け流す』である。同じ藩国のユニットである大きな盾を持つ聖騎士とは対照的な方向性である。
最小限の動きで敵の攻撃を回避する事によって、次の攻撃への連携、または再度繰り出される敵からの攻撃への回避行動への体制を整える事を可能にするのは彼等の体術特化の能力故であり、それを最大限に生かす為に彼等は藩国で厳しい修行をつけていたのだ。
『どんなに大きなパワーであっても、触れもしないスピードには通じない』

#ref(http://atpaint.jp/takekino/src/1184391876363.jpg)

 誰が言ったのかは定かではないが龍の使いはコレを教訓に回避の為に俊敏さを特化して鍛えてきたのだ。
敵が一撃で倒せないのなら何度でも敵の攻撃を凌いで戦うしかないし、敵の数が多ければ多い程彼等はその能力を発揮するのである。体力の限界など彼等は気にする事はない。戦場ではその脚でぶっ倒れるまで敵の攻撃を凌ぎ、その拳を振りかざし戦い続ける事を叩き込まれているのだ。たけきの藩国での新戦力はそんな体術の塊のような軍団なのだ。
「凌げ!!次のターンで俺達が奴らを粉砕するんだ!」
リーダーの声が響き他のメンバーは更に集中力を高める。敵にこの激しい攻撃のお礼にその拳をぶち込むまで倒れるのは己の誇りが許さない。此処で倒れてしまったら今までの修行も水の泡なのだ。祖国が白オーマによって蹂躙された苦い経験が彼等をより厳しい自己鍛錬へ導き、奇しくも再度緑オーマにより祖国を荒らされようとする目の前の現実が彼等の能力を極限まで引き上げたのであった。
(文:砂神時雨 絵:モモ)

たけきの藩国の誇る、龍の使い手。
本来、戦闘の主役は遠間の敵を討つ事ができる存在。それは、古今東西の兵理でもある。
素手よりは刀剣、刀剣よりは槍、刀槍よりは弓、弓よりは鉄砲、銃よりは大砲、砲よりは飛行機、弾道弾など。無論、間合いが長い事は同時に、その間合いを詰められれば不利となる。大陸間を越えて敵国を焦土と化す弾道弾も、足許に接近した素手の敵を倒す事には向かない。だから、弾道弾にも小銃やナイフで武装した警備の歩兵が着く。だからと言って、歩兵が弾道弾に変わって主役と言う訳では無い。
無刀取りの出来る無手の遣い手や槍止めの出来る剣士が、ごく一部に限られているように、例外的な事例を以て、常識を覆す事はできない。

にも関わらず、たけきの藩国では拳法家が主力と言えた。
農業立国で平和呆けしていた、と批難する意見があるかもしれないが、それは違う。全く当て嵌まらない訳でも無いが、正解では無い。
敵に肉薄して剣や拳を振るう選択も、簡単な胴丸と籠手・臑当だけで兜や草摺まで省いている軽装も、全て藩国の風土に適合したものだった。

それが今、緑のオーマが編成する軍勢を相手に証明されつつある。


リアス式の入り組んだ海岸と、火山を含む峻険な山岳地帯で構成される国。それが、たけきの藩国。
整備された港湾部分や、王城を中心とする市街地であれば兎も角、国内の殆どは田園風景と自然で織り成されている国だ。それも、大陸型の地平線まで見通せるような大規模農場ではなく、棚田や段々畑のような、水田からジャガイモに生産を転換するや、収穫が増量するような土地である。

鬱蒼たる自然林と、よく手入れされた竹林。
隅々まで人の手で撫でるように耕された水田と畑。
清らかな清流に、点在する池や泉、そして沼。

山紫水明、これ神なり。そう思わずにはいられない美しい光景である。
同時に、これほど大平原で高度する軍団が進退を妨げられる地形も珍しかった。


大集団で行動する、ただそれだけの事が満足に出来ない。
市街地の周辺であれば、まだ良い。それも、戦禍で崩壊したり炎上した建物や橋梁のお陰で、かなり困難であるが。
レムーリアで緑のアラダが実施したように、絶技を発動して上空から殲滅を図ろうにも、山岳地帯に隠れられればお手上げとなる。視界は利かず、仮に大量破壊兵器なみの威力の絶技で焼き払おうにも、起伏に富んだ山岳部は限られた範囲が破壊されるだけで、平地のように広範囲を蹂躙する事は出来ない。
地表からの攻撃も、すぐに視界が遮られる為に光の槍のような絶技を最大射程で揮うのも困難だ。
足場の悪さは今更、触れるまでも無い。巨人や自動機械など下手をすれば、横転しただけで破損したり死傷する。

竜の使い達は、祖国の地の利を有効に活用した。
視界の限られている山岳部や市街地から不意に突出しては、素早く敵を討つ。指呼の間まで間合いが狭まっているので、繰り出される拳や剣の方が早く正確に敵を捉えた。
そして、殆ど平服のように身体の自由を妨げない軽量な装備である彼等は、風のように駆け抜けていき、姿を晦ませる。

#ref(http://atpaint.jp/takekino/src/1184568506546.jpg)

祖国の守り手たる龍の使い。そして同時に、たけきの藩国の国土そのものが、彼ら龍の使いを守っていた。
(文:竹戸 初 絵:月光ほろほろ)

緑オーマの攻撃が始まった。
レムーリアでの戦いをたけきの藩国民も参戦していたので、彼らについての情報は本国にも伝えられていた。
情報があるのとないのとでは、結果に雲泥の差が生じる。
わずかな時間であったが、貴重な時間とも言える。
たけきのを二度と敵の蹂躙させてたまるか!を合言葉に藩国内で徹底的な情報の解析と対応策が練られていた。
編成されたのは国に残っていた龍の使い部隊。
攻撃を受けた場合の直接的な装甲等はないが、もとより攻撃などはまともに受ける必要性など更更ない。
要は全ても攻撃を避けてしまえばいいことだけである。
龍の使いを生み出す元となった、たけきの拳法は人体の動きを究極的に解明していったことを元として発展して言った拳法である。
人が可能な運動性をぎりぎりまで追求していった彼らの動きは、通常の人間と比べるもののない動きを可能としていた。

#ref(http://atpaint.jp/takekino/src/1184353194590.gif)

そして新たに得たアイドレス、龍の使いは着用者に更なる力を与えていた。
まして戦場はたけきの、我々のホームグラウンドでもある。
ひわみ・TAKA・コダマゆみ・梅本・でいだらのっぽのたちはそれぞれ地形を把握し、遮蔽物を有効に利用しながら、緑オーマの攻撃を次々と避けていくのであった。
彼らは一瞬たりとも足を止めたりはしない。
右にいたと思えば左に、建物の影に姿が見えれば、隣の建物へと目まぐるしく立ち居地を変えていたのである。
たけきの龍の使い部隊にとっては今までの訓練により阿吽の呼吸による連携が構築されていた。
敵の攻撃の隙を冷静に伺って、逆激の体制を着々と伺っていたのである。
(文:TAKA 絵:コダマゆみ)

**参戦RP
- 防御:でいだらのっぽ@たけきの藩国:「敵の攻撃も苛烈なり…が、我輩たちには効果は薄いなり。威力があるだけの攻撃などよけてしまえば…」  -- でいだらのっぽ@たけきの藩国  (2007-07-16 20:05:21)
- 「動きの速さなら少しは自信がありますからね。全部回避してみせる!」  -- ひわみ@たけきの藩国  (2007-07-16 20:41:21)
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