あ行4

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*[[え>あ行4#E]] -[[【エキストラ】>あ行4#extra]] -[[【エターナル・チャンピオン】>あ行4#eternalchampion]] -[[【エピック・ファンタジー】>あ行4#epicfantasy]] -[[【エブリディ・マジック】>あ行4#everydaymagic]] -[[【エンゲージ】>あ行4#engage]] -[[【演出】>あ行4#ensyutu]] -[[【遠藤卓司】>あ行4#endoutakuji]] ---- &aname(E)&font(130%){''え''} *&aname(extra)【エキストラ】 (用語:TRPG) extra。能力値データを持たず、GMの口頭による演出のみで処理される書き割り的なキャラクタ分類。 旧来のTRPGでも、能力値を設定されていない軽易な扱いのNPCは存在していたが、近年のシステムではルール上の分類として明記され、行為判定や戦闘に参加できないことが確定しているのが特徴である。通常は演劇用語の「エキストラ」と同じ、通行人役などを指すが、重要なNPCをあえてエキストラ扱いにし、思わぬダイス目による事故を避けるというやり方もマスタリングの技法として存在する。 GMの演出でのみ処理されるということは、逆にGMが認めない限り倒せないとも取れる。井上純一の『魔獣の絆』RPGでは、一般大衆をこの分類に置くことで「力押しでは排除できない衆目」を表現し、正体を隠して市井に潜む魔物の緊張感を表現していた。 **関連:[[【モブ】>ま行5#mob]] *&aname(eternalchampion)【エターナル・チャンピオン】 (俗語:TRPG) (1) 「永遠の戦士」。作家マイクル・ムアコックの作品に登場する、多元世界に転生し、運命に翻弄されつつ戦う闘士。 ファンタジーRPGのモチーフとしても利用され、その世界を扱った『ストームブリンガー』『エルリック!』等のTRPGも存在している。 (2) TRPGにおいて、どのセッションでも同じようなPCしか使わない人物の俗称。「他人と馴れ合わない孤高の人物」を演じていることが多いが、実際には他のPCに合わせることが出来ないだけだったりする。 (3) TRPGにおいて、魔法のルールを読むのが面倒であるため、戦士しか選ばないPL。 (俗語:PBM) PBMにおける「どのゲームでも同じ名前、容姿、性格でエントリーされたPC」。続編などのゲーム間でのPC引継ぎが可能なゲーム以外では、同姓同名のそっくりさんとして扱われ、決して同一人物にはならない。過度の思い入れのため、他のゲームの設定を引きずったり、他人に設定を押し付けるなどの迷惑な行為をする人物が多い。 **関連: *&aname(epicfantasy)【エピック・ファンタジー】 (用語:全般) ファンタジー物語の分類区分の一つ。その視点を英雄に絞るのではなく大局的な歴史、世界の変化などを捉えていくもの。 小説では「指輪物語」など、TRPGシステムでは「ダンジョン&ドラゴンズ」「ソードワールドRPG」などがこれにあたる。 **関連:[[【ファンタジー】>は行3#fantasy]] *&aname(everydaymagic)【エブリディ・マジック】 (用語:全般) ファンタジー物語の分類区分の一つ。 異世界ファンタジーに対して、読者の共感する日常の中にファンタジーが客分として進入してくるもの。 物語では「メリー・ポピンズ」や「ドラえもん」など、TRPGでは「ウィッチクエスト」などがこれにあたる。 **関連:[[【ファンタジー】>は行3#fantasy]] *&aname(engage)【エンゲージ】 (用語:TRPG) 主にFEAR製のゲームで使われる概念。 複数のキャラクターが白兵攻撃ができる距離で入り乱れているとき、それらを「エンゲージ」という一塊のユニットとして見なすという考え方。あるいはその塊それ自体を指す呼称。 SGの「スタック」の概念ととても近いもので、スクエアやヘックスなどが使用されてない戦闘でも、擬似的に「その場にマスがあって、ユニットがスタックしている」と考えるルール。 **関連:[[【スタック】>さ行3#stack]] [[【ヘックス】>は行4#hex]] *&aname(ensyutu)【演出】 (俗語:TRPG) ※ここでは、いわゆる一般的な意味での「演出」とは違う、TRPG業界での隠語(スラング)としての「演出」という言葉の用法を説明する。 もちろん、TRPGの世界では一般的な意味での「演出」という言葉も普通に使われている。 (1) GMとプレイヤーの合意の上で、ゲームの数理的なルールを適用せずに口頭の描写のみで状況を進行させること。 ルールを厳密に適用しているとやりにくい豪快なアピールによって、場を盛り上げるために行われることが多い。 (2) ルールに具体的に記されていない内容について、即興で自由に描写すること。 ルール上の判定結果を補完する形で行われる。例えば、相手の攻撃を無効化することに成功した際「胸ポケットのお守りに当たったので致命傷にならなかったと『演出』する」というように。 **関連:[[【口プロレス】>か行3#kutiprowres]] *&aname(endoutakuji)【遠藤卓司】 (人物) えんどう・たくじ。ゲームデザイナー。FEARのメンバー。 フリーでTRPG関係のライターをしていた頃、『天羅万象』を発表。後にFEARへ入社、様々なシステムを発表する。 セッション運営の手法をシステム化したゲームデザインを好み、『トーキョーN◎VA the Revolution』にて「シーン制」を発表。後のシステムに多大な影響を与え、卓上ゲーム板内での「シーン制論議」でも賛否両論の議論をかもし出した。 **関連:[[【FEAR】>英数字2#FEAR]] [[【FEARゲーム】>英数字2#FEARgame]] [[【シーン制】>さ行2#scenesei]] ---- #right(){[[▲一番上へ戻る>あ行4#TOP]]}
[[あ>あ行1]]  [[い>あ行2]]  [[う>あ行3]]  え  [[お>あ行5]] *[[え>あ行4#E]] -[[【エキストラ】>あ行4#extra]] -[[【エターナル・チャンピオン】>あ行4#eternalchampion]] -[[【エピック・ファンタジー】>あ行4#epicfantasy]] -[[【エブリディ・マジック】>あ行4#everydaymagic]] -[[【エンゲージ】>あ行4#engage]] -[[【演出】>あ行4#ensyutu]] -[[【遠藤卓司】>あ行4#endoutakuji]] ---- &aname(E)&font(130%){''え''} *&aname(extra)【エキストラ】 (用語:TRPG) extra。能力値データを持たず、GMの口頭による演出のみで処理される書き割り的なキャラクタ分類。 旧来のTRPGでも、能力値を設定されていない軽易な扱いのNPCは存在していたが、近年のシステムではルール上の分類として明記され、行為判定や戦闘に参加できないことが確定しているのが特徴である。通常は演劇用語の「エキストラ」と同じ、通行人役などを指すが、重要なNPCをあえてエキストラ扱いにし、思わぬダイス目による事故を避けるというやり方もマスタリングの技法として存在する。 GMの演出でのみ処理されるということは、逆にGMが認めない限り倒せないとも取れる。井上純一の『魔獣の絆』RPGでは、一般大衆をこの分類に置くことで「力押しでは排除できない衆目」を表現し、正体を隠して市井に潜む魔物の緊張感を表現していた。 **関連:[[【モブ】>ま行5#mob]] *&aname(eternalchampion)【エターナル・チャンピオン】 (俗語:TRPG) (1) 「永遠の戦士」。作家マイクル・ムアコックの作品に登場する、多元世界に転生し、運命に翻弄されつつ戦う闘士。 ファンタジーRPGのモチーフとしても利用され、その世界を扱った『ストームブリンガー』『エルリック!』等のTRPGも存在している。 (2) TRPGにおいて、どのセッションでも同じようなPCしか使わない人物の俗称。「他人と馴れ合わない孤高の人物」を演じていることが多いが、実際には他のPCに合わせることが出来ないだけだったりする。 (3) TRPGにおいて、魔法のルールを読むのが面倒であるため、戦士しか選ばないPL。 (俗語:PBM) PBMにおける「どのゲームでも同じ名前、容姿、性格でエントリーされたPC」。続編などのゲーム間でのPC引継ぎが可能なゲーム以外では、同姓同名のそっくりさんとして扱われ、決して同一人物にはならない。過度の思い入れのため、他のゲームの設定を引きずったり、他人に設定を押し付けるなどの迷惑な行為をする人物が多い。 **関連: *&aname(epicfantasy)【エピック・ファンタジー】 (用語:全般) ファンタジー物語の分類区分の一つ。その視点を英雄に絞るのではなく大局的な歴史、世界の変化などを捉えていくもの。 小説では「指輪物語」など、TRPGシステムでは「ダンジョン&ドラゴンズ」「ソードワールドRPG」などがこれにあたる。 **関連:[[【ファンタジー】>は行3#fantasy]] *&aname(everydaymagic)【エブリディ・マジック】 (用語:全般) ファンタジー物語の分類区分の一つ。 異世界ファンタジーに対して、読者の共感する日常の中にファンタジーが客分として進入してくるもの。 物語では「メリー・ポピンズ」や「ドラえもん」など、TRPGでは「ウィッチクエスト」などがこれにあたる。 **関連:[[【ファンタジー】>は行3#fantasy]] *&aname(engage)【エンゲージ】 (用語:TRPG) 主にFEAR製のゲームで使われる概念。 複数のキャラクターが白兵攻撃ができる距離で入り乱れているとき、それらを「エンゲージ」という一塊のユニットとして見なすという考え方。あるいはその塊それ自体を指す呼称。 SGの「スタック」の概念ととても近いもので、スクエアやヘックスなどが使用されてない戦闘でも、擬似的に「その場にマスがあって、ユニットがスタックしている」と考えるルール。 **関連:[[【スタック】>さ行3#stack]] [[【ヘックス】>は行4#hex]] *&aname(ensyutu)【演出】 (俗語:TRPG) ※ここでは、いわゆる一般的な意味での「演出」とは違う、TRPG業界での隠語(スラング)としての「演出」という言葉の用法を説明する。 もちろん、TRPGの世界では一般的な意味での「演出」という言葉も普通に使われている。 (1) GMとプレイヤーの合意の上で、ゲームの数理的なルールを適用せずに口頭の描写のみで状況を進行させること。 ルールを厳密に適用しているとやりにくい豪快なアピールによって、場を盛り上げるために行われることが多い。 (2) ルールに具体的に記されていない内容について、即興で自由に描写すること。 ルール上の判定結果を補完する形で行われる。例えば、相手の攻撃を無効化することに成功した際「胸ポケットのお守りに当たったので致命傷にならなかったと『演出』する」というように。 **関連:[[【口プロレス】>か行3#kutiprowres]] *&aname(endoutakuji)【遠藤卓司】 (人物) えんどう・たくじ。ゲームデザイナー。FEARのメンバー。 フリーでTRPG関係のライターをしていた頃、『天羅万象』を発表。後にFEARへ入社、様々なシステムを発表する。 セッション運営の手法をシステム化したゲームデザインを好み、『トーキョーN◎VA the Revolution』にて「シーン制」を発表。後のシステムに多大な影響を与え、卓上ゲーム板内での「シーン制論議」でも賛否両論の議論をかもし出した。 **関連:[[【FEAR】>英数字2#FEAR]] [[【FEARゲーム】>英数字2#FEARgame]] [[【シーン制】>さ行2#scenesei]] ---- #right(){[[▲一番上へ戻る>あ行4#TOP]]} [[あ>あ行1]]  [[い>あ行2]]  [[う>あ行3]]  え  [[お>あ行5]]

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