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アンプ - (2006/02/16 (木) 07:20:33) の編集履歴(バックアップ)


アンプ(amp)



アンプが果たす役割

アンプは音声を増幅する音響機材である。英語名amplifierの略称からアンプと呼ばれるようになった。入力信号の電気的な力量を大きくして(増幅という)出力するものである。
オーディオ用アンプはオーディオミキサーからスピーカーに接続する間を中継して使う。

アンプの分類

アンプには大きく分けて2つの種類がある。

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再生装置(CDプレイヤーなど)からの出力を増幅する増幅器
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プリアンプからの出力をスピーカーを鳴らせるほどまで増幅する増幅器

1台で両方の機能を持つプリメインアンプ(インテグレーテッドアンプ、総合アンプとも)というアンプもあるがここでは割愛させていただく。

内部構造

アンプの内部構造は非常に複雑である。初期のアンプは電磁気的な力と機械の動力をあわせて増幅していたが、のちに真空管というものが発明され、これに変わって使われだし、ラジオや蓄音機に使われだした。この発明によりアンプの性能は一段と向上することとなる。その後にトランジスタ、ICを用いて増幅されるようになってきた。さらに最近ではデジタルアンプというデジタル式のアンプが登場してきた。(のちに詳しく記述)
今はトランジスタを使ったアンプが主流である。
ただ、オーディオをこよなく愛する人たちは真空管の方が音にぬくもりがあると感じるため、あえて旧式の真空管を使って増幅するのである。アンプは音質を大きく左右する一つの機材であるから、真空管選びは非常に大変である。真空管を売っているような店はごくまれとなり、秋葉原のアムトランスなどで売っている。これらのオーディオをこよなく愛する人たちの需要を満たすために真空管を製造し続けている国はロシアや東欧の国々や米国の米国ウエスタンエレクトリック(ウエスタンエレクトリック)である。日本の主な真空管購入者を調べたところ、個人ユーザーが多く次いで防衛庁の軍事無線関係に利用されているそうだ。

デジタルアンプの構造

これは通常のアナログアンプとは全く違い、音声の電気信号を高速で取得し、音声をデータ化した後増幅し、再びアナログの信号に戻す製品を言う。電力効率がよく、小型化しても音質の劣化が少ないという特性を活かせる、小型オーディオや携帯オーディオ向きアンプとしてよく用いられる。デジタルアンプを製造している各社は独特な技術でアナログアンプに音質を近づけており、ハイクラス機のアンプとして販売されているものもある。