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510 :影響を受ける人:2014/05/18(日) 23:00:44 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第九話 ―真実・現実 四― 「こなくそぉぉ!」 【スズメバチ】とのドッグファイトを若本徹子はしていた。 やっと出撃が決定し、出てきたのは良いが・・・ たった四体の敵に翻弄されている。 先手必勝で二体撃墜したまでは良かったのだが、生き残りの速さに完全に惑わされている。 弾切れをしてしまい、素早く装弾を済ませる。 その横に旗本サエと飯島凛がやってきた。 「・・・来い。」 「了解!」 通り過ぎる前に短く言い、力強く返事をして追従する。 北郷章香・坂本美緒・竹井醇子ペア。 旗本サエ・若本徹子・飯島凛ペア。 大久保小毬はシールド兼弾薬補給係で、山田里子はその護衛だ 現在は、この組み合わせで戦っている。 「まったく、一人突出しても意味がありませんのよ!」 「わかってる。わかってるけどよ・・・!」 訓練で習っていたのに、いざ実戦となったらほとんど活かせていない。 射撃は外れ、敵の攻撃にビビってしまい貴重な術符で防御し、こうしてはぐれてしまった。 情けなさに胸が締め付けられる。 「・・・落ち着け。」 「副隊長、でも!」 「・・・北郷の初陣よりはいい。」 「へっ?」 いきなり変な事を言い始めた。 「・・・北郷は漏らした。」 『何、人の恥ずかしい事を言っているんですか!!』 「・・・うるさい。・・・若本、お前は度胸がある。」 「はい・・・」 『え? 無視、無視か!』 「むしろ突っ込んで行け。失敗しても気にするな。仲間を信じろ。」 「そうですわ。フォローは得意でしてよ!」 二人の激励に少しだけ気持ちが和らいだ。 軽く頬を叩いて気合を入れなおす。 「すみません。まだ迷惑を掛けますけど、よろしくお願いします!」 「・・・ああ、今は背中を任せる。・・・飯島、敵はどこだ?。」 「二時の方向ですわ!」 「そうか・・・行くぞ!」 「「了解!!」」 そう言って手短な敵に突っ込んでいく、徹子の表情からは焦りが少し消えていた。 ――――― 「私の恥ずかしい過去暴露しといて、なんで和気藹藹に・・・」 「せn・・・隊長元気出してください。」 「美緒ちゃん優しくしてくれてありがとう・・・」 ――――― 北郷隊が戦っている少し先、戦場となる奥の空域では、【スズメバチ】一二体相手に狐火隊が戦っていた。 511 :影響を受ける人:2014/05/18(日) 23:01:20 あちらとは違い、少しだけ余裕がある。 加東圭子が射撃で足止めをして、穴吹智子が刀で切り落とす。 学兵と隊員が息の合った射撃で撃墜し、その後ろからの奇襲を余裕でかわす。 隊員二人もすれ違い様に落とした。 「ふ~ん、一応それなりに戦っているわね。」 刀をしまい、銃を取り出して北郷隊に行こうとした敵をこちらに引き付ける。 その敵を稽古が仕留める。 「そうじゃなきゃ、北郷さんが連れてこないでしょ。」 「それもそうか・・・」 チラリと同じ隊の学兵を見る。 彼女も狸釜隊のミチル同様、狐火隊にいた学兵ではない。 元いた部隊が壊滅したわけではないのだが、入ってきた当初はまだ戦場になれておらず。 怯えが目立っていた。 今では優秀な部下の一人だ。 智子は個人プレーをよくする問題児であったが、隊長となってからは全体を見る為に攻撃は控えている。 だが最近はそうも言っていられず。 こうして空戦に、積極的にかかわっていた。 「私の入った頃を思い出すな~」 「あの時から問題児よね♪」 「むぅ・・・本当なら、圭子が隊長になるべきだと思うんだけど?」 「貴方を隊長に任命したのは、先任と大隊長よ。能力があるって認められたんだから、誇りなさいな。」 「それは嬉しんだけどね・・・」 こんな話をしながらでも、二人はネウロイを撃墜している。 それからまもなく襲撃者たちは全滅し、帰投に入った。 帰り道では狐火隊が前を飛行し、その後ろに北郷隊が付いていく。 「いやぁ・・・だいぶ消耗したすね。」 その更に後ろで使い潰した銃と、空になった弾倉を見つつ。 山田里子は、荷物を背負っている大久保小毬の隣で飛行しながら話しかけた。 「うん・・・」 「大丈夫すか?」 顔色が悪くなっている小毬を心配して近づく。 「機動にヨチャって・・・」 「ああ、そりゃしょうがないっす。」 二人は離れた空域にいて待機していたのだが、【スズメバチ】が一体突っ込んできて大慌てで回避した。 重い荷物を背負っているから、どうしても遅れがちになってしまう。 低下してしまう速度を【鍾馗】の馬力で補っているが、それでも多少遅くなるのは仕方がない。 とはいえ、シールドで乱射されるレーザーを完全に防げるのはすごい。 「無事でしたけど、背中に弾薬に当たったら、って思うと気が気じゃなかったです。」 「アタイも射撃したけど、全然当たらなかったす。」 「でも・・・」 「でも?」 「生き残れましたね。」 その一言は重かった。 戦場に出て初めて感じる空気。 舞鶴の時とは違う緊張感。 敵を前にして感じる恐怖。 そのどれもが経験した事のない事だった。 「ミーちゃん達や、お嬢も・・・良く生きていてくれたッすよ・・・」 最前線で戦っていた学兵四人は、見た目にもヘロヘロだったが生きていることがうれしいと思う。 もし、ここで死んでしまったのなら、自分は正気でいられなかったかもしれない。 ホッと心の中で息を吐くと、急に隊長陣が耳に手を当てたのが見えた。 512 :影響を受ける人:2014/05/18(日) 23:01:55 「なんすかね?」 「さぁ?」 御互い顔を見合わせるが答えは出ない。 最近通の良くなった通信を聞いているのだろう。隊長陣の顔が険しくなっていく。 最初に声を張り上げたのは智子だった。 「全員傾注! 今電報が入った。別の戦線に新型ネウロイが出現、救援を乞うとの事だ!」 新型が出現したという報告に全員が唖然となった。 続けざまに章香も声を張り上げる。 「残弾は少ないが、あと一回くらいなら戦闘可能だろう。大久保隊員、そのぐらいは残っているな!」 「はっ、はい!」 「よし、その弾薬は狐火隊に回せ。私たちは地上部隊の救助に当たる。」 「「「「「「了解!」」」」」」 「狐火隊、弾薬を受け下り次第向かうわ。急ぎなさい!」 両部隊は大急ぎで旋回し、進撃しながらすぐに補給をする。 銃を取り換え、弾薬を補給していく。 智子がレバーを引いて弾丸を装填すると、隣に章香が並んだ。 「この辺一帯の部隊が招集されている、ただ事ではないぞ。」 「そうね・・・ヒヨコは連れて行くの?」 真剣な眼差しで問うと、章香はまっすぐに見つめ返す。 「連れて行く。だが、戦闘には参加させない。」 「わかった。上は任せて。」 「頼む。」 補給を済ませた部隊は急いで急行した。 美緒達はそこで、華々しい戦場の闇と言える部分を見る事となる。 以上です。 【アホウドリ】の存在だけ示唆できた・・・ 後はどうしようか? 美緒の魔眼強化イベント、これが問題なんだよな・・・ ガーランドさんいないし・・・
510 :影響を受ける人:2014/05/18(日) 23:00:44 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第十話 ―真実・現実 四― 「こなくそぉぉ!」 【スズメバチ】とのドッグファイトを若本徹子はしていた。 やっと出撃が決定し、出てきたのは良いが・・・ たった四体の敵に翻弄されている。 先手必勝で二体撃墜したまでは良かったのだが、生き残りの速さに完全に惑わされている。 弾切れをしてしまい、素早く装弾を済ませる。 その横に旗本サエと飯島凛がやってきた。 「・・・来い。」 「了解!」 通り過ぎる前に短く言い、力強く返事をして追従する。 北郷章香・坂本美緒・竹井醇子ペア。 旗本サエ・若本徹子・飯島凛ペア。 大久保小毬はシールド兼弾薬補給係で、山田里子はその護衛だ 現在は、この組み合わせで戦っている。 「まったく、一人突出しても意味がありませんのよ!」 「わかってる。わかってるけどよ・・・!」 訓練で習っていたのに、いざ実戦となったらほとんど活かせていない。 射撃は外れ、敵の攻撃にビビってしまい貴重な術符で防御し、こうしてはぐれてしまった。 情けなさに胸が締め付けられる。 「・・・落ち着け。」 「副隊長、でも!」 「・・・北郷の初陣よりはいい。」 「へっ?」 いきなり変な事を言い始めた。 「・・・北郷は漏らした。」 『何、人の恥ずかしい事を言っているんですか!!』 「・・・うるさい。・・・若本、お前は度胸がある。」 「はい・・・」 『え? 無視、無視か!』 「むしろ突っ込んで行け。失敗しても気にするな。仲間を信じろ。」 「そうですわ。フォローは得意でしてよ!」 二人の激励に少しだけ気持ちが和らいだ。 軽く頬を叩いて気合を入れなおす。 「すみません。まだ迷惑を掛けますけど、よろしくお願いします!」 「・・・ああ、今は背中を任せる。・・・飯島、敵はどこだ?。」 「二時の方向ですわ!」 「そうか・・・行くぞ!」 「「了解!!」」 そう言って手短な敵に突っ込んでいく、徹子の表情からは焦りが少し消えていた。 ――――― 「私の恥ずかしい過去暴露しといて、なんで和気藹藹に・・・」 「せn・・・隊長元気出してください。」 「美緒ちゃん優しくしてくれてありがとう・・・」 ――――― 北郷隊が戦っている少し先、戦場となる奥の空域では、【スズメバチ】一二体相手に狐火隊が戦っていた。 511 :影響を受ける人:2014/05/18(日) 23:01:20 あちらとは違い、少しだけ余裕がある。 加東圭子が射撃で足止めをして、穴吹智子が刀で切り落とす。 学兵と隊員が息の合った射撃で撃墜し、その後ろからの奇襲を余裕でかわす。 隊員二人もすれ違い様に落とした。 「ふ~ん、一応それなりに戦っているわね。」 刀をしまい、銃を取り出して北郷隊に行こうとした敵をこちらに引き付ける。 その敵を稽古が仕留める。 「そうじゃなきゃ、北郷さんが連れてこないでしょ。」 「それもそうか・・・」 チラリと同じ隊の学兵を見る。 彼女も狸釜隊のミチル同様、狐火隊にいた学兵ではない。 元いた部隊が壊滅したわけではないのだが、入ってきた当初はまだ戦場になれておらず。 怯えが目立っていた。 今では優秀な部下の一人だ。 智子は個人プレーをよくする問題児であったが、隊長となってからは全体を見る為に攻撃は控えている。 だが最近はそうも言っていられず。 こうして空戦に、積極的にかかわっていた。 「私の入った頃を思い出すな~」 「あの時から問題児よね♪」 「むぅ・・・本当なら、圭子が隊長になるべきだと思うんだけど?」 「貴方を隊長に任命したのは、先任と大隊長よ。能力があるって認められたんだから、誇りなさいな。」 「それは嬉しんだけどね・・・」 こんな話をしながらでも、二人はネウロイを撃墜している。 それからまもなく襲撃者たちは全滅し、帰投に入った。 帰り道では狐火隊が前を飛行し、その後ろに北郷隊が付いていく。 「いやぁ・・・だいぶ消耗したすね。」 その更に後ろで使い潰した銃と、空になった弾倉を見つつ。 山田里子は、荷物を背負っている大久保小毬の隣で飛行しながら話しかけた。 「うん・・・」 「大丈夫すか?」 顔色が悪くなっている小毬を心配して近づく。 「機動にヨチャって・・・」 「ああ、そりゃしょうがないっす。」 二人は離れた空域にいて待機していたのだが、【スズメバチ】が一体突っ込んできて大慌てで回避した。 重い荷物を背負っているから、どうしても遅れがちになってしまう。 低下してしまう速度を【鍾馗】の馬力で補っているが、それでも多少遅くなるのは仕方がない。 とはいえ、シールドで乱射されるレーザーを完全に防げるのはすごい。 「無事でしたけど、背中に弾薬に当たったら、って思うと気が気じゃなかったです。」 「アタイも射撃したけど、全然当たらなかったす。」 「でも・・・」 「でも?」 「生き残れましたね。」 その一言は重かった。 戦場に出て初めて感じる空気。 舞鶴の時とは違う緊張感。 敵を前にして感じる恐怖。 そのどれもが経験した事のない事だった。 「ミーちゃん達や、お嬢も・・・良く生きていてくれたッすよ・・・」 最前線で戦っていた学兵四人は、見た目にもヘロヘロだったが生きていることがうれしいと思う。 もし、ここで死んでしまったのなら、自分は正気でいられなかったかもしれない。 ホッと心の中で息を吐くと、急に隊長陣が耳に手を当てたのが見えた。 512 :影響を受ける人:2014/05/18(日) 23:01:55 「なんすかね?」 「さぁ?」 御互い顔を見合わせるが答えは出ない。 最近通の良くなった通信を聞いているのだろう。隊長陣の顔が険しくなっていく。 最初に声を張り上げたのは智子だった。 「全員傾注! 今電報が入った。別の戦線に新型ネウロイが出現、救援を乞うとの事だ!」 新型が出現したという報告に全員が唖然となった。 続けざまに章香も声を張り上げる。 「残弾は少ないが、あと一回くらいなら戦闘可能だろう。大久保隊員、そのぐらいは残っているな!」 「はっ、はい!」 「よし、その弾薬は狐火隊に回せ。私たちは地上部隊の救助に当たる。」 「「「「「「了解!」」」」」」 「狐火隊、弾薬を受け下り次第向かうわ。急ぎなさい!」 両部隊は大急ぎで旋回し、進撃しながらすぐに補給をする。 銃を取り換え、弾薬を補給していく。 智子がレバーを引いて弾丸を装填すると、隣に章香が並んだ。 「この辺一帯の部隊が招集されている、ただ事ではないぞ。」 「そうね・・・ヒヨコは連れて行くの?」 真剣な眼差しで問うと、章香はまっすぐに見つめ返す。 「連れて行く。だが、戦闘には参加させない。」 「わかった。上は任せて。」 「頼む。」 補給を済ませた部隊は急いで急行した。 美緒達はそこで、華々しい戦場の闇と言える部分を見る事となる。 以上です。 【アホウドリ】の存在だけ示唆できた・・・ 後はどうしようか? 美緒の魔眼強化イベント、これが問題なんだよな・・・ ガーランドさんいないし・・・

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