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966 :ひゅうが:2014/09/14(日) 16:58:25 ちょっとしたネタ ――1956年、ドイツ再軍備。 その日、キール軍港には大勢の人々が集まっていた。 設置されたばかりの連邦軍副総監 フリードリヒ・ルーゲ海軍中将はうるむ涙目をおさえてその光景を見つめており、 特別に出席を許された元艦長にして退役少将ヘルムート・ブンクスマン氏は天をあおいでいた。 その艦(フネ)の艦尾とマストに掲げられていた合衆国国旗が降下される。 ついで、ドイツ連邦共和国の国歌――諸般の事情により帝政時代の3番のみだ――にのって、彼らの軍艦旗が掲げられた。 この瞬間、USS.「プリンツ・ユージン」はドイツ連邦共和国海軍軍艦となった。 「ただ今をもって、重巡洋艦『プリンツ・オイゲン』は連邦軍艦籍に復帰いたしました!」 式典を見守っていた英国代表が胡散臭い笑みで、フランス代表があからさまに不機嫌に、そして日本代表がその感激をよく理解しているといいたげに拍手する。

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