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+444 :名無しさん:2015/01/17(土) 23:23:44 
+1990年、分断の象徴であったベルリンの壁が市民によって打ち壊された翌年
+ついに東西ドイツは統合を間近に控え、統一ドイツとしての道を歩み始めようとしていた
+しかしそんな時期、連邦憲法擁護庁(BfV)と国家保安省(MfSまたはシュタージ)の両者において
+閲覧可能者が限定されていたとある情報の一群が綺麗さっぱりと削除されていた事実を知る者はほとんど居ない
 
+『総統命令53号は無事に完遂されました』
+
+国家が分断されてなお、かつて総統の命令を忠実に守り続けていた総統の遺児(ヒトラーユーゲント)達を除いて 
+
+445 :名無しさん:2015/01/17(土) 23:28:11 
+そうか、ヒトラーユーゲント達は書類操作すればお互いの軍の中枢に入れるのか
+年代的にも都合が良いし 
+
+446 :ひゅうが:2015/01/17(土) 23:29:46 >>444
+【戦後夢幻会版トータル・フィアーズ】――198X年、ジャック・ライアンはエージェントとしてロシアにあった。
+チェチェン紛争に関して強硬派であるロシア新大統領の動静を把握するためだ。だが、そんな彼に、「オリガの使い」が警告を発する。
+アメリカ政府の中では唯一といってもいい「クレムリンの枢機卿」との窓口を有するライアンは、謎の言葉「総統命令第53号」を軸に、危機に挑むことになる――
+
+意外と面白いかも? 
+
+447 :トゥ!ヘァ!:2015/01/17(土) 23:32:33 
+あの世の総統閣下に良い土産話が出来ましたね。
+
+Schönen Feierabend(良い暇な時間を) 
+
+448 :名無しさん:2015/01/17(土) 23:33:08 
+夢幻会という存在がバタフライ効果を生み出し
+欧州にて東西両方の目を欺き続けた究極の秘密結社が誕生した、というお話 
+
+514 :名無しさん:2015/01/18(日) 14:44:06 
+ひゅうが氏のアーネンエルベ結社の話を見て、思わず書いてしまったネタSS
+
+
+
+※戦後夢幻会支援ネタSS ・ アーネンエルベ結社
+
+ アーネンエルベ結社(独:Ahnenerbe-Gesellschaft)、あるいはノインツェーン(独:Neunzehn)とは
+ 大戦中のドイツに存在したとされる秘密結社。
+ アーリア人種の人種学や歴史学を研究していたナチス=ドイツの公的研究機関、
+ アーネンエルベ(独:Ahnenerbe)との直接的な関係は無い。
+
+概要
+
+ この組織は第二次世界大戦末期の1944年12月19日、
+ ナチス=ドイツ総統のアドルフ=ヒトラーが発出した『ドイツ国家と国民の存続に関する命令』に基づき、
+ ナチス親衛隊関係者の一部が結成し、ナチス=ドイツが敗戦を迎えた場合に備え、
+ 様々な終戦工作を試みようとしたとされる。
+ しかし、いずれの終戦工作も芳しくなく、1945年5月9日にナチス=ドイツは無条件降伏。
+ その後、同組織もナチス体制下で存在した他の組織と同様に解体されたとされる。
+
+異論
+
+ドイツの元ナチス党員の犯罪を追及し、オデッサ(ODESSA)の存在を提唱したジーモン=ヴィーゼンタールは、アーネンエルベ結社は戦後も存続していたという説を主張している。
+ヴィーゼンタールの主張によれば、アーネンエルベ結社の関係者には多数のヒトラーユーゲント(独:Hitlerjugend)やブランデンブルク部隊(独:Brandenburg)の人間が含まれており、戦後は彼らが中心となって、東西に分断されたドイツの政府機関や情報機関、そしてアメリカ合衆国やソビエト連邦の情報機関にまで浸透し、何らかの活動を継続していたという。
+ 
+またその主張を行う根拠として、
+1972年に相次いで発生したパレスチナ統一派武装勢力によるハンブルグ電力施設爆破未遂事件とミュンヘンオリンピックテロ未遂事件で使用された銃器と爆薬が東ドイツ経由で持ち込まれたことを東ドイツの国家保安省から連絡を受けた西ドイツの連邦憲法擁護庁主導の下、双方の事前検挙に成功したという当時としては異例の事実を挙げ、戦後の東西ドイツ国内において多数のテロ事件が未遂に終わったのは、アーネンエルベ結社を仲介として、西ドイツや東ドイツの情報機関が協力体制を結んでいたためとしている。
+
+しかし、そのような大規模な組織が存在していたとする主張は、元親衛隊関係者が複数組織の連合という形での存在を示唆したオデッサと比較して信憑性に乏しい。
+また、ヴィーゼンタールに関係者だと名指しされたオットー=スコルツェニーなどは、第二ドイツテレビ(ZDF)が元親衛隊関係者に行ったインタビュー番組にて、そのように巨大な組織ならば彼の主張するオデッサのようにもっと多数の証拠が出るはずだ、と笑顔で語っている。 
+
+515 :名無しさん:2015/01/18(日) 15:37:52 
+ノインツェーンって十九日の意味かな
+十九日結社とか凄い厨二心が煽られるw 
+
+516 :名無しさん:2015/01/18(日) 15:53:35 
+オットー・ヨーン「BfVではナチス分子が専横しているんだよ!(迫真)」 
+
+517 :トゥ!ヘァ!:2015/01/18(日) 15:56:26 
+乙ー
+
+スコルツェニーさんの証言にどことなく漂う胡散臭さw 
+
+518 :ひゅうが:2015/01/18(日) 15:57:03 
+なかなか面白いですねw
+「遺産」を意味する結社名をつけるついでに、目くらましに同じ機関名が存在する名前を選んだのですが、オデッサの登場もあってさらに混沌とw
+ナチ戦犯追跡ではひょっとして吉田機関にも米国経由でヴィーゼンタール氏がやってきて依頼を登場させるやもしれないのが(汗
+何しろクレムリンの枢機卿なる特一級の情報源を有しているということになっていますから… 
+
+519 :514:2015/01/18(日) 16:08:20 >>518
+既存機関との名前被りやオデッサの存在で情報が錯綜したせいで
+余計に信憑性が乏しいとされた形ですね
+
+なおオデッサは体良くスケープゴートにされた模様 
+
+520 :ひゅうが:2015/01/18(日) 16:13:23 
+オデッサが高官レベルであったのに対し、こちらは実務者たちの集団ですからねw
+反体制的な人たちも取り込み、戦前のドイツそのものがそこに保存されていたのでは…という妄想がはかどります。 
+
+540 :ひゅうが:2015/01/18(日) 18:37:27 
+「アーエンネルベ?そんなものは存在しない。もう存在しないんだよ…
+オデッサのような逃げ続けるしか能のないのとは違って、彼らは引き際を弁えていたんだ…」
+
+「聞かせてください。我々が知らないことを…」 
+
+579 :名無しさん:2015/01/18(日) 19:39:11 
+ヒトラーユーゲントとアーネンエルベを組み合わせてそういう映画出るなwww
+最後はベルリンの崩壊を見て『我らの役目は終わった、老兵は死なずただ消え去るのみ』と呟き、ハーケンクロイツの幻想が背景に浮かび上がりながらスマートに退場する老紳士のシーンが流れると 
+
+580 :名無しさん:2015/01/18(日) 19:39:50 
+×ベルリンの崩壊
+○ベルリンの壁崩壊 
+
+581 :名無しさん:2015/01/18(日) 19:45:58 
+アーネンエルベも矢張りスリラー小説等で必ずと言っていいほど取り上げられる存在となるのでしょうねぇ。
+ドイツ統一の為に働き、最後は円滑なドイツ統一と統一後の史実よりか遥かに安定した滑り出しするためにお膳立てをして消えていった組織ですし。
+
+いやあ、この世界は愛国者たちの活躍が史実以上に密やかでありつつも強力に脈動していますなあ。 
+
+582 :ひゅうが:2015/01/18(日) 19:46:42 
+鼻歌でドイツ国歌を口ずさむ老紳士に気付いたベルリンの壁崩壊の参加者が、こちらは第九の歓喜の歌を口ずさむというラストがあるとなかなか皮肉もきいていていいですねw
+それを振り返ってクスリと笑う老紳士。
+ああなんだかみて見たいw 
+
+592 :ひゅうが:2015/01/18(日) 20:04:46 
+こうですかw
+
+
+
+――西暦197X年…
+
+「我々は沈黙する。祖国を敗北に追いやったものの末裔なのだから当然だ。
+我々は行動する。祖国を再びおとしめぬために。」
+
+これは、イタリア北部の都市に踏み込んだ西側の情報部が大量の「自殺体」とともに発見した文章である。
+その内容は、署名とともに闇に葬られたという。
+
+「遺産管財人」。
+
+ただの法律用語かと思われたタイプライターの印字は、首を傾げる西側情報当局を尻目にある二つの組織によって正体を知られることになる。
+日本国国防軍情報総局。別名、トウキョウ・フーチ。そして、イスラエル情報特務庁別名モサド。
+
+組織の名は、アーエンネルベ。
+冷戦期において、彼らが表だって動いたのは、これ一回限りであった。
+
+
+
+  ――ジャック・ライアン著「世界の情報機関」コラムより 
+
+608 :名無しさん:2015/01/18(日) 20:35:10 
+ミュンヘンオリンピック事件阻止したらGSG-9設立出来ずにハイジャック事件で大惨事引き起こすんじゃ… 
+
+614 :514:2015/01/18(日) 20:52:50 >>608
+西独再軍備の際、シュタージが西独情報機関の工作部隊ないし西独軍による
+破壊工作の懸念を東独で提言し、ジェルジンスキー衛兵連隊内にカウンターテロ部隊が組織されています
+それから数年して、ジェルジンスキー衛兵連隊内に破壊工作部隊(実体は上記のカウンターテロ部隊)が
+組織されているとして、西独でもBfV主導でカウンターテロ部隊が組織されています
+
+なお両方とも旧ブランデンブルク部隊関係者が密かに関わっており
+銃器や軍装の種類こそ違えど、何処となく似ている部隊となって
+冷戦期のテロ潰しに活躍します 
+
+618 :514:2015/01/18(日) 21:14:22 
+そして余談ですが、東独側の部隊はジェルジンスキー衛兵連隊に吸収されていた
+警備部門の国家保安省第6局をベースに編成され、第6特別警衛保安中隊と呼称
+また西独側の部隊は連邦憲法擁護庁のテロリズム対応部門である第6部内に編成され、
+こちらは第6部特別警備群と呼称
+奇しくもどちらも『6』の数字を肖り、もっぱらグルッペ=ゼクスと呼ばれ、
+後発の対テロ特殊部隊群の模範とされました
+
+東西統一後、ジェルジンスキー連隊にしては“非常に珍しく”第6特別警衛保安中隊が
+第6部特別警備群に吸収される形で統合されたようです