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199 :yukikaze:2016/09/19(月) 17:35:22 時にはこういう艦も・・・ 大隅型揚陸艦 基準排水量:11,500t 満載排水量:19,000t 全長:200m 全幅:26.5m 喫水: 6.2m 速力:22kt 機関:三井16V42M-Aディーゼルエンジン 4基 44,000馬力 航続距離:18ノットで10,000海里 兵装:CIWS×2基 搭載艇:LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇→2隻    :LCU-1610級汎用揚陸艇→1隻    :LCM(8)型機動揚陸艇→4隻 レーダー:OPS-14C 対空捜索用×1基     :OPS-28D 対水上捜索用×1基     :OPS-20 航海用×1基 ※ なおハンガーは備えていないが、CH-53の運用にも対応可能。発着スポットは2箇所。 同型艦:『土佐』『加賀』『出雲』 (解説) 国防海軍が、所謂『中曽根軍拡』時において建造をしたドック型揚陸艦である。 アメリカのホイッドビー・アイランド級に比べると、舟艇運用能力については劣るものの、 貨物積載量については同級を上回り、国内外における災害派遣において大いに重宝されることになる。 元々同級の生い立ちは、1974年の大平内閣時の国防会議にまでさかのぼる。 この時、今後20年間で、空母型揚陸艦4隻、旗艦用巡洋艦6隻を軸とする艦隊拡張計画が 承認されることになったのだが、国防海軍が取得を目指していたのが、当時アメリカ海軍で 就役が開始されていた、トリポリ級強襲揚陸艦(史実イオージマ級強襲揚陸艦)であった。 彼らが同級を取得しようとしていた理由は二つあった。 まず一つは大型ヘリコプターを大量に運用できる能力であった。 国防軍の演習において、従来の揚陸方法では、重量物を多く運べる反面、揚陸地点が限定 されてしまうため、敵の迎撃に合う可能性が高く、必然的に大損害を受けかねないと判断 されていた。 その為、国防軍においては、初撃においては重装備の部隊の展開を諦める代わりに、 大型ヘリコプターを多数運用することによって、敵部隊の予想できない個所に部隊を展開させ 敵部隊の拘束を行うことで、本命の揚陸をやりやすくするのが望ましいと考えられたのである。 もう一つは、同揚陸艦を軽空母として運用させる目論見である。 国防海軍が保有する大型空母は、文字通り虎の子の存在である為に、簡単に使うわけには 行かない存在でもあった。 その為、国防海軍としては、低~中程度の紛争時に派遣できる艦として、英国が実戦配備した ハリアー戦闘機の艦載機タイプを搭載することを計画していたのである。 もっともこの計画はあっさりと頓挫した。 その最大の理由は、搭載機の取得および維持費用がバカにならないことであった。 計画された艦での搭載機数は、CH-46で最大30機、ハリアーで16機であるが、それを4隻分 用意するとなると、現有の国防予算で対応するとしたら、それこそ空と陸に大幅なしわ寄せが くるのは明白であった。 また、アドーアスキャンダルにより、国防軍において、英国企業に対する不信感が高まったのも 同計画にマイナスが働いていた。シーハリアーの開発が遅れ気味であったことも、「日本から 金を搾るだけ搾り取ろうとするだけ」と判断されてしまう要因になっており、大平内閣の後を 継いだ三木内閣で、同計画は大幅に削減されることになる。(旗艦用巡洋艦:6隻→4隻、 空母型揚陸艦→中止、三浦型揚陸艦(史実トーマストン級準拠艦)を1隻追加) 200 :yukikaze:2016/09/19(月) 17:36:00 こうした中で、同級の計画はいったん中断されることになるのだが、次に日の目を見たのが 中曽根内閣の時である。 戦後の宰相の中でも武闘派と言ってもよく、レーガン大統領とは『ロン』『ヤス』と呼び合う ほど、日米関係において最大の蜜月を築いてのけた男は、同時に艦隊を『GF』と呼ぶなど かつて自分が籍を置いていた艦隊に対して深い愛着を持っていた男であった。 故に彼は、三木内閣の時にいったん廃案になった計画のうち、旗艦級巡洋艦を、新たに イージス巡洋艦として4隻導入することを即決したほか、輸送能力に不満が生じていた三浦型 揚陸艦の代替として、新たに4隻のドック型揚陸艦を建造することを命じたのである。 中曽根曰く「平時でも有事にでも使える大型揚陸艦を軽視するバカがどこにいるのか」という ことであったのだが、彼のこの決断は、阪神大震災時に大いに役立つことになる。 さて、中曽根の強力な後押しの元、新型揚陸艦の計画にGOサインが出ることになるのだが、 ここで国防海軍はあることに頭を悩ませることになる。 それは何かというと『舟艇運用能力』と『貨物搭載量』どちらを重視するかという点であった。 そしてこれはなかなかに悩ましい案件であった。 有事の事だけを考えるならば『舟艇運用能力』を重視すればよかった。 何しろこの艦は、揚陸において先陣を切るのであり、だとするならば、兵員を迅速に送る ことを重視することが最重要だからだ。 一方で、災害任務などを考えるならば、話は違ってくる。 被災地にとって必要なのは大量の物資であり、だとするならば、同艦において重要なのは 貨物搭載量である。 ついでにいえば、有事においても、舟艇運用能力を重視するあまり、貨物搭載量が低ければ 兵站維持に問題が生じるという側面はあった。 こうしたことから、海軍としても色々と頭を悩ませることになるのだが、最終的には 後者に軍配があがることになった。 その理由は、ある意味世知辛いもので、同級の目玉というべきLCACを取得するためのコストが 予想以上にかかることが分かり、第一案で計画していた16隻取得が難しいという試算が でたことにあった。 国防陸軍としては、LCACに拘らずとも、逆上陸作戦用師団にある1個水陸両用連隊を1隻で 運べるようにしてくれればという意見は根強かったのだが、こちらも導入予定だったAAV7が コスト問題でポシャリ、同車両よりも水上走行能力が劣るM113改(史実M113アリゲーター類似 日立製作所が三菱の協力を得て作った改修キットを、M113に装着)を使用せざるを得ないことを 考えると、水陸両用車輛を大量に搭載できても運用に支障を来すとして、最終的には第二案に 同意することになる。 もっとも、アメリカ海軍でも、ドック型揚陸艦については、舟艇運用能力を減じる代わりに 貨物積載能力強化に舵を切っていることを考えれば、後付論ではあるが正解を選んだといえる。 以下、主な項目について説明する。 輸送用陸機能については、貨物積載能力強化のため、貨物搭載スペースは1,250 m³とし (LSD-41級では149 m³)、車両搭載スペースも、1,250 m²とLSD-41級とほぼ同様の スペースを確保している。 これにより、兵員については、完全装備の1個歩兵大隊を搭載できるよう設計されており、 600名程度の人員を30日に渡って収容できる居住区が確保されている。また期間を48時間に 限れば50名、24時間であれば150名の増員が可能。車輛については、88式戦車を30両乃至は 装甲兵員輸送車を100両近く搭載は可能である。 その反面、舟艇運営能力については、LSD-41級と比べるとほぼ半減するという状態だが 災害救助任務においてはそれほど支障はなく、むしろ大量の支援物資を早期に運べたことで 災害対策への支援を果たしている。なお病院船機能として、手術室2室、集中治療室10床、 病床100床を備えており、阪神大震災において、臨時の病院船として活躍したことは記憶に新しい。 201 :yukikaze:2016/09/19(月) 17:38:25 一方、航空艤装は、ウェルドック上に架するかたちで固定式のヘリコプター甲板が設けられており、 発着スポット2個が設定されている。車両甲板とのあいだは力量8トンのエレベータで連絡されている。 必要であればここにも上陸用舟艇を搭載できるのもLSD-41級と同様だが、搭載数は12.2メートル型 作業艇1隻、LCPL 2隻であり、その着揚収用のクレーンも、力量30トンのもの1基を右舷に備える のみとされている。またハンガーがない為、ヘリコプターのメンテを行うことはできない。 車両や物資については、艦体両舷の高さ7.6m×幅5mのサイドランプから車両甲板に直接出入りする 他、前述のクレーンを用いて、搬出入することも可能である。 機関については、三井造船の16V42M-A型V型16気筒機関を搭載した。 これは昭和54年度計画以降で建造された機雷戦艦艇・両用戦艦艇・補助艦艇において、 標準的な大出力ディーゼルエンジンとして採用されていたものであった。 なお機械室内は無人化されており、主機関の制御は全て機関操縦室内で行っている。 本級においては、同機関を4基搭載し、2軸の可変ピッチ・プロペラを駆動するCODAD方式 を採用している。 これにより、18ノットで10,000海里という脚を得ることができ、海外への災害派遣にも 積極的に参加させられることになる。 なお、マラッカ海峡での海賊行為や、アフリカ沿岸での海賊行為の増加に伴い、エリコンKD35mm機関砲 が単装で2門搭載(国防陸軍の下げ渡しだが)する他、12.7mm機銃も2門搭載するなどしている。 同級は、1番艦の『大隅』が、1994年に就役したのを皮切りに、2002年までの間に全艦就役をしている。 なお、同級は、命名基準が半島名だけでなく旧国名も使用可能になった艦であり、2番艦は、宿毛 鎮守府のある高知県から「ぜひとも土佐の復活を」という陳情により『土佐』となったのだが、 3番艦を『加賀』にしたことで、共産中国及び満州共和国から反発(という名のいちゃもん)を つけられることになり、一時的に政治問題と化したことがある。(なお、小渕内閣の時の国防大臣は 梶山静六で、批判をした福島みずほに対し『アカの関心を買って、それほどまでに政局に持ち込もう とは、長門や信濃を爆破しろと叫んだ阿呆の亡霊がまだいるのか』と一喝し、当時の事を覚えていた 小沢が慌てて陳謝する一幕があった。) この余波は4番艦まで及び、当初、無念のうちに倒れた小渕首相が、沖縄県を一番気にかけていた ことから『琉球』と名付けられる予定であったところ、小泉首相が中国と満州への痛烈な面当てとして 『出雲』に決定されることになる。 202 :yukikaze:2016/09/19(月) 17:54:06 投下終了。 ハーパーズ・フェリー級ドック型揚陸艦の拡大版と言った所ですね。 史実『おおすみ』型よりも輸送機能を大幅に強化していますが、 むしろロッテルダム級の車両甲板面積とか見ると、『もう少し乗せられるでしょ』 と思っていたりします。 それいうなら『大隅型も広さの割にロッテルダムより低くね?』とありますが、 ここら辺はまあ安全係数見込んでの数量と思ってください。 (つまり無理をすれば、ロッテルダム級を超える数量位は普通に詰み込めるという事) あと何気に『三浦』級も機能強化していますが、彼女達は近代化改装の後、ベトナムで 第二の人生楽しんでいる所です。 名前ネタは『出雲』と『加賀』を出したかったからですね。 なので『土佐』に出張ってもらうことにしました。『琉球』本当にスマン。 ちなみに兵装でオミットしていましたが、Mk.36 SRBOCを4基搭載しています。 205 :名無しさん:2016/09/19(月) 18:03:39 乙です、この世界は硫黄島陥落してないから名前はつけられないか 212 :yukikaze:2016/09/19(月) 18:58:14 >>205 ペリリューとか、カンボジア紛争で海兵隊にとって栄光の地となった バンルン(この近辺でポル・ポトを逮捕)とかはついているんですけどね。 逆に『イオー・ジマ』『ガタルカナル』『オキナワ』はついていないですね。
199 :yukikaze:2016/09/19(月) 17:35:22 時にはこういう艦も・・・ 大隅型揚陸艦 基準排水量:11,500t 満載排水量:19,000t 全長:200m 全幅:26.5m 喫水: 6.2m 速力:22kt 機関:三井16V42M-Aディーゼルエンジン 4基 44,000馬力 航続距離:18ノットで10,000海里 兵装:CIWS×2基 搭載艇:LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇→2隻    :LCU-1610級汎用揚陸艇→1隻    :LCM(8)型機動揚陸艇→4隻 レーダー:OPS-14C 対空捜索用×1基     :OPS-28D 対水上捜索用×1基     :OPS-20 航海用×1基 ※ なおハンガーは備えていないが、CH-53の運用にも対応可能。発着スポットは2箇所。 同型艦:『土佐』『加賀』『出雲』 (解説) 国防海軍が、所謂『中曽根軍拡』時において建造をしたドック型揚陸艦である。 アメリカのホイッドビー・アイランド級に比べると、舟艇運用能力については劣るものの、貨物積載量については同級を上回り、国内外における災害派遣において大いに重宝されることになる。 元々同級の生い立ちは、1974年の大平内閣時の国防会議にまでさかのぼる。 この時、今後20年間で、空母型揚陸艦4隻、旗艦用巡洋艦6隻を軸とする艦隊拡張計画が承認されることになったのだが、国防海軍が取得を目指していたのが、当時アメリカ海軍で就役が開始されていた、トリポリ級強襲揚陸艦(史実イオージマ級強襲揚陸艦)であった。 彼らが同級を取得しようとしていた理由は二つあった。 まず一つは大型ヘリコプターを大量に運用できる能力であった。 国防軍の演習において、従来の揚陸方法では、重量物を多く運べる反面、揚陸地点が限定されてしまうため、敵の迎撃に合う可能性が高く、必然的に大損害を受けかねないと判断されていた。 その為、国防軍においては、初撃においては重装備の部隊の展開を諦める代わりに、大型ヘリコプターを多数運用することによって、敵部隊の予想できない個所に部隊を展開させ敵部隊の拘束を行うことで、本命の揚陸をやりやすくするのが望ましいと考えられたのである。 もう一つは、同揚陸艦を軽空母として運用させる目論見である。 国防海軍が保有する大型空母は、文字通り虎の子の存在である為に、簡単に使うわけには行かない存在でもあった。 その為、国防海軍としては、低~中程度の紛争時に派遣できる艦として、英国が実戦配備したハリアー戦闘機の艦載機タイプを搭載することを計画していたのである。 もっともこの計画はあっさりと頓挫した。 その最大の理由は、搭載機の取得および維持費用がバカにならないことであった。 計画された艦での搭載機数は、CH-46で最大30機、ハリアーで16機であるが、それを4隻分用意するとなると、現有の国防予算で対応するとしたら、それこそ空と陸に大幅なしわ寄せがくるのは明白であった。 また、アドーアスキャンダルにより、国防軍において、英国企業に対する不信感が高まったのも同計画にマイナスが働いていた。シーハリアーの開発が遅れ気味であったことも、「日本から金を搾るだけ搾り取ろうとするだけ」と判断されてしまう要因になっており、大平内閣の後を継いだ三木内閣で、同計画は大幅に削減されることになる。(旗艦用巡洋艦:6隻→4隻、空母型揚陸艦→中止、三浦型揚陸艦(史実トーマストン級準拠艦)を1隻追加) 200 :yukikaze:2016/09/19(月) 17:36:00 こうした中で、同級の計画はいったん中断されることになるのだが、次に日の目を見たのが中曽根内閣の時である。 戦後の宰相の中でも武闘派と言ってもよく、レーガン大統領とは『ロン』『ヤス』と呼び合うほど、日米関係において最大の蜜月を築いてのけた男は、同時に艦隊を『GF』と呼ぶなどかつて自分が籍を置いていた艦隊に対して深い愛着を持っていた男であった。 故に彼は、三木内閣の時にいったん廃案になった計画のうち、旗艦級巡洋艦を、新たにイージス巡洋艦として4隻導入することを即決したほか、輸送能力に不満が生じていた三浦型揚陸艦の代替として、新たに4隻のドック型揚陸艦を建造することを命じたのである。 中曽根曰く「平時でも有事にでも使える大型揚陸艦を軽視するバカがどこにいるのか」ということであったのだが、彼のこの決断は、阪神大震災時に大いに役立つことになる。 さて、中曽根の強力な後押しの元、新型揚陸艦の計画にGOサインが出ることになるのだが、ここで国防海軍はあることに頭を悩ませることになる。 それは何かというと『舟艇運用能力』と『貨物搭載量』どちらを重視するかという点であった。 そしてこれはなかなかに悩ましい案件であった。 有事の事だけを考えるならば『舟艇運用能力』を重視すればよかった。 何しろこの艦は、揚陸において先陣を切るのであり、だとするならば、兵員を迅速に送ることを重視することが最重要だからだ。 一方で、災害任務などを考えるならば、話は違ってくる。 被災地にとって必要なのは大量の物資であり、だとするならば、同艦において重要なのは貨物搭載量である。 ついでにいえば、有事においても、舟艇運用能力を重視するあまり、貨物搭載量が低ければ兵站維持に問題が生じるという側面はあった。 こうしたことから、海軍としても色々と頭を悩ませることになるのだが、最終的には後者に軍配があがることになった。 その理由は、ある意味世知辛いもので、同級の目玉というべきLCACを取得するためのコストが予想以上にかかることが分かり、第一案で計画していた16隻取得が難しいという試算がでたことにあった。 国防陸軍としては、LCACに拘らずとも、逆上陸作戦用師団にある1個水陸両用連隊を1隻で運べるようにしてくれればという意見は根強かったのだが、こちらも導入予定だったAAV7がコスト問題でポシャリ、同車両よりも水上走行能力が劣るM113改(史実M113アリゲーター類似日立製作所が三菱の協力を得て作った改修キットを、M113に装着)を使用せざるを得ないことを考えると、水陸両用車輛を大量に搭載できても運用に支障を来すとして、最終的には第二案に同意することになる。 もっとも、アメリカ海軍でも、ドック型揚陸艦については、舟艇運用能力を減じる代わりに貨物積載能力強化に舵を切っていることを考えれば、後付論ではあるが正解を選んだといえる。 以下、主な項目について説明する。 輸送用陸機能については、貨物積載能力強化のため、貨物搭載スペースは1,250 m³とし(LSD-41級では149 m³)、車両搭載スペースも、1,250 m²とLSD-41級とほぼ同様のスペースを確保している。 これにより、兵員については、完全装備の1個歩兵大隊を搭載できるよう設計されており、600名程度の人員を30日に渡って収容できる居住区が確保されている。また期間を48時間に限れば50名、24時間であれば150名の増員が可能。車輛については、88式戦車を30両乃至は装甲兵員輸送車を100両近く搭載は可能である。 その反面、舟艇運営能力については、LSD-41級と比べるとほぼ半減するという状態だが災害救助任務においてはそれほど支障はなく、むしろ大量の支援物資を早期に運べたことで災害対策への支援を果たしている。なお病院船機能として、手術室2室、集中治療室10床、病床100床を備えており、阪神大震災において、臨時の病院船として活躍したことは記憶に新しい。 201 :yukikaze:2016/09/19(月) 17:38:25 一方、航空艤装は、ウェルドック上に架するかたちで固定式のヘリコプター甲板が設けられており、発着スポット2個が設定されている。車両甲板とのあいだは力量8トンのエレベータで連絡されている。 必要であればここにも上陸用舟艇を搭載できるのもLSD-41級と同様だが、搭載数は12.2メートル型作業艇1隻、LCPL 2隻であり、その着揚収用のクレーンも、力量30トンのもの1基を右舷に備えるのみとされている。またハンガーがない為、ヘリコプターのメンテを行うことはできない。 車両や物資については、艦体両舷の高さ7.6m×幅5mのサイドランプから車両甲板に直接出入りする他、前述のクレーンを用いて、搬出入することも可能である。 機関については、三井造船の16V42M-A型V型16気筒機関を搭載した。 これは昭和54年度計画以降で建造された機雷戦艦艇・両用戦艦艇・補助艦艇において、標準的な大出力ディーゼルエンジンとして採用されていたものであった。 なお機械室内は無人化されており、主機関の制御は全て機関操縦室内で行っている。 本級においては、同機関を4基搭載し、2軸の可変ピッチ・プロペラを駆動するCODAD方式を採用している。 これにより、18ノットで10,000海里という脚を得ることができ、海外への災害派遣にも積極的に参加させられることになる。 なお、マラッカ海峡での海賊行為や、アフリカ沿岸での海賊行為の増加に伴い、エリコンKD35mm機関砲が単装で2門搭載(国防陸軍の下げ渡しだが)する他、12.7mm機銃も2門搭載するなどしている。 同級は、1番艦の『大隅』が、1994年に就役したのを皮切りに、2002年までの間に全艦就役をしている。 なお、同級は、命名基準が半島名だけでなく旧国名も使用可能になった艦であり、2番艦は、宿毛鎮守府のある高知県から「ぜひとも土佐の復活を」という陳情により『土佐』となったのだが、3番艦を『加賀』にしたことで、共産中国及び満州共和国から反発(という名のいちゃもん)をつけられることになり、一時的に政治問題と化したことがある。(なお、小渕内閣の時の国防大臣は梶山静六で、批判をした福島みずほに対し『アカの関心を買って、それほどまでに政局に持ち込もうとは、長門や信濃を爆破しろと叫んだ阿呆の亡霊がまだいるのか』と一喝し、当時の事を覚えていた小沢が慌てて陳謝する一幕があった。) この余波は4番艦まで及び、当初、無念のうちに倒れた小渕首相が、沖縄県を一番気にかけていたことから『琉球』と名付けられる予定であったところ、小泉首相が中国と満州への痛烈な面当てとして『出雲』に決定されることになる。 202 :yukikaze:2016/09/19(月) 17:54:06 投下終了。 ハーパーズ・フェリー級ドック型揚陸艦の拡大版と言った所ですね。 史実『おおすみ』型よりも輸送機能を大幅に強化していますが、 むしろロッテルダム級の車両甲板面積とか見ると、『もう少し乗せられるでしょ』と思っていたりします。 それいうなら『大隅型も広さの割にロッテルダムより低くね?』とありますが、ここら辺はまあ安全係数見込んでの数量と思ってください。 (つまり無理をすれば、ロッテルダム級を超える数量位は普通に詰み込めるという事) あと何気に『三浦』級も機能強化していますが、彼女達は近代化改装の後、ベトナムで第二の人生楽しんでいる所です。 名前ネタは『出雲』と『加賀』を出したかったからですね。 なので『土佐』に出張ってもらうことにしました。『琉球』本当にスマン。 ちなみに兵装でオミットしていましたが、Mk.36 SRBOCを4基搭載しています。 205 :名無しさん:2016/09/19(月) 18:03:39 乙です、この世界は硫黄島陥落してないから名前はつけられないか 212 :yukikaze:2016/09/19(月) 18:58:14 >>205 ペリリューとか、カンボジア紛争で海兵隊にとって栄光の地となったバンルン(この近辺でポル・ポトを逮捕)とかはついているんですけどね。 逆に『イオー・ジマ』『ガタルカナル』『オキナワ』はついていないですね。

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