「架空戦記系ネタ109_加賀さま_戦後夢幻会ネタSS――ifルート13話」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

架空戦記系ネタ109_加賀さま_戦後夢幻会ネタSS――ifルート13話」の最新版変更点

追加された行は青色になります。

削除された行は赤色になります。

+637: 加賀 :2019/06/01(土) 14:03:35 HOST:softbank126159192040.bbtec.net
+出来たので投下します
 
+「やはり航空部隊の損耗は激しいな……」
+「松田大佐の提案したアルミ箔は使用しなかったので?」
+「『今は』向こうに知られたくないからな」
+
+
+
+ 10月20日、南雲中将の第三艦隊と近藤中将の第二艦隊がトラック泊地を出撃して一路南下してガダルカナルを目指した。第二艦隊には陽動の意味を含めて第五航空戦隊の『隼鷹』『飛鷹』が配備されていたがトラックを出撃して翌日の21日に『飛鷹』が機関故障を起こして退避してしまう。
+
+(よく確認するように促したが……やはりこうなるか……)
+
+ 報告を聞いた近藤中将は溜め息を吐きながらも『飛鷹』の退避を指示するのである。一方で二個艦隊の出撃の報を受けたハルゼー中将はキンケイド少将の第16任務部隊を出撃させた。
+ 米海軍の正規空母は『エンタープライズ』のみだが、まだ修理中でありながらも『ヨークタウン』さながらの修理員を乗せたままの出撃である。また、護衛空母の『ロング・アイランド』に就役したばかりの『ボーグ』も任務部隊に加わっていた。
+
+「多くは望まない。奴等の飛行甲板に風穴を開けるのだ」
+
+ キンケイド少将はそう訓示した。日本機より威力がある1000ポンド爆弾を命中させれば奴等は諦めてトラックに帰る。キンケイド少将はそう願うばかりだった。
+ 10月25日、エスピリトゥサント島から発進したPBYカタリナ飛行艇が遂に第三艦隊を発見した。
+
+「発見されましたな」
+「なに、何れは発見される」
+
+ 零戦に機銃弾を叩き込まれ海面に向かって落ちていくカタリナを見ながら南雲と市丸はそう話す。翌26日、黎明から発艦した『翔鶴』四番索敵機(量産一号機の二式艦偵)が0450に第16任務部隊を発見したのである。
+
+「敵空母ヨークタウン型、ワスプ型2(護衛空母の見間違い)、戦艦2、巡洋艦4、駆逐艦16、経路北西か」
+「長官」
+「第一次攻撃隊、全機発艦!始めェ!!」
+
+ ミッドウェーの借りを返すばかりに南雲は叫ぶ。一、二航戦で待機していた第一次攻撃隊は直ちに発艦を開始、集合してから敵機動部隊へ向かったのである。
+
+ 第一次攻撃隊(村田少佐指揮)
+ 『翔鶴』
+ 零戦9、九七式艦攻27
+ 『瑞鶴』
+ 零戦9、九九式艦爆21
+ 『加賀』
+ 零戦9、九七式艦爆27
+ 『飛龍』
+ 零戦9、九九式艦爆18
+
+ その一方で第16任務部隊も攻撃隊を出しており両攻撃隊は飛行途中で遭遇も互いに見て見ぬ振りをした。
+ 0655、第一次攻撃隊は第16任務部隊を発見。零戦36機が直衛のF4F 28機と空戦を展開する中、村田少佐は突撃を発した。
+
+「全軍突撃せよ!」
+
+ しかし、彼等を出迎えたのは想像以上の対空砲火だった。特に戦艦サウスダコタの対空砲火は物凄く、『サウスダコタ』を爆撃しようとしていた『瑞鶴』隊の九九式艦爆7機が瞬く間に撃墜されてしまった。それでも250キロ爆弾二発を『サウスダコタ』に叩き込み対空砲火を低下させる事に成功した。
+ その隙を逃さずに村田隊の27機が『エンタープライズ』に突撃した。
+
+「撃ち落とせ!」
+
+ 流石はビッグEと呼ばれた『エンタープライズ』だった。彼女は対空砲火で10機を落としながらも三発が命中するが二発が不発という結果に終わってしまうのだ。
+
+「チ、不死身かあいつは……」
+
+ 魚雷を命中させた村田少佐は何事もなかったかのように航行する『エンタープライズ』を見て舌打ちをする。対照的に護衛空母の『ロング・アイランド』と『ボーグ』は『加賀』と『飛龍』隊の攻撃を受け、それぞれ爆弾三発に魚雷五発が命中して大傾斜していた。元は輸送船なので被弾に弱いのである。
+ 一方で第三艦隊も米攻撃隊からの攻撃を受けていた。それでも21号電探により攻撃を受ける前に第二次攻撃隊の発艦に成功させていた。
+
+「左舷弾幕薄いぞ!何やってんの!」
+
+ 五隻の空母は軽快に回避するも防空空母として参戦していた『龍鳳』に二発、『翔鶴』に三発が命中して空母としての機能を停止した。南雲は二航戦司令官の山口少将に航空戦の指揮を移譲させ山口は残存機にて第三次攻撃隊を編成させて発艦させる。
+ 第16任務部隊上空に到着した第二次攻撃隊は残っていた『エンタープライズ』に攻撃を集中。対空砲火で艦爆17機、艦攻21機を喪失するも『エンタープライズ』は大破した。キンケイド少将は『エンタープライズ』を退避させるも第三艦隊から飛来した第三次攻撃隊と第二艦隊から分離した『隼鷹』の第一次攻撃隊が飛来、『エンタープライズ』は史実と異なり南太平洋の海に没する事になる。
+
+「勝ったには勝ったが……被害が大きいな……」
+
+ ミッドウェーの仇を取った南雲中将の第三艦隊だったが航空隊の損耗が激しかったのである。今回の海戦で母艦航空隊は零戦16機、九九式艦爆49機、九七式艦攻40機の計105機を喪失(不時着水を含む)した。
+
+(まぁそれでも村田や関が生き残ったのが御の字か……再建は何としても急がないとな……)
+
+ ミッドウェーの復讐を果たした南雲だったがその代償は大きかったのである。
+
+638: 加賀 :2019/06/01(土) 14:04:54 HOST:softbank126159192040.bbtec.net
+・エンプラと護衛空母二隻撃沈
+・龍鳳と翔鶴被弾して退避
+・いずもま……機関故障
+・やっぱ対空砲火パネェ