提督たちの憂鬱 支援SSほか@ まとめウィキ内検索 / 「大陸48_ひゅうがさま_「巳蜀覡書」」で検索した結果

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  • 大陸48_ひゅうがさま_「巳蜀覡書」
    467 :ひゅうが@orz:2015/07/25(土) 06 53 01 【もっとヤバいものの例】 「巳蜀覡書」――書の題は「蠶(さん)燭」初版成立は紀元前2000年頃の現大陸中華四川省付近。初期は石版に記されていたものであるが、これを秦代前後に木簡に写し取った。 これが秦の民族浄化から逃れるために雲南省奥地に隠匿され、現地の遺民とともに高知道に渡来したと考えられる。 その存在は古くから史書に記されており、「蚕部郷ニ巫覡ノ巻アリ。記サレタルハ仮名ニ非ズ、真名(漢字)ニ非ズ。神代ノ字ナルカ」と「続扶桑略記」にある。 代々神官の家系である蚕魚氏が代替わりや天変地異と共に巻物の内容を写し取り、郷内の各社で先代以前の巻物を移し替え、七代前の巻物を庚申塔の中に埋める形で継承してきた。 現在残っているものは平安時代の貞観期のものが最も古い。 その内容は単純な象形文字や記号を用い...
  • 海神(リヴァイアサン)の雷
    「海神(リヴァイアサン)の雷」世界 架空戦記系ネタ119_ひゅうがさま_「サンクス・フェデリズム(連省主義)!」 架空戦記系ネタ119_ひゅうがさま_「バブルにはバブルをぶつけて」 架空戦記系ネタ119_ひゅうがさま_「円経済圏」 架空戦記系ネタ119_ひゅうがさま_「合衆国こそ新たなローマ」 架空戦記系ネタ120_ひゅうがさま_「両洋艦隊計画(スターク・カールビンソン案)」「新八八艦隊計画」 架空戦記系ネタ120_ひゅうがさま_「ドイツ人の債務はドイツ人に!」 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_海神の雷世界SS―――「発動前夜」 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_海神の雷世界SS―――「発動」 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_海神の雷世界SS―――「第1次ニューファンドランド沖海戦(栄光)」 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_海神の雷世界SS間話――「息抜き...
  • 征独世界
    征独世界 架空戦記系ネタ134_ひゅうがさま_――征独日本世界ネタ 「主力空母狂奏曲」その1 架空戦記系ネタ134_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ 「主力空母狂奏曲」その2 架空戦記系ネタ135_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ「征独日本世界におけるボタンの掛け違い」 架空戦記系ネタ135_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ「1947年2月11日(日本時間) ベルリン入城式にて ドワイト・アイゼンハワー」 架空戦記系ネタ136_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ総力戦演説(ネットワーク百科事典 電百より抜粋) 架空戦記系ネタ137_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ「ナチスと人種偏見 1942-」 架空戦記系ネタ137_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ「カレーについてのエトセトラ」 架空戦記系ネタ137_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ 帝国陸軍 ...
  • 艦これ 神崎島
    ooiさま_「神崎島地図」  ooiさま_「神崎島海底油田分布図」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――柳田國男 「神崎島考」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――柳田國男 「神崎島考 その1」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――柳田國男 「神崎島考 その2」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「wikiped○a風 神崎島概略」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「第32回神崎島安全保障会議議事録抄録」 ネタ72_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「接触」 ネタ72_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「接触」その2 ネタ72_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「接触」その3 ネタ72_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「接触」その4 ネタ73_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――幕間「帝国政府の憂鬱」 ネタ73_ひゅう...
  • 大陸48_ひゅうがさま_『マニ教経典西山寺本』
    437 :ひゅうが@orz:2015/07/24(金) 01 45 54 『マニ教経典西山寺本』――成立は270年代のササン朝ペルシャ帝国領ソグディアナと考えられる。 来歴にはシルダリア川(錫爾)を超えてきたとの記述があるためにウズベキスタン付近で写本が製作されたとみられる。 その後、教団とともに東進した写本には敦煌において漢訳注釈がつけられ、現在の形となった。 則天武后の時代に洛陽の大雲寺において遣唐使のために20部あった写本のうち1部が譲られ、日本に渡来した。 当初は五島列島の大宝寺にあったものの、のちの弘法大師空海の帰朝に伴い京都へと移った。 その後は、マニ寺である白雲寺に蔵され、源平の争乱の兵火での焼打ちからから逃れるために西山寺へ移り、現在に至る。 明治時代に入り、修復に加え行事における使用を許可することを条件に帝国図書館へ蔵されることとなった。 これより...
  • 日本大陸
    最新スレや長編 大陸日本_最新作new 「日米蜜月(ユーラシア共産化)」「フロントミッション」「エスコン」「日米枢軸ルート」「日墨同君連合ルート」「大陸日本連合ルート」 日本大陸ガンダムSEEDnew 25作家300作品 日本大陸_蘭仏世界 「日蘭世界」ゲート44冷戦入れ替わり「日仏世界」 日本が突然大陸日本化したら 「日本が突然大陸日本化したら」「憂鬱日本大陸化」「史実日本大陸化」 日本大陸転移世界 3作家45作品 大陸日本スレの「世界線」別分類 「遅れてきた憂鬱系」「パクス・ジャングロアクシズ系」「引きこもり万歳系」「大英帝国狂乱系」「継ぎ接ぎルート」 日本大陸_長編まとめ 「日英独大同盟(三帝同盟)ルート」「大陸日本世界の日露戦争」「ドテラ撫子さん」「アメリカ赤化ルート」「日米露三国同盟~落日の欧州」「孤立大陸」 日本大陸スレのはじまり 日本大陸世界...
  • 日本大陸転移世界
    日本大陸転移世界 大陸42_641,642さま_日本大陸転移世界 その1 大陸42_641,642さま_日本大陸転移世界 その2 大陸42_641,642さま_日本大陸転移世界 その3 大陸43_641,642さま_日本大陸転移世界 その4 大陸43_641,642さま_日本大陸転移世界 その5 大陸43_641,642さま_日本大陸転移世界 その6 大陸43_641,642さま_日本大陸転移世界 大陸日本戦略状況設定(暫定) 大陸43_641,642さま_日本大陸転移世界 暫定改訂版米海軍設定(仮) 大陸43_641,642さま_日本大陸転移世界 アジア地域情勢、自作各国海軍艦艇のイメージ的概要 大陸43_641,642さま_日本大陸転移世界 各国海軍艦艇イメージ的な何か 大陸43_641,642さま_日本大陸転移世界 米ソ海軍艦艇イメージ 大陸44_641,64...
  • ひゅうがさま
    ひゅうがさま ある造船技術者の憂鬱 On the Beach1943〜パンジャンドラムに愛をこめて On the Beach1943 その2〜救国兵器1号 その名は・・・ 英国面より愛をこめて ロケットの夏の男たち〜1944年 北海道 ネタSS ゴジラ誕生秘話 レッド・シールド 西暦1943年8月 ニューブリテン島 西暦1894年 日本 理化学研究所 ネタSS「器は崩れず」 suuri sotalaivasto〜われらフィンランド海軍「大艦隊」〜1 suuri sotalaivasto〜われらフィンランド海軍「大艦隊」〜2 suuri sotalaivasto〜われらフィンランド海軍「大艦隊」〜3 「友邦」 ネタSS――南極の奇跡〜スコット隊〜 東北航空小史1 東北航空小史2〜「富嶽」ノースロップ案 東北航空小史3〜萱場「かつをどり」飛翔〜 銀座狂騒曲 ...
  • 支援2_ひゅうがさま_「島」
    868 :ひゅうが:2012/03/13(火) 00 28 01 提督たちの憂鬱支援SS――「島」 ――西暦1942年1月 太平洋上 「完成しましたね…」 「ああ。完成したよ。」 二人の男が灯台の上に立っている。 彼らの眼下には、広大なサンゴ礁と、その上に広がる交差する2000メートルの滑走路と大型のレーダードームという光景が広がっている。 「まるで足型のような」といわれる形のその島は、はるか上空からみるとちょうど西を踵とし、真東につま先を向けているように見える。 東西約5キロ、南北1.5キロのこの小さな島は、「つま先」の部分に環礁の中の礁湖から浚渫されたサンゴ質の土砂が積み重ねられ、さらには特殊な鉄筋コンクリートでつくられた滑走路が島の北辺で「7」の字にクロスするように設けられている。 踵の部分は比較的浅い浅瀬が広がっていたためにこ...
  • 作家ひゅうがさま(ネ)
    by ひゅうがさま ネタSS「飛んじゃった」 ネタSS――帝国の守護者 【嘘予告・嘘プロット】 エース・オブ・アイオワ ?Pressure Zero?19XX年○月×日 全国大映系ロードショー。 光を繋いだ男たち?関門トンネル1941 北米の凶鳥 海鳴D事件 寒さ 黎明の凱歌再び 「星条旗の艦隊」ネタ 格好いい嶋田さん 「IFルート 『日英米三国大同盟』編」 金曜ロードショー 某年某日 日本帝国 帝都東京 西暦194X年12月某日 埼玉県 麻帆良町 ネタSS―「安住の地」― 怪物が生まれた理由? 半島北部 「赤化した世界~AD1943~」 瀬戸の花嫁 ネタ『流転の故宮』 一発ネタSS「参謀(仮)たちの前に助っ人(プロ)が降臨されたようです」 転生者のお仕事先候補 欧州編 戦後カリフォルニアで出てそうな小説(笑)ネタ ある映画 ...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_「父」
    352 :ひゅうが:2012/02/05(日) 22 55 06 銀河憂鬱伝説ネタ 本編――「父」 ――帝国暦480(宇宙暦789=皇紀4249)年3月 銀河系 オリオン腕    銀河帝国 帝都オーディン 「来るはずもないと思っていたお前が来たということは――」 男は意外にしっかりした顔で金髪の少年を見つめ、言った。 「そうか、知ってしまったということか。」 「本当なのか?」 黙って頷くことでセヴァスティアン・フォン・ミューゼルはラインハルト・フォン・ローエングラムになった少年の質問を肯定した。 なぜ――と少年の瞳が彼を射抜く。 対するセヴァスティアンはギラギラした目を不敵に釣り上げ、ちょっと待っていろと言って家の奥に消えた。 バシャバシャという音が聞こえ始めたところをみると身だしなみを整えているらしい。 今年幼...
  • シリーズ
    プラント、異世界 1未知の遺跡 2派遣軍 3『初めてのおつかい』 4『統合学術都市』整備計画 by earthさま BBS 1.ネタSS『今上陛下が某巨大掲示板に降臨されますた』 by earthさま 2.第3次世界大戦 by ひゅうがさま HELLSING 1.憂鬱版HELLSING by 雑談スレ その2 846名無しさま 2.偉大なるヒラコー将軍様は永久に不滅です by ひゅうがさま 若返り 1.絶対ネタ。軽い話 by earthさま 2.嶋田総帥、さすがっす! by ひゅうがさま ジパング 1.「ジパング(笑)にお客さんが来ました」 by ひゅうがさま 2.「ジパング(笑)にお客さんが来ました」勝手に3次 by ヒナヒナさま ...
  • 支援2_ひゅうがさま_「桜雪」
    734 :ひゅうが:2012/01/08(日) 03 52 50 提督たちの憂鬱支援SS――「桜雪」 ――西暦1943年4月 日本帝国 帝都東京 一人の男が床に伏していた。 その傍らには、いい老い方をした老人が膝を立てて座している。 場所は和室である。 外で季節外れの雪が降っているらしく、「桜雪」という言葉を男は聞いていた。 「ああ、のぼさん。無理して来(こ)んでもよかったけん・・・」 「なにいっとるがな淳サン。あしらはたいがいいっしょぞな。そういうものぞな。」 「ふしぎなもんじゃな。のぼさん。んしが大病を患った後で全快するんもそうじゃが、あしが先にいくことになるとおは。」 男、海軍予備役大将 秋山真之は微笑した。 毒のある言葉に棘がない。それを訊いた正岡子規は、労咳からの快復以来している片膝立ての座り方を正座に改めた。...
  • 支援3_ひゅうがさま_「比翼連理」
    236 :ひゅうが:2012/12/08(土) 00 46 07 提督たちの憂鬱支援SS――「比翼連理」 ――西暦1944(昭和19)年1月13日 北太平洋上空 「ヤタガラス!ヤタガラス!応答されたい!ヤタガラス!!」 杉田庄一少尉はマイクに向かってそうがなりたてていた。 彼の顔は、今彼らがいる成層圏の青空なみに蒼白である。 昼間でもこの高度からは星が見える彼の視力は、桁のない涙滴型キャノピーの効果もあって眼前で発生しつつある危機をありありと捉えていた。 銀色のジュラルミン地の上に鮮やかな日の丸と、機体後半の3分の1や垂直尾翼を染め抜いた群青が美しい6発機は大きくバランスを崩し飛行コースを外れつつあった。 無線符丁ヤタガラス。 またの名を日本帝国政府専用機。 先日の対墨戦で「核攻撃」という鮮烈なデビューを飾った倉崎3...
  • ネタ8_ひゅうがさま_「夢幻会vs世界帝国」
    433 :ひゅうが:2012/01/08(日) 22 19 45 おお!乙です閣下!時間がかぶってしまいましたが私もネタを投稿いたします。 ネタSS――「夢幻会vs世界帝国」 「なんだあれは・・・。」 征東行省を任されている男は、そう言うことしかできなかった。 彼の視線の先、かつて倭と呼ばれた国の海岸線には、いくつもの旗が翻っていた。 彼は舌打ちする。 あの超大国に服属した彼らは、自ら戦って属領を手に入れることで生き延びるという戦略を構想していた。 ゆえに、海東の野蛮なところを自ら服属させ、皇帝に献上するという目的のために手段は選んではいない。 自ら日の本と名乗る連中が何とか大元や蒙古と対等に付き合おうとするなど認めない。 高麗こそが元の第一の臣として野蛮な倭人を従え、もって海東に君臨するのだ・・・ そのためにまず侵攻した...
  • 大陸134_ひゅうがさま_小ネタ 予言
    321: ひゅうが :2017/11/21(火) 20 01 47 ふと思いついた小ネタ 北宋の神宗の時代。 皇帝は群臣に問いかけた。 「東海(この時代の対日関係は良好であったために東夷とはいわなかった)の東、不二の山の東には広大な沃野が拡がると聞く。しかしそこは白い匈奴が跋扈し農耕がおこなわれていないとか。なぜだろう」 群臣は「それは東海の天子の徳が」あるいは「白匈奴がよほど強いのだろう」と奏上したが、ひとりの男だけは違った。 「関東の地には、三江(黄河・長江・淮河)がひとところにあわせて流れております。かくなればいかに力を尽くしたところで堤は切れ、地は泥濘に沈むでしょう。 これを収めるためには、古の舜王のごとき聖人が3人はいります。まして、乱世(保元の乱などの情報は宋にも届いていた)であります。これこそ天地の公道(道理)といえましょう」 ...
  • 支援3_ひゅうがさま_革命
    14 :ひゅうが:2012/06/02(土) 01 26 18 写真by1さまに感動したので一筆書いてみました。 提督たちの憂鬱支援SS――「革命」(音楽ネタ) ――西暦1944年8月15日 日本帝国 帝都東京 上野文化楽堂 図ったな。と、男は彼の後ろに立つ男を睨みつけようとした。 しかし、できなかった。 彼を見つめる友人、すなわちNHK交響楽団指揮者の貴志康一や、コンサートマスターの黒柳守綱の瞳はあらゆる感情に満ちており、それが彼を舞台に上がるように促していた。 この新しく完成したばかりの音楽ホールのこけら落としにしては大仰な警備体制、そして今現在舞台に立っている東儀家の人々を見ればその理由に察しがついたはずだった。 今や観客たちは、二階最前列に達しつつある人々を見て直立不動になっている。 「国歌吹奏」 少...
  • 架空戦記系ネタ121_ひゅうがさま_「ガトー」級潜水艦
    134: ひゅうが :2021/01/24(日) 16 36 46 HOST p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp 「ガトー」級潜水艦 全長:119メートル 全幅:11メートル 喫水:4.7メートル 排水量:水上2384トン 水中4554トン 機関:GM type258ディーゼルエンジン4基 GE電動機2基(水上:2万馬力 水中:3000馬力)2軸 速力:水上24.3ノット    水中8ノット 航続距離:16ノットで1万7000海里(水上 後期型は2万海里)      3ノットで60海里(水中) 武装:530ミリ魚雷発射管10門(前部8門 後部2門)    76ミリ(3インチ)砲1門    20ミリ機関砲2門 搭載機:カーチスSUC「シーホーク」艦上戦闘偵察機×1(のち撤去)     特殊攻撃人間魚雷「...
  • ネタ4_ひゅうがさま_寒さ
    763. ひゅうが 2011/11/30(水) 00 16 33 ※  寒冷化の話が出たので、ちょっと一本。支援SSにしようとしたなりそこないですが(汗) 支援SSもどき――「寒さ」 ――西暦2XXX年某日  月面  糸川・フォンブラウン市  かぐや姫大学 「はい。では講義をはじめます。 欠席者は?・・・あああの二人だけだね。まったく青春するのもいいが・・・え?火星の樽志須(タルシス)垂水神社に参拝?観光スポット? まぁあそこは神道の太陽系伝播を考える上でも重要な場所だからいいんだが。 ごほん! 本講義は、前にも言ったように地球物理学と歴史学の相関関係について解説するものだ。 ナポレオンのロシア遠征しかり、天明の大飢饉による田沼重商主義政策の破綻しかり。 とかく惑星上において核エネルギーのコントロールに成功する...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_「理由」
    26 :ひゅうが:2012/02/01(水) 21 33 34 ※ 本作は銀河英雄伝説の中に独自設定と考察をぶちこんでおります。そういったものが嫌いな方は閲覧を取りやめられることを強くお勧めいたします。    また、閲覧によって生じたいかなる精神的・肉体的苦痛についても当方に責任はないものといたします。    同意できる方のみ、どうぞ。 銀河憂鬱伝説ネタ――「理由」(『ワルキューレは汝の勇気を愛せり』を演奏しながらお読みください) ――帝国暦479(宇宙暦789=皇紀4249)年3月3日 銀河系オリオン腕    ヴァルハラ星系 帝都オーディン 新無憂宮 後宮 「委細は滞りなく進んでおるか。」 「は。」 国務尚書リヒテンラーデ候は堅い声音で一礼した。 フリードリヒ・フォン・ゴールデンバウム、銀河帝国皇帝の地位にあり、フリードリヒ...
  • ネタ8_ひゅうがさま_総大主教猊下
    959 :ひゅうが:2012/01/14(土) 20 48 41 そのまたネタ ~??サイド~ 「なんということだ・・・」 「驚きましたな。まさかニホン人が生きていたとは・・・」 趣味の悪い神殿の地下、そこで男たちが密談をしていた。 見る者が見れば「どこのシ○だよ」と言いたくなることが確実な黒い外套で顔を隠している。 「輝かしき地球の時代において最強を誇った強国。」 「それでいて、宇宙へと自ら飛び立った裏切り者。」 「しかし憎きシリウスめの地球攻撃に最後まで抵抗し文化遺産を攻撃目標から外させた。」 「左様。この地球が汚染から立ち直り、緑なす大地へと再び蘇りつつあるのも日本人のおかげともいえますな――」 「しかし、だからといって――」 「静まれ。」 意見を戦わせていた男たちは、上座に座する老人の一言...
  • ネタ3_ひゅうがさま_半島北部
    794. ひゅうが 2011/11/02(水) 22 39 00 考えてみた半島北部のネタ ――太平洋プレートの急な進行方向転換が史実よりも遅くおこる。 そのためアリューシャン列島の島弧は現在よりも面積が3倍程度に大きくなった。 そのかわり日本列島形成時、巨大化したフィリピン海プレートの日本列島沿岸への圧力が現在よりはるかに巨大だった。 そのため、安定大陸地殻である朝鮮半島にフォッサマグナ的な大きな裂け目が誕生。 半島中央部には日本の中央アルプス級の山脈がそびえることになった。 その北端に位置する白頭山は、霧島火山帯の北端に位置するじょうご型カルデラ火山となった。 霧島火山帯に位置する姶良火山や阿蘇山の破局的な大噴火は史実よりも少なくなり、その分だけ 白頭山火山はひずみをため込み続ける。 だが、あまりに巨大な中国大陸の大陸地殻の安定度と、同大陸がインド亜大陸に押し込められているために圧力は...
  • ネタ8_ひゅうがさま_ネタ版銀欝伝
    820 :ひゅうが:2012/01/13(金) 23 10 54 【ネタ・嘘予告】 銀河連邦建設時――連邦加盟国となった星系国家が存在した。 13日間戦争を独自の軍備により生き残り、独立独歩を地でいき、ついにはシリウス戦役をも乗り切った特異な国家・・・ 史上最後の国民国家と称される「大日本帝国」がそれである。 時代を下り、銀河連邦末期の停滞時もルドルフ・フォン・ゴールデンバウムの台頭に最後まで反対したことから帝国成立時に目の敵にされた彼らであるが―― 彼らは忽然と姿を消した。表向きは討伐とされたが、それこそが銀河帝国が常に一定以上の軍備を維持した理由であったのだ。 そして、宇宙暦780年代。自由惑星同盟は常に緊張を強いられる辺境星域から細々と続けられていた「連邦時代の版図再発見」の結果、新たな勢力と接触する。 「はじまりましたね。」 「ああ・・・...
  • 支援2_ひゅうがさま_救助
    569. ひゅうが 2011/11/13(日) 19 10 04 提督たちの憂鬱支援SS――「救助」 ――1910年4月15日  日本  広島沖 第6潜水艇の艇内は沈黙に包まれていた。 現在の水深は不明。100メートルはないと思われるが、それでも自力での浮上は不可能だった。 予備浮力がほとんどないホランド式潜水艇に特有のものであったが、吸排気筒からの浸水はそれだけの海水を艇内に溜めこませていた。 浸水を探知した後の行動は早かったが・・・それでも遅いものは遅かった。 「諸君。残念ながら、浮上は不可能という可能性が高い・・・」 艇長をつとめる佐久間勉大尉は苦しげに言った。 「深海という場所が未知の場所である以上、我々は今や潜水しているのではなく沈没しているも同然なのだ――」 14名の乗員たちは泣き笑いのような表情になっていた。 やっと浸水を止められたのに...
  • 支援2_ひゅうがさま_輜重
    658. ひゅうが 2011/12/03(土) 20 53 56 提督たちの憂鬱支援SS――「輜重」 ――1943年4月  日本帝国 「砲工歩機が体ならば  我らは血なり輜重兵 忘るな乃木大将の訓  全軍我らが支えけり」 歌詞は、まず日本語で、続いて英語に訳されて繰り返される。 ふむふむ。と、ダグラス・マッカーサーはペンを走らせた。 「その、ジェネラル・ノギの訓示というのは何なのかね?」 「はい。昔は輜重兵は『荷駄どもが兵ならば  チョウチョやトンボも鳥のうち』と言われ、日露戦争の頃まではそういう風潮が強かったのですが、鴨緑江渡河の際に輜重兵たちを嘲っていた歩兵を見とがめた乃木大将がこう言ったのです。 『貴様らはこれまでたどってきた道を覚えているか?』と。 『土地は荒れ果てていましたし、道はぬかるみ野盗まで出る...
  • 支援3_ひゅうがさま_「牧野侍従日誌」
    281 :ひゅうが:2013/02/16(土) 02 46 26   提督たちの憂鬱支援SS――「牧野侍従日誌」その1 ――本稿は、情報公開法(昭和12年法律第70号)及び軍機保護法(昭和12年法律第72号改正)に基づき、1966(昭和41)年に公開された第2次欧州大戦(1939-1944)および太平洋戦争(1942-1944)関連機密資料のうち、比較的A級機密内容が乏しくかつ帝国の中枢部に近い資料と呼ばれる、いわゆる「牧野侍従日誌」(牧野伸顕内大臣備忘録日誌)を抄録したものである。 当初は公開まで40年(A級2種1類機密)を予定されていたものの、いわゆる「田中上奏文事件」に伴い時の政府及びさる筋の強い意向によって重要資料として公開が決定されたものである。 これには存命している文武官最高位者である嶋田繁太郎侯爵(元総理大臣・元帥海軍大将)をはじめとする人々の好意も含...
  • ネタ15_ひゅうがさま_ストパン
    134 :ひゅうが:2012/05/07(月) 00 26 27 「総統、敵の考えを知らずに敵を知ることはできますまい? まして彼らは『日本人』ですぞ?」 放送から数日後――ラインハルト・ハイドリヒ ヒトラーに内々で行われる日本製アニメ上映会について苦言を言われて 「私は人体こそ神の作りたもうた最高の造形と信じていた。それをデフォルメーションするなどもってのほかであるが、遺憾ながら脳が認識する世界は違った。」 数ヵ月後――ヨゼフ・メンゲレ 脳科学(笑)の分野から日本製の漫画やアニメを否定しようとした研究の果ての結論。 「諸君、私は自然を愛している。(長いので15分の演説を中略) つまり何が言いたいのかというとお姉ちゃん最高ということだ。」 半年後――アドルフ・ヒトラー もともと真面目なので原作を全部見たうえでの感想 「なにこれこわい...
  • 日本大陸7_ひゅうがさま_紙と竹の裏事情
    487 :ひゅうが:2013/11/13(水) 20 28 27 485 ――紙と竹の裏事情(1903年8月 倉崎工業飛行機械部 実験棟) 二宮「これがうちの風洞実験装置です。」 日本記者「なるほど、これを使って動力付きグライダーの形状を試すわけですね。」 米国記者「この小さな模型は何でできているんですか?木材にしては薄すぎますし…」 二宮「竹です。周囲は紙を張っています。丈夫で、すぐさま修正ができますので多様な機体の形状を試せるんですよ。」 (伝言ゲームと人種的偏見の壁を経て編集部がナニカしているようです) 某タイムズ「日本人は紙と竹で空を飛ぼうとしている!無謀か?それとも脳が足りないのか!?」 列強諸国の白人たち「HAHAHAHA!!」 二宮&倉崎「「計画通り…(新世界の神っぽい顔)」」
  • 支援2_ひゅうがさま_連邦崩壊概観
    603. ひゅうが 2011/11/20(日) 02 22 59 ※大西洋大津波とアメリカ風邪の被害を真面目に想定してみます。 提督たちの憂鬱支援SS――連邦崩壊概観  1「大西洋大津波の被害」 ――アメリカ合衆国が建国以来未曾有の国難に襲われたのは、 西暦1942年8月15日午後6時14分(東部時間)だった。 日本帝国によるアメリカ合衆国への宣戦布告の3時間あまり前に発生していたカナリア諸島ラ・パルマ島のカテゴリー6級の大噴火により大津波が発生。 この津波により、この時刻にはワシントン特別区に津波が到達。わずか数分で政府首脳と連邦議会の議員のほぼ全て、さらには政府機関のほぼ全てを喪失してしまったのである。 東海岸諸州の平均波高は22メートル強。このうちワシントンDCを襲ったものは、ポトマック川を溯上してきたものであった。 運が悪いことに、津波はチェサピーク湾の奥に至る...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その9
    486 :ひゅうが:2013/11/17(日) 17 45 11 479 481-482 の続きです。付け忘れてました(汗 ネタ――大陸日本の日露戦争 その9 12、樺太・神坂作戦 日露両国の大軍が哈爾浜前面で対峙する中、活発な動きはないはずだった。 沿海州ではバルチック艦隊を待ちつつシベリア鉄道で石炭や弾薬などを備蓄しつつあり、当の哈爾浜では大軍団がはるか欧州から送られはじめていた。 だが、日本側は強引な動きに出る。 樺太・神坂作戦と呼ばれる秋季着上陸作戦である。 これは、開戦直後にロシアが武力制圧していた樺太(雑居地とされていた)に対して行われた海軍主導での制圧作戦である。 本来は黒溝台会戦と同時期に行われるはずの作戦であったのだが、投入を予定されていた戦力の錬成のために繰り延べされ、冬に突入する寸前に僻地を一気に制圧してしまおうという強襲作戦へと変化した。 当時、日本陸軍...
  • 支援2_ひゅうがさま_高木正雄
    884 :ひゅうが:2012/03/20(火) 01 32 04 提督たちの憂鬱支援SS――「高木正雄」 ――西暦1943(昭和18)年4月 日本帝国 帝都東京 内務省講堂 男は、希望に満ちた目で訓示を受けていた。 新規入省者を相手に訓示を行う大臣や次官たちという光景は、大正の御代の後半になってから生まれた光景だった。 いや、それ以前から訓示などはあったが内閣総理大臣も出席した全省庁合同の式典となったのはごく最近なのだ。 帝国大学や私立大学から高等文官試験に合格した人々を先頭に、中等文官試験や武官用文官試験に合格した選りすぐりの人材が集められここで官吏(公務員)としての出発の時を迎える。 そこにわずかでも連帯感が生まれてほしいという願いからはじめられたこの試みは現在のところ好評だ。 口先だけでも国の中枢にいる者たちに言葉をかけられることは「誉れ...
  • ネタ8_ひゅうがさま_瀬戸の花嫁
    630 :ひゅうが:2012/01/11(水) 06 59 22 軽めのネタ――瀬戸の花嫁 ――西暦194X(昭和1X)年 戦後ちょっと経った頃 「どうしよう・・・。」 「いや、どうしようか、じゃないか?」 都内のとあるラーメン店で夢幻会の面々が頭を抱えるのを、鬼頭千万太は冷や汗をかきながら見つめていた。 まさかこんなことになるなんて・・・という思いはある。 「あー。斎藤君。いや鬼頭くん、そうかしこまらずともいいよ。」 「いえ神崎先輩。仮にも帝国宰相を筆頭にした方々の前ですから。」 鬼頭千万太のそんな姿に、嶋田繁太郎は「変わらないな。」と苦笑した。 もう年齢は何十年も離れてしまっていたが、彼は平成世界での彼の後輩だった。 といっても、入社時期が2年ほど違うだけだがなぜかウマがあい、個人的にもよくの飲みに行った仲だった...
  • ネタ12_ひゅうがさま_国籍ジョーク 宰相編
    370 :ひゅうが:2012/03/05(月) 21 53 57 ※ スランプなのでジョークネタをひとつ。 ――国籍ジョーク 宰相編 Q 大ドイツ帝国宰相が軍人である理由は? A ドイツの国境は面積の割には長大であるため軍の力は必須である。さらには油断ならない競争相手に対抗するためには果断でならねばならないため軍人が適任である。 Q 英国宰相が文民である理由は? A 大英帝国はその海上航路を守り、ドイツ人の挑戦に対処するために軍隊が必要である。そのため、海上航路を取り巻く政治情勢への理解は必須であり、同盟国との協調のためにも文民が適任である。 Q カリフォルニア共和国大統領が文民である理由は? A 混沌たる北米大陸では軍閥や武断政治がはびこっている。合衆国の心情的継承者である共和国はそうあってはいけない。 Q 大日本帝国...
  • 架空戦記系ネタ120_ひゅうがさま_航空母艦「翔鶴」型
    821: ひゅうが :2021/01/12(火) 14 11 09 HOST p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp 航空母艦「翔鶴」型 全長:295メートル 全幅:38.5メートル 喫水:10メートル 基準排水量:7万1200トン 満載排水量:7万7500トン 機関:艦本式ニ号缶15基 技本式タービン4基4軸 28万5000馬力 速力:32ノット 装甲:飛行甲板100ミリ 格納庫甲板80ミリ 舷側300ミリ 隔壁160ミリ 搭載機数:165機(うち露天係止38機)      油圧カタパルト4基      舷側エレベーター3基 武装:40口径12.7センチ砲連装18基(のち54口径12.7センチ単装砲8基)    40ミリポンポン砲8基(のち多連装噴進砲8基)    戊式40ミリ機関砲4連装1...
  • 大陸131_ひゅうがさま_戦間期の大陸日本 「始動」
    368: ひゅうが :2017/10/07(土) 00 26 13 戦間期の大陸日本――「始動」 「どうしてこうなった!」 「そりゃ、でかくなったからでしょう。」 「誰だ日本列島をこんなにでかくしたバカは!」 世の中にはままならないことがあふれている。 大人となればなおさらである。 ただし心するべきであるのは、事態の要因に少なからぬ悪意(あるいは稚気)が混じっているときには余計に事態はろくでもない方向へ転がっていくということだろう。 少なくとも、この場、この限りにおいてはそれはまったくの正鵠を射ていた。 「なんで私が『我田引鉄』の後始末をしなきゃならんのだろう?」 「そりゃ、あれだけ前世でやりきれたじゃないですか。だからですよ。」 「そういうお前もだいぶ投げやりだな。使える予算は倍増どころか租税7倍だぞ。もっと喜べ。...
  • ネタ5_ひゅうがさま_「平成世界」東シナ海
    608 :ひゅうが:2011/12/10(土) 01 05 22 →590 支援というか、ネタですw ――西暦20XX年 12月8日 「平成世界」東シナ海 「結局こうなるのか・・・」 「まぁ・・・あの国ですから。」 超大型原子力空母「大鳳(Ⅱ)」の艦橋で嶋田繁太郎元帥は溜息をついた。 はじまりは、あの時空のトンネル連結だった。 東京湾の庭先に繋がった時空トンネルの向こう――平成世界は、嶋田たちのいる21世紀の「昭和世界」の存在によって大混乱に陥った。 それはそうだろう。アメリカ合衆国とソ連、そしてロシアという超大国は第2次世界大戦の結果崩壊。中華人民共和国などという存在は影も形もなく中華世界は実に7つに分かれて慢性的な内乱状態である。 世界人口も21世紀を迎えながらも30億で横ばい状態であった。 これを見た人口問題に悩み...
  • ネタ14_ひゅうがさま_「新島誕生」序章
    453 :ひゅうが:2012/04/12(木) 22 21 18 ネタ――「新島誕生」序章 ――西暦1923(大正12)年12月某日 帝都東京 某所 「何なのです?新島が誕生したことは聞いていましたが、突然招集があるなんて…」 ここは夢幻会の「会合」の席上。 帝都復興に伴い増えている中華料理屋の一角である。 夢幻会の面々は、帝都復興計画にかかりきりの中呼び出されたので少し苛立っていた。 想定外の富士山噴火まで起こっていたから手が足りないのだ。 「いえ、それがですね。」 議長の伏見宮に促され、立ちあがったのは夢幻会には珍しいSFファンの田所という若い学者だった。 外見は某小林桂樹によく似ており、ぶっちゃけた話、某日本沈没(1973年版)の田所博士そっくりである。 嶋田は、いやな予感を覚えつつも彼(ちなみに触手モノが好きらしい。...
  • ネタ77_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――本土の艦娘の皆さんの展開状況(37年5月時点)
    852 :名無しさん:2016/08/02(火) 22 40 37 ひゅうがさま第三帝国さま超乙です! 以前他の方の質問でもありましたが 今現在内地にいる艦娘は神風とあきつと秋津洲だけですか? 855 :ひゅうが:2016/08/02(火) 22 46 05 那智さんが皇居に入っておりますね。そのほかにも交代で色々いっておられます。 特に妖精さんとかは指導官として各所に散っております。 …具体的には呉工廠とか空技廠。 863 :ひゅうが:2016/08/02(火) 23 06 04 なお、本土の艦娘の皆さんの展開状況(37年5月時点) 大淀――本島居残り組。神崎島統合軍令部総長代行。欧州までついていけなかったことと、アピールしまくっている金剛の危機感を覚えている。 明石――めっちゃ多忙。この頃は艦政本部においてお偉方のワガママ...
  • 支援2_ひゅうがさま_図面描者
    598. ひゅうが 2011/11/19(土) 17 40 54 ※問題が多いようなので先のSSは忘れてくだされば幸いです。 提督たちの決断支援SS――「図面描者」 ――西暦1943年2月  欧州  ストックホルム 「では、第1回の国際防疫会議機構(仮称)  設立準備会  作業部会会合をはじめたいと思います。」 座長をつとめるペル・ユデーン医師がおもむろに宣言した。 スウェーデンの王都ストックホルム。 ここに参集していたのは、列強諸国の軍医たちや国家医療の中枢に位置する者たちだった。 議題はただひとつ。 現在、北米大陸で猛威をふるう「アメリカ風邪」に対抗すべく国際的に共同であたる下地作りであった。 「まずは、パスツール研究所での分析結果から。」 ドイツ代表のフォン・ルーデンドルフ医師がヴィシー政府から派遣されて...
  • 支援2_ひゅうがさま_「ひかり」の速さで
    586. ひゅうが 2011/11/16(水) 22 15 11 提督たちの決断支援SS ――「ひかり」の速さで ――1936年1月  東京駅丸の内口前  鉄道省新館庁舎  第3会議室 「それではお手元の資料をどうぞ。」 パラパラと手元の紙をめくる音が響く。 演壇に立った島安次郎は、万感の思いでこちらを見ている十河信二 鉄道省  鉄道総局長に頷き返しつつ、何度も暗記したレジュメの内容を反芻した。 「本会議は、第2次日本改造計画において指摘された東海道本線の輸送量の限界を打破し、鉄道輸送のさらなる高速化に挑戦するべく検討された様々な意見を集約し、帝国議会に答申するためのものであります。」 島は、黒板をひっくり返し、あらかじめセットしておいた鳥の子用紙を示した。 そこには、「新幹線鉄道計画」と記されていた。 昭和の...
  • 支援2_ひゅうがさま_陸将
    612. ひゅうが 2011/11/22(火) 06 31 35 提督たちの憂鬱支援SS――「陸将」 ――ある、男がいた。 彼は、幼少の頃、ある機械に乗せてもらって以来、その機械のとりこになっていた。 当時彼の祖国は少し前まで続いていた長く断続的な戦争の気配を色濃く残しており、誰もがその存在を前提として「それ」への批判を公言していた。 むろん、それをこの世から抹殺すべきという理由ではない。 「それ」は存在すべきであったが、その自由に制約をつけるべきだと誰もが身にしみていたのだ。 当然だった。危険な玩具を振り回したために味わった痛い目を考えればそれは必然であったといってもいい。 誰もが積極的に「それ」に関わりあいになりたがらない中、数少ない人々は半ば以上の義務感で「それ」を維持し続けていた。 それを知った時、男の生きる道は決まったといってもよかった。 そして男は、なるべくたくさんの「それ」を...
  • 支援2_ひゅうがさま_歴史作家
    621. ひゅうが 2011/11/24(木) 13 06 41 支援SS――歴史作家 ――西暦1943年1月  ローマ  クイリナ―レ宮殿 「ふむ・・・シオノ女史は相変わらずか・・・。」 この人は、ときどきとんでもない知り合いがいるということは知っていたが、今回もまた驚かされることになるな。 そう、情報部を統括するチェーザレ・アメーは実感していた。 「アメー。」 「は。」 「シオノさんが、ローマへ来られる。」 「シオノ女史というと、あの『コンスタンティノポリス年代記』の作者である歴史作家のムツエ・シオノ女史ですか?」 「そうだ。あのシオノ女史だ。」 アメーは、目の前の男、ベニート・ムッソリーニの嬉しそうな顔を見ながら、彼女の経歴を記憶から呼びだしていた。 ムツエ・シオノ。 名前からもわかるように、日本人の歴史作家である彼女は、東京帝大の第1期女性入...
  • 支援2_ひゅうがさま_同期の桜
    558. ひゅうが 2011/11/10(木) 01 56 17 提督たちの憂鬱支援SS――「同期の桜」 ――1943年4月  日本  首相「公邸」 「邪魔するぞ。嶋ハン。」 右手に寿司の包みと菓子折などを持って、山本五十六はいささか緊張しながら首相公邸へやってきた。 左手には最近発売された「謙信」という地元長岡(上杉謙信の栃ノ尾城があった縁で名付けられたという)の銘酒の一升ビンを下げている。 寿司は空母「赤城」の艦長時代に嶋田が気に入っていた料理屋のもので、菓子折は嶋田の家族が好みそうな洋菓子(最近出たティラミスなる伊太利菓子とタルトタタンというフランス菓子だった)だ。 つまみになりそうな「五鉄」の卵焼きも用意している。 「おう。よく来たな山本。」 公邸の裏口の警備を経ると、くつろいだ着流し姿の嶋田が迎えてくれた。 少し緊張しているらしい。 そうい...
  • 支援3_ひゅうがさま_「牧野侍従日誌」その2
    286 :ひゅうが:2013/02/16(土) 09 05 24   提督たちの憂鬱支援SS――「牧野侍従日誌」その2 ――昭和17年8月17日 晴れ 蝉声洗うが如し。 主上、主要五紙朝刊を読まる。 米国にて未曾有の大災害発生かとの報は昨夜遅くに入れり。 払暁の御神事(註:宮中祭祀、朝4時30分には起床され国家安泰を願い神祇を祀られる)後に大本営より報告あり。 (註:永田鉄山陸軍大将が大本営情報部と外務省から当直職員を伴い参内。まず報告を入れる。以後戦時中はこの慣例が踏襲され、現場担当者かその代役から可能な限り生の声が奏上されることになった。) 華盛頓をはじめ東海岸各地との通信は途絶。倫敦(ロンドン)にも2米以上の大津波が侵入す。 帝国の新領土カナリア諸島基地とも通信は途絶せり。通信隊は華盛頓が本邦大使館員と同様絶望的か。 加奈陀がラジヲ局は...
  • ネタ6_ひゅうがさま_ロシア国歌
    69. ひゅうが 2011/12/11(日) 21 38 08 58 こんなネタを思いついてしまいましたw 憂鬱世界の白系ロシア人(以下:憂ロ)「こんにちは。ロシア帝国の住人です。どうぞよろしく。」 平成世界のロシア人(以下:平ロ)「よろしく〜。ところでそっちの独ソ戦どうだった?」 憂ロ「ええ。大変だったみたいですね。もっともその途中に――」 平ロ「ああそうですか。その点こっちはベルリン占領しましたけどね。」 憂ロ「え?」 平ロ「いやー。スターリンが粛清で2000万だか殺してなかったらよかったんだけどね。」 憂ロ「あー分かります。でもアレが猜疑心強かったからソ連は早期に消える遠因ができたんですけどね。」 平ロ「え?」 (いろいろな歴史の違いに盛り上がる二人、そこに鳴り響く着メロ) 憂ロ「あ。この曲知ってる。」 平ロ「あ。やっぱり?じゃぁせっかくだし一緒に歌おうか?」 憂ロ「(アナスタシ...
  • 支援3_ひゅうがさま_「牧野侍従日誌」その5
    336 :ひゅうが:2013/03/05(火) 04 55 26 提督たちの憂鬱支援SS――「牧野侍従日誌」その5 ――昭和18年2月1日 曇天のち星空 寒風はますます烈しさを増す。 (註:ケンブレビエバ火山の噴火により巻き上げられた火山灰はこの頃までに均等に拡散され北半球上空を覆っていた。 そのため、火山灰やエアゾルの偏りにより辛うじて混乱状態に「おさまっていた」気候は全体的に5パーセントの日照量低下を得て本格的な寒冷化を開始していた。 昭和18年1月末より主要大陸中央部には強力な寒気団が停滞。コーカサス上空および北米カンザス上空において平均気温は15度も低下している。 その影響は遅ればせながら日本列島にも襲いかかりつつあった。) 本日、北海道より実験成功の報届く。 戦略兵器群は着々と完成しつつあり。 (註:太田正一所長率いる研究チーム...
  • 中編8_ひゅうがさま_プリンツ・オイゲンの返還
    966 :ひゅうが:2014/09/14(日) 16 58 25 ちょっとしたネタ ――1956年、ドイツ再軍備。 その日、キール軍港には大勢の人々が集まっていた。 設置されたばかりの連邦軍副総監 フリードリヒ・ルーゲ海軍中将はうるむ涙目をおさえてその光景を見つめており、 特別に出席を許された元艦長にして退役少将ヘルムート・ブンクスマン氏は天をあおいでいた。 その艦(フネ)の艦尾とマストに掲げられていた合衆国国旗が降下される。 ついで、ドイツ連邦共和国の国歌――諸般の事情により帝政時代の3番のみだ――にのって、彼らの軍艦旗が掲げられた。 この瞬間、USS.「プリンツ・ユージン」はドイツ連邦共和国海軍軍艦となった。 「ただ今をもって、重巡洋艦『プリンツ・オイゲン』は連邦軍艦籍に復帰いたしました!」 式典を見守っていた英国代表が胡散臭い笑...
  • 日本大陸5_ひゅうがさま_第6軍
    806 :ひゅうが:2013/11/05(火) 21 30 40 ※ SHIMAZU強いネタw wiki風です。 ネタ――「第6軍」 ――第6軍は日本の軍のひとつ。略号は「隼人」 所属師団は第60師団(熊本)第61師団(大分)第62師団(都城)第63師団(鹿児島)第64独立機甲旅団(霧島)。 九州南部を所管する第6軍管区(熊本)を所管範囲としている。 その勇猛さから「隼人の後ろ築地」と称され、日露戦争における旅順要塞攻防戦、第1次世界大戦におけるリエージュ会戦の活躍で名高い。 また、201X年現在では重機甲軍団として戦時における機動力の主力をつとめる。 【概要】 前身は明治維新後に設けられた南紫(熊本)鎮台府。 肥前鍋島藩軍と薩摩島津藩軍の郷土部隊を中核としており、当初は鎮台兵として5万名が配されていた。 しかし、明治9年政変により西郷隆盛と大久保利通の対立が表面化すると九州警備のために大...
  • 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_装甲巡洋艦「剣」型
    278: ひゅうが :2021/02/27(土) 23 30 00 HOST p185191-ipngn200303kouchi.kochi.ocn.ne.jp  「剣」型装甲巡洋艦 全長:256メートル 全幅:28.4メートル 喫水:9.0メートル 基準排水量:3万7500トン 満載排水量:4万2550トン 機関:艦本式ハ号缶8基 艦本式タービン4基4軸(22万1300馬力) 速力:35ノット 武装:55口径31センチ砲3連装3基    54口径12.7センチ単装砲(GFCS付属)10基(両舷各4 前後各1)    ボフォース40ミリ機関砲4連装12基    20ミリ機関砲3連装12基 単装12基 装甲:舷側200ミリ(20度傾斜)+37ミリ 甲板125+37ミリ 主砲塔防盾350ミリ バーベット260ミリ 司令塔230ミリ ...
  • 2chネタ
    もしも憂鬱世界に2chがあったら ネタ_904-910名無しさま_もしも憂鬱世界に2chがあったら by ネタ 904-910名無しさま by New ◆QTlJyklQpI もしも憂鬱世界に2chがあったら英国編 by yukikazeさま ネタ_930名無しさま_もしも憂鬱世界に2chがあったらドイツ編 by ネタ 930名無しさま BBS 1.ネタSS『今上陛下が某巨大掲示板に降臨されますた』 by earthさま 2.第3次世界大戦 by ひゅうがさま
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