提督たちの憂鬱 支援SSほか@ まとめウィキ内検索 / 「銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――会見2」で検索した結果

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  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――会見2
    773 :ひゅうが:2012/01/21(土) 18 30 51 →771 乙です。私のほうもちょっと投稿いたします。→622-624の続きです。 ネタ――会見2 ――同 皇紀4249(宇宙暦789=帝国暦480)年1月   日本帝国 帝都「宙京」 皇居「松の間」 そこは、豪華とは言い難い空間だった。 しかし、控えの間とはまったく違う丹朱色の絨毯が敷かれ、儀典の場らしく比較的広々とした空間が広がっている。 日本建築らしい落ち着いた空間の外郭は古典的な御簾と几帳の色彩が彩っており、一段高くなっている奥の玉座と段の部分には金色の菊花紋があった。 天井は、漆塗りの格子で仕切られ、それぞれに様々な花の意匠があしらわれている。 銀河帝国のそれのように石材を用いてはおらず、いずれも木材の質感を前面にし落ち着いた、しかし厳粛な佇まいだった。 「跪く必要は...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――会見1
    622 :ひゅうが:2012/01/20(金) 22 36 38 ネタ――会見1 ――同日 皇居 儀典場「松の間」 皇居 千代田御所は、帝都の中央に設けられた広大な緑地帯の中にある。 国事を行う大極殿は、地球時代以来の工法で建造された和式建築であるが、それ以外に国賓の歓待や認証式などの平時の業務を行う新宮殿が設けられ、それら両者の奥に皇室の生活スペースである「御所」が設けられている。 大極殿までは普段は一般の見学も受け付けているが、新宮殿は警備が厳しく御所にいたっては一般人が立ち入る機会はほどんどないといってもいい。 この不文律は来賓や行事の行われる場所にも適用されており、たとえば知事の認証などは新宮殿内で、首相などの閣僚の認証式は新宮殿奥で、そして叙勲などの特別な行事の際は区画上は「御所」の一部ということになっている新宮殿との連結部分にある「松の間」...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――派遣船団4
    414 :ひゅうが:2012/01/19(木) 22 09 05 ネタ――派遣船団4 ――同 皇紀4249(宇宙暦789=帝国暦480)年1月 銀河系 白鳥腕   秋津洲星系 大日本帝国 帝都「宙京(そらのみやこ)」 「ここが、『帝都』か。」 「さすがというべきか――巨大ですな。」 「はい。秋津洲星系の第3惑星、帝都『宙京』。正式名は『そらのみやこ』ですが漢字を音読みして略称の『ちゅうきょう』とも『みやこ』とも呼ばれます。基本的に都市圏として規定される通勤圏は第2惑星『千代田』と第4惑星『八十島』第5惑星『中津』にまで伸びています。都庁の直轄区域である秋津洲特別区の国民は5億程度ですが、都市圏人口は42億ほどに達します。」 「通勤圏ということは――」 「鉄道・・・ああ、俗称ですがレールウェイといわれる環状線と放射状航路の複合体を乗...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――幕間 「協議」
    265 :ひゅうが:2012/01/18(水) 23 54 21 本日最後の投稿です。 ネタ――幕間 「協議」 ――同 フェザーン自治領 ホテル・シャングリラ 「では、はじめましょうか。」 二コリと笑った相手に、フェザーン駐在の高等弁務官 レムシャイド伯は冷や汗を流しながら頷いた。 理由は簡単。この場には「自由惑星同盟を僭称する叛徒ども」が仲介者という名目で存在しており、そのため―― 「用向きは何だ?わざわざ叛徒どもに仲介を頼むなど、我らを侮辱しているのか!?」 こいつだ。とレムシャイド伯は苦虫を噛み潰したかのような苦い思いに囚われていた。 スピッツベルゲン候フリードリヒ。 財務尚書カストロプ公オイゲンの一門に連なり、カストロプ公に可愛がられている人物である。 典礼省の禄を食む彼は、高等弁務官府の弁務官補佐官という地位にある...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――派遣船団2
    138 :ひゅうが:2012/01/18(水) 15 37 00 ネタ――派遣船団2 ――同 皇紀4249(宇宙暦789)年6月 銀河系 サジタリウス回廊(エア回廊)   白色超巨星「須佐乃男」近傍 誰もが言葉を失っていた。 ヨブ・トリューニヒトもそのうちの一人だった。 彼が、自由惑星同盟が本格的に送りだす初の「全権大使」となった理由は与野党各派のかけひきの結果ではあったが、彼がおおむね「自由の闘士」としてみられており同盟市民の受けがいいこと、そして軍においても親軍派と目される彼については問題がないと思われたことがその理由とされた。 数日前に到達したエア星系――イゼルローン回廊に連なる辺境星域と中枢星域を繋ぐ大動脈から大きく外れた、サジタリウス腕の事実上の内端に位置し調査ステーションで、日本帝国側の外務官僚たちとの実務協議を済ませて代表団の派遣...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_小ネタ――伝統と格式
    39 :ひゅうが:2012/01/17(火) 21 55 42 小ネタ――伝統と格式 ――ある日の銀河帝国フェザーン高等弁務官府 コンコン。 ???「こんにちはー。」 帝国貴族「誰か?(誰だよニホン人との交渉で忙しいのに)」 ???「あ。私、こういうものです。」 帝国貴族「えー。なになに?ロシア帝国政府外務省?帝国を名乗るなど不遜な。(どこだっ け。)」 露外交官「そんな失礼な。どうやら交渉が難航しているようなので、あなたがたが受け入 れやすい白人系の私たちが仲介しましょうかと申し入れに来たのに。」 帝国貴族「はん!帝国といったってそんな聞いたこともない――大したことはないだろ う?それよりどうだ。皇帝陛下の民として悔い改めるなら使ってやらんこともな いぞ」 露外交官「(かちんとくる)・・・ローマって御存じですか?」 帝国貴族「知らぬと思ってか?偉...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――~「星渡りの歌会」~
    796 :ひゅうが:2012/01/21(土) 19 41 56 ※本編がこうなるかどうかはわかりません(汗 ネタ――~「星渡りの歌会」~ ――ランズベルク伯アルフレッド。 銀河帝国の中上流貴族として生を受けたこの人物は、本来なら宮廷で埋没しかねない平凡な貴族として一生を過ごすはずだった。 彼は自分の政治的なセンスや軍事的才能のなさについては熟知しており、そのために生家であるブラウンシュバイク公の陪臣であるケーニヒスベルク侯爵家(彼は次男だった)の相続権を放棄し、二十代前半ですでに隠居状態にあった。 彼の夢見がちではあるが誠実な人柄に好感をもっていたブラウンシュバイク公は、自身の末の弟が養子に入ったという縁でケーニヒスベルク侯爵家に働きかけ、また自身の荘園のうち暮らすのに困らない程度の小規模なものを割いてまでして典礼省に断絶を待つだけであったランズベルク伯爵...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――ヤンの宇宙軍大学校訪問1
    961 :ひゅうが:2012/01/22(日) 17 48 52 ネタ――ヤンの宇宙軍大学校訪問1 ――同 皇紀4249(宇宙暦789=帝国暦480)年1月   日本帝国 帝都「宙京」 宇宙軍大学校 外交交渉の準備があるトリューニヒトたち文民を迎賓館に残し、同盟軍の軍人たちは湾岸にある日本の高等士官学校にあたる「宇宙軍大学校」へと案内されていた。 これもまた古い習慣で、軍人がある国を訪問したときはそれに関連する省庁を表敬訪問するものだがその際にはあわせて士官学校なども訪問する。 「これは」 ベイサイドにある敷地へ向かってリニアレールに乗りながら走っていた一行は、吊り橋の向こうの埋め立て地にたたずむ灰色の艦影に気が付く。 「気に入ったかな?ヤン中佐。記念艦『三笠』と『大和』は。」 してやったりという風に、相変わらず案内役を任されて...
  • 海神(リヴァイアサン)の雷
    「海神(リヴァイアサン)の雷」世界 架空戦記系ネタ119_ひゅうがさま_「サンクス・フェデリズム(連省主義)!」 架空戦記系ネタ119_ひゅうがさま_「バブルにはバブルをぶつけて」 架空戦記系ネタ119_ひゅうがさま_「円経済圏」 架空戦記系ネタ119_ひゅうがさま_「合衆国こそ新たなローマ」 架空戦記系ネタ120_ひゅうがさま_「両洋艦隊計画(スターク・カールビンソン案)」「新八八艦隊計画」 架空戦記系ネタ120_ひゅうがさま_「ドイツ人の債務はドイツ人に!」 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_海神の雷世界SS―――「発動前夜」 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_海神の雷世界SS―――「発動」 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_海神の雷世界SS―――「第1次ニューファンドランド沖海戦(栄光)」 架空戦記系ネタ122_ひゅうがさま_海神の雷世界SS間話――「息抜き...
  • 征独世界
    征独世界 架空戦記系ネタ134_ひゅうがさま_――征独日本世界ネタ 「主力空母狂奏曲」その1 架空戦記系ネタ134_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ 「主力空母狂奏曲」その2 架空戦記系ネタ135_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ「征独日本世界におけるボタンの掛け違い」 架空戦記系ネタ135_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ「1947年2月11日(日本時間) ベルリン入城式にて ドワイト・アイゼンハワー」 架空戦記系ネタ136_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ総力戦演説(ネットワーク百科事典 電百より抜粋) 架空戦記系ネタ137_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ「ナチスと人種偏見 1942-」 架空戦記系ネタ137_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ「カレーについてのエトセトラ」 架空戦記系ネタ137_ひゅうがさま_―――征独日本世界ネタ 帝国陸軍 ...
  • 銀河憂鬱伝説
    本作はearth氏の『提督たちの憂鬱』と『銀河英雄伝説』をもとにしたネタ作品です。両者を読んでからご覧下さい。 by ひゅうがさま 本編 1.ネタ版銀欝伝 2.接触1~自由惑星同盟サイド~ 3.接触2~銀河帝国サイド~ 4.接触3~大日本宇宙帝国(笑)サイド~ 5.――大日本宇宙帝国(笑)について 6.――サジタリウス回廊防衛地帯 7.ネタ短編―派遣船団―1 8.小ネタ――伝統と格式 9.小ネタ(こうなるとは保障できません) 11.ネタ――派遣船団2 10.「伊予・安芸星域」※派遣船団3に相当すると思われます。 12.ネタ――幕間 「協議」 13.ネタ――派遣船団4 14.ネタ――会見1 15.ネタ――会見2 16.ネタ――~「星渡りの歌会」~ 17.ネタ――ヤンの宇宙軍大学校訪問1 18.ネタ――ヤンの宇宙軍大学校訪問2 ~ネタ暴走~ 19...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ――ヤンの宇宙軍大学校訪問2 ~ネタ暴走~
    982 :ひゅうが:2012/01/22(日) 19 06 04 ネタ――ヤンの宇宙軍大学校訪問2 ~ネタ暴走~ ――同 帝都某所 「ご苦労様でした。嶋田さん。」 「ああ。」 「ところで、また宙軍大でやらかしたそうですね。」 「言うな!元はといえばお前がこの義体で無理やり固定したんだろうが!おかげで私は『撫子たんはぁはぁ・・・し、失礼しました!指導お願いします!』 『い、いや、以後気を付けてくれればいい』『いえ!ぜひ!今後も間違いを繰り返す・・・さないために!』『ずるいぞA!自分だけご褒美を貰おうとするなんて!』『貴様ら・・・顔を近づけるな!!』『『ご褒美ありがとうございました!!』』とかいう変態的な連中に目をつけられているんだぞ! おまけに生写真まで出回っているし!」 「声真似乙です。またいい素材が――いえ、いいものを見させてい...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ短編―派遣船団―1
    11 :ひゅうが:2012/01/17(火) 19 43 11 ネタ短編―派遣船団―1 ――同 皇紀4249(宇宙暦789)年6月 銀河系 サジタリウス腕   自由惑星同盟領 エア星系 そこは、白い回廊だった。 文字通り宇宙が白い。 強力な重力や星間物質の作用により、サジタリウス(エア)回廊の中央部に位置している白色輝巨星「スサノオ」が発するあのリゲルの倍近い膨大な量の光が屈折し、また放射される電磁エネルギーに銀河中心核から流れ来るエネルギーが加わり、トンネル状になっている回廊外郭が淡い光を放っているのだ。 自由惑星同盟軍 統合作戦本部「付」であるヤン・ウェンリー中佐は、そんな回廊の様子をぼうっと見つめていた。 「ヤン・ウェンリー中佐。」 はぁ。と返事をしたヤンを、声をかけた男は呆れたように、しかし仕方がないかという風に肩をすくめて軽く笑っ...
  • 「3と4と5」
    ◆4b64ie/xbQさま もし欧州が夢幻会関係者を悪魔に当てはめたら。 地獄の七君主+α ヴィアードエイジ:パーソナリィティーズ 第四時聖杯戦争1 第四時聖杯戦争2 外部URLです。第四時聖杯戦争 上記はAAなので外部URLに接続しています。(wikiでも見やすい環境を作る努力中です) ひゅうがさま 某所 某基地 地下大金庫 怪物が生まれた理由? 第3次世界大戦 偉大なるヒラコー将軍様は永久に不滅です 西暦19XX年 大日本帝国 帝都東京 お台場 東京国際展示場 半島北部 ネタSS「飛んじゃった」 ネタSS――帝国の守護者 エース・オブ・アイオワ 〜Pressure Zero〜19XX年○月×日 全国大映系ロードショー。 ――嗚呼、我ら地球防衛軍 支援SS――「島の休日」 【嘘予告・嘘プロット】 帝都東京 神保町 とある一室 魔都...
  • 艦これ 神崎島
    ooiさま_「神崎島地図」  ooiさま_「神崎島海底油田分布図」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――柳田國男 「神崎島考」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――柳田國男 「神崎島考 その1」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――柳田國男 「神崎島考 その2」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「wikiped○a風 神崎島概略」 ネタ71_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「第32回神崎島安全保障会議議事録抄録」 ネタ72_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「接触」 ネタ72_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「接触」その2 ネタ72_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「接触」その3 ネタ72_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――「接触」その4 ネタ73_ひゅうがさま_神崎島ネタSS――幕間「帝国政府の憂鬱」 ネタ73_ひゅう...
  • ひゅうがさま
    ひゅうがさま ある造船技術者の憂鬱 On the Beach1943〜パンジャンドラムに愛をこめて On the Beach1943 その2〜救国兵器1号 その名は・・・ 英国面より愛をこめて ロケットの夏の男たち〜1944年 北海道 ネタSS ゴジラ誕生秘話 レッド・シールド 西暦1943年8月 ニューブリテン島 西暦1894年 日本 理化学研究所 ネタSS「器は崩れず」 suuri sotalaivasto〜われらフィンランド海軍「大艦隊」〜1 suuri sotalaivasto〜われらフィンランド海軍「大艦隊」〜2 suuri sotalaivasto〜われらフィンランド海軍「大艦隊」〜3 「友邦」 ネタSS――南極の奇跡〜スコット隊〜 東北航空小史1 東北航空小史2〜「富嶽」ノースロップ案 東北航空小史3〜萱場「かつをどり」飛翔〜 銀座狂騒曲 ...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_ネタ――軍艦談義3
    249 :ひゅうが:2012/01/24(火) 18 59 43 ネタ――軍艦談義3 「じ・・・人的資源は・・・」 同盟側のジェラルド・エイレネー少将(宇宙作戦部長)が強張った声で言った。 そこです。と嶋田は言った。 軍隊の前に嶋田家が経営する企業内で人事部につとめていたため、そのあたりについては一家言持っている。 「以前我が国は徴兵制をとっていましたが、社会を回し、人口増加と国力増進をなすために現役は志願制に移行しました。 そうなると、兵員が足りなくなります。そこでわが軍は、艦艇の省力化を推進しました。 みなさんもご存じの、この――」 嶋田は髪をかきわけ、首筋の模様に見える部分を見せた。 「電脳化で。これにより、1艦あたり80から100名を要した汎用戦闘艦の乗組員は、現在は標準で11名から7名。非常時に限っては軍用義体の使用者に...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_ネタ――軍艦談義2
    221 :ひゅうが:2012/01/24(火) 18 01 04 投稿します。 ネタ――軍艦談義2 「次は、機動陣地について説明いたします。 全長は1万5000メートル、約15キロから20キロ程度で、構造はご承知の通り円錐形に近いものになります。艦首砲と主砲を搭載しているという基本構成は汎用戦艦の拡大版ですが、艦首砲については特務艦に分類されている『1号型要塞砲』とほぼ同等の威力を持ちます。砲塔搭載型の主砲については汎用戦闘艦の艦首砲程度の威力を持っている『重砲』ものや、汎用戦闘艦の主砲なみに抑えて速射性を重視した『機関砲』を搭載したもの、先に紹介しました魚雷発射管を装備したものや、戦闘艇を搭載したものなどが存在します。 これらは、汎用戦闘艦と戦隊を組める程度の機動能力を持っています。配備数は予備艦を含め320隻。うち56隻はサジタリウス回廊防衛軍集団に所属してい...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_ネタ――軍艦談義1
    119 :ひゅうが:2012/01/23(月) 17 50 05 ※演習飛ばしてネタを書きましたので、今回はちょっとだけ真面目にいきます。 ネタ――軍艦談義1 ――同日 日本宇宙軍大学校 第1演習実技室 「まずは、わが日本宇宙軍の陣容についてご説明いたします。」 古賀峯一校長が席についた面々の前で立ち上がり、言った。 同盟側は、武官代表シドニー・シトレ大将(第8艦隊司令)、統合作戦本部宇宙作戦部長ジェラルド・エイレネー少将、同作戦第1課長ルイ・マクヴィッツ大佐および作戦課員2名。技術局長レオニード・プーレー中将待遇技官と科学者および技術者3名。 これに、宇宙艦隊司令部付き ヤン・ウェンリー中佐を加えた10名が同盟側の構成だ。 日本側は応接係を兼ねる宇宙軍統合軍令本部次長 嶋田茉莉(軍籍簿にはこう記されている)中将、宇宙軍大学校校長 ...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その9
    486 :ひゅうが:2013/11/17(日) 17 45 11 479 481-482 の続きです。付け忘れてました(汗 ネタ――大陸日本の日露戦争 その9 12、樺太・神坂作戦 日露両国の大軍が哈爾浜前面で対峙する中、活発な動きはないはずだった。 沿海州ではバルチック艦隊を待ちつつシベリア鉄道で石炭や弾薬などを備蓄しつつあり、当の哈爾浜では大軍団がはるか欧州から送られはじめていた。 だが、日本側は強引な動きに出る。 樺太・神坂作戦と呼ばれる秋季着上陸作戦である。 これは、開戦直後にロシアが武力制圧していた樺太(雑居地とされていた)に対して行われた海軍主導での制圧作戦である。 本来は黒溝台会戦と同時期に行われるはずの作戦であったのだが、投入を予定されていた戦力の錬成のために繰り延べされ、冬に突入する寸前に僻地を一気に制圧してしまおうという強襲作戦へと変化した。 当時、日本陸軍...
  • 日本大陸6_ひゅうがさま_ネタ-黒船来航
    793 :ひゅうが:2013/11/10(日) 22 48 47 790 おお! そんなこといわれたら妄想してしまったじゃないですか! どうしてくれるw ネタ――「黒船来航」 ――1853(嘉永6)年7月8日 日本 江戸湾 「なんだこれは…」 マシュー・ペリー代将は唖然としていた。 彼の目の前では、何本もの煙突からさかんに煙が吐き出されている。 湾内は凪いでいる。 彼らを先導する日の丸と葵の紋を持ったスクーナー船「ハママツ」は覚えたての英文手旗信号を器用にこなしてから舵を左に切った。 アメリカ合衆国が有する蒸気軍艦の大半が割かれた東インド艦隊は二列縦陣をとっていたが、その左右、日本側から提供された海図によると「フッツ」や「ヨコスカ」と呼ばれる場所周辺からは合計12隻もの大型戦闘艦が接近しつつあったのだ。 時折明滅している灯火は明らかに発光信号だ。 「日本艦より手旗信号!『ワレ、じゃぱん...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その11
    617 :ひゅうが:2013/11/17(日) 21 54 51 559-564 の続きです。 ネタ―――大陸日本の日露戦争 その11 14、終結への道―ハバロフスク攻略、そして― 3月16日、マダガスカル沖に待機していたバルチック艦隊は、本国から出動しようとしていた第4太平洋艦隊が英国側の妨害以前にサボタージュによって反乱騒ぎが起こったという理由で合流できないことを知る。 同時に、ロシア帝国海軍はバルチック艦隊を急ぎウラジオストクへ廻航することを決定。 同時に、チタ方面に待機していた残存部隊、通称ボルガ軍団をもって全力をもってシベリア鉄道の維持とウラジオストクへの物資搬入を行うことを決定した。 日本側の警戒網を強行突破し、ウラジオ艦隊をもって180万近い大軍を投入していた日本側の補給線を寸断するためである。 このとき、ロシア本土では、首都ペテルブルグでもパンを求めたデモ行進の中で社...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_願い
    703 :ひゅうが:2012/03/19(月) 02 26 24 →699 氏とは違いますが、彼らネタです。 ネタ――「願い」 ――西暦20XX年某日 地球 某所 「どうしても行くのか?」 「ああ。一両日中には月にいく。向こうでも既に準備は整っているし、こうして文化財の移動も済ませてある。跡地は政府が開発事業に使うという話だから少しばかりの見舞金も出たよ。」 「そうか。今更言うのもなんだが、考え直さないか?今回の決定に異議を唱える者もいる。漢城日報の正男編集長も残念がっていたぞ?」 「あそこは二代目が亡くなって間もないからな。自称反日党の連中を抑えるのは無理だろう。それに――」 袈裟を着た男は悲しそうに言った。 「この国の士大夫連中――両斑どもにはほとほと愛想がつきたよ。さんざん親日を装っておきながら今度は地球統合...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_「伊予・安芸星域」
    160 :ひゅうが:2012/01/18(水) 19 11 12 ――同 皇紀4249(宇宙暦789=帝国暦480)年1月 銀河系 南十字腕   「伊予・安芸星域」 大日本帝国の地方制度はいくつかの星系(国)をあわせた「道」あるいは「州」と呼ばれる行政区画を基本としている。星系ごとの自治制度こそ緩いが、道あるいは州への中央政府の監査統制と自治は司法をあわせた疑似的な三権分立という厳しいものになっている。 一例を挙げれば、自由惑星同盟における星あるいは星系首相は「知事」とされ官選。副知事が民選である。 こうした点を見る限り、日本帝国という国家はどちらかといえば中央集権的といえる連邦制をとっている。 これは、銀河連邦崩壊時にルドルフ・フォン・ゴールデンバウムに対抗し「大遷都」を実行するために行われたものの名残であり、常に銀河帝国による追撃を警戒していたためであった...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その2
    965 :ひゅうが:2013/11/15(金) 23 30 09 916-920 「大陸日本の日露戦争」その1の続きです。 ネタ――大陸日本の日露戦争 その2   3、 大動員 2月9日、仁川沖海戦において朝鮮半島周辺のロシア海軍を排除した日本陸海軍は、ロシア側が朝鮮半島に保有していた「権益」(多くは大韓帝国政府が売却したもの)の戦後における譲渡を見返りとして大韓帝国政府との間で日韓鉄道協約を締結。 かねてより建設が進行していた半島南北縦貫鉄道こと釜義線の残存未完成区間工事の許可を獲得し、また水や食料の売却などを確約された。 同日、すでに収用が行われていた鉄道用地に陸軍工鉄兵団と鉄道連隊が投入され、軌道の敷設が開始される。 幸いにも、日韓鉄道議定書に基づき工事が進行中であったため工事は極めて順調に推移。 続々と仁川港に陸揚げされた陸軍部隊を輸送しはじめた。 (なお、日本側は首都漢...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その8
    479 :ひゅうが:2013/11/17(日) 17 25 05 435 436-439の続きです。 ネタ――大陸日本の日露戦争 その8 11、哈爾浜対陣 奉天会戦の結果は、ロシア陸軍に衝撃を与えた。 これまでの戦いの中で日本軍の強さは分かったが、まだ数的優勢を確保したためである、恐れるに足りないという判断があったのだ。 だが、日本側の予想を超えた火力と錬度は、ロシア側からこの時点までに常備兵力の25パーセント近くを削り取っており、これが偶然ではないと思われた。 首脳部からはクロパトキン大将の罷免要求が出たが、これをかばったのは意外にも皇帝ニコライ2世だった。 講和の是非やその条件こそ内閣に一任したものの、ころころと司令官を変えたのならば勝てる戦争にも負けるというその主張には一定の理があった。 折しも、ロシア西部では社会不安が高まっていた。 首都ペテルブルグでも、プレーヴェ蔵相が...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その6
    399 :ひゅうが:2013/11/17(日) 14 08 30   375-379の続きです ネタ――大陸日本の日露戦争 その6 9、 危機(遼陽会戦・黒溝台会戦) 【遼陽会戦】 遼陽は、古くは漢の時代の遼東郡の郡都であり、燕とよばれた公孫氏の本拠であった。 遼(契丹)の時代には副首都(陪都)となり、「東京遼陽府」と命名されている。 この地は、何と言っても南満州鉄道が通る交通の要衝であり、また近郊の鞍山鉱山は極東随一ともいわれる大鉄鉱が存在している。 また、この地を発しウスリー河沿いに東進すれば、ロシア極東の沿海州ウラジオストクへ至る。 そのため、日本陸軍はこの地を攻略し予備隊を東進させてウラジオストクに圧力をかける一方で奉天(瀋陽)、そして哈爾浜を攻略しロシア極東の拠点を一気に制圧するという作戦構想を抱いていた。 対するロシア側もこの意図には気付いており、周辺にシベリア軍団を配し...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_ネタ 閑話――汝平和を欲さば戦争に備えよ
    530 :ひゅうが:2012/01/20(金) 08 06 32 ネタ 閑話――汝平和を欲さば戦争に備えよ ――秋津洲星系 第3惑星 帝都「宙京」 兵部省 統合軍令本部 「待たせたか?」 「いえ。我々も今来たところですので。」 型どおりの挨拶を挟み、嶋田は用意された席に座った。 兵部省内にある統合軍令本部は、嶋田たち夢幻会が中心となって設立された機関だった。 日本帝国軍という官僚組織において、部署同士の対立構造はやはり消滅し得てはいなかった。 表向きは帝国軍として統合されていた軍は、長い歴史を経ることで地球時代における陸軍に相当する「防衛軍」と海軍に相当する「打撃軍」に分裂。 軍装や組織も違ううえ、最高司令部である大本営は有名無実化し互いに協力を拒否するという「それどこの史実帝国陸海軍?」という頭の痛い状態に陥っていた。 この状況を憂い...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸世界の日露戦争 その7
    435 :ひゅうが:2013/11/17(日) 16 30 06 399-402の続きです。 ネタ――大陸世界の日露戦争 その7 10、南満州制圧(奉天会戦) 8月に入り、日露両軍は互いに戦力の再編にいそしんでいた。 日本軍は、占領した南満州鉄道(東清鉄道)の遼陽までの軌道を突貫工事で複々線化。 同時に、日本本土で編成された第4軍集団と予備戦力の第5軍集団をその旗下に加えた。 旅順要塞攻防戦と黒溝台会戦で大きな被害を受けた第1・第2軍にも予備役部隊(梅沢予備軍団)が増援として投入され、満州総軍の隷下におかれた部隊の戦力はしめて150万名を超えた。 これは、日本史上最大の大動員である。 (豊臣秀吉の小田原征伐が100万名といわれ、関ヶ原の合戦は95~110万名である) 一方のロシア側は、開通したばかりのシベリア鉄道を通じてドン・コサック軍団やフィンランド駐留軍団などを増援として派遣。 ...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その3
    18 :ひゅうが:2013/11/16(土) 04 29 33 ※ 前スレ 916-919 965-969 の続きです。まだ戦闘はじまってません(泣   ネタ――大陸日本の日露戦争 その3 5、 旅順要塞火力戦 承前 旅順要塞。 1901年から構築が開始された旅順軍港周辺を囲む永久堡塁の集合体である。 繭型の旅順軍港を囲むように存在した二つの山塊とその間をつなぐ高地、そして岬の上に築かれた大量のコンクリート製陣地と大口径砲の数々、そして無数の機関銃で武装されたこの要塞には、開戦時6万5千名ほどの兵士が駐留。 開戦前後の突貫工事によってほぼ完成に近い状態(進捗率99パーセント以上)状態にあったのである。 「死角はほぼなし。」 海上から接近すれば黄金山砲台と老弧山砲台という二つの砲台から放たれるドイツ製28センチ臼砲、およびその他火砲200門(重砲・軽砲合計)。 陸上正面には200門以上の重砲...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_銀河憂鬱伝説ネタ――「イゼルローン文書」
    564 :ひゅうが:2012/01/27(金) 10 00 25 →562 妄想してみました。 銀河憂鬱伝説ネタ――「イゼルローン文書」 ――「この文章を読む者へ。 諸氏がいかなる者かは私にはわからない。 旧銀河連邦の市民であるかもしれないし、あるいは銀河帝国の臣民であるかもしれない。 だが、この宙域まで至ったということは君たちが少なくともその版図の拡張を企図した結果であると我々は信じる。 我々は、いわば諸氏らの先達にあたる。 銀河帝国皇帝による専制支配をよしとせずに国土の移転を図り、我々はここまでやってきた。 そして、更に遠くへ向かう予定だ。 よってこの先、銀河系サジタリウス腕は我々の保有するところではない。 かつて銀河連邦はこの地にいたり、人類の未来のために開発を行おうとした。 しかしながらそれは果たされ得ず、調査結果を示す星図のみがこうして残っ...
  • ネタ4_ひゅうがさま_海鳴D事件
    555. ひゅうが 2011/11/25(金) 08 32 49 ※  リリなのネタを要望する声が聞こえた気がしたのでちょっとだけ書いてみました。 ネタ――「海鳴D事件」 ――西暦199X年  春  日本帝国  海鳴市 「ストップ!」 「ストップだ!」 声が重なったことに双方が驚いたらしかった。 「こちらは帝国神祇院である!神祇公安官(公安職)権限をもって本現場における捜査指揮権を所掌することを宣言する!」 ザザザッという音とともに、それまで影も形もなかった洋装に日本刀をたずさえ、あるいは帝国陸軍制式である90式小銃に長大な銃剣を取り付けた男女たちが「彼女ら」を取り囲んだ。 その周囲では、神社の社殿にいそうな和装の女性たちが指の間にお札のようなものを持ったり、御幣を両手で持ちながらこちらを鋭い視線で見つめている...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_ネタ――閑話「小論~空気論~」
    372 :ひゅうが:2012/01/25(水) 04 35 11 ※ 説明文オンリーです。 ネタ――閑話「小論~空気論~」 ――コンセンス、すなわち共通合意事項というものほど日本人を特色付けるものはないだろう。 日本語では「空気」として表現されるそれは、生命が呼吸する大気と同様に確実にそこに存在する何かである。 これこそが日本人にとってのコンセンスである。 口さがない者は「集団的無知」と表現されることもあるが、これはある種の集合的無意識としても形容できるだろう。 彼らはある一定の思考法則を共有している。この法則は文化あるいは価値観であるが、人類としての本能的なものにこれが加えられることで彼らははじめて「日本人」となる。 興味深いのは、この「空気」を共有することを彼らが「日本人」たる条件とみなしていることである。 血統ではなくこの「空気」をもって日本人...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_銀河憂鬱伝説ネタ――閑話 憂鬱なる人
    590 :ひゅうが:2012/01/27(金) 19 05 00 銀河憂鬱伝説ネタ――閑話 憂鬱なる人 ――皇紀4220(宇宙暦760)年1月 銀河系 白鳥腕 日本帝国 帝都 「さて・・・と。」 嶋田は仕事にとりかかっていた。 この仕事についてから今年で12年。それなりに順調に職歴を重ねていると思う。 電脳で書類を処理しつつ、今日は定時で帰れるなと考えた嶋田は、過去を思い出して涙がにじみそうになるのをこらえていた。 死んだら神様にされていた。そして仕事を押し付けられた。 かつて「嶋田繁太郎」だった魂は愚痴を言いながら仕事をこなしていた、はずだった。 人間時代の習慣で床についたのは覚えている。そして――気が付いたら赤ん坊になっていた。 最初は混乱した。 「嶋田繁太郎」になった時はいきなり日本海海戦の真っただ中にいたが、少なくともお...
  • ネタ15_ひゅうがさま_小話 「限界」
    290 :ひゅうが:2012/05/10(木) 16 13 37 ネタ――小話 「限界」 1960年代にドイツの総統が部下にこう言った。 「軍事力で日本とその同盟国に対抗するのは実入りが少ない。ここはわがドイツの技術力と経済力で彼らを上回り、平和裏に彼らを屈服させよう。」 経済長官は難題に頭を痛めたが、数日後に計画の原案を持ってきた。 「総統、これが経済成長20年計画の原案です。」 「ご苦労だった。・・・なんだこれは?! 枢軸ブロックの関税撤廃と外資参入の全面的許可?! しかも対価として大規模軍縮や勢力圏からの撤退だと?! 君はドイツを日本人に売り渡すつもりか?!」 経済長官は激昂する総統を落ち着かせてから説明をはじめた。 「総統、わが枢軸勢力圏の現状をご存じですか? 労働力は対ソ戦争の結果不足し、それを補うための奴隷収奪にまで...
  • 日本大陸7_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本世界の日露戦争の際の編成表
    379 :ひゅうが:2013/11/13(水) 13 29 08 ネタ――大陸日本世界の日露戦争の際の編成表 満州総軍司令部(大山巌) 第1軍集団(司令官:黒木為楨) 【帝都軍管区】 第1方面軍(東京 司令官:浅田信興) 近衛騎兵第1師団 近衛騎兵第2師団 近衛歩兵第3師団 近衛砲兵第4師団 【第2軍管区】 第2方面軍(仙台 司令官:西寛二郎) 歩兵第21師団 歩兵第22師団 騎兵第23師団 砲兵第24師団 【第12軍管区】 第12方面軍(小倉 司令官:井上光) 歩兵第120師団 歩兵第121師団 砲兵第124師団 【予備第1軍団】 第17方面軍(広島で臨時編成 司令官:梅沢道治) 近衛後備歩兵第6師団 近衛後備騎兵第7師団 後備歩兵第66師団(鹿児島) 後備歩兵第67師団(鹿屋) 後備歩兵第136師団(北見) 後備砲兵第137師団(北辰) 【司令部直轄】 第1砲兵軍団(司令官:内山小二...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_いつかたどりつくかもしれない?世界ネタw
    915 :ひゅうが:2012/01/22(日) 07 43 39 いつかたどりつくかもしれない?世界ネタw 地球教A「えー、おせんにキャラメルー」 地球教B「あ。伊勢の禰宜さんじゃないですか。最近どうです?」 伊勢禰宜「おかげさまで。そちらも巡礼が増えたようですね。」 地球教B「ええ。ポタラ宮や旧インド観光ツアーが人気です。どうですか?モヘンジョ・ダロでも見ていかれては。」 伊勢禰宜「いえ、今日は修学旅行生用のお守りの納入にきたので――」 地球教B「あ。お疲れさまでーす!」 ――地球。かつて細々と守られていた文化財は、今や観光名所として発展をはじめていた。 日本人が宇宙へ持って行ったものはさておき、環境再生の結果再び緑あふれる星になった地球の自然に憧れる者は多い。 一年で20億人が訪れる宇宙屈指の観光スポットは今日も平和だった・・・
  • ネタ8_ひゅうがさま_ネタ版銀欝伝
    820 :ひゅうが:2012/01/13(金) 23 10 54 【ネタ・嘘予告】 銀河連邦建設時――連邦加盟国となった星系国家が存在した。 13日間戦争を独自の軍備により生き残り、独立独歩を地でいき、ついにはシリウス戦役をも乗り切った特異な国家・・・ 史上最後の国民国家と称される「大日本帝国」がそれである。 時代を下り、銀河連邦末期の停滞時もルドルフ・フォン・ゴールデンバウムの台頭に最後まで反対したことから帝国成立時に目の敵にされた彼らであるが―― 彼らは忽然と姿を消した。表向きは討伐とされたが、それこそが銀河帝国が常に一定以上の軍備を維持した理由であったのだ。 そして、宇宙暦780年代。自由惑星同盟は常に緊張を強いられる辺境星域から細々と続けられていた「連邦時代の版図再発見」の結果、新たな勢力と接触する。 「はじまりましたね。」 「ああ・・・...
  • 日本大陸5_ひゅうがさま_第6軍
    806 :ひゅうが:2013/11/05(火) 21 30 40 ※ SHIMAZU強いネタw wiki風です。 ネタ――「第6軍」 ――第6軍は日本の軍のひとつ。略号は「隼人」 所属師団は第60師団(熊本)第61師団(大分)第62師団(都城)第63師団(鹿児島)第64独立機甲旅団(霧島)。 九州南部を所管する第6軍管区(熊本)を所管範囲としている。 その勇猛さから「隼人の後ろ築地」と称され、日露戦争における旅順要塞攻防戦、第1次世界大戦におけるリエージュ会戦の活躍で名高い。 また、201X年現在では重機甲軍団として戦時における機動力の主力をつとめる。 【概要】 前身は明治維新後に設けられた南紫(熊本)鎮台府。 肥前鍋島藩軍と薩摩島津藩軍の郷土部隊を中核としており、当初は鎮台兵として5万名が配されていた。 しかし、明治9年政変により西郷隆盛と大久保利通の対立が表面化すると九州警備のために大...
  • ネタ12_ひゅうがさま_ある映画
    324 :ひゅうが:2012/03/04(日) 19 10 43 ネタ――ある映画 その映画は、あまりに突拍子もなかった。 19XX年。アリゾナのとある町。 何かの拍子に足踏みミシンがカタカタと揺れ始め、円筒形の物体が飛び出す。 それはみるみるうちに巨大化すると、ドラムを横倒しにしたように地面に降り立ち火を噴きながら町を爆走する。 人を追いかけ始める「それ」。カウボーイハットを被った保安官が立ち向かうも、「食われて」しまう。 さらに同時期に動き出した人食い「それ」の同族が町にあふれ、駐留日本軍やなぜかいるナチのスパイもろとも町を蹂躙し始めた―― アタック・オブ・キラーボビン それがこの映画の名前だった。 1970年代というカリフォルニア共和国の発展期にあたり、鬱屈していた米国人のゆがんだユーモアが生み出したこの映画は、当初は「英国...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その5
    375 :ひゅうが:2013/11/17(日) 11 30 06 201-206の続きです ネタ――大陸日本の日露戦争 その5 7、 黄海海戦 ここで少し時系列を戻そう。そもそもロシア海軍は、旅順軍港を太平洋艦隊の母港として使用し、列強諸国による渤海湾への侵入や黄海の制海権奪取を警戒していた。 そのため「旅順が主でウラジオストクが従」という運用構想を考えておりこれを補助する軍港を朝鮮半島に設けて日本を完全に大陸から切り離すことをその目標としていた。 1904年初頭においては、朝鮮半島への進駐作戦「カザン」に対応すべく朝鮮半島の東西に二つの艦隊を分散配置していたのである。 よくそれが間違いであったといわれることがあるが、それでも運用上に支障があったとは言い難い。 ウラジオストクに展開していたのは、日本海軍による北方への侵攻を阻止し通商破壊戦で物流をマヒさせることを目的とした合...
  • 銀英雑考_ひゅうがさま_小ネタ(こうなるとは保障できません)
    65 :ひゅうが:2012/01/17(火) 22 49 34 小ネタ(こうなるとは保障できません) ――日本・同盟会談のあと 嶋田「あ。これお土産です。そちらへの友好の証としてひとつどうぞ。」 トリューニヒト「は・・・はあ。ありがとうございます。(まだ若いので毒に染まり切ってない)」 (帰りの宇宙船の中) トリューニヒト「何だろうこれ?・・・本?アルファベットなのに読めない。こっちは巻物っぽいけど紙が弱そうだからなー。帰って開けよう。」 (同盟領内に帰ってきて) トリューニヒト「ううむ。こういうのはどうすればいいのか。あ、そうだ。確かヤンとかいうのがこういうのに詳しいというらしい。ちょっと訊いてみよう。」 ヤン「お呼びですか?」 トリューニヒト「うん。単刀直入に言うけど、これ何?」 ヤン「・・・ぜ・・・全権・...
  • 日本大陸6_ひゅうがさま_ネタ-日本道路公団かく戦えり
    140 :ひゅうが:2013/11/06(水) 22 49 03 ※ 日本道路公団かく戦えり(1000年を超える事業的な意味で)ネタですw ネタ――「道馬司府」wiki風 ――道馬司府(みちましふ みちうまのつかさ どうばじふ)は古代日本における官庁のひとつ。その名の通り街道網の整備維持と朝廷が使用する馬匹類の生産を担当した。 律令官制に記された官庁であり、平時における官制上は令外官(りょうげのかん=律令に記されていない臨時の官庁)である鎮守府や幕府に優越していたため交通や牛馬の流通に多大な影響を近代まで保った。 【概要】 日本における街道網の整備は、紀元前12世紀頃の馬部民(うまべのたみ)と呼ばれるスキタイ系騎馬部族の伝来とほぼ同時に開始された。 日本書紀において綏靖天皇5年記に「外つ国の馬民、常世神の荒御霊(脱皮する虫を示す、つまりイナゴや低温)より逃れ来たりて助けを求む」とあるので、...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その1
    916 :ひゅうが:2013/11/15(金) 19 33 24 ネタ――大陸日本の日露戦争 その1   ――西暦1904(明治37)年2月8日、日本帝国とロシア帝国は交戦状態に突入した。 世界史に残る「日露戦争」の勃発である。 この戦争の結末は誰もが知ることであるが、今回はこの大戦争の推移について簡単にまとめてみよう。 0、 対決前夜 日本帝国とロシアの間で戦端が開かれた理由は、簡単に言ってしまえばロシアの太平洋とアジアへの野心、そしてその拡張方針と近代国家として走り出したばかりの日本との国防線の接触にある。 国防線とは、通常の国境線を防衛するためにその外側に引かれる軍事力の展開を想定した進出ラインである。 多分に観念的な概念であるが、その引き直しは国家の意思に直結しているために日本側はロシア側の日本本土周辺へのロシア勢力圏拡張方針を認識。 これに対し対抗を図ったのだ。 一方のロシア...
  • 日本大陸5_ひゅうがさま_ネタ-北辰府の概略(?)wiki風
    107 :ひゅうが:2013/11/03(日) 18 38 48 ネタ――北辰府の概略(?)wiki風 書きかけですがw 北辰市 【概要】 北辰市(北辰府北辰市)は日本の地方自治体の一つ。 名前は北極星(帝星)の異称から。 北海道(日高見道15県 樺太道3県 千島神坂道5県)地方を所管する「北海地方総監部」が置かれ、明治以来急速に発展した。 人口は510万名(昭和7X年統計)。計画都市として建設され、地震などの被害を受けなかったことから明治から大正にかけてのジャパン・ロマネスク様式建築が特徴的な都市となっている。 その瀟洒な街並みと、周囲に室蘭鎮守府や千歳空軍基地、陸軍恵庭基地を有する軍事的要衝の地であること、さらには周囲の油田・鉱工業地帯・大規模炭坑を有する苫小牧工業地帯を有することから日本の政治・経済上きわめて重要な場所にあり、「北の帝都」とも称される。 政令指定都市であり、市内は特別...
  • 中長ネタ_ひゅうがさま_「理由」
    26 :ひゅうが:2012/02/01(水) 21 33 34 ※ 本作は銀河英雄伝説の中に独自設定と考察をぶちこんでおります。そういったものが嫌いな方は閲覧を取りやめられることを強くお勧めいたします。    また、閲覧によって生じたいかなる精神的・肉体的苦痛についても当方に責任はないものといたします。    同意できる方のみ、どうぞ。 銀河憂鬱伝説ネタ――「理由」(『ワルキューレは汝の勇気を愛せり』を演奏しながらお読みください) ――帝国暦479(宇宙暦789=皇紀4249)年3月3日 銀河系オリオン腕    ヴァルハラ星系 帝都オーディン 新無憂宮 後宮 「委細は滞りなく進んでおるか。」 「は。」 国務尚書リヒテンラーデ候は堅い声音で一礼した。 フリードリヒ・フォン・ゴールデンバウム、銀河帝国皇帝の地位にあり、フリードリヒ...
  • 日本大陸24_ひゅうがさま_単発ネタ――「ありふれた話」
    190 :ひゅうが:2014/04/13(日) 12 34 40 鬱ネタを書いた後なので、お口直しを書いてみました。 日英独大連合(三帝同盟)ルート 単発ネタ――「ありふれた話」 ――「私と日本とのかかわりの最初ですか? よくご存知ですね。 ええ。実は知られているよりも結構古いのですよ。 知ってのとおり、うち、つまりホルダーネス家はピーク地方(英国中北部)のいわゆる名家です。 出自については…まぁワトスン博士の書かれた伝記をご参照くださいといっておきましょうか。 はい。あの事件の主人公格は私です。まさにね。 ここから想像できるでしょう。 今もベーカー街に住んでおられる――いっときは養蜂に凝っていたらしいですが――あの方がそもそもの発端ですよ。 父である先代のホルダーネス公爵は大蔵大臣を2度つとめたあとでソールズベリー内閣の幕引きに関わっていました。 ...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その10
    559 :ひゅうが:2013/11/17(日) 20 38 38 486-487の 続きです。 ネタ――大陸日本の日露戦争 その10 13、哈爾浜決戦 【艦隊大遠征】 1904年10月21日、北海洋上のドッガーバンク(浅瀬)において、出航したばかりのロシア第2・第3太平洋艦隊(以後バルチック艦隊と呼称)が操業中の漁船を日本の水雷艇と誤認し砲撃するというドッガーバンク事件が発生。 勇戦する日本への同情論が出始めていた英国の朝野は激昂し、英国海軍はジブラルタル海峡前面においてバルチック艦隊の阻止行動をとることを宣言。 英仏協議によって、スエズ運河の通航の可否について議論が白熱した。 バルチック艦隊は英国の妨害を予期して余分に石炭を積み込んでいたため、針路を南にとりアフリカ沿岸のフランス領へ寄港しつつ太平洋を目指すことになる。 それは、予定されていた翌年2月の哈爾浜決戦に艦隊が間に合...
  • ネタ8_ひゅうがさま_瀬戸の花嫁
    630 :ひゅうが:2012/01/11(水) 06 59 22 軽めのネタ――瀬戸の花嫁 ――西暦194X(昭和1X)年 戦後ちょっと経った頃 「どうしよう・・・。」 「いや、どうしようか、じゃないか?」 都内のとあるラーメン店で夢幻会の面々が頭を抱えるのを、鬼頭千万太は冷や汗をかきながら見つめていた。 まさかこんなことになるなんて・・・という思いはある。 「あー。斎藤君。いや鬼頭くん、そうかしこまらずともいいよ。」 「いえ神崎先輩。仮にも帝国宰相を筆頭にした方々の前ですから。」 鬼頭千万太のそんな姿に、嶋田繁太郎は「変わらないな。」と苦笑した。 もう年齢は何十年も離れてしまっていたが、彼は平成世界での彼の後輩だった。 といっても、入社時期が2年ほど違うだけだがなぜかウマがあい、個人的にもよくの飲みに行った仲だった...
  • 日本大陸8_ひゅうがさま_ネタ――大陸日本の日露戦争 その12 (最終回)
    657 :ひゅうが:2013/11/17(日) 23 47 55 617-619 の続きです。今回が最終回となります。 ネタ――大陸日本の日露戦争 その12 (最終回) 15、日本海海戦 1905年5月27日午前4時、朝鮮半島南端 鎮海湾泊地に在泊していた連合艦隊旗艦戦艦「三笠」から東京の大本営に向けて一通の無線電文が発せられた。 「敵艦見ユトノ警報ニ接シ連合艦隊ハ直チニ出動、此レヲ撃滅セムトス。 本日、天気晴朗ナレド波高シ。」 連合艦隊各艦艇は一斉に抜錨。 対馬海峡方面へ進撃するバルチック艦隊の迎撃戦闘に移った。 このとき、連合艦隊各艦には英米独仏という各国の観戦武官が乗り込んでおり、固唾をのんで推移を見守っていた。 よくいわれるように、東郷平八郎司令長官が対馬海峡に敵艦隊が来ると判断したのは彼の運の良さが理由であるというのは間違いである。 先の津軽海峡海戦において津軽海峡が日本...
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