陰陽師の国について

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陰陽師の国について - (2012/08/03 (金) 03:00:15) の編集履歴(バックアップ)


  • 明らかに(世間一般で言う)巫女の格好をしていても、立場は陰陽師、ということは可能でしょうか?
構いません。
「陰陽師」や「巫女」に関しては、前衛と後衛を区別する名称ですので、それによって服装が指定されている、というものではありません。
また、公式から「これが陰陽師・巫女の服装です」といわゆる「制服」が提示されることもありません。

  • 「陰陽師としての素質があるが、家の方針で巫女に配属される」ということは可能ですか?
できません。
霊力の効率的な運用のため、陰陽師も巫女も強制的に適した方へ配属させられます。

  • 陰陽師の式は、複数でも構いませんか?
構いません。
式は術者の内面を写すものでもあるので、術者の二面性が激しいとそれがそのように現れることもあります。
ただし、「式を二体持てる」というわけではありません。この場合、二体で一体換算です。
そのため、片方ずつ式を動かすことはできますが、片方の式が消えるともう片方の式も消えてしまいます。

  • 式を使う陰陽師でも、符を使って戦うことはありますか?
あります。
ただし、霊力の運用効率が大きく落ちるのは、式を使える陰陽師も使えない陰陽師も同じです。
式を使うと霊力を80%~100%(時にそれ以上)使いこなせるのに対し、符では頑張って50%がいいところ、くらいに思ってください。

  • 式に反映されるものとして「心の傷」がありますが、それがなくなった場合どうなりますか?
心の傷がなくなった場合をはじめ、精神的にパラダイムシフトが起こった場合、式の外見が変わることがあります。
また、それと共に式の能力が強化されたり、炎を使って攻撃していたのが水を使って攻撃するようになる、といったように能力が変化することもあります。

ただし、攻撃的能力が補助的能力になるという変化はなく、補助的能力については基本的に能力強化(霊力をより効率的に運用できるようになる)が起こります。

  • 隈取とは、歌舞伎のメイクのようなものでしょうか?また、歌舞伎では女形は隈取をそれほど持たなかったように思いますが、式が女性の場合、隈取はなくてもいいですか?
隈取については、その通りです。
ですが、歌舞伎のそれにこだわることなく、色・形共に自由にデザインしていただければと思います。

また、隈取については歌舞伎の設定を下敷きとしたものではありませんので、女性の式であっても必ず隈取は施してやってください。

  • 式神は、動物型のみですか?
いいえ、人型も存在します。
詳細にもある通り人型もあれば動物型もあります。(君主・晴臣の式は狼の姿をとっています)
ですので、術者の性格や術の特性を反映させながら、自由にカスタマイズしていただければと思います。

  • 普段は人型だけれど、状況に応じて武器の形に変わる、という設定はアリですか?
アリですがナシです。
式の姿が変わるのは、精神的なパラダイムシフトがあった時のみとなっています。
(ただし、式によっては「大きさが変わる」という変化は可能です)
ですので「式の姿が変わる」のではなく、「寄り代にしていた物の中に姿を収める」といった認識でお願いします。

例:刀を寄り代に召喚。普段は主人と別々に行動するが、状況に応じて武器の中に収まり、主人の手の中で戦う。

なお、「一定時間、別の姿に変化できる」という設定は構いません。

  • 素質的霊力があまりない「落ちこぼれ」陰陽師はあり得ますか?
有り得ます。
修行しだいで霊力は伸びるものですが、霊力の運用が極端に下手だったり勘が鈍かったり、といった要素があると
修行をいくらしてもなかなか伸びない、ということはある話です。

また、特に「もともと武人」の家系に生まれた子供だと、親(沙更に来てから生まれた子)が、

  • 家に陰陽師として培ってきたノウハウが無い
  • 学び舎から帰ってきて復習をしようにも、親が陰陽術を扱えないため、子供の学習内容を理解できず、アドバイスもできない

といったような、そのほか様々な理由から「霊力運用の不器用さ」を発揮してしまい、それが代々血として受け継がれてしまって、
霊力的落ちこぼれの家系が出来上がる、ということもあります。

なお「修行しだいで伸びる」といっても、当然限界があります。
人によって限界値は違い、もともと備わっている限界を超えて霊力が伸びることは、ほぼありません。

  • 落ちこぼれの陰陽師が、前線としては役に立たないため、回復や防御能力に優れてはいなくとも後方支援型の巫女になることはありますか?
そのような場合でも、霊力の効果的な運用のため基本は陰陽師となり、学び舎で学ぶ内容も陰陽師のものとなります。

ただし戦時中や大規模な討伐任務がある場合のみ、特例(実質、陰陽師としては足でまとい扱い)として巫女に回されます。
巫女の中でも防御能力に優れた、いわゆる「盾役」として配備され、治療行為にあたる巫女や怪我人を戦火から守り、安全に治療行為ができるよう務める形となります。

  • 生まれ変わる一人の陰陽師の魂を、ずっと見守っていた式神という設定は可能ですか?
式神というのは、陰陽師がこれまで生きてきて感じたことや体験したこと、そうして形成された性格が反映されたものです。
なので、所謂「前世」の記憶も何もかも引き継いできた、という条件での生まれ変わりであれば、その時の式神がそのままでてくることもあります。

ですが、そうでなければ、たとえ陰陽師が前世と同じ性格であっても、育ってきた環境が異なりますので、前世とは異なる式神(前世のことなど全く知らない・関係のない式神)が生み出されます。
ただし、外見が前世と似ている、というのはあるかもしれません。

ちなみに、他人の式神に強く憧れた結果、それが「願望」として式神の外見に反映される、ということもありますので、
たとえば「かの有名な○○は、白い龍の式神だったそうよ」などと聞かされて育った子が、それに強く憧れた結果、白い龍の式神を手にする、ということもあります。