Build Vector


概要

Buildファミリーのノードを使用すると、色やベクトルを作成する事が出来ます。各コンポーネントにはスカラ値を入力する事が出来ます。。『Build colour』ノードでは、赤、緑、青の値を入力する事が出来ます。『Build vector』ノードでは、X、Y、Zの値を入力する事が出来ます。

入力ノードの値は、新しい値を構築するための基礎として使用されます。他の入力(Red/Green/BlueまたはX/Y/Z)のいずれかにノードを接続しない場合、そのコンポーネントの値は、入力ノードの値の対応するコンポーネントから取得されます。ベクトルを使用した例を次に示します。

Main input : X=100、y=200、z=300

X input(スカラ値)=500
z input(スカラ値)=-400

出力ベクトルは以下のようになります:

x=500、y=200、z=-400

Yコンポーネントにはスカラ入力がないため、入力ベクトルのy値が使用されます。上記の例の図は次の通りです:

設定

Name 名前 この設定を使用すると、ノードにわかりやすい名前を付ける事が出来ます。これは、プロジェクトで複数の『Build Vector』ノードを使用する場合に便利です。
Enable 有効 チェックする事で、このノードは有効になり、チェックを外すと、"Main Input"に割り当てられた値がある場合はその値が通過し、ない場合は0の値が通過します。
X input X入力 Xチャンネルは、この設定に割り当てられたシェーダまたはFunctionノードから提供されるXまたは赤の値になります。未割り当ての場合、Main InputのXまたは赤のチャンネルから提供される値が使用されます。
Y input Y入力 Yチャンネルは、この設定に割り当てられたシェーダまたはFunctionノードから提供されるYまたは緑の値になります。未割り当ての場合、Main InputのYまたは緑のチャンネルから提供される値が使用されます。
Z input Z入力 Zチャンネルは、この設定に割り当てられたシェーダまたはFunctionノードから提供されるZまたは青の値になります。未割り当ての場合、Main InputのZまたは青のチャンネルから提供される値が使用されます。
最終更新:2022年06月26日 21:26