152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:01:36.73 ID:MqSNsCUZO
唯「じゃあ私はムギちゃんと残るよ」
梓「……」
律「ふくれっ面してないで、ほら行くぞ」
紬「気をつけてね」
バタンッ
紬「さて、りっちゃん達が戻ってくるまでどうしよう?」
唯「うーん」
1倉庫を調べる
2携帯をいじる
3紬と会話する
4お茶にする
>>156
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:04:17.81 ID:UOe2tiAV0
1
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:10:57.27 ID:MqSNsCUZO
唯「倉庫を調べてみるよ」
紬「じゃあ私は階段で見張りをするわ」
唯「うーん……メイド服とか雑誌とか、役に立たなそうなのばっかりだよ」
……
唯「ガラクタばっかりでした、隊長」
紬「今度掃除をしないとね」
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:17:25.25 ID:MqSNsCUZO
……
シャキーンシャキーン…
紬「! ハサミ男よ!」
唯「りっちゃん達は!?」
律「はぁ、はあ……!」
梓「ゆ、唯先輩……!」
シャキーンシャキーン…
唯「二人とも、早くー!」
シャキーンシャキーンッ
律「間に合ったぁ!」
『せーのっ』
ズズゥン
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:26:24.98 ID:MqSNsCUZO
……
律「駄目だった。何の手掛かりもなし」
梓「一階はくまなく探したんですけど、澪先輩も真鍋先輩もいませんでした」
唯「となると、もう一階は見るところないかな」
律「だな。昇降口も使えないし、新しい発見はないだろうな」
梓「あまりゆっくりしていられませんね。的を絞っていきましょう」
紬「二人とも無事だといいけど……」
唯「どうしよう?」
1紬と残る
2律と探索に出る
3梓と探索に出る
>>170
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:28:48.93 ID:tMpVYT2/i
1
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:35:33.99 ID:MqSNsCUZO
唯「ムギちゃんと残るよ!」
梓「…………」
律「…………」
唯「あ、あれ」
律「まぁ、いいけどさ」
紬「二人とも、気をつけてね」
……
唯「再びムギちゃんと二人。どうしよう?」
1携帯をいじる
2紬と会話する
3お茶を飲む
>>180
180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:42:05.79 ID:W2ll5lCL0
3
181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:47:59.98 ID:MqSNsCUZO
唯「ムギちゃん、お茶にしようよ」
紬「唯ちゃん、りっちゃん達が命懸けで探索に行ってくれてるんだから、私達も何か脱出の手掛かりを探しましょう」
紬「次にみんなが集まったら、お茶を入れるから、それまで我慢してね」
唯「はーい」
やんわりと怒られてしまった
1携帯をいじる
2紬と会話する
>>183
183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:49:05.79 ID:7Yi+UiEti
1
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:56:07.88 ID:MqSNsCUZO
唯「そういえば、りっちゃんのメール以来携帯確認してないや」ピッ
センターに着信あり
唯「メール来てたんだ! 誰からだろう……」
差出人:澪ちゃん
助けて殺される今職員トイレに隠れてるんだけどもう限界だ
りつともはぐれちゃったしお願いだ誰か助けてくれ
1すぐに紬と助けに行く
2律達の帰りを待つ
3澪に返信する
>>188
188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 15:58:15.24 ID:9wBEvANa0
>>2
罠くせえ
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:05:15.06 ID:MqSNsCUZO
……
…………
律「三階も誰もいなかった。ただ、非常階段の出入り口がハリガネでぐるぐる巻きにされていたのを見つけた」
梓「唯先輩と私のニッパーを使えば、切るのも可能だと思います」
紬「ついに脱出経路を見つけたわね!」
律「ああ!」
唯「りっちゃん、これ……」
律「……澪!?」
梓「澪先輩のメールですか!?」
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:11:07.29 ID:MqSNsCUZO
律「職員トイレか。確かに二階はまだ調べてなかったからな。ん? 送信時間が随分前だ……」
唯「もしかしたらもう移動してるかもしれないけど、調べる価値はあるよね」
律「ああ、そうだな」
ブーッブーッ
律「うわっ、この状況で着信だと……」
唯「憂からだ……」チラッ
律「……出てみよう。万一の時も、この状況ならハサミ男は入ってこれない」
唯「わかった」ピッ
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:20:38.78 ID:MqSNsCUZO
『あザザ…お姉ちゃん。もうザザ…んな時間まで部活? 遅ザザ…なら一言言ってよね』
唯「憂! 憂だよ!」
梓「良かった! 初めて外と繋がりましたね!」
紬「憂ちゃんに頼んで警察に連絡よ!」
唯「わかった! ……もしもし? 憂?」
『夕方からザザ…には雨が降るから、部活で遅くザザ…は傘持ってってザザ…ザザ…お姉ちゃん、傘持ってかなかったでしょ』
唯「憂? 聞こえる? 憂!」
『今、傘持ってきたから、一緒に帰ろうね』
唯「憂……?」
203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:24:34.47 ID:MqSNsCUZO
『あれ、真っ暗だ……やだなバタンッ』
唯「憂! 逃げて!」
『え――――』
『ザクッ ブシャァッ メチャッ』
ブチッ ツーッツーッ
唯「憂…………」
律「唯! おい唯! 一体何があった!」
213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:34:25.85 ID:MqSNsCUZO
唯「う、うわああああぁぁぁ!!」
梓「一体何があったんですか!?」
唯「憂が……憂がハサミ男に……っ」
梓「っ!!」
律「落ち着け! ハサミ男は非常識な奴だ。私達を混乱させる為に声真似していたのかも知れない」
唯「でも、でも……っ」
紬「唯ちゃん、ここで黙って泣いている方が無意味よ。辛いけど、このままじゃ助かるものも助からないわ」
唯「……うん」グシッ
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:43:41.35 ID:MqSNsCUZO
律「二手に別れよう。一班は二階の奥まで行って、奥半分及び職員トイレを調べる。もう一班は二階の手前半分を調べて三階の非常階段を解放する」
紬「もう部室には戻らないのね」
梓「それだと奥組の負担が大きいですね。逃げ場がないので、遭遇したら逃げ切れるか……」
律「私が行く。澪が心配だし……部長だしな」
紬「りっちゃん……」
唯「私は……」
1律と行く
2手前組に入る
>>221
221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:45:14.36 ID:iG4NJ7gZ0
1
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:50:53.70 ID:MqSNsCUZO
唯「りっちゃん、私も行くよ」
律「わかった。ムギ、梓、生きて再会しよう」
梓「はい、絶対です」
紬「二人ともまた後で」
律「行くぞ、唯」
唯「うん」
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/23(水) 16:57:37.14 ID:MqSNsCUZO
……
…………
二階昇降口階段前
唯「りっちゃん」
律「なんだ?」
唯「あの……私……」
律「……」
律「わーってるよ。憂ちゃんが殺された『かもしれない』昇降口を見に行きたいんだろ」
唯「うん……」
律「私は職員トイレを調べる。もしかすると、澪も手遅れかも知れない……」
律「でも、絶対に絶望すんなよ! 苦しくても生きるんだ! わかったな!」
唯「…………うん、わかった」