執事ノート内検索 / 「唯「ゾロアスター教徒になるよ!」1」で検索した結果

検索 :
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」1
    それはいつもの帰り路 唯「ふわぁ~あちぃ…あずにゃん、アイス屋さんよっていこうよぉ!」 梓「先輩…昨日も一昨日も同じこと…」 唯「暑は夏いからアイスを愛す、そんな私は貴方に熱中症患者♪」 梓「何言ってるん…」 梓「あ…」 唯「どしたの、あずにゃん 唯と梓が、ふと、立ち止まったのは、 ちょっとした街角にはよく見掛けるような古本屋。 唯「ど~~したのぉ?あずにゃん??」 梓「先輩、少し寄っていきませんか?」 古本屋に入ると案の定無愛想なご主人。夕刊に夢中の様子。 唯「うわっ…むっずかしいほんばっか…」 梓「先輩…」 梓「お邪魔しまーす。」 店主「…」 店主「ん?」 店主「あずさちゃんか!」 途端に店主の顔が綻ぶ。...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」2
    その夜、田井中家 律「ぷぅ…食べ過ぎた…」 聡「姉ちゃん!」 律「げふっ…なんだよ…」 聡「なんだよって…エヴァンゲリオンの劇場版のDVD見たがってたろ?   今日借りてきたんだ。」 律「マジでか!?」 律「よし見るか!いざ居間へ!」 聡「おう!」 画面の中でなされる、エヴァンゲリオンと使徒の戦い。人と人とのたたかい。 リツコ『MAGIが…』 律「まぎ?」 律「どっかで…」 律「使徒…」 聡「みんな後ろに『~エル』がつくよね?」 律「ふ~ん…」 律「なんか…」 律(不思議な…) 田井中姉弟がヱヴァンゲリヲンを見ているそのころ… 奈良県某所 琴吹家地所 紬「ありがとう、斉藤。」 ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」21
    唯「…ん…ん?」 唯は意識を取り戻す。 唯「あれ…ここは…」 まわりを見回すと、澪や紬に、律たちも倒れている。 唯はとなりで倒れている、澪を揺さぶる。 唯「澪ちゃん!澪ちゃん!」 澪「ん?あ、あれ…」 澪も意識を取り戻す。 澪「ここは…?」 周りは、片側が林、もう片方が小高い丘。どうやら古墳らしい。 澪「あれ、なんでみんなも倒れて…」 澪「あれ?大和三山から帰って、それで…」 澪は、その辺の経緯をまったく思い出せない。 律「あ…あれ…ぇ」 律たちも次々と目をさます。 さわ子「ふわぁよく寝た…もう別荘につ…ここどこ!?」 和「事故にあったというわけでもないですし…」 梓「なんか不思議な夢を見た気がするよ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」補足
    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 03 56 10.85 ID zP8LrVH4O 唯「あ…」 唯「あべすた。」 梓「はい?」 店主「『アヴェスター』か。完全版の奴だね。    日本語じゃあ、古層アヴェスターから新層まで…」 店主「残ってるやつが全部翻訳されてるのはそれだけだ。」※ ※脚色です。実際には存在しません。 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 04 35 52.25 ID 8/C4Esu6O 木村鷹太郎の全訳が一応出てなかったっけ? とりあえずしえん 40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 04 46 00.26 ID zP8LrVH4O ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」7
    館長「まず、鳥葬を発明した人々がどのよう者たちだったかについては分かっておりません。」 館長「けれで、メディア人、と呼ばれる、アーリヤ人の一種族で、    古代ペルシア人と非常に近しい関係にある民族。」 館長「少なくとも紀元前七世紀には、    そのメディア人が鳥葬の習慣を持っていたことは分かっています。」 館長「そのメディア人から古代ペルシア人に、鳥葬の伝統が伝わったようです。」 館長「これがいつ頃かも、よく分かったおりません。」 館長「鳥葬の意味については…」 館長「まず、鳥類と霊的存在、とくに善神との関わりです。」 館長「先ほども少し触れましたが、鳥は神の眷属、というのはよく聞く話でしょう?」 紬「はい。」 館長「中近東あたりには、犬や猛禽類を人々の守護者と見る向きがあったようです。」 ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」16
    時刻は5時を少し過ぎたあたりであった。 琴吹家のリムジンは飛鳥盆地を南に下る。 車内では、おしゃべりするもの、風景を楽しむもの、たそがれるもの、 と、各々、悠々とした時間を過ごしていた。 夏場のこの時刻は夕昏がそろそろ降り始める時刻である。 紬は、ふと、いま通っている車道の風景を思い出す。 先祖の墓、『烏飼の臣』の墳墓のすこし手前だ。 紬は、通りかかったついでに、皆を墳墓に案内することにした。 ゾロアスター教が大好きな唯ならば、 少ない可能性だとしても、あの程度のものであれば、喜んでくれるだろうと思って。 墳墓は林に囲まれた、周辺の道からは視認しにくい場所にある。 斉藤は、墳墓の入り口に車を止めると、鍵のかからない門柵を開け、 一行を墓域へと誘導する。 澪「あれが、ムギのご先祖さまの…?」 紬「皇族方...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」3
    平沢家の居間、夕飯時 唯「モグモグ…」ペラ… 憂「…」 唯「モグ…」ペラ… 憂「…」 唯「モグ…モグ…」ペラ… 憂「おねえちゃん!!」 唯「ん~?」ペラ… 憂「お行儀悪いよ!!」 憂「昨日だって一昨日だってその前だって…」 憂「ご飯食べてる時は食べるのに集中してっ!!」 憂(それにさ…最近ずっと…その本に構いっきりじゃない…) 結局、怒りの大もとはシス魂(こん)由来である。 唯「分かったよ~モグモグ…」ペラ… 憂「プルプル…」 憂のボルテージが飛躍的に上昇する。 珍しいことだ。 憂「おねえちゃん!!」 テーブルを思いっきり叩く憂。 その衝撃で、烏賊の塩辛を盛ってある小皿...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」17
    明日香村に向かうリムジンの中。 律「澪!どうしたんだよ!?」 澪「…」 澪は答えない。 斎藤は、紬が消えたことに強く責任を感じ、 ハンドルをきつく握り締め、目的地へ急ぐ。 カーブの曲がりにくさがもどかしい。 澪は思案していた。 あせっていることが傍目にもわかる。 澪(ムギが大王の祠堂を継ぐのなら…邪神に愛されてるのは…) 澪は、この、ゾロアスター教にかかわる顛末の大元を思いやる。 澪(唯があの聖典を手に入れてから…) 澪は、唯が発した言葉を思い出す。 澪(唯は…ザラシュストラが間違っているって…) 澪(ザラシュストラは、アフラマズダーの僕…) 澪(ザラシュストラが間違っているのなら、正しいのは…) 澪は思い至る。 澪(唯が…...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」18
    紬とアナーヒターが完全に重なったとき、 エメラルド色の強い光があたりに降注ぐ。 律「くぅっ…」 目を強く閉じ、光の威力を交わそうとする律たち。 そして、エメラルド色の光から、 スプンタマンユの発する光のみになったとき。 紬は、スプンタ・マンユの横で、空中に静止していた。 ゆっくりと閉じた瞳を開く紬。 梓「綺麗な色…」 梓は息を呑んだ。 紬の瞳の色が、透き通り青みがかった、エメラルドグリーンに変わっている。 身に着けているものも、瞳と同色のローブのみ。 アナーヒターのものと同じものだ。 そして、背後には、頭光と身光を帯びている。 背からは、まばゆくかがやく翼が生え、 肩甲骨から、目いっぱいに左右へと伸びている。 形は、鷹や鳶のそれに似る。 和「天使の形態の由来は、一つ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」5
    翌日 軽音部部室 唯「zzz…」 律「あちぃ…」パタパタ… 梓「イライラ…」 澪「はぁ…」 紬「ボケーッ」 梓「唯先輩!律先輩!それに…ムギ先輩までっ!!」 唯「ふぁっ…」 律「へ?」 紬「ボケー」 澪「ハァ…」 梓「あーいったい何度目に…もうすぐ合宿も…」 唯「あっ練習か!」 唯「やろうやろう!」 梓「えっと…」 唯「練習するんでしょ?やろうよぉ♪」 澪(天然の王道だな…) ぎゅぎゃいいーーーん♪ 唯「うん!ギー太も絶好調だね!」 律「かぁ~…。気合い入れますか~!」 梓(さっきのでモチベーション下がっちゃった…) 澪「よし!じゃあ…」 澪「…」 ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」15
    澪は弥勒菩薩に手を合わせて拝したあと、お堂の階段を降りて外に出る。 紬「澪ちゃん!」 ちょうどそのとき、紬が駆け寄ってくる。 紬「澪ちゃん、良かった…」 紬は安堵の表情を浮かべる。 澪「ごめん、ムギ、心配かけて…」 澪は、聡のことを思い出す。 澪「…」 紬「澪ちゃん?」 澪「聡はどうした、あれから…」 澪は、ためらいがちに切り出す。 紬「さっき澪ちゃんが飛び出したあと、すぐ斉藤にお願いしたんだけど…」 申し訳なさそうな表情を浮かべる紬。 澪「さっき…?」 澪は訝しく思う。ミスラとはたっぷり数時間、対していたはずだ。 澪「さっきって…私が飛び出してから三時間以上は経ってるはずじゃないか?」 澪は一層怪訝な表情...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」8
    飛鳥駅前 時刻は11時を少しまわったあたりである。 唯「着いたよっ!!」 律「それほど田舎でもないかな?」 和「駅から離れると、ほんとにのどかな所らしいわ。」 律(『和』だけにね…) 明日香村は、奈良県の真ん中あたり、 橿原市から見て南部、桜井市から見て南西部に位置している。 一方、飛鳥駅は、明日香村のかなり西より、 橿原市と、明日香村からみて南西の高取町との境近くにある。 ともかく、この風光清々しい場所で、大化の改新を始めとした、 日本史における幾つかの激動が起っていたのだ。 律「ムギからメールで、もう着いてるってよ…」 唯「どこ~?」 澪「お前ら…どう考えても、あれしか考えられないだろ…」 澪が指さした方向には、本当に右左折できるのか? とい...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」10
    琴吹屋敷左裏 弥勒堂前 『アエーシュマ』の石像から、影色の男性器が ゆっくりと生え出るように現れ始める。 男性器のようなものが石像から体(たい)をひねり出すほどに アエーシュマが持つ棒状の武器が闇の中に溶けていく。 それに従い男性器のようなものは、タールのような黒光りする光沢を帯び始める。 それが石像と完全に分離したとき、アエーシェマの手には何もなかった。 その物体は黒光りするまま、 蛇のように体(たい)を左右にくねらせ、琴吹屋敷の方へ向かう。 琴吹屋敷の北端に接触すると、壁沿いに東へ少し這い、 屋敷の北東の角を経て、少し南へと移動する。 黒光りする物体は、換気扇の通気穴から湯気の出ている所で一旦静止したあと、 その場所から壁を垂直に登り出す。 あいもかわらず蛇のような動きだ。 ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」11
    トクトクトク… さわ子のグラスに蕎麦焼酎が注がれる。 管理人「さ、どうぞ!」 さわ子はもう一度、芳香を楽しんだあと、 グラスを口につけ、焼酎を口に含む。 さわ子「!!!!」 あの甘い香りと蕎麦の薫香が直接に口の中に広がり、 さらに淡いチョコレートの香味が加わる。 アルコールが適度に舌を刺激し、非常に心地良い。 のどごしは少しずつ端麗感が広がっていく。 さわ子も若いなりに様々な酒を飲んできたが、これほどのものは始めてだ。 さわ子は非常にだらしない表情をしている。 軽音部の面々にコスプレをさせている時のような… 唯(おいしそぉ…) 梓(飲んでみたい…ハッ…未成年の飲酒は…ブツブツ) 管理人「ゴクッ…」 その場の全員は、さわ子の表情で、どのような味な...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」9
    琴吹家別荘 玄関 憂「あっ!おねえちゃん!」 憂は、近付いてくる唯を見つける。 唯「ごめんごめーん!」 ちょうど管理人が紬を先導するような形で、 母屋に一行を招き入れるところであった。 母屋は和風の造りをした二階建てで、尾根にそって北南に長い建物であった。 和風といっても農村によくあった形態のもの、 ぱっと見れば土地持ちや豪農の屋敷に見える。 憂「おねえちゃんっ!どこ行ってたの!?」 憂は少し必死である。ここは見知らぬ土地で、まわりは畑と山林だけ。 憂「おねえちゃんはすっごく可愛いんだから、誘拐されちゃったらどうするの!?」 梓「憂、いくらなんでも…それは重症…」 こんな所でそんなことする人間はいないから、と梓は思った。 唯「ごめんよぉ~」 ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」19
    唯『ん…ここ…』 唯は気がついた。 そこは少し薄暗い、草原のような場所だ。 『気が付いたか、ユイ、わたしの愛しいものよ。』 朽ちつつある竜、アーリマンの声がする。 よく目を凝らせば、唯から20mほど離れたところに アーリマンと六体のダエーワの姿があった。 タローマティのみ、以前の姿ではなく人型である。 そしてその周囲には、異形の神々がひしめき合っている 『すぐにも、〈はらから〉の影が  アムシャ・スプンタどもを率い、ここにやって来よう。』 唯『はらから…兄弟の影?』 『いかにも。』 アーリマンは答える。 『我が〈はらから〉、マズダーはめったに姿を見せぬ。  かわりに居るのが、その影、スプンタ・マンユ。』 唯『じゃあ…ヤザダたちも…』 『いかに...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」14
    どのくらい経ったか、澪は背後のお堂の中から、微かな光が洩れてくるのに気が付く。 立ち上がってお堂の中を、両開きの扉の格子越しに覗く。 金属性の仏像が何かの光を反射して輝いている。 澪が後ろの空を見上げると、中天近くに月が顔を出していた。 仏像は片足をもう片足の上にのせ、右手で印を結んで顎の近くに置き、左手は腿の上。 後頭部には頭光(ずこう)。 澪は、どこかで見たことがあると思った。 澪は扉に手をかける。すっと、扉は開く。鍵はかけられていなかった。 澪はお堂の中に入る。 きちっ、きちっ、と床板が軋む。 仏像は観音開きの、仏壇のような台座のようなものに安置されていた。 大きさは80cmぐらいだろうか。 仏像は、口と目を閉じて思索しているようにも、 視線―頭はほんの少し斜めに傾斜している―の先を、 ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」13
    琴拭屋敷居間 23時過ぎ 気が付くと蕎麦焼酎のあの素晴らしい薫香は、いつの間にか消え去っていた。 しかし、いまだ琴吹屋敷の居間では、酒盛りが終わっていない。 一方で、唯は一番先に寝てしまい、憂が眠る唯を梓と一緒に、 平沢姉妹と梓にあてがわれた寝室に運び、そのまま二人とも就寝した。 残った女性四人で様々な話に華を咲かせている。 聡は横で聞き耳を立てていたのだが、いつの間にか、 テーブルに突っ伏してウトウトし始めた。 聡「…」ウツラ…ウツラ… 律「ん?聡の奴、半分寝てやがる…」 和「しょうがないわよ、まだまだ幼いんだし。」 律「中学生でもか?」 和「ええ、十分よ。」 澪「じゃあ、私が布団敷いてある部屋まで、聡を連れてくよ。」 律「いいの?わりーなー。」 ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」
    1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  補足 2009/7/20 http //takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1248027293/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」20
    互いに相手を傷つけあう、 スラエータオナを持つ紬とアジダハーカ。 唯はそれを力なく見つめる。 タローマティ『安心するがいい…ダエーワの主が勝ち…        お前を…我らと同じ…ダエーワの一柱と…してくださる…』 唯は何も答えない。 そのとき、不思議な音色が響いてくる。 mazdayast~Angrayast~♪ 唯『ギターみたいな音と…この歌声…』 唯『澪ちゃん!!』 唯が叫ぶ。 アーリマンと紬が争うその真下で、澪が歌を歌っている。 手には、琵琶のようなシタールのような形をした楽器。 色や模様ははネルガルの鎧によく似ている。 澪『puthra…zur~van…vispa~♪』 手馴れた手つきで、弦楽器のようなものを弾き鳴らす澪。 すると、争...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」4\
    『ユイ、お前は麗しい。』 『ゆえにだ、わたしは悲しみ、また喜ぶ。』 そういうと、アーリマンは突然涙を流し始める。腐敗液と涙の混じったものが滴りおちる。 『麗しきものが老い、また朽ちるのは、わたしの喜びであり、悲しみなのだ。』 アーリマンは言う。 『これからはお前は…』 『些細なことで、お前と同じイマの末どもと争い…』 『男と契りその子を孕み…』 『より多く、またイマの末どもと争う…』 『最後の一息をはきだすその日までだ。』 そのとき、アーリマンの右側を這う、爬虫類と人型が混ざった物体が口を挟む。 『失うべくされた幸福を追ってなんになろうか?』 すると、爬虫類と人型の物体から別の声が発せられる。 『熱いぞ…苦しみとは灼熱の炎で炙られるよう。』 ...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」12
    唯は夢を見ている。 これは唯本人にも分かっている。 唯は何も身に着けず全裸のまま、朽ちつつある竜、 アーリマンの頭に乗っている。 いや、正しくは額に。 あまり腐臭も気にならない。 アーリマンは霧立ち込める水面から、体(たい)の半分を出している。 ダエーワの主の周りには六柱の君。 『嘘を司る君』ドゥルジは、アーリマンの右側すぐの空中にある。 醜悪な笑みを浮かべながら、ギョロギョロと忙しなくその一つ目を動かす。 ドゥルジの周囲には無数の、昆虫のようなモノが浮遊している。 よく見れば昆虫と人間、それも女性、のパーツを組み合わせたようなかたち。 蠅女、蜂女、蟷螂女…それ以外にも無数の種類がある。 大きさは昆虫のそれだ。 『悪思を司る君』アカ・マナフは アーリマンの頭の上に浮かんでいる。...
  • 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」6
    合宿の前日 奈良県某市 琴吹家傘下の博物館 紬は、合宿の準備があるからと、唯達と別に、一足先に奈良に入っていた。 この博物館を訪れるためである。 館長「紬お嬢さん、いらっしゃいませ。」 入り口の手前で、館長が紬に慇懃に頭を下げる。側の学芸員や事務員もそれに倣う。 紬も深々と頭を下げる。 紬と斉藤は館内に入る。 紬「それで館長さん、お願いしておいた…」 館長「はい、こちらです。」 展示室内を通り抜けて、一行は作業所のような場所に入る。 作業所の中は、幾つかの長机と椅子、用途不明の器材がおいてある。 館長は一番奥の長机の端に、紬たちを案内する。 長机の上には30cm四方、高さ10cmぐらいの箱が置かれている。 館長は白手とマスクをつける。 年配の女...
  • H24・9月
    精子唯「いっくぜー!」 唯「五億年ボタン!」 唯「いつ、どこで、だれが、だれと、なにをして、どうなった?」 澪「不倫りんりん」 唯「君へのメッセージ」 唯「ドバイ!」 澪「バッド」 唯「ドバイ!」 唯「テクノブレイク!」 梓「部活の様子を見に来る卒業生がウザい」 和「暴れん棒将軍!」 唯「ゾロアスター教徒になるよ!」 澪「なあムギ、せめて編曲くらいやらせてくれよ…」紬「ダメ」 紬「夏の思い出にみんなでエッチなビデオ撮ろ♪」 和「そうなんだ、じゃあ私・・・逝くね」 唯「ムギちゃんって実際どのくらい強いの?」 律「明日から合宿なんだ」 澪「bravery」 梓「直がやべえ」 澪「澪ママはいつまでも見守っているからな!」 和「三期なんてゴリ押しされて大コケすればいいのよ」 紬「きゃーやめて!」澪「ふふっ、そう言っても下のお口は正直だな」 律「おっ、梓が格安だな。買っとくか」 澪「ファイナルファン...
  • 未ジャンル
    梓「また、会いましょう。」 唯「きのせい!」 唯「平沢少女の殺人事件簿!」 唯「あずにゃんのオマンコとりっちゃんのオマンコが入れ替わった?」 梓「私が憂にボコボコにされるだけ」 唯「眼球が飛び出ちゃうよ~~~」 唯が微分積分を学ぶそうです 青いカーネーション のどか「今行くよ、唯!」 唯「YOU-Eだよ!!」 澪「忘れたのか? 私にはファンクラブがついてるんだぞ?」 律「アウトブレイク!」 唯「おはよう…、ギー太」ボーボボ「おはよう、唯ちゃん」 律「ペットボトル戦争」 唯「あずにゃんはパ……パイパ…」 梓「DLC?」 澪「ここが平沢島なのか?」 梓「澪…捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!」 唯「わたしってかわゆい!」 唯「けいおん部に副顧問?」 さわ子「そう、イケメンよ!」 梓「会議」 和「ちからたろう」 精子唯「いっくぜー!」 唯「五億年ボタン!」 梓「5億年ボタン?」 唯「いつ、どこで、だれ...
  • コメント:唯「ゾロアスター教徒になるよ!」
    戻る テーマが読む人を選ぶけど、俺はすっごく好きだ。 別のまとめサイトでも見たけど、個人的には名作だと思う。 -- (名無しさん) 2012-09-23 01 36 08 アジアの古代史が好きな人には良いと思うし、鑑真の弟子とか胡人が日本にも何人かいたらしいからこれはこれでありかな。 -- (名無しさん) 2012-09-23 18 36 50 明治だか、大正だかに、英語から全訳されたアヴェスターがあるのだが。 -- (名無しさん) 2012-09-24 21 54 35 ついにここでもこの作品がまとめられたか。もう3年前のSSなんだな…こうしてみるとけいおんSSのクロス作品は他のアニメや漫画、音楽にとどまらず宗教や歴史、政治経済に至るまで広大だな。 -- (名無しさん) 2012-09-25 00 41 12 あの頃は「けいおんで書いてお...
  • コメント:唯「神国(じんこく)」
    戻る  カオス系短編SS やたらと注釈が多いとなあ。 -- (名無しさん) 2015-02-16 07 06 13 こういう歴史を絡めた怪しいの結構好きだ。 未完が惜しい。 -- (名無しさん) 2015-02-18 04 01 46 悪くない。 ゾロアスター教徒のssといい、雰囲気がいい。 -- (名無しさん) 2015-02-19 02 21 29 未完惜しいね。 -- (名無しさん) 2015-06-06 22 07 04
  • 唯「神国(じんこく)」
    1  2 ※未完 前作:澪「神国(かみくに)」 2014/04/19 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397915900/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ...
  • 唯「カンチョーするよ!」1
    憂「るんるん~♪」パタパタ 憂「今日は天気もいいし、お布団もふかふかになるかなぁ」 憂「そしたらお姉ちゃんと一緒にお昼寝したいなー。えへへ」 コソコソ…コソコソ… 唯「かんちょー!」ズブリ 憂「きゃん!?」 唯「ほほ~! 大成功ぉ~!」 憂「  」ゴロンゴロン!ゴロンゴロン!ジタバタ… ガミガミ… 唯「ぶー」ムスッ 憂「いくらお姉ちゃんでもいきなりやっていいことと悪いことがあるよっ」 唯「でも憂。カンチョーっていきなりやるからカンチョーだよ」 憂「そういう問題じゃない!」 憂「……ほら、見て。私のおしり」ヌギッ 唯「あ、可愛いおしり」 憂「その可愛いおしりがこの様だよ……お姉ちゃん変な所に力いっぱいカンチョーし...
  • 唯「日記をつけるよ!」1
    憂「お姉ちゃーん!ご飯できたよー! 唯「今行くよー! 唯「………」カキカキ 唯「よしっと!」 ※月※日  今日から毎日欠かさずつけることを宣言します! とりあえず今日はあんまり覚えてないので明日から本気出します。 三日坊主になりませんように! りっちゃんがいつまでもつかなって笑ってました。 唯「はぁあ~今日も疲れたよぉ」 憂「お疲れ様!今日はハンバーグだよー」 唯「やったあ!じゃあ私、盛り付け手伝うね!」 憂「うん♪」 ※月※日  りっちゃん宅にて、スマブラをしていました。 わたしはカービィを使いました。 カービィは吸い込む吸い込む。 そのうちお腹がすいて私はラーメンが食べたくなりました。 空気を読んだのかりっちゃんがカップ麺を出してくれました。 それを見た途端、...
  • 唯「あっ!あずにゃんが倒れてるよ!」1
    唯「君を見てると~いつもハートドキドキ~」 楽しい楽しい放課後! 私はいつも通り部室に向かってました! 唯「揺れる想いはマシュマロみたいに~」 ガチャガチャ 唯「あれ? 開いてない……。なんで?」 唯「授業でここ使ったのかな? う~ん……」 律「どうした~唯~」 唯「あっ、りっちゃん! 実は部室に鍵がかかってて~」 律「鍵? さわちゃんが閉めたのかな珍しく」 澪「ん? みんなどうしたんだ?」 唯「あ、澪ちゃん」 律「なんか鍵がかかっててさー。悪いけど澪取って来てくれないか?」 澪「うん、いいよ」 律「悪いな」 唯「私も行こうか?」 澪「じゃあみんなで行こうか」 律「だめだめ。ムギが来たとき誰もいないと二度手間になるだろ? 誰か残...
  • 唯「カンチョーするよ!」11
    5日目 唯「――はぁ、はぁ、はぁ……」 澪(唯のカンチョー力がみるみる下がっていく……) エリ「これが全力全開? 冗談はやめてよ、唯」 澪(反対にエリのカンチョー力は上がり続けてる! 止まることを知らないのか!?) 澪「じゅっ……134500!」 エリ「まだまだ、こんなもんじゃない!」 唯VSエリ。 現状はエリが唯を圧倒ッ! エリのもう一つの能力、その名も! エリ(コーラ・ドーピング) エリ(コーラを飲むたびに私の力は上がっていく! 限界は……) エリ「ないッ」 唯「うぐっ……」 エリ(そして私の攻撃がかならず相手に命中する能力で) エリ「とおっ!」 唯「かはっ!?」 エリ(確実に体力を削っていく。唯、もうボロボロだね) ...
  • 唯「カンチョーするよ!」10
    澪「膣の能力は能力を制限なく奪う能力……今あいつが持つ能力は私のものと憂ちゃんのもの」 澪「能力を持たない唯に対して憂ちゃんの力は無意味。ということは……」 エリ「残念だけど、私たちがモタモタしてる間にもあいつは動き回っていたんだよ」 澪「エリ!? それって、どういうこと……」 エリ「他にも奪われちゃっててね。和、梓ちゃん、とみ師匠……」 エリ「つまり今のあいつは」 澪(か、勝て……勝つんだ、唯……!) 無力な彼女たちの目の前で繰り広げられる強大な力のぶつかり合い。 唯と膣、その力は同等か。 膣「違うな! 私にはお前にはないものがある!」 唯「!」 膣「時間停止ィッ!」 膣「これは澪の力だ。唯ッ!」 能力の発動ゥ! 止まる時間。止まる唯。 全ての時の流れは膣...
  • 和「唯、ちょっと宗教に興味ない?」9
    すみません、遅くなりました!今からいきます 和「そう、宗教」 唯「私そういうのはちょっと……」 和「まあ待ちなさい唯。   私が言う宗教は、あなたが今考えているような怪しげなものではないわ。   この世で唯一信頼できる素晴らしい宗教よ」 唯「その台詞で既に怪しいんだけど……」 和「私が信仰する宗教……その名もグーグル教!」ドーン! 唯「ぐ……何て?」 和「グーグル教、よ」 唯「……何かどこかで聞いたことあるような」 和「ふふっ、唯でも知ってるのね。やはりグーグル様は偉大だわ」 唯「ぐーぐるってあれだよね、   何かインターネットで調べたい言葉とかを打ち込んだら検索してくれる……」 和「そうよ、グーグル様は全知全能にして不朽の存在。   私たちのように無知な者たちへ...
  • 唯「憂~、PS VITA買ったよ!」1
    憂「お姉ちゃんそれ100in1って書いてあるよ」 唯「本当だ!本体買うだけでゲームが100個も出来るなんて凄いねぇ、流石世界のソニーだよ!」 憂「AIWAって書いてあるよ?」 唯「あ・・・AIWAはソニーの子会社だよ!!セーフだよ!ギリギリセーフだよ・・・」 憂「よく見るとAIWAの前に小さいnが・・・」 唯「と、、とりあえずスイッチオン!!」 VITA「ブィィィン!・・・・・ピーッピッコーピー♪ピピッピップーポーーパパパパ~♪」 唯「・・・・・・・」 憂「お姉ちゃんこれいくらで買ったの?」 唯「8800円」 憂「何処で買ったの?」 唯「校門の横に座ってたおじさん」 憂「・・・とりあえずゲームやってみようよ」 唯「わかった、じゃあこのMARIOって書いてあるや...
  • 伝言板
    名前 コメント 執事ノートってログイン&編集ができなくなりました? 新たに編集権限申請しようにも、申請フォームも見当たらなくなってますね。 -- 名無しさん (2016-03-18 22 25 19) 澪「実は私、転校することになったんだ…」 修正しました。報告ありがとうございます -- 名無しさん (20...
  • 唯「YOU-Eだよ!!」1
    ときは20xx年 地球は人間が住めないほどに環境問題が深刻化していた ジリリりリリリ 唯「うう…朝か」 けだるそうに起きたこの少女はYOU-E 通称「唯」 唯「さぁ 今日も仕事がんばるぞ!!」 ちなみに唯はロボットである 琴吹グループが開発したゴミ収集ロボットだ 唯「さぁ ゴミをいっぱいあつめるぞ!!」 唯はゴミを取り込んでは立方体の形に固めそれをタワーみたいに積んでいく 唯「んしょ んしょ…」 俺虫「よぉ 唯 がんばってんな」 唯「あ!俺虫くん!おはよー!」 俺虫「あぁ おはよう」 俺虫(もう昼時だけどな) 俺虫「相変わらず かわいいもん集めてんのか?」 唯「うん!ほらっ 今日もこんなに集めたよー」 唯にはかわいいものを収集する癖がある ...
  • 唯「カンチョーするよ!」2
    昼休み 律「おっひるだー! つまり昼飯だー!」 紬「お腹空いたね」 律「まったくだよ」 唯「かんちょー!」 ズブリ 律「ひゃあぁぅっ!?」 紬「ゆ、唯ちゃん!」 唯「これが……私の技だよ」 唯「必殺・唯式……」 律「いきなりなにしてくれるんだよっ!!?」 唯「うわわ……」 紬「りっちゃん、すごい声でてた……」 律「もぉ! 唯のせいだかんなぁっ」 律「ったく、何が技だよ。ただのカンチョーだろ」 唯「ただの? 違うね」 律「見栄張んなって」 唯「もぉー」 紬「そういえば澪ちゃんはどこかしら? さっきからどこにも……」 律「トイレじゃな……お、唯ー。ほら、あそこ」 唯「ん?」 律「澪が...
  • 唯「カンチョーするよ!」4
    ・・・ 唯「ムギちゃんと姫ちゃんがやられたみたいだね」 和「ムギはともかく、立花さんは相当な実力者なはず」 和「とんだダークホースが潜んでいるみたいね」 唯「ワクワクするよぉ~!」 和「そう言ってられるのも今のうちね」 和「唯、あんたには能力が一つもない。この闘いを乗り切るにはハードだと思うわ」 唯「能力?」 唯「そんなの聞いたことないよ? それに和ちゃんは今まで教えてくれなかった!」 和「なんでも私が教えてくれるだなんて思わないで。唯」 唯「ケチぃ……でも」 唯「私はそんな能力なんてものがなくても勝つよ!」 和「必殺技で押し切る気? 甘いわね……」 唯「言ってくれるね! いいよ、そこまで言うのなら……」 シャキーン 唯「そろそろ始めようよ...
  • 唯「二週目!」1
    律「えーっと、ギターの平沢さん…だっけ?」 唯「うん」 律「はじめまして!私、部長の田井中律!」 唯(りっちゃん…) 律「ムギー、お茶の準備だー」 紬「はい♪召し上がって♪」 唯(敬語!) 律「平沢さん、好きなギタリストは?」 唯(わっ懐かしい質問) 唯(やっぱり言わなくちゃダメだよね) 唯(実は2週目なんですって…) 唯「じっじっ…」 澪「ジミーヘンドリックス?」 律「おーっ」 唯「あっあっ!!」 唯「ち、ちがっ!」ジタバタジタバタ 澪「ジェフベック?」 律「おーっ!!」 唯(前とおんなじ展開にっ!)アタフタ 律「そういえば、平沢さんはギターができるんだよな」 唯「あっ、...
  • 唯「カンチョーするよ!」9
    4日目 唯「和ちゃんが、やられた……?」 澪「ああ、エリに。詳しくはよくわからないけど」 唯「そんなバカな話ないよっ」 澪「でも事実だ。それよりも唯、私たちにはまず倒さなければならない相手がいる」 憂「律さんですね」 澪「違う! 奴は膣だ! 律なんかじゃない!」 唯「膣? りっちゃんは?」 憂「膣さんは……律さんのもう1つの人格なの」 澪「奴の能力と運動能力は凶悪だ。1人じゃ敵いっこない。だから……」 唯「嫌だよ!」 唯「手を貸せって言うんでしょ? やだ!」 澪「唯! 膣は本当に強いんだぞ!?」 唯「だったら尚更だよ。ちっちゃんは私がやる!」 澪「唯!」 憂「お姉ちゃん!」 唯「ワクワクするね」 澪・憂「え?」 ...
  • 唯「カンチョーするよ!」7
    3日目 澪「ん? 憂ちゃんじゃないか」 憂「あ、澪さん」 澪「律はどうしたんだ? ははーん、さては嫌気がさして同盟から抜けたな」 憂「いえ、そうじゃなくて。ちょっとはぐれちゃったんです」 澪「はぐれた……? ふっ、丁度いい。憂ちゃん、私とやろう」 憂「え」 澪「私の能力は遂に覚醒しきった。試し切りのようで悪いが……いくぞ!」 憂「!」 突如として始まる戦い! そう、これがカンチョーバトルロワイヤル! 自分の周りは敵だらけ、進む先進む先、全てに自らを阻む壁が存在する! 澪「さぁ、受けてみるがいい。これが私の、完全無欠の能力だ……!」 チクタク、チクタク。 教室の時計の短針が進む音だ。 チクタク、チ―――― 短針の制止。 それはすなわち…… ...
  • 唯「カンチョーするよ!」5
    2日目 憂「で、どうするんですか?」 律「そこなんだよ」 律「正直生き残る以外にすることがよくわからん」 憂「そ、それで内側から否定するとか言ってたんだ……」 憂、しばし沈黙。そして考える。 隙を突かずとも律を撃破することは容易い。 こうして近づいたのは確実に一人を潰すためだ。 しかし、律のカンチョー否定派としての意見にはとても同意できる。 なぜなら憂も…… 憂(いざとなったら切り捨てます。律さん……!) 律(私たちがするべきことは争いじゃないんだ……考えろ、私) 場面変わって軽音部部室。 ここにカンチョニスト最強を純粋に目指す一人の少女の姿が。 唯「うーん」 唯(能力なんて正直反則だよ! ありえないし!) 唯「でも……」 能力なしに...
  • 唯「くうふく!」1
    唯「んん…もうお昼かぁ。お腹空いたよぉ」グュリュュュゥ ガチャリ 唯「ういー、ごはん頂戴ー!ういー」 シーーン…… 唯「う…ういー…?」キョロキョロ 梓「どうしたの憂?折角の修学旅行なんだらもっと楽しそうにしたら」 憂「うん…でもお姉ちゃんが心配で」 梓「唯先輩?もう大学生なんだからさすがに大丈夫でしょ」 憂「だったら良いんだけど…」 唯「と、とにかく何か食べ物が欲しいよぉ…」ガチャリ 唯「…福神漬けと味噌しか入って無い…。ういー、ういー!」グゥキュルルールルルル ピンポーーン 唯「…ん、お客さんだ…。でもパジャマだしなぁ、居留守つかっちゃお」ギュリュルルルル ピンポーーン、ピンポーーンピンポーーンピンポーーンピンポーーン 唯「うーんしつこ...
  • 唯「オナニーマスター平沢!」1
    唯「はぁっ・・・んぁっ・・・あぁ・・・っ」 誰もいない音楽室。木霊する水をうつ様な音。そう、私、平沢唯は ___ 唯「はぁつ・・あぁ・・・誰もいない音楽室でのオナニー気持ちいよぉ・・・」 ここ最近、ほぼ毎日音楽室でオナニーをしている。 きっかけは大したものじゃない。振り子の様に単調な過ぎていくだけの毎日、そんな刺激の無い日々にちょっとしたスパイスが欲しいと思ったのだ。 唯「はぁ・・・っ・・はぁっ・・・」 愛液がしたたり床に垂れる。音楽室を汚してる。みんなが使う音楽室を・・・ 私は・・・・ 唯「あ゛あああああああああ!!!」 愛液で濡れた床をティッシュをティッシュで拭きとる。証拠は残さない、それが 私のジャスティスだ。 唯「むふふ~♪音楽室でのオナニー、癖になっちゃうなぁ~」 ...
  • 唯「お葬式なんてする意味無いよ!」1
    唯「火葬場にすぐ持っていく方がいいよね!」 憂「……」 憂「急にどうしたのお姉ちゃん?」 唯「聞いてよ憂、お葬式はボッタ栗なんだよ!」 憂「ぼったくり?」 唯「私テレビや雑誌で知ったんだよ!」 唯「お葬式は、必要以上にすごくお金がかかるんだって」 唯「私、絶対にお葬式はしないよ!」 憂「そうなんだ…」 憂「でも、もしお姉ちゃんが私より先に死んじゃったら、私お葬式したいよ」 唯「何言ってるの憂!それは世間の風潮に騙されてるんだよ!」 憂「そうかなぁ?」 唯「そんなお金があるんなら、みんなでパーティーでもすればいいんだよ!」 唯「みんなが悲しくジメジメするくらいなら」 唯「楽しく盛り上がってくれた方が、私も嬉しいよ!」 憂「パーティー!?」 憂「えっと、おねえちゃ...
  • 唯「日記をつけるよ!」2
    ―――――――――――――――――――― 唯「昨日は楽しかったね!」 律「な!ついでだから今日も泊ってけよ~」 紬「ええっ、いいの?」 律「いいんだよ、明日も休みだし暇だからさ」 律「……それにさ、最近唯元気なかっただろ?みんなで一日中遊ぼうぜ!」 唯「りっちゃん………」 唯「ありがとう!!」 律「………」 律「ていうかさ、唯。…もうやめない?   わかってるんだよ、唯が最近おかしいのはあれのせいだって」 律「もうあたしは飽きちゃったしさ、唯ももうやんなくてい」 唯「やめない」 律「え」 唯「やめないよ。りっちゃんが言いだしたんじゃん!」 律「唯……」 ―――――――――――――――――― 唯「ただいまぁ~」 憂「おかえりお姉ちゃん!お泊まり会どうだった?」 ...
  • 唯「たからくじ!」1
    音楽室 梓「やっぱりムギ先輩が入れた紅茶は美味しいですね」 律「だよなー他の奴が入れてもこの味は・・・って何してんだ唯」 唯「宝くじだよー!スクラッチ!」 ムギ「宝くじとかもったいない・・・」 澪「ムギの言うとおりだ。当たるわけないんだしお金の無駄だろ」 唯「でも100万円だよ!夢は大きく持たなきゃ!」 澪「やれやれ。お茶終わったらするか」 唯「あ、500円当たった!」 練習終了 唯「ふへー、もうくたくただよ~」 澪「今日はいつになくみっちり練習できたな!」 梓「明日もこの調子で行きましょう!」 律「ち、ちょっと勘弁してくれよ~!」 ムギ「明日はもっとまったりしましょ!!」 唯「ムギちゃんの言うとおりだよ!こんなのけいおん部じゃないやい!...
  • 唯「戦わなければ生き残れない!」1
    -帰り道- 梓「それじゃあ私は道こっちなんでまた明日です唯先輩」ペコッ 唯「うん。じゃ~ねあずにゃ~ん!」 唯(今日も部活楽しかったなぁ~。さて、早く帰らないとまた憂が心配しちゃうよ~) キィン…キィイン…… 唯(ん!?な、なんだろ…急に耳鳴りがするよ) キィイイイイン…キィイイイイイン! 唯「あ…頭が……なんか変だよ!」 戦え… 唯「!?」 戦え…!! サッ! 唯「お、おじさんだれ?」 ???「……お前は今から、仮面ライダー龍騎だ…戦え…!」 唯「かめん…らいだー?おじさん何いってるの?いい年して」 ???「受け取れ…!」 ヒュッ! 唯「なにこれ…ケース?中にカードが入ってるよ?このカードで戦えばいいの?...
  • 唯「おっさん!」1
    唯「どっこいしょ」 律「げふー」 澪「……」ボリボリ 紬「よいしょ」ガチャ 梓「う゛えっくし!!」 さわ子「……」 さわ子「私が言うのもなんだけど、あなた達もう少しおしとやかに出来ないの?」 律「華の女子高生を捕まえて何言ってんだよ」 さわ子「いいえ、今のあなた達はまるでおっさんよ」 さわ子「いい? 年長者として忠告しておくけど、オッサン化はとても恐ろしいのよ」 唯「関係無いよー」グデーン さわ子「それよ!」 唯「ほえ?」 さわ子「女子高ゆえの罠……」 さわ子「男子の目が無い事に対する気の緩み、気心の知れた友達だけの閉鎖的な状況」 さわ子「素の自分を見せれてしまう甘え」 さわ子「それらが積み重なった結果、あなた達はもうオッサンレベル3……りっちゃんに至...
  • @wiki全体から「唯「ゾロアスター教徒になるよ!」1」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索